JP2005251312A - 磁気ヘッドドライブ回路及び磁気ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱膨出を生じさせた低浮上量の状態で、磁気ディスクに対して確実に書き込みをなし得る磁気ヘッドドライブ回路及びこれを用いた磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】書込み回路3は、書込みデータ信号Swが入力され、入力された信号に基づき、書込み電圧Wx、Wyを生成して出力する。書込み電圧Wx、Wyは、磁気記録の1セクタ毎に、プリアンブル部T1、シンクマーク部T2及びユーザデータ部T3で構成される。構成において、プリアンブル部T1における信号の周波数f2は、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の(1/2)よりも高周波の周波数である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気ヘッドドライブ回路及び磁気ディスク装置に関する。より詳しくは、磁気ヘッドドライブ回路の改良に係る。
浮上型薄膜磁気ヘッドは、通常、スライダの空気流出端側に、誘導型電磁変換素子でなる書き込み素子と、読み取り素子とを備える。誘導型電磁変換素子は、保護膜によって覆われている。保護膜は、アルミナ等の無機系絶縁材料でなり、空気流出端側において最外側層を構成する。
誘導型電磁変換素子は、第1及び第2の磁性膜、ギャップ膜、コイル膜、及び絶縁膜等を含む。第1の磁性膜及び第2の磁性膜は、スライダの空気ベアリング面(以下ABSと称する)側の端部がギャップ膜を間に挟んで対向し、それによって書き込みポール端を構成する。
また、第2の磁性膜は、第1の磁性膜との間に間隔を保って、ABSの後方に延び、後方結合部において第1の磁性膜に結合される。
コイル膜は第1及び第2の磁性膜の間の間隔(インナーギャップ)を通り、後方結合部の周りを渦巻き状に回っている。コイル膜の両端は、端子導体(バンプ)を介して外部に引き出される。絶縁膜は第1の磁性膜と第2の磁性膜との間のインナーギャップを埋めている。コイル膜はこの絶縁膜の内部に埋設されている。また、第2の磁性膜は絶縁膜の表面に形成されている。
上述した薄膜磁気ヘッドを用いて、磁気ディスクに対し情報を書き込むには、誘導型電磁変換素子のコイル膜に書き込み電流を供給する。
ところが、誘導型電磁変換素子のコイル膜に書き込み電流を供給した場合、コイル膜がジュール熱によって発熱する。前述したように、コイル膜は、例えば有機系絶縁材料でなる絶縁膜の内部に埋設されており、しかも絶縁膜を含めた全体が、アルミナ等の保護膜によって覆われているから、コイル膜に発生した熱の放熱性が悪い。このため、コイル膜に発生した熱が内部に籠り、コイル膜及び絶縁膜が熱膨張する。
更に、このコイル発熱に加えて、コアに発生する渦電流損失に伴う発熱の問題もある。渦電流損失に伴う発熱は、磁性膜の熱膨張を生じ、周波数が高くなるほど増大するから、転送速度の高速化に対応して、書込み電流が益々高周波化される傾向にある現在、その対策は極めて大きな問題である。
これらのコイル膜や絶縁膜及び磁性膜の熱膨張力により、保護膜が押し出されて、外部に膨出する。保護膜の膨出はABSにもおよび、ABSが誘導型電磁変換素子の部分で膨出してしまう。また、上述した発熱により、第1及び第2の磁性膜が熱膨張し、押えの弱いABS側のポール端が膨出する。これらの膨出量は10nmにも達することがある。
この種の薄膜磁気ヘッドを用いた磁気ディスク装置では、高密度記録の要求に応えるため、磁気ディスクの面と、薄膜磁気ヘッドのABSとの間に発生する浮上量が、40nm、30nm、20nm、10nmのように狭小化されつつあり、ABSに前述したような膨出が生じると、ヘッドクラッシュ、磁気ディスクの破損または磁気記録データの破壊等を招き易くなり、磁気ディスク装置の信頼性上、極めて大きな問題となる。
発熱に伴うもう一つの問題は、記録時において先頭となる部分に発生する不具合である。即ち、薄膜磁気ヘッドに供給される書込み電流は、周知のように、磁気記録の1セクタ毎に、プリアンブル部、シンクマーク部及びユーザデータ部で構成される。これらは、時間的系列関係で配列されたシリアルデータとなっている。
しかしながら、書込み動作を開始した直後の先頭部においては、ユーザデータ部の先頭から、十分な熱膨出を確保して、十分な書込み特性が得られると保証されるものではなく、エラーを生じやすい。
上述した問題点を解決するため、従来より種々の手段が提案されている。これらの手段は、熱膨出を抑制するタイプと、熱膨出は是認したままで、これを積極的に利用するタイプに分かれる。熱膨出を抑制するタイプとしては、
(1)コイルの抵抗値を小さくして、発熱量を抑える。
(2)書込み素子の下側に存在するアルミナ膜などの膜厚を薄くして、放熱効果を上げる。
(3)コアを小さくして、渦電流損失を低下させる。
などの手法が含まれる。
しかし、何れの場合も、磁気ヘッドの構造からくる制約のために、十分な効果を得ることができない。
