JP2005257557A - ナビゲーション装置、方法及びプログラム - Google Patents

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【課題】誘導経路で互いに近接する案内ポイントを注意ポイントとして抽出し、その前後の所定区間を事前に模擬走行表示することにより、運転の快適さと安全性を改善するナビゲーション装置、方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】抽出部12は、基本機能部11から送られてくる各案内ポイントのうち、運転上予備知識が必要そうな注意ポイント、例えば誘導案内が所定の時間又は距離内に複数連続する交差点、合流点、分岐点、車線変更などの注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの座標などの情報をDB13に保存する。表示処理部14は、抽出され前記DB13に記憶された注意ポイントを読み出し、注意ポイントの手前から通過後までの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導経路で互いに近接する案内ポイントを注意ポイントとして抽出し、その前後の所定区間を事前に模擬走行表示することにより、運転の快適さと安全性を改善するナビゲーション装置、方法及びプログラムに関する。
近年、コンピュータ技術の発達に従い自動車等で用いるナビゲーション装置が普及している。ナビゲーション装置は、GPSやジャイロなどの情報から自車位置を計算し、DVD等の記憶手段に予め用意した道路地図データを使って、自車位置を走行にしたがって周辺地図とともに画面表示したり、指定された目的地への最適な誘導経路を探索・設定し、それに沿って右左折等の誘導案内を出力するものである。
ところで、ナビゲーション装置からの誘導案内は、本来は時間的余裕を持って400m前、100m前、直前のように段階的に出力される例が多いが、誘導案内を出力するポイント同士の距離が短いと、最後の直前の案内だけが続けざまに出力される状況になる場合もある。特に、初めて走るルートや、他車の数や位置などの状況、高速走行中で判断にいとまが無い場合、高齢者や初心者など運転者の熟練度によっては、そのように続けざまに進路変更、右左折などの指示通りの運転操作は難しかったり、不安や緊張をもたらしたり、アナウンスの指示に従いきれなくなったり意図した経路から外れてしまう場合も考えられる。そのような状況下で、さらなる誘導案内が矢継ぎ早に出力されても、運転の快適さや安全に資するとは考えにくい。
特に、都市高速道路では、本線合流→反対側への車線変更→分岐のように難しい挙動を短時間で複数こなしたり、見通しの利かないカーブの直後に渋滞により停止を伴うような合流等が突然現れたりといった難しい状況も多く、上記のような問題が生じがちである。
このような問題に対し、過去に発生した事故の多発ポイントを要注意ポイントとして予め所定のデータベースに位置情報を蓄積しておき、その位置情報と現在走行している位置とを常時比較して、その地点が近づくと警報等により運転者に通報する技術や(特許文献1参照)、誘導経路の全体又は運転者が指定する一部分を事前にシミュレーション表示を行う技術(特許文献2参照)は知られていた。
特開2002−090154 特開平7−311043
しかしながら、実際の事故の情報をもとにするのでは、事故地点という特別の情報と事前のデータベース化が必須で、そのコストやデータ更新を含め負担が大きいうえ、潜在的な難所が対象外となる問題点があった。また、誘導経路全体の事前シミュレーション表示は時間がかかり、その一部を指定するにも、どの部分を指定すればよいか判断しながらの指定は煩雑で、面倒なためにそのまま出発しがちで、やはり上に述べたような問題に直面する傾向があった。
本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、誘導経路で互いに近接する案内ポイントを注意ポイントとして抽出し、その前後の所定区間を事前に模擬走行表示することにより、運転の快適さと安全性を改善するナビゲーション装置、方法及びプログラムを提供することである。
上記の目的を達成するため、請求項1のナビゲーション装置は、予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内する手段と、前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録する手段と、前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出し、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行表示を行う模擬走行表示手段と、をコンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とする。
請求項6のナビゲーション方法は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内する処理と、前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録する処理と、前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出し、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行処理と、をコンピュータ又は電子回路が実行することを特徴とする。
請求項11のナビゲーションプログラムは、請求項1,6の発明をコンピュータプログラムという見方から捉えたもので、コンピュータを制御することにより、予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内させ、前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出させ、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録させ、前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出させ、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行処理を行わせることを特徴とする。
これらの態様では、特にナビゲーション装置からの経路指示等の誘導案内が比較的短時間に連続するような注意ポイントを自動的に抽出し、その前後の所定区間のみをハイライト(要所)として事前に表示し運転者に知らせることで、短時間で効率よく予備学習を行うことが可能となり、運転の快適さと安全性が改善される。
