JP2005260214A - 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置 - Google Patents

電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005260214A
JP2005260214A JP2005031433A JP2005031433A JP2005260214A JP 2005260214 A JP2005260214 A JP 2005260214A JP 2005031433 A JP2005031433 A JP 2005031433A JP 2005031433 A JP2005031433 A JP 2005031433A JP 2005260214 A JP2005260214 A JP 2005260214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short fibers
electromagnetic wave
shielding material
material according
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005031433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005260214A5 (ja
Inventor
Takashi Tagami
貴士 田上
Yoshinori Kasabo
美紀 笠坊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2005031433A priority Critical patent/JP2005260214A/ja
Publication of JP2005260214A publication Critical patent/JP2005260214A/ja
Publication of JP2005260214A5 publication Critical patent/JP2005260214A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】
優れた電磁波シールド性を持ち、シールド性に方向性のない、様々な形態への加工が可能な電磁波シールド材を提供する。
【解決手段】
導電性短繊維と非導電性短繊維とを含む繊維シートであって、導電性短繊維の比重(A)が0.9〜3の範囲内、非導電性短繊維の比重(B)が0.9〜3の範囲内で、かつ前記(A)と(B)との比(B/A)が0.5〜2の範囲内にあり、さらに前記導電性短繊維の含有量が0.1〜60重量%の範囲内にあることを特徴とする電磁波シールド材。
【選択図】なし

Description

本発明は、たとえば、電波暗室や、船舶、航空機等の移動体や、橋梁、鉄塔等の構造物や、無線通信のための装置、画像表示装置、設備等に貼り付けたり装着したりして用いたり、オフィス、病院等の内装材として用いたりして電波障害を防止するのに好適な電磁波シールド材に関する。
近年、ユビキタスネットワーク社会を目指したワイヤレス化の進展により、住宅、オフィス、医療施設、公共交通施設などにおいても様々な電波が利用され始めている。一方それらの電波が原因で装置や設備に誤作動が発生したり、情報の漏洩、人体への悪影響などの電波障害が懸念されている。このような電磁波環境を改善するための手段の一つとして、電磁波シールド材が開発されている。
電磁波シールド材とは、電磁波をシールド材料によって反射させ、ある空間から電磁波が外に漏れないように閉じこめたり、電磁波がある空間に侵入しないように保護するために使用されるもので、そのような電磁波シールド材には多種多様なものがある。
一例としては、金属メッキされた繊維を使った電磁波シールド材などが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。しかしこれらは不織布または繊維表面に金属メッキする作業が必要であり、形成するのに手間と時間がかかるという問題があった。
また、金属繊維を用いた電磁波シールド材として金属短繊維を使った無配向の不織布が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。これは金属短繊維を無配向にするために抄造液を発泡させる必要があるなど作業に手間がかかり、また金属繊維は比重が大きいため重くなるという問題があった。
特開平6−294093号公報 特開2003−152389号公報 特開平5−48289号公報
本発明の目的は、上述した従来の電磁波シールド材の上記問題を解決し、製造が簡単で安価であり、軽くて薄く、シールド性が等方的である優れた電磁波シールド性を持った電磁波シールド材を提供し、さらに、様々な形態への加工が可能な電磁波シールド材を提供することにある。
すなわち本発明は、導電性短繊維と非導電性短繊維とを含む繊維シートであって、導電性短繊維の比重(A)が0.9〜3の範囲内、非導電性短繊維の比重(B)が0.9〜3の範囲内で、かつ前記(A)と(B)との比(B/A)が0.5〜2の範囲内にあり、さらに前記導電性短繊維の含有量が0.1〜60重量%の範囲内にあることを特徴とする電磁波シールド材である。
また本発明は、本発明の電磁波シールド材を含んで構成され、その構造がコルゲート構造、ハニカム構造から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする立体構造体である。
