JP2005262098A - 金属製触媒担体 - Google Patents

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昇 渡部
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Abstract

【課題】 通路内を通過する排気ガスの乱流化を積極的に起こして金属製触媒担体の浄化性能を向上できる金属製触媒担体の提供。
【解決手段】 金属製薄板の大波板2と小波板または平板3を交互に多重に重ねて巻回することにより、該各大波板2と小波板または平板3との間に排気ガスが通過する通路Rが形成され、前記大波板2と小波板または平板3のうち少なくともいずれか一方に複数のスリット孔2b、3aが形成された金属製触媒担体において、前記通路Rを通過する排気ガスの一部をスリット孔2bに積極的に導いて乱流化させる乱流手段(フラップ部2c)を備えることとした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関等の排気系に装着する金属製触媒担体に関する。
従来の金属製触媒担体は、金属製薄板の波板と平板を交互に重ねて多重に巻回して波板と平板との間に排気ガスが通過する通路が形成されると共に、前記波板と平板のうち少なくともいずれか一方に所定間隔のもとに複数のスリット孔を形成することにより、通路内を通過する排気ガスの一部を乱流化にして排気ガスが波板と平板の表面にコーティングされた触媒に接触する機会をできるだけ増やし、これにより、排気ガス浄化性能を向上させるようにした構造のものがある(特許文献1参照)。
特開2002−143693号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明にあっては、通路を通過する排気ガスの一部をスリット孔へ積極的に導く手段がないため、排気ガスの乱流化による所望の効果を得られないという問題点があった。
なお、スリット孔の開口断面積や形成数を増やすことは、材料が無駄になる上、製造装置の大幅な変更が必要になる好ましくない。
本発明の解決しようとする課題は、通路を通過する排気ガスの一部をスリット孔へ積極的に導く手段を設けることにより、通路内を通過する排気ガスに対し乱流を積極的に起こして金属製触媒担体の浄化性能を向上できる金属製触媒担体を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明では、金属製薄板の大波板と小波板または平板を交互に多重に重ねて巻回することにより、該各大波板と小波板または平板との間に排気ガスが通過する通路が形成され、前記大波板と小波板または平板のうち少なくともいずれか一方に複数のスリット孔が形成された金属製触媒担体において、前記通路を通過する排気ガスの一部をスリット孔に積極的に導いて乱流化させる乱流手段を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の金属製触媒担体において、前記乱流手段が、大波板の頂部に形成されたスリット孔の下流側端部から頂部の内側に折り返されたフラップ部であることを特徴とする。
請求項1記載の金属製触媒担体では、通路を通過する排気ガスの一部をスリット孔に積極的に導いて乱流化させる乱流手段を備えることとしたため、従来の発明に比べて乱流手段により排気ガスの乱流化を積極的に起こすことでき、排気ガス浄化性能を向上できる。
請求項2記載の金属製触媒担体では、乱流手段が、大波板の頂部に形成されたスリット孔の下流側端部から頂部の内側に折り返されたフラップ部であることとしたため、別部材を設けることなく簡素な構成で排気ガスの乱流化を起こすことができ、排気ガス浄化性能を向上できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例の金属製触媒担体の斜視図、図2は大波板示す斜視図、図3は図2の矢視Aによる正面図、図4は図2のS4−S4線における断面図、図5は大波板と平板を重ねて巻回する途中の状態を示す斜視図、図6は本実施例の作用・効果を説明する図である。
図1に示すように、本実施例の金属製触媒担体1は、30μmの金属製薄板の大波板2と平板3を交互に重ね、平板3を外側にして多重に巻回したハニカム状に形成されたもので、両者の表面には、アルミナ等からなる触媒担持体層が形成され、この触媒担体層に触媒成分が担持されることにより、排ガス浄化触媒とされ、内燃機関の排気経路に介装されることにより、排気ガス中のHC、CO、NOx等を浄化させる働きをする。
図2〜4に示すように、前記大波板2は図外のコルゲート加工装置で波状に成形した後、該大波板2の頂部2aに所定間隔のもとに所定長さにて長方形状に打ち抜き加工することにより複数のスリット孔2bが形成されており、この際、前記打ち抜き加工と同時に、該スリット孔2bの下流側端部を頂部2aの内側に折り返すように潰し加工することにより、フラップ部2c(乱流手段)が形成されている。
或いは、前記大波板2は、波状に成形される前にスリット孔2bを打ち抜き加工した後、波状に形成する際にスリット孔2bの下流側端部を頂部2aの内側に折り返すように潰し加工することにより、フラップ部2c(乱流手段)が形成される。
また、本実施例のスリット孔2bは、隣合う大波板のスリット孔とオフセットして配置されている。
前記平板3にも所定間隔のもとに複数のスリット孔3aが長孔形状に打ち抜き加工して形成されており、図5に示すように、前記大波板2と平板3を重ねて巻回することにより、両者で仕切られた空間に排気ガスが通過する通路Rが形成されている。
このように構成された金属製触媒担体1にあっては、図6に示すように、上流側から通路R内を通過する排気ガス(破線矢印で図示)の一部がスリット孔2b、3aを介して大波板2と平板3で仕切られた通路R相互間を流通し、乱流化を起こして排気ガスが触媒に接触する機会をできるだけ増やすことができる。
この際、前述したように、前記スリット孔2bの下流側端部にはフラップ部2cが形成されているため、該フラップ部2cによって排気ガスを大波板2の幅方向に積極的に導くことができ、これにより通路R内における排気ガスの流れを幅方向により多く乱流化させて排気ガス浄化性能を向上できる。
従って、従来の発明に比べてスリット孔の開口断面積や形成数を増やすことなく、フラップ部2cによって排気ガスの乱流化を積極的に発生させることができ、排気ガス浄化性能を向上できる。
また、フラップ部2cは大波板2を形成した後、スリット孔2bの形成と同時に下流側端部を頂部21の内側に折り返すという簡便な方法で形成でき、製造装置に大幅な変更を加えることなく該フラップ部2cを形成できる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、フラップ部2cの形状、形成位置、形成数については適宜設定できる。
また、本実施例では大波板2と平板3を重ねて多重に巻回された金属製触媒担体について説明したが、平板3を小波板で代用しても良い。
本発明の実施例の金属製触媒担体の斜視図である。 大波板を示す斜視図である。 図2の矢視Aによる正面図である。 図2のS4−S4線における断面図である。 大波板と平板を重ねて巻回する途中の状態を示す斜視図である 本実施例の作用・効果を説明する図である。
符号の説明
R 通路
1 金属製触媒担体
2 大波板
2a 頂部
2b、3a スリット孔
2c フラップ部
3 平板

Claims (2)

  1. 金属製薄板の大波板と小波板または平板を交互に多重に重ねて巻回することにより、該各大波板と小波板または平板との間に排気ガスが通過する通路が形成され、前記大波板と小波板または平板のうち少なくともいずれか一方に複数のスリット孔が形成された金属製触媒担体において、
    前記通路を通過する排気ガスの一部をスリット孔に積極的に導いて乱流化させる乱流手段を備えることを特徴とする金属製触媒担体。
  2. 請求項1記載の金属製触媒担体において、
    前記乱流手段が、大波板の頂部に形成されたスリット孔の下流側端部から頂部の内側に折り返されたフラップ部であることを特徴とする金属製触媒担体。
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