JP2005249032A - 粉状体の擦切方法及び擦切装置 - Google Patents

粉状体の擦切方法及び擦切装置

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Abstract

【課題】 繊維分を含有する粉状体の薄い層を均一の厚さに擦り切ることができる粉状体の擦切方法及び擦切装置で、2層以上の多層構造を持った摩擦部材を成形するのに適したものを提供する。
【解決手段】 平面11a内に開口する所定形状の空所11b内に、繊維分を含む粉状体Aを山盛りに投入する工程と、擦切手段15の円筒体15aを前記空所11bの1方から他方に向かう第1方向aに移動するとともに、該第1方向aと交差する第2方向bに第1方向の速度より速い線速で回転させることによって、空所11b内の粉状体Aを擦り切る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉状体を一定の容積計量する擦切装置に関し、特に、ディスクパッド、ブレーキライニング、クラッチフェーシング等の摩擦材の製造方法に好適な粉状体の秤量方法と擦切装置に関する。
ブレーキライニングやクラッチフェーシング等は、ブレーキシューやクラッチディスクに接着剤やリベット等により貼着されて使用される。ディスクパッドのように摩擦材にバックプレートと称する金属板を加熱加圧成形で張り付けて製品となり使用されるものもある。
また、摩擦材は、繊維材、充填材、結合材などを混合した粉末状摩擦材原料を加熱加圧成形金型内に入れてプレス機で加熱加圧することにより成形される。この成形の仕方にも2通りあり、1つは、粉末状摩擦材原料を直接加熱加圧成形金型に充填し、プレス機で加圧して成形するもので、他の1つは、粉末状摩擦材原料を加圧成形金型に充填し、熱をかけずにプレス機で加圧して仮成形品を成形し、こうして成形された仮成形品を別の加熱加圧成形金型に充填し、プレス機で加熱加圧して成形するものとがある。ディスクパッドにおいては、粉末状摩擦材原料にバックプレートを重ねて加熱加圧し摩擦材とバックプレートを接着成形する。
上記の摩擦材は、単一の組成からなる単層構造としてもよいが、2層構造や多層構造とする場合がある。特にディスクパッドにおいては、バックプレートと摩擦材との接着力や剪断強度、摩擦材の摩擦面からバックプレートに熱が伝わり難くするための断熱性、鳴きの発生を防止するための振動吸収性を得るために、ブレーキとして作用する摩擦層と、バックプレートの中間に、摩擦層と異なる性能を持つ組成からなる中間層を設けることが多い。
従来の2層構造や多層構造の摩擦材は、共にほぼ粉末状をした摩擦層の原料と中間層の原料それぞれを重量で計量し、まず、中間層の原料を加圧成形金型内に均一の厚さになるように拡げ、その上から摩擦層原料を順次重ね、プレス機で加圧して仮成形品を成形していた。仮成形品を経ない場合は、加熱加圧成形金型内に摩擦層原料と中間層原料とを重ね、これに直接バックプレートを当てて、プレス機で加熱加圧して成形していた。
しかしながら、上記の従来の方法では、中間層を形成するための粉末状原料は、重量で計量され、一定の重さのものを型内に均一の厚さになるように人手又は機械によって拡げるので、層の厚さのバラツキができやすかった。通常、摩擦材の厚さは10mm程度あるのに対し、中間層は、その厚さが1〜2mmと薄くなっている。そして、厚さのバラツキがあって部分的に薄すぎる場所ができると、ここでの接着力、剪断強度、断熱性、振動吸収性が不足するおそれが生じる。そのため、従来は、均一の厚さにすることができなかったこともあり、中間層を厚く形成することで、薄いところでも接着力、剪断強度、断熱性、振動吸収性が低下しないようにしていた。
しかし、そうすると今度は厚すぎる箇所でも問題が起こる。厚すぎる箇所では、摩擦材が摩耗すると、異常に早く中間層が露出してしまい、ここの部分での摩擦係数、摩耗、耐フェード性等の摩擦性能が低下し易くなるのである。
