JP2005262406A - 研磨装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

研磨装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 半導体基板の任意の面に存在する被処理膜を研磨可能な研磨装置を提供する。
【解決手段】 処理膜が堆積された半導体基板(10)を回転させる回転機構(11a,11b,11c)と、前記被処理膜の被研磨面に薬液を供給する供給ユニット(12)とを具備する研磨装置である。前記供給ユニットは、研磨粒子噴射ノズル(13)、添加剤供給口(14)、および水供給口(15)を有し、前記半導体基板の表面、側面および裏面の少なくとも一方に向けて、前記薬液を供給可能であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、研磨装置および半導体装置の製造方法に係り、特にマルチ噴射式ノズルを用いた研磨装置および半導体装置の製造方法に関する。
半導体製造プロセスにおいては、半導体基板の表面のみならず、その側面や裏面といった任意の面の加工(研磨)も必須とされる。これまでに、半導体基板の側面を選択的に研磨する方法(例えば、特許文献1参照)や、半導体基板の裏面を選択的に研磨する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
被処理膜が同一であれば、いずれの面の研磨も同様の手法により行なわれるにもかかわらず、各面に設けられた被処理膜の研磨には、別個の装置が用いられているのが現状である。半導体基板が200mmφ、300mmφと大きくなるにしたがって装置も大型化し、必要な床面積が増加してしまう。このため、CR(Clean room)を大きく建築しなければならず、コストの増大につながる。
一方、ポーラス絶縁膜のような低誘電率絶縁膜(low−K膜)を用いてCuダマシン配線を形成する際には、高い信頼性を確保するためにlow−K膜のはがれやエロージョンを極力低減しなければならない。Cu膜の堆積時には、半導体基板の側面や裏面にCuが周り込むことがあり、low−K膜の堆積時にも、所望されない領域に周り込むことがある。これらは除去しなければならず、特に上述したような理由から単一の装置で処理されることが望まれる。
特開2003−142405号公報 特開平11−283941号公報
本発明は、半導体基板の任意の面に存在する被処理膜を研磨可能な研磨装置を提供することを目的とする。また本発明は、高い信頼性を確保しながら単一の装置で被処理膜を処理することが可能な半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる研磨装置は、被処理膜が堆積された半導体基板を回転させる回転機構と、前記被処理膜の被研磨面に薬液を供給する供給ユニットとを具備し、前記供給ユニットは、研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口、および水供給口を有し、前記半導体基板の表面、側面および裏面の少なくとも一方に向けて、前記薬液を供給可能であることを特徴とする。
本発明の他の態様にかかる半導体装置の製造方法は、半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜に凹部を形成する工程と、前記凹部の内部および前記絶縁膜の上に導電性材料を堆積して、導電性層を形成する工程と、前記絶縁膜の上に堆積された前記導電性材料を除去して前記絶縁膜の表面を露出させることにより、前記導電性材料を前記凹部内に残置する工程とを具備し、前記絶縁膜上に堆積された前記導電性材料の除去は、研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口および水供給口を有する供給ユニットを、前記導電性層の被研磨面に向けて配置して前記半導体基板を回転させ、前記研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射するとともに、前記添加剤供給口から少なくとも酸化剤を供給することにより前記導電性材料を研磨し、研磨後の前記被研磨面に前記水供給口から水を供給して洗浄することにより行なわれることを特徴とする。
