JP2005259285A - 光学ヘッド装置 - Google Patents

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    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit

Abstract

【課題】複数の半導体レーザ全てに近接してレーザドライバを配置出来ず、レーザドライバから離れて配置される半導体レーザへの駆動パルス信号の波形崩れや駆動パルス信号に起因する不要輻射が問題となる。
【解決手段】レーザドライバを、第1及び第2半導体レーザ11及び12を駆動する各制御信号を発生する主回路21と、各制御信号に応じて第1及び第2半導体レーザをそれぞれ駆動する第1及び第2最終駆動段22a,22b及び23aを構成する第1及び第2従回路22及び23とに分散して構成し、主回路に記録媒体の種別に対応して動作させる従回路に選択的に制御信号を供給するべく選択回路30を備え、かつ、第1従回路を主回路よりフレキシブル基板の第1半導体レーザとの接続領域近傍、あるいは接続領域上に設置し、第2従回路を主回路よりフレキシブル基板の第2半導体レーザとの接続領域近傍、あるいは接続領域上に設置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、相違する第1及び第2の記録媒体にそれぞれ適合したレーザ光を発光する第1及び第2レーザダイオードを備え、これらの第1及び第2レーザダイオードをそれぞれ駆動するレーザドライバを前記第1及び第2レーザダイオードが組み込まれる光学ハウジングに設置する構成の光学ヘッド装置に関する。
ディスク等の記録媒体にレーザ光を照射して光学的に信号読み取り、及びあるいは信号書き込みを行う光学ヘッド装置としては、相違する記録密度の記録媒体、例えばDVDとCDの両方に対応させるように、各記録媒体の記録密度にそれぞれ適した波長のレーザ光を発光する相違する種類の複数のレーザダイオードを備えるものが存在する。
このように複数のレーザダイオードを備える光学ヘッド装置においては、それぞれ別に各レーザダイオードを駆動するレーザドライバを構成するレーザ駆動用半導体集積回路(レーザドライバ)を用いる場合と、各レーザダイオードをそれぞれ駆動するレーザドライバ機能を備えた単一のレーザドライバを用いる場合とがあり、現在後者の形態が一般的となっている。(特許文献1参照)
ところで、光学ヘッド装置は記録媒体の信号トラックを横切る方向に移動可能に支持されており、その光学ヘッド装置と該光学ヘッド装置が搭載される機器本体に設置される回路基板とはフレキシブル配線基板を用いて接続され、光学ヘッド装置に搭載される各種電気部品と前記回路基板とはこのフレキシブル配線基板を用いて電気信号の授受が行われる。
前記フレキシブル配線基板の光学ヘッド装置に添わせて光学ヘッド装置に取り付けられる領域には、光学ヘッド装置に組み入れられるレーザダイオード、記録媒体からの反射レーザ光を受光する光検出器やレーザダイオードの出射光量を監視するためのフロントモニタダイオード等が接続され、また、駆動パルス信号の劣化や不要輻射の影響を抑えるためにレーザドライバもレーザダイオードに近接して配置する必要があることから前記フレキシブル配線基板の光学ヘッド装置に取り付けられる領域に設置される場合が多いと共に、このフレキシブル配線基板に接続される。
特開2003−99969号公報
光学ヘッド装置に搭載される各種電気部品の位置は光学ヘッド装置の外形、光学配置及び各種電気部品の接続関係を考慮して、あるいはフレキシブル配線基板を折り曲げることを考慮して設定され、また、光学ヘッド装置の外形に応じて大きさが制限されることからフレキシブル配線基板の各電気部品と接続する各接続部が四方八方に枝状に分岐して複雑な形状になってしまう。
ところで、DVD及びCDの信号記録再生に対応する光学ヘッド装置の場合、一般にDVD及びCDのそれぞれに専用のレーザダイオードが設けられ、DVD用レーザダイオードとCD用レーザダイオードとは光学配置の関係から互いに光学ヘッド装置の離れた位置に配置されることが多い。
相違する波長のレーザ光を発光する2波長半導体レーザが存在するので、この2波長半
導体レーザを用いることが考えられるが、最近、青色レーザ光を用いて高密度化した信号記録及び信号再生を行うディスク規格が出てきており、このディスク規格に対応する光学ヘッド装置を提供する場合、DVD及びCDとの互換性をとる必要がでてくるので、やはり複数の半導体レーザを必要とし、光学ヘッド装置の離れた位置に複数のレーザダイオードが配置されることになる。