請求項2の発明は、請求項1記載のナビゲーション装置において、前記模擬走行表示手段は、前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行うように構成されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項6記載のナビゲーション方法において、前記模擬走行表示処理は、前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行うことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項2,7の発明をコンピュータプログラムという見方から捉えたもので、請求項11記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行わせることを特徴とする。
これらの態様では、注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する模擬走行表示を順次行うので、模擬走行表示の順序が実際の走行順序と一致し、事前の模擬体験と実際の様子が一致するので運転の快適さと安全性がさらに改善される。
請求項3の発明は、請求項1又は2のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、前記模擬走行表示手段は、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示して注意ポイントの指定操作を受け付け、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行うように構成されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項3の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項6又は7のいずれか一項に記載のナビゲーション方法において、前記模擬走行表示処理は、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示して注意ポイントの指定操作を受け付け、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行うことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項3,8の発明をコンピュータプログラムという見方から捉えたもので、請求項11又は12のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記コンピュータに、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示させて注意ポイントの指定操作を受け付けさせ、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行わせることを特徴とする。
これらの態様では、運転者の選択した注意ポイントのみを模擬走行表示の対象とするので、模擬走行表示が一層効率化される。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、前記コンピュータ又は電子回路は、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止する制御手段を実現することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項4の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項6から8のいずれか一項に記載のナビゲーション方法において、前記コンピュータ又は電子回路は、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止する制御処理を実行することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項4,9の発明をコンピュータプログラムという見方から捉えたもので、請求項11から13のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止させることを特徴とする。
これらの態様では、車両の走行開始を検出すると模擬走行表示を中止するので、それに代えて速やかに実際の地図表示や誘導案内出力へ移行することもでき、運転の快適さと安全性が一層改善される。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置において、前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出し、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力する手段を、前記コンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項5の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項6から9のいずれか一項に記載のナビゲーション方法において、前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出し、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力する処理を、前記コンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項5,10の発明をコンピュータプログラムという見方から捉えたもので、請求項11から14のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出させ、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力させることを特徴とする。
これらの態様では、注意ポイントへの接近を知らせることで、運転者は、ラジオを消したり、考え事を中断したり、同乗者に静粛を求めるなど、案内の連続に備えて態勢を整えることができるので、運転の円滑さと安全が一層改善される。
以上のように、本発明によれば、誘導経路で互いに近接する案内ポイントを注意ポイントとして抽出し、その前後の所定区間を事前に模擬走行表示することにより、運転の快適さと安全性を改善するナビゲーション装置、方法及びプログラムを提供することが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態として、ナビゲーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)を説明するが、本発明は方法、プログラム、そのようなプログラムを記録したナビゲーション用DVDなどの記憶媒体としても把握可能である。なお、本実施形態で用いる部材符号や処理のステップ番号は単に識別のためであり、動作や処理の順序とは無関係で、数字の不連続にも特段の意味はない。また、図の表現では必ずしもJIS記法には従わず本明細書の趣旨を優先する。
〔1.構成〕
