JP2005261109A - 保持装置 - Google Patents

保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005261109A
JP2005261109A JP2004070387A JP2004070387A JP2005261109A JP 2005261109 A JP2005261109 A JP 2005261109A JP 2004070387 A JP2004070387 A JP 2004070387A JP 2004070387 A JP2004070387 A JP 2004070387A JP 2005261109 A JP2005261109 A JP 2005261109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective tube
tripod
bucket
support
insulating rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004070387A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hashimoto
勇治 橋本
Akiji Kageyama
章治 景山
Shuji Fujitani
修治 藤谷
Shuji Sado
周司 佐渡
Naoki Ishitani
直樹 石谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2004070387A priority Critical patent/JP2005261109A/ja
Publication of JP2005261109A publication Critical patent/JP2005261109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract


【課題】 壁面に保持する道具の位置を容易に変更することができ、また、その向きも容易に変更することができるができるようにして、バケットなどのような環境でも快適な作業を実現する保持装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 防護管104をU字部材41内に収装して支持する支持装置13が先端部に連結された絶縁棒12を保持する保持装置11であって、絶縁棒12を取り付ける取付台15と、この取付台15を頂部に設置された三脚14とを備えて、三脚14は、二脚の端部にバケット100の壁面101上部の両面に対面させてその縁101aに容易に係合させることのできる係合装置16が設けられるとともに、他の一脚はその壁面101の側面に突っ張らせることにより、立てた状態でバケット100に簡易に設置することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保持装置に関し、詳しくは、所望の機能を有する道具を壁面の外方に保持すると共に、その保持する姿勢を容易に変更することのできるものに関する。
従来より、工事などの作業中に、電線に触れて感電したり、電線自体を損傷してしまうことを防止するために、工事などを行う前に電線に防護管を被せることが行われている。この防護管は、電線が高架されていることから、バケットなどに作業員が乗って防護管脱着装置を用いて電線に装着するのが一般的であり、この防護管脱着装置は、作業者との間の絶縁性を確保しつつ、電力を供給している電線に防護管を装着する必要があることから、絶縁性の確保されている操作棒の先端に装置本体が取り付けられている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、この防護管は、防護管脱着装置により脱着させるにしても、電線から離隔する反対側を支持しなければ自重により垂れた状態となって、作業の妨げになってしまう。このことから、操作棒と同様に絶縁性の確保されている絶縁棒(支持棒)の先端部にフックを設けて、その防護管脱着装置の反対側で防護管を支持することが行われている。このような操作棒や絶縁棒は、作業員の負担にならないように、バケットに設置された装置に取り付けるのが一般的である(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−197225号公報 特開2003− 47115号公報 特開2000− 95484号公報
このような従来の保持装置にあっては、防護管を支持するだけであることから、文献3に記載されているほどの装置を用いなくてもよい。例えば、図10に示すように、バケット100の側壁(壁面)101の縁に強固に固定した部材102に、絶縁棒103を取り付けて防護管104を支持させるようにしてもよい。この場合にも、電線に向けて送り出す防護管104をその絶縁棒103のフック103aで支持したり、その電線から外した防護管104をフック103aで受け取って支持することができ、防護管104の脱着作業を補助することができる。なお、この固定部材102は、外方に伸びて防護管104を支持する絶縁棒103を1箇所で保持しなければならないことから、簡単には脱落しない機構によりバケット100の側壁101に取り付けられている。
