JP2005261860A - ヘッドレストの抜け防止機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の文献中に、一方のステーに設けたロック溝と、ホルダーに設けたロック片を備えたロックとの係止を介して抜け防止を図る構成がある。この発明は、ロック片を、細い棒状の工具をホルダーのカバーの通孔より頭部の通孔を通し、ロック片の固定孔に挿し込み、工具でロック片を移動して係止を解除し、ヘッドレストの脱抜を可能とした。しかし、この簡易な取外しは危険性を伴うと思われる。
【構成】 車輌のヘッドレストサポートの貫通孔に挿入されるヘッドレストステーと、ヘッドレストサポートに設けた操作釦と、操作釦にはヘッドレストステーに係止する係止端部を設けた係止片と、弾性体とを設けた構成であり、このヘッドレストサポートへの取外具の嵌入・嵌外しを介して係止端部と抜け防止用の第2切欠きとの係止・離間を図ることを特徴とするヘッドレストの抜け防止機構である。
【選択図】 図2


Description

本発明はヘッドレストの抜け防止機構に関し、特に、シートバック上端に支持されるヘッドレストの抜け防止に好適なヘッドレストの抜け防止機構に関する。
従来のヘッドレストの抜け防止機構は、シートのフレームに設けた筒体(角パイプ)にヘッドレストサポートを挿入し、このヘッドレストサポートの上方よりヘッドレストステーを、昇降自在に挿設する。このヘッドレストの高さ調節(位置決定)は、ヘッドレストサポートに設けた係止片を備えた係止片操作部と、前記ヘッドレストステーの側面に複数設けた高さ調節用係止部(係止切欠き)との係止、又は係止解除等を利用して、適宜決定する。即ち、この係止、又は係止解除等は、前記ヘッドレストサポートの頭部に設けた係止片操作部の手動による操作で行う構成である。この構成では、係止片操作部の係止片と、高さ調節用係止部(通常は最下端の係止部)の係止解除で、ヘッドレストは自由に脱抜(取外)可能となる。
以上の如く、ヘッドレストが、係止片操作部の係止片と、高さ調節用係止部の係止解除で、極めて簡易に取外される構成では、取外し後にトラブルが発生することがある。例えば、ヘッドレストの取付けミスによる事故、違反等の弊害、また凶器としての例外的な場合の弊害等の発生が考えられる。
前述した、弊害の解消を意図した発明として、下記に示した、本出願人の提案と、先行文献として、文献(1)、文献(2)とが挙げられる。
: 提案は、特開2003-52484の「レスト部材サポート構造」である。その概要は、高さ調節における係合関係は、ヘッドレストサポートに設けた係合片を備えた係合片操作部と、ヘッドレストステーの側面に複数設けた高さ調節用係合部とで構成し、また抜け防止用の係合関係は、ヘッドレストサポートに設けた第2の係合片と、ヘッドレストステーの側面に設けた第2の抜止係合部とで構成し、この高さ調節と抜け(抜止)防止とを個別に構成することを特徴とする。
: 文献(1)は、特開2002-355138の「ヘッドレストのロック機構」であり、その概要は、[0029]、[0030]に記載されている。即ち、一方のステーに設けたロック溝と、ホルダーに設けたロック片を備えたロックとの係止を介して抜け防止を図る。従って、この発明では、細い棒状の工具をホルダーのカバーの通孔から挿入し、ヘッドレストの頭部の通孔を通してロック溝のロック片の固定孔に挿し込み、この工具により、このロック片を移動して、ステーとロック片との係止を解除し、ヘッドレストの脱抜を可能とした構成である。
: 文献(2)は、特開2002-360372の「ヘッドレスト」であり、その概要は、[0035]に記載されている。即ち、ホルダーを頭部と、この頭部に一体に成形した左右一対のホルダー本体とから構成し、この一方のホルダー本体にステーロック用のロック溝を形成し、他方のホルダー本体に高さ調節用の切欠きを形成した構成であり、当該左右一対のホルダー本体に、ロック溝と切欠きを形成して、操作ボタン及びロックツールとを介して個別に制御することを特徴とする。その効果は、ヘッドレストの抜け防止にある。
特開2002-355138 特開2002-360372
前記文献(1)は、ロックを操作することで、ロック溝とロック片との係止が解除される構成であり、このロックの操作によって簡易に脱抜されるので、ヘッドレストの取外しは、ワンタッチ操作であり、簡便である。しかし、その反面、この簡易な取外しは危険性を伴う(安全性に問題を残す)こと、前述した弊害が考えられること、又はヘッドレストを紛失する虞があること等の問題が考えられる。
また前記文献(2)は、ロック溝をステーの外周面に環状溝として設ける構造であることから、このステーが中実であれば可能な構造であるが、ステーがパイプ構造(本発明の如く)では、採用できない構成である。またロックツールを、ヘッドレストサポートの上側の孔を利用して操作することから、車輌用として不向きであり、例えば、体裁の問題、孔の詰まり、厄介な操作を必要とすること等の問題点が考えられる。
請求項1の発明は、正当な見識者が、ヘッドレストの抜け防止を図りつつ、ヘッドレストを、ヘッドレストサポートに挿入する工具を利用して、スムーズかつ確実に取外し可能とすること、又はヘッドレストサポートの体裁を壊さずに、ヘッドレストの抜け防止が図れる装置を提供すること等を意図する。即ち、必要時にヘッドレストを確実かつ容易に取外し可能とし、また取付け可能とするヘッドレストを提供することを意図する。さらに本発明は、簡単かつ容易な操作等を利用して、抜け防止と、必要時の抜取り(引抜き)を可能とすることを意図する。
請求項1は、車輌のシートに配設された受け部材に支持される頭部、首部及び胴部で形成されるヘッドレストサポートと、
このヘッドレストサポートに設けた高さ調整切欠きを備えたヘッドレストステーの嵌入を許す貫通孔と、