本発明のさらに他の態様にかかる半導体装置の製造方法は、半導体基板の少なくとも表面および側面に絶縁膜を堆積する工程と、前記半導体基板の表面以外の領域に堆積された絶縁膜を除去する工程とを具備し、前記絶縁膜の除去は、研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口および水供給口を有する供給ユニットを、前記絶縁膜の被研磨面に向けて配置して前記半導体基板を回転させ、前記研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射するとともに、前記添加剤供給口から界面活性剤を供給することにより前記絶縁膜を研磨し、研磨後の前記被研磨面に前記水供給口から水を供給して洗浄することにより行なわれることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、半導体基板の任意の面に存在する被処理膜を研磨可能な研磨装置が提供される。また、本発明の他の態様によれば、高い信頼性を確保しながら単一の装置で被処理膜を処理することが可能な半導体装置の製造方法が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に、本発明の実施形態にかかる研磨装置の構成を示す。
図示するように、本発明の実施形態にかかる研磨装置は、被処理膜(図示せず)が堆積された半導体基板10を回転させる回転機構としてのコロ11a,11b,11cと、被処理膜の被研磨面に薬液を供給する供給ユニット12とを具備する。回転機構の個数は3つに限定されるものではなく、必要に応じて適宜個数を調節すればよい。半導体基板10の実効的回転数が5〜200rpm程度となるように、研磨中の回転機構11a,11b,11cの回転数を調整することが好ましい。また、乾燥工程を含む場合には1000rpm以上の回転も可能であることが好ましい。5rpm未満の場合には薬液の被研磨面への供給むらが生じてしまい、200rpmを越えた場合には、遠心力により必要量の添加剤を供給することができないおそれがある。いずれの場合も、洗浄力、研磨速度、面内均一性等の劣化が引き起こされるおそれがある。このように半導体基板10を回転させつつ研磨が行なわれるので、実用的な研磨速度が得られ、高い洗浄力が可能となった。
供給ユニット12は、研磨粒子噴射ノズル13、添加剤供給口14、および水供給口15から構成される。供給ユニット12は、図示しないアームによる可動式であり、半導体基板10の表面、側面あるいは裏面の任意の面に向けて配置することができる。半導体基板10の被処理膜の被研磨面に向けて、研磨粒子を研磨粒子噴射ノズル13から噴射し、酸化剤や界面活性剤といった添加剤を添加剤供給口14から供給して研磨が行なわれる。研磨後の被研磨面には、水供給口15から水を供給して洗浄する。このため、半導体基板10の表面、側面および裏面の任意の面に存在する被処理膜は、本発明の実施形態にかかる研磨装置により研磨可能となった。
半導体基板10の表面または裏面に向けて供給ユニット12を配置する場合には、被処理膜全域に研磨粒子等を供給するため、図2に示すような軌道16で半導体基板10上を蛇行移動可能とすることが望ましい。供給ユニット12の移動速度は1〜20cm/secとすることが好ましい。1cm/sec未満の場合には、薬液の被研磨面への供給むらが生じて、洗浄力、研磨速度、および面内均一性等が劣化するおそれがある。一方、20cm/secを越えて高速で移動させたところで、研磨性能が特に向上するわけではない。むしろ、装置への負荷が大きくなることから故障の原因となるおそれがある。この場合には、装置の稼働率を低下させ、半導体デバイスの大量生産に影響を及ぼすおそれがある。
一方、半導体基板10の側面に向けて配置される場合には、供給ユニット12は必ずしも移動させる必要はない。しかしながら、0.1〜1cm/sec程度の速度で上下方向に供給ユニット12を移動させることによって、基板ダメージを低減させるとともに研磨むらを改善して、研磨性能を向上させることができる。
研磨粒子噴射ノズル13のノズル径は、0.5〜5mm程度とすることが好ましい。0.5mm未満の場合には粒子詰まりの原因となりやすく、5mmを越えると、実用的な研磨速度を得るのが困難となる。また、研磨粒子噴射ノズル13は、基板の表面または裏面に向ける場合には、その中心軸が被研磨面の目標とする研磨位置に対して10〜45°の角度を有するように配置して、目標研磨位置とノズル先端との距離は1〜20mm程度とすることが望まれる。角度が10°未満の場合には、実用的な研磨速度を得るのが困難となり、45°を越えるとエロージョンの劣化、基板ダメージ増大といった不都合が生じるおそれがある。また、距離が1mm未満では半導体基板と接触する危険性があり、20mmを越えると研磨速度が低下するおそれがある。
また、このノズル13からの研磨粒子の噴射圧力は、1〜20kg/cm2程度とすることが好ましい。1kg/cm2未満の場合には、十分な研磨力を得るのが困難となる。一方、10kg/cm2を越えると、基板ダメージが発生するおそれがある。
研磨粒子は、被処理膜に応じて選択することができる。具体的には、コロイダルシリカ、ヒュームドアルミナ、チタニア、ジルコニア、セリア等の無機粒子;ポリ塩化ビニル、ポリスチレンおよびスチレン共重合体、ポリメチルメタクリレート等の(メタ)アクリル樹脂およびアクリル系共重合体などからなる有機粒子;これらの無機有機複合粒子から選択することができる。