しかしながら、このような絶縁棒103は、いずれにしても、バケット100の決まった位置に固定されてしまい、脱着する防護管104の向きに応じて絶縁棒103の位置を変える作業が面倒である。このために、無理やり防護管104の脱着作業を行って、結果的に効率が悪いまま作業してしまう場合がある。
また、バケット100において行う作業は、防護管104の脱着作業だけではないことから、その固定部材102や絶縁棒103が邪魔になることがある。しかし、この固定部材102を外すことは面倒であり、また、固定部材102や絶縁棒103を狭いバケット100内に片付けるのは難しいことから、そのまま作業せざるを得ない場合もある。
そこで、本発明は、壁面に保持する道具の位置を容易に変更することができ、また、その向きも容易に変更することができるができるようにして、バケットなどのような環境でも快適な作業を実現する保持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する保持装置の第1の発明は、壁面に設置する設置部と、該設置部に取り付けられて道具を支持する支持部とを備えて、壁面から離隔する位置に所望の機能を有する道具を保持する保持装置であって、設置部は、頂部に支持部が取り付けられて壁面に立てられる三脚と、該三脚の一脚または二脚に設けられて壁面上部の縁に係合する係合部材と、を有することを特徴とするものである。
この発明では、壁面上部の縁に三脚のうちの一脚または二脚を係合させて、その三脚を壁面に立たせる状態にするだけで、支持する道具を壁面の外方に保持することができ、また、壁面に三脚(離隔する三箇所)で立つことから、強固に係合させる必要はない。したがって、壁面上部の縁に簡単に設置することができるとともに、簡単に外したり、壁面に立たせる位置を容易に変更することができる。
上記課題を解決する保持装置の第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記設置部は、係合部材が板状の壁面上部の両面側に対面して、該壁面上部の縁に係合することを特徴とするものである。
この発明では、壁面上部の両面に対面するだけでその縁に係合することから、上方に持ち上げるだけで異なる位置に移動して、再度係合させることができる。したがって、壁面の上部の縁から簡単に外したり、位置を変更して作業を行うことができる。
上記課題を解決する保持装置の第3の発明は、上記第1または第2の発明の特定事項に加え、前記三脚は、各脚間の拡開角度を自由に変更可能であることを特徴とするものである。
この発明では、三脚の拡開角度を変えるだけで、壁面に立つ三脚の高さを変更することができる。したがって、壁面から離隔する道具の支持位置までの距離を容易に変更することができる。
上記課題を解決する保持装置の第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記三脚のうちの少なくとも一脚以上が自由に長さを変更可能であることを特徴とするものである。
この発明では、三脚のうちの一脚以上の長さを変えるだけで、道具を支持する向き(姿勢)を変更することができる。したがって、壁面から外方に向かう道具の向きを容易に変更することができる。
本発明によれば、強固に取り付ける必要のない三脚の一脚または二脚を壁面の上部の縁から簡単に外して支持する道具の位置を容易に変更することができ、また、その三脚の角度や長さを変えるだけで道具の位置や向きを容易に変更することができるので、作業の都合に応じて簡単に道具や保持装置が邪魔にならないようにすることができる。したがって、バケットなどのような作業環境でも快適に多種の作業を行うことができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図9は本発明に係る保持装置の一実施形態を適用した補助具の一例を示す図である。
図1において、補助具10は、作業員が乗り込んで高架されている電線付近の作業位置に行くためのバケット100の側壁(壁面)101に取り付けて使用するものであり、例えば、工事を行う前の養生として、電線に防護管を被せる際に利用する。ここで、バケット100内の作業員は、図2に示すように、操作棒105を把持してその先端部の防護管脱着装置本体110を操作することにより防護管104を電線Dに脱着する。詳しくは、防護管脱着装置本体110は、ガイド111が防護管104の脚部104aの間に割り込んでタイヤ112が回転するようになっており、防護管104は、脚部104aの間のガイド111を本体部104bの内面に押し付けられて案内されつつ、その防護管脱着装置本体110の後端側から先端側に送り出されて電線Dが内装されて装着される。また、その防護管104は、反対に、その電線Dに装着されている状態から防護管脱着装置本体110のガイド111が脚部104aの間に割り込んでタイヤ112により先端側から後端側に引き出されることにより、電線Dから離脱される。このとき、補助具10は、防護管脱着装置本体110が電線Dに着脱する防護管104の反対側を支持してその着脱作業を補助する。
