JP4504693B2 - スレッド、icチップ入りシート及びその製造方法 - Google Patents

スレッド、icチップ入りシート及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、シート基材上にICチップが搭載されてなるスレッドICチップ入りシート及びその製造方法に関する。
従来より、プリペイドカードや各種入場券、商品券や株券等の有価証券においては、広く流通しており比較的容易に換金可能である等の理由から、偽造犯罪が頻発している。特に、近年ではカラーコピー機等の複写機の性能向上と普及に伴い、簡単には真正品と見分けられない偽造品が比較的容易に製造可能になってきており、偽造に対する対策が求められている。また、上述したような有価証券に限らず、紙幣においても偽造に対する対策が求められている。
このような偽造に対する対策の1つとして、スレッドと呼ばれる部材を有価証券や紙幣に貼付したり漉き込んだりし、それにより、有価証券や紙幣の偽造防止を図る技術が考えられている。この技術においては、プラスチックフィルムや薄葉紙等が数mm程度の細幅に断裁されてなるスレッドを、有価証券や紙幣の表面から露出しないように、あるいは一部が表面から露出するように有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、このスレッドの有無によって、有価証券や紙幣の真贋判定が行われることになる。
さらに、近年においては、ICチップが搭載されたスレッドを用いて有価証券や紙幣の真贋判定を行う技術が考えられている。この技術においては、数mm程度の細幅に断裁されたフィルムの片面にICチップが接着されてなるスレッドを有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、有価証券や紙幣の使用時に、ICチップに書き込まれた情報を読み出すことによって、有価証券や紙幣の真贋判定を行うことになる(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、上述したスレッドやこのスレッドのようにICチップがシート基材上に搭載されてなるICチップ入りシートにおいては、シート基材上にICチップが接着されているだけであるため、ICチップが外部に露出することになり、ICチップが破損してしまう可能性が高くなってしまう。
ここで、基板上にアンテナとICチップが実装されてなる非接触ICカードにおいて、ICチップ上に略円形状の補強材を設け、それによりICチップを保護する技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。この技術を用いれば、シート基材上に接着されたICチップが破損してしまう可能性を低減することができる。
特開2002−319006号公報 特開2002−170087号公報
しかしながら、上述したようにICチップ上に補強材を設けることによりICチップを保護する場合、補強材をICチップ上に搭載する際の位置や圧力を精細に制御しなければならず、そのための手間がかかってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、手間をかけることなく、ICチップが破損してしまう可能性を低減することができるスレッドICチップ入りシート及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドであって、
記シート基材上の前記ICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷が施されている
また、シート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートであって、
前記シート基材上の前記ICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷が施されている。
また、前記ICチップ入りシートの製造方法であって、
前記シート基材上の前記ICチップが搭載される領域の周囲に、前記粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷を施す工程と、
前記シート基材上に前記ICチップを搭載する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、第1のシート基材上に搭載されたICチップが、第1のシート基材上に設けられた補強部材で覆われているので、この補強部材によってICチップが保護され、スレッドが有価証券や紙幣等に貼付されて使用された場合であっても、ICチップが破損してしまう可能性が低減する。
この具体的な手段として、第1のシート基材上に、ICチップが露出するような穴が形成された第2のシート基材が積層されている場合に、この穴に樹脂を滴下することによりICチップを覆うように補強部材を形成することが考えられる。
また、ICチップが搭載されたシート基材上のICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷を施すことによっても、ICチップが保護されることになり、ICチップが破損してしまう可能性が低減する。
以上説明したように本発明においては、帯状の第1のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドにおいて、第1のシート基材上にて少なくともICチップを覆うように補強部材が設けられているため、この補強部材によってICチップが保護され、スレッドが有価証券や紙幣等に貼付されて使用された場合であっても、ICチップが破損してしまう可能性を低減させることができる。
