JP2005260641A - 移動型カメラシステムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行えるようにする。
【解決手段】制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、移動型カメラは、電波強度を監視する電波強度モニタ部101を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波強度から検知し、これを制御用端末に通知する。これにより、ユーザは、移動型カメラが通信不能に陥る前に、通信品質が劣化していることを知ることがでるので、必要なコマンドで通信品質のよい場所に移動型カメラを移動させることができ、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になる。
【選択図】図2
【解決手段】制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、移動型カメラは、電波強度を監視する電波強度モニタ部101を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波強度から検知し、これを制御用端末に通知する。これにより、ユーザは、移動型カメラが通信不能に陥る前に、通信品質が劣化していることを知ることがでるので、必要なコマンドで通信品質のよい場所に移動型カメラを移動させることができ、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になる。
【選択図】図2
Description
本発明は移動型カメラシステムおよびその制御方法に関し、特に、制御用端末から無線を介して制御される移動型カメラにおける通信品質向上に適用して有効な技術に関するものである。
近年、監視用カメラが広く普及してきており、最近では、無線で動作するカメラも出現した。また、カメラに駆動部を取り付け、パンやチルトだけでなく、遠隔操作によりカメラ自体が移動できるもの、つまり移動型カメラもある。この移動型カメラを用いれば、例えば外出先から当該カメラに前進や右折などのコマンドを与えることにより、家の中の自分が見たい場所を見ることができる。
なお、移動型カメラについては、たとえば(特許文献1)に記載がある。
ここで、移動型カメラシステムの概要について、図1を用いて説明する。
図1において、制御用端末11と無線アクセスポイント12とはインターネット13を介して相互に接続されており、さらに、無線アクセスポイント12と移動型カメラ14とは無線を介して相互に接続されている。
このような移動型カメラシステムにおいて、制御用端末11では移動型カメラ14からの映像を受け取り、これを表示する。ユーザは制御用端末11で移動型カメラ14からの映像を見ながら、その移動型カメラ14に対して「前進」「右折」などの移動コマンドを発行し、自分の見たい位置まで移動型カメラを移動させることができる。
このような機能を有する移動型カメラシステムは、外出先からの自宅の監視や、ペットのモニタなどに使用されつつある。
特開2002−241833号公報
しかしながら、従来の移動型カメラシステムでは、「前進」などの移動コマンドを与えると、アクセスポイントから離れすぎて電波の届かないところまで移動して通信不能になり、制御ができなくなることがあった。
また、例えば、同じ周波数帯を他の機器が使っているなど電波状況の悪い場所に移動型カメラが移動した場合には、やはり通信不能になって制御できなくなることがあった。
そこで、本発明は、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことのできる移動型カメラシステムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、電波強度を監視する電波強度モニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波強度から検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
また、この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、電波の品質を監視する電波S/Nモニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波のS/Nから検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
さらに、この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、無線通信プロトコルにおいてフレームの再送率を監視するフレーム再送率モニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを無線LANの再送頻度が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、所定の規則に従って送信されてくるIPパケットの到着の時刻を監視するIPパケットジッターモニタ部を有し、通信品質が劣化したことをIPパケットの遅延が増大したことから検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、UDPパケットが所定時間内に到着するかどうかを監視するUDPパケットロス率モニタ部を有し、通信品質が劣化したことをUDPプロトコルにおけるパケットロス率が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムは、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、前記移動型カメラは、TCPプロトコルによって再送が所定時間内に何度発生しているかを監視するTCPパケット再送率モニタ部を有し、通信品質が劣化したことをTCPプロトコルにおけるパケット再送率が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知する構成としたものである。