本装置では、図1に示すように、DVDなどに予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内するカーナビゲーション基本機能部(以下「基本機能部」と呼ぶ)11と、前記誘導経路から所定の基準で注意ポイントを抽出する走行条件ポイント抽出部(以下「抽出部」と呼ぶ)12と、抽出されたポイントの情報を蓄積する走行条件データベース部(以下「DB」と呼ぶ)13と、そのDB13に蓄積されたポイントを表示部に表示させて模擬走行表示を行う模擬走行表示手段でもある走行条件表示処理部14(以下「表示処理部」と呼ぶ)と、これら各部11〜14の動作制御を行う走行条件処理制御部15(以下「制御部」と呼ぶ)と、がプログラムによって制御されるコンピュータ及び電子回路により実現される。
〔2.作用〕
上記のように構成された本実施形態における処理手順の一例を図2のフローチャートに示す。
〔2−1.注意ポイントの抽出〕
すなわち、基本機能部11は経路探索(経路計算)の実行の際(ステップ1)その旨を制御部15へ通知し、制御部15は抽出部12へ注意ポイントの抽出を指示する。すなわち、基本機能部11は経路探索とともに誘導経路中で経路指示等の誘導案内が出力される各案内ポイントがどこかの情報(経路案内情報)を抽出部12に順次送る。そして、抽出部12は、基本機能部11から送られてくる各案内ポイントのうち、運転上予備知識が必要そうな注意ポイント、例えば、誘導案内が出力される交差点、合流点、分岐点、車線変更などの各案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの座標などの情報をDB13に保存する。
例えば、図3の例では、誘導経路が実線矢印Aの場合、車線変更と右左折の続く破線の範囲B内の各案内ポイントが注意ポイントとなる。このように、経路計算が終了するまで(ステップ3)経路探索に沿って(ステップ1)案内ポイント間の間隔を監視し注意ポイントを抽出してDB13へ蓄積する一連の処理を繰り返し行う。
注意ポイント抽出の基準となる所定の時間や距離は、地図データの中でその地点がある道路に予め設定された法定速度や実勢速度などの走行速度を元に算出することも可能である。また、経路探索完了後に注意ポイントの抽出をまとめて行ってもよい。注意ポイントは、互いに所定の物理的時間的範囲内に存在する一群の案内ポイントである。
〔2−2.模擬走行表示〕
経路中に注意ポイントがある場合は(ステップ5)事前に模擬走行表示が行われる(ステップ14)。すなわち、経路中に注意ポイントが無ければ(ステップ5)通常の誘導案内処理へ移行するが(ステップ7)経路中に注意ポイントがある場合は(ステップ5)制御部15からの指令によって、表示処理部14は、抽出され前記DB13に記憶された注意ポイントを読み出し、注意ポイントの手前から通過後までの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬(デモンストレーション/シミュレーション)走行表示を行う(ステップ14)。表示処理部14は、注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に全ての各注意ポイントに関する模擬走行表示を順次行う(ステップ18)。
模擬走行表示は、具体的には、図4に示すように、表示画面において自車位置マークを誘導経路上の各案内ポイントの位置P1〜P10に順次表示させたり、図5に示すように、該当区間の誘導経路を進行方向に向かって流れるアニメーション動作を行ったり点滅する矢印Rで表示したり、さらに、図示はしないが、実際に注意ポイント前後を走行した場合に運転者から見える前方の情景を実写映像、或いは、イラスト等により動画として映し出したりすることが考えられる。
上記のような模擬走行表示は、運転者が所定操作で指示した場合だけ行われるようにしてもよい。また、模擬走行表示は、抽出された全ての注意ポイントについて順次自動表示してもよいが、図6に示すように、表示処理部14が、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示(ステップ9)又は地図上で表示して注意ポイントの指定操作を受け付け、注意ポイントが指定された場合(ステップ11)指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行うようにしてもよい(ステップ13,17)。このように、運転者の選択した注意ポイントのみを模擬走行表示の対象とすることにより、模擬走行表示が一層効率化される。
また、模擬表示走行の対象を全ての注意ポイントとするかリスト等で指定された注意ポイントのみにするかを予め設定できるようにしてもよい。また、注意ポイントのリスト表示を行った際に、全ポイントのデモ/指定ポイントのデモ/デモをスキップといった選択画面を表示するようにしてもよい。また、模擬走行表示は、入力される操作指示に応じて繰り返させるようにしてもよい。
また、制御部15は、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は(ステップ15)、その模擬走行表示を中止するように表示処理部14を制御する。このように、車両の走行開始を検出すると模擬走行表示を中止することにより、それに代えて速やかに実際の地図表示や誘導案内出力へ移行することもでき、運転の快適さと安全性が一層改善される。
〔2−3.走行時の案内〕
その後、実際の走行時は、注意ポイントに接近した場合にその旨を運転者に知らせる。すなわち、基本機能部11は、誘導経路に従って実際の走行を開始するとその旨を制御部15を経て表示処理部14に通知し、その後、走行中の自車位置座標情報を逐次計算し表示処理部14へ定期的に通知する。表示処理部14は、前記通知により注意ポイント接近を監視する監視状態に入る。
具体的には、表示処理部14は、DB13から注意ポイントの位置座標情報を順次読み出し、基本機能部11から得る現在の自車位置座標との距離を計算し両者が所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、基本機能部11に指示することにより、その旨を例えば「この先、案内が連続します。注意して走行してください」などの合成音声アナウンスや画面表示などにより運転者へ報知させる。
このように、注意ポイントへの接近を知らせることで、運転者は、ラジオを消したり、考え事を中断したり、同乗者に静粛を求めるなど、案内の連続に備えて態勢を整えることができるので、運転の円滑さと安全が一層改善される。
〔3.効果〕
以上のような本実施形態では、特にナビゲーション装置からの経路指示等の誘導案内が比較的短時間に連続するような注意ポイントを自動的に抽出し、その前後の所定区間のみをハイライト(要所)として事前に表示し運転者に知らせることで、短時間で効率よく予備学習を行うことが可能となり、運転の快適さと安全性が改善される。
特に、本実施形態では、注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する模擬走行表示を順次行うので、模擬走行表示の順序が実際の走行順序と一致し、事前の模擬体験と実際の様子が一致するので運転の快適さと安全性がさらに改善される。
