JP2007047809A - 表示装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の構造を複雑にすることなく表示パネルを傾けた角度で筐体に取り付けることができ、コネクトピン付近に配置される部材の配置位置における自由度が大きい回路基板付き表示パネルを提供する。
【解決手段】表示パネル30の一辺に沿って設けられた端子部32にコネクトピン10が接続され、さらにそのコネクトピン10が回路基板50にはんだ接続された回路基板付き表示パネルである。コネクトピン10は、表示パネル30の端子部32に接続されるクリップ部12と、クリップ部12から延在し回路基板50にはんだ接続される延在部16とを備えている。延在部16は、表示パネル30と回路基板50とが所定の角度をもって配置されるように少なくとも一箇所において屈曲している。また、コネクトピン10は、延在部16の付近に位置する部材を避けるように延在部が屈曲していてもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、延在部が少なくとも一箇所において屈曲しているコネクトピンを用いた表示装置およびそれを用いた電子機器に関する。
表示パネルと回路基板とのコネクトピンを用いた電気的な接続においては、F型あるいはDIP型と呼ばれるコネクトピン10を用いた接続を示す模式図である図17(A)、および、Y型あるいはSIP型と呼ばれるコネクトピン10を用いた接続を示す模式図である図17(B)に示すように、表示パネル30と回路基板50との間の位置関係は互いにほぼ平行またはほぼ直角のいずれかに限られていた。そのため、筐体に表示パネル30を傾けた角度で取り付けるためには、表示パネル30が接続される回路基板50も傾けた角度で筐体に取り付ける必要があり、構造が複雑になってしまうという問題があった。
また、表示パネルまたはコネクトピンによって表示パネルに接続される回路基板の付近に配置される部材は、コネクトピンの存在に対応した形状または配置とする必要があった。そのため、例えばコネクトピンに対して突出するような部分を持つ部材は突出する部分の突出量だけ位置をずらして配置する必要があり、コネクトピンの付近に配置される部材の配置位置の自由度が小さかった。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、その目的は、少なくともいずれかの作用効果を奏することができる表示装置およびそれを用いた電子機器を提供することにある。
1) 周囲の構造を複雑にすることなく表示パネルを傾けた角度で筐体に取り付けることが可能である。
2) コネクトピン付近に配置される部材の配置位置における自由度が増す。
(1) 本発明に係る表示装置は、電極端子を備える表示パネルと、クリップ部および該クリップ部から延在してなる延在部を有するコネクトピンと、を有し、前記電極端子と前記クリップ部とが電気的に接続された表示装置であって、前記延在部が少なくとも一箇所で屈曲していることを特徴としている。
本発明によれば、コネクトピンが少なくとも一箇所において屈曲しているため、例えば回路基板との接続において、回路基板を通常の取り付け角度としたまま、表示パネルを傾けた角度で筐体に取り付けることが可能である。したがって、表示パネルとともに回路基板も傾けた角度で筐体に取り付ける場合に比べ、周囲の構造が影響を受けて複雑になることが少ない。
また、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状に、コネクトピンの屈曲の状態を適合させることができるため、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状における自由度が、コネクトピンが屈曲してない場合に比べて増加する。
(2) 本発明に係る表示装置は、電極端子を備える表示パネルと、クリップ部および該クリップ部から延在してなる延在部を有するコネクトピンと、回路基板とを有し、前記電極端子と前記クリップ部とが電気的に接続され、さらに前記延在部と前記回路基板とが電気的に接続された表示装置であって、前記延在部が少なくとも一箇所で屈曲していることを特徴としている。
本発明によれば、表示パネルと回路基板とを電気的に接続するコネクトピンが、少なくとも一箇所において屈曲しているため、回路基板を通常の取り付け角度としたまま、表示パネルを傾けた角度で筐体に取り付けることが可能である。したがって、表示パネルとともに回路基板も傾けた角度で筐体に取り付ける場合に比べ、周囲の構造が影響を受けて複雑になることが少ない。
また、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状に、コネクトピンの屈曲の状態を適合させることができるため、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状における自由度が、コネクトピンが屈曲してない場合に比べて増加する。
(3) 本発明に係る表示装置は、前記表示パネルと前記回路基板とが所定の角度をもって配置されるように前記延在部が屈曲していることを特徴としている。
