JP2005246722A - プレス成形装置およびプレス成形方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、熱加圧成形するプレス成形装置においては、プレス板の加圧部は、プレス板よりも温度が低い被成形品に熱が奪われて、非加圧部との間に温度差が発生するが、プレス板全体を強制空冷するものは効率が悪い上に大掛りな設備が必要となるという問題を解決する。
【解決手段】 被成形品Aが当接される加圧部9bとそれ以外の非加圧部9cからなる面9aを有するプレス板9により、プレス板9よりも温度が低い被成形品Aを熱加圧成形するプレス成形装置1において、プレス板9の非加圧部9cのみに貼着または当接され、プレス板9の加圧部9bと非加圧部9cとの温度差を減少させる温度調整板14が備えられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形装置およびプレス成形方法に関する。
被成形品を熱加圧成形するプレス板の温度差を減少させることのできるプレス成形装置としては、特許文献1に記載されたものが公知である。特許文献1は、プレス成形装置の熱板におけるシート原反接触面の反対側の面に、強制空冷手段を有するソリッド・ブロックや、冷却フィンおよび冷却フィンを覆う密閉型のシュラウドを配設することにより、熱板の熱平衡を保つようにしている。しかしながら特許文献1においては、熱板の熱均衡を保つために熱板、または熱板の背面側に大掛りな設備が必要となり、スペースの無駄とコストアップに繋がっていた。また特許文献1は、熱板によりシート原反を加圧するものであり、熱板の主要部全体が加圧部であって、加圧部と非加圧部の間に発生する温度差を解消することを目的としていない。
実公平5−24513号公報(請求項1、請求項4、請求項5、図2、図3)
一方、被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、熱加圧成形するプレス成形装置においては、プレス板の加圧部は、プレス板よりも温度が低い被成形品に熱が奪われて、非加圧部との間に温度差が発生する。しかし前記特許文献1の装置を前記加圧部と非加圧部の温度差の解消に用いようとすると、熱板全体を強制空冷するため効率が悪い上に大掛りな設備が必要となる。そこで本発明は、既存の熱加圧成形を行なうプレス成形装置に大幅な改良を加えることなく、コストを削減した簡単な手段により効率よく、プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させることのできるプレス成形装置およびプレス成形方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のプレス成形装置は、被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形装置において、プレス板の非加圧部のみに貼着または当接され、プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させる温度調整板が備えられたことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のプレス成形装置は、請求項1において、温度調整板は、耐熱性ゴムからなることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のプレス成形装置は、請求項1または請求項2において、温度調整板は、被成形品を加圧部に位置決めする機能を有することを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のプレス成形方法は、被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形方法において、被成形品により加圧部の熱が奪われる熱加圧成形時に温度調整板によりプレス板の非加圧部の熱を奪い、プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させることを特徴とする。
本発明のプレス成形装置は、被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形装置において、プレス板の非加圧部のみに貼着または当接され、プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させる温度調整板が備えられたので、プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を、簡単な機構により効率よく減少させることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のプレス成形装置の側面図である。図2は、本発明のプレス成形装置におけるプレス板の平面図である。
