JP2005246048A - 車両用シートクッションパッド、車両用シートバックパッド及び車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーの張り上がり外観に優れ、しかも座り心地に違和感のない車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドを提供する。
【解決手段】座面の少なくとも尻下部が密度Dで硬度Hの高密度部、座面の少なくともサイド土手部及び/又は腿下部が密度Dで硬度Hの低密度部(ただし、D>DかつH≒Hである)とされた車両用シートクッションパッドにおいて、該高密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを、硬度がHとなるように密度を調整してDとなるように発泡させてなり、該低密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXBを示すウレタン配合原液Bを、硬度がH(≒H)となるように調整して密度をDとなるように発泡させる。シートバックパッドでは背もたれ部が高密度部でサイド土手部が低密度部とする。
【選択図】図10

Description

本発明は車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドに係り、特に座り心地、乗り心地及び耐久性を損なうことなく、軽量化及びコストダウンを図った車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドであって、座り心地に違和感を生ずることなく、カバーの張り上がり外観を改善した車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドに関する。また、本発明は、これらのシートクッションパッド及びシートバックパッドを備えた車両用シートに関する。なお、本発明において、「シートクッションパッド」とはシートの着座部に設けられるパッドをいい、「シートバックパッド」とはシートの背もたれ部に設けられるパッドをいう。
従来、自動車等の座席シート部に取り付けられるシートクッションパッドは、尻下部及び腿下部と座面両サイドのサイド土手部と後端部とで構成され、金型に、ポリオール成分配合液とイソシアネート成分とを混合してなるウレタン配合原液を注入して発泡成形することにより製造されている。背もたれ部に取り付けられるシートバックパッドも、上部背もたれ部及び下部背もたれ部と、その両サイドのサイド土手部と上端部及び下端部とで構成され、同様に製造される。
車両用シートクッションパッドにおいては、座面の尻下部は搭乗者の体重が最も多くかかり、この部分の材質は座り心地や乗り心地と密接な関係がある。従って、尻下部の構成材料は座り心地、乗り心地の観点から重要であるが、それ以外の部分は体重の負荷も小さく相対的な重要度は低い。
そこで、車両用シートクッションパッドの軽量化、低コスト化を図るために、座り心地に最も影響の大きい座面の尻下部を高密度部とし、その他の部位を低密度部とするなどの改良を加えた車両用シートクッションパッドが種々提案されている。
例えば、特開平10−33297号公報には、座面の尻下部を除く部位を尻下部よりも低密度でかつ高反発弾性とした車両用シートクッションパッドが提案されている。また、特開2002−153357号公報には、座面の尻下部以外の一部又は全部を尻下部よりも低密度でかつ硬度はほぼ同等とした車両用シートクッションパッドが提案されている。
その他、耐久性や座り心地を高めるために、特開2002−300936号公報には、座面の尻下部を他の部位よりも高密度とし、硬度を調整した車両用シートクッションパッドが提案されている。また、特開2000−189289号公報には、サイド土手部を尻下部よりも低反発弾性とした車両用シートクッションパッドが提案されている。
ところで、車両用シートクッションパッドを座席に適用する場合、車両用シートクッションパッドに布、皮又は合成皮革等のシートクッションパッドカバーを張り付けるが、このシートクッションパッドカバーの張り上がり外観を良くするためには、サイド土手部や腿下部前縁側の稜線がはっきりと見えるようにすることが極めて重要となる。
しかし、これらの稜線部はシートクッションパッドにカバーを被せる際にテンションが掛かり、なおかつ潰れやすい形状のため、はっきりとした稜線を出すことは困難であった。このため、例えばサイド土手部を潰れにくくするために、サイド土手部には本体座面部よりも硬度の高い材料を用いたり、或いはサイド土手部の中に変形しにくい芯材を埋設する方法などが取られていた。また、同時にこれらの方法はサイドのサポート性能を高めるという狙いも有していた。
特開平10−33297号公報 特開2002−153357号公報 特開2002−300936号公報 特開2000−189289号公報
しかし、サイド土手部に尻下部より高密度及び/又は高硬度の材料を用いる方法においては、確かにシートの張り上がりやサポート性は向上するが、硬い材質のポリウレタンフォームが直接搭乗者の大腿部側面に接するため、座り心地に違和感が生じ、乗り心地上好ましくない。同様の理由で、硬いポリウレタンフォームがシートクッションパッド前縁部である腿下部に用いられることも従来は行われていなかった。