(4) 本発明に係る表示装置は、前記延在部の付近に部材を有し、前記延在部が前記部材を避けるように屈曲していることを特徴としている。
(5) 本発明に係る表示装置は、前記延在部が前記スルーホールに所望の長さだけ挿入されるように前記延在部が屈曲していることを特徴としている。
本発明によれば、屈曲の位置により、回路基板に設けられたスルーホールに挿入される延在部の長さを制御できる。また、回路基板に設けられたスルーホールに延在部が所定長さだけ挿入された状態でコネクトピンが保持されるように、コネクトピンの延在部の屈曲が行われているため、延在部をスルーホール内に適切な深さだけ挿入された状態を容易に保って半田付けを行うことができる。
(6) 本発明に係る表示装置は、前記回路基板は該回路基板と電気的に接続されているソケットを有し、前記延在部が前記ソケットに所望の長さだけ挿入されるように前記延在部が屈曲していることを特徴としている。
本発明によれば、延在部を屈曲させる位置によって回路基板に設けられたソケットに挿入される延在部の長さを制御できる。また、ソケットによって延在部と回路基板とが接続されるため、表示パネルと回路基板の接続にはんだなどを用いることなく表示装置を形成できる。さらに、表示パネルと回路基板がソケットを介して接続されているため、表示パネルを回路基板から容易に取り外すことができ、それによって表示パネルの交換も容易に行うことができる。
(7) 本発明に係る表示装置は、前記延在部と前記回路基板とがはんだ接続されていることを特徴としている。
(8) 本発明に係る電子機器は、表示部を有する電子機器であって、前記いずれかに記載の表示装置を前記表示部として用いたことを特徴としている。
本発明によれば、表示パネルと回路基板とを異なる傾きで配置することが容易であるため、傾けた角度で表示パネルを筐体に取り付けた場合でも、筐体などの構造が影響を受けて複雑になることが少ない電子機器が得られる。また、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状に、コネクトピンの屈曲の状態を適合させることができるため、コネクトピン付近に配置される部材の位置や形状における自由度が大きい電子機器が得られる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
1. <第1実施形態>
図1は、本実施形態において用いられるコネクトピン10の模式的な斜視図である。この図に示すように、コネクトピン10は、表示パネルの端子部に電気的に接続されるクリップ状に形成されたクリップ部12と、クリップ部12から延在し回路基板にはんだ接続される延在部16とを備えている。延在部16は、1.5〜3.0mm程度の所定ピッチで複数形成される。さらにこの図では、延在部16の端部を連結する連結部20が示されている。連結部20は、コネクトピン10の接続過程において延在部20が変形するのを防ぐものであり、コネクトピン10が表示パネルの端子部に接続された後に切断される。このコネクトピン10は、側面形状がF字状であり、F型あるいはDIP型と呼ばれ、延在部とほぼ直角な状態で液晶パネルを保持するように形成されている。コネクトピンには、バネ用燐青銅(PBSR−1/2H,PBSR−H)、特殊アルミニウム黄銅(TSB)、または冷間圧延鋼(SPCC)にはんだメッキが施された材料が用いられている。
図2は、このコネクトピン10を用いて、表示パネルとしての液晶パネル30と回路基板50とを接続した、回路基板付き液晶パネル(表示装置)を示す模式図である。この図に示すように、コネクトピン10のクリップ部12は、液晶パネル30の一辺に沿って形成されている電極端子としての端子部32に取り付けられて電気的な接続を行っている。コネクトピンの延在部16は、少なくとも一箇所において屈曲しており、これによって、通常は液晶パネルと回路基板とを平行な位置関係で接続するF型のコネクトピンを用いて、液晶パネル30と回路基板50とを例えば図2に示すようにθ1の角度をもって接続することができる。なお、コネクトピン10の延在部の屈曲はコネクトピン10が液晶パネル30に取り付けられた後に治具を用いて行われ、その後に、連結部20(図1参照)が切断されることが望ましい。さらに、コネクトピンの延在部16の回路基板50へのはんだ接続は、連結部20が切断された後に行われることが好ましい。
図3は、コネクトピン10と液晶パネル30の端子部32とが接続された状態を拡大して示す模式図である。この図に示すように、クリップ部12は、導電樹脂35が塗布された端子部32を挾持する状態で端子部32の電極33に電気的に接続される。導電樹脂35としてはカーボン系ペースト、銀系ペースト、または銅系ペーストが用いられる。そして、端子部32に接続されたクリップ部12は、端子部32とクリップ部12の接合力を強化・向上させるため、または、耐湿性を向上させるために、モールディング樹脂38例えば紫外線硬化性樹脂によって被覆される。なお、この図に示すように、液晶パネル30は、その一辺に沿って、2枚の基板34の一方が他方の基板34からはみ出した状態で互いに貼り付けられており、そのはみ出した部分が端子部32となっている。
