JP2005256765A - 内燃機関の排気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフトの軸受部にシールリングによりラビリンスを形成して排気ガスの漏れ量を低減するものにおいて、シールリングにスラスト方向への荷重を付与して排気ガスの漏出量の一層の低減を図るとともに、このスラスト方向への荷重を付与する弾性体を軸受部内に収納して軸受部の小型化を図る。
【解決手段】一方の軸受部3のシャフト5の外周面とボデー1側の軸受穴8の内面との間にシールリング10、12、13を介在してラビリンスを形成する。前記シャフト5の外周面とボデー側の軸受穴8の内面との間に、シールリング10、12、13をスラスト方向へ押圧する弾性体を介在する。
【選択図】図2

Description

本発明は内燃機関の排気制御装置に関する。
従来、自動車のエンジンの排気路を開閉して制動力を制御する排気ブレーキ用のバタフライバルブを備えた排気制御装置において、図7に示すように、バルブ101に固設された回転軸102と軸受103との間に軸受メタル104を介在し、該軸受メタル104の外側に位置して、軸受103の内径に当接し回転軸102とは隙間を有する第1のシールリング105と、回転軸102の外周面に当接し軸受103の内径とは離間する第2のシールリング106を交互に配置することにより、該2種のシールリング105,106間にラビリンスを形成して排気路107内を流れる排気ガスが軸受部を通じて外部へ漏出することを低減する排気制御装置が知られている(特許文献1参照)。
また、図8に示すように、バルブ101に固設された回転軸102と軸受103との間に、バルブ101側に位置してシール保持部材108を介在し、該シール保持部材108の外側に位置してシールリング109を介在し、更に、該シールリング109の外側に位置して軸受メタル110を介在し、更に軸受103に蓋板111を突設し、軸受メタル110の外面と蓋板111の内面側に圧縮スプリング112を介在し、該圧縮スプリング112の付勢力によって軸受メタル110をバルブ101側へ押圧し、軸受メタル110とシールリング109と、シール保持部材108間でラビリンスを形成して排気ガスの外部への漏出を低減するようにしたものも知られている(特許文献1参照)。
実開平6−34144号公報
前記図7に示す従来構造においては、シールリング105、106間にスラスト方向の隙間が生じるため、その隙間を通り、排気ガスが外部へ流出する問題がある。更に、シールリング105、106間に隙間を有することは、該シールリング105、106が排気ガスの脈動により、おどって異音が発生する問題がある。
また、前記の問題を解決するために前記図8に示すように、圧縮スプリング112を設けると、この圧縮スプリング112の付勢力は、軸受メタル110、シールリング109、シール保持部材108を介してバルブ101に伝達され、該バルブ101が図8において右方へ押し移動されて、バルブ101における前記シール保持部材108と反対側の軸受部(図1の右側の軸受部4)にバルブ101の端面(図1の左側の端面6a)が当接し、バルブ101が摩耗してバルブ101の円滑な回動を阻害し、正常な排気制御が行なわれない問題がある。更に、図8に示すように圧縮スプリング112を軸受103より外側へ突設すると軸受部が大型化する問題がある。
そこで本発明は、前記のようなシールリング部における排気ガスの漏れと異音の発生を防止し、かつ、前記のようなバルブの摩耗を防止し、更にはこれらの効果を発揮して軸受部の小型化を図ることができる内燃機関の排気制御装置を提案することを目的とするものである。
本発明は軸受部にシールリングによりラビリンスを形成して排気ガスの漏出を抑制するものにおいて、シールリングをスラスト方向に押圧する弾性体を軸受部内に設けて、排気ガスの漏出量を低減し、かつ、シールリングのガタつきを防止して異音の発生を防止し、更に、このような効果を発揮して軸受部の小型化を図ることを主な特徴とする。
