JP2005262362A - 回転電機のシャフト、シャフトの製造方法、及びシャフトの研削装置 - Google Patents
回転電機のシャフト、シャフトの製造方法、及びシャフトの研削装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】研削装置1には、一定速度で回転するターンテーブル36が備えられている。該ターンテーブル36には、大径部用調整車56及び小径部用調整車66、及びブレードを備えた4つの加工ステーション41,43が備えられている。ターンテーブル36、及び加工ステーション41,43の上部に備えられた研削砥石23は一定速度で回転される。加工ステーション41,43がワーク投入位置を通過する度にワーク4が研削砥石23と大径部用調整車56及び小径部用調整車66との間に投入され、ターンテーブル36の回転により加工ステーション41,43がワーク排出位置に移動される間にワーク4に研削加工が施される。研削装置1ではワークの投入・排出を含めた加工工程が連続的に行われる。
【選択図】 図1
Description
請求項6に記載の発明は、研削砥石と、前記研削砥石を回転駆動する第1駆動部と、前記研削砥石との間にワークを挟む調整車、該調整車を回転駆動する第2駆動部、及び前記ワークを支持する支持部材を備えた加工ステーションと、前記加工ステーションを、前記ワークを投入するワーク投入位置から、研削加工が終了した前記ワークを排出するワーク排出位置まで移動させるターンテーブルと、前記ターンテーブルを回転駆動する第3駆動部とを備え、前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置まで、前記ワークに研削加工を施しながら該ワークを移動させ、前記ワークの投入及び排出を含めた加工工程を連続的に行うシャフトの研削装置とした。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は請求項7に記載のシャフトの研削装置において、前記ワークに対する切込み量は、前記調整車の前記研削砥石側への移動によって調整され、前記加工ステーションの前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置への移動に伴って前記調整車の前記研削砥石側への移動量を変化させる切込み量調節手段を備えた。
請求項1に記載の発明によれば、ワークは、ワーク投入位置からワーク排出位置まで研削加工を施されながら移動され、該ワークの投入及び排出を含めた加工工程が連続的に行われるため、ワーク一個における加工時間が短縮される。ここで、ワーク一個における加工時間とは、ワークが投入されてから同ワークに研削加工が施されて排出されるまでにかかる時間である。従って、インフィード研削方式を採りながらも、高い生産性を得ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、シャフトの研削装置は、ワーク投入位置からワーク排出位置まで、ワークに研削加工を施しながらワークを移動させ、ワークの投入及び排出を含めた加工工程を連続的に行うため、ワーク一個における加工時間が短縮される。ここで、ワーク一個における加工時間とは、ワークが投入されてから同ワークに研削加工が施されて排出されるまでにかかる時間である。従って、インフィード研削方式を採りながらも、高い生産性を得ることができる。
図1は本実施形態のシャフトの研削装置1を示す。この研削装置1は、図2に示す回転電機としてのモータ2に備えられるシャフト3を形成するためのワーク4に研削加工を施すためのものである。
モータ2は、モータ本体5と、減速部6と、クラッチ7とを備えている。モータ本体5は、略有底円筒状のヨーク8と、ヨーク8に対して固定された軸受9a,9bと、軸受9a,9bによって回転可能に支持された回転軸10と、該回転軸10に固定された電気子11とを備えている。
図1に示すように、研削装置1の基台21は略コの字状を成し、基台本体21aと、該基台本体21aの上部側の一辺において上方へ延びる背部21bと、該背部21bの上部から基台本体21aと同方向に延設された基台上部21cとから構成される。
研削砥石23は、モータ22が駆動されることにより、軸方向下側から見て反時計方向に一定速度で回転している。ターンテーブル36は、モータ39が駆動されることにより、軸方向上側から見て反時計方向に一定速度で回転している。即ち、研削砥石23とターンテーブル36とは互いに逆方向に回転している。各加工ステーション41〜44の大径部用調整車56及び小径部用調整車66は、モータ54,64が駆動されることにより、ターンテーブル36の径方向外側から見て反時計方向に回転している。
尚、本実施形態のワーク4よりも直径が大きいワークを研削する場合には、モータ33を駆動してターンテーブル36を下方に移動し、研削砥石23と大径部用調整車56及び小径部用調整車66との間隔を調節する。また、本実施形態のワーク4よりも直径が小さいワークを研削する場合にも、モータ33を駆動してターンテーブル36を上方に移動し、研削砥石23と大径部用調整車56及び小径部用調整車66との間隔を調節する。更に、研削砥石23の厚さが減少した場合にも、ターンテーブル36を移動させて調節する。