熱膨出を積極的に利用するタイプとしては、例えば、特許文献1に見られるように、ヒータ部材を保護膜内に埋設して、書込み前に熱膨出を生じさせておくものが知られている。しかし、この構造の場合は、特別に、ヒータ部材を埋設しなければならないという問題点を回避することができない。
また、特許文献2は、無機絶縁保護膜の媒体対向面に、予め、窪みを設けておく技術を開示している。この窪みは、絶縁膜の熱膨張に起因する出っ張り量を考慮して、保護膜の媒体対向面側を出っ張らしておき、この状態で媒体対向面を平坦加工することによって形成する。
この先行技術は、熱膨張による膨出を抑えるのではなく、膨出を許容し、ただ、膨出によってABSが出っ張らないように、出っ張り部分を予め後退させておくという思想に立脚しているので、熱膨張による膨出の完全な解決手段とはならない。
上述のように、熱膨張による膨出を完全に抑えることが困難であることから、従来は、熱膨張による膨出が生じることを是認し、浮上量を、ヘッドクラッシュの生じない領域まで上げてその対策としていた。これは、高密度記録の障害となる。
米国特許第5991113号明細書 特開平4−366408号公報
本発明の課題は、熱膨出を生じさせた低浮上量の状態で、磁気ディスクに対して確実に書き込みをなし得る磁気ヘッドドライブ回路及びこれを用いた磁気ディスク装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路は、書込み回路を含む。前記書込み回路は、書込みデータ信号が入力され、前記入力された信号に基づき、書込み電流を生成して出力する。前記書込み電流は、磁気記録の1セクタ毎に、プリアンブル部及びユーザデータ部を含む。前記プリアンブル部は、準備区間である。前記ユーザデータ部は、記録すべきデータのための部分であり、プリアンブル部よりも時間的に後に生成される。
本発明の特徴は、上記構成において、前記プリアンブル部における信号の周波数f2が、前記ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数よりも高周波の周波数であることにある。
従来、プリアンブル部における信号の周波数f2は、ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数を用いていたため、書込み動作を開始した直後の先頭部においては、十分な熱膨出を確保して、十分な書込み特性が得られると保証されるものではなく、エラーを生じやすかったのである。
本発明では、プリアンブル部における信号の周波数f2は、ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数よりも高周波の周波数であるから、書込み動作を開始した直後の先頭部においても、プリアンブル部における書き込み電流の高周波化によって発熱を促進させ、ユーザデータ部に至る段階では、十分に熱膨出させ、低浮上量で、高いライト特性を確保して、書き込み動作を実行することができる。
書き込み電流の位相を、書き込みデータ信号に合わせる観点からは、プリアンブル部における信号の周波数f2は、ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数の整数倍であることが好ましい。
本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路は、別の態様として、前記プリアンブル部における信号の周波数f2は、前記ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数よりも高周波の成分f3を含んでいてもよい。この場合の磁気ヘッドドライブ回路は、書込みデータ信号及びクロック信号が入力される。入力されたクロック信号の周波数は高調波成分f3であり、前記書込みデータ信号と合成されて書込み電流が生成され、出力される。前記プリアンブル部における信号の周波数f2は、前記ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数と同じでもよい。この態様に係る磁気ヘッドドライブ回路も、先に述べた態様の場合と同様の作用効果を奏する。
本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路は、更に読出し回路を含むことができる。
本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路は、磁気ヘッドと、磁気ディスクと組み合わされ、磁気ディスク装置を構成する。この場合、前記磁気ヘッドは、前記磁気ヘッドドライブ回路から供給される前記書込み電流によって、前記磁気ディスクに磁気記録を与える。
本発明の他の特徴及びそれによる作用効果は、添付図面を参照し、実施例によって更に詳しく説明する。
図1は本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路を有する磁気ディスク装置について、第1の実施の形態を示す図、図2は基本的な1セクタの構成を示す図である。まず、図1を参照すると、磁気ヘッドドライブ回路1は、書込み回路3及び読出し回路4を含み、磁気ヘッド2と、磁気ディスク5と組み合わされ、磁気ディスク装置を構成する。
磁気ヘッド2は、磁気ヘッドドライブ回路1から供給される書込み電圧Wx、Wyにより生じる書込み電流Iwの作用により、磁気ディスク5に磁気記録を与える。
