JP2003058853A - 非接触型icカード及びその製造方法 - Google Patents
非接触型icカード及びその製造方法Info
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Abstract
る方向に外力が加わったり、ICモジュールに集中的に
外力が加わったりした場合において、ICモジュールが
破壊されてしまったり、ICモジュールとアンテナとが
接点において断線してしまったりする可能性をさらに低
減する。 【解決手段】 樹脂シート15上に搭載されたICモジ
ュール11を封止用樹脂16で覆い、さらに、封止用樹
脂16を覆うように、コの字型を有するとともに樹脂シ
ート15と接する部分が樹脂シート15に対して平面で
接するような鍔形状に形成された補強部材13を樹脂シ
ート15上に搭載する。
Description
報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード
及びその製造方法に関する。
をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等
が行われている。
カードは、ICチップが内蔵されたICカードや、磁気
により情報が書き込まれた磁気カード等があり、専用の
装置を用いて情報の書き込み及び読み出しが行われる。
き込み及び読み出しを専用の装置に接触させることによ
り行う接触型ICカードと、専用の装置に近接させるだ
けで情報の書き込み及び読み出しを行うことができる非
接触型ICカードがある。これらのICカードは、磁気
カードと比較してセキュリティ性が高いとともに書き込
み可能な情報量が多く、また、1枚のカードを多目的に
使用できるため、市場における普及度は増加の一途を辿
っている。また、その中でも、非接触型ICカードにお
いては、情報の書き込みあるいは読み出しを行う際、カ
ードを取り出して専用の装置に挿入したりする必要がな
く取り扱いに便利なため、そのカード及び該カードに書
き込まれた情報を読み取るための装置の急速な普及が進
みつつある。
の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
4に示すように、樹脂シート115上に、外部からの情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール11
1が搭載されるとともに、接点114を介してICモジ
ュール111と接続され、外部に設けられた情報書込/
読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュー
ル111に電流を供給し、ICモジュール111に対す
る情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うた
めの導電性のアンテナ112が形成されたインレット1
10が、複数の層からなるカード基材120の複数の層
間に埋め込まれて構成されている。
ドにおいては、外部に設けられた情報書込/読出装置に
近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁
誘導によりアンテナ112からICモジュール111に
電流を供給し、それにより、非接触状態において、情報
書込/読出装置からICモジュール111に情報を書き
込んだり、ICモジュール111に書き込まれた情報を
情報書込/読出装置にて読み出したりする。
ドにおいては、携帯して使用される場合がほとんどであ
るため、折り曲げられる方向に外力が加わったり、一点
に集中的に外力が加わったりする可能性が高く、折り曲
げられる方向に外力が加わったり、ICモジュール11
1に集中的に外力が加わったりした場合、ICモジュー
ル111が破壊されてしまったり、ICモジュール11
1とアンテナ112とが接点114において断線してし
まったりする虞れがある。
で覆い、それにより、非接触型ICカードに対して、折
り曲げられる方向に外力が加わったり、ICモジュール
111に集中的に外力が加わったりした場合において、
ICモジュール111が破壊されてしまったり、ICモ
ジュール111とアンテナ112とが接点114におい
て断線してしまったりする可能性を低減することが考え
られている。
の他の例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
5に示すように、樹脂シート215上に、外部からの情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール21
