JP2005257062A - 配線用ステープル - Google Patents
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Abstract
【課題】 ステープルを利用する配線工事において、発泡コンクリート、石膏ボード類及び、ベニヤ板等に打込む事で高い接合力を発揮するものであって、経年変化にも緩みが生じないステープルを提供するものである。
【解決手段】 本発明の配線用ステープルは、コの字型の両脚部の先端より切込みによって二股状あるいは複数股を形成して、股の途中に移動するピン、又は座金、及び先端の付近の内側に凸状を設けることで、発泡コンクリート、ボード類、及びベニヤ板等に打込むとピン、又は座金によって両脚部の先端より拡開して高い接合力を発揮するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の配線用ステープルは、コの字型の両脚部の先端より切込みによって二股状あるいは複数股を形成して、股の途中に移動するピン、又は座金、及び先端の付近の内側に凸状を設けることで、発泡コンクリート、ボード類、及びベニヤ板等に打込むとピン、又は座金によって両脚部の先端より拡開して高い接合力を発揮するものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電気配線や通信ケーブルの配線に用いられるステップルに関する。
従来、電気配線であるFケーブルや信号、通信ケーブルの配線に用いられるステップルにおいて、釘の利く木材のような材質のみに利用が限られているもので、石膏ボード類や発泡コンクリート(以下「ALC部材」という)の被接合物に打ち込んでも摩擦力が発揮せず、ケーブルのように荷重の掛かるものに利用ができないものである。
また、薄いベニヤ板にも利きにくいものである。
また、薄いベニヤ板にも利きにくいものである。
これらのことを改善するものに、以下のようなものが公報によって知られている。
従来には、、被覆体の全体に、U字型の金属体を芯金として一体を組込み、金属体の頭上面を出して、この金属部を打ちALC部材に止着するもので、このとき止着部材と金属脚との間で復元作用をして止着する被覆ステップルがある。(例えば特許文献1参照)
また、U字型の両被覆脚の口開部から脚先に至り釘脚打込み穴を設けて、被覆脚と金属脚を組み合わせた配線用ステープルがある。ALC部材などに打ち込んで、被覆脚が金属脚によって拡張して接合力を増して利用するものがある。(例えば特許文献2参照)
また、ALC部材に利用出来る樹脂材で成型したステップルがある。
従来には、、被覆体の全体に、U字型の金属体を芯金として一体を組込み、金属体の頭上面を出して、この金属部を打ちALC部材に止着するもので、このとき止着部材と金属脚との間で復元作用をして止着する被覆ステップルがある。(例えば特許文献1参照)
また、U字型の両被覆脚の口開部から脚先に至り釘脚打込み穴を設けて、被覆脚と金属脚を組み合わせた配線用ステープルがある。ALC部材などに打ち込んで、被覆脚が金属脚によって拡張して接合力を増して利用するものがある。(例えば特許文献2参照)
また、ALC部材に利用出来る樹脂材で成型したステップルがある。
しかしながら、従来の改良釘にも下記のような問題がある。
特許文献1、特許文献2及び、樹脂材のステップルにおいて、石膏ボウドや、ベニヤ材等の材質には向かないものである。
特許文献1、特許文献2及び、樹脂材のステップルにおいて、石膏ボウドや、ベニヤ材等の材質には向かないものである。
また、樹脂材のステップルにおいては、柔軟性が無く打撃に弱く折れやすい、さらに、高い熱によって変形するものである。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、従来のステープルと同様、被接合物であるALC部材や石膏ボード類のボードにハンマーで打ち込むだけで容易に作業ができて高い接合力を得られることからケーブルの高荷重に耐えることができるものである。
上記の課題を解決するため、本発明はコ字状の形成されたステープルの両脚部は先端部に向かって細くなる尖った状態で、脚部は最先端より複数の切込みによって二股状あるいは、複数股状を上部にかけて形成して、その下部にピンが上部に移動できるように設ける。
よって、ALC部材等に、本ステープル本体の頭上部をハンマーなどによって打込むとき両脚部に設けられたピンによって最先端より外側に向かって拡開して止着することを特徴とする。
よって、ALC部材等に、本ステープル本体の頭上部をハンマーなどによって打込むとき両脚部に設けられたピンによって最先端より外側に向かって拡開して止着することを特徴とする。
また、両脚部において、尖った状態の最先端より上部に向かって切込みによって二股状あるいは、複数股状形成した両脚部の下部分に座金を挾持する。座金は上部に移動出来るようにすることで、両脚部がALC部材、ボード及び、ベニヤ板類に打込まれると先端より外側に拡開することを促進して止着することを特徴とする。