このような目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ボデーに排気路を設けるとともに、該排気路の排気ガスの流れ方向と直交する方向にシャフトを設け、該シャフトの両端部をボデーに形成した軸受部で支承し、シャフトにおける前記排気路にバルブを固着し、前記両軸受部における一方の軸受部のシャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間にシールリングを介在してラビリンスを形成するものにおいて、前記シャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間に前記シーリングをスラスト方向へ押圧する弾性体を介在したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記軸受穴の奥部おいて、ボデー側に、シャフトの軸芯側へ突出する環状のシールリング受部をボデーと一体に突設し、該シールリング受部における前記軸受穴側の面をシール面とし、該シール面に前記シールリングを面接触させるようにしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記シャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間であって、前記シールリング受部のシール面と対向する側に、軸受ブシュをボデー側に圧入し、該軸受ブシュと前記シール面との間にシールリングと弾性体を圧縮して介在し、該弾性体によりシールリングにスラスト方向への荷重を付与したものである。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記弾性体を、波形座金又は皿ばね座金又は圧縮ねじりスプリングで形成したものである。
本発明においては、弾性体によりシールリングをスラスト方向に押圧したことによって、該シールリングによって形成されるラビリンス部がスラスト方向に密着され、該ラビリンス部での排気ガスの漏出が阻止され、軸受内部での排気ガスの外部への漏出隙間が減少し、排気ガスの外部への漏出量を極めて少なくすることができる。
更に、シールリングが弾性体により押圧されるため、該シールリングのガタつきが防止され、異音の発生が防止される。
更に、弾性体を軸受部内に備えたので、軸受部の小型化を図ることができる。
請求項2及び3記載の発明においては、軸受穴の奥部にシールリング受部を形成したので、弾性体の付勢荷重によってシャフトが他方の軸受部側へ移動することがシールリング受部で阻止され、シャフトに固着されたバルブが他方の軸受部に当接して摩擦することを防止し、バルブの円滑な回転を維持することができる。更に、該シールリング受部においてもラビリンスを構成できる。
請求項4記載の弾性体を使用すると、シャフトの外周面と軸受穴の内面との間の環状の穴に弾性体を容易に介在することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図3は第1実施例を示すもので、図1はエンジンの排気系に配置される排気制御装置を示す横断面図で、ボデー1内に円筒状の排気路2が貫通形成されている。該ボデー1は球状黒鉛鋳鉄にニッケル・リンメッキを施したものである。
前記ボデー1内には、該ボデー1の一側に成形した一方の軸受部3と前記排気路2の中央部とを貫通し、ボデー1の他側に成形した他方の軸受部4内に達するシャフト5が設けられている。該シャフト5はステンレス鋼(JIS記号SUS430F)で形成されている。
前記排気路2内のシャフト5には円板状のバルブ(バタフライバルブ)6がスクリュ7により固着されており、シャフト5の正逆回転によりバルブ6が排気路2を開閉するようになっている。該バルブ6はステンレス鋼(JIS記号SUS430)で形成されている。
シャフト5の回転駆動側である一端部5aを支承する一方の軸受部3はボデー1より外側へ突出した円形状に形成されており、該軸受部3内に前記シャフト5を挿通するための円筒状の軸受穴8が形成されている。該軸受穴8は、奥部の第1内面8aと、該第1内面8aより外側に形成した第2内面8bとからなり、第1内面8aの内径よりも第2内面8bの内径が大径に形成されている。なお、図2は前記の第1内面8aと第2内面8bのみに形成されているが、図1に示すように、前記第2内面8bの外側に、更に、第2内面8bの内径よりも大径の入口部8cを形成してもよい。