磁気ヘッド2は、書込み素子21と、読取素子22とを有する。書込み素子21は、一般には、誘導型電磁変換素子で構成され、読取素子22は、スピンバルブ膜(以下、SV膜と称する)又は強磁性トンネル接合素子(以下、TMR素子と称する)などの巨大磁気抵抗効果素子(以下、GMRと称する)によって構成される。
書込み回路3には、書込みデータ信号Sw、シリアルインターフェース信号及び(W/R)ゲート信号Sgが入力され、入力された信号に基づき、書込み電圧Wx、Wyが出力される。書き込みデータ信号Swは周波数f1の信号である。シリアルインターフェース信号は,書込み電流のオーバシュートの設定や、読出し電流の設定などのために用いられる。(W/R)ゲート信号Sgは、書込み及び読出しのON、OFFを指令する。また、読取回路4からは、読取素子22によって得られた再生信号を処理した読出しデータ信号Srが出力される。
図2は、基本的な1セクタの構成を示す図であり、1セクタ毎にプリアンブル部T1、シンクマーク部T2及びユーザデータ部T3で構成される。これらは、時間的系列関係で配列されたシリアルデータである。
プリアンブル部T1は、磁気ヘッド2の出力を読込み可能にするための準備区間である。シンクマーク部T2は、これ以降がデータであることを示すためのデータ開始位置情報である。ユーザデータ部T3は、記録すべきデータのための部分であり、当然のことながら、プリアンブル部T1よりも時間的に後に生成される。
本発明の特徴は、上記構成において、プリアンブル部T1における信号が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の(1/2)の周波数よりも高周波の周波数f2である点にある。
従来、プリアンブル部T1における信号は、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1よりも低周波の周波数、具体的には、周波数f1の(1/2)の周波数の信号を用いていたため、書込み動作を開始した直後の先頭部においては、ユーザデータ部T3の先頭から、十分な熱膨出を確保して、十分な書込み特性が得られると保証されるものではなく、エラーを生じやすかったのである。
本発明では、プリアンブル部T1における信号の周波数f2が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数よりも高周波であったり、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数に高調波の成分f3を重畳させたりすることで、書込み動作を開始した直後の先頭部においても、ユーザデータ部T3に至る段階で、十分に熱膨出させ、低浮上量で、高いライト特性を確保して、書き込み動作を実行することができる。
図3はプリアンブル部T1に、本発明の第1の実施の形態を適用した波形を示す図である。図において、プリアンブル部T1における周波数f2は400MHzであり、ユーザデータ部における信号の周波数f1(400MHz)の1/2の周波数の2倍の周波数を用いている。
図3において、従来の場合は、図示しないR/Wゲート信号Sgが与えられると、書込みデ−タSWが書込み回路3に取り込まれ、書込み回路3の内部における信号処理により、書込み信号電圧Wx、Wy(図3(B)参照)が出力され、この書込み信号電圧Wx、Wyの差分が書込み電流Iwとなる。
従来は、プリアンブル部T1では、ユーザデータ部における信号の周波数f1(400MHz)の1/2の周波数(200MHz)を持つ書込み電流Iwを、書込み素子21に供給していたが、本発明の第1の実施の形態では、プリアンブル部T1において、周波数f1(400MHz)の1/2の周波数よりも高い周波数f2(ここでは400MHz)を持つ書込み電流Iwを、書込み素子21に供給する(図3(E)参照)。これにより、プリアンブル部T1において、書込み電流Iwの高周波化が行なわれる。
上記の波形制御処理は、主として、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部を対象とするものであるが、全てのセクタで同様の処理を行う。
図4はユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部のヘッドの状態を示す図であり、図4(A)は、従来の駆動方式による場合を示し、図4(B)は、第1の実施の形態に係る本発明の駆動方式による場合を示している。磁気ヘッド6は、スライダ61の内部に、書込み素子21及び読み取り素子22を備えている。書込み素子21は、第1の磁性膜62、第2の磁性膜63、ギャップ膜64及びコイル65を含む。第1の磁性膜62及び第2の磁性膜63は、空気ベアリング面(以下ABSと称する)側の端部が、ポール部となっており、このポール部で書込みを行なう。読取素子22は、書込み素子21の下側にあって、下部シールド67と上部シールド69との間の絶縁膜68の内部に配置されている。
従来の駆動方式では、図4(A)に図示するように、磁気ヘッド6のポール部に熱膨張による隆起PRは見られない。
