JP2005254717A - 異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズル - Google Patents

異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズル Download PDF

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Abstract

【課題】 作業環境や作業品質を良好に維持可能な異種金属パネルの接合構造および接合方法を提供する。
【解決手段】 接合部4に接着剤3を介在させて異種金属パネル1、2を締結する異種金属パネル1、2の接合構造であり、前記接合部4の少なくとも一部の周縁に締結時に接合部4からはみ出す接着剤3を収容する収容空間10を形成し、前記収容空間10にはみ出した接着剤3Aの表面を覆い且つ収容空間10を形成する異種金属パネル1、2表面に跨ってシール剤5を塗布するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アルミニウム板(合金を含む、以下では、アルミ板という)や鋼鈑等の異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズルに関するものである。
従来から電位の異なるアルミ板や鋼鈑等の異種金属パネルを接合する場合の電食による錆び低減するため、接着剤により異種金属パネル同士を直接接触させないようにした接合方法が提案されている(非特許文献1参照)。
非特許文献1では、接合面に接着剤を塗り、リベットにより接合して異種金属パネルの接触面を減らすようにしている。
雑誌「日経メカニカル(日経BP社 2003年6月発行)」のD&Mレポート(24〜25頁)
しかしながら、上記非特許文献1の従来例では、異種金属間に介在させた接着剤がピアスリベット打ち込み時に高い圧力が加わることにより接合部からはみ出し、接合部への水浸入を防止するシール剤を被せて塗布する塗布作業を阻害し、シール剤の塗り残し等、作業品質を悪化させる。また、介在させる接着剤の量を減少させると、上記はみ出し等の不具合を解消できるものの、接合部内に接着剤で埋まらない隙間が生じ、電食による錆を誘発する虞があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、作業品質を良好に維持可能な異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズルを提供することを目的とする。
本発明は、接合部に接着剤を介在させて異種金属パネルを締結する異種金属パネルの接合構造であり、前記接合部の少なくとも一部の周縁に接合部から締結時にはみ出す接着剤を収容する収容空間を形成し、前記収容空間にはみ出した接着剤の表面を覆い且つ収容空間を形成する異種金属パネル表面に跨ってシール剤を塗布するようにした。
したがって、本発明では、接合部の少なくとも一部の周縁に接合部から締結時にはみ出す接着剤を収容する収容空間を形成し、前記収容空間にはみ出した接着剤の表面を覆い且つ収容空間を形成する異種金属パネル表面に跨ってシール剤を塗布するため、接着剤をはみ出させて接合部全体に確実に塗布でき、接着剤の塗布不足による電食を防止できる。また、接着剤が接合面からはみ出していても収容空間内であり、シール剤の塗布ノズルが接着剤にひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。
以下、本発明の異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズルを各実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4は、本発明を適用した異種金属パネルの接合構造および接合方法の第1実施形態を示し、図1は第1実施形態の異種金属パネルの接合方法を示す工程図、図2は異種金属パネルの接合構造の第1実施例を示す断面図、図3は異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図、図4は異種金属パネルの接合構造の第3実施例を示す断面図である。
先ず、第1〜3実施例に共通する異種金属パネルの接合工程について説明する。本実施形態の接合工程では、図1に示すように、接合すべき一方の異種金属パネル1へ接着剤3を塗布する接着剤塗布工程S1、接合すべき異種金属パネル1、2同士を接着剤3を介在させて重ね合わせる位置決め工程S2、位置決めされた異種金属パネル1、2同士をセルフピアスリベット装置によりリベット作業を行うリベット作業工程S3、リベット接合した接合部4の接着剤3を硬化させる硬化工程S4、および硬化した接着剤3を覆ってシール剤5を塗布するシール塗布工程S5とから構成している。