補助具10は、バケット100の側壁101の側面に設置する保持装置11と、電線Dに接触する防護管104との間の絶縁性を確保する絶縁棒(支持棒)12と、防護管104を脱落させることなく自由に移動することができるように支持する支持装置13と、を備えている。この補助具10は、保持装置11が絶縁棒12の基端部を保持するとともに、その絶縁棒12の先端部に支持装置13を連結することにより、バケット100から離隔する位置で防護管104を支持して、その防護管104の着脱作業を補助する。
保持装置11は、図3に示すように、バケット100の側壁101の側面に立てる姿勢で設置する三脚(設置部)14と、この三脚14の中心の頂部に設けられて絶縁棒12を支持する取付台(支持部)15とを備えている。この保持装置11は、三脚14のうちの二脚21、22の基端部(所謂、石突部)に設けられている係合装置16をバケット100の側壁101上部の縁101aに係合させて取り付けるとともに、残りの一脚23の基端部をその側壁101の側面に突っ張らせることにより、三脚14の頂部の取付台15の位置や姿勢を固定して、絶縁棒12の先端部の支持装置13を防護管104の支持位置に位置させる。
三脚14は、各脚21〜23の間の拡開角度を自由に変更することにより、その各脚21〜23の基端部間の離隔間隔を自由に変えることができ、安定性を調整することができるとともに、バケット100の側壁101からの取付台15の離隔距離(高さ)や姿勢を調整することができる。また、この三脚14は、各脚21〜23のロックナット24を緩めて下脚部25内に上脚部26を挿脱して長さを自由に変更することができ、同様に、取付台15の位置や姿勢を調整して、防護管104を支持する絶縁棒12先端の支持装置13の位置や向き(姿勢)を容易に変更(調整)することができる。
この三脚14の係合装置16は、バケット100の側壁101上部の縁101aに対面させるように載置する基盤(係合部材)31と、この基盤31の上面で不図示の縦回転軸を中心に回転可能に立設されるとともに頭部に設けられた水平回動軸32aを中心に二脚21、22の基端部を上下方向に回動可能に連結する連結部材32と、基盤31の両側に一体形成されてバケット100の側壁101の両面に対面する対面部(係合部材)33と、この側壁101の外面(側面)側の対面部33に取り付けられてその側壁101の外面に向かって突出・後退するように螺合する螺合部材34と、を備えている。
すなわち、三脚14は、係合装置16の基盤31をバケット100の側壁101の縁101aに置いてその側壁101を対面部33との間で締め付けるように螺合部材34を操作するだけで、その側壁101の縁101aに三脚14のうちの二脚21、22(2箇所)を位置決め固定することができ、残りの一脚23とともに協働して側壁101に立てることができる。逆に、この三脚14は、係合装置16の螺合部材34を緩めるように操作して持ち上げるだけで、バケット100の側壁101への固定位置を容易に変更することができるとともに、その側壁101から容易に外すことができる。なお、図3中の紐14aは、三脚14の脚部21〜23のそれぞれに固設したリング14bに通して長さを決めることにより、側壁101の縁101aに固定されていない一脚23が不用意に自由落下する方向に回動してしまうことを防止するものである。ただし、この紐14aは、自由な回動を制限する機構を三脚14の取付台15側に配設する場合には不要である。
また、三脚14の取付台15は、絶縁棒12を取り付ける基盤35と、この基盤35を三脚14の頂部に連結する連結部材36とを備えている。基盤35は、絶縁棒12を締め付けて固定する締付具35aが上面の2箇所に設けられており、絶縁棒12の基端部側を締付具35aに取り付けてバケット100から離隔する場所にその絶縁棒12の先端部側を位置させる。また、連結部材36は、二脚21、22の先端部を上下方向に回動可能に軸支する回動軸36aと、他の一脚23の先端部を同様に上下方向に回動可能に軸支する回動軸36bと、回動軸36aの一脚21、22毎を別個に水平方向に回動可能に支持する支持板36cと、回動軸36a、36bや支持板36cに対して基盤35を水平面内で回転可能にする回動円盤36dとを備えており、基盤35の上下方向の移動を回動軸36a、36bにより実現するとともに左右方向の移動を支持板36cにより実現し、さらに、水平面内の回転を回動円盤36dが実現している。
すなわち、取付台15は、バケット100に対して上下左右に自由に位置を変更することができるとともに水平面内で自由に回転することができ、取り付けた絶縁棒12の位置や方向を変えて先端部の支持装置13の位置や姿勢を変更(調整)することができる。
絶縁棒12は、図4に示すように、全体をプラスチックなどの絶縁材料で作製されるとともに、作業員が把持する基端部側の把持部37には絶縁性をより高めるための絶縁ゴムが被覆されている。また、この絶縁棒12の先端部には、支持装置13を連結するためのピン38が外装側面に立設されている。なお、この絶縁棒12には、先端側と基端側の2箇所に傘カバー39a、39bが取り付けられており、先端側の傘カバー39aが電線D(防護管104)側からの水分を滴下させるとともに、基端側の傘カバー39bが安全に作業を行い得る限界位置を示して、操作する際の安全を確保している。