1が搭載されるとともに、接点214を介してICモジ
ュール211と接続され、外部に設けられた情報書込/
読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュー
ル211に電流を供給し、ICモジュール211に対す
る情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うた
めの導電性のアンテナ212が形成されたインレット2
10が、複数の層からなるカード基材220の複数の層
間に埋め込まれて構成されている。さらに、ICモジュ
ール211は、その上面及び周囲が封止用樹脂216に
よって覆われている。なお、封止用樹脂216として
は、エポキシ樹脂やシリコン樹脂、アクリル樹脂、ある
いはウレタン樹脂等が用いられ、これらの樹脂がディス
ペンサー等によるポッティング方式あるいはシルクスク
リーン印刷方式等の方法によってICモジュール211
上に滴下され、その後、熱や紫外線等によって硬化され
ている。
ドにおいては、ICモジュール211の上面及び周囲が
封止用樹脂216によって覆われていることにより、非
接触型ICカードに対して、折り曲げられる方向に外力
が加わったり、ICモジュール211に集中的に外力が
加わったりした場合において、ICモジュール211が
破壊されてしまったり、ICモジュール211とアンテ
ナ212とが接点214において断線してしまったりす
る可能性が低減される。
の他の例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
6に示すように、樹脂シート315上に、外部からの情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール31
1が搭載されるとともに、接点314を介してICモジ
ュール311と接続され、外部に設けられた情報書込/
読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュー
ル311に電流を供給し、ICモジュール311に対す
る情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うた
めの導電性のアンテナ312が形成されたインレット3
10が、複数の層からなるカード基材320の複数の層
間に埋め込まれて構成されている。さらに、ICモジュ
ール311は、その上面及び周囲が封止用樹脂316に
よって覆われており、また、封止用樹脂316上には金
属からなる円盤状の補強部材313が搭載されている。
ドにおいては、ICモジュール311の上面及び周囲が
封止用樹脂316によって覆われており、さらに、封止
用樹脂316上に円盤状の補強部材313が設けられて
いることにより、非接触型ICカードに対して、折り曲
げられる方向に外力が加わったり、ICモジュール31
1に集中的に外力が加わったりした場合において、IC
モジュール311が破壊されてしまったり、ICモジュ
ール311とアンテナ312とが接点314において断
線してしまったりする可能性が低減される。
の他の例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
7に示すように、樹脂シート415上に、外部からの情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール41
1が搭載されるとともに、接点414を介してICモジ
ュール411と接続され、外部に設けられた情報書込/
読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュー
ル411に電流を供給し、ICモジュール411に対す
る情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うた
めの導電性のアンテナ412が形成されたインレット4
10が、複数の層からなるカード基材420の複数の層
間に埋め込まれて構成されている。さらに、ICモジュ
ール411は、その上面及び周囲が封止用樹脂416に
よって覆われており、また、封止用樹脂416は、金属
からなるお椀状の補強部材413によって覆われてい
る。なお、お椀状の補強部材413はその裾部分が樹脂
シート415に接している。
ドにおいては、ICモジュール411の上面及び周囲が
封止用樹脂416によって覆われており、さらに、封止
用樹脂416がお椀状の補強部材413によって覆われ
ていることにより、非接触型ICカードに対して、折り