また、硬い芯材をサイド土手部内に埋設する場合は、芯材部を別に成形しなければならず、しかも、シートクッションパッド成形時に金型に芯材をセットする等の手間も掛かり、コスト、工数の面で不利である。
車両用シートバックパッドについても同様の問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、カバーの張り上がり外観に優れ、しかも座り心地に違和感のない車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドを提供することを目的とする。
本発明の車両用シートクッションパッドは、ポリオール成分配合液とイソシアネート成分とを混合してなるウレタン配合原液を発泡成形することにより製造された車両用シートクッションパッドであって、少なくとも尻下部が密度Dで硬度Hの高密度部、少なくともサイド土手部及び/又は腿下部が密度Dで硬度Hの低密度部(ただし、D>DかつH≒Hである)とされた車両用シートクッションパッドにおいて、該高密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを、硬度がHとなるように密度を調整してDとなるように発泡させてなり、該低密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXBを示すウレタン配合原液Bを、硬度がH(≒H)となるように密度を調整してDとなるように発泡させてなることを特徴とする。
本発明の車両用シートバックパッドは、ポリオール成分配合液とイソシアネート成分とを混合してなるウレタン配合原液を発泡成形することにより製造された車両用シートバックパッドであって、少なくとも背もたれ部が密度Dで硬度Hの高密度部、少なくともサイド土手部が密度Dで硬度Hの低密度部(ただし、D>DかつH≒Hである)とされた車両用シートバックパッドにおいて、該高密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを、硬度がHとなるように密度を調整してDとなるように発泡させてなり、該低密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXBを示すウレタン配合原液Bを、硬度がH(≒H)となるように調整して密度をDとなるように発泡させてなることを特徴とする。
本発明の車両用シートは、かかる本発明のシートクッションパッド及び/又はシートバックパッドを備えてなる。
この車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドにおいて、好ましくは硬度HXBは硬度HXAの1.1倍以上である。
なお、本発明において、密度とは「OA密度(オーバーオール密度;総密度)」をさす。また、硬度とは、「25%硬度(JASO B408(JIS K 6401))」である。
本発明の車両用シートクッションパッドは、具体的には、次のような材料構成とすることができる。
(1) 尻下部が高密度部、その他の部分が低密度部
(2) 尻下部と後端部が高密度部、その他の部分が低密度部
(3) サイド土手部が低密度部、その他の部分が高密度部
(4) 尻下部と腿下部が高密度部、その他の部分が低密度部
(5) 腿下部が低密度部、その他の部分が高密度部
本発明の車両用シートバックパッドは、具体的には、次のような材料構成とすることができる。
(1) サイド土手部が低密度部、その他の部分が高密度部
(2) サイド土手部と上端部及び/又は下端部が低密度部、その他の部分(上部背もたれ部と下部背もたれ部)が高密度部
本発明において、高密度部の密度Dはシートクッションパッドでは40〜80kg/m、シートバックパッドでは30〜65kg/mであり、低密度部の密度Dは高密度部の密度Dの40〜95%であり、高密度部の硬度H及び低密度部の硬度Hがシートクッションパッドでは150〜300N、シートバックパッドでは50〜200Nであることが好ましい。また、低密度部と高密度部をφ30加圧子で押圧したときの荷重(N)−撓み(mm)曲線において、荷重50〜100Nの同一荷重負荷時における低密度部の傾きが高密度部の1.05倍以上であることが好ましい。
即ち、本発明者らは、車両用シートクッションパッドの座り心地に違和感を生じることなく、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観を改善するべく鋭意検討し、次のような知見を得た。
従来のサイド土手部を高硬度とする車両用シートクッションパッドでは、サイド土手部のサポート性能の向上とシートクッションパッドカバーの張り上がり外観の向上との両方を目的としていたが、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観だけを向上させる目的であれば、カバーを被せた後のテンションに耐え得るだけの剛性を有していれば良く、座り心地に違和感を覚えるほどの高硬度の材質をサイド土手部に用いる必要はない。
また、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観を向上させるためには、中心部(コア部)までを含めたサイド土手部全体の材料の剛性を高める必要はなく、表層部の剛性を高めれば十分である。このことは腿下部についても同様である。