更に、ボデー1側には、前記第1内面8aの奥部、すなわち、排気路2側に位置して、第1内面8aより小径のシールリング受部9がシャフト5の軸芯側へ突出して環状に一体成形されており、該シールリング受部9の内面9aはシャフト5の外周面間に若干の隙間を有する内径に形成されている。したがって、前記軸受穴8の外周部は袋状になっており、その奥部に、シールリング受部9によるラジアル方向の面からなるシール面9bが形成されている。
前記一方の軸受部3内には第1シールリング10が、ボデー1の内面、すなわち、軸受穴8における第1内面8aとシャフト5の外周面との間に位置し、かつ、前記シールリング受部9のシール面9bに当接するようにして介在されている。該第1シールリング10は、環状の板材で形成され、その内周面10aがシャフト5の外周面に接触する内径に形成され、外周面10bがボデー1の軸受穴8の内面、すなわち、第1内面8aに対して隙間を有して離間する外径に形成されている。該第1シールリング10の内径は、シャフト5の外径より0.02mm程大径に形成されている。前記の構成により、第1シールリング10の奥面である一側面が前記シールリング受部9のシール面9bに、スラスト方向において面接触するようになっている。該第1シールリング10はステンレス鋼(JIS記号SUS430)などで形成されている。
前記一方の軸受部3の軸受穴8内には、シャフト5の軸方向における前記第1シールリング10の外側部に位置して弾性体11が、シャフト5の軸方向(スラスト方向)において相反する方向に弾性を有するように配置されている。該弾性体11は、図1乃至図3に示す第1実施例では、スラスト方向に弾性を有する座金を使用しており、より詳しくは、側方から見て8の字状の波形座金を使用している。
なお、この波形座金の代りに皿ばね座金を用いてもよく、更に、その他の、スラスト方向に弾性を有する座金を用いてもよい。
前記弾性体11、すなわち、座金11の内径はシャフト5の外周面と離間し、外径はボデー1の軸受穴8の内面と離間するように設定されている。
前記座金11はステンレス鋼(JIS記号SUS304)などで形成されている。
前記弾性体、すなわち、座金11の軸方向の外側であって、第1内面8aとシャフト5の外周面との間に位置して第2シールリング12が介在されている。該第2シールリング12は環状の板材で形成され、その内周面12aがシャフト5の外周面に対し隙間を有して離間する内径に形成され、外周面12bがボデー1の軸受穴8の内面、すなわち、第1内面8aに接触する外径に形成されている。該第2シールリング12の外径は、第1内面8aの内径より0.02mm程小径に形成されている。更に、該第2シールリング12はステンレス鋼(JIS記号SUS430)などで形成されている。
前記第2シールリング12の軸方向外側であって、第1内面8aとシャフト5との間に位置して第3シールリング13が介在されている。該第3シールリング13は、前記第1シールリング10と同一形状及び材質により形成されており、その内周面13aがシャフト5の外周面に接触する内径に形成され、外周面13aがボデー1の軸受部3の内面すなわち、第1内面8aに対して隙間を有して離間する外径に形成されている。該第3シールリング13の内径はシャフト5の外径より0.02mm程大径に形成されている。
前記の構成により、第3シールリング13の奥面である一側面と第2シールリング12の前面である一側面とが、スラスト方向において面接触するようになっている。
前記第1シールリング10と第3シールリング13の外周面には図3(a)に示すように周方向に180°離れた位置において、直線状にカットした識別面Aが形成され、また、第2シールリング12の内周面には図3(b)に示すように、周方向に180°離れた位置において、直線状の識別面Bが形成されている。
前記第3シールリング13の軸方向の外側であって、第1内面8aとシャフト5との間に位置して円筒状の軸受ブシュ14が介在されている。該軸受ブシュ14は、その外周面をボデー1の軸受穴8の内面、すなわち、第1内面8aに圧入されて備えられている。該軸受ブシュ14は、前記弾性体である座金11のスラスト方向のバネ荷重が所定値になるように、シャフト5の軸方向への圧入量を定めてある。すなわち、軸受ブシュ14を所定量圧入してその内端面で第3シールリング13を奥部へ押圧し、更に、第2シールリング12、座金11を介して第1シールリング10をシール面9bに押圧している。これにより、座金11がスラスト方向に縮小され、座金11にスラスト方向において相反する方向への押圧荷重が生じ、この押圧荷重により、第1シールリング10がシール面9bに所定圧で面接触し、第2シールリング12と第3シールリング13とが所定圧で相互に面接触する。