また、本発明は、本発明の電磁波シールド材を含んでなることを特徴とする電磁波シールド性内装材である。
また本発明は、本発明の電磁波シールド材を含んで構成されることを特徴とする画像表示装置である。
本発明によれば、以下に説明するとおり、導電性短繊維を効率よく分散できるため、安価で電磁波シールド性能が等方的であり、軽くて薄く、高い電磁波シールド性を持った電磁波シールド材を得ることができる。また、このシールド材は様々な形態への加工が可能となる。
本発明の電波シールド材は、導電性短繊維と非導電性短繊維とを含む繊維シートであって、導電性短繊維の比重(A)が0.9〜3の範囲内、非導電性短繊維の比重(B)が0.9〜3の範囲内で、かつ前記(A)と(B)との比(B/A)が0.5〜2の範囲内にあり、さらに前記導電性短繊維の含有量が0.1〜60重量%の範囲内にあることを特徴としている。
このようなシートを製造する方法としては、シート化できれば特に制限されるものではないが、導電性短繊維と非導電性短繊維とのそれぞれ少なくとも1種と水とを混合し、スラリーにして抄きあげる湿式抄紙法や、これらの導電性短繊維と非導電性短繊維とのそれぞれ少なくとも1種を空気中で攪拌、混合し、シート状に捕集する乾式抄紙法などによって得ることができる。このように湿式抄紙法や乾式抄紙法を用いてシートを製造した場合、導電性短繊維の比重と、非導電性短繊維の比重との比が0.5より小さいまたは1.5より大きい、すなわち、導電性短繊維と非導電性短繊維の比重の差が大きくなると、製造時に混合した繊維材料が比重の重い方と軽い方で分離しやすく、分散状態の維持が困難となる。そのため、シートの物性、たとえば電磁波遮蔽率や強度等について方向性が生じたり、また、連続して製造する場合に徐々に物性値の変化が生じたりしやすくなる。分散状態を維持するためには、連続撹拌等の新たな作業も必要となり、製造コストがかかってしまう。このため、導電性短繊維の比重と非導電性短繊維の比重との比を0.5〜2の範囲内とすることが好ましく、より好ましくは0.7〜1.4の範囲内が良い。また、導電性短繊維の比重を0.9〜3の範囲内にすることにより、比重が軽いためシート作製時に三次元的にランダムに分散できるため好ましい。導電性短繊維を三次元的にランダムに分散することで、導電性短繊維同士の接触点を増加させシート全体の比抵抗値を低く保つことができるため、従来の技術にみられるようにシート全体を金属メッキする必要もなく電磁波シールド材として使用することができるため好ましい。このように導電性短繊維を軽くし、かつ、導電性短繊維の比重と非導電性短繊維の比重との比を1に近づけることで、シート面における電磁波遮蔽率等の物性をより等方的に改善できることができ、かつ、シート厚み方向への導電性短繊維分散も均一にすることができる。
電磁波遮断率とは、シールド材に入射した電磁波とシールド材から透過した電磁波の比率でありシールド性能を表す一つの指標であり、使用される場所のレベルによって調整されるものである。本発明の電磁波シールド材は、最大の電磁波遮蔽率(P)を示す方向に対し、直行する方向で測定した電磁波遮蔽率(Y)の比(Y/P)が0.35〜1の範囲であることが好ましい。この電磁波遮蔽率の比は、0.35より低いとシートの方向によってシールド性能に差が出てしまい、その方向を気にしながら使用しなければならなかったり、シールド効果の少ない方向の数値を用いて設計する必要があったり、方向を間違えるとシールド効果が得られなくなる恐れがある。特に好ましい範囲は0.7〜1の範囲であり、この範囲であれば方向性を気にせず、様々な場所へ設置したり種々の形状に加工してもシールド性が得られるため好ましい。
また、本発明の電磁波シールド材は、電磁波シールド性を得るために導電性短繊維は0.1〜60重量%の範囲内で含まれる。導電性短繊維の量が0.1重量%より少なくなると電磁波シールド性が得られず、60重量%より多くなるとシートの形態保持性の点から好ましくない。特に好ましい範囲は0.5〜20重量%であり、この範囲であれば、現在要求されている電磁波シールド性能を達成できるため好ましい。
本発明においては、電磁波シールド特性を発現させるために導電性短繊維を使用する。導電性短繊維は、粉体状導電性材に比べ電波シールド特性に優れるという特性を有する。
導電性短繊維としては、金属短繊維、繊維または中空繊維に金属メッキした短繊維、繊維または中空の繊維にカーボン粉や金属粉を付着させた短繊維などを用いることができるが、錆びず、軽く、金属メッキ等も必要でないことから炭素短繊維またはカーボンマイクロコイルがとくに好ましい。
また、可視光線透過性に優れた電磁波シールド材を得る上では、導電性短繊維として、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、または表面を金属酸化物薄膜で被覆した繊維から選ばれる少なくとも1種を採用することも好ましい。
繊維の表面を被覆する金属酸化物薄膜としては例えば、錫を添加した酸化インジウム、アンチモンを添加した酸化錫、アルミニウムを添加した酸化亜鉛から選ばれる少なくとも1種を含んでなることが、電磁波シールド性と可視光線透過性の両立の点で好ましい。また、金属酸化物薄膜を被覆したフィルムをスリットし、繊維状にしたものを採用することもできる。
また、導電性短繊維は1種を用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