また、両脚部の尖った先端部より、上部に向かって切り込みを形成した二股状あるいは、複数股状の先端付近の内側に凸状部を設ける。したがって、ALC部材に打込むと凸状部が内部の部材にぶつかり摩擦抵抗が生じて股状の脚部が外側に向かって拡開して止着することを特徴とする。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図5を参照して、本発明の第一実施例を説明する。図1の正面図と図2の側面面に示すように、コの字状に形成されたステープル頭上部1と脚部2からなる。脚部2は最先端部3に向かって細くなり、尖った状態となり、脚部2の軸の芯線に沿って二股状なるように切込み4を上部かけて形成する。
図3は脚部2の下部の拡大図に示すように、切込み4の下部付近に、頂点を上部にした三角状の欠部5を設けて、図4は拡大の斜視図に示すように三角柱ピン6を嵌合する。
そして、三角柱ピン6は切込み4の上部に移動できるようにする。
また、図5は拡大の斜視図に示すように、三角柱ピン6の代わりに楕円状の欠部を設けて、ここに錐ピン6A嵌合するもので、円錐ピン6Aの穴5Aの上部は移動できるようにすることで、三角ピン6と同様の働きをするものである。
したがって、ピン6、6Aが上部に移動するとピンの下側の脚部2、2Aは拡がるように形成する。
図1〜図5を参照して、本発明の第一実施例を説明する。図1の正面図と図2の側面面に示すように、コの字状に形成されたステープル頭上部1と脚部2からなる。脚部2は最先端部3に向かって細くなり、尖った状態となり、脚部2の軸の芯線に沿って二股状なるように切込み4を上部かけて形成する。
図3は脚部2の下部の拡大図に示すように、切込み4の下部付近に、頂点を上部にした三角状の欠部5を設けて、図4は拡大の斜視図に示すように三角柱ピン6を嵌合する。
そして、三角柱ピン6は切込み4の上部に移動できるようにする。
また、図5は拡大の斜視図に示すように、三角柱ピン6の代わりに楕円状の欠部を設けて、ここに錐ピン6A嵌合するもので、円錐ピン6Aの穴5Aの上部は移動できるようにすることで、三角ピン6と同様の働きをするものである。
したがって、ピン6、6Aが上部に移動するとピンの下側の脚部2、2Aは拡がるように形成する。
いま、ALC部材12やボード類にFケーブル等の配線作業をするとき、ステープル頭上部1をハンマーで打ち続ける。ここで、両脚部2がALC部材12やボード等に打込まれるとピン6、6Aが表面に達すると、その表面に止まるか、あるいは状況によって僅かづつはいるが、打ち込まれることによって欠部5、5Aのピン6、6Aより外れることで、股状の脚部2の切込み4がピン6、6Aによって拡がりながらはいる。したがってALC部材12やボード類の内部で最先端部3より外側に向かって次第に拡がりながら打込まれる。
よって、ALC部材の内部で拡がることで、打込まれた脚部2が摩擦抵抗によって強い接合力となってステープル本体が抜けなくなるものである。
よって、ALC部材の内部で拡がることで、打込まれた脚部2が摩擦抵抗によって強い接合力となってステープル本体が抜けなくなるものである。
また、図6〜図10を参照して、本発明の第二実施例を説明する。図7の正面図に示すように、両脚部2Bを二股状に形成した切込み4Bの下部付近に切込み4Bを垂直に対して直角に凹欠部7を設ける。凹欠部7の内側の両サイドは湾曲状に設ける。また、図11に示すように、凹欠部7を脚部2Cの外側に設けても同様である。
そして、図8の脚部2B、2Cの下部の正面図に示すように、座金8は鍔部10とガイド溝9からなる。
座金8は図9の拡大図に示すように、座金8のガイド溝9を股状の切込み3B、3Cに合せて挿入して凹欠部7に挾持することで、図6の正面図に示すように形成するものである。
そして、図8の脚部2B、2Cの下部の正面図に示すように、座金8は鍔部10とガイド溝9からなる。
座金8は図9の拡大図に示すように、座金8のガイド溝9を股状の切込み3B、3Cに合せて挿入して凹欠部7に挾持することで、図6の正面図に示すように形成するものである。
この方法によって、図10に示すように、本ステープルをALC部材12、ボード類及び、ベニヤ板11等に打込むと座金8がALC部材12、ボード類及び、ベニヤ板等の正面に達すると、摩擦面が大きいことからはいり込むことがなく、凹欠部7、7Aの両サイドが湾曲状であることから、即外れて脚部2B、2Cのみが食込むことから股状の脚部2B、2Cが、それぞれ拡がることで最先端部3B、3Cより外側に拡がりながら打込まれるものである。
なお、三角柱ピン6、円錐ピン6A、及び座金7等の脱落や、抜け落ちないようにするものに次の方法がある。
塗料や弱い接着剤等によって三角柱ピン6、円錐ピン6A、及び座金7の部分に塗り固めてることで仮止めをする。
あるいは、三角柱ピン6及び円錐ピン6Aの両端に鍔を取り付けることによって抜け止め防止になるように設ける。
塗料や弱い接着剤等によって三角柱ピン6、円錐ピン6A、及び座金7の部分に塗り固めてることで仮止めをする。
あるいは、三角柱ピン6及び円錐ピン6Aの両端に鍔を取り付けることによって抜け止め防止になるように設ける。