前記ヘッドレストサポートの頭部に設けた操作釦(押込み式の部材・手段等)用の挿入孔に出没自在に設けられる操作釦と、
で構成されるヘッドレストであって、
このヘッドレストの操作釦には、前記ヘッドレストステーに係止する少なくとも一片の係止片を備えており、この係止片は、何れか一方側に弾性体を、また他方側には係止端部を有しており、
前記係止片は、取外具のヘッドレストサポートへの嵌入を介して移動し、この移動を介してこの係止片の係止端部が、前記ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きより離間するとともに、当該係止片は、取外具のヘッドレストサポートよりの脱外を介して復帰し、この復帰を介してこの係止片の係止端部が、前記ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きに嵌入する構成としたヘッドレストの抜け防止機構である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、また請求項1の目的を達成するに最適な係止片を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートに挿入される操作釦の操作部と平板部との間に設ける構成であって、
前記係止片の弾性体が前記操作部の内面段部に衝止し、その係止端部をヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、この係止片を前記ヘッドレストステーの周辺に沿って移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、また請求項1の目的を達成するに最適な係止片を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートの頭部の内壁面と操作釦の平板部との間に設ける構成であって、
前記係止片の弾性体が前記内壁面に衝止し、その係止端部をヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、この係止片を前記平板部に移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、また請求項1の目的を達成するに最適な取外具を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の取外具を、操作釦の操作部の側面より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、また請求項1の目的を達成するに最適な取外具を提供することを意図する。
請求項5は、請求項1に記載の取外具を、ヘッドレストサポートの頭部より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
請求項1の発明は、車輌のシートに配設された受け部材に支持される頭部、首部及び胴部で形成されるヘッドレストサポートと、
ヘッドレストサポートに設けた高さ調整切欠きを備えたヘッドレストステーの嵌入を許す貫通孔と、
ヘッドレストサポートの頭部に設けた操作釦用の挿入孔に出没自在に設けられる操作釦と、
で構成されるヘッドレストであって、
ヘッドレストの操作釦には、ヘッドレストステーに係止する少なくとも一片の係止片を備えており、係止片は、何れか一方側に弾性体を、また他方側には係止端部を有しており、
係止片は、取外具のヘッドレストサポートへの嵌入を介して移動し、移動を介して係止片の係止端部が、ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きより離間するとともに、係止片は、取外具のヘッドレストサポートよりの脱外を介して復帰し、復帰を介して係止片の係止端部が、ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きに嵌入する構成としたヘッドレストの抜け防止機構である。
従って、請求項1は、正当な見識者が、ヘッドレストの抜け防止を図りつつ、ヘッドレストを、ヘッドレストサポートに挿入する工具を利用して、スムーズかつ確実に取外し可能とし得ること、又はヘッドレストサポートの体裁を壊さずに、ヘッドレストの抜け防止が図れる装置を提供できること等の特徴がある。即ち、必要時にヘッドレストを確実かつ容易に取外し可能とし、また取付け可能な構造のヘッドレストを提供できる利点がある。さらに本発明は、簡単かつ容易な操作等を利用して、抜け防止と、必要時の抜取り(引抜き)が可能なヘッドレストを提供できる特徴がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートに挿入される操作釦の操作部と平板部との間に設ける構成であって、
係止片の弾性体が操作部の内面段部に衝止し、係止端部をヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、係止片をヘッドレストステーの周辺に沿って移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、また請求項1の目的を達成するに最適な係止片を提供できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートの頭部の内壁面と操作釦の平板部との間に設ける構成であって、
係止片の弾性体が前記内壁面に衝止し、係止端部がヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、係止片は平板部に移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、また請求項1の目的を達成するに最適な係止片を提供できる特徴がある。