これに対して、本発明の第1の実施の形態では、図4(B)に図示するように、磁気ヘッド6のポール部が熱膨張し、隆起PRが発生する。このため、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部から、低浮上量で、高いライト特性を確保し得る。
図5は、書込み電流の周波数(MHz)と、膨出量との関係を示す図である。図示するように、書込み電流の周波数が上昇すると、それにつれて、膨出量が増大する。従って、書込み電流の高周波化によって、熱膨出させることができる。熱膨出量は、周波数にほぼ比例するから、周波数の調整によって、熱膨出量をコントロールし得ることも明らかである。
次に実測データを上げて説明する。図6はユーザデータ部における従来の書込み方法によって得られたオーバライト特性(以下、O/W特性と称する)である。横軸に時間(秒)をとり、縦軸にO/W特性(−dB)をとってある。
このときの、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1は400MHzであり、プリアンブル部T1における信号の周波数f2は200MHzである。図示するように、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部のO/W特性は低く、時間とともに上昇し、安定する。従来は、このような、時間的なO/W特性の変化が、装置でのエラーを生じさせる原因となっていたのである。
図7は本発明の第1の実施の形態の書込み方法によって得られたO/W特性を示す図である。この例では、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1は400MHzであり、プリアンブル部T1における信号の周波数f2は400MHzである。つまり、プリアンブル部T1における信号の周波数f2が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数の2倍となっている。
図7に示すように、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部のO/W特性は高い値となっており、その後安定している。すなわち、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部の磁気ヘッド6のポール部が熱膨張し隆起PRが発生したため、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部から、低浮上量で、高いO/W特性が確保されている。
従って、プリアンブル部T1における信号の周波数f2が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数よりも高周波である場合、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部の磁気ヘッド6のポール部が熱膨張し隆起PRが発生するため、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部から、低浮上量で、高いライト特性が確保されるという効果が確認された。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、プリアンブル部T1における信号の周波数f2が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数よりも高調波の成分f3を含む場合である。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る磁気ヘッドドライブ回路を有する磁気ディスク装置の構成を示す図である。図8では、図1に示した実施例との対比において、書込み回路3に入力される信号として、クロック信号Scと(P/D)ゲート信号Sg2とが追加されている。
図9は第2の実施の形態におけるプリアンブル部の波形を示す図である。プリアンブル部T1における書込みデータ信号の基本の周波数f2は200MHzであり、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1(400MHz)の1/2の周波数である。
例えば、図9のように(P/D)ゲート信号Sg2がLOW状態で、クロック信号ScがDOWN状態の場合に、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数の高調波の成分f3が、プリアンブル部T1の書込みデータ信号の基本となる周波数f2に重畳するようにしておくことで、結果的に、図9(E)に示す書込み電流Iwが得られる。
図5において、書込み信号の周波数が高いほど発熱量が増えると説明したが、書込み電流Iwの波形に図9(E)の書込み電流Iwのように、ピークが多い場合にも発熱量が大きくなる。
従って、本発明の第2の実施の形態において、プリアンブル部T1における信号の周波数f2が、ユーザデータ部T3における信号の周波数f1の1/2の周波数の高調波の成分f3を重畳された場合、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部の磁気ヘッド6のポール部が熱膨張し隆起PRが発生するため、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部から、低浮上量で、高いライト特性が確保される。