その為、単一のレーザドライバにより複数のレーザダイオードを駆動するようにした場合、全てのレーザダイオードに近接してレーザドライバを配置することが困難であり、レーザドライバから離れて配置されるレーザダイオードへの駆動パルス信号の波形崩れや駆動パルス信号に起因する不要輻射が問題となる。
一方、複数のレーザダイオードをそれぞれ独立して駆動するべくそれぞれに対応するレーザドライバを用いて前記各レーザダイオードを駆動するようにした場合、フレキシブル配線基板上にレーザドライバを設置する領域を確保するのが困難である。
特許文献1には、各レーザダイオードごとに電流増幅する複数の増幅回路を最終段に有するレーザドライバを設け、選択的に前記最終段を動作させて所望のレーザダイオードを駆動するする構成の光学ヘッド装置が示されており、前記最終段をそれぞれ対応するレーザダイオードに近接して配置することにより駆動パルス信号の波形崩れが防止出来る。
しかしながら、特許文献1に示される光学ヘッド装置には前記レーザドライバを光学ヘッド装置に設置すると示されているのみでフレキシブル配線基板に設置する思想は一切なく、また、各レーザダイオードにそれぞれ対応する最終段を選択的に動作させるスイッチング回路を各レーザダイオードに近接して配置するようになっておらず、最終段からスイッチング回路を介して流れる電流レベルがレーザダイオードを駆動する駆動パルス信号の電流レベルとなるので、駆動パルス信号に起因する不要輻射の問題は解決されない。
また、CDやDVDに使用される赤外レーザ光や赤色レーザ光の各レーザダイオードは共にレーザダイオードにより構成されるが、種類によってレーザダイオードのオン電圧は相違する。その為、各レーザダイオードを駆動するのに共通のレーザドライバを使用する場合、オン電圧の高い方に合わせてレーザドライバの電源電圧を設定する必要があり、オン電圧の低い方のレーザダイオードに対応するCD用のレーザダイオードを駆動する場合に無駄に消費される電力によりレーザドライバでの消費電力が大となってしまった。
レーザドライバでの消費電力の増大は発熱の問題に直結するので、何らかの対策を必要とし、特に、先述した青色レーザ光を用いて高密度化した信号記録及び信号再生を行うディスク規格に対応の青色レーザダイオードのオン電圧は、赤色レーザ光のレーザダイオードに比べて更に高くなっているので、青色レーザダイオードも赤外レーザ光や赤色レーザ光のレーザダイオードを駆動するレーザドライバと共用する場合、更にレーザドライバの電源電圧を高くする必要があり、赤外レーザ光や赤色レーザ光のレーザダイオードを駆動した際にレーザドライバで無駄に消費される電力が大きくなると共に、発熱がより深刻な問題となる。
本発明は、レーザドライバを、第1及び第2半導体レーザに共用されて第1及び第2半導体レーザを駆動する制御信号を発生する主回路と、この主回路から供給される制御信号に応じて前記第1及び第2半導体レーザをそれぞれ駆動する第1及び第2最終駆動段を構成する第1及び第2従回路とに分散して構成し、前記主回路に記録媒体の種別に対応して動作させる従回路に選択的に制御信号を供給するべく選択回路を備え、かつ、前記主回路をフレキシブル基板の所定位置に設置し、前記第1従回路を主回路よりフレキシブル基板
の第1半導体レーザとの接続領域近傍、あるいはこの接続領域上に設置すると共に、前記第2従回路を主回路よりフレキシブル基板の第2半導体レーザとの接続領域近傍、あるいはこの接続領域上に設置するようにしている。これによりフレキシブル基板上に主回路を第1及び第2半導体レーザから離した位置に配置可能としながら、第1及び第2従回路を選択的に動作させる制御信号をフレキシブル基板の主回路と第1及び第2従回路との間に流すようにしている。
本発明に係る光学ヘッド装置は、レーザドライバを主回路と第1及び第2従回路とに分散して構成し、フレキシブル基板上に主回路を第1及び第2半導体レーザから離した位置に配置可能としながら、第1及び第2従回路を選択的に動作させる制御信号をフレキシブル基板の主回路と第1及び第2従回路との間に流すようにしているので、半導体レーザに供給される駆動パルス信号の遅延及び波形崩れが防止出来ると共に、主回路から第1及び第2従回路に流れる信号レベルが微弱になることにより前記駆動パルス信号に起因する不要輻射を軽減することが出来る。
