JP2005247489A - 姿勢変更搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送方向に対して略直交する方向での姿勢を漸次変更しながら確実に安定的に搬送でき、搬送物の挟持部分の寸法に対応した調節が簡単に確実に行え、多品種少量の搬送物に応じて搬送帯相互の間隔を簡単に変更でき、経済的な姿勢変更搬送装置を提供する。【解決手段】搬送帯Aと、一対のガイドレールBと、複数のレール支持体C1、C2と、駆動手段とを備え、少なくとも一方のガイドレールBを支持するレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、これら複数の移動部材25の移動により、一対のガイドレールBの間隔を変更できるよう構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、瓶、缶、ペットボトル等に入れられた飲料品や、食品や、医薬品や、その他の適宜搬送物の左右側部を挟むと共に、この挟んで保持した状態の搬送物を、搬送方向に対して略直交する捩れ方向に於いてその姿勢を漸次変更(例えば、正立状態から捩れ方向に傾斜させたり、横転させたり、倒立させたり、或いは、正立状態から捩れ方向に傾斜させた後に正立状態に戻したり、正立状態から横転させた後に正立状態に戻したり、正立状態から倒立させた後に正立状態に戻したり)しながら搬送できるようにした姿勢変更搬送装置であって、搬送物を保持して確実に且つ安定的に搬送できるようにすると共に、搬送物の左右側部の間隔に対応した調節が簡単に行えるように工夫した姿勢変更搬送装置に関するものである。
従来、この種の姿勢変更搬送装置としては、例えば、特許文献1に示すような容器搬送装置が開示されている。そして、この容器搬送装置は、ベース上に支持機構を介して支持された搬送帯を備え、この搬送帯は、所定間隔離して対向される互いの対向面同士の間に容器の胴部を挟んだ状態で同方向に駆動されることにより、上記容器を搬送する一対の領域を設けており、上記一対の領域での搬送帯は、挟持した容器を搬送中に少なくとも反転させることができるように、搬送方向に沿う軸線の回りにねじられているものである。
特許公報第2624946号
ところが、前述の如き容器搬送装置にあっては、搬送帯は、ガイド棒によって案内されて、ねじり軌道に沿って移動できるように構成されているが、容器の胴部を挟むべく対向している搬送帯相互の間隔を、簡単に変更できるように構成されていない難点があった。すなわち、一つの容器搬送装置によって多品種少量の容器等を搬送する場合、容器の胴部の径(寸法)に応じて搬送帯相互の間隔を簡単に且つ迅速に変更しなければならないが、これに対応することができない難点があった。
また、熱消毒等のために比較的高温となっている搬送物を搬送するような場合、搬送物の熱が搬送帯を介してガイド部分に悪影響を与える問題点等もあった。すなわち、ガイド部分の熱膨張によって、搬送帯の間隔が不均一となって搬送物の挟持力が必要以上に強くなったり、或いは低下したりする現象が生じる虞れがあった。
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消すべく創出されたもので、本発明の請求項1記載の姿勢変更搬送装置にあっては、搬送方向に対し略直交する方向で搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールBを支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールBが対峙するように形成され、この一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、これら複数の移動部材25の移動により、一対のガイドレールBの間隔を変更できるよう構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の姿勢変更搬送装置にあっては、搬送方向に対し略直交する方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールBを支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールBが対峙するように形成され、この一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設ける手段を採用した。
更に、請求項3記載の姿勢変更搬送装置にあっては、搬送方向に対し略直交する方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールBを架台Dに支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールBが対峙するように形成され、この一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、架台D或いは架台Dに設けた支持部材40に装着される固定部材20と、ガイドレールBが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材20に装着される移動部材25とを有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設ける手段を採用した。
