JP2007040337A - シェル形ころ軸受および回転軸支持構造 - Google Patents

シェル形ころ軸受および回転軸支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 余分な工程を増やさず、圧入時のかじりを防止したシェル形ころ軸受および回転軸支持構造を提供する。
【解決手段】 縁曲げ部21を径方向内側に折り曲げる際に、折曲げ部22の円弧を構成する仮想円24が、シェル形外輪12の外径面23を延長した延長面25よりも内側に配置するように折り曲げる。このようなシェル形外輪12は、外径面23よりも外径側に配置する部分を有さず、仮想円24は外径面23と滑らかに連なるため、圧入時にかじることはない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、シェル形ころ軸受および回転軸支持構造に関し、特に、取り付け時にハウジングに圧入されるシェル形ころ軸受およびこのような構成を有する回転軸支持構造に関する。
従来、スロットルバルブやトランスミッション、カーエアコン用コンプレッサ、スタータ等に使用される軸受として、軸受投影面積が小さいにもかかわらず、高荷重の負荷を受けることができ、かつ、高剛性であるシェル形ころ軸受が使用されていた。このようなシェル形ころ軸受は、シェル形外輪と、シェル形外輪の転走面である内径面に沿うように配置された複数のころと、複数のころの間隔を保持する保持器とからなる。
上記したシェル形ころ軸受は、ハウジングに設けられた係合穴に取り付けられ、内径側に挿入されたスロットルシャフト等の回転軸を支持する。ハウジングへの取り付けに際しては、係合穴に対し、シェル形ころ軸受を圧入することにより取り付けられる。
ここで、従来のシェル形ころ軸受の製造方法について説明する。図8は、従来のシェル形ころ軸受の製造方法の一例を示す概略図である。図8を参照して、まず、シェル形外輪の素材である平板状の鋼板121を、深絞り加工してカップ状に成型した後、カップの底部分を打ち抜いて一方のフランジ122を形成する。その後、転走面123の加工を行い、全体を浸炭焼入れ等の焼入れ処理を行う。その後、ころ125と保持器126とを入れ、カップの入口側の縁曲げ部124を縁曲げ加工して他方のフランジ127を形成する。ここで、カップの底部分を打ち抜いた状態で一旦焼入れ処理を行うため、カップの入口側のフランジ127の縁曲げ加工を行うときに、縁曲げ部124を焼きなまし処理して、縁曲げ加工を行っても割れが発生しないようにする。なお、上記した焼入れ処理は、ころ125と保持器126を入れた後に焼入れ処理を行ってもよい。この場合、たとえば、カップ入口側の板厚を薄くすることにより硬度を下げ、縁曲げ加工を行っても割れを発生しないようにする。その後、洗浄等の工程を経て、シェル形ころ軸受が製造される。
このように製造されたシェル形ころ軸受は、ハウジングに設けられた係合穴にシェル形外輪の締め代をもって圧入され、組み込まれる。ここで、圧入に際しては、シェル形外輪のカップの底部側を押圧して圧入することが好ましい。シェル形外輪のカップ入口側は、フランジ127の縁曲げ加工を行うときに、縁曲げ部124を焼きなましにより、また、板厚を薄くすることにより硬度を下げているため、カップ入口側を押圧すると、縁曲げ部分が変形するおそれがあるからである。
ここで、シェル形ころ軸受を、ハウジングに設けられた係合穴に確実に固定する必要があるため、シェル形外輪の外径面の寸法に対し、係合穴の開口端の内径面の寸法は、若干大きいだけでほとんど差はなく設計されている。したがって、圧入時に互いの部材が干渉しあい、かじりが生じるおそれがあった。特に、ハウジングの構成部材がアルミニウム等の比較的硬度の低い材料からなる場合においては、かじりが発生するおそれが高かった。