前記接着剤塗布工程S1では、接合すべき異種金属パネル1、2の下側となる一方の金属パネル1(例えば、アルミニウム合金材)の接合面4Aに、電食防止用の接着剤3を塗布装置6を用いて塗布する。この場合の接着剤3の塗布量は、接合すべき金属パネル1、2同士を圧接させて接着剤3を押し潰した際に、接着剤3が接合面4A全体に満遍なく拡がるように多めとする。接着剤3としては、ペースト状の、例えば、防錆性に優れるエポキシ系の熱硬化性接着剤を使用する。前記一方の金属パネル1は、図示しない位置決め治具により予め位置決めすることにより、接着剤3の塗布位置を精度よく管理できる。
前記位置決め工程S2では、接着剤3が塗布された一方の金属パネル1上に接合すべき他方の金属パネル2(例えば、鋼板)を接着剤3を挟み位置決めしつつ重ね合わせる。前記他方の金属パネル2も図示しない位置決め治具により一方の金属パネル1に対して位置精度を保持した状態で重ね合わせることが望ましい。両金属パネル1、2に挟まれて接着剤3は接合面に沿って周囲に延ばされる。
前記リベット作業工程S3では、位置決めされた異種金属パネル1、2同士を図示しないセルフピアスリベット装置によりセルフピアスリベット7により結合させる。リベット7で接合する際に、接合強度を高めるために両金属パネル1、2同士を高荷重で加圧するため、金属パネル1、2同士は密着し、金属パネル1、2間に塗布した接着剤3は接合面4A全体に拡げられて薄く延ばされる。また、接着剤3の一部はリベット接合でのパネル1、2同士の圧接により部分的に接合部4の端部から外部にはみ出す(図1のステップS3の3A参照)。
前記硬化工程S4では、図示しない加熱炉にリベット接合した金属パネル1、2を投入し、加熱炉で予め設定した時間だけ加熱する。リベット接合した金属パネル1、2の接合部4に介在した接着剤3および接合部4からはみ出した接着剤3Aは熱硬化性接着剤であるため、加熱炉を通過する間に加熱されて硬化する。
前記シール塗布工程S5では、硬化した接着剤3およびリベット7で接合させた接合部4の全周にシール剤5を塗布する。シール剤5は、シール剤塗布ノズル8により接着剤3A表面を覆い且つ両金属パネル1、2表面にも跨って覆うように塗布する。ところで、塗布するシール剤5が接着剤3A表面を覆い且つ両金属パネル1、2表面にも跨って覆うように確実に塗布するために、通常は、一方の金属パネル2の端部をガイドにして塗布ノズル8を移動させつつシール剤5を押出して塗布するようにする。しかしながら、接着剤3が接合部4からはみ出している部分においては、ノズル8が接着剤3Aに乗り上げて金属パネル2の端部がガイドとして機能しないため、シール剤5が本来の塗布位置からずれて塗られる可能性がある。そこで、本実施形態では、以下に説明する第1〜3実施例に示す金属パネルの端部構造を採用するようにしている。なお、塗布されたシール剤5は、図示しない塗装工程における電着処理後の乾燥硬化処理時に電着塗膜と共に硬化される。
図2に示す本実施形態の金属パネルの端部構造の第1実施例は、接合すべき一方の金属パネル2の端部2Aを、接合すべき相手側金属パネル1から遠ざかる方向に直角に折曲げて形成したものである。そして、金属パネル2の端部2Aが直角に折れ曲る境目では、曲げ加工時に引張り応力が作用して引伸ばされることから、相手側金属パネル1から徐々に離れる略三角形状の空間10が形成される。
このように直角に端部2Aを折曲げて形成した場合には、前記リベット作業工程S3において、リベット7で接合する際の接合強度を高めるために両金属パネル1、2同士を高荷重で加圧すると、金属パネル1、2間に塗布した接着剤3は接合部4全体に拡げられて薄く延ばされ、接着剤3の一部はリベット接合によるパネル1、2同士の圧接により部分的に接合部4の端部から外部にはみ出す。このはみ出した接着剤3Aは、前記略三角形状の空間10に至り、この空間10内に溜まり、硬化工程S4で加熱硬化される。
したがって、シール塗布工程S5では、図2に示すように、シール剤5の塗布ノズル8の先端を金属パネル2の折曲げ面に当接させて滑らすことで、塗布方向にガイドさせることができる。このため、接着剤3が接合部4からはみ出していても、接着剤3Aにひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。また、接着剤3も、はみ出させて接合部4全体に確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食についても防止できる。