そして、請求項4記載の姿勢変更搬送装置にあっては、搬送方向に対し略直交する捩れ方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールBを架台Dに支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールBが対峙するように形成され、この一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、架台D或いは架台Dに設けた支持部材40に装着される固定部材20と、ガイドレールBが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材20に装着される移動部材25と、一端部分が移動部材25に固定されると共に、固定部材20に正逆回転自在に設けた回転筒22の雌ネジ孔23に螺着されるネジ棒30とを有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段は、前記回転筒22に夫々固定されるスプロケット31と、この複数のスプロケット31に巻掛けられる連繋チェーン32とを備え、この連繋チェーン32の作動により、スプロケット31と共に回転筒22を回転せしめ、ネジ棒30の進退によって複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設ける手段を採用した。
それから、請求項5記載の姿勢変更搬送装置にあっては、搬送方向に対し略直交する捩れ方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する姿勢変更搬送装置であって、その搬入位置から搬出位置まで搬送物を挟持して搬送する搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、ガイドレールBを支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備え、複数のレール支持体C1、C2は、捩れ角度を許容圧力角の範囲内で等分或いは略等分に分割して確定した数に応じて設定されると共に、搬送路に沿って適宜間隔に設けられる姿勢変更の基点毎に配され、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールBが対峙するように形成され、この一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設ける手段を採用した。
加えて、請求項6記載の姿勢変更搬送装置にあっては、前記ガイドレールBは、移動部材25に連結マスト27を介して固定される適宜金属製で略帯板状のレール基板15と、このレール基板15の搬送帯Aの摺接部分を覆うように装着される適宜耐熱合成樹脂製のカバーレール16とで構成する手段を採用した。
また、請求項7記載の姿勢変更搬送装置にあっては、前記ガイドレールBは、移動部材25に連結マスト27を介して固定される適宜金属製で略断面溝形状のレール基体17と、このレール基体17の搬送帯Aの摺接部分を覆うように装着される適宜耐熱合成樹脂製のカバーレール16とで構成する手段を採用した。
更に、請求項8記載の姿勢変更搬送装置にあっては、前記レール基板15やレール基体17には、複数の切欠溝18を長手方向に沿って適宜間隔で設ける手段を採用した。
そして、請求項9記載の姿勢変更搬送装置にあっては、前記架台Dには、搬送路の中心線を中心とするような略湾曲状の支持部材40を複数設け、この支持部材40の湾曲方向に沿った任意の位置で固定部材20を固定できるように構成する手段を採用した。
しかも、請求項10記載の姿勢変更搬送装置にあっては、前記搬送帯Aは、複数のチェーン基体を連結してなる走行チェーン10と、チェーン基体夫々に装着される複数の弾性保持部材11とからなり、この走行チェーン10と弾性保持部材11との間に、上下方向のズレを吸収可能なスライドガイドプレート12と、回転方向のズレを吸収可能な球形受座13とを介装せしめる手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載の姿勢変更搬送装置によれば、搬送帯Aによって保持された適宜搬送物を、搬送方向に対して略直交する方向でその姿勢を漸次変更しながら確実に且つ安定的に搬送できるようになる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、その組立てや、分解や、修理等が簡単に行えるような姿勢変更搬送装置となる。
更に、一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、これらの複数の移動部材25の移動により、一対のガイドレールBの間隔を変更できるよう構成したので、搬送物の挟持部分の寸法に対応した一対のガイドレールBの間隔調節(搬送帯A相互の間隔調節)が簡単に且つ確実に行えるようになる。
特に、多品種少量の搬送物等を搬送する場合に、種々の搬送物の挟持部分の寸法に応じて一対のガイドレールBの間隔(搬送帯A相互の間隔)を簡単に変更でき、経済的な姿勢変更搬送装置となる。
また、本発明の請求項2記載の姿勢変更搬送装置によれば、搬送帯Aによって保持された適宜搬送物を、搬送方向に対して略直交する方向に於いてその姿勢を漸次変更しながら確実に且つ安定的に搬送できるようになる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、その組立てや、分解や、修理等が簡単に行えるような姿勢変更搬送装置となる。
更に、一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたので、搬送物の挟持部分の寸法に対応した一対のガイドレールBの間隔調節(搬送帯A相互の間隔調節)が連繋手段の作動だけで簡単に且つ確実に行えるようになる。