支持装置13は、図5および図6に示すように、防護管104を収装可能に一体成形されているU字部材41と、このU字部材41を立てた姿勢に支持する支持部材42と、この支持部材42に設けられた連結アダプタ43と、この連結アダプタ43を絶縁棒12の先端部に連結するための先端部アダプタ44とを備えている。
U字部材41は、防護管104の外径よりも幅広の間隔に離隔する一対の立部41aと、この立部41aを立てるように支持部材42に支持される底部41bと、を備えている。これにより、U字部材41は、防護管104を立部41a間に収装して底部41bが受けて支持することができ、その立部41aが防護管104の両側方に立って脱落することを制限することができる。
支持部材42は、U字部材41の底部41bに差し込んで回転可能に支持する縦回転軸42aと、この縦回転軸42aを回転自在にネジ止めするナット42bと、U字部材41の回転角を連結アダプタ43の延在方向に対して正逆30度づつに制限するピン42cと、を備えている。これにより、支持部材42は、連結アダプタ43の延在方向に対して直交する向きの防護管104を、U字部材41を立てた姿勢のまま収装可能に一定角度の範囲内で回転することができ、回転し過ぎて支持する防護管104の側面を押圧したり、受け取る防護管104の端部を衝止することがない。なお、支持部材42は、ピン42cを設けずに、縦回転軸42aの回転に多少の負荷を掛ける(所謂、渋くする)ことにして、U字部材41が回転し過ぎないようにしてもよいことはいうまでもない。
連結アダプタ43は、U字部材41の立部41aの離隔方向と延在方向が平行になるように支持部材42の側面に設けられた連結棒51と、この連結棒51の他端部(支持部材42の反対側)に設けられた第1連結板52とを備えている。この第1連結板52には、他端側から中央部に向かって開口する切欠52aと、その一面側に突出して切欠52aの底部(中央部)から法線方向に延在する複数の突起52bとが形成されている。
先端部アダプタ44は、連結アダプタ43の第1連結板52に連結する第2連結板53と、この第2連結板53に連続して絶縁棒12の先端部に連結するジョイント54とを備えている。この第2連結板53には、中央部に形成されたネジの挿入孔53aと、その一面側に突出して挿入孔53aから法線方向に延在する複数の突起53bとが形成されている。また、ジョイント54には、第2連結板53の反対側から連続方向に開口した後に直交方向に屈曲する切欠54aが形成されている。
これにより、連結アダプタ43の第1連結板52と先端部アダプタ44の第2連結板53は、所謂、菊座アダプタを構成しており、互いの突起52b、53bが噛み合うように対面させるとともに、切欠52aおよび挿入孔53aを貫通させたネジで締め付けることにより連結することができる。また、先端部アダプタ44のジョイント54には、絶縁棒12の先端部を接近させてピン38を切欠54a内に進入させた後に一方向に回転させることにより連結することができる。
この場合、支持装置13は、図7に示すように、連結アダプタ43および先端部アダプタ44により、側方に伸ばす絶縁棒12の先端部でU字部材41の立部41aが立つ状態に連結することができる。このため、バケット100の側壁101に設置した保持装置11にその絶縁棒12が取り付けられることにより、支持装置13は、例えば、複数本の電線Dが垂直に配列されている垂直配列電線路に側方からアプローチして、防護管脱着装置本体110が電線Dに脱着する防護管104の反対側をU字部材41の立部41a間に収装して底部41bで受けて脱落不能に支持することができる。このときには、防護管104の延在方向に対してU字部材41が一定角度内で回転することができ、電線Dに装着する防護管104を立部41aで捻じってしまうように押圧して送り出すことを妨げたり、また、電線Dから離脱させて引き戻す防護管104を収装可能な向きにできずに立部41aで衝止して受け取ることを妨げししまうことがなく、その防護管104をスムーズに移動可能に支持して脱着作業を補助することができる。
なお、本実施形態の支持装置13は、図8に示すように、絶縁棒12の中間部(途中)に連結可能にする変更アダプタ45を着脱可能に備えており、この変更アダプタ45は、先端部アダプタ44と同様に形成されて、連結アダプタ43の第1連結板52に連結する第2連結板53と、絶縁棒12の中間部に巻き付けて蝶ネジ56aにより締め付ける締付具56とを備えている。これにより、変更アダプタ45は、支持装置13を、絶縁棒12の先端部に代わって、絶縁棒12の例えば、基端側の把持部37に取り付けることができる。
この場合、支持装置13は、図9に示すように、連結アダプタ43、先端部アダプタ44および変更アダプタ45により、絶縁棒12の把持部37でU字部材41の立部41aが沿うように連結することができ、また、その絶縁棒12の先端部にはフック57を取り付けることにより、バケット100に取り付けることなく、電線Dにフック57を引っ掛けて絶縁棒12を吊り下げた状態にすることができる。これにより、支持装置13は、複数本の電線Dが水平に配列されている水平配列電線路に下方からアプローチして、防護管脱着装置本体110が電線Dに脱着する防護管104の反対側をU字部材41の立部41a間に収装して底部41bで受けて脱落不能に支持することができる。このときには、垂直配列電線路と同様に、その防護管104をスムーズに移動可能に支持して脱着作業を補助することができる。