また、図示の塗布ノズル8が当接している側とは反対の側において、接合部4から反対側にはみ出して接着剤3Aがある場合においても、同様に金属パネル1を他方の金属パネル2に対して直角となるよう折り曲げることにより、同様にシール剤5を塗布することができる。なお、図示の下方の金属パネル1は、厚板で形成しているため、端部を折り曲げることなく、その端面に塗布ノズル8を当接させて滑らすことで、同様にシール剤5を塗布することができる。
図3に示す本実施形態の金属パネルの端部構造の第2実施例は、接合すべき一方の金属パネル2の端部2Aを、接合すべき相手側金属パネル1から遠ざかる方向に直角より小さくに折曲げて形成したものである。そして、金属パネル2の端部2Aの折り曲げにより、相手側金属パネル1から徐々に離れる略三角形状のより大きい空間10を同様に形成することができる。
このように端部2Aを折曲げて形成した場合にも、前記リベット作業工程S3において、リベット7で接合する際の接合強度を高めるために両金属パネル1、2同士を高荷重で加圧すると、金属パネル1、2間に塗布した接着剤3は接合部4全体に拡げられて薄く延ばされ、接着剤3の一部はリベット接合でのパネル1、2同士の圧接により部分的に接合部4の端部から外部にはみ出す。このはみ出した接着剤3Aは、前記略三角形状の空間10に至り、この空間10内に溜まり、硬化工程S4で加熱硬化される。
したがって、シール塗布工程S5では、図3に示すように、シール剤5の塗布ノズル8の先端を金属パネル2の折曲げ端2Aの縁に当接させて滑らすことで、塗布方向にガイドさせることができる。また、接着剤3が大量にはみ出している場合には、折り曲げた金属パネル2の縁を支点にノズル8を矢印方向に傾けることで、作業性を損なうことなくシール剤5の塗布作業を行うことができる。このため、接着剤3が接合部4からはみ出していても、接着剤3Aにひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。また、接着剤3も、はみ出しを気にせず確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食についても防止できる。
図4に示す本実施形態の金属パネルの端部構造の第3実施例は、接合すべき一方の金属パネル2の端部2Aを、接合すべき相手側金属パネル1から遠ざかる方向にクランク状に折曲げて形成したものである。そして、金属パネル2の端部2Aのクランク状の折り曲げにより、相手側金属パネル1との間に略四角形の隙間空間10を形成することができる。
このように端部2Aをクランク状に折曲げて形成した場合にも、前記リベット作業工程S3において、リベット7で接合する際の接合強度を高めるために両金属パネル1、2同士を高荷重で加圧すると、金属パネル1、2間に塗布した接着剤3は接合部4全体に拡げられて薄く延ばされ、接着剤3の一部はリベット接合でのパネル1、2同士の圧接により部分的に接合部4の端部から外部にはみ出す。このはみ出した接着剤3Aは、前記略四角形の隙間空間10に至り、この隙間空間10内に溜まり、硬化工程S4で加熱硬化される。
したがって、シール塗布工程S5では、図4に示すように、シール剤5の塗布ノズル8の先端を金属パネル2のクランク状に折曲げた端部2Aに当接させて滑らすことで、塗布方向にガイドさせることができる。また、接着剤3が大量にはみ出している場合にも、折り曲げにより形成される隙間空間10の空間容積が比較的大きいため、隙間空間10から更にはみ出すことがなく、作業性を損なうことなくシール剤5の塗布作業を行うことができる。このため、接着剤3が接合部4からはみ出していても、接着剤3Aにひっかからずにシール剤5の塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。また、接着剤3も、はみ出しを気にせず確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食についても防止できる。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)接合部4に接着剤3を介在させて異種金属パネル1、2を締結する異種金属パネル1、2の接合構造であり、前記接合部4の少なくとも一部の周縁に締結時に接合部4からはみ出す接着剤3を収容する収容空間10を形成し、前記収容空間10にはみ出した接着剤3Aの表面を覆い且つ収容空間10を形成する異種金属パネル1、2表面に跨ってシール剤5を塗布するようにした。このため、接着剤3をはみ出させて接合部4全体に確実に塗布でき、接着剤3の塗布不足による電食を防止できる。また、接着剤3が接合部4からはみ出していても収容空間10内であり、シール剤5の塗布ノズル8が接着剤3Aにひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。