上記したかじりを防止するために、シェル形外輪の形状を変更したシェル形ころ軸受が、特開平11−303863号公報(特許文献1)および特開平11−182541号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1によると、シェル形外輪の幅面から一定距離の外径面の寸法を小さくして、段差を設けている。図9は、シェル形外輪の外径面に段差が設けられたシェル形ころ軸受の一部を示す断面図である。図9を参照して、シェル形ころ軸受101は、シェル形外輪102と、ころ103と、保持器104とからなる。ここで、シェル形外輪102の外径面105には、その幅面106から一定の距離に、外径面105よりもやや径が小さい小径部分107が設けられている。
また、特許文献2によると、シェル形外輪の幅面から一定距離の外径面に、テーパを設けている。図10は、シェル形外輪の外径面にテーパが設けられたシェル形ころ軸受の一部を示す断面図である。図10を参照して、シェル形ころ軸受111は、シェル形外輪112と、ころ113と、保持器114とからなる。ここで、シェル形外輪112の外径面115は、その幅面116の外径を最も小さくし、外径面115まで徐々に外径を大きくするテーパ117が設けられている。
シェル形外輪の形状を図9、図10のような形状にすると、係合穴の開口端の内径面の寸法と外輪の幅面側における外径面の寸法との差が大きくなり、ハウジングへの圧入時において、かじるおそれが少なくなる。
特開平11−303863号公報(段落番号0015〜0016、図2) 特開平11−182541号公報(段落番号0012〜0013、図1)
特許文献1および特許文献2によると、ハウジングへの圧入時において、かじるおそれを少なくするためには、シェル形外輪の外径面の形状を変更しなければならず、特別な加工を必要とする。すなわち、シェル形外輪の外径面の一部を、段差を有する形状やテーパ形状とするために、たとえば、別途プレスで外径面を内径側に押圧したり、旋盤にて外径面を旋削等したりする必要がある。
このような特別な加工工程を増やすことは、手間となり、また、コストを増加させる要因となる。
一方、このような特別な加工工程を行わないと、縁曲げ部を折り曲げたときに、外径面よりも径が大きくなる部分が発生し、圧入時にその部分がかじるおそれがある。
この発明は、余分な工程を増やさず、圧入時のかじりを防止したシェル形ころ軸受および回転軸支持構造を提供することを目的とする。
この発明に係るシェル形ころ軸受は、複数のころと、シェル形外輪とを備える。上記したシェル形外輪は、縁曲げ部を径方向内側に、角部が円弧状になるように折り曲げた折曲げ部を有する。ここで、円弧を構成する仮想円は、シェル形外輪の外径面を軸方向に延長した延長面の内側にある。
このように構成することにより、折曲げ部において、シェル形外輪の外径面よりも外径側に配置する部分を有することはない。また、ロールまたはプレス等によって折り曲げられるため、このような仮想円は、シェル形外輪の外径面と滑らかに連なることから、ハウジングへの圧入時において、シェル形外輪の外径面とハウジングの係合穴の開口端とが、かじることはなくなる。さらに、通常の折り曲げ加工において、円弧を構成する仮想円をこのように規定することにより、特別な加工工程を設ける必要はない。
この発明の他の局面においては、回転軸支持構造は、複数のころとシェル形外輪とを備えるシェル形ころ軸受と、シェル形ころ軸受に支持される回転軸と、シェル形外輪の外径面を係合穴に圧入させるハウジングとを有する。上記したシェル形外輪は、縁曲げ部を径方向内側に、角部が円弧状になるように折り曲げた折曲げ部を有する。ここで、円弧を構成する仮想円は、シェル形外輪の外径面を軸方向に延長した延長面の内側にある。
このように構成することにより、ハウジングへの圧入時において、ハウジングおよびシェル形ころ軸受がかじることのない回転軸支持構造を提供することができる。
この発明によれば、折曲げ部において、シェル形外輪の外径面よりも外径側に配置する部分を有することはない。また、ロールまたはプレス等によって折り曲げられるため、このような仮想円は、シェル形外輪の外径面と滑らかに連なることから、ハウジングへの圧入時において、シェル形外輪の外径面とハウジングの係合穴の開口端がかじることはなくなる。さらに、通常の折り曲げ加工において、円弧を構成する仮想円をこのように規定することにより、特別な加工工程を設ける必要はない。
