JP2005253676A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スロットマシンのサブ制御基板60には、遊技者が演出の出力を停止させることができる停止スイッチ44及び演出の出力を再生させることができる再生スイッチ45が設けられている。そして、演出の出力の停止中又は再生中に停止スイッチ44又は再生スイッチ45を操作すると、演出の停止状態又は再生状態を解除することができる。この他に遊技者がメダルを投入することによっても、演出の停止状態及び再生状態を解除することができる。
【選択図】 図6
Description
本実施形態に係るスロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20には、透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、3つのリール(回胴)31L、31C及び31Rが配置されている。遊技者から見て左側から、左リール31L、中リール31C、右リール31Rが配置されている。リール31L、31C及び31Rはリング状体であり、その外周面には複数の入賞図柄(入賞役を構成する図柄)を印刷したリールテープが貼られている。1つのリールには、例えば21個の複数種類の図柄が等間隔で配列されている。但し、図柄の配列はリールごとに異なっている。そして、表示窓21内から、リール31L、31C及び31Rの上下方向で連続する3つの図柄が見えるようになっている。
メイン制御基板50には、メインCPU51、ROM52、RAM53及びインタフェース回路(I/F回路)54が設けられており、これらはバス55を介して互いに接続されている。
サブ制御基板60には、サブCPU61、ROM62、RAM63、停止スイッチ44、再生スイッチ45、画像制御プロセッサ64、画像データROM65、ビデオRAM66、音源回路67、アンプ68及びインタフェース回路(I/F回路)69が設けられている。サブCPU61、ROM62、制御用RAM63、停止スイッチ44、再生スイッチ45、画像制御プロセッサ64、音源回路67及びI/F回路69はバス70を介して互いに接続されている。また、画像データROM65及びビデオRAM66は画像制御プロセッサ64に接続され、アンプ68は音源回路67に接続されている。
リール基板11には、左リール31L、中リール31C及び右リール31Rを駆動するためのステッピングモータ(図示せず)が接続されている。これらのリール31L、31C及び31Rの動作の制御は、リール基板11を介してメインCPU51によって行われる。
中央表示基板12は、例えばフロントパネル20の裏側の中央部に取り付けられる。中央表示基板12には、セレクタ81、1ベット・2ベットスイッチ43a、MAXベットスイッチ(3ベットスイッチ)43b、スタートスイッチ(レバー)41、左ストップスイッチ(ボタン)42L、中ストップスイッチ(ボタン)42C、右ストップスイッチ(ボタン)42R、設定表示部82及び設定変更スイッチ83が接続されている。
電源装置基板13には、設定変更有効化スイッチ91、電源スイッチ92、ホッパ装置93及び電源装置94が接続されている。設定変更有効化スイッチ91は、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更を可能な状態にする際に操作するスイッチである。即ち、設定変更有効化スイッチ91がオンの状態になっているときに限り、設定変更スイッチ83を用いた設定の変更が可能になる。電源スイッチ92は、電源装置94のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ホッパ装置93は、メダルの貯蔵及び払い出しを行う装置であり、電源装置基板13を介したメインCPU51からの指示に基づいて、予め貯蔵しておいたメダルから所定枚数のメダルを遊技者に払い出す。
役抽選部101は、後述のタイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、役(特別役、特定役、小役、リプレイ等)の抽選を行う。ここで、特別役とは、通常遊技とは異なる遊技であって遊技者に有利な複数回の特別遊技に移行させるための役である。通常遊技における役の抽選において特別役に当選し、特別役の図柄の組み合わせが有効ラインに停止したとき、即ち特別役が入賞したことを条件として、通常遊技から特別遊技に移行させる。特別遊技は、通常遊技以上にメダル獲得枚数期待値が大きく、遊技者にとって有利となる遊技である。ここで、特別遊技には、例えばBB(ビックボーナス)ゲーム及びRB(レギュラーボーナス)ゲームが含まれる。
タイミング制御部102は、役抽選部101や、後述のリール制御部106及び入賞判定部107等の動作タイミングを制御する。例えば、タイミング制御部102は、スタートスイッチ41が操作されたことを条件として、役抽選部101に役の抽選を行わせると共に、リール制御部106にリール群31の回転を開始させ、また、ストップスイッチ群42が操作されたことを条件として、リール制御部106にリール群31の停止制御を行わせ、更に、リール群31が停止したことを条件として、入賞判定部107に入賞判定を行わせる。なお、タイミング制御部102の動作はこれらに限定されるものではない。
