JP2002106576A - シェル型ころ軸受 - Google Patents

シェル型ころ軸受

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JP2002106576A
JP2002106576A JP2000305162A JP2000305162A JP2002106576A JP 2002106576 A JP2002106576 A JP 2002106576A JP 2000305162 A JP2000305162 A JP 2000305162A JP 2000305162 A JP2000305162 A JP 2000305162A JP 2002106576 A JP2002106576 A JP 2002106576A
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outer ring
shell
roller bearing
type roller
pair
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Shingo Kono
信吾 河野
Hideki Akamatsu
英樹 赤松
Teruo Mizutani
照雄 水谷
Hiroshi Nishida
広志 西田
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/64Special methods of manufacture

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 方向判別を容易に行うことのできるシェル型
ころ軸受を提供する。 【解決手段】 シェル型ころ軸受は、円筒状の軌道面1
の両側に内径方向の鍔部2、3を有するシェル型外輪5
と、この外輪5の軌道面に転動自在に組込まれた複数の
ころ7と、各ころ7を転動自在に保持する保持器9とを
具備する。両鍔部2、3の内径を異ならせ、この鍔部
2、3の内周にそれぞれ形成された係合部11、13
を、外輪5を挟んで配置した案内面15、17と軸方向
で係合させ、方向判別を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のトランス
ミッションやカーエアコン用コンプレッサ、スタータ等
の回転を支持する部分に使用されるシェル型ころ軸受に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカーエアコン用スクロールコンプ
レッサにおいては、軸(例えばクランク軸)をハウジン
グに対して回転自在に支持するため、シェル型ころ軸
受、特にシェル型針状ころ軸受が使用されている。
【0003】一般にこの種のシェル型針状ころ軸受は以
下の工程を主要工程として製造される。先ず、平板状鋼
鈑を深絞り加工してカップ状に形成し、次にカップの底
部分を打ち抜いて一方(カップ底側)の鍔部を形成し、
軌道面の加工を行った後、全体に焼入れ処理(例えば浸
炭焼入れ)を施す。そして、この外輪素材に、保持器と
ニードルころを組み込んだ上で、カップの入口側の周縁
部を縁曲げ加工して他方(カップ入口側)の鍔部を形成
する。この製作工程において、外輪はカップの底部分を
打ち抜いた状態で一旦焼入れ処理されるため、カップ入
口側の鍔部の縁曲げ加工を行うに際し、当該曲げ部分を
部分的に焼きなまし処理して縁曲げしても割れが発生し
ないようにする必要がある。
【0004】このようにして製造されたシェル型針状こ
ろ軸受は、ハウジングに形成した保持孔に外輪を締め代
をもって圧入することにより、回転支持部分に組付けら
れる。 この場合、外輪のカップ入口側は、鍔部の縁曲
げ加工を行うに際して、縁曲げ部分を焼きなまして硬度
を下げているため、外輪のカップ入口側を押圧して圧入
すると縁曲げ部分が変形する可能性がある。そのため、
ハウジングの保持孔への圧入は、高い硬度を有する外輪
のカップ底側を押圧して行なうのが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のシェ
ル型針状ころ軸受は、ハウジングの保持孔への圧入時に
方向性が問われるため、圧入作業に先立って外輪の方向
判別が必要となる。従来、この方向判別は、手作業で行
う以外は実用的な手段が確立されておらず、組立工数の
増加が問題となっている。
【0006】そこで、本発明は、方向判別を容易に行う