こうした研磨粒子は、例えば0.1〜30wt%程度の濃度で水等に分散させて、スラリーとして用いることができる。この場合、研磨粒子噴射ノズルはスラリー噴射ノズルと呼ぶことができる。スラリーにおける研磨粒子の濃度が0.1wt%未満の場合には、十分な研磨速度を確保することが困難となり、30wt%を越えると、エロージョン劣化、基板ダメージ増大、スラリーコスト増大といった不都合が生じるおそれがある。
場合によっては、水等に分散させずに研磨粒子をそのまま用いてもよい。このとき、研磨粒子は、被研磨面に供給される全ての薬液の総量の0.1〜30wt%程度の割合で使用することが望まれる。0.1wt%未満の場合には、研磨粒子が不足して十分な研磨を行なうことができず、30wt%を越えるとエロージョン劣化、基板ダメージ増大、研磨粒子コストの増大を招くおそれがある。
研磨粒子の一次粒子径は、10〜1000nmとすることができる。この範囲であれば、2種類以上の粒径範囲の粒子を混合して用いてもよい。一次粒子径は、例えば、TEM観察等により算出することができる。硬質の絶縁膜などを高速で研磨できることから、半導体基板10の側面、裏面の研磨には一次粒子径100〜1000nmの研磨粒子を用いることが好ましい。また、被研磨面の表面粗さRaは少なくとも100nm以下、さらには10nm以下であることが求められることから、表面の研磨には一次粒子径10〜100nmの研磨粒子、あるいはこれらの混合物を用いることが好ましい。
添加剤供給口14から供給される添加剤としては、酸化剤、界面活性剤、酸化抑制剤、研磨促進剤、pH調整剤、および洗浄液などが挙げられる。必要に応じて2種以上の添加剤を用いることもでき、この場合には、添加剤供給口の個数を適宜増加すればよい。例えば、被処理膜がCuおよびTaといった導電性膜の場合には、酸化剤、酸化抑制剤や界面活性剤を添加剤として供給すればよく、被処理膜がSiNのような絶縁膜の場合には、添加剤として界面活性剤を供給することができる。
酸化剤としては、例えば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、硝酸第二鉄、硝酸二アンモニウムセリウム、モリブドケイ酸、および過酸化水素などが挙げられる。界面活性剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、パーフルオロアルキルカルボン酸カリウム(アニオン)等のアニオン系;ドデシルアミン塩酸塩、ドデシルピリジニウムクロリド等のカチオン系;パーフルオロアルキルEO(エチレンオキサイド)付加物、アセチレンジオール、ポリエチレングリコールモノラウレート、ポリオキシエチレン誘導体等のノニオン系を用いることができる。また、酸化抑制剤としては、キナルジン酸、キノリン酸、7ヒドロキシ−5−メチル−1,3,4−トリアザインドリジン、およびBTA(ベンゾトリアゾール)などが挙げられ、研磨促進剤としては、グリシン、アラニン、リンゴ酸、マレイン酸、乳酸、およびマロン酸などが挙げられる。pH調整剤としては、KOH、アンモニア、エチレンジアミン、硝酸、塩酸、およびリン酸などを用いることができ、洗浄液としては、例えば有機酸の場合には、クエン酸、シュウ酸などを含んだ液が挙げられる。
いずれの添加剤を供給する場合も、添加剤供給口14からの供給速度(流量)は、10〜1000cc/minの範囲内とすることが望まれる。10cc/min未満の場合には、被研磨面への供給むらが生じて、洗浄力、研磨速度、面内均一性などが劣化するおそれがある。なお、研磨および洗浄の性能は1000cc/min程度で飽和するため、この値を越える流量での供給は、添加剤のコストの増大を引き起こす原因となる。
供給ユニット12は、1台のみならず2台以上設けることもできる。例えば、図3に示すように3つの供給ユニットを準備して、それぞれを半導体基板10の表面、側面および裏面に向けて配置する。この場合には、異なる3つの面を同時に研磨することも可能となり、処理時間を大幅に短縮することができる。すでに説明したような理由から、半導体基板の表面または裏面に向けて配置した供給ユニット12は、所定の速度で蛇行移動させることが望ましい。あるいは、図4に示すように、3台の供給ユニットのうち、2台を表面に向けて配置して、残りの1台を側面に向けてもよい。これによって、表面の処理効率を高めることが可能となる。場合によっては、3台全ての供給ユニットをいずれかの面に向けて集中させることもできる。