(イ)収容空間10は、接合部4周辺の一方の金属パネル2の端部2Aを他方の金属パネル1から遠ざける方向に折り曲げることにより両金属パネル1、2間に接合部4に連なり且つ外部に連通させて形成するため、一方の金属パネル2の端部2Aを折り曲げるのみで収容空間10を形成できる。
(ウ)シール剤5は、収容空間10を形成するいずれか一方の金属パネル2の塗布方向に沿う突起部分、例えば、上側金属パネル2の縁若しくは端部2Aに、シール剤5を送出す塗布ノズル8を接触させて塗布方向に移動させることにより塗布するため、作業性を損なうことなくシール剤5の塗布作業を行うことができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。
(第2実施形態)
図5および図6は、本発明を適用した異種金属パネルの接合構造および接合方法ならびにシール剤塗布ノズルの第2実施形態を示し、図5は異種金属パネルの接合構造の第1実施例を示す断面図、図6は異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図である。本実施形態においては、シール塗布ノズル側にガイドとなる突起を設けてシール塗布作業を確実化させたものである。なお、図1〜図4と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
本実施形態においては、第1実施形態と同様な異種金属パネルの接合工程(図1参照)により異種金属パネルの接合が行われる点で共通している。本実施形態では、図5(第1実施例)または図6(第2実施例)に示す要領でシール塗布工程S5が実施される。以下、夫々のシール塗布工程S5を図面に基づいて説明する。
図5に示す第1実施例のシール塗布工程S5においては、先端から略金属パネル2の板厚分だけ後退した位置においてノズル8から横方向に突出する突起8Aを一体に備える塗布ノズル8を使用して、シール剤塗布を行う。前記横方向に突出する突起8Aは、シール剤5の塗布時に、金属パネル2の上面に接触させて滑らすことで、塗布方向に塗布ノズル8をガイドさせることができる。このため、接合すべき金属パネル2の端部2Aが、第1実施形態のように折り曲げられてなく、図示例のように、単に切断したのみの構成であっても、塗布ノズル8を金属パネル2の縁に沿って滑らしながら移動させることができる。
そして、例えば、接着剤3の接合部4からのはみ出し量が多い場合には、塗布ノズル8を図中の矢印方向に傾けることで、ノズル8先端がシール5塗布面から浮き上がり、はみ出した接着剤3Aとの干渉を回避して塗布ノズル8を塗布方向に移動させることができる。この場合に、塗布ノズル8の先端のノズル開口8Bを突起8A側に向くよう斜めにカットしたノズル開口8Bとすることで、はみ出した接着剤3Aに引っ掛る干渉をより一層低減させることができる。
図6に示す第2実施例のシール塗布工程においては、接合すべき金属パネル2の接合部4の端部2Aを相手側金属パネル1より浮かせる方向に折曲げた第1実施形態に示す構造と組合わせる塗布ノズル8によりシール剤5を塗布するようにしたものである。ここで使用する塗布ノズル8は、図5に示す塗布ノズル8に対して、横方向に突出させる突起8Aの設置位置を、接合すべき金属パネル2の端部2Aが隆起されている分だけ先端から後退させた位置に設置している。
したがって、前記横方向に突出する突起8Aを金属パネル2の上部に接触させ、突起8Aの根元のノズル8外周を金属パネル2の側部に接触させて滑らすことで、塗布方向に塗布ノズル8をより安定してガイドさせることができる。また、金属パネル2の端部2Aは、接合相手側の金属パネル1から浮いて隙間空間10を備えるためにはみ出した接着剤3Aがこの隙間空間10に収容されて、隙間空間10外にははみ出しにくいのであるが、この隙間空間10から更にはみ出す接着剤3Aがあったとしても、塗布ノズル8を図5と同様に傾けることで、ノズル8先端がシール剤5の塗布面から浮き上がり、はみ出した接着剤3Aとの干渉を回避して塗布ノズル8を塗布方向に移動させることができる。また、塗布ノズル8の先端のノズル開口8Bを突起8A側に向くよう斜めにカットしたノズル開口8Bとすることで、はみ出した接着剤3Aに引っ掛る干渉をより一層低減させることができる。
