JP2008095756A - ドライブリベット - Google Patents

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Seiki Matsuda
誠樹 松田
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Abstract

【課題】リベット本体の先端部を有底孔の底部近傍の深い位置で有底孔の底部を押すことなく拡開させることができると共に、有底孔内周面への拡開部の押付け力や食込み力を大きなものにすることができて、しっかりとした取付け状態を形成することができる構造のドライブリベットを提供する。
【解決手段】リベット本体4の先端部外周側6が無錐状をしていると共に、同リベット本体4の先端面7が凹錘状に形成されている。また、シャフト5の打込みによってシャフト5の基端部がリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置に達したときのシャフト5の先端位置が、リベット本体4の拡開部の先端位置かそれよりも基端側に位置するようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドライブリベットに関する。
図4(イ)に示すように、プレート51とプレート52とを接合するリベットとして、リベット本体54の基端頭部55の天面部に開口する有底の軸孔56にシャフト57が挿入されると共に、リベット本体54の先端部に割り用のスリット58が入れられたドライブリベット53が提供されている。
このドライブリベット53では、同図(ロ)に示すように、リベット本体54をプレート51,52の下孔59,60に差し込んで、その先端部をプレート51,52の向こう側に突出させた状態にし、同図(ハ)に示すように、シャフト57の基端部をハンマーで叩いて先端側に進出させれば、リベット本体54の先端部が側方に拡開して両プレート51,52が接合される。
特開平5−302609号公報
ところで、窯業系等の外壁面材をパネルフレームに取り付ける方法として、外壁面材の正面側からパネルフレームに対してビスを打って取り付ける方法を採る場合、外壁面材の正面部に取付け跡が残ってしまい、その隠蔽処理を行わなければならず厄介であるという問題がある。
そこで、図5(イ)に示すように、外壁面材61の背面側に有底の孔62を設け、上記のようなドライブリベット53を用い、同図(ロ)に示すように、取付け用金物のプレート部63の貫通孔64と外壁面材61の有底孔62とに差し込んだ状態にし、そして、同図(ハ)に示すように、シャフト57の基端部をハンマーで叩いて先端側に進出させ、リベット本体54の先端側を側方に拡開させ、外壁面材61の有底孔62の内周面部に押し付けた状態にすることで、プレート部63を外壁面材61の背面部に取り付ける方法を採用することが考えられる。この方法によれば、外壁面材61の正面側に取付け跡を生じさせることがなく、厄介な隠蔽処理が不要になる。
しかしながら、従来のドライブリベット53では、リベット本体54の先端部の外周側65が円錐状に形成されていると共に、先端面66は平坦に形成されているため、図5(ハ)に示すように、リベット本体54の先端部が拡開していく過程で、各脚部67…の先端が寸法aだけ先端方向に張り出すようにして開脚していき、そのため、拡開前のリベット本体54の先端部が有底孔62の底部近傍の深い位置に位置していると、拡開過程で該リベット本体54の先端部が有底孔62の底部を押してしまい、外壁面材61の肉厚寸法が小さい場合には、外壁面材61の正面部にふくれやキズを生じさせてしまう危険性がある。
そうならないように、拡開前のリベット本体54の先端部が有底孔62の底部から距離をおくようにすることも考えられるが、そうすると、外壁面材61の肉厚寸法が小さい場合には、リベット本体54の先端拡開部が有底孔62の浅い位置で有底孔内周面に押し付けられてしまい、しっかりとした取付け状態を得られにくくなる。
また、従来のドライブリベットでは、上記のように、リベット本体54の先端部の外周側65が円錐状に形成されているので、拡開した状態での脚部67…の、側方への突出量が小さくなって、有底孔62の内周面に対する押し付け力や食い込み力が小さくなってしまい、その面からも、しっかりとした取付け状態を得られにくい。