(1)研削装置1は、ワーク投入位置Aからワーク排出位置Bまで、ワーク4に研削加工を施しながらワーク4を移動させ、ワーク4の投入及び排出を含めた加工工程を連続的に行っているため、ワーク4一個における加工時間が短縮される。ここで、ワーク4一個における加工時間とは、ワーク4が投入されてから同ワーク4に研削加工が施されて排出されるまでにかかる時間である。従って、インフィード研削方式を採りながらも、高い生産性を得ることができる。
○上記実施形態では、ワーク投入位置A及びワーク排出位置Bでは、大径部用調整車56及び小径部用調整車66の回転速度を減速させているが、減速させなくてもよい。
○上記実施形態では、研削砥石23の下部に加工ステーションが配設される構成であったが、研削砥石23の上部に加工ステーションが配設される構成であってもよい。また、研削砥石23が横向きの(垂直な面に沿って回転可能に配置された)構成であってもよい。
(イ)請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシャフトの研削装置において、ワーク投入位置及びワーク排出位置の少なくとも一方では、前記調整車の回転速度を減速することを特徴とするシャフトの製造方法。このように構成すると、ワークの投入及び排出を確実に行うことができる。
Claims (9)
- 回転する研削砥石と調整車との間にワークを挟み、支持部材によって前記ワークを支持しながら研削してシャフトを形成するシャフトの製造方法であって、
前記ワークは、前記ワークを投入するワーク投入位置から、研削加工後に前記ワークを排出するワーク排出位置まで研削加工を施されながら移動され、
前記ワークの投入及び排出を含めた加工工程が連続的に行われることを特徴とするシャフトの製造方法。 - 回転電機のシャフトとなるワークにおいて、回転する研削砥石と調整車との間に前記ワークにおける軸受取付部となる部分を挟んで、支持部材によって前記ワークを支持しながら研削を行うシャフトの製造方法であって、
前記ワークは、前記ワークを投入するワーク投入位置から、研削加工後に前記ワークを排出するワーク排出位置まで研削加工を施されながら移動され、
前記ワークの投入及び排出を含めた加工工程が連続的に行われることを特徴とするシャフトの製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載のシャフトの製造方法において、
前記調整車と前記支持部材とを備えた複数の加工ステーションが、前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置まで移動するに伴って、前記加工ステーション毎に前記ワークの投入及び排出を含めた加工工程が連続的に行われることを特徴とするシャフトの製造方法。 - 請求項3に記載のシャフトの製造方法において、
前記加工ステーションの前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置への移動に伴って前記調整車の前記研削砥石側への移動量を変化させる切込み量調節手段により、前記調整車を前記研削砥石側へ移動させて前記ワークに対して切込みを与えることを特徴とするシャフトの製造方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシャフトの製造方法を用いて製造された回転電機のシャフト。
- 研削砥石と、
前記研削砥石を回転駆動する第1駆動部と、
前記研削砥石との間にワークを挟む調整車、該調整車を回転駆動する第2駆動部、及び前記ワークを支持する支持部材を備えた加工ステーションと、
前記加工ステーションを、前記ワークを投入するワーク投入位置から、研削加工が終了した前記ワークを排出するワーク排出位置まで移動させるターンテーブルと、
前記ターンテーブルを回転駆動する第3駆動部と
を備え、
前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置まで、前記ワークに研削加工を施しながら該ワークを移動させ、
前記ワークの投入及び排出を含めた加工工程を連続的に行うシャフトの研削装置。 - 請求項6に記載のシャフトの研削装置において、
前記加工ステーションを複数備えたことを特徴とするシャフトの研削装置。 - 請求項6又は請求項7に記載のシャフトの研削装置において、
前記ワークに対する切込み量は、前記調整車の前記研削砥石側への移動によって調整され、
前記加工ステーションの前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置への移動に伴って前記調整車の前記研削砥石側への移動量を変化させる切込み量調節手段を備えたことを特徴とするシャフトの研削装置。 - 請求項8に記載のシャフトの研削装置において、
前記切込み量調節手段は、
前記加工ステーションの移動経路に合わせて配設され、前記ワーク投入位置から前記ワーク排出位置まで移動する間に研削される前記ワークの切込み量に合わせて高さが設定されたテンプレートと、
前記テンプレートに当接し、前記テンプレートに沿って前記調整車を移動させる調整車支持部材とからなることを特徴とするシャフトの研削装置。
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