JP2003099969A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2003099969A
JP2003099969A JP2001289853A JP2001289853A JP2003099969A JP 2003099969 A JP2003099969 A JP 2003099969A JP 2001289853 A JP2001289853 A JP 2001289853A JP 2001289853 A JP2001289853 A JP 2001289853A JP 2003099969 A JP2003099969 A JP 2003099969A
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circuits
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light emitting
optical
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JP2001289853A
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Sunao Nakabachi
直 中鉢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のフォーマットの光記録媒体を駆動する
駆動回路の機能を共通化し、同時にそのパルス応答特性
を改善することのできる光ピックアップを提供するこ
と。 【解決手段】 本発明の光ピックアップは、複数の光記
録媒体に対して、書き込みおよび読み取りを行う複数の
発光回路101,201と、発光回路101,201の
各々を駆動し、また、この各々に対応した書き込みまた
は読み取り信号の電流を増幅する複数の増幅回路を最終
段に有する駆動回路301と、駆動回路301と、発光
回路101,201の各々との接続切換えを行うスイッ
チング回路302と、駆動回路301に供給される書き
込みまたは読み取り信号に基づいて、書き込みまたは読
み取り信号で駆動される1つの発光回路101に接続す
るようにスイッチング回路302を切換えるスイッチン
グ制御回路507とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のフォーマッ
トの光記録媒体を駆動する駆動回路の機能を共通化し、
同時にそのパルス応答特性を改善することのできる光ピ
ックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のフォーマットの光記録媒体(光デ
ィスク)、例えばコンパクトディスク(CD)、デジタ
ルビデオディスク(DVD)、レーザーディスク(登録
商標)(LD)、ミニディスク(MD)などの書き込み
および読み取りを行う光ピックアップでは、同一装置内
にその光記憶媒体に対応する各回路をそれぞれ搭載して
いる。中でも、各光記憶媒体の書き込みおよび読み取り
を行う発光回路を駆動する駆動回路は、その各光記憶媒
体毎に対応して設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな光ピックアップにおいては、特に、その各駆動回路
は、共通の回路を有しており、必ずしも各発光回路毎に
対応させて別々の回路として設ける必要はない。また、
その各駆動回路を共通化することに伴い、各回路が有す
る最終段の電流増幅回路や周波数・振幅を増幅する高周
波重畳回路と、各発光回路との配線長が増し、ノイズに
よる影響を受けたり、またパルス応答特性が悪化するな
どの問題が生ずる。
【0004】本発明は上述のような課題に鑑みてなさ
れ、その目的は、複数のフォーマットの光記録媒体を駆
動する駆動回路の機能を共通化し、同時にそのパルス応
答特性を改善することのできる光ピックアップを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明に係る光ピックアップは、異なる複数
の光記録媒体の各々に対して、書き込みおよび読み取り
のための光を照射する複数の発光回路と、前記発光回路
の各々を駆動し、また、前記発光回路の各々に対応し
た、該発光回路への書き込みまたは読み取り信号の電流
を増幅する複数の増幅回路を最終段に有する駆動回路
と、前記駆動回路と、前記発光回路の各々との接続切換
えを行うスイッチング回路と、前記駆動回路に供給され
る書き込みまたは読み取り信号に基づいて、該書き込み
または読み取り信号で駆動される1つの発光回路に接続
するように前記スイッチング回路を切換えるスイッチン
グ制御回路とを有することを特徴とする。
【0006】(2)また、本発明に係る光ピックアップ
は、異なる複数の光記録媒体の各々に対して、書き込み
および読み取りのための光を照射する複数の発光回路
と、前記発光回路の各々を駆動する駆動回路と、前記駆
動回路と、前記発光回路の各々との接続切換えを行うス
イッチング回路と、前記駆動回路に供給される書き込み