また、上記においては、コネクトピン10としてF型あるいはDIP型と呼ばれるタイプが用いられた例を示したが、コネクトピン10としては、図4に模式的な斜視図として示した、Y型あるいはSIP型と呼ばれるタイプを用いてもよい。このようなタイプのコネクトピン10は、延在部16とほぼ平行な状態で液晶パネル30を保持するように形成されている。図5は、Y型のコネクトピン10を用いて液晶パネル30と回路基板50とを接続し、コネクトピン10の延在部16を折り曲げることによって、例えばθ2度の角度をもって液晶パネル30と回路基板50とが接続された例を示している。この角度は、Y型のコネクトピン10を折り曲げることなく用いて液晶パネル30と回路基板50とを接続した場合のそれらの間の角度となるほぼ90度とは異なっている。
2. <第2実施形態>
第2実施形態は、延在部の付近に位置する部材を避けるために、コネクトピンの延在部における屈曲が2箇所以上で行われている点が第1実施形態とは異なる。以下においては、第1実施形態と異なる部分についてのみ述べる。本実施形態は、それ以外においては、第1実施形態の場合と同様に構成されている。なお、図において対応する部分には、第1実施形態と同一の符号を用いる。
図6は、液晶パネル30と配線基板50とがコネクトピン10によって電気的に接続された、本実施形態における配線基板付き液晶パネルの構造を示している。この図に示すように、コネクトピン10の延在部16は4つの屈曲部を備えており、それらの屈曲によって延在部16は、付近に位置する例えば照明装置といった部材70の突出部72を避けている。これによって、このような屈曲がない場合に比べ、部材70を延在部16に近づけることができる。
なお、隣接する部材を避けるための屈曲は、必ずしも4つの屈曲部を備えてなくとも、一箇所以上のいかなる屈曲を備えていてもよい。また、円弧形状、楕円形状などさまざまな曲線形状を描く屈曲であってもよい。さらに液晶パネル30と回路基板50との位置関係は必ずしもほぼ平行でなくともよい。
3. <第3実施形態>
第3実施形態は、コネクトピンが接続される回路基板に設けられているスルーホールに挿入されるコネクトピンの延在部の深さが規定されるように、延在部が屈曲されている点が第1実施形態とは異なる。以下においては、第1実施形態と異なる部分についてのみ述べる。本実施形態は、それ以外においては、第1実施形態の場合と同様に構成されている。なお、図において対応する部分には、第1実施形態と同一の符号を用いる。
図7は、液晶パネル30と配線基板50とがコネクトピン10によって電気的に接続された、本実施形態における配線基板付き液晶パネルの構造を示している。この図に示すように、コネクトピン10の延在部16は2つの屈曲を備えており、それらの屈曲によって、回路基板50に設けられたスルーホール52に延在部16が所定深さ挿入された状態でコネクトピン10が保持されるようになっている。これによって、延在部16をスルーホール52内に適切な深さだけ挿入された状態を容易かつ確実に保って半田付けを行うことができる。
図7に示した構造に用いられたコネクトピン10は、図4を示して前述したY型あるいはSIP型と呼ばれるタイプであり、延在部16とほぼ平行(配線基板とほぼ垂直)な状態で液晶パネル30を保持するように形成されている。なお、F型あるいはDIP型と呼ばれるコネクトピンにおいても、延在部16に2つの屈曲を設けることによって、スルーホール52に延在部16が所定深さ挿入された状態でコネクトピン10が保持されるようにすることができる。
また、本実施形態では、コネクトピン10の延在部16の屈曲は屈曲角度θ3がほぼ90度であるが、屈曲角度θ3を適宜変化させることにより、配線基板50と液晶パネル30の保持角度を自由に変化させることができる。
4. <第4実施形態>
第4実施形態は、一対のコネクトピンを用いて液晶パネルが回路基板上に保持されるように、コネクトピンの延在部が屈曲されている点が第1実施形態とは異なる。以下においては、第1実施形態と異なる部分についてのみ述べる。本実施形態は、それ以外においては、第1実施形態の場合と同様に構成されている。なお、図において対応する部分には、第1実施形態と同一の符号を用いる。
図8は、液晶パネル30と配線基板50とがコネクトピンによって電気的に接続された、本実施形態における回路基板付き表示パネルの構造を示している。この図に示すように、本実施形態における液晶パネル30は、電気的接続が行われる端子部32を二辺に沿って備えている。そして、これら端子部32のそれぞれには、コネクトピン10のクリップ部12が電気的に接続されている。このように、液晶パネル30の2つの端子部32に接続された一対のコネクトピン10は、それぞれの延在部16が一箇所において屈曲しており、延在部16の先端側が回路基板50の表面にはんだ接続されている。
このように、表示パネル30を、延在部16が屈曲された一対のコネクトピン10で保持し、それらコネクトピン10の延在部16の先端側を回路基板50の表面にはんだ接続することによって、回路基板50から浮かせた状態で表示パネルを固定するとともに、それらを電気的に接続することができる。