このような性能要件をポリウレタンフォーム特性に置き換えれば、25%硬度(JASO B408)は尻下部同等だが、初期荷重下において硬い(即ち、剛性の高い)材質が適しており、荷重−撓み曲線(JASO B408)で言えば、初期荷重時の立ち上がりが急なものが望ましい。特に、表層部での剛性を表現する上では、小さい加圧子(即ち、直径の小さい円盤)で加圧したときの状態を評価することが有効であり、その際、初期荷重時に顕著に荷重−撓み曲線の立ち上がるものが好ましい。
このようなポリウレタンフォーム特性を具体的に実現するために、本発明では、同密度で比べた際には尻下部に用いられる配合よりも硬く、脆性的な特性を有する配合を、密度とインデックスを調整して硬度を尻下部とほぼ同等にすると共に、密度を尻下部よりも小さくしたものを少なくともサイド土手部及び/又は腿下部に用いる。
本発明の車両用シートクッションパッドにおいて、サイド土手部及び/又は腿下部に用いる材料は、同密度下で、通常の尻下部に用いられているクッション用配合と比べた場合、樹脂特性が硬く、脆性的であるため、密度、インデックスを調整して直径200mmの円盤(以下「φ200加圧子」と称す。)で加圧する25%硬度を同等にしても、それよりも小さい加圧子、例えば、直径30mmの円盤(以下「φ30加圧子」と称す。)で加圧すると高い反力を示し、剛性の高い挙動を示す。このことは、φ200加圧子に代用されるような、広い接触面積でシートと接する大腿部においては感触が殆ど同じでありながら、表面剛性が高いためシートクッションパッドカバーの張り上がり外観については効果を有するということになる。本発明では、このような作用機構により、サイド土手部に高硬度の材料を用いる通常の車両用シートクッションパッドの欠点であった、大腿部側部が硬いものに接しているという違和感を解消することができる。
よって、本発明によれば、通常のサイド土手部高硬度配合では達成不可能であった、大腿部での違和感を生じることなく、サイド土手部や腿下部の前縁部の稜線をはっきりさせ、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観を向上させることが可能となる。
本発明の車両用シートバックパッドについても同様であり、サイド土手部、或いはサイド土手部と上端部及び/又は下端部を低密度部とし、その他の背もたれ部を高密度部とすることにより、違和感を生じることなく、サイド土手部や上、下端部の稜線をはっきりさせ、シートバックパッドカバーの張り上がり外観を向上させることが可能となる。
本発明によれば、座り心地、乗り心地及び耐久性を損なうことなく、軽量化及びコストダウンを図った車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドであって、違和感を生ずることなく、カバーの張り上がり外観を改善した車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドが提供される。
以下に図面を参照して本発明の車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドの実施の形態を詳細に説明する。
図1〜5は本発明の車両用シートクッションパッドの実施の形態を示す斜視図であり、図6〜9は本発明の車両用シートバックパッドの実施の形態を示す斜視図である。
図1の車両用シートクッションパッド1Aは、尻下部2のみを高密度部とし、その他の腿下部3、サイド土手部4及び後端部5を低密度部としたものである。
図2の車両用シートクッションパッド1Bは、尻下部2及び後端部5を高密度部とし、腿下部3とサイド土手部4を低密度部としたものである。
図3の車両用シートクッションパッド1Cは、サイド土手部4のみを低密度部とし、その他の尻下部2、腿下部3及び後端部5を高密度部としたものである。
図4の車両用シートクッションパッド1Dは、尻下部2及び腿下部3を高密度部とし、サイド土手部4及び後端部5を低密度部としたものである。
図5の車両用シートクッションパッド1Eは、腿下部3のみを低密度部とし、その他の尻下部2、サイド土手部4及び後端部5を高密度部としたものである。
図6の車両用シートバックパッド11Aは、サイド土手部16のみを低密度部とし、その他の上端部12、下端部13、上部背もたれ部14及び下部背もたれ部15を高密度部としたものである。
図7の車両用シートバックパッド11Bは、サイド土手部16及び上端部12を低密度部とし、その他の下端部13、上部背もたれ部14及び下部背もたれ部15を高密度部としたものである。
図8の車両用シートバックパッド11Cは、サイド土手部16及び下端部13を低密度部とし、その他の上端部12、上部背もたれ部14及び下部背もたれ部15を高密度部としたものである。
図9の車両用シートバックパッド11Dは、サイド土手部16と上端部12及び下端部13を低密度部とし、その他の上部背もたれ部14及び下部背もたれ部15を高密度部としたものである。
本発明において、高密度部の密度Dは座り心地、乗り心地、耐久性等を確保するためにシートクッションパッドでは40〜80kg/m、シートバックパッドでは30〜65kg/m程度であること好ましい。また、硬度Hはシートクッションパッドでは150〜300N、シートバックパッドでは50〜200N程度であることが好ましい。
一方、低密度部の密度Dは軽量化のために高密度部の密度Dの40〜95%程度であること好ましく、その硬度Hは高密度部の硬度Hと同等の、シートクッションパッドでは150〜300N、シートバックパッドでは50〜200Nで、低密度部の硬度Hと高密度部の硬度Hとの差は30N以下であることが好ましい。