非導電性短繊維は、基本的には機械的な強度を増すために用いる。非導電性短繊維としては、ポリエステル短繊維、ナイロン短繊維、ガラス短繊維、アラミド短繊維、ポリフェニレンサルファイド短繊維、ポリエーテルエーテルケトン短繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキザゾール短繊維、ポリ乳酸短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエチレン短繊維、木質パルプ短繊維、マニラ麻短繊維から選ばれる短繊維を1種以上含むことが好ましい。
特に、可視光線透過性に優れた電磁波シールド材を得る上では、非導電性短繊維として、ナイロン短繊維、ポリエステル短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエチレン短繊維から選ばれる少なくとも1種を採用することが好ましい。またこれらの合成繊維を採用する場合、白色顔料として用いられる酸化チタンの量は0.3重量%以下とすることが好ましく、少ないほど好ましい。
また、非導電性短繊維は難燃性であることが好ましい。電磁波シールド材が強い電磁波を受けた場合、導電性短繊維に熱が発生し燃える恐れがあるため、非導電性短繊維を難燃性とすることで電磁波シールド材を燃えにくくすることができ安全上好ましい。
非導電性短繊維を難燃性とするためには、非導電性短繊維が難燃性繊維または難燃加工された繊維であることが好ましい。難燃性繊維としては、ガラス繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維などであることが好ましい。難燃加工された繊維としては、繊維成分が非難燃性の繊維に難燃剤を含む樹脂混合物を含浸などして付与することで得られた繊維を好適に用いることができる。ここで、難燃剤は、環境負荷の大きいハロゲン元素を含まないものであることが好ましく、縮合燐酸エステル、燐酸エステル、芳香族ジフォスフェート、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムおよび赤リンから選ばれる少なくとも一種であると、添加量が少なくても高い効果が得られるため好ましい。
また、非導電性短繊維は、導電性短繊維と非導電性短繊維とを含む繊維シートに30〜99重量%の範囲内で含まれることが好ましい。30重量%より少ないとシート自体の強度が低くなり、99%より多いと電磁波シールド性が弱くなってしまうためこの範囲が好ましい。特に好ましい範囲は30〜80重量%であり、シールド性を損なうことなく、また、形態も安定したものができるため好ましい。
また、製造時の分散性を向上させるため導電性短繊維および非導電性短繊維の平均繊維長は1〜60mmの範囲内で、かつ、アスペクト比(繊維長/繊維直径)が5以上であることが好ましい。繊維長があまり短かすぎたり、アスペクト比が小さすぎたりするとシート化した際、それぞれの繊維同士が凝集してしまい分散性が悪くなり、また、平均繊維長が長すぎても、製造する際繊維同士で絡み合ってしまい分散性が悪くなってしまう。
導電性短繊維と非導電性短繊維とをシート状に形成するために、例えばパルプや難燃性を得るためにアラミドパルプを採用することができる。
また、シートの強度を上げたり、可視光線透過性に優れた電磁波シールド材を得る上では、パルプにかえて溶融温度180℃以下の熱融着成分を採用することも好ましい。
電磁波シールド材に難燃性を持たせるため、導電性短繊維と非導電性短繊維以外に無機粉体を含んでいるとより好ましい。無機粉体とは、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムの各水和物、二水和石膏、アルミン酸カルシウム、セピオライト、ワラストナイト等の耐火性、耐熱性に優れた物質であり、非導電性短繊維が難燃性を持たない短繊維であってもこの無機粉体を含むことで、難燃性を向上させることができるため好ましい。特に、無機粉体が水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムから選ばれた少なくとも1種であることが好ましい。この無機粉体は、30〜80重量%含まれていることが、難燃性の発現やシートの加工性の点から好ましい。
また難燃性を持たせる1つの方法として導電性短繊維と非導電性短繊維とをシート化した後、そのシートに上記のような難燃加工をしても良い。
前述のとおり、本発明の電磁波シールド材は難燃性を有することが好ましい。難燃性を有することで、ビルや住宅、病院など難燃性を必要とする場所でも使用することができる。ここで本明細書中でいう「難燃性」とは、機器の部品用プラスチック材料の燃焼性試験UL−94安全規格に定める難燃規格VTM−0,1を満足しているものをいう。VTM−0,1とはUL−94安全規格における薄手材料垂直燃焼試験において定める基準要件であって、具体的には、シート材料を長さ200mm、幅50mmに切り取り、切断された一端(下部)から125mmの所で、試験辺の幅を横切って標線をいれ、直径12.7±0.5mmのマンドレルの縦軸に固く巻き付け、125mmの標線(筒の上部)の上方75mmの間で粘着テープにより固定して、1組5枚のサンプルを作製する。次いで指定手順に従いサンプル下端よりバーナーで接炎し、下記の基準要件に従い、VTM−0、1、2またはそれ以外の燃焼するものの4段階に分類する。VTM−0、1、2の基準要件の概要は下記の通りである。
VTM−0:各試料の残炎時間t1またはt2が10秒以下
発煙物質または滴下物により標識用面が着火しない。
VTM−1:各試料の残炎時間t1またはt2が30秒以下
発煙物質または滴下物により標識用面が着火しない。