また、前記レーザドライバの主回路に高周波重畳回路を備えているので、高周波重畳回路の発振を制御する高速で微弱な制御信号を第1及び第2従回路に供給する必要が無く、この制御信号の遅延及び波形崩れにより高周波重畳回路が制御不可となる問題が発生しない。
また、主回路に備えるDC−DCコンバータにより各従回路に供給する電源電圧が記録媒体の種別に適合するレーザダイオードのオン電圧に対応して切り替えられるので、駆動されるレーザダイオードごとに最適な電源電圧を各従回路に印加することが出来、各従回路により無駄に電力消費されることが防止され、発熱の点でも有利となる。
更に、DC−DCコンバータにより各従回路に供給する電源電圧が各従回路に備えるレーザダイオードのオン電圧に対応して切り替えられるので、NPN型及びPNP型のトランジスタを、あるいはNチャンネル型及びPチャンネル型のFET(Field Effect Transistor)を使い分けて各従回路を構成することが出来、使用するレーザダイオードに合わせて有利な特性となる型のトランジスタ、あるいはFETにより各従回路を構成することが出来る。
図1は本発明に係る光学ヘッド装置の配線装置の一実施例を示す展開斜視図、図2は図1に示す光学ヘッド装置の配線装置を光ディスク装置に適用した一例を示す斜視図である。
光学ヘッド装置1は、CD、DVD及び高密度DVD(俗称HD−DVD)の各ディスクの信号記録再生に対応しており、ターンテーブル2に載置されるディスク(図示せず)の信号トラックを横切る方向にスクリューシャフト3及びガイドシャフト4により移動可能に支持されている。
光学ヘッド装置1には上面からフレキシブル配線基板5が光学ヘッド装置1の移動方向に引き出され、フレキシブル配線基板5は光学ヘッド装置1を厚み方向で挟むように折り返され、フレキシブル配線基板5の電気的な接点となる接栓部6は機器本体に設置される回路基板7に接続され、この回路基板7と光学ヘッド装置1とを結ぶ伝送路を形成している。
フレキシブル配線基板5は、ポリイミド等の樹脂フィルムから成るベースフィルムに銅
箔の導電パターンが形成され、この導電パターンのハンダ付け可能なランド領域を除いてポリイミド等の樹脂フィルムから成るカバーフィルムを被覆して構成される。
前記フレキシブル配線基板5には光学ヘッド装置1の光学ハウジング10に組み込まれたり、搭載される各種電気部品が接続、あるいは設置され、これらの電気部品としては、DVD及びCDの各ディスクにそれぞれ適合する赤色波長及び赤外波長のレーザ光をそれぞれ発光する2つのレーザダイオード11a及び11bを同一筐体に備える2波長半導体レーザ11、高密度DVDに適合する青色波長のレーザ光を発光するレーザダイオード12aを備える青色半導体レーザ12、各ディスクにより反射されたレーザー光を受光する光検出器13、前記2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11b及び青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aをそれぞれ駆動するレーザ駆動用半導体集積回路(レーザドライバ)の主回路14(図4参照)と第1従回路15及び第2従回路16(図4参照)、及び各レーザダイオードの出射光量を所定強度に保持するために各レーザダイオードから出射されるレーザ光を受光するフロントモニタダイオード17がある。
2波長半導体レーザ11及び青色半導体レーザ12は、図3に示す如く、フレキシブル配線基板5に設置される別体のサブ基板18に接続され、このサブ基板18を介在して間接的にフレキシブル配線基板5に設置されるようになっている。この場合、前記サブ基板18の各端部が2波長半導体レーザ11及び青色半導体レーザ12がそれぞれ接続される各レーザ接続領域18a,18bになっており、前記サブ基板18の前記各レーザ接続領域18a,18bの中間がフレキシブル配線基板5と接続する中継領域18cとなっている。
この場合、第1従回路15をフレキシブル基板5の2波長半導体レーザ11との接続領域近傍に一部この接続領域上に重なって設置すると共に、第2従回路16をフレキシブル基板5の青色半導体レーザ12との接続領域近傍に一部この接続領域上に重なって設置する構成になっているが、前記第1従回路15をフレキシブル基板5の2波長半導体レーザ11との接続領域上に重ねずにこの接続領域近傍に、あるいは従回路の大きさによっては前記接続領域上のみに設置すると共に、前記第2従回路16をフレキシブル基板5の青色半導体レーザ12との接続領域上に重ねずにこの接続領域近傍に、あるいは従回路の大きさによっては前記接続領域上のみに設置しても良い。
