JP3209554U - ハンマーネイル構造 - Google Patents

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黄邦卿
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Abstract

【課題】ネイル体の変形、歪み、斜めになる等の施工不良の発生を防止することができるハンマーネイル構造を提供する。【解決手段】ハンマーネイル構造は石膏ボード、ファイバーボードの壁体に打ち込まれるハンマーネイルに適用される。ネイル体20は第一片体21と第二片体22とが半分に折り畳まれ組成される。ネイル体20は打撃部、上導入スリーブ、下導入スリーブ、ネジヤマ導入セクション及び先端部を有する。これにより石膏ボード、ファイバーボード壁体に打ち込んで設置され、物品を掛けて設置できる。【選択図】図2

Description

本考案はハンマーネイル構造に関し、特に石膏ボード、ファイバーボードの壁体に打ち付けて設置し、これにより物品を掛けることができるハンマーネイル構造に関する。
石膏ボード或いはファイバーボード壁体に適用する従来のハンマーネイルは、特許文献1に開示する。
同構造は、第一片体11及び第二片体12が折り畳まれて組成するハンマーネイル1(図1参照)である。
工具を利用し、ハンマーネイル1の打撃部13を打ち、先端部14を石膏ボード或いはファイバーボード壁体に打ち込む。
さらに、ボルトを螺入することで、第一、二片体11、12を開かせ、ハンマーネイル1を壁体Wに固定し、ボルトに物品を掛けて使用することができる。
従来のハンマーネイルは、石膏ボード或いはファイバーボードの壁体に打ち込むことはできるが、使用においては以下の欠点が存在する。
1.ハンマーネイル1の先端部14は、第一片体11の第一釘尖端111及び第二片体12の第二釘尖端121を対応させて構成し、しかも第一釘尖端111の方が長い。そのため、ハンマーネイル1が工具の打撃を受けると、第一釘尖端111は先に壁体Wを貫通し、第二釘尖端121が壁体Wに接触して貫通する瞬間に、もともとあった第一片体11の断面に、第二片体12の断面が瞬間的に加わるため、貫通の抵抗力が瞬間的に大きくなり、ハンマーネイル1の強度不足により、壁体Wに刺さる前に変形或いは分岐が生じ、施工の品質に影響を及ぼし、壁体Wの破裂を招く恐れもある。
2.ハンマーネイル1は先端部14から打撃部13までの縦の長さが長いため、第一、二片体11、12中に軽微な偏移が生じると、ボルトを進入させる構造がないことで、ボルトの旋入が歪み、斜めになる状況がしばしば発生する。
フランス実用新案第012420号号明細書
前記先行技術には、壁体に刺さる前に変形或いは分岐が生じ、施工の品質に影響を及ぼし、壁体Wの破裂を招く恐れがあり、さらにボルトの旋入が歪み、斜めになる状況がしばしば発生する欠点がある。
本考案はハンマーネイル構造に関する。
本考案によるハンマーネイル構造は、第一片体と第二片体とを半分に折り畳んで組成するネイル体である。
該ネイル体は、打撃部、上導入スリーブ、下導入スリーブ、ネジヤマ導入セクション及び先端部を有する。
これにより、使用者は、石膏ボード、ファイバーボード壁体にハンマーネイルを打ち付けて設置し、物品を掛けることができる。
本考案によるハンマーネイル構造において、該上導入スリーブと下導入スリーブは、同一中心線上に保持される。
本考案によるハンマーネイル構造において、該先端部の第二片体の尖V部は、該第一片体の尖V部よりやや小さく、これにより該第二片体の尖V部は、該第一片体の尖V部の内凹エリアに収容されて密着し、壁体を貫通する断面を縮小する。
本考案によるハンマーネイル構造において、該第一片体の尖V部両側縁は、鋸歯状を呈する。
本考案によるハンマーネイル構造において、該第一片体及び第二片体の尖V部中には、相互に対応する縦方向補強リブをそれぞれ設置する。
本考案によるハンマーネイル構造において、該先端部と下導入スリーブとの間のエリアには、第一片体及び第二片体に沿って、屈折し半分に折り畳まれる少なくとも1個以上の横棒リブにより構成される横リブ作用区を設置する。該各横棒リブの間隔距離とボルトのネジ距離とは相互に対応し、ボルトによる貫通の導引及び先端部拡張時の膨脹量拡大に用いる。
本考案は従来のハンマーネイル構造の欠点を解決でき、ネイル体の変形、歪み、斜めになる等の施工不良の発生を防止することができる。
従来のハンマーネイルの壁体貫通時の断面模式図である。 本考案ネイル体の平面展開模式図である。 本考案ネイル体の立体展開模式図である。 本考案ネイル体を半分に折り畳んだ様子を示す立体模式図である。 本考案の立体分解模式図である。 本考案を壁体に打ち入れる様子を示す模式図である。 本考案の先端部の局部断面模式図である。 図6のI-Iでカットした断面模式図である。 図6のII-IIでカットした断面模式図である。 本考案を壁体に打ち入れる模式図一である。 本考案を壁体に打ち入れる模式図二である。
[実施例1]