請求項4の発明は、請求項1に記載の取外具を、操作釦の操作部の側面より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、また請求項1の目的を達成するに最適な取外具を提供できること等の特徴がある。
請求項5の発明は、請求項1に記載の取外具を、ヘッドレストサポートの頭部より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構である。
従って、請求項5は、請求項1の目的を達成できること、また請求項1の目的を達成するに最適な取外具を提供できること等の特徴がある。
本発明における図面を説明すると、図1はヘッドレストの使用状態を説明する縮尺斜視図、図2はヘッドレストの分解斜視図、図3はヘッドレストとヘッドレストステーとの関係を説明した拡大断面図、図4はヘッドレストとヘッドレストステーとの関係を説明した一部欠截の斜視図、図5はヘッドレストと操作釦との関係の一例を説明するもので、(イ)は拡大側面図、また(ロ)は拡大平面図、また(ハ)は拡大正面図、図6はヘッドレストステーの一方側に高さ調整切欠きを、他方側に抜け防止切欠きを設けたヘッドレストステーの側面図(図4(ロ)の例である)、図7はヘッドレストの第1案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図8は図7の作動後の平面図、図9はヘッドレストの第2案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図10は図9の作動後の平面図、図11はヘッドレストの第3案を示した
ものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、同図(ロ)は同図11(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部が変化していない状態の拡大平面図、図12はヘッドレストの第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動途中の平面図、同図(ロ)は同図(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部が撓み始めた状態の拡大平面図、図13はヘッドレストの第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、同図(ロ)は同図(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部が撓みが終了した状態の拡大平面図、図14はヘッドレストの第4案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図15は14の作動後の平面図、図16は図14のA-Aの拡大断面図、図17は図14のB-Bの拡大断面図、図18は図14のC-Cの拡大断面図、図19は図14のD-Dの拡大断面図、図20はヘッドレストと操作釦との関係の他の一例を説明するもので、(イ)は拡大側面図、また(ロ)は拡大平面図、また(ハ)は拡大正面図、図21はヘッドレストステーの一方側に高さ調整切欠きと、抜け防止切欠きとを設けたヘッドレストステーの側面図(図4(イ)を参照)、図22はヘッドレストの第5案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図23は図22の作動途中の平面図、図24は図22の作動後の平面図、図25は図22の第1(2)の係止片と抜け防止用の切欠きとの関係を説明するもので、(イ)はアンロック状態を、(ロ)はロック状態に至る途中の過程を、また(ハ)はロック状態をそれぞれ示した説明図、図26は前記第4案の弾性体の各例を示した拡大側面図であり、(イ)は均等な薄肉厚で形成した例を、(ロ)は肉厚に厚薄を形成した例を、(ニ)は肉厚に厚薄を形成した他の例をそれぞれ示した図、図27は取外具の棒と作動片への関係を示した説明図、図28はヘッドレストの係止端と操作釦の爪片との関係を説明する断面図、図29はヘッドレストの第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステーとの関係を説明する断面図、図30はヘッドレストの第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステーとの関係を説明する断面図、図31はヘッドレストの第7案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図32は図31の作動後の平面図、図33はヘッドレストの第8案を示した第1の係止片であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、図34はヘッドレストサポートの係止端と操作釦の爪片との係止関係と、この爪片の移動を説明する拡大模式図、図35は第1(2)の係止片と、この第1(2)の係止片に対する荷重との関係を説明した図を示している。
