JP2005259103A - スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法 - Google Patents

スレッドの製造方法及びicチップ入りシートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ICチップが破損してしまう可能性を低減する。
【解決手段】 断裁されることにより帯状の樹脂層となる樹脂シート2のICチップ10が搭載される領域にレーザ光を照射してICチップ10が入り込むような凹部21を形成し、その凹部21内に接着剤30を塗布しておき、その後、ICチップ10を凹部21に入り込ませ、接着剤30によってICチップを樹脂シート2に接着する。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート基材上にICチップが搭載されてなるスレッド及びICチップ入りシートの製造方法に関する。
従来より、プリペイドカードや各種入場券、商品券や株券等の有価証券においては、広く流通しており比較的容易に換金可能である等の理由から、偽造犯罪が頻発している。特に、近年ではカラーコピー機等の複写機の性能向上と普及に伴い、簡単には真正品と見分けられない偽造品が比較的容易に製造可能になってきており、偽造に対する対策が求められている。また、上述したような有価証券に限らず、紙幣においても偽造に対する対策が求められている。
このような偽造に対する対策の1つとして、スレッドと呼ばれる部材を有価証券や紙幣に貼付したり漉き込んだりし、それにより、有価証券や紙幣の偽造防止を図る技術が考えられている。この技術においては、プラスチックフィルムや薄葉紙等が数mm程度の細幅に断裁されてなるスレッドを、有価証券や紙幣の表面から露出しないように、あるいは一部が表面から露出するように有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、このスレッドの有無によって、有価証券や紙幣の真贋判定が行われることになる。
さらに、近年においては、ICチップが搭載されたスレッドを用いて有価証券や紙幣の真贋判定を行う技術が考えられている。この技術においては、数mm程度の細幅に断裁されたフィルムの片面にICチップが接着されてなるスレッドを有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、有価証券や紙幣の使用時に、ICチップに書き込まれた情報を読み出すことによって、有価証券や紙幣の真贋判定を行うことになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−319006号公報
しかしながら、上述したようなスレッドやこのスレッドのようにICチップがシート基材上に搭載されてなるICチップ入りシートにおいては、フィルムの片面にICチップが接着されているだけの構成であるため、ICチップが破損しやすいという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ICチップが破損してしまう可能性を低減することができるスレッド及びICチップ入りシートの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドの製造方法であって、
前記シート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
前記凹部内に接着剤を塗布する工程と、
前記ICチップを前記凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記シート基材に接着する工程とを有する。
また、接着剤を介して互いに積層された帯状の第1及び第2のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドの製造方法であって、
前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを前記接着剤を介して積層する工程と、
前記第2のシート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して当該領域の少なくとも前記第2のシート基材を除去することにより、前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
前記ICチップを凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記第1のシート基材に接着する工程とを有する。
また、シート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
前記シート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
前記凹部内に接着剤を塗布する工程と、
前記ICチップを前記凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記シート基材に接着する工程とを有する。
また、接着剤を介して互いに積層された第1及び第2のシート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを前記接着剤を介して積層する工程と、
前記第2のシート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して当該領域の少なくとも前記第2のシート基材を除去することにより、前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
前記ICチップを凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記第1のシート基材に接着する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、帯状のシート基材のICチップが搭載される領域にレーザ光を照射してICチップが入り込むような凹部を形成し、その凹部内に接着剤を塗布しておき、その後、ICチップを凹部に入り込ませ、接着剤によってICチップをシート基材に接着するので、ICチップがシート基材に形成された凹部内に入り込んでシート基材と接着された状態となり、それにより、ICチップが破損してしまう可能性が低減する。
また、接着剤を介して帯状の第1及び第2のシート基材が互いに接着されたものを用いる場合は、第1のシート基材と前記第2のシート基材とを接着剤を介して積層した後、第2のシート基材のICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して当該領域の少なくとも第2のシート基材を除去することにより、ICチップが入り込むような凹部を形成しておき、その後、ICチップを凹部に入り込ませ、接着剤によってICチップを第1のシート基材に接着するので、ICチップが少なくとも第2のシート基材が除去されることにより形成された凹部内に入り込んで第1のシート基材と接着された状態となり、それにより、ICチップが破損してしまう可能性が低減する。