本考案によるハンマーネイル構造は、図2、3、4、5に示す通り、ハンマーネイル2のネイル体20は、第一片体21と第二片体22を、折り畳み線201に沿って半分に折り畳み組成する。ネイル体20は、打撃部2A、上導入スリーブ2B、下導入スリーブ2C、ネジヤマ導入セクション2D、先端部2Eを有する。打撃部2Aは、ネイル体20の上縁に位置し、第一片体21及び第二片体22の上段ナット部211、221が、外へと折り返り形成され、その中央には、ボルト導入孔Aを設置する。上導入スリーブ2Bは、打撃部2Aのボルト導入孔Aより、下方へと延伸する孔壁212、222により形成され、ボルト3の導入に供する。下導入スリーブ2Cは、逆錐形管壁213、223により構成され、該上導入スリーブ2Bの下方に位置する。ネジヤマ導入セクション2Dは、上導入スリーブ2Bと下導入スリーブ2Cとの間に位置し、しかもボルト3のネジヤマ31の進行ルート径とネジ距離の規格に応じて、第一片体21と第二片体22の相対位置に、少なくとも1個以上のネジヤマ保護カバー214、224を設置し、これにより該ボルト3螺入の螺合導引と位置制限に供する。先端部2Eは、ネイル体20の下段に位置し、第一片体21及び第二片体22下段の尖V部215、225が半分に折り畳まれて形成される。
第一片体21の尖V部215の面積及び長さは、第二片体22の尖V部225よりやや大きく、しかも第一片体21の尖V部215には、内凹エリア2151を設置し、これにより第二片体22の尖V部225は収容されて密着する。
ハンマーネイル構造の第一、二片体21、22の尖V部215、225には、相互に対応する少なくとも1個の縦方向補強リブ216、226を設置し、しかも第一片体21の尖V部215両側縁は、鋸歯状2152を呈する。
ハンマーネイル構造の先端部2Eと下導入スリーブ2Cとの間のエリアには、第一片体21及び第二片体22に沿って、屈折し半分に折り畳まれる少なくとも1個以上の横棒リブ217、227により構成される横リブ作用区2Fを設置する。各横棒リブの間隔距離とボルト3のネジ距離とは相互に対応し、ボルト3貫通の導引及び先端部2E拡張時の膨脹量拡大に用いる。
ハンマーネイル構造は、第一片体21の外側縁に、少なくとも1個の嵌合片218を設置し、これにより該第二片体22を半分に折り畳む時には、該第二片体22の外側縁相対位置の欠口228に湾曲して挿入される。これにより、第一片体21と第二片体22は密着して離れない。
ハンマーネイル構造において、第一片体21と第二片体22上近辺側位置には、少なくとも1個以上の縦方向補強リブ219、229を設置し、これによりネイル体20の強度を強化する。
施工時(図6〜図11参照)には、先ず本考案のネイル体20の先端部2Eを、石膏ボード或いはファイバーボード壁体4上の打ち込みたいと思う位置に合わせる。次に、工具でネイル体20の打撃部2Aを打つ。第二片体22の尖V部225は、第一片体21の内凹エリア2151に収容され密着しているため、相互間の密着を増強できるばかりか、貫通断面は、第一片体21の尖V部215の断面のみを残す(図7、8、9参照)。こうして、断面貫通の抵抗力を効果的に低下させることができる。さらに、尖V部215、225の縦方向補強リブ216、219、226、229は、ネイル体20強度を強化できるため、打たれて変形し施工不良の発生を防止できる。しかも先端部2Eが石膏ボード或いはファイバーボード壁体4に没入し、ボルト3を対応させて、ハンマーネイル2をボルト導入孔Aに螺入すると、上導入スリーブ2B、ネジヤマ導入セクション2Dの導引に沿って、下導入スリーブ2Cに進入する。上導入スリーブ2B及び下導入スリーブ2C間は、同一中心線上に保持されるため、ネジヤマ導入セクション2Dのネジヤマ保護カバー214、224とボルト3のネジヤマ31の螺合導引及び位置制限により、偏りや斜めになる状況は発生しない。よって、ボルト3の釘尖311を、下導入スリーブ2Cに入れ、ボルト3を回して下方へと負荷をかけると、逆錐形管壁213、223以下の横リブ作用区2Fは圧迫され、より強い貫通導引圧迫を受け、新しい圧迫点を形成する。こうして、先端部2Eの外へと拡張する量を拡大し(図10、11参照)、先端部2Eは十分に完全に開き、ネイル体20は壁体4に固定して設置され、これによりボルト3に物品を掛ける際の堅固性を提供できる。
1 ハンマーネイル、
11 第一片体
12 第二片体
13 打撃部
14 先端部
2 ハンマーネイル
20 ネイル体
201 折り畳み線
21 第一片体
22 第二片体
211、221 ナット部
212、222 孔壁
213、223 逆錐形管壁
214、224 ネジヤマ保護カバー
215、225 尖V部
216、219、226、229 縦方向補強リブ
2151 内凹エリア
2152 鋸歯状
2A 打撃部
217、227 横棒リブ
218 嵌合片
228 欠口
A ボルト導入孔
2B 上導入スリーブ
2C 下導入スリーブ
2D ネジヤマ導入セクション
2E 先端部
2F 横リブ作用区
3 ボルト
31 ネジヤマ
311 釘尖
W 壁体

