JP2005256861A - シェル形総ころ軸受およびシェル形総ころ軸受の外輪の製造方法 - Google Patents

シェル形総ころ軸受およびシェル形総ころ軸受の外輪の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸方向両端に径方向内向きの鍔部2b,2cを設けたシェル形の外輪2と、外輪2の内周に組込まれる複数のころ3とを備えたシェル形総ころ軸受1において、定格荷重の向上ならびにコストの低減を図る。
【解決手段】外輪2の一方の鍔部2bを、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面5に対し所定角度θ1傾くテーパ形状としたうえで、鍔部2bの内周部分の外側面2dと内側面2eとを径方向に沿う平坦面形状に形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シェル形の外輪の内周に複数個のころを組み込んだシェル形総ころ軸受と、その外輪の製造方法とに関する。
シェル形総ころ軸受には、シェル形の外輪の軸方向両端に径方向内向きに伸びる鍔部を設け、両鍔部で外輪の内周に組み込まれるころを軸方向に位置規制した構成のものがある(例えば特許文献1参照)。いずれの鍔部も、径方向に沿う形状になっている。
特開2001−20948号
上記従来例では、外輪の内隅ところの軸方向端縁との干渉を避けるために、端面が球面になったころ(LRタイプ)を用いているが、このタイプのころは高価であることが指摘される。これに対し、端面が平坦な形状のころ(LFタイプ)は比較的安価で負荷容量が大きいので、好ましいが、このタイプのころは、外輪の内隅に干渉しやすいので、何らかの対策が必要になる。
このため、外輪の一方の鍔部を、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面に対し所定角度傾かせたテーパ形状の軸受が提案されているが、この場合、鍔部の内周縁の尖った角部がころ端面にエッジ当たりし、潤滑性能が低下する可能性があり、また、該鍔部を形成するときの打ち抜き工程において、円筒形の受け金型の受け面をテーパ面形状とするため、その受け面の内周縁の尖った部分に応力が集中してこの内周縁部分が疲労破損しやすくなるなど、金型寿命が短くなる課題があった。
本発明は、軸方向両端に径方向内向きの鍔部を設け、一方の鍔部をころ軌道部の肉厚と略同じ肉厚にし、他方の鍔部をころ軌道部よりも薄い肉厚としたシェル形の外輪と、この外輪の内周に組み込まれる複数のころとを備えたシェル形総ころ軸受であって、該ころ軌道部と略同じ肉厚の鍔部を、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面に対し所定角度傾くテーパ形状とし、この鍔部の内周部分の外側面および内側面を径方向に沿う平坦面形状に形成したことを特徴としている。
好ましくは、ころを、その端面が平坦な形状とすることができる。本発明によると、テーパ形状の一方の鍔部の内周縁の平坦な内側面でころが軸方向に位置規制されるので、仮にころを端面が平坦な形状のLFタイプにしても、ころが外輪の内隅に干渉せずに済む。つまり、ころを安価で負荷容量の大きいLFタイプにできるので、軸受の定格荷重の向上やコスト低減が可能になる。
