JP2005251688A - コネクタ固定構造及びコネクタ固定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品点数の削減及び組み付け作業性の向上によりコストダウンが図れるコネクタ固定方法(及びコネクタ固定構造)を提供する。
【解決手段】 基板1にコネクタ端子3を固定し、その後、コネクタ端子3を内部に収容するようコネクタハウジング4を基板1上に配置し、コネクタハウジング4が配置完了位置に位置すると、コネクタハウジング4とコネクタ端子3に設けられた係止手段5が係止され、コネクタハウジング4がコネクタ端子3を介して基板1に固定される。
【選択図】 図2
【解決手段】 基板1にコネクタ端子3を固定し、その後、コネクタ端子3を内部に収容するようコネクタハウジング4を基板1上に配置し、コネクタハウジング4が配置完了位置に位置すると、コネクタハウジング4とコネクタ端子3に設けられた係止手段5が係止され、コネクタハウジング4がコネクタ端子3を介して基板1に固定される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、基板にコネクタを固定するコネクタ固定構造及びコネクタ固定方法に関する。
この種の従来例として、図7に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7に示すように、コネクタ固定構造は、基板50と、この基板50に固定されたコネクタ51とから構成されている。基板50にはスルーホール50aが形成されている。コネクタ51は、コネクタ端子52と、このコネクタ端子52が内部に収容されたコネクタハウジング53とから構成されている。コネクタ端子52は、一端側がコネクタハウジング53のフード部53a内に突出され、他端側が基板50のスルーホール50aに挿入されている。そして、基板50のスルーホール50aから外部に突出されたコネクタ端子52の箇所が半田付け部54によって基板50に固定されている。コネクタハウジング53は、基板50に固定ネジ55によって固定されている。
次に、上記コネクタ固定構造の組み付け手順(コネクタ固定方法)を説明する。コネクタ端子52をコネクタハウジング53の孔に挿入し、コネクタ端子52の一端側がフード部53a内に、コネクタ端子52の他端側がコネクタハウジング53の底面側にそれぞれ突出するよう支持する。これで、コネクタ51が組み付けされる。
次に、コネクタ51のコネクタ端子52の他端側を基板50のスルーホール50aに挿入しつつ、コネクタハウジング53を基板50上の所定位置に配置する。次に、コネクタハウジング53を基板50に固定ネジ55で固定する。最後に、コネクタ端子52の基板50より突出した箇所に半田付け部54を形成し、コネクタ端子52を基板50に固定すれば完了する。
特開平10−233263号公報
しかしながら、前記従来のコネクタ固定構造及び固定方法では、コネクタ端子52を基板50に半田付け54で固定すると共にコネクタハウジング53を基板50に固定ネジ55で固定していた。従って、コネクタ端子52とコネクタハウジング53の双方を個々に基板50に固定しているため、部品点数が多く、且つ、組み付け作業性が悪く、コスト高であるという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、部品点数の削減及び組み付け作業性の向上によりコストダウンが図れるコネクタ固定構造及びコネクタ固定方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、基板と、この基板に固定されたコネクタ端子と、このコネクタ端子を内部に収容した状態で前記基板上に配置されたコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記コネクタ端子に設けられ、該コネクタハウジングを前記基板の所定位置に配置完了した位置で係止され、該コネクタハウジングを前記コネクタ端子を介して前記基板に固定する係止手段と、を備えたコネクタ固定構造である。
このコネクタ固定構造では、コネクタ端子を基板に固定する必要があるが、コネクタハウジングを基板の所定位置に配置すれば、その配置作業の過程で係止手段が係止してコネクタハウジングがコネクタ端子を介して基板に固定される。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタ固定構造であって、前記係止手段は、前記コネクタハウジングに設けられ、弾性撓み変形自在な係止アームと、前記コネクタ端子に設けられ、前記係止アームが弾性撓み復帰変形により係止される係止孔とから構成されたことを特徴とするコネクタ固定構造である。
このコネクタ固定構造では、一般に合成樹脂材より形成されるコネクタハウジングに弾性撓み変形可能な係止アームを、一般に金属材より形成されるコネクタ端子に係止孔を、それぞれ形成する。
請求項3の発明は、基板にコネクタ端子を固定し、その後、前記コネクタ端子を内部に収容するようにコネクタハウジングを前記基板上に配置し、このコネクタハウジングが配置完了位置に位置すると、該コネクタハウジングと前記コネクタ端子に設けられた係止手段が係止され、前記コネクタハウジングが前記コネクタ端子を介して前記基板に固定されることを特徴とするコネクタ固定方法である。
このコネクタ固定方法では、コネクタ端子を基板に固定する必要があるが、コネクタハウジングを基板の所定位置に配置すれば、コネクタハウジングがコネクタ端子を介して基板に固定される。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、コネクタ端子を基板に固定する必要があるが、コネクタハウジングを基板の所定位置に配置すれば、その配置作業の過程で係止手段が係止してコネクタハウジングをコネクタ端子を介して基板に固定できるため、従来例のように、コネクタハウジングを固定するための固定ネジ等が必要なく、当然に固定ネジ等を用いた組み付け作業も必要ない。従って、部品点数の削減及び組み付け作業性の向上によりコストダウンを図ることができる。
請求項2の発明によれば、一般に合成樹脂材より形成されるコネクタハウジングに弾性撓み変形可能な係止アームを、一般に金属材より形成されるコネクタ端子に係止孔を、それぞれ形成するため、係止手段を容易に製造できる。