特に、多品種少量の搬送物等を搬送する場合に、種々の搬送物の挟持部分の寸法に応じて一対のガイドレールBの間隔(搬送帯A相互の間隔)を簡単に且つ迅速に変更でき、作業能率の向上に役立つ経済的な姿勢変更搬送装置となる。
更に、本発明の請求項3記載の姿勢変更搬送装置によれば、搬送帯Aによって保持された適宜搬送物を、搬送方向に対して略直交する方向に於いてその姿勢を漸次変更しながら確実に且つ安定的に搬送できるようになる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、その組立てや、分解や、修理等が簡単に行えるような姿勢変更搬送装置となる。
しかも、一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、架台D或いは架台Dに設けた支持部材40に装着される固定部材20と、ガイドレールBが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材20に装着される移動部材25とを有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたので、搬送物の挟持部分の寸法に対応した一対のガイドレールBの間隔調節(搬送帯A相互の間隔調節)が連繋手段の作動だけで簡単に且つ確実に行えるようになる。
特に、多品種少量の搬送物等を搬送する場合に、種々の搬送物の挟持部分の寸法に応じて一対のガイドレールBの間隔(搬送帯A相互の間隔)を簡単に且つ迅速に変更でき、作業能率の向上に役立つ経済的な姿勢変更搬送装置となる。
そして、本発明の請求項4記載の姿勢変更搬送装置によれば、搬送帯Aによって保持された適宜搬送物を、捩れ方向に於いてその姿勢を漸次変更しながら確実に且つ安定的に搬送できるようになる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、その組立てや、分解や、修理等が簡単に行えるような姿勢変更搬送装置となる。
また、一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、架台D或いは架台Dに設けた支持部材40に装着される固定部材20と、ガイドレールBが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材20に装着される移動部材25と、一端部分が移動部材25に固定されると共に、固定部材20に正逆回転自在に設けた回転筒22の雌ネジ孔23に螺着されるネジ棒30とを有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段は、前記回転筒22に夫々固定されるスプロケット31と、この複数のスプロケット31に巻掛けられる連繋チェーン32とを備え、この連繋チェーン32の作動により、スプロケット31と共に回転筒22を回転せしめ、ネジ棒30の進退によって複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたので、搬送物の挟持部分の寸法に対応した一対のガイドレールBの間隔調節(搬送帯A相互の間隔調節)が連繋チェーン32の作動だけで簡単に且つ確実に行えるようになる。
特に、多品種少量の搬送物等を搬送する場合に、種々の搬送物の挟持部分の寸法に応じて一対のガイドレールBの間隔(搬送帯A相互の間隔)を簡単に且つ迅速に変更でき、作業能率の向上に役立つ経済的な姿勢変更搬送装置となる。
それから、本発明の請求項5記載の姿勢変更搬送装置によれば、搬送帯Aによって保持された適宜搬送物を、捩れ方向に於いてその姿勢を漸次変更しながら確実に且つ安定的に搬送できるようになる。しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、その組立てや、分解や、修理等が簡単に行えるような姿勢変更搬送装置となる。
更に、一対のガイドレールBの内少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材25を有し、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたので、搬送物の挟持部分の寸法に対応した一対のガイドレールBの間隔調節(搬送帯A相互の間隔調節)が連繋手段の作動だけで簡単に且つ確実に行えるようになる。
特に、多品種少量の搬送物等を搬送する場合に、種々の搬送物の挟持部分の寸法に応じて一対のガイドレールBの間隔(搬送帯A相互の間隔)を簡単に且つ迅速に変更でき、作業能率の向上に役立つ経済的な姿勢変更搬送装置となる。
また、本発明の請求項6記載の姿勢変更搬送装置によれば、例えば、熱消毒等を行うべく比較的高温となっている搬送物を搬送する場合であっても、搬送物の熱が搬送帯Aを介してガイドレールBに与える悪影響を低減でき、ガイドレールBの熱膨張によって、搬送帯Aの間隔が不均一となって、搬送物の挟持力が必要以上に強くなったり、或いは低下したりする現象が生じ難いものとなる。
しかも、レール基板15の搬送帯Aの摺接部分を覆うように適宜耐熱合成樹脂製のカバーレール16を装着したので、搬送帯AとガイドレールBとの摩擦抵抗を低減できるようになると共に、搬送帯AがガイドレールBを滑らかに移動(摺接)できるようになる。
加えて、搬送路に沿ってガイドレールB自体を無理なく滑らかに捩れた状態とすることができるようになる。