上述したように、2層構造や多層構造にする場合、各層の厚さを一定にすることは非常に困難である。
そこで、特許文献1では、図14に示すような摩擦材の製造装置を提案している。すなわち、図14において、プランジャ2と固定型5との間に、一定の深さの空所3aが穿設されたスライド板3を水平方向に移動自在に設け、枠型1の近傍に中間層原料8のホッパ6を設けるとともに、その取出口6aを上記スライド板3と接触状態に配置している。
枠型1の下端面1bにはスライド板3が接触状態に配置されている。スライド板3には、摩擦材と同じ形状の空所3aが、板を貫通する孔として形成され、孔の底部を底板4で塞いでいる。底板4とスライド板3とは共に水平方向に移動可能で、空所3aが枠型1の真下に来たとき、この底板4がプレス機の固定型5上に載るようにされる。底板4には、仮成形品のボス部に対応する凹部4aがあり、スライド板3と底板4とは、凹部4aの中心を通る線により左右に割れる割型構造となっている。
スライド板3が図の左右に移動して空所3aがホッパ6の下にくると、空所3aと凹部4a内に中間層原料8が投入される。スライド板3が元の枠型1の下方に戻るときホッパ6の下端面6bが擦り切り板となって中間層原料8の厚さを均一にする。空所3aが枠型1の空所1aと重なる位置に戻ったら、その上から一定量の摩擦層原料9を空所1aに投入して厚さを均一にし、プランジャ2が下降して加圧成形する。また、このようなスライド板3を複数枚重ね、別のホッパにまた別の粉末状の中間層原料を入れておくことで、2層以上の多層構造を得ることができる。
ところで、中間層は繊維材を多く混入させる程、バックプレートとの接着力や剪断強度が上がるので望ましい。しかし、特許文献1に記載の装置では、中間層に混入できる繊維材の量に限度があった。中間層は加熱加圧して成形されたときの厚さが1mm程度で、空所3aの深さは、数mm程度にしかならない。繊維材を多く混入すると、図14に記載したようにホッパ6の下端面6bの縁部で擦り切るとき、平らに擦り切ることができない。これは、下端面6bに当たった繊維が、縁部に押されて移動するとき下端面6bの縁部が繊維を引きずり、これに伴ってかなりの粉末状原料が一緒に引きずられることが原因と考えられる。その結果、擦り切りが終わったとき、粉末状の原料の全く無い部分ができるなど、擦り切り面が平らにならず、凹凸のできた状態になってしまう。この状態で加熱加圧成形をすると、中間層に凹凸や中間層の無い部分のある摩擦材ができてしまう。
特開平11−226979号
本発明は、このような問題の解決を図ったもので、繊維分を含有する粉状体の薄い層を均一の厚さに擦り切ることができる粉状体の擦切方法及び擦切装置で、2層以上の多層構造を持った摩擦材を成形するのに適したものを提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために本願の請求項1にかかる粉状体の擦切方法は、平面内に開口する所定形状の空所内に、繊維分を含む粉状体を盛り上がる程度に投入する工程と、下端面の少なくとも縁部に粗さを有する擦切手段を前記空所の1方から他方に向かう第1方向に移動するとともに、該第1方向と交差する第2方向に第1方向の速度より速い速度で移動することによって、前記下端面の縁部によって空所内の粉状体を擦り切る工程と、を有することを特徴としている。
本願の請求項2に記載の粉状体の擦切方法は、前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体を備え、該円筒体の下端面が前記平面上に摺接し、前記第2方向の移動が前記円筒体の回転であることを特徴としている。
本願の請求項3に記載の粉状体の擦切方法は、前記円筒体の内径が前記空所より大きく、前記擦切手段による擦り切り工程を円筒体内に前記空所が入った状態から開始することを特徴としている。
本願の請求項4に記載の粉状体の擦切方法は、前記擦切手段が振動体を備え、前記第2方向の移動が、該振動体の前記平面上における往復摺動であることを特徴としている。