その結果、余分な工程を増やさず、圧入時のかじりを防止したシェル形ころ軸受および回転軸支持構造を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係るシェル形ころ軸受11を示す断面図である。図2を参照して、シェル形ころ軸受11は、以下の工程で製造されるシェル形外輪12と、シェル形外輪12の転走面である内径面に沿うように配置される複数のころ13と、複数のころ13の間隔を保持する保持器14とからなる。
次に、図2に示したシェル形ころ軸受11の製造方法について説明する。まず、シェル形外輪の素材となる平板状の鋼板を、深絞り成型してカップ状とする。次に、カップ状の底部分を打ち抜いて開口した後、全体の熱処理を行う。この場合の熱処理は、浸炭窒化処理や、浸炭焼入処理等であり、熱処理を施すことによりシェル形外輪12の硬度が上がる。次に、開口部の反対側の縁曲げ部を、後の折り曲げ工程によって割れないように、焼きなまし処理を行い、硬度を下げる。なお、この焼きなまし工程を行わず、縁曲げ部を除く部分のみを熱処理して、硬度を上げることにしてもよい。
次に、複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入する。図3(A)は、複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入する場合を示した図である。図3(A)を参照して、カップ底部15側からは挿入することができないため、図3(A)中の矢印Xの方向、すなわち、縁曲げ部21側から、複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入する。ここで、縁曲げ部21は、内径面よりやや大径で開口されているため、予めころ13を保持器14に組み込んだ状態であっても、縁曲げ部21側から、ころ13および保持器14を挿入することができる。
複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入後、縁曲げ部21を径方向内側に、角部が円弧状になるように、ロールまたはプレス等で折り曲げる。図3(B)は、縁曲げ部21を径方向内側に折り曲げた状態を示す図である。縁曲げ部21の折り曲げは、ころ13および保持器14の軸方向の移動を規制するよう、軸方向に対してほぼ垂直な方向に折り曲げる。
ここで、シェル形外輪12の熱処理工程を行う前に、複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入し、板厚を薄くして硬度を下げた縁曲げ部21を径方向内側に、角部が円弧状になるように、プレス等で折り曲げ、その後に熱処理を行ってもよい。
図3においてIで示した部分について、図1(A)は、従来における縁曲げ部51を折り曲げた折曲げ部52付近を示す拡大図であり、図1(B)は、シェル形ころ軸受11に含まれるシェル形外輪12の縁曲げ部21を折り曲げた折曲げ部22付近を示す拡大図である。従来においては、図1(A)に示すように、縁曲げ部51を折り曲げたときに、折曲げ部52の円弧を構成する仮想円54は、シェル形外輪50の外径面53を延長した延長面55よりも外径側に配置する部分を有する。ここで、外径側に配置する部分については、シェル形外輪50の外径面53よりも外径側に突出しているため、ハウジングへの圧入時において、その部分がハウジングの係合穴の開口端部とかじるおそれがある。
ここで、折り曲げ工程において、図1(B)に示すように、縁曲げ部21を径方向内側に折り曲げたときに、折曲げ部22の円弧を構成する仮想円24が、シェル形外輪12の外径面23を延長した延長面25の内側に配置するように、ロールまたはプレス等によって折り曲げる。そうすると、折曲げ部22において、外径面23よりも外径側に配置する部分を有しないことになる。また、ロールまたはプレス等によって折り曲げられるため、このような仮想円24は、外径面23と滑らかに連なることから、ハウジングへの圧入時において、ハウジングの係合穴の開口端部とかじることはない。