更に、従来のドライブリベット53は、シャフト57の長さ寸法が長く、そのため、図5(ハ)に示すように、シャフト57の基端部がリベット本体54の頭部天面位置に位置するまで叩いてしまうと、シャフト57の先端部が外壁面材61の有底孔62の底部を押してしまい、外壁面材61を突き抜けてしまうという問題もある。
また、取付け状態において、シャフト57が基端方向に移動してしまうのを規制しているのは、リベット本体54との摩擦力のみであるから、経年的にその摩擦力が低下してシャフト57がリベット本体54から基端側に抜けてしまい、取付け強度を低下させてしまう危険性もある。
更に、シャフト57の基端部をハンマーで叩いてシャフト57でリベット本体54の先端部を拡開させていく過程で、ハンマーの打撃力が外壁面材61に伝わって、外壁面材61に割れを生じさせてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、リベット本体の先端部を有底孔の底部近傍の深い位置で有底孔の底部を押すことなく拡開させることができると共に、有底孔内周面への拡開部の押付け力や食込み力を大きなものにすることができて、しっかりとした取付け状態を形成することができる構造のドライブリベットを提供することを課題とする。
上記の課題は、リベット本体の基端頭部の天面部に開口する有底の軸孔にシャフトが挿入されると共に、リベット本体の先端部には軸孔に至る割り用のスリットが入れられ、前記シャフトを先端側に打ち込むことにより、リベット本体の先端部が前記スリットによって側方に拡開するようになされたドライブリベットにおいて、
前記リベット本体の先端部外周側が無錐状をしていると共に、同リベット本体の先端面が凹錘状に形成されていることを特徴とするドライブリベットによって解決される(第1発明)。
このドライブリベットでは、リベット本体の先端部外周側が無錐状をしていると共に、同リベット本体の先端面が凹錘状に形成されているので、リベット本体の先端部が拡開していく過程で、各脚部の先端が先端方向に張り出すのが抑えられ、ないしは、防がれ、それによって、拡開前のリベット本体の先端部が有底孔の底部近傍の深い位置に位置していても、拡開過程で該リベット本体の先端部が有底孔の底部を押してしまうのを防ぐことができる。
しかも、このように、拡開前のリベット本体の先端部を有底孔の底部近傍の深い位置に位置させることができることで、リベット本体の先端拡開部を有底孔の深い位置で有底孔内周面に押し付けることができ、また、食い込ませることができて、リベット本体が有底孔から抜けないしっかりとした取付け状態を得ることができる。
加えて、上記のように、リベット本体の先端部外周側が無錐状をしていることで、拡開した状態での脚部の、側方への突出量を大きくすることができ、有底孔の内周面に対する押し付け力や食い込み力を大きくすることができて、リベット本体が有底孔から抜けないしっかりとした取付け状態を得ることができる。
第1発明において、前記シャフトの打込みによってシャフトの基端部がリベット本体の基端頭部の天面部位置に達したときのシャフトの先端位置が、リベット本体の拡開部の先端位置かそれよりも基端側に位置するようになされているとよい(第2発明)。
この場合は、シャフトの基端部をリベット本体の基端頭部の天面部位置まで進出させても、シャフトが有底孔の底部を押してしまうことがなく、シャフトの打込み作業を容易に行っていくことができる。
第2発明において、前記リベット本体が金属からなり、前記シャフトの基端部外周側が錐状をしており、シャフトの打込みによってシャフトの基端面位置がリベット本体の基端頭部の天面部位置に達したとき、シャフトの前記基端錐状部とリベット本体との間にリベット本体の肉を進出させるシャフト抜出規制用の環状溝が形成されるようになされているとよい(第3発明)。
この場合は、リベット本体の頭部天面部を叩いてその肉を塑性変形により環状溝内に進出させることで、打込みを終えたシャフトの、基端側への抜けを確実に防ぐことができ、シャフトの抜けによる取付け強度の低下を防ぐことができる。