図1〜図4に示したヘッドレスト1の取付機構の基本構成を説明すると、このヘッドレスト1の取付機構は、車輌CのシートC1に設けた受け部材C2に挿入されるヘッドレストサポート2と、このヘッドレストサポート2に抜差自在(出没自在)に設けた操作釦3と、前記ヘッドレストサポート2に挿入されるヘッドレスト1を備えたヘッドレストステー4とで構成される。そして、このヘッドレストサポート2は、挾持用の弾性帯部を備えた胴体200と、この胴体200の上方に設けた頭部201と、この胴体200と頭部201とを貫通するヘッドレストステー嵌入(貫通)用の貫通孔202と、頭部201に設けた操作釦用の挿入孔203とで構成されている。また操作釦3は、平板部300と、この平板部300の一方側3aに設けた押え部301と、この押え部301に可動自在に設けた第2の係止片5(一片の係止片)と、前記平板部300の他方側3bに取付け固止又は可動自在に設けた第1の係止片6とで構成されている。図中302は操作釦3の平板部300に設けたヘッドレストステー嵌入(貫通)用の孔を示す。また303は取外具7の棒700嵌入(挿入)用の挿入孔を示す。図中304は操作釦3に設けた爪片で、この爪片304はヘッドレスサポート2の頭部201に設けた係止端201aに係止される。これにより、当該操作釦3のヘッドレストサポート2よりの脱外防止が図れること、またこの操作釦3をヘッドレストサポート2に、ロボット等で自動組付けができること等の特徴がある。尚、図3に示したスプリングSPは弾性体、又は第1・2の係止片等の補助手段としての利用、操作釦3に反撥装置を備えない構造等における利用が考えられる。従って、このスプリングSPは原則として必要時に設けられる。また操作釦3は、頭部201の内鍔片201bに添って移動する。
尚、図6はヘッドレストステー4の高さ調整切欠き4aと抜け防止用の切欠き4bとの関係を示した模式図であり、以下図7〜図19の各例がこの機構を採用する。
図7はヘッドレスト1の第1案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図8は図7の作動後の平面図であり、この例では、固定式の第1の係止片6(後述する)に対峙する第2の係止片5が操作釦3の押え部301とヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4bとの間に設けられており、このヘッドレストステー4の抜け防止が図られた状態である。この状態では、第2の係止片5の弾性体500は、押え部301の凹部301aにあって、その弾性面部500aは押え部301の内壁面301bに接触する。また第2の係止片5の係止端部501は、ヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4bにあって、抜け防止(脱外防止)の状態である。尚、図示しないが、脱外時には第2の係止片5の係止端部501は、ヘッドレストステー4の周辺にある。
この図7と図8との関係、即ち、ヘッドレスト1(ヘッドレストステー4)の抜け防止と、高さ調整との関係を説明する。:抜け防止において、この第2の係止片5の係止端部501を、抜け防止切欠き4bより離間、即ち、ヘッドレスト1を取外すには、操作釦3に設けた挿入孔303に、取外具7の棒700を挿入して、第2の係止片5の反係止端部側を押圧する。この押圧により、第2の係止片5が図6に示すように図面上で反時計Y方向に可動し(ヘッドレストステー4の周辺に沿って可動し)、係止端部501が抜け防止切欠き4bより離間する。この離間により、ヘッドレストステー4が自由となり、取外しできる。またヘッドレストステー4の抜け防止(図5に示した最初の状態)への復帰、即ち、第2の係止片5の係止端部501のヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4bへの係止は、挿入孔303より取外具7の棒700を挿外(脱抜)することにより、この第2の係止片5の弾性体500の反撥を介して復帰し、前記係止端部501と抜け防止切欠き4bとの関係が確保される(抜け防止が図れる)。: 高さ調整において、操作釦3の平板部300に固止された第1の係止片6の係止端部603が、ヘッドレストステー4の高さ調整切欠き4aに係止されている状態では、このヘッドレストステー4は、所定の高さにある。そして、このヘッドレストステー4の高さを変更するには、第1の係止片6の係止端部603と、高さ調整切欠き4aとの係止解除を要する(この係止の離間である)。この係止の解除は、操作釦3を押圧操作し、この押圧により第1の係止片6を図面上で向かって左矢印X方向に移動して行う。この移動により、第1の係止片6の係止端部603は、高さ調整切欠き4aより離間して、ヘッドレストステー4の高さの変更が自由であるとともに、この操作釦3の移動により、第2の係止片5の弾性体500は押圧される(圧縮される)。尚、この離間・移動後の他の高さ調整切欠き4aへの係止は、この操作釦3への押圧の解除により、第2の係止片5の(圧縮された)弾性体500が反撥し、この反撥によりこの第1の係止片6が復帰し、前記他の高さ調整切欠き4aに係止して、当該位置にヘッドレストステー4が固止される。尚、図中305は操作釦3に設けた押圧突起で、この押圧突起305は、取外具7の棒700の係止基点を示す。また図中306は操作釦3に設けた押圧凹部で、この押圧凹部306は、取外具7の棒700の係止終点を示す。図中204は頭部201に設けた操作釦用の挿入孔203の奥面に形成したストッパー片で、このストッパー片204に操作釦3の先端部(操作釦3の押圧時)が衝止する。
図9はヘッドレスト1の第2案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図10は図9の作動後の平面図であり、この例では、前述の第1案と同じ機構と作用であるが、この例では、第2の係止片5の確実な動きと、復帰を司る構成となっている。即ち、第2の係止片5に係止孔502を形成し、この係止孔502を操作釦3の押え部301に立設した固定ピン205に係止する。従って、第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4bに係止している過程では、固定ピン205は係止孔502のロック部502aに位置する。これにより、第2の係止片5の妄動回避と、前記係止状態の確実な動作が確保できる。また第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4bより離間した過程では、固定ピン205は係止孔502のアンロック部502bに位置する。これにより、第2の係止片5の帰還回避と、前記係止開放状態の確実な動作が確保できる。他の構成は、前述の第1案に準ずる。尚、この固定ピン205は、第2の係止片5のスムーズな係入(圧入、挿入等)を図るために、図面に向かって左側(イ矢印)が傾斜面となっている。また第2の係止片5から弾性体500に亘り登り勾配となり、この弾性体500は押え部301に中空状に配備され、確実に作動する構造となっている。図中5aは第2の係止片5の登り勾配を示す。