Claims (5)

  1. ハンマーネイル構造であって、第一片体と第二片体とを半分に折り畳んで組成するネイル体で、前記ネイル体は、打撃部、上導入スリーブ、下導入スリーブ、ネジヤマ導入セクション及び先端部を有し、
    前記打撃部は、前記ネイル体の上縁に位置し、第一片体及び第二片体の上段ナット部が、外へと折り返り形成され、その中央には、ボルト導入孔を設置し、
    前記上導入スリーブは、前記打撃部のボルト導入孔より、下方へと延伸する孔壁により形成され、ボルトの導入に供し、
    前記下導入スリーブは、逆錐形管壁により構成され、前記上導入スリーブの下方に位置し、
    前記ネジヤマ導入セクションは、前記上導入スリーブと下導入スリーブとの間に位置し、しかも前記ボルトのネジヤマの進行ルート径とネジ距離の規格に応じて、前記第一片体と第二片体の相対位置に、少なくとも1個以上のネジヤマ保護カバーを設置し、これにより前記ボルト螺入の螺合導引と位置制限に供し、
    前記先端部は、前記ネイル体の下段に位置し、第一片体及び第二片体下段の尖V部が半分に折り畳まれて形成され、
    前記第一片体の尖V部の面積及び長さは、第二片体の尖V部よりやや大きく、しかも前記第一片体の尖V部には、内凹エリアを設置し、これにより前記第二片体の尖V部は収容されて密着することを特徴とするハンマーネイル構造。
  2. 前記上導入スリーブと下導入スリーブは、同一中心線上に保持されることを特徴とする請求項1に記載のハンマーネイル構造。
  3. 前記第一片体の尖V部両側縁は、鋸歯状を呈することを特徴とする請求項1に記載のハンマーネイル構造。
  4. 前記第一片体及び第二片体の尖V部には、相互に対応する少なくとも1個の縦方向補強リブをそれぞれ設置することを特徴とする請求項1に記載のハンマーネイル構造。
  5. 前記先端部と下導入スリーブの間のエリアには、第一片体及び第二片体に沿って、湾折して半分に折り畳まれる少なくとも1個以上の横棒リブにより構成される横リブ作用区を設置することを特徴とする請求項1に記載のハンマーネイル構造。
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