この各面接触部での接触圧は座金11のバネ荷重により定まり、更にこの座金11のバネ荷重は軸受ブシュ14の圧入量により定まるため、バネ荷重を一定にするため、軸受ブシュ14の圧入量Lをボデー1の端面から一定にする。
前記第2内面8bにはプラグ15が圧入されている。この第2内面8bの外側に、第2内面8bより大径の入口部8cを図1に示すように形成すると、プラグ15を圧入する長さが短くなり、プラグ15の圧入不良を解消することができる。
図1において、他方の軸受部4内には前記シャフト5の他端部5bを支承する軸受ブシュ16がボデー1に圧入して設けられており、その外側に位置してプラグ18が圧入して設けられている。
前記両軸受ブシュ14、16は、膨張黒鉛とステンレス(JIS記号SUS304)細線からなる網を一体成形して形成されている。
以上の構造であるから、組付け時においては、軸受穴8内にシャフト5を挿通した状態において、シャフト5の外周面に、先ず第1シールリング10を嵌入し、次に座金11を嵌入し、次に第2シールリング12を嵌入し、次に第3シールリング13を嵌入する。このとき、各シールリング10、12、13にはカットされた識別面A、Bが形成されているため、これを目印としてシールリングを選定して順次嵌合することにより、嵌合順序の誤りを防止することができる。
次に、軸受ブシュ14を所定量圧入する。この圧入により、座金11がスラスト方向に縮小され、該座金11に、スラスト方向において相反する方向への所定のスラスト荷重が発生する。
この荷重により、第1シールリング10の一側面であるスラスト面がシールリング受部9のシール面9bに所定荷重により密着し、また第2シールリング12と第3シールリング13とのスラスト面が相互に所定荷重により密着する。
したがって、前記各スラスト面で形成されるラビリンスでの排気ガスの流通が遮断され、排気ガスの漏れ隙間は、ラビリンス部以外の部分となって減少し、排気路2内の排気ガスが軸受部3内を通って外部に漏出するガス量を低減する。
更に、ボデー1にシールリング受部9を形成したので、このシールリング受部9が、バルブ6の閉時における排気ガスの軸受部3内への流出量を抑制でき、排気ガスの外部への漏出を一層低減できる。更に、シールリング受部9によって、シールリング10等の部品が排気路2内へ落下することを防止でき、前記従来構造のような軸受メタル104やシール保持部材108のような部品が不要になる。更にシールリング受部9のシール面9bがラビリンスを形成し、該部においても排気ガスの漏出を低減できる。
更に、座金11のスラスト方向への押し荷重により、各シールリング10、12、13が排気振動によって動くことを拘束され、各シールリング10、12、13のガタつきによる異音の発生が防止される。
更に、座金11による押し荷重は、第1シールリング10を介して前記ボデー1のシールリング受部9に受け止められるため、座金11のスラスト方向への押し荷重によってシャフト5とともにバルブ6が他方の軸受部4側へ押し移動されることがない。そのため、図1に示すバルブ6の他端面6aがボデー1の内面に当接して摩耗することを防止し、バルブ6の円滑な回動を図ることができる。したがって、弾性体である座金11を用いても、前記図8の構造にみられたような、バルブの摩耗によるバルブの回動の不円滑さを解消することができる。
更に、前記の弾性体、すなわち座金11を軸受穴8内に備えたので、前記図8に示すような、ボデーの前端面からスプリングが突出するものに比べて軸受部の小型化を図ることができる。
図4は第2実施例を示す。
本第2実施例は、前記第1実施例の構造において、シールリングを1個としたものである。すなわち、前記第1実施例の第2及び第3シールリング12、13を使用せず、前記第1シールリング10のみ用い、該第1シールリング10と軸受ブシュ14間に前記と同様の座金11をスラスト方向に圧縮して介在させたものである。
その他の構造は前記第1実施例と同様の構造であるため、前記と同一部材には前記と同一符号を付してその説明を省略する。