曲げられる方向に外力が加わったり、ICモジュール4
11に集中的に外力が加わったりした場合において、I
Cモジュール411が破壊されてしまったり、ICモジ
ュール411とアンテナ412とが接点414において
断線してしまったりする可能性が低減される。
たような従来の非接触型ICカードにおいては、以下に
記載するような問題点がある。
Cモジュールが封止用樹脂あるいは封止用樹脂と円盤状
の補強部材とによって覆われているものの、封止用樹脂
あるいは円盤状の補強部材の上面から外力が加わった場
合、その外力が封止用樹脂を介してICモジュールに加
わってしまうため、封止用樹脂あるいは円盤状の補強部
材の上面から外力が加わった場合において、ICモジュ
ールが破壊されてしまったり、ICモジュールとアンテ
ナとが接点において断線してしまったりする可能性を低
減するのに十分とは言い難い。
モジュールを覆うようにお椀状の補強部材が設けられ、
その補強部材の裾部分が樹脂シートに接しているため、
お椀状の補強部材の上面から外力が加わった場合、その
外力の多くがお椀状の補強部材の裾部分を介して樹脂シ
ートに逃げる方向に働き、それにより、ICモジュール
に加わる外力の大きさが小さくなり、お椀状の補強部材
の上面から外力が加わった場合において、ICモジュー
ルが破壊されてしまったり、ICモジュールとアンテナ
とが接点において断線してしまったりする可能性が低減
されるものの、インレットをカード基材の複数の層間に
埋め込む際、カード基材の表裏から複数の層が圧着され
ることによりお椀状の補強部材の裾部分がインレットの
樹脂シートに強く押され、樹脂シートが破けてしまった
り、また、カード基材の表面に凹凸が生じてしまったり
汚れが付着してしまったりする虞れがある。
する問題点に鑑みてなされたものであって、非接触型I
Cカードに対して、折り曲げられる方向に外力が加わっ
たり、ICモジュールに集中的に外力が加わったりした
場合において、ICモジュールが破壊されてしまった
り、ICモジュールとアンテナとが接点において断線し
てしまったりする可能性をさらに低減することができる
非接触型ICカードを提供することを目的とする。
に本発明は、ベース基材上に、導電性のアンテナが形成
されるとともに、前記アンテナと電気的に接続され、前
記アンテナを介して外部からの情報の書き込み及び読み
出しが可能なICモジュールが搭載されて構成されたイ
ンレットが複数の層間に埋め込まれて形成された非接触
型ICカードにおいて、コの字型を有するとともに前記
ベース基材と接する部分が該ベース基材に対して平面で
接するような鍔形状に形成され、前記コの字型によって
形成された凹部によって前記ICモジュールを覆うよう
に前記ベース基材上に搭載された補強部材を有すること
を特徴とする。
で覆われ、前記補強部材は、前記封止用樹脂を覆うよう
に前記ベース基材上に搭載されていることを特徴とす
る。
あることを特徴とする。
脂であり、前記補強部材は、光透過性を有する材料から
なることを特徴とする。
であって、前記ベース基材上に前記アンテナを形成する
工程と、前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載
するとともに当該ICモジュールと前記アンテナとを電
気的に接続する工程と、前記ICモジュールを前記封止
用樹脂で覆う工程と、前記封止用樹脂を覆うように前記
補強部材を前記ベース基材上に搭載する工程と、前記封
止用樹脂を加熱することにより硬化させる工程と、前記
インレットを含んで前記複数の層を積層する工程とを有
することを特徴とする。
であって、前記ベース基材上に前記アンテナを形成する
工程と、前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載
するとともに当該ICモジュールと前記アンテナとを電
気的に接続する工程と、前記補強部材の凹部に前記封止
用樹脂を充填する工程と、前記ICモジュールを前記封
止用樹脂によって覆うように前記補強部材を前記ベース
基材上に搭載する工程と、前記封止用樹脂を加熱するこ
とにより硬化させる工程と、前記インレットを含んで前
記複数の層を積層する工程とを有することを特徴とす
る。
であって、前記ベース基材上に前記アンテナを形成する
工程と、前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載
するとともに当該ICモジュールと前記アンテナとを電
気的に接続する工程と、前記ICモジュールを前記封止
用樹脂で覆う工程と、前記封止用樹脂を覆うように前記
補強部材を前記ベース基材上に搭載する工程と、前記封
