JP2005263204A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より信頼性の高いサンプルホールド回路を有する電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】 運転者のステアリング動作に基づいて、電動モータを通電駆動してステアリング機構に操舵補助トルクを与える電動パワーステアリング装置において、電動モータに流れる電流値を検出する電流検出手段と、検出された電流値を読み込むためのサンプリング手段と、サンプリング手段により読み込まれた電流値を保持するためのホールド手段と、サンプリング手段およびホールド手段のいずれか一方を有効とするためのタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、タイミング信号を検出するタイミング信号検出手段と、所定の期間にタイミング信号を検出しない場合には、タイミング信号生成手段が異常であると判定する異常検出手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置として提供可能である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関するものであり、特に電動パワーステアリング装置におけるサンプルホールド回路の異常検出に関するものである。
従来から、操舵ハンドルの回動操作を操舵トルクとして検出して、その操舵トルクに応じてモータの回転を制御することにより、操舵ハンドルの回動操作に対してアシスト力を付与するようにした車両の電動パワーステアリング装置はよく知られている。この電動パワーステアリング装置のモータ通電電流の検出回路手段としてサンプルホールド回路が用いられている(特許文献1参照)。このサンプルホールド回路は、マイクロコンピュータからのタイミング信号に基づき、電流値の取り込みを行なうサンプル動作と取り込んだ電流値の保持を行なうホールド動作とを繰り返してモータ通電電流を検出するものである。
そして、ホールド状態になると、その電流検出値はマイクロコンピュータ内蔵されたり、マイクロコンピュータとは別個に設けられたAD変換器によってAD変換され、そのAD変換された後の値をモータの駆動制御等に用いている。
特許第2678377号公報
上記構成では、タイミング信号線が断線するなどの故障でタイミング信号が変化しなくなった場合には、タイミング信号はサンプルあるいはホールドのいずれかの状態に固定され、サンプルホールド回路が機能しなくなってしまう。そのため、タイミング信号がサンプル状態に固定された場合には、その電流検出値はマイクロコンピュータがAD変換器で読み込むタイミングにおいて検出される。つまり、本来のサンプルホールドタイミングよりもAD変換器で読み込むタイミングは後になるので、その間に電流値は変化すれば正しい電流値を読み込めない場合がある。その結果、適切なモータ駆動制御つまり電動パワーステアリング装置としての制御を行なうことができなくなり、操舵性能の悪化につながる。
また、タイミング信号がホールド状態に固定された場合には、電流検出値がほぼ一定で回路の自然放電時定数に従い徐々に電流検出値が減少する状態になる。このとき、電流指令値が電流検出値より大きい場合、マイクロコンピュータからの電流指令値どおりにモータ通電電流が流れていないと判断し、さらに電流を流そうとするので過アシストすることとなり、操舵性能の悪化が考えられる。さらに、モータ通電電流が増加することでモータおよび周辺の温度が上昇し、モータおよび周辺機器の動作に影響を及ぼすことも考えられる。
また、マイクロコンピュータから出力するタイミング信号が一定期間変化がないことを検出する方法として、マイクロコンピュータ自身がタイミング信号が一定期間変化がないことを検出する方法があるが、この方法の場合では、サンプルおよびホールドを行なう時間が1msec以下のような大変短い演算周期であることや、複数の電流検出回路を有する場合には、マイクロコンピュータの演算負荷が増大し、高価なマイクロコンピュータを選定せざるを得ずコストアップの要因になる。
さらに、タイミング信号線が断線する故障以外にもサンプルホールド回路が動作不能になる場合もあり、このサンプルホールド回路ひいては電動パワーステアリング装置の信頼性向上が求められている。
上記問題を背景として、本発明の課題は、より信頼性の高いサンプルホールド回路を有する電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するための電動パワーステアリング装置を提供するものである。即ち、請求項1によれば、運転者のステアリング動作に基づいて、電動モータを通電駆動してステアリング機構に操舵補助トルクを与える電動パワーステアリング装置において、
電動モータに流れる電流値を検出する電流検出手段と、検出された電流値を読み込むためのサンプリング手段と、サンプリング手段により読み込まれた電流値を保持するためのホールド手段と、サンプリング手段およびホールド手段のいずれか一方を有効とするためのタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、タイミング信号を検出するタイミング信号検出手段と、所定の期間にタイミング信号を検出しない場合には、タイミング信号生成手段が異常であると判定する異常検出手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置として構成される。