図11はヘッドレスト1の第3案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、同図(ロ)は同図11(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップ503の足部503aが変化していない状態の拡大平面図、図12はヘッドレスト1の第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動途中の平面図、同図(ロ)は同図(イ)の側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップ503の足部503aが撓み始めた状態の拡大平面図、図13はヘッドレスト1の第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、同図(ロ)は同図(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップ503の足部503aの撓みが終了した状態の拡大平面図であり、この例では、前述の第1・2案と同じ機構と作用であるが、この例では、第2の係止片5の確実な動きと、復帰を司る構成となっている。即ち、第2の係止片5に係止グリップ503を設け、この係止グリップ503にはカム504に設けた連結ピン505が嵌入されている。カム504は押え部301に間隔をおいて設けられており(図10参照)、支持片505aに支持されている。そして、カム504は押え部301に設けた支柱506を基点として可動する。この可動は、取外具7の棒700を利用して行う。従って、この第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4a'に係止している過程では、係止グリップ503、カム504は現位置にあって、このカム504は平面視して略ク字形を呈している。これにより、第2の係止片5の妄動回避と、前記係止状態の確実な動作が確保できる。続いて、棒700をZ方向に差し込むことで、図面上で係止グリップ503、カム504は現位置から反時計Y方向に移動し、図面上でカム504の上側の反時計Y方向への押圧を介して下側が反時計Y方向に振られて当該カム504の一面が支柱506に衝止して、このカム504は略ストレートの状態になる(図11(イ)参照)。これにより、第2の係止片5の確実な動作が確保できる。また係止グリップ503の足部503aが順次押圧拡開されるとともに、この係止グリップ503が反Z方向に移動する(図12(イ)参照)。その後、さらに差し込むことで係止グリップ503、カム504はさらに反時計方向に移動し、カム504の上側の反時計Y方向への押圧を介して下側が反時計Y方向に振られるとともに、第2の係止片5の妄動回避と、前記係止解除に向かって確実な動作が確保できる。この差し込みが終了した段階で、第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4bより離間し、ヘッドレスト1の脱抜が図れる(図13(ロ)参照)。この最終段階において、係止グリップ503の足部503aがロ矢印の方向に移動し、また絞り部503bはハ矢印方向に開かない構成となっており、確実に第2の係止片5を作動する構成である(図13(ハ)参照)。尚、この振られた状態で、この係止解除が図れるとともに、第2の係止片5の係止解除と、この係止開放状態の確実な動作とが確保できる。以上で、説明しない他の構成は、前述の第1・2案に準ずる。図中505cは連結ピン505の傾斜面であり、第2の係止片5のスムーズな係入を図る。
図14はヘッドレスト1の第4案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図15は14の作動後の平面図、図16は図14のA-Aの拡大断面図、図17は図14のB-Bの拡大断面図、図18は図14のC-Cの拡大断面図、図19は図14のD-Dの拡大断面図を示しており、この例は、第2の係止片5に連結兼弾性片508を介して係止片505bを設け、この係止片505bには係止孔504bを備えたカム504aを設け、またこの係止孔504bには第2の係止片5のフック片507を係止し、操作釦3の押え部301に間隔をおいて設ける構成となっている。従って、取外具7の棒700によるカム504aの押圧作用を、この係止孔504bとフック片507とを介して第2の係止片5に伝える構成である。図中506aは支柱であり、この支柱506aは、カム504aの動きを確保する補助具である。尚、カム504aは押え部301に間隔をおいて設けることから、このカム504aの動きが確保される。従って、この第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4bに係止している過程では、フック片507、カム504aは現位置にあって、このカム504aは平面視して略一文字の状態になっている。これにより、第2の係止片5の妄動回避と、前記係止状態の確実な動作が確保できる。また第2の係止片5の係止端部501が、抜け防止切欠き4bより離間した過程では、フック片507、カム504aは現位置から反時計Y方向に移動し、図面上でカム504aの上側の反時計Y方向への押圧を介して下側が反時計Y方向に振られる。そして、この係止解除が図れるとともに、前記連結兼弾性片508の反力を介して第2の係止片5の帰還回避と、前記係止開放状態の確実な動作が確保できる。他の構成は、前述の第1・2・3案に準ずる。尚、前記連結兼弾性片508はその自由端を前記支柱506aに添接係止し、その基端を前記第2の係止片5に連接する。
