JP2005249094A - 回転軸シール - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材とを備える回転軸シールであって、シール性能が高く、且つシール機能が長期に亙って維持される回転軸シールを提供する。
【解決手段】 回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、回転軸外周面の第2シール部材シールリップ部に接触する部位に形成された複数の周溝とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材とを備える回転軸シールに関するものである。
回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、第2シール部材のシールリップ部に形成された複数の周溝とを備える回転軸シールが特許文献1に開示されている。
特許文献1の回転軸シールにおいては、第2シール部材のシールリップ部の隣接する周溝に挟まれた部位と回転軸外周面との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側から低圧側への流体の漏出が防止される。
特許第2847277号公報
特許文献1の回転軸シールにおいては、第2シール部材のシールリップ部の隣接する周溝に挟まれた部位は、隣り合う前記挟まれた部位から切り離されているので、回転軸外周面との間に発生する面圧が分散することなく前記挟まれた部位の内部に侵入し大きな圧縮応力を発生させる。この結果、前記挟まれた部位が経時的に劣化して弾性を失い、シールリップ部のシール機能が経時的に低下する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材とを備える回転軸シールであって、シール性能が高く、且つシール機能が長期に亙って維持される回転軸シールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明においては、回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、回転軸外周面の第2シール部材シールリップ部に接触する部位に形成された複数の周溝とを備えることを特徴とする回転軸シールを提供する。
本発明に係る回転軸シールにおいては、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位と第2シール部材シールリップ部との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側から低圧側への流体の漏出が防止される。
本発明に係る回転軸シールにおいては、第2シール部材シールリップ部には溝は形成されていないので、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位に接触する部位と、前記接触する部位に隣接し前記周溝に対峙する部位とは、連続している。従って、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位との接触部に発生した大きな面圧は、前記周溝に対峙する部位の内部へも分散侵入しつつ、前記接触部の内部へ侵入する。この結果、前記接触部内部の圧縮応力の増加が抑制され、前記接触部とその内部の経時劣化が抑制され、シール機能の経時低下が抑制される。従って本発明に係る回転軸シールは、シール性能が高く、且つシール機能を長期に亙って維持することができる。
本発明の好ましい態様においては、回転軸外周部の隣接する周溝に挟まれた部位の断面形状は台形である。
回転軸外周部の隣接する周溝に挟まれた部位の断面形状を台形にすることにより、第2シール部材シールリップ部の、前記周溝に挟まれた部位に接触する部位の両端に発生する応力集中を緩和し、シールリップ部の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
本発明の好ましい態様においては、台形の上辺と側辺との交差部が面取り加工されている。
台形の上辺と側辺との交差部を面取り加工することにより、第2シール部材シールリップ部の、前記周溝に挟まれた部位に接触する部位の両端に発生する応力集中を更に緩和し、シールリップ部の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
本発明においては、回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、回転軸外周面の第2シール部材シールリップ部に接触する部位に複数回巻き回されて形成された螺旋溝とを備えることを特徴とする回転軸シールを提供する。
本発明に係る回転軸シールにおいては、回転軸外周面の隣接する螺旋溝に挟まれた部位と第2シール部材シールリップ部との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側から低圧側への流体の漏出が防止される。
