JP2005262979A - モータファンシュラウドの結合構造 - Google Patents

モータファンシュラウドの結合構造 Download PDF

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JP2005262979A JP2004076744A JP2004076744A JP2005262979A JP 2005262979 A JP2005262979 A JP 2005262979A JP 2004076744 A JP2004076744 A JP 2004076744A JP 2004076744 A JP2004076744 A JP 2004076744A JP 2005262979 A JP2005262979 A JP 2005262979A
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Masahiro Shimizu
昌弘 清水
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Abstract

【課題】 ファンモータから発生する振動エネルギーを低減させて車室側への伝達を軽減させることができると共に、製造コストの低減が可能なモータファンシュラウドの結合構造の提供。
【解決手段】 ラジエータコアサポート本体1における開口部11の上下開口縁部とモータファンシュラウド2におけるスカート部21の両筒部21a、21aとの間が略蛇腹断面状に形成された4個の振動吸収部3で互いに連結された状態で樹脂により一体成形されることにより、振動吸収部においてファンモータ5から発生する振動エネルギーを低減させるように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のラジエータに外部空気を導入するためにラジエータ部分に設けられるモータファンシュラウドの結合構造に関する。
従来、モータファンシュラウドの結合構造としては、例えば、図5(背面図)および図6(図5のVI−VI線における断面図)に示すように、樹脂製ラジエータコアサポート本体101の前面開口部の樹脂を延長し、モータファンシュラウド102の一部(スカート部102a)を一体に成形した構造のものがある・・・従来例1。
しかしながら、上述の従来例では、ファンモータがラジエータコアサポート本体101に直付けされた状態となっているため、ファンモータの回転により発生した振動が、モータファンシュラウド102、ラジエータコアサポート本体101および車体骨格を介して車室内にまで伝達され、これにより、ステアリング振動等の車両不具合を生じさせる虞があるという問題がある。
そこで、図7(背面図)および図8(図7のVIII−VIII線における断面図)に示すように、モータファンシュラウド102に対し、これとは別体に形成されたステー102bをゴムマウント103を介してボルト104により取り付け固定するか・・・従来例2、または、図9(背面図)および図10(図9のX−X線における断面図)に示すように、ラジエータコアサポート本体101に対しゴムマウント106を介して取り付けられたラジエータ107に対し、別体に形成されたモータファンシュラウド102をボルト108により取り付け固定した結合構造・・・従来例3(例えば、特許文献1参照。)とすることにより、モータファンシュラウド102と車体骨格との間に介装されたゴムマウント103または106部分で振動を吸収させ、ファンモータから発生する振動エネルギーを低減させることが可能になる。
特開2003−278546号公報 (明細書(2)、(3)頁、図9)
しかしながら、上述の従来例2、3では、モータファンシュラウド102またはステー102bが他の部分(ラジエータコアサポート本体101)とは独立しているため、金型や成形機が個別に必要となって製造コストが高く付くと共に、ボルトによる締結固定作業が必要になるため、部品コストおよび組み付け作業コストが高く付くという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、ファンモータから発生する振動エネルギーを低減させて車室側への伝達を軽減させることができると共に、製造コストの低減が可能なモータファンシュラウドの結合構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のモータファンシュラウドの結合構造は、ラジエータコアサポート本体の開口縁部とモータファンシュラウドとの間が略蛇腹断面状に形成された複数の振動吸収部で互いに連結された状態で樹脂により一体成形されていることを特徴とする手段とした。
請求項2に記載のモータファンシュラウドの結合構造は、請求項1に記載のモータファンシュラウドの結合構造において、前記振動吸収部が前記ラジエータコアサポート本体における開口縁部の上下両側縁部に設けられていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載のモータファンシュラウドの結合構造では、上述のように、ラジエータコアサポート本体の開口縁部とモータファンシュラウドとの間が略蛇腹断面状に形成された複数の振動吸収部で互いに連結された状態で樹脂により一体成形された構成としたことにより、ファンモータから発生する振動エネルギーが複数の振動吸収部において吸収され、ラジエータコアサポート本体側への伝達が低減されるため、ファンモータから発生する振動エネルギーを低減させて車室側への伝達を軽減させることができるようになると共に、モータファンシュラウドがラジエータコアサポート本体と同一の金型および成形機により一体成形されるため、成形コストが低減され、また、ボルトによる締結固定作業が不要になるため、部品コストおよび組み付け作業コストが低減され、従って、製造コストの低減が可能になるという効果が得られる。
請求項2記載のモータファンシュラウドの結合構造では、上述のように、前記振動吸収部が前記ラジエータコアサポート本体における開口縁部の上下両側縁部に設けられている構成とすることにより、ファンモータが組み付けられたモータファンシュラウドの支持強度を高めることができるようになる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例1のモータファンシュラウドの結合構造は、請求項1および2に記載の発明に対応する。
まず、この実施例1のモータファンシュラウドの結合構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例1のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図、図2は図1のII−II線における断面図、図3は図1の III−III 線における断面図である。
