JP2005285306A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP2005285306A
JP2005285306A JP2004360479A JP2004360479A JP2005285306A JP 2005285306 A JP2005285306 A JP 2005285306A JP 2004360479 A JP2004360479 A JP 2004360479A JP 2004360479 A JP2004360479 A JP 2004360479A JP 2005285306 A JP2005285306 A JP 2005285306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
magnetic head
thin film
width
flare point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004360479A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirabayashi
啓 平林
Kiyoshi Noguchi
潔 野口
Taro Oike
太郎 大池
Shin Narushima
伸 鳴島
Takamitsu Sakamoto
孝光 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004360479A priority Critical patent/JP2005285306A/ja
Priority to US11/068,967 priority patent/US7239480B2/en
Publication of JP2005285306A publication Critical patent/JP2005285306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/3116Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

【課題】十分な記録磁場を発生させるために、フレアポイントをABSへ近づけても、余分な漏れ磁場を小さくでき、しかも、上部ポール部のパターンが変動した場合でも、安定したオーバーライト特性を確保し得る薄膜磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】ポール端部223は、記録トラック幅を規定する幅W11を有している。ポール後部222は、一端が絶縁膜273の端縁部またはその近傍において、ポール端部223と磁気的に連結されて第1のフレアポイントFP1を構成し、他端が上部ヨーク部221に連結されて第2のフレアポイントFP2を構成する。ポール後部222は、幅方向の両側端縁が、第2のフレアポイントFP2から第1のフレアポイントFP1に向かって幅が次第に増大する向きに傾斜している。第1のフレアポイントFP1におけるポール端部223の幅W11が、ポール後部222の最大幅W21よりも小さくなっている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置に関する。更に詳しくは、薄膜磁気ヘッドのポール構造の改良に係る。
近年、ハードディスク装置の面記録密度の向上に伴って、薄膜磁気ヘッドの性能向上が求められている。薄膜磁気ヘッドとしては、書き込み用の誘導型磁気変換素子を有する記録ヘッドと読み出し用の磁気抵抗(以下、MR(Magneto Resistive )と記す。)素子を有する再生ヘッドとを積層した構造の複合型薄膜磁気ヘッドが広く用いられている。MR素子としては、スピンバルブ膜構造(以下、SV膜構造と称する)や強磁性トンネル接合素子(以下、TMR素子と称する)などの巨大磁気抵抗(以下、GMR(Giant Magneto Resistive )と称する)効果を用いたGMR素子が現在の主流である。
再生ヘッドの性能を向上させる方法としては、GMR膜のパターン幅、特に、MRハイトを適切化する方法等がある。このMRハイトとは、GMR素子のエアベアリング面(以下、ABSと称する)側の端部から反対側の端部までの長さ(高さ)をいい、ABSの加工の際の研磨量によって制御されるものである。なお、ここにいうABSは、薄膜磁気ヘッドの、磁気ディスクと対向する面であり、トラック面とも呼ばれる。
一方、再生ヘッドの性能向上に伴って、記録ヘッドの性能向上も求められている。記録ヘッドの性能を決定する要因としては、スロートハイト(Throat Height :TH)がある。スロートハイトは、ABSから、磁束発生用の薄膜コイルを電気的に分離する絶縁膜のエッジまでのポール部部分の長さ(高さ)をいう。記録ヘッドの性能向上のためには、スロートハイトの縮小化が望まれている。このスロートハイトも、ABSの加工の際の研磨量によって制御される。
記録ヘッドの性能のうち、記録密度を高めるには、磁気ディスクにおけるトラック密度を上げる必要がある。このためには、記録ギャップ(write gap)を挟んでその上下に形成された下部ポール部(ボトムポール)および上部ポール部(トップポール)のABSでの幅を数ミクロンからサブミクロンオーダーまで狭くした狭トラック構造の記録ヘッドを実現する必要がある。
しかし、単に、トラック幅を縮小すればよいというものではなく、トラック幅を縮小した場合でも、強い記録磁場を発生させ、十分なオーバーライト特性は確保しなければならない。