ことのできるシェル型針状ころ軸受の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、円筒状の軌道面の両側に内径方向の鍔
部を有するシェル型外輪と、この外輪の軌道面に転動自
在に組込まれた複数のころと、各ころを転動自在に保持
する保持器とを有するシェル型ころ軸受において、 外
輪に、当該外輪を挟んで配置した案内面と軸方向で係合
可能な一対の係合部を左右非対称に設けた。
【0008】左右非対称の係合部は、例えば外輪の両端
部の外径寸法または内径寸法を異ならせることによって
形成することができる。このようにして形成された両係
合部にそれぞれ案内面を軸方向から係合させ、その時の
案内面同士の軸方向の位置関係を読み取ることにより、
容易に外輪の方向性を判別することが可能となる。
【0009】具体的に、一対の係合部は、例えば内径の
異なる両鍔部の内周に形成したり、面取り寸法の異なる
外輪外周の両面取り部に形成することができる。また、
一対の係合部のうち、少なくとも一方を外輪の外周面に
形成した段部で形成してもよい。
【0010】この発明は、外輪のうち、外輪をハウジン
グに圧入する際の圧入側となる端部外周の面取り部近傍
を焼きなまし処理等により、他所よりも低い表面硬さに
したシェル型ころ軸受に適用することができる。
【0011】上記面取り部と外輪外周面との間にテーパ
部を介在させれば、ハウジングに形成した保持孔に外輪
を圧入する際に、外輪のテーパ部を保持孔に緩く嵌合す
るだけで外輪の中心軸と保持孔の中心軸とを自動的に一
致させ、保持孔で確実に保持することができる。従っ
て、位置決めが容易に行なえるようになり、しかも保持
孔に対するすわり性も良好となる。
【0012】縁曲げにより上記圧入側の鍔部となる薄肉
端部の内周面と軌道面との間に、テーパ部に相当する長
さを有し、軌道面内径よりも大径でかつ薄肉端部内径よ
りも小径の逃げ部を形成すれば、テーパ部の形成に伴う
軌道面の部分的な盛り上がりを防止することができ、軸
受性能への悪影響を回避することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図9に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、この実施形態にかかる
シェル型ニードル軸受は、円筒状の軌道面1の軸方向両
側に内径側に折返した鍔部2、3を有するシェル型の外
輪5と、外輪5の軌道面1に転動自在に組込まれた複数
のニードルころ7と、ニードルころ7を円周方向等間隔
に保持する保持器9とを具備する。
【0015】外輪5は、従来と同様の手順で成形され
る。すなわち、平板状の外輪素材(通常は鋼材料であ
る)を深絞り加工してカップ状に形成し、次にカップの
底部分を打ち抜いて一方(カップ底側:図面左側)の鍔
部2を形成し、軌道面1の加工を行った後、全体に焼入
れ処理(例えば浸炭焼入れ)を施す。そして、この外輪
素材5’(図7(a)参照)に、保持器9とニードルこ
ろ7を入れ、カップの入口側の薄肉端部10(図7
(a)参照)を縁曲げ加工して他方(カップ入口側:図
面右側)の鍔部3を形成する。カップ入口側の鍔部3の
縁曲げ加工を行う際には、曲げ部分に部分的な焼きなま
し処理を施して縁曲げ時の割れの発生を防止する。
【0016】このようにして組立てられたシェル型針状
ころ軸受は、ハウジングに形成した保持孔に外輪5を締
め代をもって圧入することにより、回転支持部分に組付
けられる。外輪5の圧入時には、焼きなましにより表面
硬度を低下させたカップ入口側ではなく、十分な表面硬
度を有するカップ底側を押圧する。
【0017】本発明においては、外輪5の外周面に、軸
受幅中心Oに対して左右非対称の一対の係合部11、1
3が設けられる。この係合部11、13は、例えば外輪
5端部の内径寸法または外径寸法を異ならせることによ
って形成することができる。図1はその一例で、内径寸
法を異ならせた(内径差d)鍔部2、3の内周に係合部
11、13を形成したものである。図面では、カップ入
口側の鍔部3の内径をカップ底側の鍔部2内径よりも大
きくしているが、内径の大小関係を反対にしても構わな
い。
【0018】この場合、図2に示すように、傾斜状の案
内面15、17を有する一対の係止部材19、21を、
案内面15、17同士を対向させつつ外輪5を挟むよう
にその軸方向両側に配置し、この係止部材19、21の
一方または双方を接近側に移動させて両案内面15、1
7を係合部11、13に押し当てると、両案内面15、
17の軸方向の位置関係にずれを生じる。つまり係止部
材19、21の基準面23、25と外輪5の両端面2