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)〜(ウ)に加えて以下に記載した効果を奏することができる。
(エ)接合部4に接着剤3を介在させて締結した異種金属パネル1、2の接合部4からはみ出した接着剤3Aの表面を覆い且つ接合した異種金属パネル1、2表面に跨ってシール剤5を塗布するシール剤塗布ノズル8の側部に一体に突起8Aを設け、前記突起8Aを接合した異種金属パネル2端部2Aの上部に接触させて塗布ノズル8を位置決めし且つノズル8の塗布姿勢を調整可能としたため、はみ出す接着剤3Aがあったとしても、塗布ノズル8を突起8Aを利用して傾けることで、ノズル8先端がシール剤5の塗布面から浮き上がり、はみ出した接着剤3Aとの干渉を回避して塗布ノズル8を塗布方向に移動させることができ、安定して確実な塗布作業を行うことができる。
(第3実施形態)
図7〜図9は、本発明を適用した異種金属パネルの接合構造および接合方法の第3実施形態を示し、図7は異種金属パネルの接合構造の第1実施例を示す断面図、図8は異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図、図9は異種金属パネルの接合構造の第3実施例を示す断面図である。本実施形態においては、接合部からはみ出す接着剤を収容する空間を接合部の周縁に設けて外部に垂れ落ちたりしないようにしたものである。なお第1、2実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
本実施形態においては、第1実施形態と同様な異種金属パネルの接合工程(図1参照)により異種金属パネルの接合が行われる点で共通している。本実施形態では、図7(第1実施例)から図9(第3実施例)に示す形状に金属パネルの接合部周縁を形成し、リベット作業工程でのはみ出した接着剤を収容し、シール塗布工程で夫々シール塗布が実施される。以下、夫々の実施例を図面に基づいて説明する。
図7に示す第1実施例の接合構造は、下側となる金属パネル1には、下側に突出するビード11を接合部4の周縁に形成し、このビード11により金属パネル1の上面に溝12を形成する。また、上側となる金属パネル2には、接合部4の周縁において、前記溝12の上部を覆い且つ下方へ折り曲げて溝12内に入り込む折曲げ端部2Bを形成する。前記折曲げ端部2Bは、前記溝12の接合部4側の内側の縁よりも対岸の外側の縁に近づけて形成し、溝12と折り曲げ端部2Bで形成する接着剤3Aの収容空間10の容積を確保している。
上記した接合構造においては、両パネル1、2間に接着剤3を挟んでリベット作業工程S3で両金属パネル1、2を圧接させると、接合部4からはみ出す接着剤3Aは溝12と折り曲げ端部2Bで形成する収容空間10に流れ込み、収容空間10に収容される。このとき、上側の金属パネル2の折曲げ端部2Bが前記溝12内に入り込んでいるため、はみ出した接着剤3Aが溝12の外側にまで乗り上げたり、上側金属パネル2の上まで回り込んだりすることを防止できる。前記収容空間10は、ある程度のスペースが確保されているため、金属パネル1、2同士の接合4A面に塗布する接着剤量を接合部4端部からはみ出すことを前提に多めに塗布することができ、はみ出しを気にせず確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食を防止できる。
また、硬化工程S4後のシール塗布工程S5においては、シール剤5の塗布ノズル8を、図示するように、上側金属パネル2の折曲げ端部2Bの外周13に当接させつつ溝12の方向に滑らすことにより確実に案内できる。このため、ノズル8から送出すシール剤5を折り曲げ端部2Bと溝12の外側の縁との間から溝12内の空いている空間内に送り込むことができ、常に一定の良好なシールを形成することができる。したがって、接着剤3の接合部4からのはみ出しを考慮することなく、接着剤3Aにひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。なお、シール剤5の塗布ノズル8のガイドは、前記した折曲げ端部2Bの外周13に限られず、図示しないが、例えば、溝12の外側の縁14に塗布ノズル8を当接させて溝12方向に滑らせるようにしても、同様にシール作業を行うことができる。