この高密度部はウレタン配合原液Aを発泡成形してなり、低密度部はウレタン配合原液Bを発泡成形してなる。ウレタン配合原液Aよりなる高密度部及びウレタン配合原液Bよりなる低密度部は、次の[A]又は[B]のようにして製造される。
[A] 高密度部には、密度D(ただし、D>D>D)となるように発泡成形した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを用い、このウレタン配合原液Aを密度がDとなるように発泡させる。一方、低密度部には、密度D(ただし、D>D>D)となるように発泡成形した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXB’を示すウレタン配合原液B’のイソシアネートインデックスを上げて調製されたウレタン配合原液Bを用い、このウレタン配合原液Bを密度がDとなるように発泡させる。
ここで、密度Dに発泡成形するウレタン配合原液Aとウレタン配合原液B’とのイソシアネートインデックスは同程度であることが好ましい。両者のイソシアネートインデックスは80〜120程度であることが好ましい。また、ウレタン配合原液Aと同密度で高硬度を示すウレタン配合原液B’は、ウレタン配合原液Aの硬度HXAに対して1.1倍以上、例えば1.2〜2.0倍の硬度HXB’を示すことが好ましい。
ウレタン配合原液Bは、このようなウレタン配合原液B’についてイソシアネートインデックスを1〜20程度上げて、密度Dにおいて硬度Hが得られるように調製される。なお、イソシアネートインデックスを上げるためには、ウレタン配合原液B’のポリオール成分配合液とイソシアネート成分との配合割合を調整し、イソシアネート成分を増やすことが簡便である。
[B] 高密度部は、密度D(ただし、D>D>D)となるように発泡成形した場合の硬度がHXA’であるウレタン配合原液A’のイソシアネートインデックスを下げて調製されたウレタン配合原液Aを、密度がDとなるように発泡させる。一方、低密度部には、密度D(ただし、D>D>D)となるように発泡成形した場合に、硬度HXA’よりも高い硬度HXB’を示すウレタン配合原液B’のイソシアネートインデックスを上げて調製されたウレタン配合原液Bを用い、このウレタン配合原液Bを密度がDとなるように発泡させる。
ここで、密度Dに発泡成形するウレタン配合原液A’とウレタン配合原液B’とのイソシアネートインデックスは同程度であることが好ましい。両者のイソシアネートインデックスは80〜120程度であることが好ましい。また、ウレタン配合原液A’と同密度で高硬度を示すウレタン配合原液B’は、ウレタン配合原液A’の密度HXA’に対して1.1倍以上、例えば1.2〜2.0倍の硬度HXB’を示すことが好ましい。
ウレタン配合原液Aは、このようなウレタン配合原液A’についてイソシアネートインデックスを1〜20程度、より好ましくは2〜10程度下げて、密度Dにおいて硬度Hが得られるように調製される。また、ウレタン配合原液Bは、このようなウレタン配合原液B’についてイソシアネートインデックスを1〜20程度、より好ましくは2〜10程度上げて、密度Dにおいて硬度Hが得られるように調製される。なお、イソシアネートインデックスを下げるためには、ウレタン配合原液A’のポリオール成分配合液とイソシアネート成分との配合割合を調整し、イソシアネート成分を減らすことが簡便である。また、イソシアネートインデックスを上げるためには、ウレタン配合原液B’のポリオール成分配合液とイソシアネート成分との配合割合を調整し、イソシアネート成分を増やすことが簡便である。
このようにウレタン配合原液A又はウレタン配合原液A’に対して、同密度Dにおいて高硬度で脆性的挙動を示すウレタン配合原液B’をイソシアネートインデックスを調整すると共に密度を調整して低密度部を構成することにより、表層部の硬度が高く、カバーの張り上がり外観に優れ、しかも座り心地には違和感のない車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドとすることができる。
本発明において、この低密度部及び高密度部は、低密度部と高密度部を直径30mmの円盤よりなる加圧子で押圧したときの荷重(N)−撓み(mm)曲線において、荷重50〜100Nの同一荷重負荷時における低密度部の傾きが高密度部の1.05倍以上であることが好ましい。
なお、図1〜5は本発明の車両用シートクッションパッドの実施の形態の一例を示すものであり、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるものではない。本発明の車両用シートクッションパッドは、尻下部が前述のウレタン配合原液Aよりなる高密度部で、サイド土手部及び/又は腿下部が前述のウレタン配合原液Bよりなる低密度部であれば良く、その他の部分には更に異なる材料、例えば高密度部と低密度部との中間の密度を有する材料を用いても良い。
また、図6〜9は本発明の車両用シートバックパッドの実施の形態の一例を示すものであり、本発明はその要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるものではない。本発明の車両用シートバックパッドは、上部及び下部の背もたれ部が前述のウレタン配合原液Cよりなる高密度部で、サイド土手部が前述のウレタン配合原液Dよりなる低密度部であれば良く、その他の部分には更に異なる材料、例えば高密度部と低密度部との中間の密度を有する材料を用いても良い。