十分に強い記録磁場を発生させるためには、所定の幅へ絞り込むフレアポイントをABSへ近づけることが有効である。しかしながら、この手法では同時に漏れ磁場の強度も増加してしまう。漏れ磁場は隣接するトラックの記録情報を消してしまう間題を引き起こす。このため、記録磁場の強度を上げるためにフレアポイントをABSへ近づけることは必ずしも容易ではない。しかも、フレアポイントをABSへ近づけると、特性の変化が大きくなるために、不安定でばらつきを生じやすくなってしまう。
特許文献1は、ポール部幅を縮小化した場合においても、ポール部幅の正確な制御を可能にすると共に、十分なオーバーライト特性が得られるようにした薄膜磁気ヘッドを開示している。その具体的構造として、上部ポール部を、ヨーク部に連なるポール後部と、それよりも狭いポール端部とに分け、ポール端部によってトラック幅を規定するようになっている。ポール後部とポール端部との連結部の位置を、スロートハイトTHの基準となるスロートハイトゼロ位置(TH0位置)に一致させ、ここにほぼ直角に変化する幅方向の段差を設ける。この連結部におけるポール後部の幅を、連結部におけるポール端部の幅よりも十分大きくする。
上述した従来構造によれば、ポール端部を形成するためのフォトレジストのパターン幅の広がりを防止でき、書込トラック幅の微小化が可能となる。また、大きい幅のポール後部の存在により、ヨーク部に発生した磁束がポール端部に到達する前に飽和することを防止でき、十分なオーバーライト特性が確保可能となる。
しかし、特許文献1に開示された薄膜磁気ヘッドは、オーバーライト特性がポール後部の存在に依存しているため、ポール後部のパターン変動によってオーバーライト特性が変化するという問題点を内包している。特許文献1にはその対策手段が開示されていない。
特開2000−105907号公報
本発明の課題は、十分な記録磁場を発生させるためにフレアポイントをABSへ近づけても、余分な漏れ磁場を小さくでき、特性の安定化に資する薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置を提供することである。
本発明のもう一つの課題は、上部ポール部のパターンが変動した場合でも、安定したオーバーライト特性を確保し得る薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気ディスク装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る薄膜磁気ヘッドは記録素子を含んでおり、前記記録素子は、下部磁性膜と、上部磁性膜と、ギャップ膜と、薄膜コイルとを含んでいる。
前記下部磁性膜は、下部ヨーク部と、下部ポール部とを有し、前記下部ポール部は記録媒体に対向する側に位置する前記下部ヨーク部の端部に備えられている。前記上部磁性膜は、上部ヨーク部と、上部ポール部とを有している。前記上部ヨーク部は前記下部ヨーク部から間隔を隔て、前記記録媒体に対向する側から見て後方に位置する後方結合部により、前記下部ヨーク部と磁気的に結合されている。前記薄膜コイルは、前記下部ヨーク部及び上部ヨーク部の間に絶縁膜を介して配置されている。
前記上部ポール部は、ポール端部と、ポール後部とを含み、前記ギャップ膜を挟んで前記下部ポール部と向き合っている。前記ポール端部は、記録トラック幅を規定する幅を有している。前記ポール後部は、一端が前記絶縁膜の端縁部またはその近傍において前記ポール端部と磁気的に連結されてトラック幅方向の幅が広がる第1のフレアポイントを構成し、他端が前記上部ヨーク部に連結されてトラック幅方向の幅が広がる第2のフレアポイントを構成し、幅方向の両側端縁が、前記第2のフレアポイントから前記第1のフレアポイントに向かって幅が次第に増大する向きに傾斜している。前記第1のフレアポイントにおける前記ポール端部の幅が、前記ポール後部の最大幅よりも小さくなっている。
上述したように、本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおいて、上部ヨーク部は下部ヨーク部から間隔を隔て、記録媒体に対向する側から見て後方に位置する後方結合部により、下部ヨーク部と磁気的に結合されている。上部ポール部はギャップ膜を挟んで下部ポール部と向き合っている。薄膜コイルは、前記下部ヨーク部及び上部ヨーク部の間に絶縁膜を介して配置されている。従って、上部ヨーク部、上部ポール部、ギャップ膜、下部ポール部、下部ヨーク部及び後方結合部により、薄膜コイルに流れる電流によって生じた磁束のための薄膜磁気回路が形成される。
上部ポール部は、ポール端部と、ポール後部とを含んでいる。ポール端部は、記録トラック幅を規定する幅を有している。ポール後部は、一端が絶縁膜の端縁部またはその近傍においてポール端部と磁気的に連結されて第1のフレアポイントを構成し、他端が上部ヨーク部に連結されて第2のフレアポイントを構成している。第1のフレアポイントにおけるポール端部の幅は、ポール後部の最大幅よりも小さくなっている。この構造に係る薄膜磁気ヘッドは、オーバーライト特性において高い性能を発揮する。すなわち、この上部ポール部は、スロートハイト零の位置において、ポール端部と連結しているポール後部の幅は、記録媒体上のトラック幅を規定するポール端部の幅よりもかなり大きい幅を有し、ポール後部のボリュームは、従来のそれに比べて大きい。このため、薄膜コイルによってヨーク部に発生した磁束は、ポール後部で飽和せず、ポール端部にまで十分に到達する。したがって、ポール端部が例えばサブミクロンという狭トラック幅に対応したものであっても、オーバーライト用の磁束として十分な大きさが得られる。すなわち、狭トラック化を実現しつつ、十分なオーバーライト特性を確保することが可能である。
しかも、ポール後部は、幅方向の両側端縁が、第2のフレアポイントから、第1のフレアポイントに向かって、幅が次第に増大する向きに傾斜しているから、傾斜角度の範囲内において、ポール後部の最大幅が変化しても、安定したオーバーライト特性を確保することができる。