なお、本願は、リベット本体の基端頭部の天面部に開口する有底の軸孔にシャフトが挿入されると共に、リベット本体の先端側に軸孔に至る割り用のスリットが入れられ、前記シャフトを先端側に打ち込むことにより、リベット本体の先端側が前記スリットによって側方に拡開するようになされたドライブリベットにおいて、
前記リベット本体は金属からなり、
前記シャフトの基端部外周側が錐状をしており、シャフトの打込みによってシャフトの基端面位置がリベット本体の基端頭部の天面部位置に達したとき、シャフトの前記基端錐状部とリベット本体との間にリベット本体の肉を進出させるシャフト抜出規制用の環状溝が形成されるようになされているドライブリベット(第4発明)を含んでおり、第3発明と同様に、リベット本体の頭部天面部を叩いてその肉を塑性変形により環状溝内に進出させることで、打込みを終えたシャフトの、基端側への抜けを確実に防ぐことができ、シャフトの抜けによる取付け強度の低下発生を防ぐことができる。
第3、第4発明において、リベット本体の基端頭部の天面部の軸孔回りに、前記環状溝内に進出させる肉用の肉盛り部が備えられているとよい(第5発明)。この場合は、リベット本体の基端頭部の天面部を叩くことで、リベット本体の肉を環状溝内に容易に進出させることができる。
また、第1〜第5発明において、前記シャフトの先端部の外周側が錐状をしていると共に、リベット本体の軸孔の底部周端側が対応する傾斜角度の錐状をしており、これら錐状面同士が当接してリベット本体の先端部が側方に拡開するようになされているとよい(第6発明)。
この場合は、シャフトの基端部をハンマーで叩いてシャフトでリベット本体の先端部を拡開していく過程で、シャフトとリベット本体とが両錐状部の作用でスムーズに滑ってリベット本体の先端部が拡開されていき、ハンマーの打撃力が有底孔の設けられている部材に伝わるのを抑えることができ、該部材への衝撃を緩和することができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、リベット本体の先端部を有底孔の底部近傍の深い位置で有底孔の底部を押すことなく拡開させることができると共に、有底孔内周面への拡開部の押付け力や食込み力を大きなものにすることができて、しっかりとした取付け状態を形成することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示す実施形態のドライブリベット1は、窯業系等の外壁面材2の背面部に、該背面部に設けられた有底孔2aを利用して、パネルフレーム取付け用金物のプレート部3を取り付けるのに用いることができるようになされたもので、アルミニウム等の金属製のものからなり、リベット本体4とシャフト5を備えている。
リベット本体4には、その基端頭部4aの天面部に開口する有底の軸孔4bが設けられ、該軸孔4bにシャフト5がしっくりと挿入されると共に、リベット本体4の先端部には、軸孔4bに至る割り用のスリット4cが図1(ハ)に示すように十字状に入れられ、リベット本体4の軸孔4bに差し込まれているシャフト5を先端側に進出させることにより、スリット4cで分割された4つの脚4d…が開脚してリベット本体4の先端部が側方に拡開するようになされている。
このドライブリベット1において、リベット本体4の先端部の外周側6は無錐状をしていると共に、同リベット本体4の先端面7は凹円錘状に形成され、かつ、リベット本体4の長さ寸法は、図2(ロ)に示すように、プレート部3を外壁面材2の背面部に沿わせ、リベット本体4をプレート部3の貫通孔3aと外壁面材2の有底孔2aに差し込み、基端頭部4aをプレート部3に当接させた状態で、その先端が外壁面材2の有底孔2aの底部に近接して位置する長さ寸法を備えている。
また、シャフト5の長さ寸法は、図3(ホ)(ヘ)に示すように、シャフト5の打込みによってシャフト5の基端部がリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置に達したときのシャフト5の先端位置が、リベット本体4の拡開部の先端位置かそれよりも基端側に位置するような長さ寸法に設定されている。