このように本実施形態においては、保持装置11を係合装置16によりバケット100の側壁101に簡単に着脱して設置位置を変更することができ、垂直配列電線路の電線Dに脱着する防護管104の反対側を、その保持装置11に取り付けた絶縁棒12先端の支持装置13のU字部材41により支持して、その防護管104の脱着作業を補助することができる。この防護管104を支持するU字部材41の位置や姿勢は、保持装置11の三脚14や取付台15を調整することにより変更することができる。
したがって、バケット100における保持装置11の設置位置を容易に変えて防護管104の補助作業を行うことができるとともに、その設置位置を小まめに変えることなく支持装置13のU字部材41の姿勢などをその防護管104の向きなどに応じて変化させて補助作業を継続することもでき、また、使わない場合にはバケット100の側壁101における邪魔にならない場所に保持装置11を容易に移すことができる。この結果、狭いバケット100内でも、防護管104の脱着作業などを快適に行うことができる。
なお、本実施形態では、U字部材41を備える支持装置13を連結した絶縁棒12を保持装置11に保持させる場合を説明するが、これに限るものではないことはいうまでもない。例えば、図10に示すように、絶縁棒12の先端部に連結するジョイント54に、コ字形状で上方が開口するようにローラ部材61〜63を取り付けた支持装置60を絶縁棒12の先端部に連結して防護管104を支持させるようにしてもよい。この支持装置60は、立てた状態のローラ部材61、62を制限部として離隔させて防護管104を収装可能にするとともに、ローラ部材63を受け部として底部に位置させてその防護管104を受けて支持させる。また、この支持装置60は、鍵の手形状に屈曲する回動棒64がジョイント54から離隔する位置でローラ部材61を回動可能に軸支するとともに、このローラ部材61の軸心を回動軸としてローラ部材62、63を回動可能に軸支する。これにより、支持装置60は、支持装置13と同様に、ローラ部材61〜63が防護管104の両側と底部に位置することにより、収装する防護管104が脱落しないように支持することができるとともに、防護管104の向きに応じてローラ部材61、62が回動することにより、その防護管104を掴んだり衝止したりすることなく収装・支持することができる。また、この支持装置60では、ローラ部材61〜63自体も回転することにより、よりスムーズに防護管104を移動させることができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。例えば、防護管104の脱着作業以外を補助する道具として利用することができることはいうまでもない。また、三脚14のうちの二脚21、22に係合装置16を設けているが、これに限るものではなく、一脚のみに設けてもよいことはいうまでもない。
本発明に係る保持装置の一実施形態を適用した防護管の脱着作業用で用いる補助具の一例を示す図であり、その概略全体構成を示す斜視図である。 その防護管の脱着作業を行う防護管脱着装置本体を示す図であり、(a)はその概略平面図、(b)はその一部拡大立面図である。 その補助具の保持装置を示す図であり、(a)はその上面図、(b)はそのA−A矢視側面図である。 その補助具の絶縁棒を示す平面図である。 その補助具の支持装置の主要部を示す図であり、(a)はその上面図、(b)はその立面図である。 その支持装置の主要部を連結するアダプタを示す平面図である。 その補助具の利用を説明する図であり、(a)は電線の上方から見た一部の状態図、(b)は電線の延在方向から見た一部の状態図である。 その支持装置の主要部を他の箇所に連結するためのアダプタを示す平面図である。 その補助具の利用を説明する図であり、(a)は電線の側方から見た一部の状態図、(b)は電線の延在方向から見た一部の状態図である。 その補助具の他の態様を示す斜視図である。 その従来技術を示す斜視図である。
符号の説明
10 補助具
11 保持装置
12 絶縁棒
13 支持装置
14 三脚
15 取付台
16 係合装置
21〜23 脚
24 ロックナット
34 螺合部材
37 把持部
38 ピン
41 U字部材
41a 立部
41b 底部
42 支持部材
42a 縦回転軸
42c ピン
43 連結アダプタ
44 先端部アダプタ
45 変更アダプタ
52、53 連結板
52b、53b 突起
54 ジョイント
56 締付具
56a 蝶ネジ
57 フック
61〜63 ローラ部材
64 回動棒
100 バケット
101 側壁
101a 縁
104 防護管
110 防護管脱着装置本体

Claims (4)

  1. 壁面に設置する設置部と、該設置部に取り付けられて道具を支持する支持部とを備えて、壁面から離隔する位置に所望の機能を有する道具を保持する保持装置であって、
    設置部は、頂部に支持部が取り付けられて壁面に立てられる三脚と、該三脚の一脚または二脚に設けられて壁面上部の縁に係合する係合部材と、を有することを特徴とする保持装置。
  2. 前記設置部は、係合部材が壁面上部の両面側に対面して、該壁面上部の縁に係合することを特徴とする請求項1に記載の保持装置。