止用樹脂に紫外線を照射することにより当該封止用樹脂
を硬化させる工程と、前記インレットを含んで前記複数
の層を積層する工程とを有することを特徴とする。
おいては、ICモジュールが補強部材や封止用樹脂によ
って覆われているので、非接触型ICカードに対して、
折り曲げられる方向に外力が加わったり、ICモジュー
ルに集中的に外力が加わったりした場合において、IC
モジュールが破壊されてしまったり、ICモジュールと
アンテナとが断線してしまったりする可能性が低減され
るが、補強部材がコの字型を有するため、補強部材の上
面から外力が加わった場合、補強部材のうち、ベース基
材に対して垂直となる部分にてその外力が支えられるこ
とになり、ICモジュールが破壊されてしまう可能性が
さらに低減される。また、補強部材がベース基材に対し
てその鍔形状となる部分において平面どうしで接してい
るため、インレットを非接触カードを構成する複数の層
間に埋め込む際、非接触型ICカードの表裏から複数の
層を圧着してもベース基材が破けてしまったり、また、
非接触型ICカードの表面に凹凸が生じてしまったり汚
れが付着してしまったりすることがなくなる。
いて図面を参照して説明する。
施の一形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す
図、(b)は断面図である。
ある樹脂シート15上に、外部からの情報の書き込み及
び読み出しが可能なICモジュール11が搭載されると
ともに、接点14を介してICモジュール11と接続さ
れ、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)か
らの電磁誘導によりICモジュール11に電流を供給
し、ICモジュール11に対する情報の書き込み及び読
み出しを非接触状態にて行うための導電性のアンテナ1
2が形成されたインレット10が、複数の層からなるカ
ード基材20の複数の層間に埋め込まれて構成されてい
る。さらに、ICモジュール11は、その上面及び周囲
が封止用樹脂16によって覆われており、また、封止用
樹脂16は、コの字型を有するとともに樹脂シート15
と接する部分が樹脂シート15に対して平面で接するよ
うな鍔形状に形成された金属等からなる補強部材13に
よって覆われている。なお、この補強部材13は、アン
テナ12を跨ぐような方向に樹脂シート15上に搭載さ
れており、それにより、補強部材13と樹脂シート15
とは、アンテナ12が形成されていない部分にて接して
いる。また、補強部材13の厚みは30〜100μmが
好ましいが、上面からの圧力に抗するために十分な強度
を有しているものであれば、その材質、厚みは問わな
い。
ドにおいては、外部に設けられた情報書込/読出装置に
近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁
誘導によりアンテナ12からICモジュール11に電流
を供給し、それにより、非接触状態において、情報書込
/読出装置からICモジュール11に情報を書き込んだ
り、ICモジュール11に書き込まれた情報を情報書込
/読出装置にて読み出したりする。
ては、ICモジュール11の上面及び周囲が封止用樹脂
16によって覆われているとともに、封止用樹脂16が
コの字型を有する補強部材13によって覆われているた
め、非接触型ICカードに対して、折り曲げられる方向
に外力が加わったり、ICモジュール11に集中的に外
力が加わったりした場合において、ICモジュール11
が破壊されてしまったり、ICモジュール11とアンテ
ナ12とが接点14において断線してしまったりする可
能性が低減される。特に、補強部材13がコの字型を有
するため、補強部材13の上面から外力が加わった場
合、補強部材のうち、樹脂シート15に対して垂直とな
る部分にてその外力が支えられることになり、ICモジ
ュール11が破壊されてしまう可能性がさらに低減され
る。また、補強部材13が樹脂シート15に対して鍔形
状となる部分において平面どうしで接しているため、イ
ンレット10をカード基材20の複数の層間に埋め込む
際、カード基材20の表裏から複数の層を圧着しても樹
脂シート15が破けてしまったり、また、カード基材2
0の表面に凹凸が生じてしまったり汚れが付着してしま
ったりすることがない。
ドの製造方法について説明する。
の製造方法の一例を説明するための図である。
によってコイル形状のアンテナ12を形成する(図2
(a))。
1を搭載し、ICモジュール11の裏面に設けられた接
点14においてアンテナ12とICモジュール11とを
電気的に接続する(図2(b))。