また、シート基材上のICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷が施されているものにおいては、この厚膜形成用インクによってICチップが保護されることになり、それにより、シート基材上に厚膜形成用インクによって印刷を施すだけで、手間をかけずに、ICチップが破損してしまう可能性を低減させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のスレッドの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、第1のシート基材である樹脂層20上に、接着剤であるホットメルトからなるホットメルト層30によってICチップ10が搭載、接着され、さらに、ICチップ10が露出するような穴部51が形成された第2のシート基材である紙層50が積層されて構成されている。また、穴部51の内部及び上部には、樹脂からなる補強部材40が設けられており、これにより、樹脂層20上に接着されたICチップ10が補強部材40によって覆われた構成となっている。樹脂層20は、帯状のPETからなり、ホットメルト層30によって紙層50と接着されている。また、ICチップ10においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。そのため、スレッドの一方の面を紙層50や不織布からなる層とし、この面を有価証券や紙幣等に貼付する面とすれば、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。一方、紙層50が積層される第1のシート基材を、上述したようにPET等の材料からなる樹脂層20とすることにより、スレッドの機械的強度を向上させることができる。なお、積層される第1及び第2のシート基材としては、樹脂層20や紙層50に限定することにより上述したような効果を奏するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ10においては、上述したようにICチップ10に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ10に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図1に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図1に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図1に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図2は、図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層20となる樹脂シート21の全面にホットメルトを塗布することにより、樹脂シート21上にホットメルト層30を積層する(図2(a))。
次に、ホットメルト層30が積層された樹脂シート21上に、第2のシート基材となる紙層50を積層し、加熱、加圧することによりホットメルト層30によって紙層50と樹脂シート21とを接着する。ここで、紙層50においては、樹脂シート21上に積層され、後に、この樹脂シート21上にICチップ10が搭載された場合に、ICチップ10と対向する領域に穴部51が形成されている(図2(b))。
次に、紙層50が積層された樹脂シート21上に、紙層50に形成された穴部51内にICチップ10が入り込むようにICチップ10を搭載する(図2(c))。これにより、ICチップ10は、紙層50に形成された穴部51から露出することになる。
樹脂シート21上にICチップ10を搭載した際にICチップ10を加熱、加圧すると、ホットメルト層30のICチップ10と接触する部分及びその周囲が溶融し、それにより、ICチップ10がホットメルト層30内に埋め込まれていき、その後、ホットメルト層30が硬化することにより、ICチップ10が樹脂シート21上に接着される(図2(d))。
図3は、図1に示したスレッドの製造工程において、紙層50が積層された樹脂シート21上にICチップ10が搭載、接着された状態を示す図である。
図3に示すように、紙層50が積層された樹脂シート21上にはICチップ10がマトリックス状に搭載、接着され、紙層50に形成された穴部51から露出するようになる。
次に、穴部51に対して樹脂を滴下すると、この樹脂が穴部51内に入り込み、その後硬化することによって、穴部51の内部及び上部に補強部材40が形成される(図2(e))。
図4は、図1に示したスレッドの製造工程において、穴部51に補強部材40が形成された状態を示す図である。
穴部51に対して樹脂を滴下すると、樹脂が穴部51内に入り込み、図4に示すように穴部51を塞ぐように補強部材40が形成され、これにより、樹脂シート21上に搭載されたICチップ10が補強部材40によって覆われた形状となる。
その後、穴部51に補強部材40が形成された樹脂シート21を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図5は、図1に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート21が帯状に断裁された状態を示す図である。
図5に示すように、穴部51に補強部材40が形成された樹脂シート21が帯状に断裁されると、樹脂シート21上にICチップ10及び補強部材40が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ10が1つずつ含まれるように)断裁され、図1に示したようなスレッドが形成されることになる。
なお、本形態においては、ICチップ10が搭載された樹脂層20上に、ICチップ10が露出するような穴部51が形成された紙層50が積層され、この紙層50の穴部51を塞ぐように樹脂からなる補強部材40が設けられているが、樹脂層20上に紙層50を積層せず、ICチップ10が積層された樹脂層20上の全面に補強部材40を設けたり、ICチップ10が積層された樹脂層20上のうち、ICチップ10のみを覆うように補強部材40を設けることも考えられる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明のスレッドの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は積層状態を示す図、(b)は内部構成を示す図である。