なお、薄膜磁気ヘッドとしては、上部ヨーク部及び上部ポール部が、実質的に平坦な連続する膜でなるタイプ(プレーナタイプと称する)と、上部ヨーク部及び上部ポール部が、互いに分離されていて、上部ヨーク部の端部が上部ポール部に重ねられているタイプ(HSタイプと称する)が知られているが、本発明は、何れのタイプのものにも適用でき、等質的作用効果を生じる。
本発明は、更に、上記薄膜磁気ヘッドとヘッド支持装置とを組み合わせた磁気ヘッド装置及び、この磁気ヘッド装置と磁気ディスクとを組み合わせた磁気ディスク装置についても開示する。
本発明の他の特徴及びそれによる作用効果は、添付図面を参照し、実施例によって更に詳しく説明する。
図1は薄膜磁気ヘッドの一例を示す図で、媒体対向面側から見た平面図、図2は図1に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図、図3は図1及び図2に図示された薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分を拡大して示す図、図4は図1〜図3に示した薄膜磁気ヘッドの構成をモデル化して示す平面図、図5は図4に対応する側面図である。図示された薄膜磁気ヘッドは、スライダ基体1と、書込み素子2及び読取素子3とを含む。
スライダ基体1は、例えば、アルティック(Al23−TiC)等のセラミック材料からなり、媒体対向面に浮上特性制御用の幾何学的形状を有している。そのような幾何学的形状の代表例として、実施例では、スライダ基体1の基底面10に、第1の段部11、第2の段部12、第3の段部13、第4の段部14、及び、第5の段部15を備える例を示してある。基底面10は、矢印Aで示す空気の流れ方向に対する負圧発生部となり、第2の段部12及び第3の段部13は、第1の段部11から立ち上がるステップ状の空気軸受けを構成する。第2の段部12及び第3の段部13の表面はABSとなる。
第4の段部14は、基底面10からステップ状に立ち上がり、第5の段部15は第4の段部14からステップ状に立ちあがっている。書込み素子2及び読取素子3は第5の段部15に設けられている。
図3を参照すると、読取素子3は、MR素子30を含む。MR素子30は、SV膜またはTMR膜を含んでいる。SV膜の場合は、CIPタイプまたはCPPタイプが用いられる。TMR膜は、本来、膜面に垂直にセンス電流を流すものである。MR素子30は、第1のシールド層31と第2のシールド層33との間の絶縁ギャップ膜32の内部に配置されている。
書込み素子2は、下部磁性膜21と、上部磁性膜22と、薄膜コイル23と、書込みギャップ膜24とを含む。下部磁性膜21は、下部ヨーク部210と、下部ポール部211とを有する。下部ポール部211は記録媒体に対向する側、即ち、ABS12、13の側において、下部ヨーク部210の端部に突出して備えられている。下部ヨーク210は、第2のシールド膜33に隣接させた絶縁膜34の上に設けられている。
書込みギャップ膜24は、下部磁性膜21の下部ポール部211と、上部磁性膜22の上部ポール部(222、223)との間に設けられている。上部磁性膜22は、上部ポール部が、下部磁性膜21の下部ポール部211と、書込みギャップ膜24を介して向き合っている。
下部ポール部211は、書込みギャップ膜24と向き合う上面に、凹部を有しており、この凹部内に絶縁膜273が配置されており、この絶縁膜273のABS12、13の側の端部、即ち、絶縁膜273と、下部ポール部211の凹部の内壁面との接触境界がスロートハイト零を決める。
上部磁性膜22は、上部ヨーク部221と、上部ポール部(222、223)とを有している。ヨーク部とポール部の区別は、磁気回路上、必ずしも明確ではないが、本発明では、面積の大小によって区別している。すなわち、広い面積を有する部分をヨーク部と称し、この広い面積の部分から絞り込まれた結果、小面積となった部分を、ポール部と称する。上部磁性膜22は、アルミナなどの絶縁膜274によって覆われている。
本発明において、上部ヨーク部221及び上部ポール部(222、223)は、同一面内に存在している。上部ヨーク部221は下部ヨーク部210から間隔を隔て、記録媒体に対向するABS12、13の側から見て後方に位置する後方結合部26により、下部ヨーク部210と磁気的に結合されている。薄膜コイル23は、下部ヨーク部及び上部ヨーク部221の間に存在する絶縁膜25、271〜273によって、電気的に絶縁されている。絶縁膜25、271〜273は、有機絶縁膜、無機絶縁膜又はそれらの組み合わせによって構成される。
上部ポール部(222、223)は、ポール端部223と、ポール後部222とを含み、書込みギャップ膜24を挟んで下部ポール部211と向き合っている。ポール端部223は、記録トラック幅を規定する幅W11を有している。ポール端部223は、その全長にわたって、ほぼ同一の幅W11を維持する。
上部磁性膜22を構成する上部ポール部(222、223)の構成は、本発明の特徴部分である。次に、この点について、図4及び図5を参照して説明する。
ポール後部222は、一端が絶縁膜273の端縁部またはその近傍において、ポール端部223と磁気的に連結されて、第1のフレアポイントFP1を構成する。本発明において、フレアポイントとは、幅の拡大する開始点という意味で用いている。ポール端部223は、ABS12、13から第1のフレアポイントFP1まで、ほぼ同一の幅W11を保っている。第1のフレアポイントFP1は、スロートハイト零を与える下部ポール部211の凹部の内壁面との接触境界よりも、ABS12、13の側に位置する。
ポール後部222は、第1のフレアポイントFP1において、ポール端部223に連結され、第1のフレア終止点EP1までは、後方に向かうにつれてその幅が拡大されている。そして、第1のフレア終止点EP1において、最大幅W21となる。図示実施例では、第1のフレア終止点EP1は、スロートハイト零を与える下部ポール部211の凹部の内壁面との接触境界よりも、若干、ABS12、13の側に位置する。