本発明の好ましい形態において、前記制御用端末は、前記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を表示する表示部を有する。
本発明のさらに好ましい形態において、前記制御用端末は、前記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を音声で出力するスピーカを有する。
本発明のさらに好ましい形態において、通信品質が劣化した場合、前記移動型カメラは自動的に停止する。
本発明のさらに好ましい形態において、前記制御用端末は、通信品質が劣化した場合、エラー訂正を強化した通信モードに切り替えて通信を行う。
本発明のさらに好ましい形態において、前記移動型カメラは、コマンド動作の履歴を記憶する動作履歴記憶部を有し、通信品質が劣化したことを検知した場合には、前記コマンド動作の履歴を遡って通信品質が確保できる位置に戻る。
本発明のさらに好ましい形態において、前記移動型カメラは、アクセスポイントの探索履歴を記憶する探索履歴記憶部と、前記制御用端末と通信ができなくなった場合に、前記探索履歴記憶部を参照してアクセスポイントを探索するルートを決定する探索ルート生成部とを有し、探索されたルートに従って動作して通信品質を確保できる位置に移動する。
そして、この課題を解決するために、本発明の移動型カメラシステムの制御方法は、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムの制御方法であって、制御用端末が移動型カメラに継続コマンドを送出し、この継続コマンドを所定時間内に前記移動型カメラが受け取らない場合に当該移動型カメラを停止させるようにしたものである。
本発明によれば、ユーザは、移動型カメラが通信不能に陥る前に、通信品質が劣化していることを知ることがでるので、必要なコマンドで通信品質のよい場所に移動型カメラを移動させることができる。これにより、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという有効な効果が得られる。
また、本発明によれば、たとえ通信不能に陥っても移動型カメラが自動的に通信が再開できる位置まで移動するので、制御不能になることがないという有効な効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、電波強度を監視する電波強度モニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波強度から検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、電波の品質を監視する電波S/Nモニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを電波のS/Nから検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項3に記載の発明は、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、無線通信プロトコルにおいてフレームの再送率を監視するフレーム再送率モニタ部を有し、無線の通信品質が劣化したことを無線LANの再送頻度が高くなったことから検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項4に記載の発明は、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、所定の規則に従って送信されてくるIPパケットの到着の時刻を監視するIPパケットジッターモニタ部を有し、通信品質が劣化したことをIPパケットの遅延が増大したことから検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項5に記載の発明は、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、UDPパケットが所定時間内に到着するかどうかを監視するUDPパケットロス率モニタ部を有し、通信品質が劣化したことをUDPプロトコルにおけるパケットロス率が高くなったことから検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項6に記載の発明は、制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、上記移動型カメラは、TCPプロトコルによって再送が所定時間内に何度発生しているかを監視するTCPパケット再送率モニタ部を有し、通信品質が劣化したことをTCPプロトコルにおけるパケット再送率が高くなったことから検知し、これを上記制御用端末に通知する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明において、上記制御用端末は、上記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を表示する表示部を有する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明において、上記制御用端末は、上記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を音声で出力するスピーカを有する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明において、通信品質が劣化した場合、上記移動型カメラは自動的に停止する移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の発明において、上記制御用端末は、通信品質が劣化した場合、エラー訂正を強化した通信モードに切り替えて通信を行う移動型カメラシステムであり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