上述したように、研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射しつつ添加剤供給口から添加剤を供給して被処理膜を研磨することによって、ある程度のモフォロジは確保することができる。研磨後の被研磨面を、よりきめ細かく仕上げるためには、図5に示すように半導体基板10の表面に当接させて研磨ヘッド17を設けることが好ましい。なお、半導体基板10の表面のみならず裏面にも供給ユニット12が向けられる場合には、研磨ヘッド17も同様に配置することが望まれる。研磨ヘッド17は、アーム(図示せず)により被研磨面上を可動式であり、5〜300rpmで回転させつつ、半導体基板10の中心から周辺に向けて1〜10mm/秒程度の速度で揺動可能とすることができる。また、研磨ヘッド17は、機能性を重視して10〜50mmφと小型であることが望まれ、その被研磨面側には研磨布またはブラシが貼付される。
研磨布としては、例えば、IC1000、Politex(ロデールニッタ社製)などを用いることができる。ブラシの材質は、塩化ビニール製、ナイロン製あるいはポリプロピレン製のいずれでもよく、毛先の直径は30μm以下であることが好ましい。このとき、互いに隣接するブラシの毛がまとめて被研磨面に押し付けられた際に生じる表面凹凸が、従来の研磨布表面の凹凸に相当して、きめ細かい研磨が可能となる。
研磨ヘッド17は、10〜300gf/cm2の範囲内の荷重で被研磨面に当接させることができるが、被処理膜の剥がれを抑制するためには、200gf/cm2以下の低荷重とすることが望ましい。
研磨ヘッド17による研磨アシストは、供給ユニット12から被研磨面に薬液を供給するのと同時に行なうことができる。あるいは、被処理膜のほとんどの研磨を行なった後に、タッチアップ等の仕上げを研磨ヘッドで行なってもよい。
本発明の実施形態にかかる研磨装置においては、被処理膜が形成された半導体基板を回転させつつ、供給ユニットの研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射し、添加剤供給口から添加剤を供給して研磨が行なわれる。供給ユニットは、半導体基板の任意の面に向けて配置することができ、本発明の実施形態にかかる装置を用いることによって、表面、側面、および裏面といった異なる面に存在する被処理膜を研磨することができる。さらに、2つ以上の供給ユニットを設けた場合には、こうした異なる面に存在する被処理膜を、一工程で研磨することも可能となる。
(実施形態1)
本発明の実施形態にかかる研磨装置を用いて、以下のような手法によりCu−CMPを行なって、研磨後の界面の状態を調べた。
図6は、Cu−CMPを示す工程断面図である。
素子(図示せず)が形成された半導体基板上に絶縁膜を形成し、図6(a)に示されるように凹部を設けてCu膜を堆積した。具体的には、半導体基板20上に形成された無機絶縁膜21(膜厚300nm)に、Wプラグ22(0.1μmφ、厚み300nm)を埋め込んだ。さらに、低誘電率絶縁膜23としてのLKD5109(JSR製)を100nm、キャップ膜24としてのブラックダイヤモンド(AMAT製)を50nm、CVD法により順次堆積した。
低誘電率絶縁膜23およびキャップ膜24には、RIE(リアクティブイオンエッチング)により、幅0.1μm乃至10μmの凹部(溝)Aを形成した。その後、全面にTa膜25(5nm)およびCu膜26(180nm)を、スパッタリング法およびめっき法により堆積した。
Cu膜26およびTa膜25からなる導電性層27は、マクロ的には図7(a)に示されるように半導体基板20の表面のみならず、研磨側面部Bにも堆積する。本実施形態にかかる装置を用いて研磨することにより、導電性層27の不要部分を除去し、図6(b)に示すようにキャップ膜24の表面を露出する。マクロ的には、図7(b)のように仕上がる。
半導体基板の表面および側面に向けて供給ユニット12を配置するとともに、研磨ヘッド17を半導体基板の表面に当接させて、本実施形態の研磨装置を準備した。研磨ヘッド17は、表面に研磨布(IC1000、ロデールニッタ社製)が貼付されており、荷重は50gf/cm2とした。スラリーは、一次粒子径30nmのヒュームドシリカを、5wt%の濃度で純水に分散させて調製した。スラリー噴射ノズル13(ノズル口径1.5mm)は、被処理面に対して20°の角度で、10mmの距離をあけて配置した。スラリー噴射ノズル13は、10mm/secの速度で蛇行移動させつつ、2kg/cm2の噴射圧力で圧縮エアによりスラリーを噴射した。
添加剤としては、酸化剤、酸化抑制剤、および界面活性剤の3種類を、それぞれ添加剤供給口14から供給した。酸化剤としては過硫酸アンモニウム3wt%水溶液を用い、酸化抑制剤としては、0.3wt%のキナルジン酸および0.3wt%のキノリン酸を含有する水溶液(KOHによりpHを10に調整)を用いた。また、界面活性剤としては、0.08wt%のドデシルベンゼンスルホン酸カリウムおよび0.07wt%のフッ素系ノニオン界面活性剤を含有する水溶液を用いた。これらの添加剤は、いずれも150cc/minの速度で供給した。