更に、本発明の請求項7記載の姿勢変更搬送装置によれば、例えば、熱消毒等を行うべく比較的高温となっている搬送物を搬送する場合であっても、搬送物の熱が搬送帯Aを介してガイドレールBに与える悪影響を低減でき、ガイドレールBの熱膨張によって、搬送帯Aの間隔が不均一となって、搬送物の挟持力が必要以上に強くなったり、或いは低下したりする現象が生じ難いものとなる。
また、レール基板15の搬送帯Aの摺接部分を覆うように適宜耐熱合成樹脂製のカバーレール16を装着したので、搬送帯AとガイドレールBとの摩擦抵抗を低減できるようになると共に、搬送帯AがガイドレールBを滑らかに移動(摺接)できるようになる。
加えて、搬送路に沿ってガイドレールB自体を無理なく滑らかに捩れた状態とすることができるようになる。
そして、本発明の請求項8記載の姿勢変更搬送装置によれば、レール基板15やレール基体17が、スムーズに且つ均一に捩れ易くなり、捩れ状態の変更にも対応できるようになる。
それから、本発明の請求項9記載の姿勢変更搬送装置によれば、固定部材20を支持部材40の湾曲方向に沿った任意の位置で簡単に且つ正確に固定できるようになる。特に、捩れ搬送中に搬送物が詰まったり、揺れたりしないスムーズな搬送のための正確な所望の搬送路が誰でも簡単に且つ短時間で形成できるようになる。
加えて、本発明の請求項10記載の姿勢変更搬送装置によれば、上下方向のズレや回転方向のズレを確実に吸収できるようになり、搬送物をより安定した状態で挟持できるようになる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、主に、飲料品(例えば、ペットボトルに充填された飲料品)や、食品(例えば、包装用容器に入れられた食品)や、医薬品(例えば、包装用瓶に入れられた医薬品)や、包装用容器自体や、包装用瓶自体や、その他の適宜搬送物の左右側部を挟むと共に、この挟んで保持した状態の搬送物を、搬送方向に対して略直交する捩れ方向に於いてその姿勢を漸次変更(例えば、正立状態から捩れ方向に傾斜させたり、横転させたり、倒立させたり、或いは、正立状態から捩れ方向に傾斜させた後に正立状態に戻したり、正立状態から横転させた後に正立状態に戻したり、正立状態から倒立させた後に正立状態に戻したり)しながら搬送できるようにした姿勢変更搬送装置である。
具体的には、搬送方向に対し略直交する捩れ方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成し、この搬送路に於いて搬送物を挟持可能となるよう配される一対の(或いは、1つに繋がったものでも良い)搬送帯Aと、搬送帯Aを案内する一対のガイドレールBと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールBを架台D(或いは、架台Dに固定した複数の支持プレート40)に支持する複数のレール支持体C1、C2と、搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる駆動手段とを備えたものである。
そして、搬送帯Aが搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔のまま一対のガイドレールBが捩れ部分を含めて対峙するように形成されている。
しかも、この一対のガイドレールBの内、少なくとも一方のガイドレールBを支持しているレール支持体C1は、架台D(或いは、架台Dに固定した複数の支持プレート40)に装着される固定部材20と、ガイドレールBが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する方向に於いて移動可能となるよう固定部材20に装着される移動部材25と、一端部分が移動部材25に固定(回動自在に装着)されると共に、固定部材20に正逆回転自在に設けた回転筒22の雌ネジ孔23に螺着されるネジ棒30とを有している。
更に、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段は、前記回転筒22に夫々固定されるスプロケット31と、この複数のスプロケット31に巻掛けられる連繋チェーン32とを備えている。
そして、連繋チェーン32の作動により、スプロケット31と共に回転筒22を回転せしめ、ネジ棒30の進退によって複数の移動部材25を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールBを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールBの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構が設けられている。
搬送帯AをガイドレールBに沿って移動させる前記駆動手段は、例えば、架台Dの一端がわに配される適宜モーター1と、架台Dの一端がわに配されると共に、搬送帯Aが巻掛けられて、モーター1の駆動回転力を搬送帯Aに伝達する駆動スプロケットと、架台Dの他端がわに配されると共に、搬送帯Aが巻掛けられる従動スプロケット3とで構成されている。
前記搬送帯Aは、略環状に連結されて三次元的に移動可能な適宜走行チェーン10と、この走行チェーン10の挟持面がわに互換装着可能となるように(或いは互換装着できなくても良い)固定される適宜形状の弾性保持部材11とからなり、この弾性保持部材11が搬送物に直接的に接触すると共に、搬送物を損傷することなく確実に挟持できるように形成されている。
尚、前記走行チェーン10は、例えば、ガイドレールBに摺接する複数の合成樹脂製のチェーン基体と、捩り可能な金属製の連結用チェーン(例えば、シムチェーン等)とで構成されており、複数のチェーン基体が連結用チェーンに所定間隔で装着されることによって、チェーン基体相互を連結するように構成されている。