図1に示されるように、本発明のプレス成形装置1には、ベッド2に載置された下型3と、可動盤5に取付けられた上型6とが設けられている。そして可動盤5は、加圧機構である加圧シリンダのラム4に固着され、前記上型6は下型3に対して昇降自在に設けられている。なおプレス成形装置1の加圧機構については、前記加圧シリンダによるものに限定されず、電動機を用いた他の機構のものでもよい。また本発明で熱加圧成形される被成形品Aは、一例としてLCD用導光板を成形する熱可塑性樹脂であるアクリル樹脂板があげられるが、熱加圧成形により表示装置の部品、ICカード、ディスク基板、レンズ、または燃料電池用セパレータ等の、他の製品を成形するものであってもよい。
下型3について詳しく説明すると、ベッド2上には、下型3の一部を構成する平板状の冷却盤7が取付けられている。冷却盤7はその内部に複数の温調用媒体通路8が形成され、所定の温度に制御可能となっている。またベッド2上において、冷却盤7の近傍には、ホルダ10が取付けられ、前記ホルダ10により後述するプレス板9が冷却盤7から一定以上離隔するのを防止している。またベッド2上における前記ホルダ10の内側近傍には、プレス板9を冷却盤7に当接および離隔移動させるプレス板移動機構としてのバネ11が取付けられ、バネ11の他端はプレス板9を保持する保持部12に固着されている。そして保持部12は、前記バネ11が伸張したときに、前記ホルダ10に当接されるようになっている。また前記保持部12にはそれぞれ複数の電極が固着されるとともに、電極はそれぞれ端子13に接続されている。そして冷却盤7を挟んで対向する保持部12,12には、プレス板9が固着されている。なおプレス板移動機構は、シリンダ等のアクチュエータを使用したものでもよい。
プレス板9は、冷却盤7と比較すると熱容量の小さい板状体から構成されている。本実施形態においては、プレス板9は厚さが3mmのステンレス板が使用され、他方の金型に対向するプレス面9aには、転写成形(熱加圧成形)を行なうための微細な凹凸が形成されている。そしてプレス板9のプレス面9aは、被成形品Aに当接され加圧を行う加圧部9bと、それ以外の被成形品Aが当接されない非加圧部9cとからなっている。またプレス板9には、図示しない電源から端子13および保持部12の電極を介して通電がなされて抵抗発熱する加熱機構が配設されている。なおプレス板9の加熱機構については、誘導加熱等の他の方法であってもよく、プレス板9以外から加熱されるものでもよい。またプレス板9のプレス面9aについても、別途0.3mm程度の厚さの微細な凹凸を有するニッケル製スタンパを貼付けたものでもよく、また凹凸のないものであってもよい。
またプレス板9の裏面は、電気絶縁体であって弾性体であるゴムシートが貼着された当接面9dとなっており、前記冷却盤7の表面と平行となるように形成されている。そしてプレス板9は、前記バネ11の収縮時に前記当接面9dが冷却盤7に当接する。なおプレス板9については、ゴムシートは必須のものではなく、冷却盤7等にゴムシートを固着してもよい。そしてプレス板9は、ラム4により押圧されていないときは、前記バネ11の弾発力により、冷却盤7から離隔した位置にあり、ラム4により被成形品Aを介してプレス板9が押圧されたときには、前記バネ11が収縮されて当接面9dと冷却盤7が当接されることとなる。
次に本発明のプレス成形装置1における、プレス板9の加圧部9bと非加圧部9cとの温度差を減少させる温度調整板14について説明する。温度調整板14は、プレス板9における非加圧部9cの過半の部分に貼着されている。つまり温度調整板14は、加圧部9bの部分だけ成形品形状に倣った開口部が形成されたシートがプレス板9の非加圧部9cのみに貼着されていることになる。そして前記温度調整板14の開口部の内側面14aは、被成形品Aをプレス板9の加圧部9bに位置決めする機能を有している。温度調整板14は、耐熱性に優れた材料からなり、本実施形態では耐熱性ゴムであるシリコンゴムからなっている。そして前記シリコンゴムの表面14bは放熱が促進されるように、凹凸が形成されている。また本実施形態では、温度調整板14は下型3のプレス板9のみに配設され、その厚みは、被成形品Aの板厚よりも僅かに厚くなっている。なお温度調整板14の材料については熱伝導率が高い方が望ましく、例えばグラファイトシートや、グラファイトシートの表面にシリコンゴムシートを積層したシートを用いてもよい。なおグラファイトシートを用いる場合は、その厚さは被成形品Aの板厚よりも薄く0.05mmないし0.3mm程度である。そして温度調整板14の少なくとも表面を電気絶縁材料であるシリコンゴム等とすることにより、例え被成形品Aの板厚が薄い場合でも、上下の抵抗発熱板であるプレス板9に通電したときに、プレス板9間における漏電の可能性をなくすことができる。