本発明の請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の発明において、上記移動型カメラは、コマンド動作の履歴を記憶する動作履歴記憶部を有し、通信品質が劣化したことを検知した場合には、上記コマンド動作の履歴を遡って通信品質が確保できる位置に戻る移動型カメラシステムであり、たとえ通信不能に陥っても移動型カメラが自動的に通信が再開できる位置まで移動するので、制御不能になることがないという作用を有する。
本発明の請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載の発明において、上記移動型カメラは、アクセスポイントの探索履歴を記憶する探索履歴記憶部と、上記制御用端末と通信ができなくなった場合に、上記探索履歴記憶部を参照してアクセスポイントを探索するルートを決定する探索ルート生成部とを有し、探索されたルートに従って動作して通信品質を確保できる位置に移動する移動型カメラシステムであり、たとえ通信不能に陥っても移動型カメラが自動的に通信が再開できる位置まで移動するので、制御不能になることがないという作用を有する。
本発明の請求項13に記載の発明は、制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムの制御方法であって、制御用端末が移動型カメラに継続コマンドを送出し、この継続コマンドを所定時間内に上記移動型カメラが受け取らない場合に当該移動型カメラを停止させる移動型カメラシステムの制御方法であり、制御用端末による移動型カメラの制御を安定して行うことが可能になるという作用を有する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した
説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図2は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおける移動型カメラの構成を示すブロック図、図3は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおける制御用端末を示すブロック図、図4は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムの動作の概略を示すフローチャート、図5は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおける無線モニタ処理を示すフローチャート、図6は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおける画像送信処理を示すフローチャート、図7は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおけるコマンド受信処理を示すフローチャート、図8は本発明の一実施の形態である移動型カメラシステムにおける制御用端末の動作を示すフローチャートである。なお、移動型カメラシステムのシステム構成は既に説明した図1と同様のため、ここでの説明は省略し、符号は図1に使用したものを用いる。
図2において、移動型カメラ14は、指定された位置へ移動するための駆動部100、電波強度を監視する電波強度モニタ部101、電波の品質を監視する電波S/Nモニタ部102、無線を使って通信を行うRF通信制御部103、無線LANプロトコルに従って処理を行う無線LANプロトコル処理部104、無線通信プロトコルにおいてフレームの再送率を監視するフレーム再送率モニタ部105、IPプロトコルを処理するIPプロトコル処理部106、所定の規則に従って送信されてくるIPパケットの到着の時刻を監視するIPパケットジッターモニタ部107、本来来るはずのUDPパケットが所定時間内に到着するかどうかをタイマを用いて監視するUDPパケットロス率モニタ部108、TCPプロトコルによって再送が所定時間内に何度発生しているかを監視するTCPパケット再送率モニタ部109、UDPプロトコルに従って処理を行うUDPプロトコル処理部110、TCPプロトコルに従って処理を行うTCPプロトコル処理部111、時間を計測するためのタイマ112、画像をデータとして取り込む撮像部113、取り込んだ画像データから冗長な部分を削除する情報源符号化部114、通信時にエラー耐性を持たせるための通信路符号化部115、通信モードを記憶するモード記憶部116、コマンド動作の履歴を記憶する動作履歴記憶部117、制御用端末11と通信ができなくなった場合に、どの位置からどのようにアクセスポイントを探索したかを記憶する探索履歴記憶部119、制御用端末11と通信ができなくなった場合に、探索履歴記憶部119を参照してアクセスポイントを探索するルートを決定する探索ルート生成部118、移動型カメラを制御して目的とする動作を行わせる制御部120を備えている。