本発明の実施形態の構成を示すシステムブロック図。 本発明の実施形態における処理手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態における誘導経路中の注意ポイントを例示する概念図。 本発明の実施形態における模擬走行表示の一例を示す図。 本発明の実施形態における模擬走行表示の他の一例を示す図。 本発明の実施形態における処理手順の他の一例を示すフローチャート。
符号の説明
11…カーナビゲーション基本機能部
12…走行条件ポイント抽出部
13…走行条件データベース部
14…走行条件表示処理部
15…走行条件処理制御部

Claims (15)

  1. 予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内する手段と、
    前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録する手段と、
    前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出し、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行表示を行う模擬走行表示手段と、
    をコンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記模擬走行表示手段は、前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行うように構成されたことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記模擬走行表示手段は、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示して注意ポイントの指定操作を受け付け、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行うように構成されたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記コンピュータ又は電子回路は、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止する制御手段を実現することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出し、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力する手段を、前記コンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  6. 予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内する処理と、
    前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出し、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録する処理と、
    前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出し、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行処理と、
    をコンピュータ又は電子回路が実行することを特徴とするナビゲーション方法。
  7. 前記模擬走行表示処理は、前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行うことを特徴とする請求項6記載のナビゲーション方法。
  8. 前記模擬走行表示処理は、抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示して注意ポイントの指定操作を受け付け、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行うことを特徴とする請求項6又は7のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
  9. 前記コンピュータ又は電子回路は、前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止する制御処理を実行することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
  10. 前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出し、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力する処理を、前記コンピュータ又は電子回路が実現することを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載のナビゲーション方法。
  11. コンピュータを制御することにより、
    予め用意された地図データに基づいて、出発地から所望の目的地までの、案内ポイントを含む誘導経路を探索・設定・誘導案内させ、
    前記誘導経路中で前記案内ポイントが所定の時間又は距離内に複数連続する注意ポイントを抽出させ、各注意ポイントの位置座標を含む情報を所定の記憶手段に記録させ、
    前記記憶手段から前記各注意ポイントの情報を読み出させ、注意ポイントの前後所定区間について実際の地図表示及び誘導案内を模擬出力する模擬走行処理を行わせることを特徴とするナビゲーションプログラム。
  12. 前記コンピュータに、
    前記注意ポイントが複数ある場合には、出発地に近い順に各注意ポイントに関する前記模擬走行表示を順次行わせることを特徴とする請求項11記載のナビゲーションプログラム。
  13. 前記コンピュータに、
    抽出された前記各注意ポイントをリスト表示又は地図上で表示させて注意ポイントの指定操作を受け付けさせ、指定された注意ポイントについて前記模擬走行表示を行わせることを特徴とする請求項11又は12のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    前記模擬走行表示中に車両の走行開始を検出した場合は、その模擬走行表示を中止させることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラム。
  15. 前記コンピュータに、
    前記記憶手段から前記注意ポイントの前記位置座標を順次読み出させ、逐次計算する自車位置座標と所定距離内又は所定時間内に接近したことを検出すると、その旨を報知出力させることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のナビゲーションプログラム。
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