尚、図21はヘッドレストステー4の高さ調整切欠き4aと抜け防止切欠き4a'との関係を示した模式図であり、以下図20〜図33の各例がこの機構を採用する。
次に図22はヘッドレスト1の第5案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図23は図22の作動途中の平面図、図24は図22の作動後の平面図、図25は図22の第1(2)の係止片6(5)と抜け防止切欠き4bとの関係を説明するもので、(イ)はアンロック状態を、また(ロ)はロック状態に至る途中の過程を、また(ハ)はロック状態をそれぞれ示した説明図、図26は前記第5案の弾性体500(601)の各例を示した拡大側面図であり、(イ)は均等な薄肉厚で形成した例を、(ロ)は肉厚に厚薄を形成した例を、(ニ)は肉厚に厚薄を形成した他の例をそれぞれ示した図であり、この例は、第1の係止片6(一片の係止片)に関し、さらに詳しくは、第1の係止片6の確実な動きと、復帰を司る構成となっている。また第1の係止片6に抜け防止機能を付加した構成である。この第1の係止片6には対の長孔600が設けられており、この長孔600は操作釦3の平板部300に設けたガイド突部307に遊嵌されている。従って、第1の係止片6は、ガイド突部307に沿って移動可能に設けられている。また601は第1の係止片6に設けた肉薄形状の弾性体であり(第1の係止片6の平板部300をプレス成形で製作する)、この弾性体601は常時この第1の係止片6を、ヘッドレストサポート2の頭部201の内壁部201cに衝止し、またこの弾性体601は移動後(抜け防止用の係止解除後)に、当該第1の係止片6の復帰を司る。602は第1の係止片6の略中央に折曲げ形成した作動片であり、この作動片602は操作釦3の爪片側にあって、操作釦3の平板部300の孔に基端を、また先端を平板部300の上面に係止されている。これにより、第1の係止片6の係止端部603はヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4a'(この例では高さ調整切欠き4aと同じ側である)に係止されている。従って、ヘッドレスト1の抜け防止が図れる。以下、ヘッドレスト1の抜け防止と、高さ調整とを説明する。:抜け防止は、図23と、図25(ロ)の状態であり、第1の係止片6の係止端部603が抜け防止切欠き4a'に係止されている。また操作釦3の爪片304がヘッドレストサポート2の係止端201aに係止された状態であり、操作釦3に対する弾性体601等の反力に対応する。:抜け防止の解除は、図24と、図25(ハ)の状態であり、操作釦3の押圧操作により作動片602の山部を挿入孔303の下方に略移動した状態において、この操作釦3に開設した挿入孔303に、取外具7の棒700を挿入する。この棒700により作動片602を押す操作で、当該第1の係止片6は、この第1の係止片6の長孔600とガイド突部307とを利用して、この作動片602とともに図面上でZ方向に移動し、かつこの第1の係止片6の弾性体601を圧縮する。この第1の係止片6の移動で、係止端部603が抜け防止切欠き4a'より離間し、ヘッドレスト1の抜け防止解除(取外し)が図れる。:抜け防止の復帰は、前記操作の逆となり、取外具7の操作釦3の挿入孔303からの抜取り操作で、作動片602への規制の解除と、これに基づく弾性体601の反撥を介して当該第1の係止片6が復帰し、最初の状態(図24)に戻る構成である。尚、ヘッドレスト1のヘッドレストサポート2への挿入(差込み)は、抜け防止切欠き4a'(抜け防止切欠き4b又は高さ調整切欠き4a)の形状を利用して、挿入かつ係止できる。尚、弾性体601(各例も同じ)を、本体に比して肉薄構造とし、例えば、確実な動作・反撥力を確保する。尚、図25(イ)に図示するように、作動片602の自由端側はθ角度とする。この角度は、操作釦3をヘッドレストサポート2に従来と同様な自動及び/又は手動等操作での組付け時、この第1の係止片6がヘッドレストサポート2の貫通孔202をスムーズに通過し(図28参照)、所定の位置にセットできること(図25(イ)参照)であり、所謂、この第1の係止片6を、前記の操作により組付け可能とすることにある。また図25(イ)は、操作釦3の移動の状態と弾性体500との動きを示した図であり、例えば、図22で示した第1の係止片6の係止端部603が高さ調整切欠き4aに係止されている。この高さ調整切欠き4aに係止された状態では、弾性体500は、所定の撓み代をもって縮んでいる。この状態は当該図25(イ)であって、この弾性体500の撓み代による反撥力で、当該第1の係止片6の係止端部603を、高さ調整切欠き4aに係止する。図中Sは係止端201aへの挿入片303の挿入を容易にするためのクリアランスで、このクリアランスSを利用し、爪片304を確実に係止端201aに係止できる。尚、弾性体601は原則としてバネ材を利用して一体成形する。その他の例として本体部及び/又はその本体部の適所を二枚、バネ部を一枚構造とした構成、またバネ部と一体構造の本体部に補強部を設けた構成等も採用できる。