本願の請求項5に記載の粉状体の擦切方法は、前記擦切手段がエンドレスベルトを有し、該エンドレスベルトが回転してエンドレスベルトの一端縁が前記平面上を摺動することによって前記第2方向の移動がされることを特徴としている。
本願の請求項6に記載の粉状体の擦切方法は、前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回された紐状体で、前記第2方向の移動手段が、該紐状体が回転して前記平面上を摺動するとともに該紐状体を2つのプーリの中心を結ぶ線を中心として回転させることを特徴としている。
本願の請求項7に記載の粉状体の擦切装置は、平面と該平面内に開口する所定形状の空所を備えた型枠と、該型枠の前記平面上を摺動し、型枠と相対的な移動をすることによって前記空所内に投入された紛状体を擦り切るため下端面の少なくとも縁部に粗さを有する擦切手段とを有し、該擦切手段と型枠との相対的な移動が前記空所の1方から他方に向かう第1方向の移動手段と、該第1方向と交差する第2方向の移動手段とを有し、第2方向の移動速度が第1方向の移動速度より早いことを特徴としている。
本願の請求項8に記載の粉状体の擦切装置は、前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体を備え、該円筒体の下端面が前記平面上を摺動する粗面であり、前記第2方向の移動手段が前記円筒体を回転させるモータであることを特徴としている。
本願の請求項9に記載の粉状体の擦切装置は、前記円筒体の内径が、前記空所より大きいことを特徴としている。
本願の請求項10に記載の粉状体の擦切装置は、前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体と、該円筒体内にあって前記平面上を摺動自在であるとともに偏心した孔が穿設された円板と、を備え、該円板が、円筒体と共に回転可能で、前記円筒体内を中心軸方向に所定距離移動自在であることを特徴としている。
本願の請求項11に記載の粉状体の擦切装置は、前記円筒体の中心軸と、前記モータの回転軸とが偏心していることを特徴としている。
本願の請求項12に記載の粉状体の擦切装置は、前記擦切手段が、前記平面上を一端縁が摺動する振動体を有し、前記第2方向の移動手段が、前記振動体を往復動させることを特徴としている。
本願の請求項13に記載の粉状体の擦切装置は、前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回されて一端縁が前記平面上を摺動するエンドレスベルトであり、前記第2方向の移動手段が、前記プーリを回転させることを特徴としている。
本願の請求項14に記載の粉状体の擦切装置は、前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回されて前記平面上を摺動する紐状体で、前記第2方向の移動手段が、前記プーリを回転させるとともに紐状体を2つのプーリの中心を結ぶ線を中心として回転させることを特徴としている。
本願の請求項15に記載の粉状体の擦切装置は、前記枠体が、プレス成形装置の枠金型と、該枠金型との間で相対的な移動が可能な下金型とであり、枠金型と下金型との相対高さを変更することによって、前記空所の深さが調整可能であることを特徴としている。
請求項1及び請求項7の発明によれば、空所内に盛り上がるように山積み投入された粉状体を、擦切手段で擦り切るとき、少なくとも下端面の縁部に粗さを有する擦切手段が第1方向と交差する第2方向にも素早く移動しているので、下端面の縁部に引っかかった繊維材に粉末状原料が引きずられようとしたときに、それを解しながら擦り切ることができる。したがって、粉状原料が繊維に引きずられることがなくなり、平らに擦り切ることができる。この擦切装置を摩擦材の製造に使用すれば、均一な厚さの中間層を持った摩擦材を得ることができる。
請求項2又は請求項8では、擦切手段に円筒体を用いるので、円筒体を回転するだけで第2方向の移動を加えることができ、容易に擦り切りが可能となる。