また、前記搬送帯Aの走行チェーン10と弾性保持部材11との間に、上下方向のズレを吸収可能なスライドガイドプレート12と、回転方向のズレを吸収可能な複数の球形受座13とを夫々介装せしめて、上下方向のズレや回転方向のズレを確実に吸収して、搬送物をより安定した状態で挟持できるよう構成しても良い。
前記ガイドレールBは、移動部材25に連結マスト27及び固定ネジ等を介して固定される適宜金属製で略帯板状のレール基板15或いは略断面溝形状のレール基体17と、このレール基板15或いはレール基体17の搬送帯Aとの摺接部分を覆うように装着される弾性変形可能な適宜耐熱合成樹脂製のカバーレール16とで構成されている。
そして、前記レール基板15或いはレール基体17は、例えば、弾性変形可能なステンレススプリング鋼や、形状記憶スチール等によって構成され、その一部を薄く構成する等して捩れ易く且つ捩れ状態の変更にも対応できるように構成されている。
更に、レール基板15或いはレール基体17には、例えば、複数の適宜切欠溝18や適宜透孔等を設けておくことができ、より捩れ易く且つその捩れ状態の変更がよりスムーズに行えるように構成しておくことができる。
また、前記カバーレール16は、例えば、レール基板15或いはレール基体17の摺接部分を覆えるような断面略角C字状或いは断面略リップ溝形状に形成され、耐熱性、耐摩耗性等に優れ、搬送帯Aの走行チェーン10のチェーン基体との摺接抵抗が少なく、チェーン基体がスムーズに摺接できるように構成されている。しかも、弾性変形可能で捩れ易く、その捩れ状態の変更がよりスムーズに行え、捩れ状態が全体的に滑らかとなるように構成されている。
ところで、ガイドレールBは、搬送路に於いては、一対のガイドレールBが搬送路の中心線を挟むように対峙した状態に配されており、この一対のガイドレールBは、レール支持体C1、C2を介して架台D(或いは支持プレート40)に固定されているが、搬送路以外の部分(リターン部分)に於いては、架台Dの左右側部にレール支持体C3を介して固定されている。
前記レール支持体C1は、例えば、搬送路に於ける一対のガイドレールBの内、一方のガイドレールBを可動可能に支持できるよう構成され、他方のガイドレールBは、レール支持体C2を介して架台D(或いは、支持プレート40)に固定できるよう(可動不能に或いは可動可能に)構成されている。
尚、複数のレール支持体C1、C2は、例えば、捩れ角度を許容圧力角の範囲内で等分或いは略等分に分割して確定した数に応じて設定されると共に、搬送路に沿って適宜間隔に設けられる基点毎に配されている。
そして、ガイドレールBを可動可能に支持するレール支持体C1は、例えば、搬送方向に沿って適宜間隔で配されるように架台Dに固着された略湾曲帯板状の金属製支持部材40に、ボルト・ナット等を介して任意の傾きで且つ支持プレート40の湾曲方向に沿った任意の位置で金属製固定部材20を装着し、この固定部材20に複数のガイド筒21を設け、このガイド筒21内を摺動可能な複数のガイドピン26を移動部材25に固定し、固定部材20の中央部分には、回転筒取付部を設け、この回転筒取付部内に適宜ベアリング等を介して回転筒22を正逆回転自在に装着し、この回転筒22の内周面に設けた雌ネジ孔23にネジ棒30を螺着すると共に、このネジ棒30の一端部分を固定部28を介して移動部材25に回動自在に装着して構成されている。
更に、複数のレール支持体C1の移動部材25夫々に連繋される前記連繋手段は、例えば、前記回転筒22に夫々固定されるスプロケット31と、この複数のスプロケット31に巻掛けられる適宜連繋チェーン32と、この連繋チェーン32がスプロケット31に確実に巻掛けられるように、隣設する連繋チェーン32の間に配されるテンションスプロケットとを備えている。すなわち、連繋チェーン32の作動により、複数のスプロケット31を同時に回転せしめると共に、夫々の回転筒22を回転せしめ、複数のネジ棒30を所定量進退させると共に、複数の移動部材25も同時に同量移動せしめて、一方のガイドレールBを全体的に移動せしめられるようにしてある。
ところで、姿勢変更搬送装置の具体的構成、形状、寸法、材質、駆動手段の具体的構成、モーター1の具体的構成、配設位置、数、駆動スプロケット2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、従動スプロケット3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、搬送帯Aの具体的構成、形状、寸法、材質、配設状態、走行チェーン10の具体的構成、形状、寸法、材質、弾性保持部材11の具体的構成、形状、寸法、材質、スライドガイドプレート12の具体的構成、形状、寸法、材質、球形受座13の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、ガイドレールBの具体的構成、形状、寸法、材質、配設状態、レール基板15の具体的構成、形状、寸法、材質、カバーレール16の具体的構成、形状、寸法、材質、レール基体17の具体的構成、形状、寸法、材質、切欠溝18の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、レール支持体C1、C2、C3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、固定部材20の具体的構成、形状、寸法、材質、ガイド筒21の