フラグ情報記憶部103は、役抽選部101によって何らかの役に対するフラグがオンになった場合に、当選した役の種類及びそのフラグがオンになったことを記憶する。なお、後述のように、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報が消去されるタイミング(当選フラグがオフとなるタイミング)は、特別役とそれ以外の役とで異なっている。即ち、特別役の場合、フラグ情報記憶部103に記憶されている情報は、特別遊技が終了したことを条件として消去され、特別遊技が終了していなければ次遊技以降まで持ち越されるのに対し、それ以外の役の場合には、その役の入賞の有無に拘わらず、当該遊技の終了の際に消去され、次遊技まで持ち越されることはない。
リール制御部106は、タイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、リール群31(リール31L、31C及び31R)の回転の開始及び停止の制御を行う。より具体的には、リール制御部106は、遊技状態(例えば、通常遊技状態、特別遊技状態等)、役抽選部101による抽選の結果、並びにストップスイッチ群42(ストップスイッチ42L、42C及び42R)が操作されたタイミング等に基づいて、リール31L、31C及び31Rの停止位置を決定すると共に、ステッピングモータの駆動を制御して、その決定した位置でリール31L、31C及び31Rの回転を停止させる。
入賞判定部107は、タイミング制御部102によるタイミング制御に応じて、有効ライン群22のうち、有効になっている有効ラインのいずれかに役の図柄の組み合わせが並んでいるか否かを判定し、並んでいるものがあれば当該遊技でその役に入賞したと判定する。このとき、入賞判定部107は、例えばステッピングモータの停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ラインに位置する図柄を判定し、これに基づいて、役の入賞の有無を判定すると共に、判定結果の情報等をサブ制御基板60に送信する。
特別遊技制御部108は、入賞判定部107による判定の結果、特別役に入賞していた場合に、次遊技から所定の終了条件が満たされるまでの間、特別遊技の制御を行う。例えば、リール制御部106に特別遊技用のリール制御を行わせる。また、特別遊技においては、上述のように、役抽選テーブル121とは異なる抽選テーブル(図示せず)が用いられ、この抽選テーブルの変更も特別遊技制御部108の指示に基づいて行われる。
払出制御部110は、入賞判定部107による判定の結果、入賞している役に応じたメダルの払い出しをホッパ装置93に行わせる。
演出パターン選択部201は、スタートスイッチ41が操作されてから3個目のストップスイッチが操作されて全てのリール31L、31C及び31Rが停止するまでの間に行う演出のパターンや、3個目のストップスイッチが操作されて全てのリール31L、31C及び31Rが停止した時に、何らかの役に入賞していた場合に行う演出のパターンを当該入賞役の種類等に応じて選択する。なお、演出のパターンは、例えばROM62に記憶されており、特に、ビッグボーナス等のような特別役に当選した場合には、プレミア演出のパターンを選択する。
演出制御部202は、演出パターン選択部201によって選択されたパターンに基づく演出の制御を行う。そして、演出制御部202による制御に基づいて、画像制御プロセッサ64が演出表示装置40に表示する画像データを作成し、また、音源回路67で生成された音信号がアンプ68によって増幅された後、スピーカ71から出力される。更に、演出制御部202は、再生スイッチ45が操作されると、演出表示装置40等を用いて行われている演出を再生させ、停止スイッチ44が操作されると、演出を停止させる。これらの再生及び停止の動作の詳細については、後述する。
演出ナンバー記憶部203は、スピーカ71及び演出表示装置40から出力された演出内容が、例えば演出ナンバーに置換されたものを1乃至2回分記憶する。上述のように、サブCPU61は再生スイッチ45が操作されたことを認識すると、演出ナンバー記憶部203から演出ナンバーを取り出し、この演出ナンバーに基づいてROM62にアクセスして音声のデータを取り出すと共に、画像制御プロセッサ64に指示を出す。
11:リール基板
12:中央表示基板
13:電源装置基板
20:フロントパネル
21:表示窓
22a、22b、22c:有効ライン
23:メダル投入口
24:有効ラインランプ
25:クレジット投入枚数表示部
26:ゲーム数表示部
27:払い出し数表示部
28:投入枚数表示部
31L、31C、31R:リール
40:演出表示装置
41:スタートスイッチ
42L、42C、42R:ストップスイッチ
43a、43b:ベットスイッチ
44;停止スイッチ
45;再生スイッチ
50:メイン制御基板
51:メインCPU
52、62:ROM
53、63:RAM
54、69:I/F回路
60:サブ制御基板
71:スピーカ
101:役抽選部
102:タイミング制御部
103:フラグ情報記憶部
106:リール制御部
107:入賞判定部
108:特別遊技制御部
110:払出制御部
121:役抽選テーブル
201:演出パターン選択部
202:演出制御部
203:演出ナンバー記憶部
Claims (11)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記複数のリールの各々に対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作する複数の停止操作スイッチと、