請求項3又は請求項9のように、円筒体の内径を空所より大きくすると、空所を円筒体内に入れた状態から擦り切りを開始できるので、余剰の粉状体は常に円筒体内に保持することができ、粉状体の飛散がなくなり、回収が不要になる。
請求項4,5,6,12,13,14のように、擦切手段として振動体やエンドレスベルトや紐状体を使用することも可能である。この構成によれば、粉状体の飛散を減少させることができる。
請求項10のように擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体と、該円筒体内にあって前記平面上を摺動自在であるとともに偏心した孔が穿設された円板と、を備え、該円板が、円筒体と共に回転可能で、前記円筒体内を中心軸方向に所定距離移動自在である構成とすれば、余剰の粉状体は偏心した孔の周縁で掻き取られ、円筒体内に保持されるので、余剰粉状体の回収が不要になる。
請求項11のように、前記円筒体の中心軸と、前記モータの回転軸とが偏心している構成とすれば、第2方向の移動方向を周期的に変更するので、粉状体を効率よく擦り切りすることができる。
請求項15のように、本発明は、容易に摩擦材成形用のプレス成形装置に適用可能なので、多層構造の摩擦材の各層の厚さを均一にした摩擦材を容易に製造することが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施例で、粉状体の擦切装置を摩擦材の製造装置としてのプレス装置の縦断面図、図2は図1の平面図で、上金型を省略した図である。このプレス装置10は、摩擦材の仮成形品を形成する装置である。
これらの図において、型枠としての枠金型11は、上面が平面11aで中央に空所11bが形成されている。図2に示すように、空所11bは、成形される仮成形品と同じ形状である。
枠金型11の内部には下金型12がある。この下金型12は、枠金型11との間で相対的な昇降ができ、空所11b内の任意の位置に停止可能である。
枠金型11の上方には、上金型13が設けられている。この上金型13も下金型12との間で相対的に昇降し、枠金型11の空所11b内で上金型13と下金型12との間で粉状体の摩擦材に圧力を加えて固め、仮成形品とする。
以上は従来の摩擦材製造装置と同じである。本発明では、擦切手段15を設けたことに特徴がある。
擦切手段15は、枠金型11の平面11a上をスライド可能に設けられている。円筒体15aは中空で、モータ15bにより矢印b方向に回転される構造である。円筒体15aは、下端面15cの少なくとも縁部に粗さがある。すなわち、下端面15cの全面が粗面であるか、または、下端面15cは平滑な面であって縁部のみに凹凸状の粗さが形成されているかいずれかの構成となっている。円筒体15aの素材としては、各種のバフに用いられる素材、硬質発泡ポリウレタンなどの粗面を有するものならどのような素材でもよい。
擦切手段15の円筒体15aは、図示の実施例では、中空円筒形状であるが、中実の円柱状とすることもできる。ただし、粉状体との接触面が多くなるので、中空円筒形状の方が好ましいと言える。円筒体15aの外径Dは、空所11bの短径Wより大きくしておけば、空所11bの長径Lより小さくても空所11b内に擦切手段15が落下することはない。
円筒体15aとモータ15bとは、枠金型11等に固定された移動手段15dとロッド15eにより接続され、矢印a方向に進退可能となっている。ロッド15eは、たとえば、ねじ軸を用いたり、ラックとピニオンにしたり、エアーシリンダや油圧シリンダにするなど、多様な構成を使用することができる。
以上の構成において、矢印a方向を第1方向、移動手段15dを第1方向の移動手段、矢印b方向を第2方向、モータ15bを第2方向の移動手段といい、以下この称呼を用いるものとする。
次に、このプレス装置10により摩擦材の原料である粉状体Aを秤量する方法を説明する。図3は、空所11bに中間層を形成するための粉状体Aを投入した状態を示す図である。図4は、空所11b内の粉状体Aを擦り切った状態を示す図である。