なお、図8においては、F型あるいはDIP型と呼ばれ、延在部16とほぼ直角な状態で液晶パネル30を保持するコネクトピン10を用いた例を示したが、延在部16とほぼ平行な状態で液晶パネル30を保持する、Y型あるいはSIP型と呼ばれるタイプのコネクトピン10(図4参照)を用い、延在部16を2箇所で屈曲させることによってもほぼ同様に液晶パネル30を回路基板50上に保持した状態で、液晶パネル30と回路基板50とをコネクトピン10によって電気的に接続することができる。
5. <第5実施形態>
第5実施形態は、コネクトピンの延在部と回路基板との接続がソケットを用いて行われている点が第1実施形態とは異なる。以下においては、第1実施形態と異なる部分についてのみ述べる。本実施形態は、それ以外においては、第1実施形態の場合と同様に構成されている。なお、図において対応する部分には、第1実施形態と同一の符号を用いる。
図9は、配線基板50に設けられたソケット54にコネクトピン10の延在部16が挿入されて、液晶パネル30と配線基板50とがコネクトピン10によって電気的に接続された、本実施形態における表示装置としての配線基板付き液晶パネルの構造を示している。この実施形態においても、コネクトピン10の延在部16が屈曲されているため、液晶パネル30と回路基板50とは傾いた位置関係をもって接続されている。なお、この例においては、ソケット54の孔は回路基板とほぼ垂直な方向に設けられている。また、この図に示すように、コネクトピン10の延在部16はその屈曲位置まで先端部がソケット54に挿入されるようになっている。このように延在部16における屈曲によってソケット54に挿入される延在部16の長さをコントロールすることができる。
図10〜図13は、本実施形態の表示装置としての配線基板付き液晶パネルの変形例を示している。
図10は、コネクトピン10の延在部16が2箇所において屈曲されて、液晶パネル30と回路基板50とが間隔を空けてほぼ平行な状態に保たれた例を示している。なお、ソケット54の孔は回路基板50とほぼ平行な方向に設けられている。この場合においても、コネクトピン10の延在部16はその屈曲位置まで先端部がソケット54に挿入されるようになっている。
図11は、ソケット54の孔が回路基板50に対して傾いた角度を持って設けられ、コネクトピン10の延在部16が2箇所において屈曲されて、液晶パネル30と回路基板50とが傾いた状態に保たれたて接続された例を示している。この場合においても、コネクトピン10の延在部16はその屈曲位置まで先端部がソケット54に挿入されるようになっている。
図12は、コネクトピン10の延在部16が5つの屈曲部を備えており、それらの屈曲によって延在部16は、付近に位置する部材70の突出部72を避けている。これによって、このような屈曲がない場合に比べ、部材70を延在部16に近づけることができる。なお、この例においては、ソケット54の孔は回路基板50とほぼ平行な方向に設けられており、コネクトピン10の延在部16はその最も先端に位置する屈曲部までソケット54に挿入されるようになっている。この例は、図6を示して説明した第2実施形態に対応している。なお、延在部16における屈曲の数は、部材70の形状やソケットの方向など対応して適切に選択することができる。
図13は、コネクトピン10の延在部16が2つの屈曲部を備えており、それらの屈曲によって延在部16は、回路基板50と液晶パネル30とを間隔を空けた状態でほぼ平行に保って接続している。これによって、回路基板50と液晶パネル30との間に部材70を配置することができる。なお、この例においては、ソケット54の孔は回路基板50とほぼ平行な方向に設けられている。
本実施形態によれば、コネクトピン10の延在部16を屈曲させる位置によって回路基板50に設けられたソケット54に挿入される延在部16の長さを制御できる。また、ソケット54によって延在部16と回路基板50とが接続されるため、液晶パネル30と回路基板50の接続にはんだなどを用いることなく表示装置を形成できる。さらに、液晶パネル30と回路基板50がソケット54を介して接続されているため、液晶パネル30を回路基板50から容易に取り外すことができ、それによって液晶パネル30の交換も容易に行うことができる。
6. <他の変形例>
6.1 コネクトピン10は、前述した各実施例において示した屈曲パターンだけでなく、他の様々なパターンに屈曲された状態で液晶パネルに取り付けた、コネクトピン付き液晶パネルとすることもできるし、さらにコネクトピンを回路基板にはんだ接続して回路基板付き液晶パネルとすることもできる。
図14(A)〜(D)のそれぞれは、延在部16の1箇所を屈曲させた、他の様々なパターンのコネクトピン10を示している。そして、図15(A)〜(C)のそれぞれは、延在部16において2箇所を屈曲させた、他の様々なパターンのコネクトピン10を示している。さらに、図16(A)〜(D)のそれぞれは、延在部16をさらに複雑に屈曲させた、他の様々なパターンのコネクトピンを示している。なお、これらの図においてはF型のコネクトピン10の例を示したが、Y型のコネクトピン10においても同様に屈曲させて用いることができる。