ポール後部222は、ポール端部223との連結部分となる一端とは反対側の他端が上部ヨーク部221に連結されて第2のフレアポイントFP2を構成する。ポール後部222は、図6にも図示するように、幅方向の両側端縁が、第2のフレアポイントFP2から第1のフレアポイントFP1に向かって幅が次第に増大する向きに、角度αで傾斜する。従って、第1のフレアポイントFP1におけるポール端部223の幅W11は、ポール後部222の最大幅W21よりも、必ず小さくなる。角度αは、図6に図示するように、ABS12、13に対する垂線O1及びその平行線O11を基準(角度零)とする角度である。
第2のフレアポイントFP2からは、上部ヨーク部221の幅拡大が始まる。上部ヨーク部221は、後方に向かって、幅を次第に拡大してゆき、第2のフレア終止点EP2において、最大幅になる。
図示実施例の薄膜磁気ヘッドにおいて、上部磁性膜22は、上部ヨーク部221と、上部ポール部(222、223)とを有しており、上部ヨーク部221及び上部ポール部(222、223)は、同一面内に存在しているから、planar型の薄膜磁気ヘッドが得られる。このような構造は、製造が容易である。但し、本発明に係る薄膜磁気ヘッドは、図示のplanar型に限定されるものではない。どのようなヨーク構造のものであっても、幅広く適用できる。
上部ヨーク部221は、下部ヨーク部210から間隔を隔て、ABS12、13の側から見て後方に位置する後方結合部26により、下部ヨーク部210と磁気的に結合されている。上部ポール部(222、223)は書込みギャップ膜24を挟んで下部ポール部211と向き合っている。薄膜コイル23は、下部ヨーク部210及び上部ヨーク部221の間に絶縁膜を介して配置されている。従って、上部ヨーク部221、上部ポール部(222、223)、書込みギャップ膜24、下部ポール部211、下部ヨーク部210及び後方結合部26により、薄膜コイル23に流れる電流によって生じた磁束のための薄膜磁気回路が形成される。
上部ポール部(222、223)は、ポール端部223と、ポール後部222とを含んでいる。ポール端部223は、記録トラック幅を規定する幅W11を有している。ポール後部222は、一端が絶縁膜273の端縁部またはその近傍においてポール端部223と磁気的に連結されて第1のフレアポイントFP1を構成し、他端が上部ヨーク部221に連結されて第2のフレアポイントFP2を構成している。第1のフレアポイントFP1におけるポール端部223の幅W11は、ポール後部222の最大幅W21よりも小さくなっている。この構造に係る薄膜磁気ヘッドは、オーバーライト特性において高い性能を発揮する。
すなわち、この上部ポール部(222、223)は、スロートハイト零の位置において、記録媒体上のトラック幅を規定するポール端部223の幅W11よりもかなり大きい幅W21を有し、ポール後部222のボリュームは、従来のそれに比べて大きい。このため、薄膜コイル23によってヨーク部に発生した磁束は、ポール後部222では飽和せず、ポール端部223にまで十分に到達する。したがって、ポール端部223が例えばサブミクロンという狭トラック幅に対応したものであっても、オーバーライト用の磁束として十分な大きさが得られる。すなわち、狭トラック化を実現しつつ、十分なオーバーライト特性を確保することが可能である。
しかも、ポール後部222は、幅方向の両側端縁が、第2のフレアポイントFP2から、第1のフレアポイントFP1に向かって、幅が次第に増大する向きに、角度αで傾斜しているから、傾斜角度αの範囲内において、ポール後部222の最大幅が変化しても、安定したオーバーライト特性を確保することができる。
図7は、角度αと記録磁場(Oe)との関係を示すデータである。図示するように、角度αがマイナスとなる領域、即ち、ポール後部222の幅方向の両側端縁が、第2のフレアポイントFP2から、第1のフレアポイントFP1に向かって、幅が次第に増大する向きに、角度αで傾斜する場合、角度αの変化に対する記録磁場の変動幅が非常に少ない。しかも、高い安定した記録磁場が得られる。従って、狭トラック化を実現しつつ、十分なオーバーライト特性を確保することができる。
図8は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例を示す図である。図において、図4に表れた構成部分に相当する部分については、同一の参照符号を付してある。この実施例の特徴は、ポール後部222の最前縁が、第1のフレアポイントFP1にあり、かつ、この位置で、ポール後部222が最大幅W22となる点にある。換言すれば、ポール後部222は、その最前縁が、ポール端部223の側面に対してほぼ直交する関係にある。この実施例の場合も、先に述べた実施例と同様の作用効果を奏する。
図9は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例を示す断面図、図10は図9に示した薄膜磁気ヘッドの上部ポール部及び上部ヨーク部を拡大して示す平面図である。図9、図10において、図1〜図6に現れた構成部分に相当する部分については同一の参照符号を付してある。参照符号270、275はアルミナなどでなる絶縁膜、参照符号231、232は薄膜コイル、参照符号213は下部ヨーク部210に設けられた凹部である。