図3に示すように、下金型12を空所11b内の上方に近い位置に停止させる。空所11bの深さH1は、数mm程度で、実施例では6mmとした。また、図2に示すように、空所11bは長さL=100mm、幅W=50mmで、円筒体15aの直径D=200mm、肉厚10mmである。ただし、以上の数字は、単なる実施例であり、これらの数字に限定されるものではない。
空所11b内に粉状体Aを盛り上げるように投入する。粉状体Aは摩擦材のうちの中間層を形成するものである。この中間層となる粉状体Aは、摩擦材とバックプレートとの接着力や剪断強度を上げるため繊維長500μm以上の繊維成分が4体積%以上含まれている。繊維成分としては、有機繊維、無機繊維、金属繊維があり、有機繊維としては各種の合成繊維が使用できる。無機繊維としてはガラス繊維、ロックウール等がある。金属繊維としては鉄、銅などの繊維を使用することができる。
粉状体Aを空所11bに山盛り乃至盛り上がる程度に投入したら、擦切手段15の円筒体15aを300rpmで回転させ、図4に示す第1方向aの速度を30mm/秒で平面11a上をスライドさせ空所11b上を通過させ、擦り切りをする。円筒体15aの線速は、第1方向aとほぼ直交する第2方向bでは約3100mm/秒となり、第1方向aの速度30mm/秒の100倍以上であった。
円筒体15aの下端面15cは少なくともその縁部に粗さを有しており、かつ、回転によって第1方向aと交差する第2方向bに第1方向aの速度より早い速度で移動しているので、粉状体Aに含まれている繊維材が、下端面15cの縁部に押されて粉末状原料の引きずりを起こそうとしたときに、それを解すことができ、粉末状原料の引きずりが無くなるので、空所11bの上を平らに擦り切ることができる。この後、余剰分の粉状体Aは、図示しないバキューム装置等により回収され、原料として再利用されることになる。
図5、図6は中間層の粉状体Aの上に、摩擦層となる粉状体Bを所定の厚さに積層して擦り切る方法を説明する図である。粉状体Bは、粉状体Aとは別のホッパ内に収容してある。また、粉状体Aと混合しないように、作業を開始する前に平面11a上に残存している粉状体Aはバキューム等により回収しておく。
まず、下金型12を図4の位置からH2だけ降下させる。H2はH1より大きく、30〜40mm程度である。こうして形成された空所11bに、摩擦層となる粉状体Bを投入し、盛り上がる程度にする。粉状体Bは、摩擦層としての性能を確保するための組成を備えている。
粉状体Bを空所11bに盛り上がるようにしたら、擦切手段15の円筒体15aを粉状体Aの場合と同じ回転数と速度で回転・移動させ、空所11b上を通過させて擦り切りをする。このとき使用する擦切手段15は、粉状体Aのとき使用したのと異なるものを使用すれば、粉状体Aとの混合を防止することができる。その後、図示は省略するが、上金型13を空所11b内に降下させ、粉状体A,Bを加圧して中間層と摩擦層の2層構造になった仮成形品を成形する。
以上は2層構造についてであるが、3層以上の場合も同様に行うことができる。また、図示の実施例では、円筒体15aはその円の中心を軸に回転していたが、回転軸と中心とを偏心させてもよく、さらには、回転軸を円形に移動する二重回転型とすることもできる。
図7は、本発明の第2実施例で、擦り切りの際に回転体で粉状体を周囲に飛散するのを防止する実施例である。擦切手段16は中空の円筒体16aとモータ16bとを有する。円筒体16aは、空所11bを覆うのに十分な大きさの内径を有している。図3に示すように空所11bから盛り上がるように粉状体Aを投入し、外側から円筒体16aを被せる。この状態で円筒体16aを回転し、矢印a方向に移動すると、余剰の粉状体Aは、円筒体16a外に飛散することなく、円筒体16a内に入ったままの状態で空所11bを外れた平面11a上に移動することになる。この後、空所11bから離れた平面11a上の余剰の粉状体Aをバキューム等で回収する。図示しないが、第1方向の移動手段15dは、必要に応じて取り付けることができる。