7、29との間の距離A、BがA>Bとなる。従って、
このずれ(A−B)を何らかの手段で検出することによ
り、例えば両案内面15、17と係合部11、13とが
係合するまでの初期位置からの係止部材19、21の移
動量を検出してその差を比較することにより、外輪5の
方向性を自動判別することが可能となる。なお、この場
合の案内面15、17は、例えば傾斜方向を逆にした同
一傾斜角のテーパ面状に形成することができる。
【0019】図3は、外輪5両端の外径寸法を異ならせ
たもので、上記一対の係合部11、13を面取り寸法
(例えばR寸法)の異なる面取り部31、33(外輪外
周)に形成したものである。図示例では、カップ入口側
の面取り部33の面取り寸法をカップ底側の面取り部3
1よりも大きくしているが、面取り寸法の大小関係を逆
にしてもよい。この場合も、係止部材19、21の基準
面23、25から外輪5の両端面27、29までの距離
A、BがA>Bとなるので、これを基準に外輪5の方向
性を自動判別することが可能となる。案内面15、17
は、図2と同様に傾斜方向が逆で傾斜角が同一のテーパ
面状に形成される。但し、案内面15、17は、図2の
ように内径側から係合部11、13に押し当てるのでは
なく、外径側から係合部11、13に押し当てる。な
お、面取り部31、33は図示のような円筒状だけでな
く、テーパ面状に形成してもよい。
【0020】図4は、外輪5両端の外径寸法を異ならせ
た例で、一対の係合部11、13のうちの一方(例えば
カップ底側の係合部11)を外輪5の外周面に形成した
段差で形成したものである。この場合、一方の案内面1
5を段差からなる係合部11に押し当てる一方、他方の
案内面17を外輪外周の面取り部33に押し当てること
により、係止部材19、21の基準面23、25から外
輪両端面27、29までの距離A、BがA<Bとなる。
従って、これを基準に外輪5の方向性を自動判別するこ
とが可能となる。この場合、図示のように、案内面1
5、17の形状は、段差と係合できる半径方向の平面と
するのが望ましい。また、上記一方の係合部11と同様
に他方の係合部13を段差に形成してもよい(この場
合、段差に至るまでの切込み長さは両端で異ならせてお
く)。
【0021】ところで、シェル型針状ころ軸受をハウジ
ングの保持孔に圧入する作業は、外輪5の中心軸と保持
孔の中心軸とを互いに一致させた状態で行なう必要があ
る。しかし、従来では、図6に示すように外輪5の圧入
側端部の外周がR形状の面取り部33になっているた
め、保持孔の孔縁に対するすわり性が悪く、位置決めが
面倒で、圧入作業性の低下につながり好ましくなかっ
た。しかも圧入開始時に傾いて外輪5の中心軸と保持孔
の中心軸が一致しなくなると、かじりが発生して圧入作
業に支障を来したり、外輪5やハウジングを傷める場合
がある。
【0022】図5は、以上の対策として外輪5の圧入側
となる面取り部33(焼きなまし処理されたカップ入口
側の面取り部)と外周面との間に、軸受端面29側を徐
々に縮径させたテーパ部35を形成したものである。テ
ーパ部35の小径側は面取り部33につながり、かつテ
ーパ部35の小径端は保持孔の内径よりも小さくなって
いる。
【0023】かかる実施形態のシェル型ニードル軸受に
よれば、ハウジングに形成した保持孔に圧入するに際し
て、外輪5のテーパ部35を保持孔に緩く嵌合すると、
テーパ部35により外輪5の中心軸と保持孔の中心軸が
自動的に一致すると共に保持孔に確実に保持されるか
ら、位置決めが容易に行なえ、しかも保持孔に対するす
わり性が良好である。このため、圧入によるかじりの発
生を防止し、外輪5やハウジングを傷めることなく保持
孔に正確に圧入することができる。
【0024】ところで、従来は、図7(a)に示す外輪
素材5’のカップ入口側に形成された円筒状の薄肉端部
10を縁曲げすることにより、カップ入口側の鍔部3を
形成している。ところが、この縁曲げ加工と同時に上記
テーパ部35を加工すると、その変形が軌道面1におよ
んで軌道面1の圧入側の端部1a(同図(b))に盛り
上がりを生じて軸受機能を害するおそれがある。
【0025】この場合、図8および図9に示すように、
鍔部3となる薄肉端部10の内周面と軌道面1との間
に、テーパ部35に相当する長さを有し、軌道面1内径
よりも大径でかつ薄肉端部10内径よりも小径の逃げ部
37を形成するのがよい。この逃げ部37によりテーパ
部35の加工時もそれに伴う変形が逃げ部37で吸収さ
れるため、軌道面1端部の盛り上がりを回避することが
できる。図8(a)は逃げ部37を円筒状に形成し、そ