上記の波形制御処理は、主として、ユーザデータ部の書込み動作を開始した直後の先頭部を対象とするものであるが、全てのセクタで同様の処理を行う。
図10は図1及び図8に図示した磁気ディスク装置の具体的な構造を示す斜視図である。図示された磁気ディスク装置は、軸70の回りに回転可能に設けられた磁気ディスク5と、磁気ディスク5に対して情報の記録及び再生を行う薄膜磁気ヘッド2と、薄膜磁気ヘッド2を磁気ディスク5のトラック上に位置決めするためのアッセンブリキャリッジ装置73とを備えている。
アセンブリキャリッジ装置73は、軸74を中心にして回動可能なキャリッジ75と、このキャリッジ75を回動駆動する例えばボイスコイルモータ(VCM)からなるアクチュエータ76とから主として構成されている。
キャリッジ75には、軸74の方向にスタックされた複数の駆動アーム77の基部が取り付けられており、各駆動アーム77の先端部には、薄膜磁気ヘッド2を搭載したヘッドサスペンションアッセンブリ78が固着されている。各ヘッドサスペンションアセンブリ78は、その先端部に有する薄膜磁気ヘッド2が、各磁気ディスク5の表面に対して対向するように駆動アーム77の先端部に設けられている。図1及び図8に示した磁気ヘッドドライブ回路1は、アクチュエータ76の隣に備えられている。但し、磁気ヘッドドライブ回路1は、外部に設けてもよい。図10に示した磁気ディスク装置は、図1〜図9を参照して説明した作用効果を奏する。
図11は図10に図示された薄膜磁気ヘッドの一例を示す図で、媒体対向面側から見た平面図、図12は図11に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図、図13は図11及び図12に図示された薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分を拡大して示す図である。図示された薄膜磁気ヘッド2は、スライダ基体61と、書込み素子21及び読取素子22とを含む。
スライダ基体61は、例えば、アルティック(Al23−TiC)等のセラミック材料からなり、媒体対向面に浮上特性制御用の幾何学的形状を有している。そのような幾何学的形状の代表例として、実施例では、スライダ基体61の基底面80に、第1の段部81、第2の段部82、第3の段部83、第4の段部84、及び、第5の段部85を備える例を示してある。基底面80は、矢印Aで示す空気の流れ方向に対する負圧発生部となり、第2の段部82及び第3の段部83は、第1の段部81から立ち上がるステップ状の空気軸受けを構成する。第2の段部82及び第3の段部83の表面はABSとなる。
第4の段部84は、基底面80からステップ状に立ち上がり、第5の段部85は第4の段部84からステップ状に立ちあがっている。書込み素子21及び読取素子22は第5の段部85に設けられている。
図13を参照すると、スライダ基体61の端面には絶縁膜611が設けられている。絶縁膜611は、例えば、酸化アルミニウム(Al23)、SiO2等の絶縁材料からなり、1〜5μmの厚みである。
読取素子22は、MR素子66を含む。MR素子66は、SV膜またはTMR膜を含んでいる。SV膜の場合は、CIPタイプまたはCPPタイプが用いられる。TMR膜は、本来、膜面に垂直にセンス電流を流すものである。
書込み素子21は、誘導型磁気変換素子であり、書込用の第1のポール部がABSに面している。書込み素子21は、MR素子66と近接して配置され、保護膜612によって覆われている。MR素子66は、第1のシールド層67と第2のシールド層62との間の絶縁ギャップ層68の内部に配置されている。
書込み素子21は、第1の磁性層62と、第2の磁性膜63と、記録ギャップ層65と、薄膜コイル64とを含む。第1の磁性層62は第2の磁性膜63と磁気的に連結されている。記録ギャップ層65は第1の磁性層62の磁極部分P1と、第2の磁性膜63を構成する第2のポール部P2との間に設けられている。薄膜コイル64は、第1の磁性層62及び第2の磁性膜63の間に存在するインナーギャップ内の絶縁膜69内に、絶縁された状態で配設されている。
第2の磁性膜63は、上部ポール部P2が、第1の磁性層62の第1のポール部P1と、記録ギャップ層65を介して向き合っている。第2の磁性膜63は、上部ポール部P2から見て後方側において、第1の磁性層62に結合され、それによって薄膜磁気回路を構成する。
図14は図10の磁気ディスク装置に用いられている磁気ヘッド装置の正面図、図15は図14に示した磁気ヘッド装置の底面図である。図示された磁気ヘッド装置は、図13に示した薄膜磁気ヘッド2と、ヘッドサスペンション78とを含む。ヘッドサスペンション78は、金属薄板でなる支持体780の長手方向の一端にある自由端に、同じく金属薄板でなる可撓体を取付け、この可撓体の下面に薄膜磁気ヘッド2を取付けた構造となっている。