図8に示す第2実施例の接合構造は、下側の金属パネル1に設ける下側に突出するビード11により形成する溝12の接合部4から遠い外周側縁の高さを内周側縁の高さより高く形成する。上側の金属パネル2は平面状とし、その端部2Aは前記溝12の略中央部を超えて溝12を覆い外周側縁の内面に臨ませて位置させる。前記溝12と上側金属パネル2の端部2Aとで形成する収容空間10は、内周で金属パネル1、2同士の接合部4に繋がり、外周で下側金属パネル1の溝12の外周側縁と上側金属パネル2の端部2Aとの間の隙間を通じて外部と繋がっている。
上記した接合構造においては、両パネル1、2間に接着剤3を挟んでリベット作業工程S3で両金属パネル1、2を圧接させると、接合部4からはみ出す接着剤3は溝12と上側金属パネル2の端部2Aで形成する収容空間10に流れ込み、収容空間10に収容される。このとき、上側の金属パネル2の端部2Aが前記溝12の中央部を超えて溝12を覆っているため、はみ出した接着剤3Aが溝12の外側にまで乗り上げたり、上側金属パネル2の上まで回り込んだりすることを防止できる。前記収容空間10は、ある程度のスペースが確保されているため、金属パネル1、2同士の接合部4に塗布する接着剤量を接合部4端部からはみ出すことを前提に多めに塗布することができ、はみ出しを気にせず確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食を防止できる。
また、硬化工程S4後のシール塗布工程S5においては、シール剤5の塗布ノズル8を、図示するように、下側金属パネル1の溝12の外側縁14に当接させつつ溝12の方向に滑らすことにより確実に案内できる。このため、ノズル8から送出すシール剤5を溝12の外側縁14と上側金属パネル2の端部2Aとの間から溝12内の空いている空間内に送り込むことができ、常に一定の良好なシールを形成することができる。したがって、接着剤3の接合部4からのはみ出しを考慮することなく、接着剤3Aにひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。
図9に示す第3実施例の接合構造は、下側となる金属パネル1には、下側に突出するビード11を接合部4の周縁に形成し、このビード11により金属パネル1の上面に溝12を形成する。また、上側金属パネル2には、接合部4の周縁において、前記溝12の上部を覆い且つ上方へ折り曲げ、その先端側で平坦とする折曲げ端部2Aを形成する。前記折曲げ端部2Aは、前記溝12の中央部を超えて溝12の外側の縁14に近づけて形成し、溝12と折り曲げ端部2Aで形成する接着剤3の収容空間10の容積を確保している。
上記した接合構造においては、両パネル1、2間に接着剤3を挟んでリベット作業工程S3で両金属パネル1、2を圧接させると、接合部4からはみ出す接着剤3Aは溝12と折り曲げ端部2Aで形成する収容空間10に流れ込み、収容空間10に収容される。このとき、上側の金属パネル2の折曲げ端部2Aが前記溝12を中央部を超えて覆っているため、はみ出した接着剤3Aが溝12の外側にまで乗り上げたり、上側金属パネル2の上まで回り込んだりすることを防止できる。前記収容空間10は、ある程度のスペースが確保されているため、金属パネル1、2同士の接合部4に塗布する接着剤量を接合部4端部からはみ出すことを前提に多めに塗布することができ、はみ出しを気にせず確実に塗布できるため、接着剤3の塗布不足による電食を防止できる。
また、硬化工程S4後のシール塗布工程S5においては、シール剤5の塗布ノズル8を、図示するように、上側金属パネル2の折曲げ端部2A外周に当接させつつ溝12の方向に滑らすことにより確実に案内できる。このため、ノズル8から送出すシール剤5を折り曲げ端部2Aと溝12の外側の縁14との間から溝12内の空いている空間10内に送り込むことができ、常に一定の良好なシールを形成することができる。したがって、接着剤3の接合部4からのはみ出しを考慮することなく、接着剤3にひっかからずに塗布作業をすることができ、シール剤5が完全に塗布されないことによる電食を防止することができる。
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)〜(ウ)に加えて、以下に記載する効果を奏することができる。