図8は、本発明の粉状体の擦切装置の第3実施例を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。この実施例の擦切手段20は、円筒体21と、この中に収容されて円筒体21と共に回動する円板22と、円筒体21の上端近くの外側に設けられた鍔23と、この鍔23を下から支える4つの駆動手段24と、円筒体21の回転をガイドする4つのガイドローラ25とから構成されている。円板22には、偏心した孔22aが穿設されている。また、円板22は突起22bを有し、この突起22bが円筒体21に形成された溝内に嵌合して回り止めとなっている。また、突起22bが溝内を移動することで、円板22が軸方向(図の上下方向)に移動自在となっている。このような構成によって、円板22は円筒体21と一緒に回転するが、円筒体21内を昇降自在な構成となる。一方、円筒体21は擦り切りをしないので、平面11aとの間に若干の隙間を保つ方が良い。
擦切手段20には、図示は省略するが、図1と同様に第1方向の移動手段15dを設け、ロッド15eで接続されているものとする。各駆動手段24には、第2方向bの移動手段としての4つのモータ24aが設けられ、各モータ24aが回転すると駆動コロ24bが回転し、鍔23が第2方向bに回転することで円筒体21と中にある円板22とが回転する。円板22に穿設された孔22aが偏心しているので、この孔22aの縁部と円板22の下面とで粉状体を擦り切る。同時に擦切手段20を第1方向aに移動することで、空所11bの上面全体を擦り切ることができる。また、モータ24aは、4つは必要ではなく、1つだけでもよい。
図9及び図10は、本発明の粉状体の擦切装置の第4実施例を示す図で、図9は縦断面図、図10は上金型13を省略した状態の平面図である。
図7の第2実施例でも述べたが、図1の擦切手段15は、円筒形の円筒体15aの外周で擦り切るので、粉状体A,Bを広範囲に飛散させることから、その回収に時間が掛かる等の問題があった。この問題を解決するものとして、この第4実施例では、往復振動をする振動体を使用している。
すなわち、図9,図10において、擦切手段28は、振動体28aと駆動手段28bとから構成されている。振動体28aとしては、先端面が鋸歯状の凹凸のある先端面28cを有するものを使用している。先端面は、鋸歯状の他に、ブラシ状、櫛状などにしてもい。
駆動手段28bは、バイブレータでもよいが、エアーシリンダのような数cm程度の大きなストロークを確保できるものが望ましい。実施例では、第2方向bの振幅のストロークを30mm、周期を5往復/秒、第1方向aへの擦り切り速度を10mm/秒として擦り切ったが、擦り切り面に高低差がなく、平らに擦り切ることができた。この場合、b方向の速度は300mm/秒で、a方向の速度10mmの30倍であった。
なお、振動体28aは、板状のもので、図9、図10に記載の実施例では、平面11aに対し傾斜させているが、平面11aと平行にしてもよい。ただし、平面11aと平行にした場合は、余剰の粉状体Aを運び難いので、振動体28aの断面形状をL型にする等して垂直に立ち上がる部分を形成し、ここで余剰の粉状体Aを運べるようにすることが望ましい。
前記擦切手段28は、第1方向aの移動と、これに直角の第2方向bの往復動との組み合わせなので、余分な粉状体A,Bを空所11bの上から除去する力が不足する場合がある。そのような場合には、擦切手段28の駆動手段28b側を中心としたc方向の揺動を加えるとよい。この揺動は、駆動手段28b自身を別の回動手段で揺動することによって自動的に行うことができる。
図11、図12は本発明の第5実施例を示す図で、図11は縦断面図、図12は平面図である。この実施例の擦切手段30は、エンドレスベルト30aを2つのプーリ間に掛け、一方のプーリに第2方向の駆動手段として駆動用のモータ30bを取り付けた構成となっている。エンドレスベルト30aは、その下側の一端縁を平面11aに接している。図示は省略するが、モータ30bの部分に図1に示す第1方向の駆動手段15dとロッド15eを取り付けることで、第1方向aに自動的に送ることが可能となる。勿論、第1方向の駆動手段は、この構成に限定されるものではない。