または読み取り信号に基づいて、該書き込みまたは読み
取り信号で駆動される1つの発光回路に接続するように
前記スイッチング回路を切換えるスイッチング制御回路
と、前記駆動回路と前記発光回路との各々とを結ぶ配線
上に直列に接続され、かつ該配線上において相対的に、
前記発光回路の近距離に配置され、前記発光回路の各々
に対応した、該発光回路への書き込みまたは読み取り信
号の発信周波数および振幅を増幅する複数の高周波重畳
回路とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、図
1〜図6を用いて詳細に説明する。図1は、第1の実施
形態において、本発明に係る光ピックアップを説明する
ための図である。図2は、図1の光ピックアップの駆動
回路周辺の構成・動作をさらに詳しく説明するための図
である。図3は、第2の実施形態において、本発明に係
る光ピックアップを説明するための図である。図4は、
図3の光ピックアップの駆動回路周辺の構成・動作をさ
らに詳しく説明するための図である。図5は、従来の光
ピックアップの構成・動作を説明するための図である。
図6は、図5の光ピックアップの駆動回路周辺の構成・
動作をさらに詳しく説明するための図である。
【0008】初めに、図5を用いて、従来の光ピックア
ップの構成・動作を説明する。なお、ここでは例えば、
光書き込み・読み取り回路100,200のいずれか一
方の記録媒体がCD、他方の記録媒体がDVDに対応す
る光ピックアップである。
【0009】図5では、主に、光ディスク1、光ピック
アップ2、メイン基板3、および光ピックアップ2とメ
イン基板3とを接続する配線4を有して構成されてい
る。この光ピックアップ2の光書き込み・読み取り回路
100,200においては、LD(レーザーダイオード
を有する発光回路)101,102、PD(フォトダイ
オードを有する受光回路)102,202、PDの出力
(電流信号)を電圧信号に変換するI−Vアンプ10
3,203が設けられている。近年、これらの回路は同
一のパッケージ内に集積されることが多く、光複合素子
104,204は、LD101,102、PD102,
202、およびI−Vアンプ103,203を同一パッ
ケージ内に集積して有している。
【0010】さらに、光書き込み・読み取り回路10
0,200は、LDの駆動回路105,205、ホログ
ラム光学素子106,206、コリメートレンズ10
7,207、ビームスプリッタ108,208、APC
用PD109,209を有している。
【0011】アクチュエータ114,214は、対物レ
ンズ110,210、レンズホルダ111,211、ト
ラッキングサーボ信号を磁力等に変換し、変換した力を
用いてレンズホルダを駆動する回路112,212、お
よびフォーカスサーボ信号を磁力等に変換し、変換した
力を用いてレンズホルダを駆動する回路113,213
を有している。
【0012】配線4の401a,401bはそれぞれレ
ンズホルダ駆動回路112,212の制御信号線、配線
402a,402bはそれぞれI−Vアンプ103,2
03の出力信号線、配線403a,403bはそれぞれ
駆動回路105,205の制御信号線、配線404a,
404bはそれぞれ複合光学素子104,204の制御
信号線、配線405a,405bはAPC用PDの出力
信号線、配線406a,406bはレンズホルダ駆動回
路113,213の制御信号線である。
【0013】なお、図5の配線4では、それぞれ便宜上
1本しか示していないが、実際は複数本で構成されるも
のが多い。また、図5では省略しているが、光ピックア
ップ2とメイン基板3は、この他に複数の電源及GND
ラインで接続されている。
【0014】以下、図5の光ピックアップ2の動作を説
明する。なお、以下の説明では光書き込み・読み取り回
路100について述べるが、光書き込み・読み取り回路
200についても同様の動作となる。
【0015】図5で駆動回路105の出力(読み取りの
際には一定出力、また、書き込みの際にはメイン基板3
で、図示しない外部から入力した信号を光ディスクのフ
ォーマットに沿うようにエンコードし、更に書き込みで
形成されるピットの形状を考慮した信号)に応じてLD
101から出射されたレーザ光は、ホログラム光学素子
106、コリメートレンズ107、および図示しない偏
光板等の光学素子を介して、ビームスプリッター108
に到達し、透過光と反射光とが一定の割合に分けられ
る。このうちの透過光はAPC用PD109に到達し、
このAPC用PD109では入射した光量に応じた電流
がメイン基板3に出力され、メイン基板3ではAPC用
PD109の出力電流が一定となるように駆動回路10
5を制御する。
【0016】一方ビームスプリッタ108の反射光は、
図示しない偏光板等の光学素子を介して、対物レンズ1
10を通って光ディスク1上に結像する。ここで、対物
レンズ110は、トラッキングサーボ信号でレンズホル
ダ111を駆動する回路112によって、光ディスクの
トラック上にレーザ光が到達する位置になるように制御