本形態は図6に示すように、第1のシート基材である樹脂層120上に、接着剤であるホットメルトからなるホットメルト層130によってICチップ110が搭載、接着され、さらにその上に第2のシート基材である紙層150が積層されて構成されている。また、樹脂層120のICチップ110の周囲には、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによってICチップ110を取り囲むように印刷が施されて印刷層140が形成されている。樹脂層120は、帯状のPETからなり、ホットメルト層130によって紙層150と接着されている。また、ICチップ110においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ110に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。そのため、スレッドの一方の面を紙層150や不織布からなる層とし、この面を有価証券や紙幣等に貼付する面とすれば、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。一方、紙層150が積層される第1のシート基材を、上述したようにPET等の材料からなる樹脂層120とすることにより、スレッドの機械的強度を向上させることができる。なお、積層される第1及び第2のシート基材としては、樹脂層120や紙層150に限定することにより上述したような効果を奏するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ110に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ110においては、上述したようにICチップ110に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ110に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図6に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図6に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図6に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図7は、図6に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層120となる樹脂シート121のICチップ110が搭載される領域の周囲に、該領域を取り囲むように、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷を施し、印刷層140を形成する(図7(a))。なお、粒状フィラーの材質としては、樹脂、無機物、金属酸化物、金属、カーボン等が挙げられるが、絶縁性が要求される場合は、樹脂や無機物にする必要がある。また、その中でも、ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹脂等からなる粒状フィラーが、インク内における沈降が少ないため好ましい。また、粒状フィラーの形状を、球形または球形に近い形状とすれば、インク膜の厚さのばらつきを抑制することができる。
次に、印刷層140が形成された樹脂シート121の印刷層140が形成された面の全面にホットメルトを塗布することにより、樹脂シート121上にホットメルト層130を積層する(図7(b))。
次に、ホットメルト層130が積層された樹脂シート121上にICチップ110を搭載する(図7(c))。
樹脂シート121上にICチップ110を搭載した際にICチップ110を加熱、加圧すると、ホットメルト層130のICチップ110と接触する部分及びその周囲が溶融し、それにより、ICチップ110がホットメルト層130内に埋め込まれていき、その後、ホットメルト層130が硬化することにより、ICチップ110が樹脂シート121上に接着される(図7(d))。
図8は、図6に示したスレッドの製造工程において、印刷層140が形成され、ホットメルト層130が積層された樹脂シート121上にICチップ110が搭載、接着された状態を示す図である。
図8に示すように、印刷層140が形成され、ホットメルト層130が積層された樹脂シート121上には、ICチップ110がマトリックス状に搭載、接着され、これらマトリックス状に搭載、接着されたICチップ110はそれぞれ、樹脂シート121上に形成された印刷層140によって取り囲まれた状態となっている。
次に、ICチップ110が搭載、接着された樹脂シート121上に、紙層150を積層し、加熱、加圧すると、ホットメルト層130が溶融し、その後、ホットメルト層130が硬化することにより、樹脂シート121と紙層150とが互いに接着される(図7(e))。
その後、紙層150が積層された樹脂シート121を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図9は、図6に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート121が帯状に断裁された状態を示す図である。
図9に示すように、紙層150が積層された樹脂シート121が帯状に断裁されると、樹脂シート121上にICチップ110及びそれを取り囲む印刷層140が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ110が1つずつ含まれるように)断裁され、図6に示したようなスレッドが形成されることになる。
なお、本形態においては、樹脂層120上のICチップ110の周囲に印刷層140がICチップ110を取り囲むように形成されているが、印刷層140においては、ICチップ110を取り囲むように形成されているものに限定せず、その一部に開放部分を有するC型形状に形成したり、ICチップ110の互いに対向する2辺に隣接する領域のみに形成したり、ICチップ110の互いに隣接する2辺に隣接する領域のみに形成したりすることが考えられる。また、それらの場合、印刷層140に含まれる粒状フィラーの材質を、金属酸化物や金属等といった導電性を有するものとすれば、印刷層140がICチップ110のブースターアンテナとして機能し、ICチップ110の通信可能距離を延ばすことができる。
また、本形態においては、印刷層140が形成され、ICチップ110が搭載された樹脂層120上に紙層150が積層されているが、本発明は、紙層150を積層することに限定されない。
また、本形態においては、帯状の樹脂層120上にICチップ110が搭載、固定されてなるスレッドについて説明したが、シート基材上にICチップが搭載、固定されてなるICチップ入りシートについても、上述したものと同様の製造方法によって製造することができる。なお、ICチップ入りシートは、シート面に粘着剤や印刷層を形成して、シート単体で使用することもでき、また、他のシートを積層させて使用することもできる。