空所11b内に粉状体Aを盛り上がる程度にし、モータ30bを回転すると、エンドレスベルト30aは第2方向bに回転運動を行う。この状態で、第1方向の駆動手段15dによって第1方向aに移動させることで、エンドレスベルト30aの下辺が平面11a上を摺動し、空所11b上の粉状体を擦り切ることができる。
図13は本発明の擦切手段の第6実施例を示す斜視図である。この擦切手段35では、紐状体35aを2つのプーリ35b,35c間に巻回している。モータ35dが回転すると、紐状体35aが第2方向bに回転する。擦切手段35全体は矢印a方向に移動する。下側の紐状体35aが平面11a上を摺動することで、空所11b上の粉状体を擦り切る。紐状体35aとしては、表面が粗面であるものが望ましく、たとえば、繊維を撚って作られたロープなどである。
さらにこの実施例では、プーリ35b,35cを支持するフレームをモータ35eで回転し、紐状体35aを2つのプーリ35b,35cの中心を結ぶ線X(モータ35eの回転軸と一致している)を中心として矢印cに示す方向の回転を加えている。この実施例では、モータ35dとモータ35eとで第2方向の移動手段を構成している。このc方向の回転を加えることで、余剰の粉状体を空所11bの上から除去することができる。
本発明の粉状体の擦切方法及び擦切装置は、自動車などの乗物用のブレーキやクラッチなどの摩擦材の製造、特に、1層の厚さが薄くなる多層構造の摩擦材の製造に適したものである。
本発明の第1実施例で、粉状体の擦切装置を摩擦材の製造装置としてのプレス装置に適用したプレス装置の縦断面図である。 図1の平面図で、上金型を省略した図である。 空所に中間層を形成するための粉状体を投入した状態を示す図である。 空所内の粉状体を擦り切った状態を示す図である。 中間層の粉状体の上に、摩擦層となる粉状体を所定の厚さに積層して擦り切る方法を説明する図である。 中間層の粉状体の上に、摩擦層となる粉状体を所定の厚さに積層して擦り切る方法を説明する図である。 本発明の第2実施例で、擦り切りの際に回転体で粉状体を周囲に飛散するのを防止する実施例である。 本発明の粉状体の擦切装置の第3実施例を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 本発明の粉状体の擦切装置の第4実施例を示す縦断面図である。 図9の上金型を省略した状態の平面図である。 本発明の第5実施例を示す縦断面図である。 本発明の第5実施例を示す平面図である。 本発明の擦切手段の第6実施例を示す斜視図である。 従来の摩擦材の製造装置の図である。
符号の説明
11 枠金型(型枠)
11a 平面
11b 空所
12 下金型
13 上金型
15 擦切手段
15a 円筒体
15b モータ(第2方向移動手段)
15c 下端面
15d 移動手段(第1方向移動手段)
16 擦切手段
16a 本体
16b モータ
20 擦切手段
21 円筒体
22 円板
22a 孔
24a モータ
25 ガイドローラ
28 擦切手段
28a 振動体
28b 駆動手段
28c 先端面
30 擦切手段
30a エンドレスベルト
30b モータ
35 擦切手段
35a 紐状体
35b,35c プーリ
35d モータ
35e モータ
A 粉状体(中間層)
B 粉状体(摩擦層)
a 第1方向
b 第2方向

Claims (15)

  1. 平面内に開口する所定形状の空所内に、繊維分を含む粉状体を盛り上がる程度に投入する工程と、下端面の少なくとも縁部に粗さを有する擦切手段を前記空所の1方から他方に向かう第1方向に移動するとともに、該第1方向と交差する第2方向に第1方向の速度より速い速度で移動することによって、前記下端面の縁部によって空所内の粉状体を擦り切る工程と、を有することを特徴とする粉状体の擦り切り方法。