本発明において、座り心地、乗り心地や耐久性を損なうことなく、軽量化、低コスト化を十分に図るために、シートクッションパッド又はシートバックパッドの総体積の20〜70%を高密度部とし、残部を低密度部とするのが好ましい。また、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観は、特に車両用シートクッションパッドの外縁部となるサイド土手部、腿下部及び後端部、とりわけサイド土手部及び腿下部で問題となることから、サイド土手部及び/又は腿下部、好ましくはサイド土手部及び腿下部を低密度部とすることが好ましい。同様に、シートバックパッドカバーの張り上がり外観は、特に車両用シートバックパッドの外縁部となるサイド土手部、上端部及び下端部、とりわけサイド土手部で問題となることから、サイド土手部と上端部及び/又は下端部、好ましくはサイド土手部を低密度部とすることが好ましい。
上記の各実施の形態は、一人掛けの、所謂セパレートタイプのシートへの本発明の適用例であるが、本発明は、二人掛け以上の、所謂ベンチタイプのシートにも適用可能である。
以下に実験例、実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実験例1
下記表1に示す配合のポリオール成分配合液aを用い、また、イソシアネート成分としては、日本ポリウレタン社製「Cornate T−80」を用い、これらをイソシアネートインデックス100となるように混合してウレタン配合原液A’とし、このウレタン配合原液を密度65kg/mとなるように発泡させて、400mm×400mm×100mm厚さのテストピースを作成した。
別に、下記表1に示す配合のポリオール成分配合液bを用い、また、イソシアネート成分としては、日本ポリウレタン社製「Cornate T−80」を用い、これらをイソシアネートインデックス100となるように混合してウレタン配合原液B’とし、このウレタン配合原液を密度65kg/mとなるように発泡させて、400mm×400mm×100mm厚さのテストピースを作成した。
Figure 2005246048
表2にこれらウレタン配合原液A’とウレタン配合原液B’で得られたテストピースの密度と硬度を示す。
Figure 2005246048
表2より明らかなように、ウレタン配合原液B’はウレタン配合原液A’に対して、同密度において高硬度で脆性的な性質を示す。
次に、ウレタン配合原液A’とウレタン配合原液B’のイソシアネートインデックスを各々調整し、表3に示すイソシアネートインデックスとしたウレタン配合原液Aとウレタン配合原液Bを用い、発泡密度を調整して硬度がほぼ同等となるように、上記と同様のテストピース(400×400×100mm)を作成した。このテストピースの密度及び硬度は表3に示す通りであった。
Figure 2005246048
得られたテストピースについて各々φ30mm加圧子を用いて調べたときの荷重(N)−撓み(mm)曲線は図10に示す通りであった。
図10より、φ200加圧子を用いる硬度(25%硬度)が同等であっても、小さい加圧子による撓み曲線に差が現れ、ウレタン配合原液Bを用いた場合、初期の荷重域から反力が大きく、剛性の高い挙動を示し、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観に効果があることが分かる。
実施例1
サイド土手部と腿下部と後端部の原料としてウレタン配合原液Bを用い、尻下部の原料としてウレタン配合原液Aを用い、常法に従って車両用シートクッションパッドを製造した。
この車両用シートクッションパッドの尻下部の密度及び硬度と、サイド土手部、腿下部及び後端部の密度及び硬度、製品総重量は表4に示す通りである。
この車両用シートクッションパッドについて、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観、大腿部の違和感及びサイドサポート性を下記の方法で評価し、結果を表4に示した。なお、評価はいずれも普通を(△)とし、劣る(×)、優れる(○)、非常に優れる(◎)の基準で表した。
[シートクッションパッドカバーの張り上がり外観]
シートクッションパッドカバー(ファブリック製)を常法に従って張り付け、その張り上がり外観を目視による外観観察により評価した。
[大腿部の違和感及びサイドサポート性]
モニターが実際に着座し、そのときの感触で評価した。
比較例1
実施例1において、全ての部分に原料としてウレタン配合原液Aを用いたこと以外は同様にして車両用シートクッションパッドを製造し、同様に評価を行って結果を表4に示した。
比較例2
実施例1において、サイド土手部、腿下部及び後端部に、高硬度ウレタン配合原液(B)を用いたこと以外はは同様にして車両用シートクッションパッドを製造し、同様に評価を行って結果を表4に示した。
Figure 2005246048
表4に示すように、本発明によれば、ウレタン配合原液Aのみを用いた比較例1に比べて、大腿部の違和感を発生させることなく、カバーの張り上がり外観やサイドサポート性能を向上させることができ、製品重量も軽減させることができる。