  3. 前記三脚は、各脚間の拡開角度を自由に変更可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の保持装置。
  4. 前記三脚のうちの少なくとも一脚以上が自由に長さを変更可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の保持装置。
JP2004070387A 2004-03-12 2004-03-12 保持装置 Pending JP2005261109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070387A JP2005261109A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004070387A JP2005261109A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005261109A true JP2005261109A (ja) 2005-09-22

Family

ID=35086297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004070387A Pending JP2005261109A (ja) 2004-03-12 2004-03-12 保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005261109A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125291A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The スリーブ圧縮装置および連結アダプタ
JP2010193661A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 防護管袋保持具、及び防護管袋保持方法
JP2012080651A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 線状体矯正工具および該線状体矯正工具を用いた線状体矯正方法
CN115799864A (zh) * 2022-12-15 2023-03-14 海南电网有限责任公司文昌供电局 一种发电车并网线夹装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008125291A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The スリーブ圧縮装置および連結アダプタ
JP2010193661A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 防護管袋保持具、及び防護管袋保持方法
JP2012080651A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 線状体矯正工具および該線状体矯正工具を用いた線状体矯正方法
CN115799864A (zh) * 2022-12-15 2023-03-14 海南电网有限责任公司文昌供电局 一种发电车并网线夹装置
CN115799864B (zh) * 2022-12-15 2023-11-03 海南电网有限责任公司文昌供电局 一种发电车并网线夹装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5898185B2 (ja) 支持装置
JP6481257B2 (ja) 電気機器
JP2005261109A (ja) 保持装置
JP2007205045A (ja) 吊りボルト振れ止め装置
JP2005261110A (ja) 補助具
JP2012171060A (ja) ナット落下防止装置
KR102522915B1 (ko) 활선 작업용 전기절연스틱 거치대
JP4188477B2 (ja) 架空地線の撤去方法
JP2015006040A (ja) 操作棒用フック装置
KR20220131777A (ko) 낚시대 지지대의 방수 방진용 클램프 레버 장치
JP2001232583A (ja) 工具等の作動を操作する遠隔用マニピュレータ
JP4220954B2 (ja) 電線ベンダー装置
CN212138070U (zh) 把手结构及显示屏
KR200396719Y1 (ko) 전선 거치대
JPH08243941A (ja) 索条部材付き部品用締め付け工具
JP7193373B2 (ja) 車輪止め装置
JP3937031B2 (ja) 棚受用支持装置
JP4477507B2 (ja) シャワーヘッドの壁取付け具
JP2532144Y2 (ja) 電動ドリル装着具
KR101399776B1 (ko) 임시 설치용 횡 가설부재의 훅
CN220839914U (zh) 一种感烟火灾探测器拆装装置
CN217823990U (zh) 一种室内装修用剥线钳
JPH07299772A (ja) 工具ホルダー
KR0120772Y1 (ko) 핀 이탈 방지장치
JP2009183188A (ja) 携帯式作業機