  2. 前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体を備え、該円筒体の下端面が前記平面上に摺接し、前記第2方向の移動が前記円筒体の回転であることを特徴とする請求項1記載の粉状体の擦り切り方法。
  3. 前記円筒体の内径が前記空所より大きく、前記擦切手段による擦り切り工程を円筒体内に前記空所が入った状態から開始することを特徴とする請求項2記載の粉状体の擦り切り方法。
  4. 前記擦切手段が振動体を備え、前記第2方向の移動が、該振動体の前記平面上における往復摺動であることを特徴とする請求項1記載の粉状体の擦り切り方法。
  5. 前記擦切手段がエンドレスベルトを有し、該エンドレスベルトが回転してエンドレスベルトの一端縁が前記平面上を摺動することによって前記第2方向の移動がされることを特徴とする請求項1記載の粉状体の擦り切り方法。
  6. 前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回された紐状体で、前記第2方向の移動手段が、該紐状体が回転して前記平面上を摺動するとともに該紐状体を2つのプーリの中心を結ぶ線を中心として回転させることを特徴とする請求項1記載の粉状体の擦り切り方法。
  7. 平面と該平面内に開口する所定形状の空所を備えた型枠と、該型枠の前記平面上を摺動し、型枠と相対的な移動をすることによって前記空所内に投入された紛状体を擦り切るため下端面の少なくとも縁部に粗さを有する擦切手段とを有し、該擦切手段と型枠との相対的な移動が前記空所の1方から他方に向かう第1方向の移動手段と、該第1方向と交差する第2方向の移動手段とを有し、第2方向の移動速度が第1方向の移動速度より早いことを特徴とする粉状体の擦切装置。
  8. 前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体を備え、該円筒体の下端面が前記平面上を摺動する粗面であり、前記第2方向の移動手段が前記円筒体を回転させるモータであることを特徴とする請求項7記載の粉状体の擦切装置。
  9. 前記円筒体の内径が、前記空所より大きいことを特徴とする請求項8記載の粉状体の擦切装置。
  10. 前記擦切手段が、前記平面と直交する中心軸の円筒体と、該円筒体内にあって前記平面上を摺動自在であるとともに偏心した孔が穿設された円板と、を備え、該円板が、円筒体と共に回転可能で、前記円筒体内を中心軸方向に所定距離移動自在であることを特徴とする請求項9記載の粉状体の擦切装置。
  11. 前記円筒体の中心軸と、前記モータの回転軸とが偏心していることを特徴とする請求項8又は9記載の粉状体の擦切装置。
  12. 前記擦切手段が、前記平面上を一端縁が摺動する振動体を有し、前記第2方向の移動手段が、前記振動体を往復動させることを特徴とする請求項7記載の粉状体の擦切装置。
  13. 前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回されて一端縁が前記平面上を摺動するエンドレスベルトであり、前記第2方向の移動手段が、前記プーリを回転させることを特徴とする請求項7記載の粉状体の擦切装置。
  14. 前記擦切手段が、離間する2つのプーリ間にエンドレスに巻回されて前記平面上を摺動する紐状体で、前記第2方向の移動手段が、前記プーリを回転させるとともに紐状体を2つのプーリの中心を結ぶ線を中心として回転させることを特徴とする請求項7記載の粉状体の擦切装置。
  15. 前記枠体が、プレス成形装置の枠金型と、該枠金型との間で相対的な移動が可能な下金型とであり、枠金型と下金型との相対高さを変更することによって、前記空所の深さが調整可能であることを特徴とする請求項7から14のいずれかに記載の粉状体の擦切装置。
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