される。同時に、フォーカスサーボ信号でレンズホルダ
111を駆動する回路113によって、光ディスクのピ
ットの面にレーザ光が結像する位置になるように制御さ
れる。そして、光ディスク1からの反射光はビームスプ
リッター108まで同一光路を戻る。
【0017】ビームスプリッター108に到達した光デ
ィスク1からの反射光は、ここで透過光と反射光が一定
の割合に分けられる。このうちの反射光が、コリメート
レンズ107、ホログラム光学素子106を介してPD
102に入射する。PD102はRF信号、トラッキン
グエラー信号、およびフォーカスエラー信号を検出する
方法に応じた特定のパターンとなるように、複数のPD
が形成されており、それぞれのPDの入射光量に応じた
電流を出力する。そして、PD102内の複数のPDの
出力電流は、I−Vアンプ103でそれぞれ電圧信号に
変換されて、配線4を介してメイン基板3に出力され
る。
【0018】メイン基板3では、図示しないが、I−V
アンプ103の出力を演算してRF信号を作り、それを
2値化し、デコード等の処理を行ってデータ信号として
外部に出力する。更にI−Vアンプ103の出力を演算
してトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号を
作り、それらを処理してレンズホルダを駆動する回路1
12,113に、レーザー光が光ディスク1のトラック
上のピット面に結像するように、レンズホルダ111を
制御する信号を出力する。
【0019】図5に示した、このような従来の構成の光
ピックアップでは、各光書き込み・読み取り回路毎に駆
動回路を使用するため、コストの上昇を招く。また、光
ピックアップ2とメイン基板3間の配線4の配線数が増
加するため、そのまま配線幅を広げたのでは、光ピック
アップ2がサーチを行う場合のように光ディスクのトラ
ック間を高速移動する際に負荷になりトラッキング性能
に問題が生じたり、また、それを回避するために配線の
ピッチを狭小化すると高速信号の伝送が困難になった
り、電源ラインでの大電流供給の際に電圧ドロップが生
じたりする問題が発生していた。
【0020】次に、図6を用いて、図5の駆動回路10
5周辺のさらに詳細な構成と、その動作を説明する。な
お、図5の駆動回路は図6の駆動回路803に、図5の
LD101は図6のLD801にそれぞれ対応してい
る。
【0021】図5の駆動回路803において、LD80
1に流れる電流は、LD駆動トランジスタ802のコレ
クタCに流れる電流(つまり、駆動回路803がLD駆
動トランジスタ802のベースBに出力した電流の直流
増幅率倍の電流)から、結合コンデンサ805を介して
LD駆動トランジスタ803のコレクタCに入力する
(つまり、高周波重畳回路804から出力される)高周
波電流の分を差し引いた値となる。同様に、図5の駆動
回路205にもこのような回路が構成されている。
【0022】(第1の実施形態)本発明では、上述のよ
うな従来の光ピックアップに対して、図1に示すような
構成の光ピックアップを提供する。関連して、図2に
は、図1の駆動回路の301周辺のさらに詳細な構成を
示す。なお、図1では、上述の図5と同機能を有する回
路については同符合で表現しているが、図5の光書き込
み・読み取り回路100,200、光ピックアップ2、
配線4、メイン基板3などについては、図1とはその構
成が異なるため、光書き込み・読み取り回路100A,
200A、光ピックアップ2A、配線4A、メイン基板
3Aとしている。これは、後述する図3についても同様
である。
【0023】図1の光ピックアップ2Aでは、図5の光
書き込み・読み取り回路100,200を駆動する駆動
回路105,205を、駆動回路301として共通化し
たと共に、その駆動出力信号の切換えのための、スイッ
チング回路302を設けている。
【0024】この図1の駆動回路301,およびスイッ
チング回路302周辺の回路構成について、図2を用い
て説明する。スイッチング回路302は、一方がLD5
01a,501bに、他方がLD駆動トランジスタ50
2および結合コンデンサ505に接続されており、LD
501a,501bのいずれか一方を選択して駆動を切
り換える機能を有する。
【0025】ここで、スイッチング回路302は、トラ
ンジスタ302a,302bの差動ペアで構成されてい
る。スイッチング回路302は、スイッチング制御回路
507から供給される制御信号により入力される、トラ
ンジスタ302a,302bのベースBの電圧の大きさ
を、トランジスタのベース−エミッタ間電圧よりも十分
大きくして、一方がオン、他方がオフするように制御す
る。この制御信号は、駆動回路301に供給される、所
定の光記憶媒体の書き込み・読み取り信号に基づいて生
成され、この信号は高周波重畳回路504および駆動回
路301に供給される。駆動回路301内には、この所
定の光記憶媒体に対応してその最終段に、この光記憶媒
体の書き込み・読み取り信号の電流を増幅する増幅回路
が設けられている(図示しない)。駆動回路301は、