また、フレキシブル配線基板5には、レーザドライバの主回路14が取り付けられる第2のサブ基板19がフレキシブル配線基板5の所定位置に重ねて配置されてハンダ付けにより固定されるようになっており、この第2のサブ基板19はオモテ面にレーザドライバの主回路14が設置され、裏面にフレキシブル配線基板5に接続する各接続ランド、及び前記主回路14を横切る配線パターンが形成される両面基板により構成されている。
このように構成されるサブ基板18を含むフレキシブル配線基板5は、図3に示すとおりの外形形状であり、実線部分が山折りされ、破線部分が谷折りされて光学ヘッド装置1の外形に応じて折り曲げられ、各種電気部品が接続、あるいは設置される部位が光学ハウジング10の外形に添って光学ヘッド装置1の所定位置に設置される。
2波長半導体レーザ11及び青色半導体レーザ12は、光学ヘッド装置1の裏面のそれぞれ相違する方向を示す図4(イ)及び図4(ロ)の如く、光学ハウジング10の相違する側辺にそれぞれ組み込まれており、サブ基板18は2波長半導体レーザ11の各端子及び青色半導体レーザ12の各端子にそれぞれ接続される。
また、このようにして光検出器13やフロントモニタダイオード17は光学ヘッド装置1の所定位置に設置され、レーザドライバの主回路14は図5に示す光学ヘッド装置1の
所定部位の裏面を示す部分斜視図の如く、光学ヘッド装置1の裏面の所定の角に設置される。
ところで、2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11bはレーザドライバの主回路14と第1従回路15により駆動されるようになっており、青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aはレーザドライバの主回路14と第2従回路16により駆動されるようになっている。
図6は、2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11b及び青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aを駆動するレーザドライバの構成の一例を示すブロック構成図である。
レーザドライバは主回路21(部品の主回路14に相当)と第1従回路22及び第2従回路23(それぞれ部品の第1従回路15及び第2従回路16に相当)とに分離されて構成され、第1従回路22により2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11bを駆動する駆動電流を供給し、第2従回路23により青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aを駆動する駆動電流を供給する。
前記主回路21は、2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11b、あるいは青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aを駆動する駆動パルス波形を構成する各種信号(RW(ReWritable)記録時にはピークパワー信号、イレーズパワー信号及びボトムパワー信号、R(Recordable)記録時にはライトパワー信号及びリードパワー信号、再生時にはリードパワー信号)を生成する信号生成回路24からの各種信号が入力される信号入力回路25と、該信号入力回路25に入力される各種信号の信号電流レベルを設定する信号レベル設定回路26と、記録時において信号入力回路25に入力される各種信号を合成してエンコーダ/デコーダ27によりエンコード処理された記録データに基づき、RW及びRの各記録に対応して生成される記録波形パルスに対応する記録用レーザ制御信号を生成すると共に、各ディスクを再生する再生用レーザ制御信号を生成するレーザ制御信号生成回路28と、該レーザ制御信号生成回路28により生成されるレーザ制御信号に高周波信号を重畳する高周波重畳回路29と、入力されるレーザ制御信号を選択的に第1従回路22の第1最終駆動段22a、第2最終駆動段22b及び第2従回路23の最終駆動段23aに供給する選択回路30と、主回路21に印加される電源電圧を変換して前記第1従回路22の第1最終駆動段22a、第2最終駆動段22b及び第2従回路23の最終駆動段23aに選択的に供給する直流の電源電圧を発生するDC−DCコンバータ31とを備えている。