また、移動型カメラ14を制御する制御用端末11は、図3において、移動型カメラ14からの画像やコマンドの結果などを表示する表示部201、移動型カメラ14に命令を与えるための操作部202、移動型カメラとの間で無線アクセスポイント12を介して無線通信を行うRF通信制御部203、無線LANプロトコルに従って処理を行う無線LANプロトコル処理部204、IPプロトコルを処理するIPプロトコル処理部206、UDPプロトコルに従って処理を行うUDPプロトコル処理部210、TCPプロトコルに従って処理を行うTCPプロトコル処理部211、時間を計測するためのタイマ212、音声を出力するスピーカ213、取り込んだ画像データから冗長な部分を削除した符号列からもとの画像データを得る情報源復号化部214、通信時にエラー耐性を持たせるための符号化が行われた符号列を元に戻す通信路復号化部215、装置の動作制御を行う制御部220を備えている。
以上のように構成された移動型カメラシステムについて、その動作を説明する。
先ず、本実施の形態における移動型カメラシステムの動作の概略を図4を用いて説明する。
移動型カメラシステムでは、最初に無線モニタ処理を行い、次に画像伝送処理を行い、さらにコマンド受信処理を行う。これらの動作を繰り返しながら、移動型カメラ14は、撮影した映像を制御用端末11に送信し、制御用端末11からのコマンドを受信して、そのコマンドに従って動作することができる。
次に、それぞれの処理について詳細を説明する。
先ず、図5のフローチャートに従って、無線モニタ処理について説明する。
ステップS101において、制御部120は電波強度モニタ部101に「電波強度は十分か」を問い合わせる。すると、電波強度モニタ部101は、電波強度を確認して結果を制御部120に返す。そして、電波強度が十分であればステップS102に進み、そうでなければステップS104へ進む。
ステップS102では、制御部120はS/Nモニタ部102に「S/Nは十分か」を問い合わせる。すると、S/Nモニタ部102は、S/Nを確認して結果を制御部120に返す。そして、S/Nが十分であればステップS103へ進み、そうでなければ、ステップS104へ進む。
ステップS103では、制御部120は、フレーム再送率モニタ部105に「フレーム再送率が十分低いか」を問い合わせる。すると、フレーム再送率モニタ部105は結果を制御部120に返す。そして、フレーム再送率が十分低い場合には処理を終了し、そうでなければ、ステップS104へ進む。
ステップS104では、制御部120は、「無線通信の品質が低くなっている」ことを制御用端末11に伝えるため、TCPプロトコル処理部111に「無線通信の品質が低くなっている」旨を制御用端末11に通知するよう指示する。すると、TCPプロトコル処理部111はTCPプロトコルに従ってヘッダを付加し、IPプロトコル処理部106に指定されたデータを渡す。これにより、IPプロトコル処理部106はIPプロトコルに従ってヘッダを付加し、無線LANプロトコル処理部104に指定されたデータを渡す。無線LANプロトコル処理部104は、無線LANプロトコル(ここでは、IEEE802.11b)に従ってヘッダを付加し、RF通信制御部103に指定されたデータを渡す。RF通信制御部103は、無線LANプロトコルに従って、指定されたデータを電波として放射する。
このようにして、無線通信の品質が劣化した場合には、直ちに制御用端末11にその旨が通知される。
次に、画像送信処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS111では、制御部120は、撮像部113に映像を取り込むように指示する。これを受けて、撮像部113は映像データを内部に記憶する。
ステップS111に続くステップS112では、制御部120は情報源符号化部114に情報源符号化を指示する。ここでは、情報源符号化の技術として現在もっとも良く使われるJPEGによる情報源符号化を用いるものとする。情報源符号化部114は、撮像部113に取り込まれた映像データを参照してJPEG圧縮を行い、これを内部に記憶する。
次のステップS113では、制御部120は、モード記憶部116を参照し、現在のモードが「モード=A(無線の通信品質が良好で通信路符号化を必要としない状態)」であるかどうかを判断する。そして、モード=Aの場合にはステップS114へ進み、そうでなければ、ステップS115へ進む。
ステップS114では、制御部120は、情報源符号化部114を参照して、符号化結果をUDPプロトコル処理部110に渡す。すると、UDPプロトコル処理部110は、受け取ったデータをパケットに分割し、連番になるようにパケット番号を付加し、UDPプロトコルに従ってヘッダを付加した上でIPプロトコル処理部106に渡す。これにより、UDPパケットを受け取る制御用端末11では、パケット番号を参照することによってパケットがロスしたかどうかが分かる。IPプロトコル処理部106は、受け取ったデータをIPプロトコルに従いヘッダを付加し、無線LANプロトコル処理部104に渡す。すると、無線LANプロトコル処理部104は、無線LANプロトコル(ここでは、IEEE802.11bであるとする)に従いヘッダを付加し、RF通信制御部103に渡す。RF通信制御部103は、無線LANプロトコルに従って電波を放射し、データを送信する。次に、ステップS117へ進む。
ステップS115では、制御部120は通信路符号化部115に通信路符号化を指示する。すると、通信路符号化部115は、情報源符号化部114を参照して、情報源符号化結果に対して通信路符号化を行う。ここでは、通信路符号化として情報源符号化後のデータを固定長のパケットに分割し、連続する2つのパケットに対してXOR演算を行った結果をパケットとして挿入するものとする。このようにすれば、無線の通信品質がある程度劣化して3つのパケットのうちの1つが失われたとしても元の情報が復元できる。また、各々のパケットに対して通信路符号化が施されたことを示すフラグを挿入する。