スイッチング制御回路507から供給される制御信号に
より所定の増幅回路を選択し、それと対応した光記録媒
体の書き込みまたは読み取りを行う。また、トランジス
タ302a,302bのいずれか一方がオンすると、こ
の高周波重畳回路504は、駆動回路301の出力の周
波数と振幅の大きさを切り換え、それぞれのLDを最適
な状態で駆動する。また、図6の配線4と、図1の配線
4Aとの相違を比較すると分かるように、その配線を削
減することができる。
【0026】このようにすることで、複数の光書き込み
・読み取り回路を搭載した光ピックアップにおいて、複
数のフォーマットの光記録媒体(光ディスク)に対応す
るため、各光書き込み・読み取り回路毎に使用するLD
の駆動回路の回路を共通化し、従来の複数の駆動回路に
接続された配線本数を含む部品数の削減を図ってコスト
を低下させることができるようになる。
【0027】(第2の実施形態)次に、図3,4を用い
て、上述の第1の実施形態に基づいた別の形態である、
第2の実施形態について説明する。なお、この図3,4
についても、上述の図5または図1,2と同機能を有す
る回路については同符合で表現しているが、図5の光書
き込み・読み取り回路100,200、光ピックアップ
2、配線4、メイン基板3などについては、図1,5と
はその構成が異なるため、光書き込み・読み取り回路1
00B,200B、光ピックアップ2B、配線4B、メ
イン基板3Bとしている。
【0028】図3の光ピックアップ2Bは、図1の駆動
回路301の周辺にあった、光ディスクの読み取り時
の、書き込み・読み取り信号に高周波を重畳してLDの
戻り光ノイズを減少させる高周波重畳回路(図2の回路
504)を、各LD101,201の周辺に高周波重畳
回路(HFMと略す)600a,600bとして別々に
配置したものである。高周波電流が流れる駆動回路−L
D間の信号線の配線長を短くして、LD101,201
のパルス応答を改善し、より高い周波数での高周波重畳
の効果を改善すると共に、他の信号線に対するノイズ源
としての影響が小さくなるようにしたものである。この
高周波重畳回路(HFM)600a,600bは、駆動
回路301と、LD101,201の各々とを結ぶ配線
上において、相対的に、駆動回路301よりもLD10
1,201に近距離に配置してある。
【0029】次に、図4を用いて、さらに詳細に駆動回
路301と、高周波重畳回路(HFM)600a,60
0bとの構成とその動作について説明する。
【0030】図4は、スイッチング回路302と、LD
601a,601bとの間に、電流増幅回路609a,
609bを挿入し、LD601a,601b個別に高周
波重畳回路600a,600bと結合コンデンサ605
a,605bとを接続し、また、これらをLD601
a,601bの周辺に配置したものである。これに伴
い、スイッチング制御回路507の制御信号が供給され
ると、この信号に基づいて、高周波重畳回路600a、
600bでの出力を制御する信号を発信する、回路高周
波重畳回路制御回路508が設けられている。
【0031】ここで、電流増幅回路609aは、トラン
ジスタ610a,611a、抵抗612a,613aで
カレントミラー回路を構成している。このカレントミラ
ー回路では、トランジスタ610a,611aのベース
−エミッタ間電圧が等しくなることで、抵抗612a,
613aの両端にかかる電圧も等しくなるので、トラン
ジスタ610a、抵抗612aに流れる電流の大きさ
と、トランジスタ611a、抵抗613aとに流れるそ
れぞれの電流の大きさは、抵抗612a,613aの大
きさに反比例したものとなる(電流増幅回路609bも
同様なので省略する)。
【0032】このように、電流増幅回路609a,60
9b、高周波重畳回路600a,600bと結合コンデ
ンサ605a,605bを、LD601a,601bの
周辺に配置することで、大電流・高周波電流が流れるパ
スを、駆動回路301とのパスよりも短く出来るので、
メディアに対する書き込み時において、LD601a,
601bにパルス電流を流す場合の駆動回路301の特
性が向上出来る。また、電流増幅回路609a,609
bで増幅する電流の大きさを、LD個別に最適化出来る
ので駆動回路301が簡素化できる。
【0033】なお、電流増幅回路609aのカレントミ
ラー回路について、これを同一半導体基板上に形成する
場合、抵抗612a,613aを除いて、トランジスタ
610a,611aのみで構成する場合がある。この場
合に電流の大きさの比を決定するのはトランジスタ61
0a,611aのサイズであり、トランジスタ610
a,611aにはサイズに比例した大きさの電流が流れ
ることとなる。
【0034】なお、本発明は、図1〜図5を用いて説明
した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において種々の変更が可能である。例えば、図3
では高周波重畳回路600a、600bはそれぞれ光学
複合素子104,204とは別になっているが、一体と
して構成しても良い。
【0035】また、上述の第1,2の実施形態では、例