また、図12を参照して、本発明の第三実施例を説明する。図12の脚部2Dの先端部3Dにおける拡大の正面図に示すように、両脚部2Dの切込み4Dによって二股状を形成した先端部3D付近の両内側に凸状部13を設ける。
したがって、図13に示すように、本ステープルをALC部材12Aに打込むと最先端部3Dより食込み凸状部13が内部に達すると、内部部材との抵抗によって摩擦を起こして二股状の脚部2Dが外側に拡開して打込まれることで強い接合力となるものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されているうな効果を奏する。
請求項1の配線用ステープルを用いて、ALC部材または、ボード類に配線作業において、軽く打込む事で両脚部に設けた切込みとピンによって、先端部より外側に拡開して強い接合力を発揮する事で、配線作業効率を高めることができるものである。
請求項2の配線用ステープルを用いて、両脚部の切込みの下部付近に挾持した座金を設けることによって、ALC部材、ボード及び、利きにくい薄いベニヤ類にも先端部より即座に拡開して高い接合力を発揮して、比接合物の材料を選ばず配線作業を効率よく進めることができるものである。
請求項3の配線用ステープルを用いて、配線ケーブルをALC部材等に容易に止めることができて、配線作業効率を高めることができる。
また、製品コストも安くでき経済性にも優れているものである。
また、製品コストも安くでき経済性にも優れているものである。
1、1A、はステープル頭上部 2、2A、2B、2C、2Dは脚部
3、3A、3B、3C、3Dは最先端部 4、4A、4B、4C、4Dは切込み
5は三角状の欠部 5Aは楕円状の欠部
6は三角柱ピン 6Aは円錐ピン
7、7Aは凹欠部 8は座金
9はガイド溝 10は鍔部
11はFケーブル 12、12AはALC部材
13は凸状部
3、3A、3B、3C、3Dは最先端部 4、4A、4B、4C、4Dは切込み
5は三角状の欠部 5Aは楕円状の欠部
6は三角柱ピン 6Aは円錐ピン
7、7Aは凹欠部 8は座金
9はガイド溝 10は鍔部
11はFケーブル 12、12AはALC部材
13は凸状部
Claims (3)
- 両側に脚部が設けられてコの字状に形成されたステープルであって、脚部の軸の芯線に沿って二股状あるいは複数股状になるように切込みを設けて、最先端部に向かい先端が尖った状態を形成する。
前記股の前記切込みの一部分にピンの挿入穴を設けて、ピンを嵌合することで打込み時ピンによって最先端部分の尖った部分より外側に向かって拡開するように設けたことを特徴とする配線用ステープル。 - 前記両脚部における二股状あるいは複数股状の切込みの先端付近に座金を挾持して、座金によって最先端部より外側に向かって拡開するように設けたことを特徴とする請求項1の配線用ステープル。
- 前記両脚部における二股状あるいは複数股状の切込みの先端部付近の内側に凸状部を設けて、前記凸状部によって先端より外側に向かって拡開するように設けたことを特徴とする請求項1の配線用ステープル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004111592A JP2005257062A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 配線用ステープル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004111592A JP2005257062A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 配線用ステープル |
Publications (1)
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JP2005257062A true JP2005257062A (ja) | 2005-09-22 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2004111592A Withdrawn JP2005257062A (ja) | 2004-03-09 | 2004-03-09 | 配線用ステープル |
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JP (1) | JP2005257062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102434555A (zh) * | 2011-10-26 | 2012-05-02 | 绍兴文理学院 | 强力订书针 |
TWI802263B (zh) * | 2022-02-10 | 2023-05-11 | 豐民金屬工業股份有限公司 | 一體成型之排釘 |
-
2004
- 2004-03-09 JP JP2004111592A patent/JP2005257062A/ja not_active Withdrawn
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