ステップS115に続くステップS116では、通信路符号化部115はUDPプロトコル処理部110にステップS115で生成したパケットをUDPパケットとして送信することを指示する。すると、UDPプロトコル処理部110は、UDPプロトコルに従い、受け取ったデータにヘッダを付加し、さらにパケット番号を表すデータを付加して(パケット番号はパケットごとに連番になるように付与される)IPプロトコル処理部106に渡す。これにより、UDPパケットを受け取る制御用端末11ではパケット番号を参照することによって、パケットがロスしたかどうかが分かる。IPプロトコル処理部106は、受け取ったデータをIPプロトコルに従いヘッダを付加し、無線LANプロトコル処理部104に渡す。すると、無線LANプロトコル処理部104は、無線LANプロトコル(ここでは、IEEE802.11bであるとする)に従いヘッダを付加し、RF通信制御部103に渡す。RF通信制御部103は無線LANプロトコルに従って電波を放射しデータを送信する。
ステップS114およびステップS116に続くステップS117では、制御部120は制御用端末11からのACKを待つ。すなわち、RF通信制御部103が制御用端末11からの電波を受信してこれをデータ列に変換し、無線LANプロトコル処理部104に渡し、無線LANプロトコル処理部104が受け取ったデータを無線LANプロトコルに従ってデコードし、IPプロトコル処理部106に渡し、IPプロトコル処理部106は受け取った内容をIPプロトコルに従ってヘッダを取り去り、UDPプロトコル処理部110に渡す。UDPプロトコル処理部110は、UDPプロトコルに従ってヘッダを取り去り、制御部120に渡す。制御部120はタイマ112を参照し、あらかじめ指定された時間内に以上の処理が行われたかどうか判断する。以上の処理が時間内に行われ、かつ、制御用端末11からのACKであると判断された場合にはステップS118へ進み、そうでなければ、つまりタイムアウトやNACK受信あるいは受信エラーの場合には、ステップS121へ進む。
ステップS118では、制御部120は、IPパケットジッターモニタ部107にジッタが増加傾向にあるかどうかを問い合わせる。つまり、等間隔でACKを受信するはずなのに受信間隔が徐々に伸びているようであれば、移動型カメラ14との通信の品質が劣化していると判断してステップS121へ進み、そうでなければ、ステップS119へ進む。
ステップS119では、制御部120は、UDPパケットロス率モニタ部108にUDPパケットのロス率があらかじめ決められた値より高いかどうかを問い合わせる。UDPパケットロス率モニタ部108は、ステップS116で受信したACK情報に付加されたロス率情報を参照し、その値を制御部120に返す。ロス率が高い場合はステップS121へ、そうでなければ、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御部120はモード記憶部116に「モード=A(通信品質は良好)」を書き込み、処理を終了する。
ステップS121では、制御部120はモード記憶部116に「モード=B(通信品質が良好ではなく、通信路符号化が必要)」を書き込み、処理を終了する。これにより、通信モードが、通信路符号化というエラー訂正が強化された通信モードに切り替えられ、通信品質の劣化が補われる。
なお、S115で送信すべきパケットをいくつかバッファに貯めておいて、データを適当にシャッフル(インタリーブといわれる手法)した上でさらなる通信路符号化を行えば、バーストエラーに対しても強いエラー耐性を持つことができる。
次に、図7のフローチャートに従ってコマンド受信処理について説明する。
ステップS131では、制御部120は、TCPプロトコル処理部111にデータを受信するように指示する。すると、TCPプロトコル処理部111は、IPプロトコル処理部106にデータの受信を指示する。IPプロトコル処理部106は、無線LANプロトコル処理部104にデータの受信を指示する。RF通信制御部103は、制御用端末11からの電波を受信し、無線LANプロトコル処理部104から要求されたデータを受信した場合、そのデータを無線LANプロトコル処理部104に渡す。無線LANプロトコル処理部104は、無線LANプロトコルに従ってヘッダを取り除いてデータをIPプロトコル処理部106に渡し、IPプロトコル処理部106はIPプロトコルに従ってヘッダを取り除いてTCPプロトコル処理部111に渡す。TCPプロトコル処理部111は、TCPプロトコルに従ってヘッダを取り除いて制御部120に渡す。制御部120は、タイマ112を参照して、以上の処理があらかじめ定められた時間内に行われたかどうか判断し、行われた場合はステップS132へ進み、そうでなければ(すなわち、タイムアウトや通信エラーの場合)ステップS139へ進む。
ステップS132では、制御部120は、ステップS131で受け取ったデータが、制御用のコマンドであるか、継続コマンド(既に発行されたコマンドの動作をそのまま継続、とのコマンド)であるかを判断する。そして、継続コマンドであればステップS135へ、そうでなければ、ステップS133へ進む。
ステップS133では、制御部120は、ステップS131で受け取ったコマンドを実行する。すなわち、駆動部100にその動作(例えば、「前進5m」「右旋回30度」など)を指示する。すると、駆動部100は、指定された動作を実行する。
ステップS133に続くステップS134では、制御部120は、実行したコマンド動作を動作履歴記憶部117に書き込む。その後、ステップS135に進む。
ステップS135では、制御部120は、駆動部100に指示したコマンドが完了したかどうかを判断する。そして、完了していればステップS136へ進み、そうでなければ、ステップS131へ戻る。