周辺を覆うように封止用樹脂16を滴下する(図2
(c))。なお、封止用樹脂16としては、エポキシ樹
脂やシリコン樹脂、アクリル樹脂、あるいはウレタン樹
脂等の熱硬化性樹脂が用いられ、これらの樹脂をディス
ペンサー等によるポッティング方式あるいはシルクスク
リーン印刷方式等の方法によってICモジュール11上
に滴下する。
よって封止用樹脂16を覆うように、かつ、アンテナ1
2を跨ぐように補強部材13を樹脂シート15上に搭載
する(図2(d))。なお、この際、補強部材13の鍔
形状の部分が樹脂シート15に接するように補強部材1
3を樹脂シート15上に搭載する。ここで、補強部材1
3の鍔形状の部分が樹脂シート15に接するように補強
部材13を樹脂シート15上に搭載した際に、補強部材
13と樹脂シート15とによって形成された空間に入り
きらなかった封止用樹脂16は、補強部材13と樹脂シ
ート15とが接していない部分から外部に流れ出ること
になる。
れたインレット10を熱硬化炉等において加熱し、それ
により、封止用樹脂16を硬化させる。
ット10を含めて、カード基材20を構成する複数の層
を積層し、非接触型ICカードが完成する(図2
(e))。
方法においては、ICモジュール11の上面及びその周
辺を覆うように封止用樹脂16を滴下し、さらに封止用
樹脂16を覆うように樹脂シート15上に補強部材13
を搭載し、その後、封止用樹脂16を熱によって硬化さ
せているが、補強部材13を樹脂シート15上に搭載す
る前に予め120℃程度に熱しておき、補強部材13を
樹脂シート15上に搭載した際に補強部材13の熱によ
って封止用樹脂16を硬化させることも考えられる。
の製造方法の他の例を説明するための図である。
によってコイル形状のアンテナ12を形成する(図3
(a))。
1を搭載し、ICモジュール11の裏面に設けられた接
点14においてアンテナ12とICモジュール11とを
電気的に接続する(図3(b))。
成された凹部に封止用樹脂16を充填する(図3
(c))。なお、封止用樹脂16としては、エポキシ樹
脂やシリコン樹脂、アクリル樹脂、あるいはウレタン樹
脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
材13を、封止用樹脂16がICモジュール11を覆う
ように、かつ、アンテナ12を跨ぐように樹脂シート1
5上に搭載する(図3(d))。なお、この際、補強部
材13の鍔形状の部分が樹脂シート15に接するように
補強部材13を樹脂シート15上に搭載する。ここで、
補強部材13の鍔形状の部分が樹脂シート15に接する
ように補強部材13を樹脂シート15上に搭載した際
に、補強部材13と樹脂シート15とによって形成され
た空間に入りきらなかった封止用樹脂16は、補強部材
13と樹脂シート15とが接していない部分から外部に
流れ出ることになる。
れたインレット10を熱硬化炉等において加熱し、それ
により、封止用樹脂16を硬化させる。
ット10を含めて、カード基材20を構成する複数の層
を積層し、非接触型ICカードが完成する(図3
(e))。
方法においては、封止用樹脂16として熱硬化性の樹脂
を用い、熱により封止用樹脂16を硬化させているが、
封止用樹脂16として紫外線硬化性の樹脂を用い、さら
に、補強部材13としてアクリル樹脂等の光透過性を有
するものを用いて、補強部材13を樹脂シート15上に
搭載した後、紫外線を照射することにより封止用樹脂1
6を硬化させることも考えられる。
ては、ICモジュール11の上面及びその周辺が封止用
樹脂16によって覆われ、その封止用樹脂16を覆うよ
うに樹脂シート15上に補強部材13が搭載されている
が、補強部材13の強度が十分なものであればICモジ
ュール11の上面及びその周辺を封止用樹脂16で覆う
必要は必ずしもない。
ICモジュールがコの字型を有する補強部材によって覆
われているため、補強部材の上面から外力が加わった場
合、補強部材のうち、ベース基材に対して垂直となる部
分にてその外力が支えられることになり、ICモジュー
ルが破壊されてしまう可能性をさらに低減することがで
きる。
鍔形状となる部分において平面どうしで接しているた
め、インレットを非接触カードを構成する複数の層間に
埋め込む際、非接触型ICカードの表裏から複数の層を
圧着してもベース基材が破けてしまったり、また、非接
触型ICカードの表面に凹凸が生じてしまったり汚れが
付着してしまったりすることがなくなる。
形状であるため、ベース基材と補強部材との間に封止用
樹脂を充填し、補強部材をベース基材上に搭載した際、
補強部材とベース基材とによって形成された空間に入り