以上説明したように本発明によって製造されたスレッドは、ICチップがシート基材に形成された凹部内に入り込んでシート基材と接着されているため、ICチップが破損してしまう可能性を低減することができる。
また、接着剤を介して帯状の第1及び第2のシート基材が互いに接着されたものを用いる場合は、ICチップが少なくとも第2のシート基材が除去されることによって形成された凹部内に入り込んで第1のシート基材と接着されているため、上記同様に、ICチップが破損してしまう可能性を低減することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のスレッドの製造方法の第1の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態にて製造されたスレッドは図1に示すように、帯状のシート基材である樹脂層20の一方の面に凹部21が形成され、その凹部21内にてICチップ10が接着剤30によって樹脂層20と接着されて構成されている。なお、樹脂層20の材質としては、PETやPET−GやPVC等が考えられる。また、ICチップ10においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ10においては、上述したようにICチップ10に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ10に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込むが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図1に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図1に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図1に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図2は、図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層20となる樹脂シート2のICチップ10が搭載される領域にレーザ光を照射し(図2(a))、ICチップ10が入り込むような凹部21を形成する(図2(b))。
次に、樹脂シート2に形成された凹部21内に接着剤を滴下することにより、凹部21の底面に接着剤30を塗布する(図2(c))。
次に、底面に接着剤30が塗布された凹部21内にICチップ10を入り込ませ、接着剤30によってICチップ10と樹脂シート2とを互いに接着する(図2(d))。
図3は、図1に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート2上にICチップ10が搭載、接着された状態を示す図である。
図3に示すように、樹脂シート2上には、ICチップ10が入り込むような凹部21がマトリックス状に形成されており、この凹部21のそれぞれにICチップ10が入り込んで接着剤30によって樹脂シート2に接着されている。
その後、ICチップ10が搭載、接着された樹脂シート2を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図4は、図1に示したスレッドの製造工程において、ICチップ10が搭載、接着された樹脂シート2が帯状に断裁された状態を示す図である。
図4に示すように、ICチップ10が搭載、接着された樹脂シート2が帯状に断裁されると、樹脂シート2上にICチップ10が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ10が1つずつ含まれるように)断裁され、図1に示したようなスレッドが形成されることになる。
なお、本形態においては、上述したように、断裁されることにより樹脂層20となる樹脂シート2を、樹脂シート2上に凹部21をマトリックス状に形成し、この凹部21のそれぞれにICチップ10を入り込ませて樹脂シート2と接着した後、断裁することによりスレッドを製造しているが、本発明はこれに限らず、実質的に、帯状の樹脂層20上に凹部21を形成し、この凹部21内に接着剤30を滴下しておき、その後、ICチップ10を凹部21内に入り込ませ、凹部21内の接着剤30によって樹脂層20上にICチップ10を接着するものであればよい。
また、本形態においては、シート基材として、PETやPET−GやPVC等からなる樹脂層20を用いているが、樹脂層20の代わりに紙や不織布からなるものを用いれば、樹脂層20を用いた場合と比べて、機械的強度は弱くなるもののスレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。
また、本形態においては、帯状の樹脂層20上にICチップ10が搭載、固定されてなるスレッドについて説明したが、シート基材上にICチップが搭載、固定されてなるICチップ入りシートについても、上述したものと同様の製造方法によって製造することができる。なお、ICチップ入りシートは、シート面に粘着剤や印刷層を形成して、シート単体で使用することもでき、また、他のシートを積層させて使用することもできる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明のスレッドの製造方法の第2の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態にて製造されたスレッドは図5に示すように、接着剤層130を介して互いに積層された第1のシート基材である帯状の樹脂層120aと第2のシート基材である帯状の樹脂層120bに対して、樹脂層120bに形成された凹部121にICチップ110が入り込み、接着剤層130によってICチップ110が覆われた状態で樹脂層120aと接着されて構成されている。なお、樹脂層120a,120bの材質としては、PETやPET−GやPVC等が考えられる。