上述したようにスラリーを噴射するとともに添加剤を供給し、回転機構により50rpmの速度で半導体基板を回転させて、120秒間の研磨を行なった。これと同時に、研磨ヘッド17を50rpmで回転させつつ、揺動速度5mm/秒で稼動させた。
その後、純水供給口15より純水を150cc/min供給して、半導体基板を洗浄した。供給口を増設して、例えばクエン酸(0.4wt%)などの酸洗浄を行なうことにより、さらに良好な結果が得られる。洗浄後には、1000rpmで30秒間、半導体基板を回転させて乾燥を行なった。
研磨後の膜界面の密着状態を、上面から光学顕微鏡により観察したところ、低誘電率絶縁膜23とキャップ膜24との界面、キャップ膜24とTa膜25との界面、およびウエハエッジ部のいずれにおいても、剥離は何等発生していなかった。本実施形態の装置を用いることによって、剥離なしにポーラスlow−K膜を用いたCuダマシン配線を形成できることが確認された。また、幅10μmの配線におけるエロージョンは27nmであり、何等問題なかった。
比較のために、従来の手法によりCu膜26およびTa膜25といった導電性層27を研磨して、キャップ膜24の表面を露出した。具体的には、スラリーとしてのCMS7401、CMS7452(JSR社製)を供給しつつ、研磨布としてのIC1000/SUBA400(Rodel社製)を用いて、通常の研磨装置でCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により導電性層27を研磨した。その結果、幅10μmの配線におけるエロージョンは28nmで許容範囲に納まったものの、低誘電率絶縁膜23とキャップ膜24との界面、キャップ膜24とTa膜25との界面、もしくはウエハエッジ部で剥離が生じていた。
本実施形態の方法により、膜はがれとともにエロージョンも回避して、研磨できることが確認された。
なお、シリコン酸化膜等の無機絶縁膜にCuダマシン配線を形成する場合には、ポーラスlow−K膜とは異なって、剥離が生じることはない。しかしながら、同様に側面の研磨は必要とされる。ここでは、別個の側面エッチング専用装置を用いて、半導体基板20の側面に堆積した導電性層の研磨を行なった。この側面エッチング専用装置においては、表面にエアを吹き付けて表面へのエッチング液の供給を防止しつつ、このエッチング液によって側面がエッチングされる。このように従来の手法では、半導体基板側面Bに堆積した導電性層を除去するには、別の装置を用いる必要があったが、本実施形態では表面研磨と同時に処理することが可能となった。このため、装置台数を減らすことができ、製造時間(別装置での処理時間、別装置までの待機時間)を短縮することができた。
(実施形態2)
本発明の実施形態にかかる研磨装置を用いて、半導体基板の側面および裏面に堆積した絶縁膜の研磨を行なった例を説明する。
図8には、絶縁膜が堆積された半導体基板をマクロ的に示す。まず、図8(a)に示すように、半導体基板30上にLP−CVDによりLP−SiN膜31を100nm堆積する。反応性ガスが半導体基板30の全面に等方的に供給されることから、図示するように、SiN膜31は、半導体基板30の表面、側面および裏面全ての面に堆積する。本実施形態にかかる装置を用いて研磨し、図8(b)に示されるように半導体基板30は実質的に研磨せずに、基板の側面および裏面に堆積したSiN膜31を選択的に研磨して除去する。
半導体基板の側面および裏面に向けて供給ユニット12を配置するとともに、研磨ヘッド17を半導体基板の裏面に当接させて、本実施形態の研磨装置を準備した。研磨ヘッド17は、表面にナイロン製のブラシ(直径25μm)が貼付されており、荷重は50gf/cm2とした。研磨粒子としては、一次粒子径50nmのヒュームドアルミナをそのまま、添加剤の水溶液との総量中10wt%の割合となるように用いた。研磨粒子噴射ノズル13(ノズル口径1.5mm)は、側面および裏面とも被処理面に対して20°の角度で配置して、5kg/cm2の噴射圧力で被処理面に向けて研磨粒子を噴射した。被処理面とノズルとの距離は5mmとした。側面に向けた研磨粒子噴射ノズルは、2mm/secの速度で上下方向に移動させ、裏面に向けた研磨粒子噴射ノズルは、10mm/secの速度で蛇行移動させた。
添加剤としては、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウムの0.08wt%水溶液を用いた。側面および裏面には、それぞれ200cc/minおよび500cc/minの速度で添加剤を供給した。
上述したように研磨粒子を噴射するとともに添加剤を供給し、回転機構により50rpmの速度で半導体基板を回転させて、120秒間の研磨を行なった。
その後、純水供給口15より純水を供給して半導体基板を洗浄した。側面および裏面における純水の供給速度は、それぞれ150cc/minおよび500cc/minとした。これらと並行して、研磨ヘッド17を50rpmで回転させつつ、揺動速度3mm/秒で稼動させた。ブラシは研磨粒子、研磨中に生成する削りかすを効率よく半導体基板面から排出することができる。洗浄後には、1000rpmで30秒間、半導体基板を回転させて乾燥を行なった。
