JP2005253707A - 2階立て構造のユニットバス - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユニットバスルームにおいて限られた空間で浴槽を拡張したユニット
バスを提供する。
【解決手段】 洗い場の下の空間を有効利用する構造を備えたユニットバスであって、洗い場と、洗い場の下部に拡張された浴槽との2階建て構造としたことにより、洗い場の一部または全部の下部に浴槽拡張部が配置される。浴槽に入った入浴者の足を、洗い場方向に向けて挿入可能な形状とされ、ユニットバス全体の寸法を変えることなく、洗い場の面積をも犠牲にせずに浴槽の広さを飛躍的に大きくできるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2階立て構造のユニットバスに関する。本発明は一般住宅やアパ‐ト及びマンションなどの改装用及び新設用のユニットバスに関する。
従来のユニットバスでは限られた空間内に浴槽と洗い場を並列に配置していたので広さに限りがあり、成人が足を伸ばして入れる浴槽にするのは困難であった。
特開平11−71920号公報
またユニットバスの空間拡張方法としては特開平11−71920号に示されるものがあった。
この技術は建物躯体の外壁に開口部を形成してユニットバスルームの窓を出窓構造とし、この出窓4により浴槽6を外壁2側に可及的に接近させて浴槽及洗い場の一部をユニットバスの寸法より持ち出す構造とすることにより、出窓内に組み込み、浴室内空間及び洗い場の面積を拡張するものである。
しかしながら出窓で拡張できる空間はわずかであり特に俗に0.75坪サイズといわれるタイプより小さいユニットバスでは足を伸ばして入れる程の拡張はできなかったし、マンションの様に窓の無いユニットバスでは使えない方法である。
上述した従来のユニットバスでは限られた空間内に洗い場と浴槽が並んで配置する構造であるため、浴槽に入る時は洗い場と平行に座る構造であった。また特にアパートやマンション用などの狭い面積に設置するタイプの0.75坪と呼ばれるサイズ以下のユニットバスでは浴槽で足を伸ばす事ができなかったし、それらより大きいサイズのユニットバスでも2人で入る場合には洗い場に向かって直角に座る形になり、その場合は足を小さく抱えて入る形になっていた。
また特開平11−71920号の方法で拡張できる空間はわずかであり、この技術を用いても成人が足を伸ばして入れるほどの空間は作れないし、そもそも窓の無い浴室には用いることができなかった。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明においては、
洗い場の下の空間を有効利用する構造を備えたユニットバスであって、
洗い場と、洗い場の下部に拡張された浴槽との2階建て構造としたことにより、洗い場の一部または全部の下部に浴槽拡張部が配置されたユニットバスであることを特徴としている。
洗い場の下の空間を有効利用し、洗い場の下の空間に浴槽を拡張して、洗い場と浴槽を2階建て構造としたものであり、従来建物にユニットバスを設置している時に使われていない洗い場の下の空間を有効利用し、地面及び土間コンクリートまたは鉄筋コンクリート構造の建物においては床スラブより洗い場の底までの空間を浴槽に使うことができる。
また、上記課題を解決するため、請求項2に記載の発明においては、
ユニットバスの浴槽の形状は、洗い場の2階建て構造の下部の浴槽拡張部の空間において、浴槽に入った入浴者の足を、洗い場方向に向けて挿入可能な形状とされた、請求項1に記載のユニットバスであることを特徴としている。
従来のユニットバスでは一般に上方より見た時に四角い形の場合がほとんどであり、浴槽と洗い場を並べて配置する関係で、人が浴槽に入る場合は洗い場と平行にすわる構造となっていたが、浴槽と洗い場を2階建て構造にすることにより、出現する空間を有効利用するため、足を洗い場に向けて座る構造とする。好ましい一例は成人2人またはそれ以上が並んで足を洗い場に向けて座る構造とするようなものである。結果として0.75坪サイズなどの上方から見て長方形のユニットバスであっても長手方向に足を伸ばして入浴することで、1坪サイズとほぼ同じ浴槽空間を持つことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明においては、
2階建て構造の浴槽下部の浴槽拡張部を含む浴槽全体の面積が、2階建て構造上部の浴槽拡張部を含まない浴槽面積の1.5倍以上ある、請求項1〜3のいずれかに記載のユニットバスであることを特徴としている。
また、上記課題を解決するため、請求項4に記載の発明においては、
2階建て構造下部の浴槽拡張部は、2階建て構造上部の洗い場から開閉または開口可能にされた構造を備える、請求項1〜4のいずれかに記載のユニットバスであることを特徴としている。
浴槽拡張部の空間を有効利用するため、浴槽に出入りする時にまたぐ浴槽の縁を開閉式また可動式の構造とし、同じく洗い場も開閉または可動式とし、浴槽及び洗い場の清掃とメンテナンスを容易とすることができる。
また、上記課題を解決するため、請求項5に記載の発明においては、
2階建て構造下部の浴槽拡張部の、浴槽内部の水または湯に接触する位置に、少なくとも一つの超音波発振子が備えられ、超音波照射による自動洗浄が可能にされた、請求項1〜4のいずれかに記載のユニットバスであることを特徴としている。
本発明によれば限られた空間に設置するユニットバスの浴槽において、洗い場の下という従来遊休空間であった場所を有効利用することで、利用できる空間が1.5倍に拡張できるので、浴槽に足を伸ばして入ることが可能となり、さらに2人が同時に入る場合でも並んで入ることができるようになる。
さらに、本発明により拡張された空間の清掃やメンテナンスが容易にできる実施形態を採用することができる。
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