(オ)収容空間10は、接合部4周辺の他方の金属パネル1に接合部4周縁に沿う溝12を形成し、前記溝12と一方の金属パネル2端部2Aとにより前記接合部4に連なり且つ外部に連通させて形成するため、収容空間10の容積を比較的大きく形成することができ、金属パネル1、2同士の接合部4に塗布する接着剤量を接合部4端部からはみ出すことを前提に多めに塗布することで、はみ出しを気にせず確実に塗布でき、接着剤3の塗布不足による電食を確実に防止できる。また、シール剤5の塗布作業においても、塗布ノズル8をはみ出した接着剤3Aに影響されずに、収容空間10を構成する溝12の縁14や上側金属パネル2の折曲げ端部2Aまたは2Bを利用して塗布ノズル8をガイドでき、高品質なシール剤塗布状態を得ることができる。
なお、上記実施形態において、異種金属パネルの結合構造として、リベット7による締結構造について説明したが、図示はしないが、両金属パネルを巻き締め等のヘミング加工により締結するものであってもよい。
本発明の一実施形態を示す異種金属パネルの接合方法の工程図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第1実施例を示す断面図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第3実施例を示す断面図。 本発明の第2実施形態を示す異種金属パネルの接合構造の第1実施例の断面図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図。 本発明の第3実施形態を示す異種金属パネルの接合構造の第1実施例の断面図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第2実施例を示す断面図。 同じく異種金属パネルの接合構造の第3実施例を示す断面図。
符号の説明
1、2 異種金属パネル
3、3A 接着剤
4 接合部
5 シール剤
6、8 塗布ノズル
7 リベット
10 収容空間
11 ビード
12 溝

Claims (7)

  1. 接合部に接着剤を介在させて異種金属パネル同士を締結する異種金属パネルの接合構造であり、
    前記接合部の少なくとも一部の周縁に接合部から締結時にはみ出す接着剤を収容する収容空間を形成し、
    前記収容空間にはみ出した接着剤の表面を覆い且つ収容空間を形成する異種金属パネル表面に跨ってシール剤を塗布することを特徴とする異種金属パネルの接合構造。
  2. 前記収容空間は、接合部周辺の一方の金属パネルの端部を他方の金属パネルから遠ざける方向に折り曲げることにより両金属パネル間に接合部に連なり且つ外部に連通させて形成することを特徴とする請求項1に記載の異種金属パネルの接合構造。
  3. 前記収容空間は、接合部周辺の他方の金属パネルに接合部周縁に沿う溝を形成し、前記溝と一方の金属パネル端部とにより前記接合部に連なり且つ外部に連通させて形成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の異種金属パネルの接合構造。
  4. 接合部に接着剤を介在させて締結した異種金属パネルの接合部からはみ出した接着剤の表面を覆い且つ接合した異種金属パネル表面に跨ってシール剤を塗布するシール剤塗布ノズルであり、
    塗布ノズルの側部に一体に突起を設け、前記突起を接合した異種金属パネル端部の上部に接触させて塗布ノズルを位置決めし且つノズルの塗布姿勢を調整可能としたことを特徴とするシール剤塗布ノズル。
  5. 接合部に接着剤を介在させて異種金属パネルを締結する異種金属パネルの接合方法であり、
    接合部の少なくとも一部の周縁に相手側金属パネルとの間において接合部に連なり外部に開放した収容空間を形成するよう少なくとも一方の金属パネルの接合面周縁に折曲げ部若しくは溝を形成し、
    前記異種金属パネルをその接合面間に接着剤を介在させて接触させ、
    次いで、両金属パネルを圧接させて結合すると共に結合時に接合部より接着剤をはみ出させて前記収容空間に収容し、
    前記接着剤を加熱硬化させ、
    前記はみ出した接着剤の表面を覆い且つ収容空間を形成する異種金属パネル表面に跨ってシール剤を塗布することを特徴とする異種金属パネルの接合方法。
  6. 前記シール剤は、前記収容空間を形成するいずれか一方の金属パネルの塗布方向に沿う突起部分に、シール剤を送出す塗布ノズルを接触させて塗布方向に移動させることにより塗布することを特徴とする請求項5に記載の異種金属パネルの接合方法。
  7. 前記塗布ノズルは、側部に一体に突起を備え、前記突起を接合した異種金属パネルの上部に接触させて塗布ノズルを位置決めし且つノズルの塗布姿勢を調整しつつシール剤を塗布することを特徴とする請求項6に記載の異種金属パネルの接合方法。
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