その後、洗浄等を行い、シェル形ころ軸受11を製造する。
次に、上記の製造方法で製造されたシェル形ころ軸受11の圧入方法について説明する。図4は、シェル形ころ軸受11をハウジング26に圧入する状態を示す断面図である。図4を参照して、シェル形ころ軸受11は、縁曲げ部21が径方向内側に折り曲げられた折曲げ部22を圧入側として、カップ底部15側を矢印Yの方向に押されることにより、ハウジング26に設けられた係合穴27に圧入される。
この場合において、ハウジング26に設けられた係合穴27の内径面28のうち、開口端部29の径方向の寸法は、シェル形ころ軸受11の外径面23の寸法よりも若干大きく設計されている。ここで、折曲げ部22は、外径面23よりも外径側に配置する部分を有しない。さらに、折曲げ部22と外径面23は滑らかに連なっている。したがって、圧入時において、シェル形ころ軸受11の外径面23と、ハウジング26に設けられた係合穴27の開口端部29とは、かじることはない。
以上より、余分な工程を増やさず、圧入時のかじりを防止したシェル形ころ軸受を提供することができる。
なお、上記の実施の形態においては、縁曲げ部を、径方向内側に、軸方向に対してほぼ垂直な方向に折り曲げることとしたが、これに限らず、縁曲げ部を径方向内側に、軸方向に沿うように折り曲げてもよい。図5は、この場合の、シェル形ころ軸受31を示す断面図である。図5を参照して、シェル形ころ軸受31は、シェル形外輪32と、複数のころ33と、複数のころ33を保持する保持器34とを有する。ここで、縁曲げ部36は、径方向内側に、軸方向に沿うように折り曲げられている。
図6は、図5においてVIで示した、シェル形ころ軸受31の折曲げ部35付近を示す拡大図である。図6を参照して、折り曲げ工程においては、縁曲げ部36を径方向内側に、軸方向に沿うように折り曲げたときに、折曲げ部35の円弧を構成する仮想円38が、シェル形外輪32の外径面37を延長した延長面39よりも内側に配置するように折り曲げる。そうすると、折曲げ部35において、外径面37よりも外径側に配置する部分を有することはなく、また、仮想円38は外径面37と滑らかに連なるため、ハウジングへの圧入時において、ハウジングの係合穴の開口端部とかじることはない。
こうすることにより、縁曲げ部36を、径方向内側に、軸方向に沿うように折り曲げた場合においても、圧入時において、かじるおそれはない。
図7は、回転軸支持構造として、上記したシェル形ころ軸受をスロットルシャフトの支持軸受に適用した場合の、スロットルバルブ装置の一例を示す断面図の一部である。図7を参照して、スロットルバルブ装置41は、内部に吸気通路を形成するスロットルボディ44と、開閉により吸気量を調節するスロットルブレード45と、スロットルブレード45に固定されたスロットルシャフト43と、スロットルシャフト43を支持するシェル形ころ軸受42とを有する。
スロットルバルブ装置41は、スロットルシャフト43をワイヤーやモータ(図示せず)等により回転させることにより、スロットルブレード45を開閉させ、吸気量を調整する。スロットルシャフト43は、シェル形ころ軸受42に支持されており、シェル形ころ軸受42は、スロットルボディ44に設けられた係合穴へ圧入され、固定されている。スロットルボディ44は、スロットルバルブ装置41の軽量化等のため、アルミニウム等の軽合金で製造されている。
ここで、回転軸支持構造は、上記したシェル形ころ軸受42と、回転軸としてシェル形ころ軸受42に支持されるスロットルシャフト43と、シェル形ころ軸受42を圧入させる係合穴を設けたスロットルボディ44とを有する。シェル形ころ軸受42をスロットルシャフト43の支持軸受に使用することにより、シェル形ころ軸受42をスロットルボディ44に設けられた係合穴へ圧入するときに、かじりが発生しない回転軸支持構造を提供することができる。