この実施例では、上部ポール部(222、223)と、上部ヨーク221とを分離し、上部ポール部(222、223)の上に、上部ヨーク部221の端部を重ねた構造(HSタイプ)となっている。上部ポール部(222、223)は、ポール端部223と、ポール後部222とを含んでいる。ポール端部223は、記録トラック幅を規定する幅W11を有している。ポール後部222は、ポール端部223と第1のフレアポイントFP1の部分で連続する。第1のフレアポイントFP1におけるポール端部223の幅W11は、ポール後部222の最大幅W21よりも小さくなっている。この構造に係る薄膜磁気ヘッドは、オーバーライト特性において高い性能を発揮する。
上部ヨーク221は、絶縁膜276の表面に付着され、その先端部がポール後部222の部分で重なり、その後方側では、絶縁膜276の立ち上がり斜面に沿って立ち上がっており、立ち上がり部分の付近に、第2のフレアポイントFP2を有する。
図9及び図10に示した薄膜磁気ヘッドは、第1のフレアポイントFP1を、上部ヨーク部221から分離して設けられた上部ポール部(222、223)に設定されている点で、図1〜図6に示した薄膜磁気ヘッド(プレーナタイプ)と構造的に異なるように見えるが、第1のフレアポイントFP1を、図1〜図6のプレーナタイプから下側に平行的に移したもの捉えることができるのであって、機能面では等質的である。
図11は、図9に示した薄膜磁気ヘッドのポール部の別の実施例を拡大して示す平面図である。この実施例では、第1のフレア終止点EP1の後方に、更に、第3のフレアポイントFP3を設定してある。この実施例は、フレアポイントの数を、これまで図示されたものに限定することなく、増減できることを示唆するものである。
図12は磁気ヘッド装置の正面図、図13は図12に示した磁気ヘッド装置の底面図である。図示された磁気ヘッド装置は、図1乃至図10に示した薄膜磁気ヘッド5と、ヘッドサスペンション6とを含む。ヘッドサスペンション6は、金属薄板でなる支持体60の長手方向の一端にある自由端に、同じく金属薄板でなる可撓体を取付け、この可撓体の下面に薄膜磁気ヘッド5を取付けた構造となっている。
具体的には、可撓体は、支持体60の長手方向軸線と略平行して伸びる2つの外側枠部61、62と、支持体60から離れた端において外側枠部61、62を連結する横枠63と、横枠63の略中央部から外側枠部61、62に略平行するように延びていて先端を自由端とした舌状片64とを有する。横枠63のある方向とは反対側の一端は、支持体60の自由端付近に溶接等の手段によって取付けられている。
支持体60の下面には、例えば半球状の荷重用突起65が設けられている。この荷重用突起65により、支持体60の自由端から舌状片64へ荷重力が伝えられる。
薄膜磁気ヘッド5は、舌状片64の下面に接着等の手段によって取付けられている。薄膜磁気ヘッド5は、ピッチ動作及びロール動作が許容されるように支持されている。
本発明に適用可能なヘッドサスペンション6は、上記実施例に限定するものではなく、これまで提案され、またはこれから提案されることのあるヘッド支持装置を、広く適用できる。例えば、支持体60と舌状片64とを、タブテープ(TAB)等のフレキシブルな高分子系配線板を用いて一体化したもの等を用いることもできる。また、従来より周知のジンバル構造を持つものを自由に用いることができる。
図14は磁気ディスク装置の具体的な構造を示す斜視図である。図示された磁気ディスク装置は、軸70の回りに回転可能に設けられた磁気ディスク71と、磁気ディスク71に対して情報の記録及び再生を行う薄膜磁気ヘッド5と、薄膜磁気ヘッド5を磁気ディスク71のトラック上に位置決めするためのアッセンブリキャリッジ装置73とを備えている。
アセンブリキャリッジ装置73は、軸74を中心にして回動可能なキャリッジ75と、このキャリッジ75を回動駆動する例えばボイスコイルモータ(VCM)からなるアクチュエータ76とから主として構成されている。
キャリッジ75には、軸74の方向にスタックされた複数の駆動アーム77の基部が取り付けられており、各駆動アーム77のポール端部には、薄膜磁気ヘッド5を搭載したヘッドサスペンションアッセンブリ6が固着されている。各ヘッドサスペンションアセンブリ6は、そのポール端部に有する薄膜磁気ヘッド5が、各磁気ディスク71の表面に対して対向するように駆動アーム77のポール端部に設けられている。図14に示した磁気ディスク装置は、図1〜図8を参照して説明した作用効果を奏する。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
薄膜磁気ヘッドの一例を示す図で、媒体対向面側から見た平面図である。 図1に図示された薄膜磁気ヘッドの断面図である。 図1及び図2に図示された薄膜磁気ヘッドの磁気変換素子部分を拡大して示す図である。 図1〜図3に示した薄膜磁気ヘッドの構成をモデル化して示す平面図である。 図4に対応する側面図である。 図1乃至図5に示した薄膜磁気ヘッドの上部ヨーク部の構成を説明する図である。 本発明に係る薄膜磁気ヘッドにおける角度αと記録磁場(Oe)との関係を示すデータである。 本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例を示す図である。 本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例を示す断面図である。 図9に示した薄膜磁気ヘッドのポール部を拡大して示す平面図である。 図9に示した薄膜磁気ヘッドのポール部の別の例を拡大して示す平面図である。 磁気ヘッド装置の正面図である。 図12に示した磁気ヘッド装置の底面図である。 本発明に係る磁気ディスク装置の斜視図である。
符号の説明
21 下部磁性膜
210 下部ヨーク部
211 下部ポール部
22 上部磁性膜
221 上部ヨーク部
222 ポール後部
223 ポール端部
FP1 第1のフレアポイント
FP2 第2のフレアポイント

Claims (7)

  1. 記録素子を含む薄膜磁気ヘッドであって、
    前記記録素子は、下部磁性膜と、上部磁性膜と、ギャップ膜と、薄膜コイルとを含んでおり、