本発明においてプレス板9に温度調整板14を設ける理由について説明する。転写を行う熱加圧成形の際に、プレス板9の加圧部9bの温度は、常温の被成形品Aが押圧されることにより、前記被成形品Aに熱を奪われて非加圧部9cの温度より低くなる。その結果、加圧部9bにおける非加圧部9cに隣接する周辺部9b1は、非加圧部9cからの熱の影響を受けるから、加圧部9bにおける中心部9b2よりも高温となり、同じ加圧部9b内で、温度分布に差が生じることとなる。このような状態で次の熱加圧成形を行なうと、プレス板9のプレス面9aにおける加圧部9bにおける温度分布が不均一なので、被成形品Aに対して転写ムラができるのである。このような温度分布の不均一に起因する転写ムラは、1枚の被成形品Aの面積がプレス板9の面積よりも僅かに小さいときは、さほど問題とならないが、被成形品Aの面積がプレス板9の面積と比較して小さいときに特に問題となる。また転写ムラは、プレス板9によりミクロン単位のドットやグルーブを転写する際に特に問題となる。
そして温度調整板14を貼付する目的としては次の二つがあり、その少なくとも一方の目的を有するものであればよい。温度調整板14を貼付する第一の目的は、温度調整板14の熱伝導率を高くして、温度調整板14が貼着された非加圧部9cからの放熱を良好にするためである。そのためには、温度調整板14の表面14bに凹凸を形成し、表面積を増加させるか、またはグラファイトシート等の熱伝導率の高い材料を温度調整板14に使用する必要がある。また温度調整板14を貼付する第二の目的としては、被成形品Aが当接される加圧部9bと同様に、プレス板9の非加圧部9cを冷却盤7に強く押圧し、冷却盤7により、非加圧部9cの冷却を良好にするためである。そのためには前記のように温度調整板14の厚みを、被成形品Aの板厚よりも僅かに厚くして、温度調整板14を介してプレス板9の非加圧部9cが冷却盤7に強く押圧されるようにすることが望ましい。
また本実施形態のプレス成形装置1では、上型6については前記した下型3と同様の構造を有しているが、プレス板9の非加圧部9cには、温度調整板14が貼着されていない。しかし下型3のプレス板9における温度調整板14の厚みを被成形品Aの板厚よりも薄くして、上型6のプレス板9の非加圧部9cにも温度調整板を貼着するようにしてもよい。その場合下型3の温度調整板と上型6の温度調整板とを加えた厚みが、被成形品Aの板厚よりも厚くなることが望ましい。
次に本発明のプレス成形装置1の作動について説明する。図1に示される状態は、図示しない搬入装置により、常温のアクリル樹脂板からなる被成形品Aがプレス成形装置1の下型3のプレス板9の加圧部9bに搬入・載置された状態を示している。なお被成形品Aについては、予備加熱したものを使用して加圧部9bの温度をなるべく低下させないようにしてもよい。そしてこの状態で被成形品Aの側面A1は、下型3のプレス板9に貼着された温度調整板14における内側面14aと当接状態にあり、被成形品Aは、温度調整板14によって加圧部9bに位置決めされている。そして被成形品Aが位置決めされると、次に熱加圧成形が開始される。まず加圧機構のラム4が下降し、上型6のプレス板9の非加圧部9cと下型3の温度調整板14の表面14bが当接される。そしてなおもラム4が下降することにより、上型6のプレス板9の加圧部9bが被成形品Aの上面A2に当接され、その状態でラム4の下降は一時停止される。この状態において温度調整板14については、僅かにシリコンゴムが押圧変形されている。またプレス板移動機構のバネ11は、温度調整板14のシリコンゴムが最初に押圧変形されることにより、さほど収縮しておらず、プレス板9の当接面9dと冷却盤7は当接していない。そして次に、下型3と上型6のプレス板9に対して、図示しない電源から通電が開始され、前記プレス板9,9が同時に急速に抵抗発熱される。なお被成形品Aのプレス板9への載置とプレス板9,9の加熱開始の手順については、先にプレス板9,9を加熱開始しておいてから、被成形品Aをプレス板9の加圧部9bに載置するようにしてもよい。
またプレス成形装置1を真空室の中に設ける場合は、このとき同時に真空室の減圧が行なわれる。そしてプレス板9が、熱可塑性樹脂からなる被成形品Aのガラス転移温度以上の所定温度に上昇するかまたは所定時間経過後に、ラム4を再駆動させる。そしてラム4の駆動により冷却盤7とプレス板9を当接させるとともに、プレス板9の加圧部9b(転写面)を被成形品Aに対して強く加圧させ、熱加圧成形(転写成形)を行なう。このとき冷却盤7とプレス板9との当接と前後してプレス板9への通電を中止する。その結果熱加圧成形初期においては、プレス板9は高温となっているから、被成形品Aに対しては転写が良好にでき、熱加圧成形後期においては、プレス板9の温度が冷却盤7により下降されるから、成形時間を短くすることができ、プレス板9から被成形品Aの離型を良好にできる。この際プレス成形装置1においては、温度調整板14により、プレス板9の非加圧部9cを冷却盤7に強く押圧することができる。よって温度調整板14により加圧部9bと非加圧部9cとを、略均等に冷却することができ、熱加圧成形後のプレス板9における温度差を減少させることができる。