えばCDとDVDとの2種類の光記憶媒体の書き込み・
読み取りが可能な光ピックアップを想定して説明を進め
たが、他の光記録媒体である、MD、LD、PDあるい
はMDなどの光ピックアップに本発明を適用しても良
い。また、上述の第1,2の実施形態では、2種類の光
記憶媒体の光ピックアップを用いて説明したが、さらに
複数、例えば3種類の光ピックアップに対応するもので
も、本発明に係る光ピックアップを適用することができ
る。こうすることでも同様の効果を奏することができ
る。
【0036】また、上述の光ピックアップを、光記憶媒
体の書き込み・読み取り処理を行う電子機器に搭載する
ことで、その機器の価格を引下げることができると共
に、そのサイズ自体を小さくすることもできるようにな
る。
【0037】
【発明の効果】本発明においては、複数の光書き込み・
読み取り回路を搭載した光ピックアップにおいて、複数
のフォーマットの光記録媒体(光ディスク)に対応する
ため、各光書き込み・読み取り回路毎に使用するLDの
駆動回路の回路を共通化し、部品数の削減を図ってコス
トを低下させると共に、これに伴い、光ピックアップと
制御基板の間に接続される配線数を削減しトラッキング
性能、高速信号伝送、電源供給の安定性に優れた光ピッ
クアップを提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態において、本発明に係る光ピッ
クアップを説明するための図である。
【図2】図1の光ピックアップの駆動回路周辺の構成動
作をさらに詳しく説明するための図である。
【図3】第2の実施形態において、本発明に係る光ピッ
クアップを説明するための図である。
【図4】図3の光ピックアップの駆動回路周辺の構成動
作をさらに詳しく説明するための図である。
【図5】従来の光ピックアップの構成・動作を説明する
ための図である。
【図6】図5の光ピックアップの駆動回路周辺の構成・
動作をさらに詳しく説明するための図である。
【符号の説明】
1:光記憶媒体 2,2A,2B:光ピックアップ 3,3A,3B:メイン基板 4,4A,4B:配線 100,100A,100B,200,200A,20
0B:書き込み・読み取り回路 101,202,501a,501b,601a,60
1b:LD 301:駆動回路 302:スイッチング回路 502:LD駆動トランジスタ 504,600a,600b:高周波重畳回路 505,605a,605b:コンデンサ 507:スイッチング制御回路 508:高周波重畳回路制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる複数の光記録媒体の各々に対し
    て、書き込みおよび読み取りのための光を照射する複数
    の発光回路と、 前記発光回路の各々を駆動し、また、前記発光回路の各
    々に対応した、該発光回路への書き込みまたは読み取り
    信号の電流を増幅する複数の増幅回路を最終段に有する
    駆動回路と、 前記駆動回路と、前記発光回路の各々との接続切換えを
    行うスイッチング回路と、 前記駆動回路に供給される書き込みまたは読み取り信号
    に基づいて、該書き込みまたは読み取り信号で駆動され
    る1つの発光回路に接続するように前記スイッチング回
    路を切換えるスイッチング制御回路とを有することを特
    徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 異なる複数の光記録媒体の各々に対し
    て、書き込みおよび読み取りのための光を照射する複数
    の発光回路と、 前記発光回路の各々を駆動する駆動回路と、 前記駆動回路と、前記発光回路の各々との接続切換えを
    行うスイッチング回路と、 前記駆動回路に供給される書き込みまたは読み取り信号
    に基づいて、該書き込みまたは読み取り信号で駆動され
    る1つの発光回路に接続するように前記スイッチング回
    路を切換えるスイッチング制御回路と、 前記駆動回路と前記発光回路との各々とを結ぶ配線上に
    直列に接続され、かつ該配線上において相対的に、前記
    発光回路の近距離に配置され、前記発光回路の各々に対
    応した、該発光回路への書き込みまたは読み取り信号の
    発信周波数および振幅を増幅する複数の高周波重畳回路
    とを有することを特徴とする光ピックアップ。
JP2001289853A 2001-09-21 2001-09-21 光ピックアップ Pending JP2003099969A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7317744B2 (en) 2004-03-12 2008-01-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical head apparatus

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