本発明は、軸方向両端に径方向内向きの鍔部を設け、一方の鍔部をころ軌道部の肉厚と略同じ肉厚にし、他方の鍔部をころ軌道部よりも薄い肉厚としたシェル形の外輪を有するシェル形総ころ軸受の前記外輪を製造する方法であって、有底の円筒部材の底部を絞り加工することにより該底部の中央領域を軸方向内側に凹ませて、該底部の付け根側領域を軸方向内側に向くように径方向に沿う面に対し所定角度傾くテーパ形状とするとともに該底部の中央領域の内側面と外側面とを径方向に沿う平坦面形状とする工程と、該有底の円筒部材の底部外周を円筒形の受け金型の上端面で受けさせた状態で該底部の中央領域を円形に打ち抜くことにより、該底部の付け根側領域をテーパ形状の鍔部として残すとともに、この鍔部の内周部分に該底部の中央領域の径方向に沿う平坦な外側面および内側面を残す工程とを有し、前記底部の打ち抜き工程で用いる円筒形の受け金型は、その上端面の径方向途中領域に底部の付け根側領域を受けるテーパ面を有し、該上端面において前記テーパ面の内周領域に底部の平坦な中央領域においてテーパ形状の付け根側領域の近傍を受ける平坦面を有していることを特徴としている。
この場合、底部の打ち抜き加工時に用いる円筒形の受け金型の上端面の内周領域に平坦面を設けているから、該受け金型の上端面の内周縁に従来例のように尖った部分がなくなり、当該受け金型の寿命が向上する。しかも、最終的に得た鍔部の内周部分の内側面は径方向に沿った平坦面になるから、ころの端面に対するエッジ当たりが避けられる。
本発明は、シェル形総ころ軸受の定格荷重の向上ならびにコストの低減を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るシェル形総ころ軸受の上半分を示す断面図、図2は、図1の(2)−(2)線断面の矢視図、図3は、図1の外輪の製造工程を示す図、図4は、図3の工程に続く工程を示す図、図5は、図4の工程が終了した状態を示す図である。
図に示すシェル形総ころ軸受1は、シェル形の外輪2と、外輪2の内周に組込まれる複数のころ3とを備える。
外輪2は、内周面をころ3の軌道面とする円筒形状の軌道部2aと、軌道部2aの軸方向一端側に設けられる径方向内向きの先曲げ鍔部2bと、軌道部2aの軸方向他端側に設けられる径方向内向きの後曲げ鍔部2cとを備える。なお、先曲げ鍔部2bおよび後曲げ鍔部2cの「先曲げ」、「後曲げ」は、以下で説明する外輪2の製造順序に基づいて用いており、先曲げ鍔部2bが請求項に記載の一方の鍔部に相当する。
ころ3は、その軸方向両端面が平坦なLFタイプと呼ばれる形状である。
先曲げ鍔部2bは、外輪2の軌道部2aの肉厚と略同一の肉厚であるが、後曲げ鍔部2cは、外輪2の軌道部2aの肉厚よりも薄い肉厚になっている。
先曲げ鍔部2bは、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面5に対して所定角度θ1傾いたテーパ形状になっている。この傾斜角度θ1は、0度以上、10度以下、好ましくは、0度以上、5度以下に設定される。傾斜角度θ1が0度未満、つまり先曲げ鍔部2bが軸方向外側に向けて傾いていると、ころ3の案内ができなくなるとともに、ころ3が外輪2から簡単に抜け出すようになる。一方、傾斜角度θ1が10度を超えると、使用するころ3の全長を短くする必要があるので好ましくない。さらに、この先曲げ鍔部2bの内周部分の外側面2dおよび内側面2eは、径方向に沿う平坦面形状に形成されている。
なお、後曲げ鍔部2cは、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面5に対して所定角度θ2傾いている。この傾斜角度θ2は、45度以上、90度以下、好ましくは、45度以上、70度以下に設定される。傾斜角度θ2が45度未満であると、断面係数が小さくなり後曲げ鍔部2cのアキシアル荷重に対する曲げ強度が低下するようになる。
先曲げ鍔部2bの内径寸法R1および後曲げ鍔部2cの内径寸法R2は、各ころ3の中心を結ぶ円の直径寸法PCD以下で、かつ、各ころ3の内接円の直径寸法R3より大きく設定される。
このようなシェル形総ころ軸受1のシェル形外輪2を製造する手順の一例を説明する。