このように構成されるレーザドライバにおいて、ディスク判別回路32によりターンテーブル(図示せず)に装着されたディスクがCDであると判断されると、選択回路30は第1従回路22の第1最終駆動段22aを、ディスクがDVDであると判断されると、選択回路30は第1従回路22の第2最終駆動段22bを、ディスクが高密度DVDであると判断されると、選択回路30は第2従回路23の最終駆動段23aをそれぞれ選択する状態に切り替えられる。
また、ディスク判別回路32によるディスク判別、記録状態か再生状態かの動作状態、及び設定記録再生速度によって信号生成回路24により発生される信号、信号レベル設定回路26による各種信号の信号電流レベルの設定、高周波重畳回路29の発振周波数がディスク種別、動作状態及び記録再生の設定速度に応じて切り替えられる。その為、信号生成回路24により発生される信号、信号レベル設定回路26による各種信号の信号電流レベルの設定、高周波重畳回路29の発振周波数は、ディスク種別、動作状態及び設定速度に適切に設定され、選択回路30にはレーザ制御信号生成回路28により生成される適切
な電流レベルのレーザ制御信号に選択的に高周波重畳回路29により発生される適切な発振周波数の高周波信号が重畳されて入力される。
したがって、選択回路30により選択された第1従回路22の第1最終駆動段22a、第2最終駆動段22b、あるいは第2従回路23の最終駆動段23aは高周波信号が重畳されたレーザ制御信号生成回路28からのレーザ制御信号に対応して駆動されることになる。
CDの記録再生の場合、主回路21の出力端子33aから動作状態及び設定速度に適合する形態のレーザ制御信号が出力され、このレーザ制御信号により第1従回路22の第1最終駆動段22aが制御される。その為、前記レーザ制御信号に応じて2波長半導体レーザ11のCD用レーザダイオード11aに駆動電流が供給され、この駆動電流に応じた強度で前記レーザダイオード11aが発光される。
また、DVDの記録再生の場合、主回路21の出力端子33bから動作状態及び設定速度に適合する形態のレーザ制御信号が出力され、このレーザ制御信号により第1従回路22の第2最終駆動段22bが制御される。その為、前記レーザ制御信号に応じて2波長半導体レーザ11のDVD用レーザダイオード11bに駆動電流が供給され、この駆動電流に応じた強度で前記レーザダイオード11bが発光される。
更に、高密度DVDの記録再生の場合、主回路21の出力端子33cから動作状態及び設定速度に適合する形態のレーザ制御信号が出力され、このレーザ制御信号により第2従回路23の最終駆動段23aが制御される。その為、前記波形パルスに応じて青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aに駆動電流が供給され、この駆動電流に応じた強度で前記レーザダイオード12aが発光される。
ところで、DC−DCコンバータ31は発生する直流の電源電圧がディスク判別回路32によるディスク判別により切り替えられる。
レーザダイオードのオン電圧は発光する周波数及び光強度によって変化し、CD用レーザダイオード11a(例えば2V)、DVD用レーザダイオード11b(例えば3V)、高密度DVD用レーザダイオード12a(例えば5V)の順に高くなっている。その為、最もオン電圧が高い高密度DVD用レーザダイオード12aに合わせてCD用レーザダイオード11a及びDVD用レーザダイオード11bに駆動電流を供給する第1従回路22の第1最終駆動段22a及び第2最終駆動段22bの電源電圧を設定した場合には、前記第1最終駆動段22a及び第2最終駆動段22bにより電力が損失されることになるが、本実施例においてはディスク判別回路32によりディスク種別がCDと判別された際にDC−DCコンバータ31は、第1従回路22の第1最終駆動段22aの動作電圧を考慮してCD用レーザダイオード11aのオン電圧2Vより1.5V高い直流の電源電圧3.5Vを発生し、ディスク種別がDVDと判別された際にDC−DCコンバータ31は、第1従回路22の第2最終駆動段22bの動作電圧を考慮してDVD用レーザダイオード11bのオン電圧3Vより1.5V高い直流の電源電圧4.5Vを発生し、ディスク種別が高密度DVDと判別された際にDC−DCコンバータ31は、第2従回路23の最終駆動段23aの動作電圧を考慮して高密度DVD用レーザダイオード12aのオン電圧5Vより2V高い直流の電源電圧7Vを発生する。
したがって、第1従回路22の第1最終駆動段22a及び第2最終駆動段22bにより無駄に電力消費されることがない。