VTM−2:各試料の残炎時間t1またはt2が30秒以下
発煙物質または滴下物により標識用面が着火する。
その他 :上記以外のもの。
本発明の電磁波シールド材は、曲面や凹凸を有する様々な場所へ設置できるようにするため、シートにおいて最大の引っ張り強度が2N/cm以上であることが好ましい。引っ張り強度が2N/cmより低いとシートとして形成できなかったり、出来上がったシートを様々な形状に形成することが困難となる。また、シートの厚みは使用する条件によって設定できるが作業性を考慮すると0.1〜10mmの範囲内であることが好ましい。
また本発明の電磁波シールド材は、画像表示装置の画像表示面への設置に供する上では、シートの可視光透過率が60%以上であることが好ましい。当該可視光透過率は、前述の様に導電性短繊維や非導電性短繊維等を選択することにより達成する。
また本発明の電磁波シールド材は、その構造がコルゲート構造、ハニカム構造から選ばれる少なくとも1種である立体(3次元)構造体であることが好ましい。コルゲート構造やハニカム構造とすることで、シート自身の立体的な強度を高めることができるため、三次元の構造物への加工が可能となるため好ましい。
本発明の電磁波シールド材や立体構造体は、電波暗室、船舶や航空機等の移動体、橋梁、鉄塔等の構造物、無線通信のための装置や設備、ビル等の建築物、オフィス用品等の内装材として貼り付けたり装着したりして電波障害を防止するのに使用することができる。
電磁波シールド性内装材としては、床材、壁材、パーティション材から選ばれる少なくとも1種として使用されることが好ましい。
また本発明の電磁波シールド材は、PDP、液晶、有機ELディスプレイ等の画像表示装置にも好適である。すなわち、本発明の画像表示装置は、本発明の電磁波シールド材を含んで構成されることを特徴とする。特に、前述のような可視光線透過性に優れた本発明の電磁波シールド材を採用し画像表示面に設置することで、電磁波シールド効果のより高いものとすることができる。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。なお、実施例に示す性能値は次の方法で測定した。
<電磁波遮断率>
30mm×15mmの方形導波管を用い試料を挿入したときの透過波電力と挿入していないときの透過波電力の差をとり、電磁波遮蔽率とした。測定器はアジレントテクノロジー社製(HP8719ES)のネットワークアナライザーを用いて測定した。
<引っ張り強度>
JIS P8113に則して測定した。
<可視光線透過率>
可視光透過率とは、試料に入射する昼光の光束について、透過光束の入射光束に対する比であり、測定は分光光度計(島津UV-3150)で行い、計算はJIS R3106に則して算出した。
(実施例1)
導電性短繊維として比重1.7で、平均繊維長が12mm、アスペクト比が1714である炭素短繊維20重量%と、非導電性短繊維として比重2.4で、平均繊維長が12mm、アスペクト比が1650のガラスチョップドファイバーと、比重1.5で、平均繊維長が2mmのマニラ麻短繊維からなる非導電性短繊維混合体80重量%とを用意した。炭素短繊維の比重とガラスチョップドファイバーの比重、マニラ麻の比重の比はそれぞれ、1.4、0.8であった。次に、上記炭素短繊維と非導電性短繊維混合体とを水に入れミキサー攪拌混合し、スラリーを調整した。その際、炭素繊維と非導電性短繊維は良好に混合できていた。このスラリー液を用いて湿式抄紙し、厚み0.12mm、目付100g/mのシートを得た。得られたシートの引っ張り強度は100N/cmであった。また、得られたシートにおける最大の電磁波遮蔽率は40dBで、該最大の電磁波遮蔽率を示す測定方向に直行する方向に測定した電磁波遮蔽率は35dBと良好なシールド性が得られた。それらの電磁波遮蔽率の比は0.87であり、縦横の方向性の少ない電磁波シールド材を得ることができた。
(実施例2)
比重1.7で、繊維長が6mmで、アスペクト比が857である炭素短繊維1重量%と、比重が2.4で、平均繊維長が12mm、アスペクト比が1650のガラスチョップドファイバーを30重量%と、水酸化アルミニウム69%を用意した。炭素短繊維の比重とガラスチョップドファイバーの比重の比は1.4であった。次に、上記炭素短繊維とガラスチョップドファイバーと水酸化アルミニウムを水に入れミキサー攪拌混合し、スラリーを調整した。その際、炭素繊維とガラスチョップドファイバーは良好に混合できていた。このスラリー液を用いて湿式抄紙し、厚み0.12mm、目付100g/mのシートを得た。得られたシートの引っ張り強度は5N/cmであり、難燃規格V−0を満足していた。また、得られたシートにおける最大の電磁波遮蔽率は13dBで、該最大の電磁波遮蔽率を示す測定方向に直行する方向に測定した電磁波遮蔽率は12dBと良好なシールド性が得られた。それらの電磁波遮蔽率の比は0.92であり、縦横の方向性の少ない電磁波シールド材を得ることができた。
(比較例1)