更に、シャフト5の基端部外周側8は円錐状をしており、図3(ホ)に示すように、シャフト5の打込みによってシャフト5の基端面位置がリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置に達したとき、シャフト5の前記基端錐状部8とリベット本体4との間に環状溝9が形成されるようになされていると共に、リベット本体4の基端頭部4aの天面部の軸孔4b回りには、環状溝9内に進出させる肉用の肉盛り部10が備えられている。
また、図1に示すように、シャフト5の先端部の外周側11は円錐状をしていると共に、リベット本体4の軸孔4bの底部周端側12は対応する傾斜角度の円錐状をしており、これら錐状面11,12同士が当接してリベット本体4の先端部が側方に拡開するようになされている。
上記のドライブリベット1では、図2(イ)(ロ)に示すように、プレート部3を外壁面材2の背面部に沿わせ、リベット本体4をプレート部3の貫通孔3aと外壁面材2の有底孔2aに差し込み、基端頭部4aをプレート部3に当接させた状態にした後、図2(ハ)、図3(ニ)(ホ)に示すように、シャフト5の基端部をハンマーで叩いて、シャフト5をリベット本体4の軸孔4b内で進出させていくと、シャフト5の先端部がリベット本体4内の軸孔4b内の底部を押し、リベット本体4の先端部が側方に拡開して、開脚した4つの脚4d…が外壁面材2の有底孔2aの周面部に押し付けられ、また、該周面部の肉に食い込んで、抜出不能の取付け状態が得られる。
リベット本体4の先端部の外周側6は無錐状をしていると共に、リベット本体4の先端面7は凹円錘状に形成されているので、リベット本体4の先端部が拡開していく過程で、各脚部4d…の先端が先端方向に張り出すのが抑えられ、ないしは、防がれ、それによって、拡開前のリベット本体4の先端部が、上記のように、有底孔2aの底部に近接した深い位置に位置していても、拡開過程で該リベット本体4の先端部が有底孔2aの底部を押してしまうことがなく、外壁面材2の正面部にふくれやキズを生じさせてしまうのを防ぐことができる。
そして、このように、拡開前のリベット本体4の先端部を有底孔2aの底部に近接した深い位置に位置させることができることで、リベット本体4の先端拡開部の各脚4d…を有底孔2aの深い位置で有底孔内周面に押し付けることができ、また、食い込ませることができて、リベット本体4が有底孔2aから抜けないしっかりとした取付け状態を得ることができる。
特に、上記のように、リベット本体4の先端部外周側6が無錐状をしていることで、拡開した状態での脚部4d…の、側方への突出量を大きくすることができ、有底孔2aの内周面に対する押し付け力や食い込み力を大きくすることができて、リベット本体4が有底孔2aから抜けないしっかりとした取付け状態を得ることができる。
また、シャフト5の打込みによってシャフト5の基端部がリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置に達したときのシャフト5の先端位置が、リベット本体4の先端拡開部の先端位置かそれよりも基端側に位置するようになされているので、シャフト5の基端部をリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置まで進出させても、シャフト5が有底孔2aの底部を押してしまうことがなく、外壁面材2の正面部にふくれやキズを生じさせてしまうのを防ぐことができると共に、シャフト5の基端部をリベット本体4の基端頭部4aの天面部位置まで叩き込むことができて、シャフト5の叩込み作業も容易に行っていくことができる。
そして、シャフト5の先端部の外周側11は円錐状をしていると共に、リベット本体4の軸孔4bの底部周端側12は対応する傾斜角度の円錐状をしており、これら錐状面11,12同士が当接してリベット本体4の先端部が側方に拡開するようになされているので、シャフト5の基端部をハンマーで叩いてシャフト5でリベット本体4の先端部を拡開していく過程で、シャフト5とリベット本体4とが両錐状部11,12の作用でスムーズに滑ってリベット本体4の先端部が拡開されていき、ハンマーの打撃力が外壁面材2に伝わるのを抑えることができて、外壁面材2への衝撃を緩和して外壁面材2が割れるのを防ぐことができる。