上記構成によれば、断線あるいは例えばマイクロコンピュータのようなタイミング信号生成手段自体の故障によってタイミング信号生成手段からのタイミング信号が途絶した場合には、異常検出手段手段がマイクロコンピュータにその情報を送出するため、タイミング信号生成手段の異常を検出でき、異常検出後速やかに異常に対応する電動パワーステアリング装置としての制御を実施することが可能となる。
請求項2によれば、本発明の電動パワーステアリング装置における異常検出手段は、タイミング信号生成手段が異常であると判定した場合には、ホールド手段を有効とする構成をとる。本構成によって、サンプル手段が有効である状態に固定された場合に発生するような、適切でないタイミングで検出された適切でない電流値に基づく適切でないモータ駆動制御を行なうことはなく、操舵性能の悪化を生ずることはなくなる。
請求項3によれば、本発明の電動パワーステアリング装置は電動モータに流す指令電流を演算する指令電流演算手段を有し、異常検出手段によりタイミング信号生成手段の異常が検出された場合には、ホールド手段が有効である状態すなわちホールド状態において電流検出手段により検出された電流値を指令電流の上限値とする構成をとる。
上記構成ではタイミング信号生成手段の異常検出時においても、ホールド状態において電流検出手段により検出された電流値を指令電流の上限値としてアシスト制御を継続するため、異常検出時に電動パワーステアリング装置による操舵アシストを停止する方法と異なり運転者の操舵違和感は殆どないし、アシスト停止による車両の挙動の急激な変化もない。また、指令電流値が検出された電流値よりも大きい場合、指令電流値どおりにモータに電流が流れていないということになり、さらにモータに電流を流そうとする制御を行なうのでアシスト力が過大になり、運転者は操舵違和感を受ける。さらに、モータ過回転によるモータ温度上昇によりモータおよび周囲の回路あるいは機器の動作に影響を及ぼす可能性もある。しかし、上記構成では指令電流値が検出された電流値を超えないため、アシスト力が過大になることはなくモータ過回転によるモータ温度上昇も発生しないので、運転者が操舵違和感を受けることもなく、モータおよび周囲の回路あるいは機器の動作に影響を及ぼすこともない。
請求項4によれば、本発明の電動パワーステアリング装置は指令電流の上限値を漸減させる指令電流低減手段を有する構成をとる。本構成では、連続的に指令電流の上限値を例えば0Aに漸減させて、すなわちアシスト力をゼロになるまで漸減させてシステムを停止することが可能となる。よって、故障発生時に急激にアシスト力をゼロにする場合における運転者の違和感や車両の急激な変化もなく、運転者も故障発生に気づいてから余裕を持って回避操作を行なうことができる。
より信頼性の高いサンプルホールド回路を有する電動パワーステアリング装置を、サンプルホールド回路の故障を判定する故障検出回路を設けることにより実現した。
以下、本発明の実施の形態である電動パワーステアリング装置について、図面を用いて説明する。図1は、電動パワーステアリング装置1の構成図である。操舵ハンドル10が操舵軸12aに接続されている。また、この操舵軸12aの下端はトルクセンサ11に接続されており、ピニオンシャフト12bの上端がトルクセンサ11に接続されている。また、ピニオンシャフト12bの下端には、ピニオン(図示せず)が設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス16内においてラックバー18に噛合されている。更に、ラックバー18の両端には、それぞれタイロッド20の一端が接続されると共に各タイロッド20の他端にはナックルアーム22を介して操舵輪24が接続されている。また、ピニオンシャフト12bにはモータ15が歯車(図示せず)を介して取り付けられていて、いわゆる、コラムタイプの電動パワーステアリング装置を構成している。
トルクセンサ11は周知の図示しないトーションバーおよびその軸線方向に離間して設置された一対の図示しないレゾルバを備えている。ハンドル軸12aが回転すると、トーションバーの回転量に応じたトルクが印加され、その両端の角度差をレゾルバが検知すると、レゾルバで計測された角度差とトーションバーのばね定数とからトーションバーに印加されたトルクが検出され、検出された情報は操舵制御部30に送られる。
また、モータ15の回転角度位置は、ロータリエンコーダあるいはレゾルバ等の周知の角度検出部からなるモータ回転角センサ9により検出される。モータ回転角センサ9で検出された回転角度位置信号は操舵制御部30に送られる。
操舵制御部30は周知のCPU31,RAM32,ROM33,入出力インターフェースであるI/O34およびこれらの構成を接続するバスライン35が備えられている。CPU31は、ROM33およびRAM32に記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROM33は、プログラム格納領域33aとデータ記憶領域33bとを有している。プログラム格納領域33aには操舵制御プログラム33pが格納される。データ記憶領域33bには操舵制御プログラム33pの動作に必要なデータが格納されている。