導電性短繊維として比重7で、平均繊維長が12mm、アスペクト比が1200である金属短繊維を20重量%と、比重2.4で、平均繊維長が12mm、アスペクト比が1650のガラスチョップドファイバーと、比重1.5で、平均繊維長が2mmのマニラ麻短繊維マニラ麻短繊維からなる非導電性短繊維混合体80重量%とを用意した。金属短繊維の比重とガラスチョップドファイバーの比重、マニラ麻の比重の比はそれぞれ、0.34、0.21であった。次に、上記金属短繊維と非導電性短繊維混合体とを水に入れミキサー攪拌混合し、スラリーを調整した。その際、金属短繊維と非導電性短繊維は金属短繊維が底に沈んでしまいうまく混合できなかった。このスラリー液を用いて湿式抄紙し、厚み0.12mm、目付100g/mのシートを得た。得られたシートの引っ張り強度は100N/cmであった。得られたシートにおける最大の電磁波遮蔽率6dBで、該最大の電磁波遮蔽率を示す測定方向に直行する方向に測定した電磁波遮蔽率は30dBのシールド性が得られた。それらの電磁波遮蔽率の比は0.2であり、縦横の方向性のある電磁波シールド材となっていた。得られたシートは片面に金属繊維が偏り、金属繊維が表面に露出し表面の平滑性も損なわれ、加工性は満足できるものではなかった。また、金属繊維が脱落すると、シールド材を設置した周辺の機器に悪影響を及ぼすおそれもあり、好ましいものではなかった。
(実施例3)
比重1.7で、繊維長が10mmで、アスペクト比が5000である炭素短繊維10重量%と、比重が1.5で、繊維長が10mmで、アスペクト比が2000、繊維に含まれる酸化チタンの量が0%のポリエステル短繊維70重量%と、比重1.5で、繊維長10mmで、溶融温度が100℃の熱融着性ポリエステル短繊維20重量%とを用意した。炭素短繊維の比重とポリエステル短繊維、熱融着性ポリエステル短繊維の比重の比は共に、0.8であった。次に上記炭素短繊維、ポリエステル短繊維、熱融着性ポリエステル短繊維を水に入れミキサー攪拌混合し、スラリーを調整した。その際、炭素繊維と上記炭素短繊維、ポリエステル短繊維、熱融着性ポリエステル短繊維は良好に混合できていた。このスラリー液を用いて湿式抄紙し、厚み0.2mm、目付50g/mのシートを得た。次に、得られたシートを220℃、圧力150kNで10分間熱プレスし、フィルム状のシートを得た。得られたシートの可視光透過率は70%であった。また、得られたシートにおける最大の電磁波遮蔽率は25dBで、該最大の電磁波遮蔽率を示す測定方向に直行する方向に測定した電磁波遮蔽率は23dBと良好なシールド性が得られた。それらの電磁波遮蔽率の比は0.92であり、縦横の方向性の少ない透明度の高い電磁波シールド材を得ることができた。

Claims (22)

  1. 導電性短繊維と非導電性短繊維とを含む繊維シートであって、導電性短繊維の比重(A)が0.9〜3の範囲内、非導電性短繊維の比重(B)が0.9〜3の範囲内で、かつ前記(A)と(B)との比(B/A)が0.5〜2の範囲内にあり、さらに前記導電性短繊維の含有量が0.1〜60重量%の範囲内にあることを特徴とする電磁波シールド材。
  2. 前記導電性短繊維が炭素短繊維またはカーボンマイクロコイルから選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の電磁波シールド材。
  3. 前記導電性短繊維が、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバー、または表面を金属酸化物薄膜で被覆した繊維から選ばれる少なくとも1種である、請求項1または2に記載の電磁波シールド材。
  4. 前記金属酸化物が、錫を添加した酸化インジウム、アンチモンを添加した酸化錫、アルミニウムを添加した酸化亜鉛から選ばれる少なくとも1種を含んでなる、請求項3に記載の電磁波シールド材。
  5. 前記導電性繊維が扁平繊維である、請求項1〜3のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  6. 前記導電性繊維が中空繊維である、請求項1〜3のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  7. 前記非導電性短繊維の含有量が30〜99重量%の範囲内にある請求項1〜6のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  8. 前記非導電性短繊維が、ポリエステル短繊維、ナイロン短繊維、ガラス短繊維、アラミド短繊維、ポリフェニレンサルファイド短繊維、ポリエーテルエーテルケトン短繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキザゾール短繊維、ポリ乳酸短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエチレン短繊維、木質パルプ短繊維、マニラ麻短繊維から選ばれる少なくとも1種を含んでなる、請求項1〜7のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  9. 前記非導電性短繊維が、ナイロン短繊維、ポリエステル短繊維、ポリプロピレン短繊維、ポリエチレン短繊維から選ばれる少なくとも1種である、請求項8記載の電磁波シールド材。
  10. 該短繊維に含まれる酸化チタンの量が0.3重量%以下である、請求項9に記載の電磁波シールド材。
  11. 前記導電性短繊維および前記非導電性短繊維の平均繊維長が0.1〜60mmの範囲であり、かつ、アスペクト比(繊維長/繊維直径)が5以上である請求項1〜10のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  12. 前記非導電性短繊維が、難燃性短繊維または難燃加工された短繊維である請求項1〜11のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  13. 前記繊維シートに熱融着成分を含んでなり、該熱融着成分の溶融温度が180℃以下である請求項1〜12のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  14. 無機粉体を含んでいる、請求項1〜13のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  15. 無機粉体が水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムから選ばれた少なくとも1種である、請求項14に記載の電磁波シールド材。