ステップS136では、制御部120は、TCPプロトコル処理部111に「完了通知」を制御用端末11に送信するよう指示する。すると、TCPプロトコル処理部111は、TCPプロトコルに従ってヘッダを付加し、IPプロトコル処理部106に渡す。IPプロトコル処理部106は、受け取ったデータをIPプロトコルに従ってヘッダを付加し、無線LANプロトコル処理部104に渡す。無線LANプロトコル処理部104は、無線LANプロトコルに従ってヘッダを付加し、RF通信制御部103に渡す。RF通信制御部103は、受け取ったデータを無線LANプロトコルに従って電波として放出する。
ステップS136に続くステップS137では、制御部120は、TCPパケット再送率モニタ部109に対して単位時間当たりの再送回数を問い合わせる。そして、再送回数があらかじめ決められた値より大きい場合は、ステップS138へ、そうでなければ、処理を終了する。
ステップS138では、制御部120は、通信品質が劣化していると解釈して制御用端末11に「警告」を送信し、処理を終了する。なお、「警告」の送信についてはS136と同様の処理である。
ステップS131の処理が所定時間内に行われなかった場合には、ステップS139において、制御部120は、駆動部100に停止命令を発行し、移動型カメラ14の動作を停止させる。このとき、駆動部100はコマンドを受けてからの移動距離を内部に保持していて、制御部120はこれを読み取る。ここでは「1m」であったとする。
続いてステップS140では、制御部120は、ここでは「前進5m」が直前のコマンドでなったとして(実行したとして)、動作履歴記憶部117に、1m前進後、「緊急停止」を書き込む。
そして、ステップS141では、制御部120は、動作履歴記憶部117を参照し、コマンド動作の履歴を遡って、実行コマンドを受ける直前の位置に移動型カメラ14の自位置を戻すように駆動部100に指示する。コマンドの実行履歴が「前進5m」「1m前進後、緊急停止」と記憶されていれば、「後退1m」のコマンドを駆動部100に発行し、直前の位置まで戻る。
次に、ステップS142では、制御部120は、探索履歴記憶部119に、アクセスポイントの探索を始めた位置(すなわち、ステップS139の位置)と現在の移動型カメラ14の自位置との位置関係(相対位置、例えば、「後退1m、右旋回30度、前進2m」など)を記録する。
そして、ステップS143では、制御部120は、探索ルート生成部118に探索ルートを決定するよう指示する。すると、探索ルート生成部118は探索履歴記憶部119を参照し、次に探索すべき場所を決定する。この決定のアルゴリズムは「塗りつぶし」のアルゴリズムや渦巻き旋回型アルゴリズムなどが有用である。制御部120は、決定した場所へ進むべく駆動部100にコマンドを発行し、目的地まで進む。
次に、ステップS144では、制御部120は、RF通信制御部103にアクセスポイントを探すよう指示する。すると、RF通信制御部103は、電波を放射してアクセスポイントからの応答を待つ。そして、応答があった場合はステップS145へ進み、そうでなければ、ステップS141へ戻る。
ステップS145では、制御部120は、制御用端末11にエラーが発生したことを通知するため、TCPプロトコル処理部111に「エラー通知」を指示する。なお、ここでの処理の内容はS136と同様である。
次に、制御用端末の動作について図8のフローチャートに従って説明する。
先ず、ステップS151では、制御部220は、UDPプロトコル処理部210とTCPプロトコル処理部211にデータを受信するよう指示する。すると、UDPプロトコル処理部210とTCPプロトコル処理部211は、IPプロトコル処理部206にデータの受信を要求する。これを受けて、IPプロトコル処理部206は無線LANプロトコル処理部204にデータの受信を要求し、無線LANプロトコル処理部204はRF通信制御部203にデータの受信を要求する。そして、RF通信制御部203が電波を受信すると、データに変換して無線LANプロトコル処理部204に渡す。無線LANプロトコル処理部204は、受け取ったデータを無線LANプロトコルに従ってヘッダを取り除き、IPプロトコル処理部206に渡す。IPプロトコル処理部206は、受け取ったデータをIPプロトコルに従ってヘッダを取り除き、UDPパケットかTCPパケットかを判断した上で、それぞれ対応するUDPプロトコル処理部210もしくはTCPプロトコル処理部211に渡す。制御部220は、タイマ212を参照して、あらかじめ決められた時間内に移動型カメラからのデータを受信したかどうかを判断する。そして、受信した場合にはステップS153へ進み、そうでなければ、ステップS152へ進む。
ステップS152では、制御部220は、TCPプロトコル処理部211に「NACK」を送信するよう要求する。すると、TCPプロトコル処理部211は、TCPプロトコルに従ってヘッダを付加し、IPプロトコル処理部206に渡す。IPプロトコル処理部206は、IPプロトコルに従ってヘッダを付加し、無線LANプロトコル処理部204に渡す。無線LANプロトコル処理部204は、無線LANプロトコルに従ってヘッダを付加しRF通信制御部203に渡す。RF通信制御部203は、無線LANプロトコルに従って電波を放射し、移動型カメラに「NACK」を送信する。
ステップS153では、制御部220はUDPプロトコル処理部210にデータを受信したかどうかを問い合わせる。受信している場合は画像データなので(本実施の形態では、コマンド・ステータスの受け渡しはTCPで、画像の伝送はUDPで行っているため)、ステップS154へ進む。そうでなければ、ステップS163へ進む。