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、回転筒22の具体的構成、形状、寸法、材質、雌ネジ孔23の具体的構成、配設位置、移動部材25の具体的構成、形状、寸法、材質、ガイドピン26の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、連結マスト27の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、固定部28の具体的構成、形状、寸法、材質、ネジ棒30の具体的構成、形状、寸法、材質、連繋手段の具体的構成、スプロケット31の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、連繋チェーン32の具体的構成、形状、寸法、材質、架台Dの具体的構成、形状、寸法、材質、支持部材40の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本発明の姿勢変更搬送装置の概略平面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置の概略正面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分側断面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分側断面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分側断面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分背面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分平面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置を例示する部分側断面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置のガイドレール部分を例示する部分分解斜視図である。 本発明の姿勢変更搬送装置のガイドレール部分を例示する縦断面図である。 本発明の姿勢変更搬送装置の他の走行チェーンを例示する概略縦断面図である。
符号の説明
1 モーター 2 駆動スプロケット
3 従動スプロケット
A 搬送帯
10 走行チェーン 11 弾性保持部材
12 スライドガイドプレート 13 球形受座
B ガイドレール
15 レール基板 16 カバーレール
17 レール基体 18 切欠溝
C1 レール支持体
20 固定部材 21 ガイド筒
22 回転筒 23 雌ネジ孔
25 移動部材 26 ガイドピン
27 連結マスト 28 固定部
30 ネジ棒 31 スプロケット
32 連繋チェーン
C2 レール支持体
C3 レール支持体
D 架台
40 支持部材

Claims (10)

  1. 搬送方向に対し略直交する方向で搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯と、搬送帯を案内する一対のガイドレールと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールを支持する複数のレール支持体と、搬送帯をガイドレールに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯が搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールが対峙するように形成され、この一対のガイドレールの内少なくとも一方のガイドレールを支持しているレール支持体は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材を有し、これら複数の移動部材の移動により、一対のガイドレールの間隔を変更できるよう構成したことを特徴とする姿勢変更搬送装置。
  2. 搬送方向に対し略直交する方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯と、搬送帯を案内する一対のガイドレールと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールを支持する複数のレール支持体と、搬送帯をガイドレールに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯が搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールが対峙するように形成され、この一対のガイドレールの内少なくとも一方のガイドレールを支持しているレール支持体は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材を有し、複数のレール支持体の移動部材夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたことを特徴とする姿勢変更搬送装置。