  16. 前記シートにおいて最大の引っ張り強度が2N/cm以上である請求項1〜15のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  17. 最大の電磁波遮蔽率(P)を示す方向に対し、直行する方向で測定した電磁波遮蔽率(Y)の比(Y/P)が0.35〜1の範囲である請求項1〜16のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  18. 前記シートの可視光透過率が60%以上である、請求項1〜17のいずれかに記載の電磁波シールド材。
  19. 請求項1〜18のいずれかに記載の電磁波シールド材を含んで構成され、その構造がコルゲート構造、ハニカム構造から選ばれる少なくとも1種である立体構造体。
  20. 請求項1〜18のいずれかに記載の電磁波シールド材を含んでなる電磁波シールド性内装材。
  21. 前記内装材が、床材、壁材、パーティション材から選ばれる少なくとも1種である請求項20記載の電磁波シールド性内装材。
  22. 請求項1〜18のいずれかに記載の電磁波シールド材を含んで構成されることを特徴とする画像表示装置。
JP2005031433A 2004-02-12 2005-02-08 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置 Pending JP2005260214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005031433A JP2005260214A (ja) 2004-02-12 2005-02-08 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034586 2004-02-12
JP2005031433A JP2005260214A (ja) 2004-02-12 2005-02-08 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005260214A true JP2005260214A (ja) 2005-09-22
JP2005260214A5 JP2005260214A5 (ja) 2008-03-21

Family

ID=35085597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005031433A Pending JP2005260214A (ja) 2004-02-12 2005-02-08 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005260214A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315092A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Achilles Corp 断熱ボード
WO2008069287A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 Dynax Corporation カーボンナノチューブ添加紙の製造方法及び該製造方法により製造された紙
WO2009054415A1 (ja) * 2007-10-23 2009-04-30 Tokushu Paper Mfg. Co., Ltd. シート状物及びその製造方法
WO2009101985A1 (ja) * 2008-02-11 2009-08-20 The University Of Tokyo 導電紙とその製造方法、導電性セルロース組成物とその製造方法、物品、電子デバイス
JP2009277736A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Hokkaido Univ 電磁波シールド材およびその製造方法
JP2010040730A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Tokushu Paper Mfg Co Ltd シート状物
JP2011241499A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Yokohama National Univ カーボンナノチューブを含む物品
JP2012174834A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Kj Specialty Paper Co Ltd 電磁波抑制シート
JP2014031482A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Daicel Polymer Ltd 熱可塑性樹脂組成物
KR20150091481A (ko) * 2012-12-05 2015-08-11 도레이 카부시키가이샤 전파 흡수체 부재용 난연지 및 전파 흡수체 부재