この実施例1のモータファンシュラウドの結合構造は、ラジエータコアサポート本体1と、モータファンシュラウド2と、振動吸収部3と、ラジエータ4と、ファンモータ5とを主な構成として備えている。
さらに詳述すると、前記ラジエータコアサポート1は、主にラジエータ4等の熱交換器を組み付け支持する支持体を構成するもので、その中央部には横長長方形の開口部11が形成されており、図示を省略した車体の骨格に対して組み付け固定されている。
前記モータファンシュラウド2は、ラジエータ4等の熱交換器に外部空気を導入するためにラジエータ4部分に設けられるもので、この実施例1ではラジエータ4の後方に設けられるようになっている。このモータファンシュラウド2は、車両の幅方向にファンモータ5が2連に組み付け配置される構造となっている。
即ち、このモータファンシュラウド2は、その内形側が2機のファンモータ5、5の外周をそれぞれ囲むめがね状の筒部21aに形成されると共に、外形側がラジエータ4の後方開口部を覆う横長長方形の遮蔽壁部21bに形成された外周スカート部21と、2機のファンモータ5、5が組み付け固定される2つのリング部22、22と、該各リング部22、22と外周スカート部21における筒部21aとの間をそれぞれ連結する計6本のステー23とで構成されている。
前記ラジエータ4は、ラジエータコアサポート本体1の開口部11内においてゴムブッシュ6、6を介して取り付け固定されている。
前記振動吸収部3は、ファンモータ5から発生する振動エネルギーを低減させて車室側への伝達を軽減させる役目をなすもので、断面略蛇腹断面状に形成されている。
そして、この振動吸収部3は、ラジエータコアサポート本体1の開口部11における上下両開口縁部とモータファンシュラウド2における外周スカート部21の両筒部21a、21aとの間をそれぞれ4箇所において接続する状態で、樹脂によりラジエータコアサポート本体1およびモータファンシュラウド2と一体に成形されている。このため、この実施例1では、振動吸収部3が設けられる部分の遮蔽壁部21bには切欠部21cがそれぞれ形成されている。
次に、この実施例1の作用・効果を説明する。
この実施例1では、上述のように、ラジエータコアサポート本体1における開口部11の上下開口縁部とモータファンシュラウド2におけるスカート部21との間が略蛇腹断面状に形成された4個の振動吸収部3で互いに連結された状態で樹脂により一体成形された構成としたことにより、ファンモータ5から発生する振動エネルギーが複数(上下計4個)の振動吸収部3において吸収され、ラジエータコアサポート本体1側への伝達が低減された状態となる。
従って、ファンモータ5から発生する振動エネルギーを低減させて車室側への伝達を軽減させることができるようになると共に、モータファンシュラウド2がラジエータコアサポート本体1と同一の金型および成形機により一体成形されるため、成形コストが低減され、また、ボルトによる締結固定作業が不要になるため、部品コストおよび組み付け作業コストが低減され、これにより、製造コストの低減が可能になるという効果が得られる。
また、前記振動吸収部3が前記ラジエータコアサポート本体1における開口部11の上下両開口縁部に設けられている構成とすることにより、ファンモータ5が組み付けられたモータファンシュラウド2の支持強度を高めることができるようになる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2は、前記実施例1におけるモータファンシュラウドの結合構造の変形例を示すものであり、図4に示すように、前記振動吸収部3が、ラジエータコアサポート本体1の開口部11における上下両開口縁部に形成された切欠部12の底辺12aとモータファンシュラウド2の外周スカート部21における遮蔽壁部21bの上下両側縁部との間をそれぞれ4箇所において接続する状態で、樹脂によりラジエータコアサポート本体1およびモータファンシュラウド2と一体に成形されている点が前記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2では、前記実施例1と同様の効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、前記振動吸収部3をラジエータコアサポート本体1とモータファンシュラウド2との間の4箇所に設けたが、その個数は任意である。
実施例1のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図である。 図1のII−II線における断面図である。 図1の III−III 線における断面図である。 実施例2のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図である。 従来例1のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図である。 図5のVI−VI線における断面図である。 従来例2のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図である。 図7のVIII−VIII線における断面図である。 従来例3のモータファンシュラウドの結合構造を示す背面図である。 図9のX−X線における断面図である。
符号の説明
1 ラジエータコアサポート本体
11 開口部
12 切欠部
12a 底辺
2 モータファンシュラウド
21 外周スカート部
21a 筒部
21b 遮蔽壁部
21c 切欠部
22 リング部
23 ステー
3 振動吸収部
4 ラジエータ
5 ファンモータ
6 ゴムブッシュ

Claims (2)

  1. ラジエータコアサポート本体の開口縁部とモータファンシュラウドとの間が略蛇腹断面状に形成された複数の振動吸収部で互いに連結された状態で樹脂により一体成形されていることを特徴とするモータファンシュラウドの結合構造。
  2. 請求項1に記載のモータファンシュラウドの結合構造において、前記振動吸収部が前記ラジエータコアサポート本体における開口縁部の上下両側縁部に設けられていることを特徴とするモータファンシュラウドの結合構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114070A1 (ja) 2006-04-04 2007-10-11 Calsonic Kansei Corporation 車両用熱交換器
DE102012009950A1 (de) * 2012-05-18 2013-11-21 Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg Kühlerlüftermodul

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