図3に示すように、まず、外輪2の基材となる一枚の金属板を有底円筒形に加工した後、この有底円筒部材Z2を第1受け金型10の貫通孔10a内に入れて、円柱形の第2受け金型11上で受けさせる。この基材となる金属板は例えばJIS規格SCM415等の低炭素合金鋼などが挙げられるが、それのみに限定されない。この有底円筒部材Z2を押し金型15で加圧して絞り加工することにより有底円筒部材Z2の底部を軸方向内側に凹ませる。このとき、有底円筒部材Z2の開口側は、内径寸法を大きくするように薄肉にすることにより段付き形状となる。
なお、第2受け金型11は、その上端面の外周領域がテーパ面11aに形成されていて、上端面においてテーパ面11aよりも内径側の中央領域が径方向に沿う平坦面11bに形成されている。一方、押し金型15は、その下端外周に環状凸部15aが設けられているとともに、下端に凹面15bが設けられている。このような金型11,15を用いるので、有底円筒部材Z2の底部を凹ませたときに、その付け根側領域Z3が径方向に沿う面に対し所定角度傾くテーパ形状になり、底部の中央領域の内側面Z4と外側面Z5が径方向に沿う平坦面形状に形成される。
次いで、図4に示すように、第1受け金型10の貫通孔10a内に円筒形の第3受け金型12を挿入し、この第3受け金型12の上端面で有底円筒部材Z2の底部を受けさせ、この底部の中央領域を抜き金型16で円形に打ち抜くことにより底部に円形孔を設ける。第3受け金型12の上端面の形状は、その外周面が径方向に沿う平坦面12aに形成され、この外周平坦面12aよりも内径側で径方向途中の領域が有底円筒部材Z2の底部の付け根側領域Z3と同じ形状のテーパ面12bに形成されていて、このテーパ面12bよりも内径側の中央領域に径方向に沿う平坦面12cが形成されている。抜き金型16は、その下端外周が第3受け金型12の内径面に沿い有底円筒部材Z2の底部の中央領域を加圧することで該底部を打ち抜くものである。このようにして有底円筒部材Z2の底部の中央領域に円形の孔を開けることで先曲げ鍔部2bが得られる。つまり、前記打ち抜き時に、前記底部のテーパ形状の付け根側領域Z3を残すとともに前記底部の中央領域の径方向に沿う平坦部分の一部を残すことで、軸方向内側に向いて傾斜するテーパ形状の先曲げ鍔部2bが得られるとともに、この先曲げ鍔部2bの内周部分に径方向に沿う平坦面からなる外側面2dと内側面2eが得られる。
この後、外輪2の開口側端部の薄肉部分を屈曲することにより図1に示す形状の後曲げ鍔部2cを得る。このように成型した外輪2に例えば浸炭焼入などの硬化処理を施す。
このようにして製造した外輪2の軌道部2aの内周および先曲げ鍔部2bの内面にグリースなどの潤滑剤を塗布しておいて、この外輪2の内部に、複数のころ5を組み込むことにより、シェル形ころ軸受1が完成する。
以上説明したシェル形総ころ軸受1では、軸方向内側に傾いた先曲げ鍔部2bの内周部分の内側面2eでころ3を軸方向に位置規制できるので、仮にころ3を端面が平坦な形状のLFタイプにしても、ころ3が外輪2の内隅2fに干渉しない。つまり、ころを安価で負荷容量の大きいLFタイプにできるので、軸受の定格荷重の向上やコスト低減が可能になる。なお、内隅2fところ3の端面との間に、空隙ができるが、この空隙は潤滑剤溜まりとなり、好ましい。
しかも、ころ3が先曲げ鍔部2bの内周部分の内側面2eに当接したときでも、この内側面2eを径方向に沿う平坦面にしているので、ころ3の端面に対するエッジ当たりを防止できる。