また、ICチップ110においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ110に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ110に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ110においては、上述したようにICチップ110に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ110に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図5に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図5に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図5に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図6は、図5に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層120aとなる樹脂シート102aと、断裁されることにより樹脂層120bとなる樹脂シート102bとを接着剤層130を介して積層し、互いに接着する(図6(a))。ここで、接着剤層130を構成する接着剤としては、ホットメルト糊等の熱可塑性接着剤や、紫外線を照射することにより溶融する紫外線硬化型接着剤等が考えられ、熱可塑性接着剤を用いた場合は、樹脂シート102a,102bを接着剤層130を介して積層した際に加圧しながら加熱することにより接着剤層130を溶融させて樹脂シート102aと樹脂シート102bとを接着し、また、紫外線硬化型接着剤を用いた場合は、樹脂シート102a,102bを接着剤層130を介して積層した際に加圧しながら、樹脂シート102a,102bのいずれか一方の側から紫外線を照射することにより接着剤層130を溶融させて樹脂シート102aと樹脂シート102bとを接着する。ただし、紫外線硬化型接着剤を上述したように用いる場合は、樹脂シート102a,102bのうち紫外線が照射される側の樹脂シートを、紫外線を透過する材料から構成する必要がある。
次に、樹脂シート102bのICチップ110が搭載される領域にレーザ光を照射し(図6(b))、樹脂シート102bのICチップ110が搭載される領域を除去し、それにより、接着剤層130が露出し、ICチップ110が入り込むような凹部121を形成する(図6(c))。
次に、樹脂シート102bが除去されることにより形成された凹部121内にICチップ110を入り込ませ、凹部121内にて露出した接着剤層130によってICチップ110と樹脂シート102aとを互いに接着する(図6(d))。なお、接着剤層130を構成する接着剤として熱可塑性接着剤を用いた場合は、ICチップ110を凹部121内に入り込ませた際に樹脂シート102aに対してICチップ110を加圧しながら加熱することにより接着剤層130を溶融させてICチップ110と樹脂シート102aとを接着する。ICチップ110を加熱する方法としては、例えば、熱を有するチップ搭載機を用いることが考えられ、また、必要に応じて、ICチップ110が入り込む凹部121の周辺部を加熱することも考えられる。また、接着剤層130を構成する接着剤として紫外線硬化型接着剤を用いた場合は、ICチップ110を凹部121内に入り込ませた際に樹脂シート102aに対してICチップ110を加圧しながら、樹脂シート102aのICチップ110が搭載された面とは反対側から紫外線を照射することにより接着剤層130を溶融させてICチップ110と樹脂シート102aとを接着する。この際、凹部121内に塗布された接着剤層130が溶融し、凹部121内にてICチップ110の周囲に回り込みICチップ110の表面を覆うようになる。また、接着剤層130の塗布量によっては、ICチップ110の表面を接着剤層130が覆わない場合もある。
また、接着剤層130として熱可塑性接着剤を用いた場合は、その後、必要に応じて熱ローラによって樹脂シート102a,102bを加圧しながら加熱することもあり、その場合、接着剤層130が再度溶融することになる。すると、ICチップ110が接着剤層130で覆われている場合は接着剤層130の表面が平坦化され、また、ICチップ110が接着剤層130で覆われていない場合は、樹脂シート102aと樹脂シート102bとの間の接着剤層130が凹部121内に流れ込んでICチップ110の周囲に回り込み、ICチップ110の表面を覆うようになる。
図7は、図5に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート102a,102b上にICチップ110が搭載、接着された状態を示す図であり、接着剤層130の図示は省略してある。
図7に示すように、接着剤層130によって互いに接着された樹脂シート102a,102b上には、樹脂シート102bが除去されることによりICチップ110が入り込むような凹部121がマトリックス状に形成されており、この凹部121のそれぞれにICチップ110が入り込んで、凹部121内にて露出した接着剤層130によってICチップ110が樹脂シート102aに接着されている。
その後、ICチップ110が搭載、接着された樹脂シート102a,102bを帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図8は、図5に示したスレッドの製造工程において、ICチップ110が搭載、接着された樹脂シート102a,102bが帯状に断裁された状態を示す図である。
図8に示すように、ICチップ110が搭載、接着された樹脂シート102a,102bが帯状に断裁されると、樹脂シート102a,102b上にICチップ110が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ110が1つずつ含まれるように)断裁され、図5に示したようなスレッドが形成されることになる。
上述した製造工程によって製造されたスレッドにおいては、ICチップ110の表出面を保護することができるとともに、ICチップ110の脱落を防止することができる。
なお、本形態においては、ICチップ110の表出面の全面が接着剤層130によって覆われた場合を例に挙げて説明したが、塗布された接着剤層130の量や加熱、加圧の程度により、ICチップ110の表出面の一部分のみを接着剤層130で覆うようにすることも可能であり、この場合においても、ICチップ110の脱落を防止することができる。
また、本形態においては、上述したように、断裁されることにより樹脂層120a,120bとなる樹脂シート102a,102bを、樹脂シート102a,102b上に凹部121をマトリックス状に形成し、この凹部121のそれぞれにICチップ110を入り込ませて樹脂シート102aと接着した後、断裁することによりスレッドを製造しているが、本発明はこれに限らず、実質的に、接着剤層130によって互いに接着された帯状の樹脂層120a,120bのうち樹脂層120bの一部を除去することにより凹部121を形成し、この凹部121にICチップ110を入り込ませ、凹部121内にて露出した接着剤層130によって樹脂層120aとICチップ110とを接着するものであればよい。