本第2実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を発揮することができる。
図5は第3実施例を示す。
本第3実施例は、前記第1実施例の構造において、シールリングを2個用いたものである。すなわち、前記第1実施例の第3シールリング13を使用せず、前記第1シールリング10と第2シールリング12のみを用い、該第1シールリング10と第2シールリング12との間に前記と同様の座金11をスラスト方向に圧縮して介在させたものである。
その他の構造は前記第1実施例と同様あるため、前記と同一符号を付してその説明を省略する。
本第3実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を発揮することができる。
図6は第4実施例を示す。
本第4実施例は、前記第1実施例における座金11の代りに圧縮ねじりスプリング17からなる弾性体を用いたものである。
すなわち、前記第1実施例と同様の第1シールリング10と第2シールリング12との間にスラスト方向に圧縮ねじりスプリング17を配置して、各シールリング10、12、13にスラスト方向の荷重を付与したものである。
その他の構造は前記第1実施例と同様であるため、前記と同一部材には前記と同一符号を付してその説明を省略する。
本第4実施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果を発揮できる。
図9は、本発明の図1に示す座金11を使用した第1実施例の排気制御装置と、図7に示す従来構造の排気制御装置との排気圧力に対する排気ガスの漏れ量を実験により求めた特性図を示す。この実験結果から従来構造のものにおいては、図9の実線Cで示す特性を示し、本発明においては破線Dで示す値を示し、本発明では従来構造に比べ排気ガスの漏れ量を著しく低減することができた。
本発明の実施例を適用した排気装置を示す断面図。 図1における軸受部の拡大断面図。 図2におけるシールリングを示すもので、(a)は第1シールリングを示す正面図、(b)は第2シールリングを示す正面図。 本発明の第2実施例を示す軸受部の拡大断面図。 本発明の第3実施例を示す軸受部の拡大断面図。 本発明の第4実施例を示す軸受部の拡大断面図。 従来構造の1例を示す断面図。 従来構造の他例を示す断面図。 本発明と従来構造の排気圧力に対する漏れ量を示す特性図。
符号の説明
1 ボデー
2 排気路
3,4 軸受部
5 シャフト
6 バルブ
8 軸受穴
9 シールリング受部
10,12,13 シールリング
11,17 弾性体
14 軸受ブシュ

Claims (4)

  1. ボデーに排気路を設けるとともに、該排気路の排気ガスの流れ方向と直交する方向にシャフトを設け、該シャフトの両端部をボデーに形成した軸受部で支承し、シャフトにおける前記排気路にバルブを固着し、前記両軸受部における一方の軸受部のシャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間にシールリングを介在してラビリンスを形成するものにおいて、前記シャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間に前記シールリングをスラスト方向へ押圧する弾性体を介在したことを特徴とする内燃機関の排気制御装置。
  2. 前記軸受穴の奥部おいて、ボデー側に、シャフトの軸芯側へ突出する環状のシールリング受部をボデーと一体に突設し、該シールリング受部における前記軸受穴側の面をシール面とし、該シール面に前記シールリングを面接触させるようにした請求項1記載の内燃機関の排気制御装置。
  3. 前記シャフトの外周面とボデー側の軸受穴の内面との間であって、前記シールリング受部のシール面と対向する側に、軸受ブシュをボデー側に圧入し、該軸受ブシュと前記シール面との間にシールリングと弾性体を介在し、該弾性体を圧縮してシールリングにスラスト方向への荷重を付与した請求項2記載の内燃機関の排気制御装置。
  4. 前記弾性体を、波形座金又は皿ばね座金又は圧縮ねじりスプリングで形成した請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の排気制御装置。
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