また、第1従回路22の第1最終駆動段22a及び第2最終駆動段22bはPNP型ト
ランジスタにより構成し、CD用レーザダイオード11a及びDVD用レーザダイオード11bの各カソードを接地するようにしているが、第2従回路23の最終駆動段23aはNPN型トランジスタにより構成し、高密度DVD用レーザダイオード12aをフローティングさせることになるが、高密度DVD用レーザダイオード12aの場合、他のレーザダイオード11a、11bよりオン電圧が高いと共に、容量成分が多いことによる悪影響を抑制するのに適した駆動が行えるようになっている。
尚、CMOSレベルの場合、第1従回路22の第1最終駆動段22a及び第2最終駆動段22bをPチャンネル型のFETにより構成し、第2従回路23の最終駆動段23aをNチャンネル型のFETにより構成すれば良い。
本発明に係る光学ヘッド装置の配線装置の一実施例を示す展開斜視図である。 図1に示す光学ヘッド装置の配線装置を光ディスク装置に適用した一例を示す斜視図である。 フレキシブル配線基板5の外形を示すと共に、折り曲げ方を説明する平面図である。 2波長半導体レーザ11及び青色半導体レーザ12にサブ基板18が接続されたフレキシブル配線基板5を接続した状態を説明する光学ヘッド装置1の裏面からの斜視図である。 レーザドライバの主回路14が設置される状態を説明する光学ヘッド装置1の裏面の所定部位を示す部分斜視図である。 2波長半導体レーザ11の各レーザダイオード11a、11b及び青色半導体レーザ12のレーザダイオード12aを駆動するレーザドライバの構成の一例を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 光学ヘッド装置
5 フレキシブル配線基板
10 光学ハウジング
11 2波長半導体レーザ
11a,11b レーザダイオード
12 青色半導体レーザ
12a レーザダイオード
14,21 主回路
15,22 第1従回路
16,23 第2従回路
18 サブ基板
25 信号入力回路
26 信号レベル設定回路
27 エンコーダ/デコーダ
28 レーザ制御信号生成回路
29 高周波重畳回路
30 選択回路
31 DC−DCコンバータ
32 ディスク判別回路

Claims (4)

  1. 相違する第1及び第2の記録媒体にそれぞれ適合したレーザ光を発光する第1及び第2半導体レーザを備え、これらの第1及び第2半導体レーザをそれぞれ駆動するレーザドライバが前記第1及び第2半導体レーザに接続されるフレキシブル基板に設置される光学ヘッド装置であって、前記レーザドライバは第1及び第2半導体レーザに共用されて第1及び第2半導体レーザを駆動する制御信号を発生する主回路と、この主回路から供給される制御信号に応じて前記第1及び第2半導体レーザをそれぞれ駆動する第1及び第2最終駆動段を構成する第1及び第2従回路とに分散して構成し、前記主回路に記録媒体の種別に対応して動作させる従回路に選択的に制御信号を供給するべく選択回路を備え、かつ、前記主回路をフレキシブル基板の所定位置に設置し、前記第1従回路を主回路よりフレキシブル基板の第1半導体レーザとの接続領域近傍、あるいはこの接続領域上に設置すると共に、前記第2従回路を主回路よりフレキシブル基板の第2半導体レーザとの接続領域近傍、あるいはこの接続領域上に設置することを特徴とする光学ヘッド装置。
  2. 前記レーザドライバの主回路に高周波重畳回路が備えられたことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド装置。
  3. 前記レーザドライバの主回路に前記第1及び第2従回路に直流の電源電圧を供給するDC−DCコンバータを備え、該DC−DCコンバータは記録媒体の種別に対応して各従回路に供給する電源電圧が記録媒体に適合する半導体レーザを構成するレーザダイオードのオン電圧を考慮して設定された値に切り替えられることを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド装置。
  4. 前記レーザドライバを単一の主回路と複数の従回路とにより構成すると共に、各従回路によりそれぞれ駆動されるレーザダイオードのオン電圧に対応してNPN型及びPNP型のトランジスタを、あるいはNチャンネル型及びPチャンネル型のFETを従回路ごとに使い分けて構成したことを特徴とする請求項3記載の光学ヘッド装置。

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