また、本形態においては、第1のシート基材及び第2のシート基材として、PETやPET−GやPVC等からなる樹脂層120a,120bを用いているが、樹脂層120a,120bの一方の代わりに紙や不織布からなるものを用い、この面をスレッドと有価証券や紙幣等との接着面とすれば、樹脂シートによる機械的強度を維持しながらも、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。また、樹脂層120a,120bの両方の代わりに紙や不織布からなるものを用いることも考えられ、その場合、樹脂層120a,120bを用いたものと比べて、機械的強度は弱くなるものの、スレッドのいずれの面を有価証券や紙幣等との接着面としても、有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
図9は、本発明のスレッドの製造方法の第3の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態にて製造されたスレッドは図9に示すように、接着剤層230を介して互いに積層された第1のシート基材である帯状の樹脂層220aと第2のシート基材である帯状の樹脂層220bに対して、樹脂層220bに形成された凹部221にICチップ210が入り込み、接着剤層230によってICチップ210が覆われた状態で樹脂層220a,220bと接着されて構成されている。なお、樹脂層220a,220bの材質としては、PETやPET−GやPVC等が考えられる。また、ICチップ210においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ210に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ210に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ210においては、上述したようにICチップ210に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ210に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図9に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図9に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図9に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図10は、図9に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層220aとなる樹脂シート202aと、断裁されることにより樹脂層220bとなる樹脂シート202bとを接着剤層230を介して積層し、互いに接着する(図10(a))。ここで、接着剤層230を構成する接着剤としては、ホットメルト糊等の熱可塑性接着剤や、紫外線を照射することにより溶融する紫外線硬化型接着剤等が考えられ、熱可塑性接着剤を用いた場合は、樹脂シート202a,202bを接着剤層230を介して積層した際に加圧しながら加熱することにより接着剤層230を溶融させて樹脂シート202aと樹脂シート202bとを接着し、また、紫外線硬化型接着剤を用いた場合は、樹脂シート202a,202bを接着剤層230を介して積層した際に加圧しながら、樹脂シート202a,202bのいずれか一方の側から紫外線を照射することにより接着剤層230を溶融させて樹脂シート202aと樹脂シート202bとを接着する。ただし、紫外線硬化型接着剤を上述したように用いる場合は、樹脂シート202a,202bのうち紫外線が照射される側の樹脂シートを、紫外線を透過する材料から構成する必要がある。
次に、樹脂シート202bのICチップ210が搭載される領域にレーザ光を照射し(図10(b))、樹脂シート202b及び接着剤層230のICチップ210が搭載される領域を除去し、それにより、樹脂シート202aが露出し、ICチップ210が入り込むような凹部221を形成する(図10(c))。
次に、樹脂シート202b及び接着剤層230が除去されることにより形成された凹部221内にICチップ210を入り込ませ、樹脂シート202a上にICチップ210を搭載する(図10(d))。
次に、接着剤層230を構成する接着剤として熱可塑性接着剤を用いた場合は、例えば熱ローラ等によって、樹脂シート202a,202bを加圧しながら加熱することにより接着剤層230を溶融させ、また、紫外線硬化型接着剤を用いた場合は、樹脂シート202a,202bを加圧しながら、樹脂シート202aのICチップ210が搭載された面とは反対側から紫外線を照射することにより接着剤層230を溶融させる。すると、溶融した接着剤層230の一部が樹脂シート202a,202b間から凹部221に流れ込み、この凹部221に流れ込んだ接着剤層230がその後硬化することによって、ICチップ210が樹脂シート202a,202bと接着されることになる(図10(e))。この際、凹部221に流れ込んだ接着剤層230は、ICチップ210の周囲に回り込んでICチップ210を覆うようになる。
なお、上述したように樹脂シート202b及び接着剤層230のICチップ210が搭載される領域を除去した際に、その領域において接着剤層230の一部が残存する場合がある。その場合、凹部221にICチップ210を入り込ませる際に、例えば、熱を有するチップ搭載機によってICチップ210を搭載したり、凹部221の周辺部を加熱したりすることにより、ICチップ210の周囲の接着剤230が溶融してICチップ210が樹脂シート202a,202bと接着されることになる。またこの際、接着剤層230の塗布量によっては、溶融した接着剤層230がICチップ210の周囲に回り込み、ICチップ210を覆うようになる。
その後、ICチップ210が搭載、接着された樹脂シート202a,202bを帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ210が1つずつ含まれるように)断裁され、図9に示したようなスレッドが形成されることになる。
上述した製造工程によって製造されたスレッドにおいては、ICチップ210の表出面を保護することができるとともに、ICチップ210の脱落を防止することができる。
なお、本形態においては、ICチップ210の表出面の全面が接着剤層230によって覆われた場合を例に挙げて説明したが、塗布された接着剤層230の量や加熱、加圧の程度により、ICチップ210の表出面の一部分のみを接着剤層230で覆うようにすることも可能であり、この場合においても、ICチップ210の脱落を防止することができる。
上述したように、第2及び第3の実施の形態に示したものにおいては、ICチップ110,210の少なくとも一部を接着剤層130,230によって覆う構成とすることにより、ICチップ110,210を保護することができるとともに、ICチップ110,210の脱落を防止することができる。