次に熱加圧成形が終了し、プレス成形装置1のラム4が上昇し、被成形品Aが図示しない搬出装置により取出されると、次の被成形品Aの搬入までプレス板9の加圧部9bと非加圧部9cは空気中で自然冷却される。この際、プレス成形装置1の温度調整板14に、プレス板9を構成するステンレスやプレス板9に取付けられたニッケル製スタンパの熱伝導率よりも熱伝導率が高い材料が用いられている場合は、非加圧部9cの方が加圧部9bよりも盛んに放熱がなされ、冷却が促進される。また温度調整板14にシリコンゴムを使用する場合は、プレス板9に使用されるステンレスよりも熱伝導率は低いが、温度調整板14の表面14bに凹凸を設けることにより放熱を良好にできる。また例え温度調整板14の放熱効率がプレス板9の放熱効率よりも低くても、前記したプレス板9の非加圧部9cを冷却盤7に押圧することによる非加圧部9cの冷却効果の方が上回り、温度調整板14がない場合よりも、加圧部9bと非加圧部9cの温度差は減少され、略均一になるようになっている。
また本発明については、一々列挙はしないが、上記した実施形態および実施例のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。そして冷却盤7と離隔され抵抗発熱されるプレス板9を用いたプレス成形装置1について記載したが、本発明は被成形品に熱加圧成形を行なうことにより附形を行うプレス成形装置すべてに用いることができる。その一例として三枚以上のプレス板が垂直方向にプレス成形装置に取付けられた多段プレスであってもよく、その場合は、プレス板の両面に被成形品が当接される場合も含まれる。
そしてプレス板のプレス面については、加圧部と非加圧部が連続して接続され、非加圧部に温度調整板を貼着することができるものであれば、その形状は限定されず、例えばプレス面が平坦でなく加圧部が凹状に形成されたものであってもよい。またプレス板については、異なる面積または異なる形状の被成形品の変更に対応して、前記被成形品に合致する温度調整板がそれぞれ貼着されたプレス板を複数枚準備し、被成形品の変更の際に対応するプレス板をプレス成形装置に取付けて成形してもよい。またプレス板に貼着される温度調整板のみを成形される被成形品に対応するものに変更してプレス板に貼着し直してもよい。そしてこのようなプレス板の変更や、温度調整板のみの変更は、プレス板に内設される温調用媒体流路やヒータの取付位置変更と比較して、ずっと容易に行うことができる。更には、熱加圧成形時以外の時に、プレス板をプレス成形装置の外部に搬出してプレス板の温度調整や積込・積降しを行うものであってもよい。
更にまた温度調整板は、プレス板に貼着されたものに限定されない。この実施形態によれば温度調整板は、被成形品とともにセットされた状態か、または被成形品とはそれぞれ別個に、成形のたびごとに外部からプレス板の非加圧部のみの上に当接・載置される。その際、温度調整板の温度は、被成形品の温度と略同温か近似する温度にしておくことが望ましい。そしてプレス成形時における被成形品によりプレス板の加圧部が冷却盤に強く押圧され、加圧部の冷却がなされる際に、温度調整板によりプレス板の非加圧部が冷却盤に強く押圧され、プレス板が略均等に冷却される。そして冷却が完了すると、温度調整板は、被成形品とともにか、または別個にプレス板から外部に取出される。
本発明のプレス成形装置の側面図である。 本発明のプレス成形装置におけるプレス板の平面図である。
符号の説明
1 プレス成形装置
2 ベッド
3 下型
4 ラム
5 可動盤
6 上型
7 冷却盤
8 温調用媒体通路
9 プレス板
9a プレス面
9b 加圧部
9b1 周辺部
9b2 中心部
9c 非加圧部
9d 当接面
10 ホルダ
11 バネ
12 保持部
13 端子
14 温度調整板
14a 内側面
14b 表面
A 被成形品
A1 側面
A2 上面

Claims (4)

  1. 被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形装置において、
    前記プレス板の非加圧部のみに貼着または当接され、前記プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させる温度調整板が備えられたことを特徴とするプレス成形装置。
  2. 前記温度調整板は、耐熱性ゴムからなる請求項1に記載のプレス成形装置。
  3. 前記温度調整板は、被成形品を加圧部に位置決めする機能を有する請求項1または請求項2に記載のプレス成形装置。
  4. 被成形品が当接される加圧部とそれ以外の非加圧部からなる面を有するプレス板により、プレス板よりも温度が低い被成形品を熱加圧成形するプレス成形方法において、
    被成形品によりプレス板の加圧部の熱が奪われる熱加圧成形時に温度調整板によりプレス板の非加圧部の熱を奪い、
    前記プレス板の加圧部と非加圧部との温度差を減少させることを特徴とするプレス成形方法。
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