本発明に係る回転軸シールにおいては、第2シール部材シールリップ部には溝は形成されていないので、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する螺旋溝に挟まれた部位に接触する部位と、前記接触する部位に隣接し前記螺旋溝に対峙する部位とは、連続している。従って、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する螺旋溝に挟まれた部位との接触部に発生した大きな面圧は、前記螺旋溝に対峙する部位の内部へも分散侵入しつつ、前記接触部の内部へ侵入する。この結果、前記接触部内部の圧縮応力の増加が抑制され、前記接触部とその内部の経時劣化が抑制され、シール機能の経時低下が抑制される。従って本発明に係る回転軸シールは、シール性能が高く、且つシール機能を長期に亙って維持することができる。
本発明の好ましい態様においては、螺旋溝は、回転軸の回転により溝内の流体が高圧側へ駆動されるように形成されている。
回転軸の回転に伴って、溝内の流体が高圧側へ駆動されることにより、溝内の流体が高圧側へ戻され、高圧側から低圧側への流体の漏出が更に効果的に防止される。
本発明においては、上記構成の回転軸シールを備える圧縮機を提供する。
本発明に係る回転軸シールは回転軸を備える種々の圧縮機に適用可能である。
本発明に係る回転軸シールにおいては、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位と第2シール部材シールリップ部との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側から低圧側への流体の漏出が防止される。
本発明に係る回転軸シールにおいては、第2シール部材シールリップ部には溝は形成されていないので、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位に接触する部位と、前記接触する部位に隣接し前記周溝に対峙する部位とは、連続している。従って、第2シール部材シールリップ部の、回転軸外周面の隣接する周溝に挟まれた部位との接触部に発生した大きな面圧は、前記周溝に対峙する部位の内部へも分散侵入しつつ、前記接触部の内部へ侵入する。この結果、前記接触部内部の圧縮応力の増加が抑制され、前記接触部とその内部の経時劣化が抑制され、シール機能の経時低下が抑制される。従って本発明に係る回転軸シールは、シール性能が高く、潤滑性能が高く、且つシール機能を長期に亙って維持することができる。
本発明の実施例に係るシール部材を備える斜板式圧縮機を説明する。
図1に示すように、冷媒ガスを吸入圧縮する可変容量型斜板式圧縮機Aは、回転軸10と、回転軸10に固定されたローター11と、傾角可変に回転軸10に支持された斜板12とを備えている。斜板12は、斜板12の傾角変動を許容するリンク機構13を介してローター11に連結され、ローター11ひいては回転軸10に同期して回転する。
斜板12の周縁部に摺接する一対のシュー14を介してピストン15が斜板12に係留されている。
ピストン15は、シリンダブロック16に形成されたボア16aに挿入されている。
回転軸10、ローター11、斜板12を収容するクランク室17を形成する有底円筒状のフロントハウジング18が配設されている。回転軸10は、フロントハウジング18を貫通して外部へ延びている。
回転軸10のフロントハウジング貫通部を密封する回転軸シール19が配設されている。図2に示すように、回転軸シール19は、回転軸10外周面に接触するシールリップ部19a′を有しクランク室17に近接する高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材19aと、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部19b′を回転軸10外周面に接触させ、第1シール部材19aに隣接して且つ第1シール部材19aよりも、クランク室17から離隔する低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材19bと、リップシール部材19a、19bを保持固定する保持金具19c、19d、19e、19fとを備えている。 回転軸シール19は更に、回転軸10外周面の第2シール部材シールリップ部19b′に接触する部位に形成された複数の周溝10aとを備えている。複数の周溝10aは、回転軸の長手方向に互いに所定の間隔を隔てて配設されている。
回転軸10外周部の隣接する周溝10aに挟まれた部位10bの断面形状は台形である。
図1に示すように、フロントハウジング18に取りつけられた電磁クラッチ20を介して図示しない外部駆動源から回転軸10の先端部に回転動力が伝達される。
吸入室と吐出室とを形成するシリンダヘッド21が配設されている。
シリンダブロック16とシリンダヘッド21との間にボア16aに連通する吸入孔と吐出孔とが形成された弁板22が配設されている。