遊技者に対して演出を出力する演出出力装置と、
前記演出出力装置から出力された演出を停止させる停止スイッチと、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記停止スイッチが操作されたことにより演出が停止しているときに、所定の条件が満たされると演出の停止状態を解除する停止解除手段を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記停止解除手段は、前記停止スイッチが操作されたことにより演出が停止しているときに、再度前記停止スイッチが操作されると、停止状態を解除することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記停止解除手段は、前記停止スイッチが操作されたことにより演出が停止しているときに、遊技者が所定の遊技操作を行ったことを検知すると、停止状態を解除することを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
- 前記停止スイッチの操作により停止させることが可能な演出は、特定の役に当選した場合に出力される演出のみであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
- 前記演出出力装置から出力された演出を繰り返し出力させる再生スイッチを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機。
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記複数のリールの各々に対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作する複数の停止操作スイッチと、
遊技者に対して演出を出力する演出出力装置と、
前記演出出力装置から出力された演出を繰り返し表示させる再生スイッチと、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記再生スイッチが操作されたことにより演出が再生されているときに、所定の条件が満たされると演出の再生状態を解除する再生解除手段を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の遊技機。
- 前記再生解除手段は、前記再生スイッチが操作されたことにより演出が再生されているときに、再度前記再生スイッチが操作されると、再生状態を解除することを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
- 前記再生解除手段は、前記再生スイッチが操作されたことにより演出が再生されているときに、遊技者が所定の遊技操作を行ったことを検知すると、再生状態を解除することを特徴とする請求項8又は9に記載の遊技機。
- 前記再生スイッチの操作により再生させることが可能な演出は、特定の役に当選した場合に出力される演出のみであることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004069225A JP2005253676A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004069225A JP2005253676A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 遊技機 |
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JP2004069225A Pending JP2005253676A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 遊技機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005253676A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008079852A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Daikoku Denki Co Ltd | スロットマシン |
JP2014083371A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Kita Denshi Corp | スロットマシン |
JP7352112B1 (ja) | 2022-03-29 | 2023-09-28 | 株式会社エンターライズ | 遊技機 |
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JP2000014876A (ja) * | 1998-07-02 | 2000-01-18 | Daiichi Shokai Co Ltd | 弾球遊技機 |
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-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004069225A patent/JP2005253676A/ja active Pending
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