ステップS154では、制御部220はUDPプロトコル処理部210から受信データを受け取ってデータの中に通信路符号化を示すフラグが書き込まれているかどうかを判断する。書き込まれている場合はモード=Bであることを意味するのでステップS155へ、そうでなければ、ステップS156へ進む。
ステップS155では、制御部220は、通信路復号化部215にデータの復号を指示する。すなわち、受け取ったパケットの内容を参照し、パケット番号を取り出す。パケットの並びは2パケットごとにXOR演算が施されたパケットが1つ追加されているので、パケット番号を参照して、パケット番号3n+1、3n+2が揃っていれば、3n+3をそのまま破棄する(3n+3が届いていない場合はそのまま無視する)。3n+1あるいは3n+2が届いていない場合は、届いているパケットと3n+3のパケットとをXOR
演算し、失われたパケットを復元する。3n+1、3n+2、3n+3のうち2つ以上が失われている場合はエラーであるので、その旨を制御部220に通知する。
演算し、失われたパケットを復元する。3n+1、3n+2、3n+3のうち2つ以上が失われている場合はエラーであるので、その旨を制御部220に通知する。
ステップS156では、制御部220は、UDPプロトコル処理部210が受け取ったデータにエラーが無かったかどうか確認する。すなわち、通信路符号化が行われていない場合は、パケット番号に不連続な部分がないかを判断し、あれば前述したステップS152へ進む。また、通信路符号化が行われていてステップS155において復号化に失敗した場合もステップS152に進む。そうでなければ、ステップS157へ進む。
ステップS157では、制御部220は、移動型カメラ14に画像データを受け取ったということを伝えるACKを送信するために、UDPプロトコル処理部210にACKを送信するよう指示する。このとき、通信路復号化部215にこれまで受け取ったパケットに関してパケットロス率を計算するよう要求する。すると、通信路復号化部215は、最近受け取ったパケットのロス率(例えば、最近受け取った30パケットのうちいくつがロスしているか)を制御部220に返す。制御部220は、ロス率の情報をACKの付加情報として追加して送信するようUDPプロトコル処理部210に指示する。なお、送信処理はステップS152と同様である。
ステップS157に続くステップS158では、制御部220は、情報源復号化部214にデータの復号を指示する。すると、JPEGの復号化規則に従ってデータが復号される。
ステップS158に続くステップS159では、制御部220は、情報源復号化部214から復号結果を受け取り表示部201に出力を行う。
ステップS159に続くステップS160では、制御部220は、操作部202にコマンド入力があったかどうかを問い合わせる。そして、コマンド入力があればステップS161へ、そうでなければ、ステップS162へ進む。
ステップS161では、制御部220は、TCPプロトコル処理部211にステップS160で入力されたコマンドの送信を要求し、ステップS151へ戻る。なお、コマンドの送信処理はステップS152と同様である。
ステップS162では、制御部220が継続コマンドを発行して、ステップS151に戻る。このコマンドを所定時間以内に移動型カメラ14が受け取らなければ、移動型カメラ14は電波が届かなくなったと判断して自動停止する。なお、継続コマンドを送信する処理はステップS152と同様である。
ステップS163では、制御部220は、TCPプロトコル処理部211にデータを要求する。制御部220は、TCPプロトコル処理部211から受け取ったデータを参照し、これが移動型カメラ14からの(コマンドに対する)完了通知であるかどうかを判断する。そして、完了通知であればステップS166へ進み、そうでなければステップS164へ進む。
ステップS164では、制御部220は、表示部201に移動型カメラ14側でエラーが発生したことを表示する。すると、ユーザは電波が届きにくい位置に移動型カメラ14が移動したことを知り、電波が届く位置に戻すよう次のコマンドを発行すればよい。
ステップS164に続くステップS165では、制御部220は、スピーカ213にエラーが発生したことをユーザに報知する音声メッセージを出力し、ステップS151に戻
る。これによってもユーザは、音声メッセージによって電波が届きにくい位置に移動型カメラ14が移動したことを知るので、電波が届く位置に戻すよう次のコマンドを発行すればよい。
る。これによってもユーザは、音声メッセージによって電波が届きにくい位置に移動型カメラ14が移動したことを知るので、電波が届く位置に戻すよう次のコマンドを発行すればよい。
ステップS166では、制御部220は、表示部201にコマンド実行が完了したことを表示する。例えば、コマンド「1m前進」に対しては「1m前進完了しました」のメッセージを出力する。その後、ステップS151へ戻る。
本発明は、監視用カメラに限定されるものではなく、制御用端末により無線で遠隔操作される移動型のカメラに広く適用することが可能である。
100 駆動部
101 電波強度モニタ部
102 S/Nモニタ部
103 RF通信制御部
104 無線LANプロトコル処理部
105 フレーム再送率モニタ部
106 IPプロトコル処理部
107 IPパケットジッターモニタ部
108 UDPパケットロス率モニタ部
109 TCPパケット再送率モニタ部
110 UDPプロトコル処理部
111 TCPプロトコル処理部
112 タイマ
113 撮像部
114 情報源符号化部
115 通信路符号化部
116 モード記憶部
117 動作履歴記憶部
118 探索ルート生成部
119 探索履歴記憶部
120 制御部
201 表示部
202 操作部
203 RF通信制御部
204 無線LANプロトコル処理部