具体的には、可撓体は、支持体780の長手方向軸線と略平行して伸びる2つの外側枠部781、782と、支持体780から離れた端において外側枠部781、782を連結する横枠783と、横枠783の略中央部から外側枠部781、782に略平行するように延びていて先端を自由端とした舌状片784とを有する。横枠783のある方向とは反対側の一端は、支持体780の自由端付近に溶接等の手段によって取付けられている。
支持体780の下面には、例えば半球状の荷重用突起785が設けられている。この荷重用突起785により、支持体780の自由端から舌状片784へ荷重力が伝えられる。
薄膜磁気ヘッド2は、舌状片784の下面に接着等の手段によって取付けられている。薄膜磁気ヘッド2は、ピッチ動作及びロール動作が許容されるように支持されている。
本発明に適用可能なヘッドサスペンション78は、上記実施例に限定するものではなく、これまで提案され、またはこれから提案されることのあるヘッド支持装置を、広く適用できる。例えば、支持体780と舌状片784とを、タブテープ(TAB)等のフレキシブルな高分子系配線板を用いて一体化したもの等を用いることもできる。また、従来より周知のジンバル構造を持つものを自由に用いることができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路を有する磁気ディスク装置の回路構成を示す図である。 先頭セクタにおける構成を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態に係る波形図である。 磁気ヘッドのポール部の膨出量との関係を示す図で、図4(A)が従来例を示し、図4(B)が本発明を示している。 書込み電流の周波数と、膨出量との関係を示す図である。 従来の磁気ヘッドドライブ回路によって得られたO/W特性である。 本発明に係る磁気ヘッドドライブ回路によって得られたO/W特性である。 本発明の第2の実施の形態に係る磁気ヘッドドライブ回路を用いた磁気ディスク装置の回路構成を示す図である。 図8に示した磁気ヘッドドライブ回路を用いた波形図である。 図1及び図8に図示した磁気ディスク装置の具体的な構造を示す斜視図である。 薄膜磁気ヘッドの一例を示す図で、媒体対向面側から見た平面図である。 図11に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図である。 図11及び図12に図示された薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分を拡大して示す図である。 図10の磁気ディスク装置に用いられている磁気ヘッド装置の正面図である。 図14に示した磁気ヘッド装置の底面図である。
符号の説明
1 磁気ヘッドドライブ回路
2 磁気ヘッド
3 書込み回路
21 書込み素子
Wx、Wy 書込み電流
Sw 書込みデータ信号
Sc 波形制御信号
Sg ゲート信号

Claims (5)

  1. 書込み回路を含む磁気ヘッドドライブ回路であって、
    前記書込み回路は、書込みデータ信号が入力され、前記入力された信号に基づき、書込み電流を生成して出力する回路であり、
    前記書込み電流は、磁気記録の1セクタ毎に、プリアンブル部及びユーザデータ部を含み、
    前記プリアンブル部は、準備区間であり、
    前記ユーザデータ部は、記録すべきデータのための部分であり、前記プリアンブル部よりも時間的に後に生成され、
    前記プリアンブル部における信号の周波数f2は、前記ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数よりも高周波の周波数である
    磁気ヘッドドライブ回路。
  2. 請求項1に記載された磁気ヘッドドライブ回路であって、前記プリアンブル部における信号の周波数f2は、前記ユーザデータ部における信号の周波数f1の(1/2)の周波数の整数倍である磁気ヘッドドライブ回路。
  3. 書込み回路を含む磁気ヘッドドライブ回路であって、
    前記書込み回路は、書込みデータ信号が入力され、前記入力された信号に基づき、書込み電流を生成して出力する回路であり、
    前記書込み電流は、磁気記録の1セクタ毎に、プリアンブル部及びユーザデータ部を含み、
    前記プリアンブル部は、準備区間であり、
    前記ユーザデータ部は、記録すべきデータのための部分であり、前記プリアンブル部よりも時間的に後に生成され、
    前記プリアンブル部における信号の周波数f2は、前記ユーザデータ部における周波数f1の(1/2)の周波数の高調波の成分f3を重畳された
    磁気ヘッドドライブ回路。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された磁気ヘッドドライブ回路であって、更に読出し回路を含む磁気ヘッドドライブ回路。
  5. 磁気ヘッドドライブ回路と、磁気ヘッドと、磁気ディスクとを含む磁気ディスク装置であって、
    前記磁気ヘッドドライブ回路は、請求項1乃至4の何れかに記載されたものであり、
    前記磁気ヘッドは、前記磁気ヘッドドライブ回路から供給される前記書込み電流によって、前記磁気ディスクに磁気記録を与える
    磁気ディスク装置。
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