  3. 搬送方向に対し略直交する方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯と、搬送帯を案内する一対のガイドレールと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールを架台に支持する複数のレール支持体と、搬送帯をガイドレールに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯が搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールが対峙するように形成され、この一対のガイドレールの内少なくとも一方のガイドレールを支持しているレール支持体は、架台或いは架台に設けた支持部材に装着される固定部材と、ガイドレールが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材に装着される移動部材とを有し、複数のレール支持体の移動部材夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたことを特徴とする姿勢変更搬送装置。
  4. 搬送方向に対し略直交する捩れ方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する捩れ部分が設けられた搬送路を形成すると共に、この搬送路に沿って搬送物を挟持した状態のまま搬送可能となるよう形成した姿勢変更搬送装置であって、搬送路に於いて搬送物を挟持して搬送するよう配される搬送帯と、搬送帯を案内する一対のガイドレールと、搬送路に沿って適宜間隔に配されると共に、ガイドレールを架台に支持する複数のレール支持体と、搬送帯をガイドレールに沿って移動させる駆動手段とを備え、搬送帯が搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールが対峙するように形成され、この一対のガイドレールの内少なくとも一方のガイドレールを支持しているレール支持体は、架台或いは架台に設けた支持部材に装着される固定部材と、ガイドレールが固定されると共に、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となるよう固定部材に装着される移動部材と、一端部分が移動部材に固定されると共に、固定部材に正逆回転自在に設けた回転筒の雌ネジ孔に螺着されるネジ棒とを有し、複数のレール支持体の移動部材夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段は、前記回転筒に夫々固定されるスプロケットと、この複数のスプロケットに巻掛けられる連繋チェーンとを備え、この連繋チェーンの作動により、スプロケットと共に回転筒を回転せしめ、ネジ棒の進退によって複数の移動部材を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたことを特徴とする姿勢変更搬送装置。
  5. 搬送方向に対し略直交する捩れ方向に於いて搬送物の姿勢を漸次変更する姿勢変更搬送装置であって、その搬入位置から搬出位置まで搬送物を挟持して搬送する搬送帯と、搬送帯を案内する一対のガイドレールと、ガイドレールを支持する複数のレール支持体と、搬送帯をガイドレールに沿って移動させる駆動手段とを備え、複数のレール支持体は、捩れ角度を許容圧力角の範囲内で等分或いは略等分に分割して確定した数に応じて設定されると共に、搬送路に沿って適宜間隔に設けられる姿勢変更の基点毎に配され、搬送帯が搬送物を挟持して搬送する部分にあっては、搬送物の挟持間隔に応じた一定間隔で一対のガイドレールが対峙するように形成され、この一対のガイドレールの内少なくとも一方のガイドレールを支持しているレール支持体は、搬送路の中心線に対して直交する放射方向に於いて移動可能となる移動部材を有し、複数のレール支持体の移動部材夫々に連繋される連繋手段を設け、この連繋手段の作動により、複数の移動部材を同時に移動せしめられるよう構成し、一方或いは両方のガイドレールを全体的に移動せしめて、一対のガイドレールの間隔を自在に変更できるよう構成したレール間隔調節機構を設けたことを特徴とする姿勢変更搬送装置。
  6. 前記ガイドレールは、移動部材に連結マストを介して固定される適宜金属製で略帯板状のレール基板と、このレール基板の搬送帯の摺接部分を覆うように装着される適宜耐熱合成樹脂製のカバーレールとで構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の姿勢変更搬送装置。
  7. 前記ガイドレールは、移動部材に連結マストを介して固定される適宜金属製で略断面溝形状のレール基体と、このレール基体の搬送帯の摺接部分を覆うように装着される適宜耐熱合成樹脂製のカバーレールとで構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5いずれか記載の姿勢変更搬送装置。
  8. 前記レール基板やレール基体には、複数の切欠溝を長手方向に沿って適宜間隔で設けたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の姿勢変更搬送装置。
  9. 前記架台には、搬送路の中心線を中心とするような略湾曲状の支持部材を複数設け、この支持部材の湾曲方向に沿った任意の位置で固定部材を固定できるように構成したことを特徴とする請求項3乃至請求項8いずれか記載の姿勢変更搬送装置。
  10. 前記搬送帯は、複数のチェーン基体を連結してなる走行チェーンと、チェーン基体夫々に装着される複数の弾性保持部材とからなり、この走行チェーンと弾性保持部材との間に、上下方向のズレを吸収可能なスライドガイドプレートと、回転方向のズレを吸収可能な球形受座とを介装せしめたことを特徴とする請求項1乃至請求項9いずれか記載の姿勢変更搬送装置。
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