206 IPプロトコル処理部
210 UDPプロトコル処理部
211 TCPプロトコル処理部
212 タイマ
213 スピーカ
214 情報源復号化部
215 通信路復号化部
220 制御部
101 電波強度モニタ部
102 S/Nモニタ部
103 RF通信制御部
104 無線LANプロトコル処理部
105 フレーム再送率モニタ部
106 IPプロトコル処理部
107 IPパケットジッターモニタ部
108 UDPパケットロス率モニタ部
109 TCPパケット再送率モニタ部
110 UDPプロトコル処理部
111 TCPプロトコル処理部
112 タイマ
113 撮像部
114 情報源符号化部
115 通信路符号化部
116 モード記憶部
117 動作履歴記憶部
118 探索ルート生成部
119 探索履歴記憶部
120 制御部
201 表示部
202 操作部
203 RF通信制御部
204 無線LANプロトコル処理部
206 IPプロトコル処理部
210 UDPプロトコル処理部
211 TCPプロトコル処理部
212 タイマ
213 スピーカ
214 情報源復号化部
215 通信路復号化部
220 制御部
Claims (13)
- 制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
電波強度を監視する電波強度モニタ部を有し、
無線の通信品質が劣化したことを電波強度から検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
電波の品質を監視する電波S/Nモニタ部を有し、
無線の通信品質が劣化したことを電波のS/Nから検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
無線通信プロトコルにおいてフレームの再送率を監視するフレーム再送率モニタ部を有し、
無線の通信品質が劣化したことを無線LANの再送頻度が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
所定の規則に従って送信されてくるIPパケットの到着の時刻を監視するIPパケットジッタモニタ部を有し、
通信品質が劣化したことをIPパケットの遅延が増大したことから検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
UDPパケットが所定時間内に到着するかどうかを監視するUDPパケットロス率モニタ部を有し、
通信品質が劣化したことをUDPプロトコルにおけるパケットロス率が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線LANを介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムであって、
前記移動型カメラは、
TCPプロトコルによって再送が所定時間内に何度発生しているかを監視するTCPパケット再送率モニタ部を有し、
通信品質が劣化したことをTCPプロトコルにおけるパケット再送率が高くなったことから検知し、これを前記制御用端末に通知することを特徴とする移動型カメラシステム。 - 前記制御用端末は、
前記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を表示する表
示部を有することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。 - 前記制御用端末は、
前記移動型カメラから通信品質が劣化したことが通知されたときにその旨を音声で出力するスピーカを有することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。 - 通信品質が劣化した場合、前記移動型カメラは自動的に停止することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。
- 前記制御用端末は、通信品質が劣化した場合、エラー訂正を強化した通信モードに切り替えて通信を行うことを特徴とする1〜9の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。
- 前記移動型カメラは、
コマンド動作の履歴を記憶する動作履歴記憶部を有し、
通信品質が劣化したことを検知した場合には、前記コマンド動作の履歴を遡って通信品質が確保できる位置に戻ることを特徴とする1〜10の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。 - 前記移動型カメラは、
アクセスポイントの探索履歴を記憶する探索履歴記憶部と、
前記制御用端末と通信ができなくなった場合に、前記探索履歴記憶部を参照してアクセスポイントを探索するルートを決定する探索ルート生成部とを有し、
探索されたルートに従って動作して通信品質を確保できる位置に移動することを特徴とする1〜11の何れか一項に記載の移動型カメラシステム。 - 制御用端末から無線を介して移動型カメラを動作制御する移動型カメラシステムの制御方法であって、
制御用端末が移動型カメラに継続コマンドを送出し、
この継続コマンドを所定時間内に前記移動型カメラが受け取らない場合に当該移動型カメラを停止させることを特徴とする移動型カメラシステムの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070427A JP2005260641A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | 移動型カメラシステムおよびその制御方法 |
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