研磨後の半導体基板30の状態をSEMにより観察した結果、表面にはSiN膜31が均一に堆積されており、研磨粒子の残留物も観測されなかった。基板の側面および裏面では、SiN膜31が除去されて半導体基板30が露出し、SiN膜31と半導体基板30との選択研磨が達成された。また、側面および裏面においても、半導体基板上に研磨粒子等の残留物は何等確認されなかった。同様の効果は、アルミナ、シリカ等の研磨粒子を純水に分散させてなる湿式のスラリーを用いても得ることができる。
本実施形態により、半導体基板の側面および裏面の加工を、1台の研磨装置を用いて同時に処理することが可能となった。
本発明の一実施形態にかかる研磨装置を表わす模式図。 本発明の一実施形態にかかる研磨装置による薬液の供給を説明するための模式図。 本発明の他の実施形態にかかる研磨装置を表わす模式図。 本発明の他の実施形態にかかる研磨装置を表わす模式図。 本発明の他の実施形態にかかる研磨装置を表わす模式図。 本発明の一実施形態にかかる半導体装置の製造方法を表わす工程断面図。 半導体基板の一例をマクロ的に示した断面図。 半導体基板の他の例をマクロ的に示した断面図。
符号の説明
10…半導体基板; 11a,11b,11c…回転機構; 12…供給ユニット
13…スラリー噴射ノズル; 14…添加剤供給口; 15…水供給口
16…軌道; 17…研磨ヘッド; 20…半導体基板; 21…絶縁膜; A…凹部
22…ヴィア; 23…低誘電率絶縁膜; 24…キャップ膜; 25…Ta膜
26…Cu膜; 27…導電性層; 30…半導体基板; 31…LP−SiN膜。

Claims (5)

  1. 被処理膜が堆積された半導体基板を回転させる回転機構と、
    前記被処理膜の被研磨面に薬液を供給する供給ユニットとを具備し、
    前記供給ユニットは、研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口、および水供給口を有し、前記半導体基板の表面、側面および裏面の少なくとも一方に向けて、前記薬液を供給可能であることを特徴とする研磨装置。
  2. 前記半導体基板の表面または裏面に向けて配置された前記供給ユニットは、前記被研磨面の全面に薬液を供給するように移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記供給ユニットは、2つ以上設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の研磨装置。
  4. 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の内部および前記絶縁膜の上に導電性材料を堆積して、導電性層を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に堆積された前記導電性材料を除去して前記絶縁膜の表面を露出させることにより、前記導電性材料を前記凹部内に残置する工程とを具備し、
    前記絶縁膜上に堆積された前記導電性材料の除去は、
    研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口および水供給口を有する供給ユニットを、前記導電性層の被研磨面に向けて配置して前記半導体基板を回転させ、
    前記研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射するとともに、前記添加剤供給口から少なくとも酸化剤を供給することにより前記導電性材料を研磨し、
    研磨後の前記被研磨面に前記水供給口から水を供給して洗浄する
    ことにより行なわれることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板の少なくとも表面および側面に絶縁膜を堆積する工程と、
    前記半導体基板の表面以外の領域に堆積された絶縁膜を除去する工程とを具備し、
    前記絶縁膜の除去は、
    研磨粒子噴射ノズル、添加剤供給口および水供給口を有する供給ユニットを、前記絶縁膜の被研磨面に向けて配置して前記半導体基板を回転させ、
    前記研磨粒子噴射ノズルから研磨粒子を噴射するとともに、前記添加剤供給口から界面活性剤を供給することにより前記絶縁膜を研磨し、
    研磨後の前記被研磨面に前記水供給口から水を供給して洗浄する
    ことにより行なわれることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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