(第3の実施の形態)
図10は、本発明のスレッドの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は積層状態を示す図、(b)は内部構成を示す図である。
本形態は図10に示すように、第1のシート基材である樹脂層220上に、接着剤であるホットメルトからなるホットメルト層230によってICチップ210が搭載、接着され、ICチップ210を覆うように印刷層240が形成され、さらにその上に第2のシート基材である紙層250が積層されて構成されている。樹脂層220は、帯状のPETからなり、ホットメルト層230によって紙層250と接着されている。また、ICチップ210においては、非接触状態にて情報の読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ210に書き込まれた情報が読み出される。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。そのため、スレッドの一方の面を紙層250や不織布からなる層とし、この面を有価証券や紙幣等に貼付する面とすれば、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。一方、紙層250が積層される第1のシート基材を、上述したようにPET等の材料からなる樹脂層220とすることにより、スレッドの機械的強度を向上させることができる。なお、積層される第1及び第2のシート基材としては、樹脂層220や紙層250に限定することにより上述したような効果を奏するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ210に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ210においては、上述したようにICチップ210に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ210に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよいが、さらに、情報書込/読出装置に近接させることにより非接触状態にて情報の書き込みが可能な構成を有するものであってもよい。
また、図10に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図10に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図10に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図11は、図10に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層220となる樹脂シート221の全面にホットメルトを塗布することにより、樹脂シート221上にホットメルト層230を積層する(図11(a))。
次に、ホットメルト層230が積層された樹脂シート221上にICチップ210を搭載し(図11(b))、ICチップ210を加熱、加圧すると、ホットメルト層230のICチップ210と接触する部分及びその周囲が溶融し、それにより、ICチップ210がホットメルト層230内に埋め込まれていき、その後、ホットメルト層230が硬化することにより、ICチップ210が樹脂シート221上に接着される(図11(c))。
図12は、図10に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート221上にICチップ210が接着された状態を示す図である。
図12に示すように、図10に示したスレッドの製造工程においては、樹脂シート221上にICチップ210がマトリックス状に搭載、接着されることになる。
次に、ICチップ210が搭載、接着された樹脂シート221上に、ICチップ210を覆うように、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷を施し、印刷層240を形成する(図11(d))。
図13は、図10に示したスレッドの製造工程において、ICチップ210が搭載された樹脂シート221上に印刷層240が形成された状態を示す図である。
図13に示すように、樹脂シート221上に印刷層240が形成されると、樹脂シート221上にマトリックス状に搭載、接着されたICチップ210はそれぞれ、印刷層240によって覆われた状態となる。
次に、ICチップ210が搭載され、印刷層240が形成された樹脂シート221上に、紙層250を積層し、加熱、加圧すると、ホットメルト層230が溶融し、その後、ホットメルト層230が硬化することにより、樹脂シート221と紙層250とが互いに接着される(図11(e))。
その後、紙層250が積層された樹脂シート221を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図14は、図10に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート221が帯状に断裁された状態を示す図である。
図14に示すように、紙層250が積層された樹脂シート221が帯状に断裁されると、樹脂シート221上にICチップ210及びそれを覆うように形成された印刷層240が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ210が1つずつ含まれるように)断裁され、図10に示したようなスレッドが形成されることになる。
なお、本形態においては、樹脂層220上に搭載されたICチップ210を覆うように印刷層240が形成されているが、ICチップ210が搭載された樹脂層220の全面に印刷層240を形成することも考えられる。特に、その場合は、樹脂層220上に紙層250をあえて積層する必要はない。
また、上述した3つの実施の形態においては、樹脂層20,120,220としてPETからなるものを用いたが、本発明はこれに限らず、例えば、PET−GやPVCからなるもの等が考えられる。また、紙層50,150,250の代わりにPETやPET−GあるいはPVCからなる樹脂層を用いることも考えられる。樹脂層20,120,220としてPET−GやPVCからなるものを用い、かつ、紙層50,150,250の代わりにPET−GやPVCからなる樹脂層を用いた場合、これらは加熱することにより互いに接着されることになるため、樹脂シート21,121,221のうちICチップ10,110,210が搭載される領域のみにホットメルト層30,130,230を積層しておけばよい。