さらに、先曲げ鍔部2bの内周部分の外側面2dと内側面2eとを平坦面にしていれば、上述した外輪2の製造時に下記するような効果を奏する。つまり、本実施の形態では外側面2dと内側面2eとを平坦面にするために、図5に示すように、上述した外輪2の製造時に用いる第3受け金型12の上端面の内周領域に平坦面12cを設けている。これに対し、図6に示すように、従来形状の鍔部を形成する場合に用いる第3受け金型12は、その上端面のテーパ面12bの内周領域を平坦にせずに先鋭に尖らせているので、有底円筒部材Z2の底部を打ち抜くときに前記第3受け金型12の尖った内周縁部分に応力が集中して、その部分が疲労破損しやすくなるなど、第3受け金型12の寿命が短くなっていた。しかし、本実施の形態のように、第3受け金型12の上端面の内周に平坦面12cを設けた場合、第3受け金型12の寿命を向上できて、製造コストの低減に貢献できる。参考までに、例えば外輪2の軌道部2aの肉厚を1mm以上とする場合、平坦部2dの径方向幅は、1mm以上に設定するのが好ましい。
ところで、外輪2の後曲げ鍔部2cは、図7に示すように、径方向に沿う形状にすることができる。この場合でも、LFタイプのころ3を用いることができる。というのは、後曲げ鍔部2cは、そもそも、外輪2の製造時に上述しているように、その内径を大きくするようにして薄肉にしている関係より、外輪2の軌道部2aと後曲げ鍔部2cとの間にできる内隅2gが、外輪2の軌道面よりも径方向外向きに拡がっているため、この内隅2gにころ3の端縁が干渉しなくなっているからである。
本発明の実施形態に係るシェル形総ころ軸受の上半分を示す断面図 図1の(2)−(2)線断面の矢視図 図1の外輪の製造工程を示す図 図3の工程に続く工程を示す図 図4の工程が終了した状態を示す図 図4の製造工程に対する従来例で、図5に対応する図 本発明の他の実施形態に係るシェル形総ころ軸受の上半分を示す断面図
符号の説明
1 シェル形総ころ軸受 2 シェル形の外輪
2a 軌道部 2b 先曲げ鍔部
2c 後曲げ鍔部 2d 先曲げ鍔部の外側面
2e 先曲げ鍔部の内側面 3 ころ

Claims (3)

  1. 軸方向両端に径方向内向きの鍔部を設け、一方の鍔部をころ軌道部の肉厚と略同じ肉厚にし、他方の鍔部をころ軌道部よりも薄い肉厚としたシェル形の外輪と、この外輪の内周に組み込まれる複数のころとを備えたシェル形総ころ軸受であって、
    該ころ軌道部と略同じ肉厚の鍔部を、軸方向内側に向くよう径方向に沿う面に対し所定角度傾くテーパ形状とし、この鍔部の内周部分の外側面および内側面を径方向に沿う平坦面形状に形成したことを特徴とするシェル形総ころ軸受。
  2. ころを、その端面が平坦な形状とした、ことを特徴とする請求項1に記載のシェル形総ころ軸受。
  3. 軸方向両端に径方向内向きの鍔部を設け、一方の鍔部をころ軌道部の肉厚と略同じ肉厚にし、他方の鍔部をころ軌道部よりも薄い肉厚としたシェル形の外輪を有するシェル形総ころ軸受の前記外輪を製造する方法であって、
    有底の円筒部材の底部を絞り加工することにより該底部の中央領域を軸方向内側に凹ませて、該底部の付け根側領域を軸方向内側に向くように径方向に沿う面に対し所定角度傾くテーパ形状とするとともに該底部の中央領域の内側面と外側面とを径方向に沿う平坦面形状とする工程と、
    該有底の円筒部材の底部外周を円筒形の受け金型の上端面で受けさせた状態で該底部の中央領域を円形に打ち抜くことにより、該底部の付け根側領域をテーパ形状の鍔部として残すとともに、この鍔部の内周部分に該底部の中央領域の径方向に沿う平坦な外側面および内側面を残す工程とを有し、
    前記底部の打ち抜き工程で用いる円筒形の受け金型は、その上端面の径方向途中領域に底部の付け根側領域を受けるテーパ面を有し、該上端面において前記テーパ面の内周領域に底部の平坦な中央領域において前記付け根側領域の近傍を受ける平坦面を有していることを特徴とするシェル形総ころ軸受の外輪の製造方法。
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