尚、図26は弾性体500の各例を示しており、この弾性体500はバネ鋼材をプレス成形で押圧・延展して構成するものであり、前記第1の係止片6の係止端部603と抜け防止切欠き4a'との確実かつスムーズな係止が達成される構成とし、また耐久性に優れた構成とする。この(イ)は、同じ肉厚構造であり、スプリング特性を有し、また弾性疲労が少ない形態とする。また(ロ)、(ハ)は、肉厚の厚薄構造であり、スプリング特性を有し、またフレキシブルなスプリング特性を有する形態とする。また図27は作動片602に対する取外具7の棒700の荷重方向を示したものであり、第1の係止片6等の動きを確保することと、この作動片602等の耐久性を確保し、かつ反復使用に耐え得る構造とすること等を意図する。尚、この種の取外具7は、ドライバー、伝動工具、又は筆記具、鉤、釘等の場合もあり得る。
図29はヘッドレスト1の第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステー4との関係を説明する断面図、図30はヘッドレスト1の第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステー4との関係を説明する断面図であり、この例は、第5案の変更であり、弾性体601の帯び形状を平面視して略単独髭形状に装置した構成であり、その態様、機能又は特徴は、前述の例に準ずる。
また図31はヘッドレスト1の第7案を示した要部を断面視した作動前の平面図、図32は図31の作動後の平面図であり、この例は、第6案の変更であり、弾性体601の帯び形状を平面視して略単独ハ字形状に装置した構成であり、その態様、機能又は特徴は、前述の例に準ずる。
図33はヘッドレスト1の第8案を示した第1の係止片6であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図である。この例では、第1の係止片6に長孔600、弾性体601と作動片602等を設けた構成であり、この弾性体601は、第1の係止片6の後方(ヘッドレストサポート2の頭部201の内壁部201c側)に膨出した係止凸起606にスプリングSPでなる弾性体601を設けた構成である。従って、スプリングSPでなる弾性体601は、ヘッドレストサポート2の内壁部201cに衝止して設けられている。そして、この長孔600、弾性体601と作動片602等の動きと機構は、前述の図14〜図19に示したヘッドレスト1の第4案に準ずる。
尚、図34はヘッドレストサポート2の係止端201aと操作釦3の爪片304との係止関係と、この爪片304の移動を説明する拡大模式図であり、文字で示すように、(イ)はヘッドレストサポート2の貫通孔202にヘッドレストステー4が嵌入される状態であり、ヘッドレストサポート2の挿入孔203に操作釦3が嵌入された状態を、また(ロ)は第1の係止片6が、このヘッドレストステー4の高さ調整切欠き4aに係止した状態を、さらに(ハ)は例えば第1の係止片6が、このヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4a'(4b)に係止した(抜け防止が図られる)状態を、また(ニ)は例えば第1の係止片6が、このヘッドレストステー4の抜け防止切欠き4a'(4b)より係脱した(ヘッドレストステー4(ヘッドレスト1)を脱抜可能とした状態をそれぞれ示す。また図36は第1(2)の係止片6(5)と、この第1(2)の係止片6(5)に対する荷重との関係を説明した図を示す。この図36の詳細は図示した。
前述した第1の係止片6は固定式の構造(第1案〜第3案)と、可動式の構造(第4案〜第7案)があり、また第2の係止片5は、各例とも可動式の構造である。そして、これらの各第1の係止片6と、第2の係止片5との組合せは自由であり限定されない。また第1の係止片6を、第2の係止片5に入れ替えて、第1の係止片6と第1の係止片6との組合せ構造(何れか一方が可動式の構造とする)、或いは第2の係止片5と第2の係止片5との組合せ構造等があり得る。
ヘッドレストの使用状態を説明する縮尺斜視図 ヘッドレストの分解斜視図 ヘッドレストとヘッドレストステーとの関係を説明した拡大断面図 ヘッドレストとヘッドレストステーとの関係を説明した一部欠截の斜視図 ヘッドレストと操作釦との関係を説明するもので、(イ)は拡大側面図、また(ロ)は拡大平面図、また(ハ)は拡大正面図 ヘッドレストステーの一方側に高さ調整切欠きを、他方側に抜け防止切欠きを設けたヘッドレストステーの側面図(図4(ロ)の例である) ヘッドレストの第1案を示した要部を断面視した作動前の平面図 図7の作動後の平面図 ヘッドレストの第2案を示した要部を断面視した作動前の平面図 図9の作動後の平面図 ヘッドレストの第3案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、同図(ロ)は同図11(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部が変化していない状態の拡大平面図 ヘッドレストの第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動途中の平面図、同図(ロ)は同図(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部が撓み始めた状態の拡大平面図 ヘッドレストの第3案であって、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、同図(ロ)は同図(イ)を側面視した一部欠截の図、同図(ハ)は同図(イ)の係止グリップの足部の撓みが終了した状態の拡大平面図 ヘッドレストの第4案を示した要部を断面視した作動前の平面図 14の作動後の平面図 図14のA-Aの拡大断面図 図14のB-Bの拡大断面図 図14のC-Cの拡大断面図 図14のD-Dの拡大断面図 