操舵制御部30はCPU31がROM33に格納された操舵制御プログラムを実行することにより、トルクセンサ11で検出された操舵トルクに対応した駆動トルクを算出し、モータドライバ14を介してモータ15に算出した駆動トルクを発生させるための電圧を印加し、本発明の電流検出手段である電流センサ8から得られるモータ電流値からモータが発生している実トルクを算出し、実トルクが駆動トルクと一致するようにフィードバック制御を行なう。なお、モータ15については、本発明の電動パワーステアリング装置1に使用可能であれば特にDCモータ,ブラシレスモータ等の種類を問わない。さらに、操舵制御部30には車両の速度に応じて操舵制御を行なうことを可能とするための、周知のロータリエンコーダ等の回転検出部を含んで構成される車速センサ17が接続されている。
図2は、操舵制御部30において本発明にかかわる構成を表したものである。また、図3は、本発明のサンプリング手段,ホールド手段である電流検出サンプルホールド回路41および本発明のタイミング信号検出手段,異常検出手段である故障検出回路42の詳細を表したものである。モータ15に流れるモータ電流は電流センサ8によって検出され、検出された値は電流検出サンプルホールド回路41に送られる。CPU31に含まれる、本発明のタイミング信号生成手段,指令電流演算手段,指令電流低減手段であるアシスト電流演算部31aでは、電流検出サンプルホールド回路41に対して所定の周期のパルス状のタイミング信号を送出する。電流検出サンプルホールド回路41では、そのタイミング信号の状態によってサンプル状態あるいはホールド状態となる。
故障検出回路42は、電流検出サンプルホールド回路41の故障を検出してアシスト電流演算部31aに通知する(詳細については後述)。
アシスト電流演算部31aでは、電流検出サンプルホールド回路41からの電流値とトルクセンサ11からの操舵トルクに基づいてモータ15に印加する指令電流値を演算し、その指令電流値に基づいて駆動回路14を駆動してモータ15の駆動制御すなわちアシスト制御を行なう。なお、指令電流値の演算にはモータ回転角センサ9で検出された回転角度位置信号も用いることもある。
図3を用いて故障検出の詳細に付いて述べる。電流センサ8はいわゆるシャント抵抗8aを含んで構成され、モータ15に流れるモータ電流を電圧信号として検出する。検出された電圧信号は、電流検出サンプルホールド回路41において周知のオペアンプ41aを含む増幅部411によって所定の電圧値すなわちアシスト電流演算部31aで利用可能な値とされる。
増幅部411によって増幅された電圧信号は、オペアンプ41b,41e,およびコンデンサ41dを含むサンプルホールド部412に送られる。サンプルホールド部412は、アシスト電流演算部31aから故障検出回路42を経由して送られるタイミング信号であるパルス信号に基づいて、サンプル状態あるいはホールド状態に切り替えられる。即ち、タイミング信号がHレベルの場合はスイッチ41cがオン状態となってサンプル状態となり、コンデンサ41dにはコンデンサ41dの電位がオペアンプ41bの出力電位と同じになるまで電荷が蓄えられる。
一方、タイミング信号がLレベルの場合はスイッチ41cがオフ状態となってホールド状態となり、コンデンサ41dに蓄えられた電荷が放電され、オペアンプ41eの出力電位はコンデンサ41dに蓄えられた電荷に相当する値となり、これが電流検出値となってアシスト電流演算部31aに送られる。
故障検出回路42では、アシスト電流演算部31aから送られるタイミング信号であるパルス信号をトリガー回路42aに取り込み、パルス信号のLレベルからHレベルとなる立ち上がりエッジおよびHレベルからLレベルとなる立ち下がりエッジを検出し、これらのうち少なくとも一方をトリガー信号とする。
カウンタ回路42bは周知のTフリップフロップ回路等の論理回路によって構成され、通常はカウンタ回路42bの内部あるいは外部に設けられたクロック等の基準信号発生回路からの図4のCLKである基準信号に基づいてアップカウント等のカウント動作を行ない、カウンタ値を更新してその値を例えば二進数で出力する。カウンタ値がカウント可能な最大を越えた即ちオーバーフローした場合は、ゼロからカウントを始める所謂フリーランカウンタである。また、カウンタ回路42bはトリガー回路42aからのトリガー信号を検出すると、カウンタ値をゼロクリアしてゼロからカウントを始める。
比較回路42cは、カウンタ回路42bから入力されたカウンタ値が所定の値を超えているかどうかを調べる。カウンタ値が所定の値を超えた場合、即ち、パルス信号の立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッジを所定の時間検出できない場合、アシスト電流演算部31aからタイミング信号が送られてこないと判断し、電流演算部31aに対してHレベルの信号を出力する。カウンタ値が所定の値を超えない場合は、アシスト電流演算部31aからタイミング信号が正常に送られて来ていると判定し、アシスト電流演算部31aに対してLレベルの信号を出力する。