請求項3の発明によれば、コネクタ端子を基板に固定する必要があるが、コネクタハウジングを基板の所定位置に配置すれば、コネクタハウジングを基板に固定できるため、従来例のようにコネクタハウジングを固定するための固定ネジ等が必要なく、当然に固定ネジ等を用いた組み付け作業も必要ない。従って、部品点数の削減及び組み付け作業性の向上によりコストダウンが図れる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態を示し、図1はコネクタを基板に固定した状態を示す斜視図、図2は図1中A−A線に沿う断面図、図3はコネクタ端子を基板に組み付ける過程を示す斜視図、図4は図3中B−B線に沿う断面図、図5はコネクタハウジングを基板に組み付ける過程を示す斜視図、図6は図5中C−C線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すように、コネクタ固定構造は、基板1と、この基板1に固定されたコネクタ2とから構成されている。基板1には所定箇所に圧入孔1aが形成されている。
コネクタ2は、コネクタ端子3と、このコネクタ端子3を内部に収容するフード部4bを有するコネクタハウジング4とから構成されている。
コネクタ端子3は、導電性金属材のブスバーにて形成され、基面部3aと、この基面部3aの一端より上方に立設された接触部3bと、基面部3aの他端より下方に垂設されたピン部3cとを有し、接触部3bに係止手段5の係止孔5aが形成されている。
コネクタハウジング4は、合成樹脂材にて形成され、ハウジング本体4aと、このハウジング本体4aの上方に一体に固定された上記したフード部4bとから成る。ハウジング本体4aは、方形枠状で、その内部には係止手段5の係止アーム5bが設けられている。係止アーム5bは、弾性撓み変形自在に形成されており、この係止アーム5bと前記係止孔5aによって係止手段5が構成されている。
次に、上記したコネクタ固定構造の組み付け手順(コネクタ固定方法)を説明する。図3及び図4に示すように、コネクタ端子3のピン部3cを基板1の圧入孔1aに圧入し、コネクタ端子3を基板1に固定する。次に、図5及び図6に示すように、コネクタ端子5を内部に収容するようコネクタハウジング4を基板1の上方から配置する。コネクタハウジング4が基板1上の配置完了位置に位置すると、コネクタハウジング4の係止アーム5bが弾性撓み復帰変形によってコネクタ端子3の係止孔5aに係止され、コネクタハウジング4がコネクタ端子3を介して基板1に固定される。以上により、組み付け作業が完了する。
以上、このコネクタ固定構造及び固定方法では、コネクタ端子3を基板1に固定する必要があるが、コネクタハウジング4を基板1の所定位置に配置すれば、その配置作業の過程で係止手段5が係止してコネクタハウジング4をコネクタ端子3を介して基板1に固定できるため、従来例のようにコネクタハウジング4を固定するための固定ネジ等が必要なく、固定ネジ等を用いた組み付け作業も必要ない。従って、部品点数の削減及び組み付け作業性の向上によりコストダウンが図れる。
上記実施形態では、係止手段5は、コネクタハウジング4に設けられ、弾性撓み変形自在な係止アーム5bと、コネクタ端子3に設けられ、係止アーム5bが弾性撓み復帰変形により係止される係止孔5aとから構成されたので、合成樹脂材より形成されるコネクタハウジング4には弾性撓み変形可能な係止アーム5bを、金属材より形成されるコネクタ端子3には係止孔5aをそれぞれ形成するため、係止手段5を容易に製造できる。尚、係止手段5の構成としては、上記実施形態と逆に、コネクタハウジング4に係止孔5aを、コネクタ端子3に係止アーム5bを設けた構成としても良い。また、係止手段5は、コネクタハウジング4の基板1への配置過程にあって、コネクタハウジング4をコネクタ端子3に係止できる手段であれば、どのような構成であっても良い。
上記実施形態によれば、コネクタ端子3のピン部3cは圧入によって基板1に固定されたが、コネクタ端子3のピン部3cの基板1より突出した箇所を半田付けすることによって基板1に固定しても良い。
1 基板
2 コネクタ
3 コネクタ端子
4 コネクタハウジング
5 係止手段
5a 係止孔
5b 係止アーム
2 コネクタ
3 コネクタ端子
4 コネクタハウジング
5 係止手段
5a 係止孔
5b 係止アーム
Claims (3)
- 基板と、この基板に固定されたコネクタ端子と、このコネクタ端子を内部に収容した状態で前記基板上に配置されたコネクタハウジングと、このコネクタハウジングと前記コネクタ端子に設けられ、該コネクタハウジングを前記基板の所定位置に配置完了した位置で係止され、該コネクタハウジングを前記コネクタ端子を介して前記基板に固定する係止手段と、を備えたコネクタ固定構造。
- 請求項1記載のコネクタ固定構造であって、
前記係止手段は、前記コネクタハウジングに設けられ、弾性撓み変形自在な係止アームと、前記コネクタ端子に設けられ、前記係止アームが弾性撓み復帰変形により係止される係止孔とから構成されたことを特徴とするコネクタ固定構造。 - 基板にコネクタ端子を固定し、その後、前記コネクタ端子を内部に収容するようにコネクタハウジングを前記基板上に配置し、このコネクタハウジングが配置完了位置に位置すると、該コネクタハウジングと前記コネクタ端子に設けられた係止手段が係止され、前記コネクタハウジングが前記コネクタ端子を介して前記基板に固定されることを特徴とするコネクタ固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064141A JP2005251688A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | コネクタ固定構造及びコネクタ固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004064141A JP2005251688A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | コネクタ固定構造及びコネクタ固定方法 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2004064141A Pending JP2005251688A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | コネクタ固定構造及びコネクタ固定方法 |
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2004
- 2004-03-08 JP JP2004064141A patent/JP2005251688A/ja active Pending
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