ヘッドレストと操作釦との関係の他の一例を説明するもので、(イ)は拡大側面図、また(ロ)は拡大平面図、また(ハ)は拡大正面図 ヘッドレストステーの一方側に高さ調整切欠きと、抜け防止切欠きとを設けたヘッドレストステーの側面図 ヘッドレストの第5案を示した要部を断面視した作動前の平面図 図22の作動途中の平面図 図22の作動後の平面図 図22の第1(2)の係止片と抜け防止用の切欠きとの関係を説明するもので、(イ)はアンロック状態を、また(ロ)はロック状態に至る途中の過程を、また(ハ)はロック状態をそれぞれ示した説明図 ヘッドレストの第5案の弾性体の各例を示した拡大側面図であり、(イ)は均等な薄肉厚で形成した例を、(ロ)は肉厚を厚薄の形状とした例を、(ニ)は肉厚に厚薄を形成した他の例をそれぞれ示した図 取外具の棒と作動片への関係を示した説明図 ヘッドレストの係止端と操作釦の爪片との関係を説明する断面図 ヘッドレストの第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動前の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステーとの関係を説明する断面図 ヘッドレストの第6案を示したものであり、(イ)は要部を断面視した作動後の平面図、(ロ)はこの要部とヘッドレストステーとの関係を説明する断面図 ヘッドレストの第7案を示した要部を断面視した作動前の平面図 図31の作動後の平面図 ヘッドレストの第8案を示した第1の係止片であり、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図 ヘッドレストサポートの係止端と操作釦の爪片との係止関係と、この爪片の移動を説明する拡大模式図 第1(2)の係止片と、この第1(2)の係止片に対する荷重との関係を説明した図
符号の説明
1 ヘッドレスト
2 ヘッドレストサポート
200 胴体
201 頭部
201a 係止端
201b 内鍔片
201c 内壁部
202 貫通孔
203 挿入孔
204 ストッパー片
205 固定ピン
3 操作釦
3a 一方側
3b 他方側
300 平板部
301 押え部
301a 凹部
301b 内壁面
302 孔
303 挿入孔
304 爪片
305 押圧突起
306 押圧凹部
307 ガイド突部
4 ヘッドレストステー
4a 高さ調整切欠き
4a’ 抜け防止切欠き
4b 抜け防止切欠き
5 第2の係止片
5a 登り勾配
500 弾性体
500a 弾性面部
501 係止端部
502 係止孔
502a ロック部
502b アンロック部
503 係止グリップ
503a 足部
503b 絞り部
504 カム
504a カム
504b 係止孔
505 連結ピン
505a 支持片
505b 係止片
505c 傾斜面
506 支柱
506a 支柱
507 フック片
508 連結兼弾性片
6 第1の係止片
600 長孔
601 弾性体
602 作動片
603 係止端部
606 係止凸起
7 取外具
700 棒
C 車輌
C1 シート
C2 受け部材
S クリアランス
SP スプリング


Claims (5)

  1. 車輌のシートに配設された受け部材に支持される頭部、首部及び胴部で形成されるヘッドレストサポートと、
    このヘッドレストサポートに設けた高さ調整切欠きを備えたヘッドレストステーの嵌入を許す貫通孔と、
    前記ヘッドレストサポートの頭部に設けた操作釦用の挿入孔に出没自在に設けられる操作釦と
    で構成されるヘッドレストであって、
    このヘッドレストの操作釦には、前記ヘッドレストステーに係止する少なくとも一片の係止片を備えており、この係止片は、何れか一方側に弾性体を、また他方側には係止端部を有しており、
    前記係止片は、取外具のヘッドレストサポートへの嵌入を介して移動し、この移動を介してこの係止片の係止端部が、前記ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きより離間するとともに、当該係止片は、取外具のヘッドレストサポートよりの脱外を介して復帰し、この復帰を介してこの係止片の係止端部が、前記ヘッドレストステーに設けた抜け防止用の第2切欠きに嵌入する構成としたヘッドレストの抜け防止機構。
  2. 請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートに挿入される操作釦の操作部と平板部との間に設ける構成であって、
    前記係止片の弾性体が前記操作部の内面段部に衝止し、その係止端部をヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、この係止片を前記ヘッドレストステーの周辺に沿って移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構。
  3. 請求項1に記載の係止片を、ヘッドレストサポートの頭部の内壁面と操作釦の平板部との間に設ける構成であって、
    前記係止片の弾性体が前記内壁面に衝止し、その係止端部をヘッドレストステーの抜け防止用の第2切欠きに係止又は脱外可能とするとともに、この係止片を前記平板部に移動可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構。
  4. 請求項1に記載の取外具を、操作釦の操作部の側面より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構。
  5. 請求項1に記載の取外具を、ヘッドレストサポートの頭部より挿入可能に構成したヘッドレストの抜け防止機構。






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