また、本形態においては、上述したように、断裁されることにより樹脂層220a,220bとなる樹脂シート202a,202bを、樹脂シート202a,202b上に凹部221を形成し、この凹部221にICチップ210を入り込ませて樹脂シート202a,202bと接着した後、断裁することによりスレッドを製造しているが、本発明はこれに限らず、実質的に、接着剤層230によって互いに接着された帯状の樹脂層220a,220bのうち樹脂層220b及び接着剤層230の一部を除去することにより凹部221を形成し、この凹部221にICチップ210を入り込ませ、凹部221内にて接着剤層230によって樹脂層220a,220bとICチップ210とを接着するものであればよい。
また、本形態においては、第1のシート基材及び第2のシート基材として、PETやPET−GやPVC等からなる樹脂層220a,220bを用いているが、樹脂層220a,220bの一方の代わりに紙や不織布からなるものを用い、この面をスレッドと有価証券や紙幣等との接着面とすれば、樹脂シートによる機械的強度を維持しながらも、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。また、樹脂層220a,220bの両方の代わりに紙や不織布からなるものを用いることも考えられ、その場合、樹脂層220a,220bを用いたものと比べて、機械的強度は弱くなるものの、スレッドのいずれの面を有価証券や紙幣等との接着面としても、有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。
また、上述した第2及び第3の実施の形態においては、接着剤層130,230を介して互いに積層された帯状の樹脂層120a,120bまたは220a,220b上にICチップ110,210が搭載、固定されてなるスレッドについて説明したが、接着剤層を介して互いに積層されたシート基材上にICチップが搭載、固定されてなるICチップ入りシートについても、上述したものと同様の製造方法によって製造することができる。なお、ICチップ入りシートは、シート面に粘着剤や印刷層を形成して、シート単体で使用することもでき、また、他のシートを積層させて使用することもできる。
本発明のスレッドの製造方法の第1の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート上にICチップが搭載、接着された状態を示す図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、ICチップが搭載、接着された樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。 本発明のスレッドの製造方法の第2の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図5に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図5に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート上にICチップが搭載、接着された状態を示す図である。 図5に示したスレッドの製造工程において、ICチップが搭載、接着された樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。 本発明のスレッドの製造方法の第3の実施の形態によって製造されたスレッドの構造を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図9に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
符号の説明
2,102a,102b,202a,202b 樹脂シート
10,110,210 ICチップ
20,120a,120b,220a,220b 樹脂層
21,121,221 凹部
30 接着剤
130,230 接着剤層

Claims (4)

  1. 帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドの製造方法であって、
    前記シート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
    前記凹部内に接着剤を塗布する工程と、
    前記ICチップを前記凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記シート基材に接着する工程とを有するスレッドの製造方法。
  2. 接着剤を介して互いに積層された帯状の第1及び第2のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドの製造方法であって、
    前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを前記接着剤を介して積層する工程と、
    前記第2のシート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して当該領域の少なくとも前記第2のシート基材を除去することにより、前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
    前記ICチップを凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記第1のシート基材に接着する工程とを有するスレッドの製造方法。
  3. シート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
    前記シート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
    前記凹部内に接着剤を塗布する工程と、
    前記ICチップを前記凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記シート基材に接着する工程とを有するICチップ入りシートの製造方法。
  4. 接着剤を介して互いに積層された第1及び第2のシート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートの製造方法であって、
    前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを前記接着剤を介して積層する工程と、
    前記第2のシート基材の前記ICチップが搭載される領域にレーザ光を照射して当該領域の少なくとも前記第2のシート基材を除去することにより、前記ICチップが入り込むような凹部を形成する工程と、
    前記ICチップを凹部に入り込ませ、前記接着剤によって前記ICチップを前記第1のシート基材に接着する工程とを有するICチップ入りシートの製造方法。
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