KR20160092262A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 에스케이이노베이션 주식회사 전자파 차폐 필름 및 이를 이용한 회로 기판
CN106197839A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 浙江大学 一种可呼吸石墨烯膜在检测真空度稳定性中的应用
CN106185893A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 浙江大学 一种可呼吸石墨烯膜在检测光强稳定性中的应用
CN108794790A (zh) * 2018-07-06 2018-11-13 江西克莱威纳米碳材料有限公司 一种芳纶纤维电磁屏蔽纸及其制备方法
CN108824085A (zh) * 2018-07-06 2018-11-16 江西克莱威纳米碳材料有限公司 一种芳纶纤维远红外发射纸及其制备方法
JP2020185733A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社カネカ グラファイト複合シート
CN112553942A (zh) * 2020-12-02 2021-03-26 航天特种材料及工艺技术研究所 一种介电损耗芳纶纸、吸波蜂窝及制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282500A (ja) * 1985-06-03 1986-12-12 帝人株式会社 ポリエステル繊維紙
JPH0412594A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Mishima Seishi Kk 塩化ビニル系積層体及びその製造方法
JP2002348461A (ja) * 2001-03-07 2002-12-04 Toray Ind Inc 導電性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2003309395A (ja) * 2002-02-13 2003-10-31 Toray Ind Inc 電波吸収材
JP2004039950A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toray Ind Inc 電磁波シールド成形品

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282500A (ja) * 1985-06-03 1986-12-12 帝人株式会社 ポリエステル繊維紙
JPH0412594A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Mishima Seishi Kk 塩化ビニル系積層体及びその製造方法
JP2002348461A (ja) * 2001-03-07 2002-12-04 Toray Ind Inc 導電性樹脂組成物およびそれからなる成形品
JP2003309395A (ja) * 2002-02-13 2003-10-31 Toray Ind Inc 電波吸収材
JP2004039950A (ja) * 2002-07-05 2004-02-05 Toray Ind Inc 電磁波シールド成形品

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315092A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Achilles Corp 断熱ボード
WO2008069287A1 (ja) * 2006-11-30 2008-06-12 Dynax Corporation カーボンナノチューブ添加紙の製造方法及び該製造方法により製造された紙
WO2009054415A1 (ja) * 2007-10-23 2009-04-30 Tokushu Paper Mfg. Co., Ltd. シート状物及びその製造方法
JP2014012921A (ja) * 2007-10-23 2014-01-23 Tokushu Tokai Seishi Co Ltd シート状物及びその製造方法
JP5420416B2 (ja) * 2007-10-23 2014-02-19 特種東海製紙株式会社 シート状物及びその製造方法
JP5660595B2 (ja) * 2008-02-11 2015-01-28 国立大学法人 東京大学 導電紙とその製造方法、導電性セルロース組成物とその製造方法、物品、電子デバイス
WO2009101985A1 (ja) * 2008-02-11 2009-08-20 The University Of Tokyo 導電紙とその製造方法、導電性セルロース組成物とその製造方法、物品、電子デバイス
JP2009277736A (ja) * 2008-05-12 2009-11-26 Hokkaido Univ 電磁波シールド材およびその製造方法
JP2010040730A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Tokushu Paper Mfg Co Ltd シート状物
JP2011241499A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Yokohama National Univ カーボンナノチューブを含む物品