そして、このように、シャフト5の打込みによって、シャフト5の基端面位置が、リベット本体4の基端頭部の天面部位置に達すると、図3(ホ)に示すように、シャフト5の基端錐状部8とリベット本体4との間に環状溝9が形成され、図3(ヘ)に示すように、更に、リベット本体4の基端頭部4aの天面部を叩くと、肉盛り部10の肉が環状溝9内に進出し、該肉10aによってシャフト5は基端方向の抜けを確実に規制された状態になり、シャフト5の抜けによる取付け強度の低下を防ぐことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、ドライブリベット1を、取付け用金物のプレート部3を外壁面材2の背面部に取り付けるのに用いた場合を示したが、本発明のドライブリベットは、プレート等の各種部材を取付けの相手側に設けられた有底孔2aを利用して取り付ける各種場合に広く用いることができるものである。
また、第2、第3発明以外のドライブリベットでは、材質は金属に限らず、樹脂であってもよい。
実施形態のドライブリベットを示すもので、図(イ)はシャフトとリベット本体とを分離状態にした一部断面正面図、図(ロ)はシャフトの基端図、図(ハ)ドライブリベットの先端側から見た側面図、図(ニ)はドライブリベットの一部断面正面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、図3と共に、ドライブリベットを用いた外壁面材背面側への取付け用金物のプレート部の取付け方法を順次に示す一部断面正面図である。 図(ニ)〜図(ヘ)は、図2と共に、ドライブリベットを用いた外壁面材背面側への取付け用金物のプレート部の取付け方法を順次に示す一部断面正面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、従来のドライブリベットと、該ドライブリベットを用いたプレート同士の取付け方法を順次に示す正面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、同従来のドライブリベットを用いた外壁面材背面側への取付け用金物のプレート部の取付け方法を順次に示す正面図である。
符号の説明
1…ドライブリベット
2a…有底孔
4…リベット本体
4a…基端頭部
4b…軸孔
4c…スリット
4d…脚部
5…シャフト
6…無錐先部
7…凹錐状部
8…錐状部
9…環状溝
10…肉盛り部
11…錐状面
12…錐状面

Claims (5)

  1. リベット本体の基端頭部の天面部に開口する有底の軸孔にシャフトが挿入されると共に、リベット本体の先端部には軸孔に至る割り用のスリットが入れられ、前記シャフトを先端側に打ち込むことにより、リベット本体の先端部が前記スリットによって側方に拡開するようになされたドライブリベットにおいて、
    前記リベット本体の先端部外周側が無錐状をしていると共に、同リベット本体の先端面が凹錘状に形成されていることを特徴とするドライブリベット。
  2. 前記シャフトの打込みによってシャフトの基端部がリベット本体の基端頭部の天面部位置に達したときのシャフトの先端位置が、リベット本体の拡開部の先端位置かそれよりも基端側に位置するようになされている請求項1に記載のドライブリベット。
  3. 前記リベット本体は金属からなり、
    前記シャフトの基端部外周側が錐状をしており、シャフトの打込みによってシャフトの基端面位置がリベット本体の基端頭部の天面部位置に達したとき、シャフトの前記基端錐状部とリベット本体との間にリベット本体の肉を進出させるシャフト抜出規制用の環状溝が形成されるようになされている請求項2に記載のドライブリベット。
  4. 前記リベット本体の基端頭部の天面部の軸孔回りに、前記環状溝内に進出させる肉用の肉盛り部が備えられている請求項3に記載のドライブリベット。
  5. 前記シャフトの先端部の外周側が錐状をしていると共に、リベット本体の軸孔の底部周端側が対応する傾斜角度の錐状をしており、これら錐状面同士が当接してリベット本体の先端部が側方に拡開するようになされている請求項1乃至4のいずれか一に記載のドライブリベット。
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