きれない封止用樹脂が、補強部材とベース基材とが接し
ていない部分から流れ出ることになり、ICモジュール
に負荷がかかってしまうことを防止することができる。
という単純な形状であるため、複雑な製造工程を用いず
に補強部材を製造することができる。
示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断
面図である。
一例を説明するための図である。
他の例を説明するための図である。
図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面図
である。
す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面
図である。
す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面
図である。
す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ベース基材上に、導電性のアンテナが形
成されるとともに、前記アンテナと電気的に接続され、
前記アンテナを介して外部からの情報の書き込み及び読
み出しが可能なICモジュールが搭載されて構成された
インレットが複数の層間に埋め込まれて形成された非接
触型ICカードにおいて、 コの字型を有するとともに前記ベース基材と接する部分
が該ベース基材に対して平面で接するような鍔形状に形
成され、前記コの字型によって形成された凹部によって
前記ICモジュールを覆うように前記ベース基材上に搭
載された補強部材を有することを特徴とする非接触型I
Cカード。 - 【請求項2】 請求項1に記載の非接触型ICカードに
おいて、 前記ICモジュールは、封止用樹脂で覆われ、 前記補強部材は、前記封止用樹脂を覆うように前記ベー
ス基材上に搭載されていることを特徴とする非接触型I
Cカード。 - 【請求項3】 請求項2に記載の非接触型ICカードに
おいて、 前記封止用樹脂は、熱硬化性樹脂であることを特徴とす
る非接触型ICカード。 - 【請求項4】 請求項2に記載の非接触型ICカードに
おいて、 前記封止用樹脂は、紫外線硬化性樹脂であり、 前記補強部材は、光透過性を有する材料からなることを
特徴とする非接触型ICカード。 - 【請求項5】 請求項3に記載の非接触型ICカードの
製造方法であって、 前記ベース基材上に前記アンテナを形成する工程と、 前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載するとと
もに当該ICモジュールと前記アンテナとを電気的に接
続する工程と、 前記ICモジュールを前記封止用樹脂で覆う工程と、 前記封止用樹脂を覆うように前記補強部材を前記ベース
基材上に搭載する工程と、 前記封止用樹脂を加熱することにより硬化させる工程
と、 前記インレットを含んで前記複数の層を積層する工程と
を有することを特徴とする非接触型ICカードの製造方
法。 - 【請求項6】 請求項3に記載の非接触型ICカードの
製造方法であって、 前記ベース基材上に前記アンテナを形成する工程と、 前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載するとと
もに当該ICモジュールと前記アンテナとを電気的に接
続する工程と、 前記補強部材の凹部に前記封止用樹脂を充填する工程
と、 前記ICモジュールを前記封止用樹脂によって覆うよう
に前記補強部材を前記ベース基材上に搭載する工程と、 前記封止用樹脂を加熱することにより硬化させる工程
と、 前記インレットを含んで前記複数の層を積層する工程と
を有することを特徴とする非接触型ICカードの製造方
法。 - 【請求項7】 請求項4に記載の非接触型ICカードの
製造方法であって、 前記ベース基材上に前記アンテナを形成する工程と、 前記ベース基材上に前記ICモジュールを搭載するとと
もに当該ICモジュールと前記アンテナとを電気的に接
続する工程と、 前記ICモジュールを前記封止用樹脂で覆う工程と、 前記封止用樹脂を覆うように前記補強部材を前記ベース
基材上に搭載する工程と、 前記封止用樹脂に紫外線を照射することにより当該封止
用樹脂を硬化させる工程と、 前記インレットを含んで前記複数の層を積層する工程と
を有することを特徴とする非接触型ICカードの製造方
法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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