    前記下部磁性膜は、下部ヨーク部と、下部ポール部とを有し、前記下部ポール部は記録媒体に対向する側に位置する前記下部ヨーク部の端部に備えられており、
    前記上部磁性膜は、上部ヨーク部と、上部ポール部とを有しており、
    前記上部ヨーク部は、前記下部ヨーク部から間隔を隔て、前記記録媒体に対向する側から見て後方に位置する後方結合部により、前記下部ヨーク部と磁気的に結合されており、
    前記薄膜コイルは、前記下部ヨーク部及び上部ヨーク部の間に絶縁膜を介して配置されており、
    前記上部ポール部は、ポール端部と、ポール後部とを含み、前記ギャップ膜を挟んで前記下部ポール部と向き合っており、
    前記ポール端部は、記録トラック幅を規定する幅を有しており、
    前記ポール後部は、一端が前記絶縁膜の端縁部またはその近傍において前記ポール端部と磁気的に連結されてトラック幅方向の幅が広がる第1のフレアポイントを構成し、他端が前記上部ヨーク部に連結されてトラック幅方向の幅が広がる第2のフレアポイントを構成し、幅方向の両側端縁が、前記第2のフレアポイントから前記第1のフレアポイントに向かって幅が次第に増大する向きに傾斜しており、
    前記第1のフレアポイントにおける前記ポール端部の幅が、前記ポール後部の最大幅よりも小さくなっている、
    薄膜磁気ヘッド。
  2. 請求項1に記載された薄膜磁気ヘッドであって、前記ポール後部は、最大幅の部分から前記第1のフレアポイントに向かって幅の縮小する部分を有する薄膜磁気ヘッド。
  3. 請求項1に記載された薄膜磁気ヘッドであって、前記ポール後部は、前記第1のフレアポイントが最前縁で、かつ、最大幅を有する薄膜磁気ヘッド。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された薄膜磁気ヘッドであって、前記上部ヨーク部及び前記上部ポール部は、実質的に平坦な連続する膜でなる薄膜磁気ヘッド。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載された薄膜磁気ヘッドであって、前記上部ヨーク部及び前記上部ポール部は、分離されており、前記上部ヨーク部は端部が前記上部ポール部に重ねられている薄膜磁気ヘッド。
  6. 薄膜磁気ヘッドと、ヘッド支持装置とを含む磁気ヘッド装置であって、
    前記薄膜磁気ヘッドは、請求項1乃至5の何れかに記載されたものでなり、
    前記ヘッド支持装置は、前記薄膜磁気ヘッドを支持する
    磁気ヘッド装置。
  7. 磁気ヘッド装置と、磁気ディスクとを含む磁気ディスク装置であって、
    前記磁気ヘッド装置は、請求項6に記載されたものでなり、
    前記磁気ディスクは、前記磁気ヘッド装置との協働により、磁気記録の記録及び再生を行なう
    磁気ディスク装置。
JP2004360479A 2004-03-05 2004-12-13 薄膜磁気ヘッド Pending JP2005285306A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004360479A JP2005285306A (ja) 2004-03-05 2004-12-13 薄膜磁気ヘッド
US11/068,967 US7239480B2 (en) 2004-03-05 2005-03-02 Thin film magnetic head having an upper pole portion with a width that increases towards an abs

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004062178 2004-03-05
JP2004360479A JP2005285306A (ja) 2004-03-05 2004-12-13 薄膜磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005285306A true JP2005285306A (ja) 2005-10-13

Family

ID=34914520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004360479A Pending JP2005285306A (ja) 2004-03-05 2004-12-13 薄膜磁気ヘッド

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7239480B2 (ja)
JP (1) JP2005285306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041140A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Fujitsu Ltd 磁気ヘッドおよび記録媒体駆動装置
US7764465B2 (en) 2006-03-28 2010-07-27 Tdk Corporation Thin-film magnetic head with a spiral recording coil having a first part with a denser pitch closer to the medium facing surface than a second coil part and all set between a pair of magnetic layers

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185558A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ヘッド及びそれを備えた磁気記録装置