まず本発明の2階建て構造のユニットバスは在来木造工法、2×4工法、スチールハウス、軽量鉄骨造、木質ユニット工法、鉄筋コンクリート造などの工法の一般住宅およびアパート、マンションに設置される浴室に用いる発明である。
本発明において、洗い場の下の空間を有効利用する構造を備えたユニットバスが図1に示されるように設けられ、洗い場と、洗い場の下部に拡張された浴槽との2階建て構造となっている。洗い場の床Bの一部または全部の下部に浴槽拡張部C’が配置されている。
洗い場の下の空間を有効利用し、洗い場の下の空間に浴槽を拡張して、洗い場と浴槽を2階建て構造としたものであり、従来建物にユニットバスを設置している時に使われていない洗い場の下の空間を有効利用し、地面及び土間コンクリートまたは鉄筋コンクリート構造の建物においては床スラブより洗い場の底までの空間を浴槽に使うことができる。
ユニットバスの浴槽の形状は、洗い場の2階建て構造の下部の浴槽拡張部の空間において、浴槽に入った入浴者の足を、洗い場方向に向けて挿入可能な形状とされている。なお、図面に示す浴槽の形状は好ましい一例であって、これ以外にもたとえば曲面から構成される形状など、様々な形状を採用することができる。
浴槽拡張部C’の空間は、浴槽に並んで入った成人2人の入浴者の足を洗い場方向に向けて挿入可能な形状とすることができる。浴槽と洗い場を2階建て構造にすることにより、出現する空間を有効利用するため、足を洗い場に向けて座る構造とし、結果として0.75坪サイズなどの上方から見て長方形のユニットバスであっても長手方向に足を伸ばして入浴することで、1坪サイズとほぼ同じ浴槽空間を有する。
好ましくは、2階建て構造の浴槽下部の浴槽拡張部を含む浴槽全体の面積が、2階建て構造上部の浴槽拡張部を含まない浴槽面積の1.5倍以上ある構成とし、さらに空間が許すならば、2階建て構造の浴槽下部の浴槽拡張部を含む浴槽全体の面積が、2階建て構造上部の浴槽拡張部を含まない浴槽面積の1.8倍以上、2倍以上等にすることもできる。
この浴室に設置されるユニットバスは従来公知のユニットバスと同様に、床面に設置される防水用の防水パンとこの防水パンの周囲に設置される壁面パネルおよび、壁面4面を塞ぐ形で形成される天井パネルおよび防水パン一体の浴槽および、独立構造の浴槽で構成されるものである。
ここにおいて本発明の2階建て構造のユニットバスでは、図1および図2に示されるように、浴槽が洗い場の床パネルの下に潜り込み浴槽拡張部を形成した断面構造をしており、防水パン一体型もしくは単独構造の防水パン上に浴槽が乗る構造となる。その上部に洗い場の床を支えるフレームないし、浴槽とのモノコック一体構造となっている。
また本発明の構造で広くなった浴槽を清掃、メンテナンスを行うために、浴槽の水密パッキンを併用した側面開閉式やスライド方式などの浴槽と洗い場の床を開閉およびスライド式にして利便性を高めている。
さらに別の好ましい形態としては、本発明の構造で広くなった浴槽を清掃、メンテナンスを行うために、2階建て構造下部の浴槽拡張部の浴槽内部の水または湯に接触する位置に、少なくとも一つの超音波発振子が備えられる。超音波は液体中で拡散し照射され、浴槽内面に付着したゴミ、垢などを振動により除去、剥離等するので、水または湯と一緒に流してしまうことができ、超音波照射による自動洗浄が可能にされている。
図3は、2階建て構造下部の浴槽拡張部の浴槽内部の水または湯に接触する位置に、超音波発振子が備えられた一例を示している。
また図1で表すように、本発明で使用する浴槽は洗い場に向かって入浴した場合に体をゆったりのばして足を自然にのばせる構造になっており、洗い場の排水管を洗い場カウンターもしくは側面壁パネルの中を通る構造で浴槽の排水管も合流できる。
また、超音波振動子を設けた場合にも、超音波発振子に対し供給される電源などは洗い場カウンターもしくは側面壁パネルの中を通る構造とすることができる。
本発明によれば限られた空間に設置するユニットバスの浴槽において、洗い場の下という従来遊休空間であつた場所を有効利用することができる。
本発明に係わる2階建て構造のユニットバスの断面図である。 図1に示した2階建て構造のユニットバスの平面図である。 2階建て構造下部の浴槽拡張部の浴槽内部の水または湯に接触する位置に、超音波発振子が備えられた一例を示す断面図である。
符号の説明
A 建物フロアレベル
B 洗い場床
C 浴槽
C’ 洗い場床可動または開閉部
D 土間またはスラブ
E 浴槽拡張部分
F 超音波発振子

Claims (5)

  1. 洗い場の下の空間を有効利用する構造を備えたユニットバスであって、
    洗い場と、洗い場の下部に拡張された浴槽との2階建て構造としたことにより、洗い場の一部または全部の下部に浴槽拡張部が配置されたことを特徴とするユニットバス。
  2. ユニットバスの浴槽の形状は、洗い場の2階建て構造の下部の浴槽拡張部の空間において、浴槽に入った入浴者の足を、洗い場方向に向けて挿入可能な形状とされたことを特徴とする、請求項1に記載のユニットバス。
  3. 2階建て構造の浴槽下部の浴槽拡張部を含む浴槽全体の面積が、2階建て構造上部の浴槽拡張部を含まない浴槽面積の1.5倍以上あることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のユニットバス。
  4. 2階建て構造下部の浴槽拡張部は、2階建て構造上部の洗い場から開閉または開口可能にされた構造を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のユニットバス。
  5. 2階建て構造下部の浴槽拡張部の、浴槽内部の水または湯に接触する位置に、少なくとも一つの超音波発振子が備えられ、超音波照射による自動洗浄が可能にされたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のユニットバス。
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