の両側の軌道面1と薄肉端部10内周面とに段差39、
41を形成したもの、図9(a)は逃げ部37をテーパ
面状に形成したものである。
【0026】なお、本発明は上述した実施形態にのみ制
約されるものではなく、シェル型針状ころ軸受以外のシ
ェル型ころ軸受にも適用が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外輪を挟
んで配置した案内面を外輪に形成した一対の非対称の係
合部に係合させることにより、案内面の軸方向の位置関
係から容易に外輪の方向性を判別することができ、かつ
その自動化も容易となる。従って、シェル型ころ軸受を
ハウジングに組付ける際の作業性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシェル型ころ軸受の断面図であ
る。
【図2】図1に示すシェル型ころ軸受の方向判別工程を
示す断面図である。
【図3】シェル型ころ軸受の他の実施形態、および当該
軸受の方向判別工程を示す断面図である。
【図4】シェル型ころ軸受の他の実施形態、および当該
軸受の方向判別工程を示す断面図である。
【図5】外輪の要部を拡大した側面図である。
【図6】従来の外輪の要部を拡大した側面図である。
【図7】(a)図は従来の外輪素材の断面図、(b)図
は(a)図の外輪素材を用いたシェル型針状ころ軸受の
断面図である。
【図8】(a)図は本発明の外輪素材の断面図、(b)
図は(a)図の外輪素材を用いたシェル型針状ころ軸受
の断面図である。
【図9】(a)図は本発明の外輪素材の断面図、(b)
図は(a)図の外輪素材を用いたシェル型針状ころ軸受
の断面図である。
【符号の説明】
1 軌道面 2 鍔部(カップ底側) 3 鍔部(カップ入口側) 5 外輪 7 ころ(針状ころ) 9 保持器 11 係合部(カップ底側) 13 係合部(カップ入口側) 15 案内面 17 案内面 31 面取り部(カップ底側) 33 面取り部(カップ入口側) 35 テーパ部 37 逃げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 照雄 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 西田 広志 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3J101 AA13 AA24 AA32 AA42 AA62 BA54 BA63 FA46 GA11 GA24 GA29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の軌道面の両側に内径方向の鍔部
    を有するシェル型外輪と、この外輪の軌道面に転動自在
    に組込まれた複数のころと、各ころを転動自在に保持す
    る保持器とを有するシェル型ころ軸受において、 外輪が、当該外輪を挟んで配置した案内面と軸方向で係
    合可能な一対の係合部を左右非対称に備えることを特徴
    とするシェル型ころ軸受。
  2. 【請求項2】 上記一対の係合部が、外輪の両端部の外
    径寸法または内径寸法を異ならせて形成されている請求
    項1記載のシェル型ころ軸受。
  3. 【請求項3】 上記一対の係合部が、内径の異なる両鍔
    部の内周に形成されている請求項1または2記載のシェ
    ル型ころ軸受。
  4. 【請求項4】 一対の係合部が、面取り寸法の異なる外
    輪外周の面取り部に形成されている請求項1または2記
    載のシェル型ころ軸受。
  5. 【請求項5】 一対の係合部のうち、少なくとも一方が
    外輪の外周面に形成された段部からなる請求項1または
    2記載のシェル型ころ軸受。
  6. 【請求項6】 外輪のうち、外輪をハウジングに圧入す
    る際の圧入側となる端部外周の面取り部近傍を他所より
    も低い表面硬さにした請求項1〜5何れか記載のシェル
    型ころ軸受。
  7. 【請求項7】 上記面取り部と外輪外周面との間にテー
    パ部を介在させた請求項6記載のシェル型ころ軸受。
  8. 【請求項8】 縁曲げにより上記圧入側の鍔部となる薄
    肉端部の内周面と軌道面との間に、テーパ部に相当する
    長さを有し、軌道面内径よりも大径でかつ薄肉端部内径
    よりも小径の逃げ部を形成した請求項7記載のシェル型
    ころ軸受。
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