US7492555B2 (en) * 2005-07-13 2009-02-17 Headway Technologies, Inc. Thin-film magnetic head structure, method of manufacturing the same, and thin-film magnetic head
US8634162B2 (en) * 2007-03-08 2014-01-21 HGST Netherlands B.V. Perpendicular write head having a stepped flare structure and method of manufacture thereof
US20090195920A1 (en) * 2008-01-31 2009-08-06 Bonhote Christian R Main pole bridge structure
TWI472459B (zh) * 2008-05-19 2015-02-11 Melrose David 移除真空壓力之頂部空間改性方法及其裝置
US8634161B2 (en) * 2008-12-31 2014-01-21 HGST Netherlands, B.V. Systems having writer with deeper wrap around shield and methods for making the same
US8259413B2 (en) * 2008-12-31 2012-09-04 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Write head with self-align layer and a method for making the same
US8570685B1 (en) * 2012-04-17 2013-10-29 Tdk Corporation Wafer for magnetic head and method for manufacturing the same
US9019661B2 (en) 2013-08-07 2015-04-28 Seagate Technology Llc Apparatus with a plurality of heat sinks
US8923100B1 (en) 2013-09-11 2014-12-30 Seagate Technology Llc Multi-portion heat sink for use with write pole and near-field transducer
US9202491B2 (en) 2014-03-31 2015-12-01 Seagate Technology Llc Planar plasmon generator with thickened region and peg region

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000105907A (ja) 1998-07-30 2000-04-11 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JP2000113412A (ja) * 1998-10-07 2000-04-21 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JP3869595B2 (ja) * 1999-11-12 2007-01-17 Tdk株式会社 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
US6762911B2 (en) * 2002-02-11 2004-07-13 Headway Technologies, Inc. Combination type thin film magnetic head and method of manufacturing the same
US7558020B2 (en) * 2004-11-12 2009-07-07 Headway Technologies, Inc. Thin-film magnetic head structure having a magnetic pole tip with an even width portion method of manufacturing thereof, and thin-film magnetic head having a magnetic pole tip with an even width portion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764465B2 (en) 2006-03-28 2010-07-27 Tdk Corporation Thin-film magnetic head with a spiral recording coil having a first part with a denser pitch closer to the medium facing surface than a second coil part and all set between a pair of magnetic layers
JP2008041140A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Fujitsu Ltd 磁気ヘッドおよび記録媒体駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7239480B2 (en) 2007-07-03