JP2012174834A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Kj Specialty Paper Co Ltd 電磁波抑制シート
JP2014031482A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Daicel Polymer Ltd 熱可塑性樹脂組成物
KR20150091481A (ko) * 2012-12-05 2015-08-11 도레이 카부시키가이샤 전파 흡수체 부재용 난연지 및 전파 흡수체 부재
KR101956423B1 (ko) * 2012-12-05 2019-03-08 도레이 카부시키가이샤 전파 흡수체 부재용 난연지 및 전파 흡수체 부재
KR20160092262A (ko) * 2015-01-27 2016-08-04 에스케이이노베이션 주식회사 전자파 차폐 필름 및 이를 이용한 회로 기판
KR102260542B1 (ko) * 2015-01-27 2021-06-04 에스케이이노베이션 주식회사 전자파 차폐 필름 및 이를 이용한 회로 기판
CN106197839A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 浙江大学 一种可呼吸石墨烯膜在检测真空度稳定性中的应用
CN106185893A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 浙江大学 一种可呼吸石墨烯膜在检测光强稳定性中的应用
CN108794790A (zh) * 2018-07-06 2018-11-13 江西克莱威纳米碳材料有限公司 一种芳纶纤维电磁屏蔽纸及其制备方法
CN108824085A (zh) * 2018-07-06 2018-11-16 江西克莱威纳米碳材料有限公司 一种芳纶纤维远红外发射纸及其制备方法
CN108794790B (zh) * 2018-07-06 2021-05-11 江西克莱威纳米碳材料有限公司 一种芳纶纤维电磁屏蔽纸及其制备方法
JP2020185733A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社カネカ グラファイト複合シート
CN112553942A (zh) * 2020-12-02 2021-03-26 航天特种材料及工艺技术研究所 一种介电损耗芳纶纸、吸波蜂窝及制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005260214A (ja) 電磁波シールド材、立体構造体、電磁波シールド性内装材、および画像表示装置
RU2091879C1 (ru) Теплостойкий и огнестойкий электропроводящий лист и способ его изготовления (варианты)
HU216542B (hu) Égéskésleltető, és villamos vezető-bevonatanyag
CN107424667B (zh) 一种无卤阻燃耐火电缆及其制备方法
EP0190909A2 (en) Flexible fibrous endothermic sheet material for fire protection
WO2009007971A2 (en) Flame- retardants for building elements
JP2003309395A (ja) 電波吸収材
WO2020190588A1 (en) Papers useful as thermal insulation and flame barriers for battery cells
KR100541468B1 (ko) 불연성 흡음 전기복사선-흡수 천장 패널
JP2008267690A (ja) 不燃性または難燃性の断熱樹脂ダクト
JP2002209321A (ja) 埋込型ボックスの防耐火構造
KR20180115579A (ko) 건축 내장 마감용 불연성 발열보드
JP2011037040A (ja) 化粧板
CN103080623A (zh) 阻燃聚合物护套
JP2009173730A (ja) 不燃性テープ
CN101392107A (zh) 一种具有阻燃和电绝缘功能的无机复合超细活性填料的制备方法
JP4841896B2 (ja) 電磁波抑制紙
WO2017002863A1 (ja) 電波吸収体部材用難燃紙
JP4226140B2 (ja) 不燃電波吸収性フェルト及び複合パネルと金属箔貼りフェルト
JP2003144822A (ja) 難燃性を有する焼却減容可能な高性能エアフィルタ用濾材およびその製造方法
JPH10107478A (ja) 電波吸収性石膏ボード
JP2000282598A (ja) 建物の耐火構造
JP2001288696A (ja) 難燃絶縁紙
JP2003293296A (ja) 難燃紙
JP2002051492A (ja) 小型モーター

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20080131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Effective date: 20080204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02