6.2 上記においては、コネクトピン10が接続される表示パネルが液晶パネル30である例を示した。しかしながらコネクトピンが接続される表示パネルは、液晶パネル30に限らず、少なくとも一辺に沿って端子部を備え、平板形状の他の表示パネル、例えばプラズマディスプレイ、FED(Field Emission Display)等であってもよい。
6.3 さらに、本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、または、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が可能である。
F型のコネクトピンの模式的な斜視図である。 第1実施形態の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 図2に示した、コネクトピンと液晶パネルの端子部との接続部を拡大して示す模式図である。 Y型のコネクトピンの模式的な斜視図である。 第1実施形態の変形例の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 第2実施形態の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 第3実施形態の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 第4実施形態の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 第5実施形態の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。 第5実施形態の回路基板付き液晶パネルの変形例を示す模式図である。 第5実施形態の回路基板付き液晶パネルの他の変形例を示す模式図である。 第5実施形態の回路基板付き液晶パネルの他の変形例を示す模式図である。 第5実施形態の回路基板付き液晶パネルの他の変形例を示す模式図である。 (A)〜(D)は、コネクトピンにおいて延在部の一箇所を屈曲させた変形例を示す模式図である。 (A)〜(C)は、コネクトピンにおいて延在部の2箇所を屈曲させた変形例を示す模式図である。 (A)〜(D)は、コネクトピンにおいて延在部をさらに複雑に屈曲させた変形例を示す模式図である。 (A)および(B)は、従来の回路基板付き液晶パネルを示す模式図である。
符号の説明
10…コネクトピン、12…クリップ部、16…延在部、30…液晶パネル(表示パネル)、32…端子部、50…回路基板、52…スルーホール、54…ソケット、70…部材。

Claims (8)

  1. 電極端子を備える表示パネルと、クリップ部および該クリップ部から延在してなる延在部を有するコネクトピンと、を有し、前記電極端子と前記クリップ部とが電気的に接続された表示装置であって、
    前記延在部が少なくとも一箇所で屈曲していることを特徴とする表示装置。
  2. 電極端子を備える表示パネルと、クリップ部および該クリップ部から延在してなる延在部を有するコネクトピンと、回路基板とを有し、前記電極端子と前記クリップ部とが電気的に接続され、さらに前記延在部と前記回路基板とが電気的に接続された表示装置であって、
    前記延在部が少なくとも一箇所で屈曲していることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2記載の表示装置であって、
    前記表示パネルと前記回路基板とが所定の角度をもって配置されるように前記延在部が屈曲していることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項2または3に記載の表示装置であって、
    前記延在部の付近に部材を有し、
    前記延在部が前記部材を避けるように屈曲していることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載の表示装置であって、
    前記回路基板はスルーホールを有し、
    前記延在部が前記スルーホールに所望の長さだけ挿入されるように前記延在部が屈曲していることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項2ないし4のいずれかに記載の表示装置であって、
    前記回路基板は該回路基板と電気的に接続されているソケットを有し、
    前記延在部が前記ソケットに所望の長さだけ挿入されるように前記延在部が屈曲していることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項2ないし5のいずれかに記載の表示装置であって、
    前記延在部と前記回路基板とがはんだ接続されていることを特徴とする表示装置。
  8. 表示部を有する電子機器であって、
    請求項1ないし7のいずれかに記載の表示装置を前記表示部として用いた電子機器。
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