フロントハウジング18、シリンダブロック16、弁板22、シリンダヘッド21は、ボルト23により一体に組み付けられている。フロントハウジング18とシリンダブロック16との接合部にガスケット24が介挿され、シリンダブロック16とシリンダヘッド21との接合部、より具体的には弁板22とシリンダブロック16、シリンダヘッド21との接合部には、ガスケット25、26が介挿され、該部をシールしている。
回転軸10はフロントハウジング18、シリンダブロック16により回転可能に支持されている。
可変容量型斜板式圧縮機Aにおいては、図示しない外部駆動源の回転動力が電磁クラッチ20を介して回転軸10に伝達され、回転軸10の回転がローター11、リンク機構13を介して斜板12に伝達される。斜板12の回転に伴う斜板12周縁部の回転軸10延在方向の往復動が、シュー14を介してピストン15に伝達され、ピストン15がボア16a内で往復動する。外部冷凍回路から還流した冷媒が、シリンダヘッド21に形成された吸入ポートと吸入室と吸入孔と図示しない吸入弁とを介してボア16aへ吸入され、ボア16a内で圧縮され、吐出孔と図示しない吐出弁と吐出室とシリンダヘッド21に形成された吐出ポートとを介して外部冷凍回路へ流出する。
回転軸シール19、ガスケット24〜26により、可変容量型斜板式圧縮機Aからの冷媒ガスの漏洩が防止される。
回転軸シール19においては、回転軸10外周面の隣接する周溝に挟まれた部位10bと第2シール部材シールリップ部19b′との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側すなわちクランク室17側から低圧側すなわち外部環境側への冷媒ガスの漏出が防止される。
回転軸シール19においては、第2シール部材シールリップ部19b′には溝は形成されていないので、第2シール部材シールリップ部19b′の、回転軸10外周面の隣接する周溝10aに挟まれた部位10bに接触する部位19b′と、前記接触する部位19b′に隣接し前記周溝10aに対峙する部位19b′とは、図2から分かるように連続している。従って、第2シール部材シールリップ部19b′の、回転軸10外周面の隣接する周溝10aに挟まれた部位10bとの接触部19b′に発生した大きな面圧は、前記周溝10aに対峙する部位19b′の内部へも分散侵入しつつ、前記接触部19b′の内部へ侵入する。この結果、前記接触部19b′内部の圧縮応力の増加が抑制され、前記接触部19b′とその内部の経時劣化が抑制され、シール機能の経時低下が抑制される。従って本発明に係る回転軸シールは、シール性能が高く、且つシール機能を長期に亙って維持することができる。
回転軸10外周部の隣接する周溝10aに挟まれた部位10bの断面形状を台形にすることにより、第2シール部材シールリップ部19b′の、前記周溝10aに挟まれた部位10bに接触する部位19b′の両端に発生する応力集中を緩和し、シールリップ部19b′の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
第1実施例において、回転軸10外周部の隣接する周溝10aに挟まれた部位10bの台形断面形状の上辺と側辺との交差部を直線状に或いは円弧状に面取り加工しても良い。
台形断面形状の上辺と側辺との交差部を面取り加工することにより、第2シール部材シールリップ部19b′の、前記周溝10aに挟まれた部位10bに接触する部位19b′の両端に発生する応力集中を更に緩和し、シールリップ部19b′の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
第1実施例において、周溝10aに代えて、図2に示すように、回転軸10外周面の第2シール部材シールリップ部19b′に接触する部位に、複数回巻き回して螺旋溝10a′を形成しても良い。
回転軸10外周面の隣接する螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′と第2シール部材シールリップ部19b′との間に大きな接触面圧が発生し、高圧側すなわちクランク室17側から低圧側すなわち外部環境側への冷媒ガスの漏出が防止される。
第2シール部材シールリップ部19b′には溝は形成されていないので、第2シール部材シールリップ部 19b′の、回転軸10外周面の隣接する螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′に接触する部位19b′と、前記接触する部位19b′に隣接し前記螺旋溝10a′に対峙する部位19b′とは、図2から分かるように連続している。従って、第2シール部材シールリップ部19b′の、回転軸10外周面の隣接する螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′との接触部19b′に発生した大きな面圧は、前記螺旋溝10a′に対峙する部位19b′の内部へも分散侵入しつつ、前記接触部19b′の内部へ侵入する。この結果、前記接触部19b′内部の圧縮応力の増加が抑制され、前記接触部19b′とその内部の経時劣化が抑制され、シール機能の経時低下が抑制される。従って本実施例に係る回転軸シールは、シール性能が高く、且つシール機能を長期に亙って維持することができる。