US20050195526A1 (en) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7679862B2 (en) Perpendicular recording head with reduced thermal protrusion
US7239480B2 (en) Thin film magnetic head having an upper pole portion with a width that increases towards an abs
JP4286208B2 (ja) 垂直記録用磁気ヘッドとその製造方法及びそれを用いた磁気ディスク装置
US7894159B2 (en) Perpendicular write head with independent trailing shield designs
US8159781B2 (en) Magnetic head for perpendicular recording and disk drive with the same
US8149538B2 (en) Magnetic head for perpendicular recording and disk drive with the same
US7463450B2 (en) Thin film magnetic head
JP2002133610A (ja) 垂直記録用磁気ヘッド及びそれを搭載した磁気ディスク装置
US8472137B2 (en) Magnetic head and method of manufacture thereof wherein the head includes a pole layer and non-magnetic layer having a continuous tapered face opposed to a trailing shield
JP2009016024A (ja) 書き込み磁界が高められたパターンド媒体用磁気書き込み装置
US8665548B2 (en) Magnetic recording device and magnetic recording method
US8824102B2 (en) Thin-film magnetic head with improved wide area track erasure (WATE), method of manufacturing the same, head gimbal assembly, and hard disk drive
JP2006107656A (ja) 発熱体を備えた薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ及び該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置
US8102623B2 (en) Thin-film magnetic head with a magnetic pole having an inclined step at its top end section surface, magnetic head assembly with the thin-film magnetic head, magnetic disk drive apparatus with the magnetic head assembly, and manufacturing method of thin-film magnetic head
JP2006302486A (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
US8208220B1 (en) Magnetic head, head assembly, and magnetic recording/reproducing apparatus to reduce risk of wide area track erase
JP3865308B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気記録再生装置
US7796359B2 (en) Magnetic head for perpendicular magnetic recording and method of manufacturing the same, the magnetic head including pole layer and two shields sandwiching the pole layer
JP2006114160A (ja) 磁気ヘッド及びそれを搭載した磁気記録再生装置
JP2006323932A (ja) 発熱体を備えた薄膜磁気ヘッド、該薄膜磁気ヘッドを備えたヘッドジンバルアセンブリ、該ヘッドジンバルアセンブリを備えた磁気ディスク装置及び該薄膜磁気ヘッドを用いた磁気記録再生方法
JP4713174B2 (ja) 垂直記録用磁気ヘッド及びそれを搭載した磁気ディスク装置
JP2004327651A (ja) 磁気抵抗効果素子、薄膜磁気ヘッド、磁気ヘッド装置及び磁気記録再生装置
JP2003317212A (ja) 垂直記録用磁気ヘッドおよびそれを搭載した磁気ディスク装置
US8760805B2 (en) Thin film magnetic head, thin film magnetic head device, and magnetic recording/reproducing apparatus
WO2009153837A1 (ja) 磁気ヘッド、磁気ヘッドの製造方法、及び磁気記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080521