また、本発明のスレッドの製造方法においては、上述したように、断裁されることにより樹脂層20,120,220となる樹脂シート21,121,221を、ICチップ10,110,210をマトリックス状に搭載するとともに紙層50,150,250を積層した後、断裁することによりスレッドを製造することに限らず、実質的に、帯状の樹脂層20,120,220上に、ICチップ10,110,210を搭載するとともに紙層50,150,250を積層するものであればよい。
また、樹脂層20,120,220上にICチップ10,110,210を接着するためのものとしては、ホットメルト層30,130,230に限らず、例えば、紫外線硬化型の接着剤からなる層を用いることも考えられる。その場合、ICチップ10,110,210が樹脂シート21,121,221上に搭載された際、樹脂シート21,121,221のICチップ10,110,210が搭載される面とは反対側の面から紫外線を照射し、それにより、紫外線硬化型の接着剤を溶融させ、その後、接着剤が硬化することにより樹脂シート21,121,221上にICチップ10,110,210を接着することになる。また、樹脂層20,120,220と紙層50,150,250とを互いに接着するものとしてホットメルト層30,130,230の代わりに紫外線硬化型の接着剤からなる層を用いた場合は、樹脂シート21,121,221と紙層50,150,250とを接着する際に、樹脂シート21,121,221の表面から紫外線を照射し、それにより、紫外線硬化型の接着剤を溶融させ、その後、接着剤が硬化することにより樹脂シート21,121,221と紙層50,150,250とを接着することになる。なお、これらの場合においては、樹脂シート21,121,221を、紫外線を透過するような材質のものとする必要がある。
また、上述した3つの実施の形態においては、第1のシート基材として樹脂層20,120,220を用いることにより、他の紙層に漉き込む場合や、接着させる場合に、搬送中のシートのねじれや破断を防止でき、また、第2のシート基材として紙層50,150,250を用いることにより、他の紙層に漉き込んだ場合や、接着させた場合に、フィルム等と比較して接着性が向上し剥がれにくくなる。従って、積層される2つのシート基材のうち、一方を樹脂、他方を紙からなるものを用いることにより、シートのねじれや破断を防止できると共に、接着性が向上し剥がれにくくなるという効果を奏する。このように、積層構造は、本形態に限定されることなく、第1のシート基材である樹脂層20,120,220と第2のシート基材である紙層50,150,250とを逆に配置しても同様の効果を生ずることはいうまでもない。さらには、接着性の向上のみが必要な場合には、積層される2つのシート基材を紙からなるものとすることも考えられ、また、機械的強度を向上するために、積層される2つのシート基材を樹脂からなるものとすることが考えられる。
本発明のスレッドの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、紙層が積層された樹脂シート上にICチップが搭載、接着された状態を示す図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、穴部に補強部材が形成された状態を示す図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。 本発明のスレッドの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は積層状態を示す図、(b)は内部構成を示す図である。 図6に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図6に示したスレッドの製造工程において、印刷層が形成され、ホットメルト層が積層された樹脂シート上にICチップが搭載、接着された状態を示す図である。 図6に示したスレッドの製造工程において、樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。 本発明のスレッドの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は積層状態を示す図、(b)は内部構成を示す図である。 図10に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図10に示したスレッドの製造工程において、樹脂シート上にICチップが接着された状態を示す図である。 図10に示したスレッドの製造工程において、ICチップが搭載された樹脂シート上に印刷層が形成された状態を示す図である。 図10に示したスレッドの製造工程において、樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。
符号の説明
10,110,210 ICチップ
20,120,220 樹脂層
21,121,221 樹脂シート
30,130,230 ホットメルト層
40 補強部材
50,150,250 紙層
51 穴部
140,240 印刷層

Claims (3)

  1. 帯状のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドであって、
    前記シート基材上の前記ICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷が施されているスレッド。
  2. シート基材上にICチップが搭載されてなるICチップ入りシートであって、
    前記シート基材上の前記ICチップの周囲に、粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷が施されているICチップ入りシート。
  3. 請求項に記載のICチップ入りシートの製造方法であって、
    前記シート基材上の前記ICチップが搭載される領域の周囲に、前記粒状フィラーを含む厚膜形成用インクによって印刷を施す工程と、
    前記シート基材上に前記ICチップを搭載する工程とを有するICチップ入りシートの製造方法。
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