回転軸10外周部の隣接する螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′の断面形状を台形にすることにより、第2シール部材シールリップ部19b′の、前記螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′に接触する部位19b′の両端に発生する応力集中を緩和し、シールリップ部19b′の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
第3実施例において、回転軸10外周部の隣接する螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′の台形断面形状の上辺と側辺との交差部を直線状に或いは円弧状に面取り加工しても良い。
台形断面形状の上辺と側辺との交差部を面取り加工することにより、第2シール部材シールリップ部19b′の、前記螺旋溝10a′に挟まれた部位10b′に接触する部位19b′の両端に発生する応力集中を更に緩和し、シールリップ部19b′の経時劣化を更に効果的に抑制することができる。
第3実施例において、螺旋溝10a′を、回転軸10の回転により螺旋溝10a′の冷媒ガスと潤滑油とが高圧側であるクランク室17側へ駆動されるように形成しても良い。
回転軸10の回転に伴って、螺旋溝10a′内の冷媒ガスと潤滑油とが高圧側であるクランク室17側へ駆動されることにより、螺旋溝10a′内の冷媒ガスと潤滑油とが高圧側であるクランク室17側へ戻されるので、高圧側であるクランク室17側から低圧側である外部環境側へ冷媒ガスと潤滑油とが漏出する事態の発生が防止される。
本発明は斜板式圧縮機のみならず、回転軸を有する種々の圧縮機やポンプ等に適用可能である。
本発明の実施例に係る回転軸シールを備える可変容量型斜板式圧縮機の断面図である。 図1の部分拡大図である。
符号の説明
A 可変容量型斜板式圧縮機
10 回転軸
10a 周溝
10a′ 螺旋溝
11 ローター
12 斜板
13 リンク機構
14 シュー
15 ピストン
16 シリンダブロック
18 フロントハウジング
19 回転軸シール
19a 第1シール部材
19b 第2シール部材
19a′、19b′ シールリップ部
24、25、26 ガスケット

Claims (8)

  1. 回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、回転軸外周面の第2シール部材シールリップ部に接触する部位に形成された複数の周溝とを備えることを特徴とする回転軸シール。
  2. 回転軸外周部の隣接する周溝に挟まれた部位の断面形状は台形であることを特徴とする請求項1に記載の回転軸シール。
  3. 台形の上辺と側辺との交差部が面取り加工されていることを特徴とする請求項2に記載の回転軸シール。
  4. 回転軸外周面に接触するシールリップ部を有し高圧側に配設されたゴム弾性体製の第1シール部材と、内周縁が高圧側へ湾曲して形成したシールリップ部を回転軸外周面に接触させ、第1シール部材に隣接して且つ第1シール部材よりも低圧側に配設された合成樹脂製の第2シール部材と、回転軸外周面の第2シール部材シールリップ部に接触する部位に複数回巻き回されて形成された螺旋溝とを備えることを特徴とする回転軸シール。
  5. 回転軸外周部の隣接する螺旋溝に挟まれた部位の断面形状は台形であることを特徴とする請求項4に記載の回転軸シール。
  6. 台形の上辺と側辺との交差部が面取り加工されていることを特徴とする請求項4に記載の回転軸シール。
  7. 螺旋溝は、回転軸の回転により溝内の流体が高圧側へ駆動されるように形成されていることを特徴とする請求項4乃至6の何れか1項に記載の回転軸シール。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の回転軸シールを備えることを特徴とする圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007263199A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回転軸シール
JP2013511009A (ja) * 2009-11-11 2013-03-28 ガーロック・シーリング・テクノロジーズ・エルエルシー 満液軸受アイソレータ
KR101737891B1 (ko) 2010-03-17 2017-05-19 페더럴-모걸 엘엘씨 윤활유 유지 및 오물 차단 구조를 가진 레이디얼 샤프트 시일 조립체와 레이디얼 샤프트 시일 조립체의 제조 방법

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