アシスト電流演算部31aは、比較回路42cからHレベルの信号が出力された場合、タイミング信号をLレベルに固定し、スイッチ41cをオフ状態すなわちホールド状態とする。
タイミング信号が送られてこない際にタイミング信号をLレベルに固定する方法として、上記の他にタイミング信号を送出する信号線とは別にスイッチ41cのオン/オフを制御する信号線を設け、比較回路42cからHレベルの信号が出力された場合すなわち故障時に該信号線によりスイッチ41cをオフ状態とする構成を採ってもよい。本構成では、タイミング信号のパルス波形が異常の場合の他に、タイミング信号を出力する信号線42dが断線した場合にも電流検出サンプルホールド回路41をホールド状態に固定することが可能となる。
図4にカウンタ回路42bおよび比較回路42cの詳細を示す。トリガー回路42aからのトリガー信号を検出すると、周知のRSフリップフロップ等で構成されるカウンタクリア回路421がアップカウンタ422をゼロクリアする。
アップカウンタ422は二進数10ビットのフリーランカウンタで、カウンタ値はレジスタ422aに保持される。レジスタ422aは最上位ビットから順にb9,b8,...,b0と定義され各々の出力は比較回路42cを構成するAND回路423の対応する入力端子D9,D8,...,D0に接続されている。ここでb7とD7,b6とD6,b5とD5,およびb4とD4は、間にそれぞれ423a,423b,423c,および423dで示される周知の反転回路を介して接続される。
AND回路423は周知のAND素子で構成される論理回路で、D9,D8,...,D0の全ての入力端子に1が入力された場合に出力端子423eからすなわちHレベルを出力する。よって、本形態では、カウンタ値が二進数で1100001111のときに出力端子423eから1すなわちHレベルをアシスト電流演算部31aに対して出力する。このように、アップカウンタ422およびAND回路423を接続する経路すなわちデータ線に反転回路を介挿することで、任意のカウンタ値すなわち故障検出のための判定値を設定することが可能である。
また、即ち故障検出のための判定値が、例えば二進数0010000000のように、レジスタ422aの特定の1ビットのみが1となる場合は、AND回路423を省略して、b7の出力を直接電流演算部31aの所定の入力端子に接続して、b7の出力が1の場合に故障であると判定する構成を採ることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の一実施例としての電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図。 操舵制御部の詳細を示す図。 異常検出回路およびその周辺部の詳細を示す図。 カウンタ回路および比較回路の詳細を示す図。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
8 電流センサ(電流検出手段)
15 モータ
31 CPU
31a アシスト電流演算部(タイミング信号生成手段,指令電流演算手段,指令電流低減手段)
41 電流検出サンプルホールド回路(サンプリング手段,ホールド手段)
42 故障検出回路(タイミング信号検出手段,異常検出手段)

Claims (4)

  1. 運転者のステアリング動作に基づいて、電動モータを通電駆動してステアリング機構に操舵補助トルクを与える電動パワーステアリング装置において、
    前記電動モータに流れる電流値を検出する電流検出手段と、
    前記検出された電流値を読み込むためのサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段により読み込まれた電流値を保持するためのホールド手段と、
    前記サンプリング手段および前記ホールド手段のいずれか一方を有効とするためのタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段と、
    前記タイミング信号を検出するタイミング信号検出手段と、
    所定の期間に前記タイミング信号を検出しない場合には、前記タイミング信号生成手段が異常であると判定する異常検出手段と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記タイミング信号生成手段が異常であると判定した場合には、前記ホールド手段を有効とするものである請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記電動モータに流す指令電流を演算する指令電流演算手段を有し、
    前記異常検出手段により前記タイミング信号生成手段の異常が検出された場合には、前記ホールド手段が有効である状態において前記電流検出手段により検出された電流値を前記指令電流の上限値とするものである請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記指令電流の上限値を漸減させる指令電流低減手段を有するものである請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
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