また、ミッション装置やコンプレッサ等、ハウジングが、比較的硬度が低く、圧入時にかじりを生じやすい軽合金材料で製造されている装置等においても、上記した回転軸支持構造を適用することができる。さらに、ギアーやカム等の、ハウジングが、焼結金属材料等で製造されている場合についても同様である。
なお、上記の実施の形態において、シェル形ころ軸受は、保持器を有することとしたが、これに限らず、シェル形ころ軸受は保持器を有しない、いわゆる総ころタイプのシェル形ころ軸受であってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るシェル形ころ軸受および回転軸支持構造は、シェル形ころ軸受をハウジングへ圧入するときに、かじることがないので、取り付け時にハウジングに圧入されるシェル形ころ軸受およびこのような構成を有する回転軸支持構造に有効に利用される。
従来における縁曲げ部51を折り曲げた折曲げ部52付近を示す拡大図(A)およびシェル形ころ軸受11に含まれるシェル形外輪12の縁曲げ部21を折り曲げた折曲げ部22付近を示す拡大図(B)である。 この発明の一実施形態に係るシェル形ころ軸受11の断面図である。 複数のころ13を組み込んだ保持器14を挿入する状態を示した断面図(A)および縁曲げ部21を径方向内側に折り曲げた状態を示す断面図(B)である。 シェル形ころ軸受11をハウジング26の係合穴27に圧入する状態を示す断面図である。 この発明の他の実施形態に係るシェル形ころ軸受31を示す断面図である。 図5においてVIで示した、シェル形ころ軸受31に含まれるシェル形外輪32の折曲げ部35付近を示す拡大図である。 回転軸支持構造として、シェル形ころ軸受42をスロットルシャフト43の支持軸受に適用した場合の、スロットルバルブ装置41の一例を示す断面図の一部である。 従来のシェル形ころ軸受の製造方法の一例を示す概略図である。 従来におけるシェル形外輪102の外径面105に段差が設けられたシェル形ころ軸受101の一部を示す断面図である。 従来におけるシェル形外輪112の外径面115にテーパ117が設けられたシェル形ころ軸受111の一部を示す断面図である。
符号の説明
11,31,42,50 シェル形ころ軸受、12,32 シェル形外輪、13,33 ころ、14,34 保持器、15 カップ底部、21,36,51 縁曲げ部、22,35,52 折曲げ部、23,37,53 外径面、24,38,54 仮想円、25,39,55 延長面、26 ハウジング、27 係合穴、28 内径面、29 開口端部、41 スロットルバルブ装置、43 スロットルシャフト、44 スロットルボディ、45 スロットルブレード。

Claims (2)

  1. 複数のころと、シェル形外輪とを備えるシェル形ころ軸受であって、
    前記シェル形外輪は、縁曲げ部を径方向内側に、角部が円弧状になるように折り曲げた折曲げ部を有し、
    前記円弧を構成する仮想円は、前記シェル形外輪の外径面を軸方向に延長した延長面の内側にある、シェル形ころ軸受。
  2. 複数のころとシェル形外輪とを備えるシェル形ころ軸受と、前記シェル形ころ軸受に支持される回転軸と、前記シェル形外輪の外径面を係合穴に圧入させるハウジングとを有する回転軸支持構造であって、
    前記シェル形外輪は、縁曲げ部を径方向内側に、角部が円弧状になるように折り曲げた折曲げ部を有し、
    前記円弧を構成する仮想円は、前記シェル形外輪の外径面を軸方向に延長した延長面の内側にある、回転軸支持構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014521903A (ja) * 2011-08-10 2014-08-28 シェフラー テクノロジーズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー 特にシェル形針状ころ軸受け用のラジアルころ軸受け装置
WO2023149163A1 (ja) * 2022-02-04 2023-08-10 Ntn株式会社 シェル形ころ軸受およびシェル形ころ軸受の固定構造

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