サイド土手部等に高硬度ウレタン配合原液を用いた比較例2では、シートクッションパッドカバーの張り上がり外観、サイドサポート性は良好であるが、大腿部の違和感が劣り、また、製品重量も重くなる。
本発明の車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドは、自動車等の車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドに有用であり、車両用シートクッションパッド及び車両用シートバックパッドを軽量、低コスト化すると共に、座り心地、外観を改善することができる。
本発明の車両用シートクッションパッドの実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートクッションパッドの他の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートクッションパッドの別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートクッションパッドの別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートクッションパッドの別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートバックパッドの実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートバックパッドの他の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートバックパッドの別の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の車両用シートバックパッドの別の実施の形態を示す斜視図である。 実験例1で製造したウレタン配合原液Aとウレタン配合原液Bのテストピースについて各々φ30mm加圧子を用いて調べたときの荷重(N)−撓み(mm)曲線を示すグラフである。
符号の説明
1A,1B,1C,1D,1E 車両用シートクッションパッド
2 尻下部
3 腿下部
4 サイド土手部
5 後端部
11A,11B,11C,11D 車両用シートバックパッド
12 上端部
13 下端部
14 上部背もたれ部
15 下部背もたれ部
16 サイド土手部

Claims (23)

  1. ポリオール成分配合液とイソシアネート成分とを混合してなるウレタン配合原液を発泡成形することにより製造された車両用シートクッションパッドであって、
    少なくとも尻下部が密度Dで硬度Hの高密度部、
    少なくともサイド土手部及び/又は腿下部が密度Dで硬度Hの低密度部(ただし、D>DかつH≒Hである)とされた車両用シートクッションパッドにおいて、
    該高密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを、硬度がHとなるように密度を調整してDとなるように発泡させてなり、
    該低密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXBを示すウレタン配合原液Bを、硬度がH(≒H)となるように調整して密度をDとなるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  2. 請求項1において、ウレタン配合原液Bのイソシアネートインデックスを上げて硬度Hとなるように、密度を調整してDB’(ただし、D>D>DB’)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  3. 請求項1において、ウレタン配合原液Aのイソシアネートインデックスを下げて硬度Hとなるように、密度を調整してDA’(ただし、DA’>D>D)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  4. 請求項2において、ウレタン配合原液Aのイソシアネートインデックスを下げて硬度Hとなるように、密度を調整してDA’(ただし、DA’>D>D>DB’)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、硬度HXBは硬度HXAの1.1倍以上であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、尻下部が高密度部であり、その他の部分が低密度部であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項において、尻下部と後端部が高密度部であり、その他の部分が低密度部であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  8. 請求項1ないし5のいずれか1項において、サイド土手部が低密度部であり、その他の部分が高密度部であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  9. 請求項1ないし5のいずれか1項において、尻下部と腿下部が高密度部であり、その他の部分が低密度部であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  10. 請求項1ないし5のいずれか1項において、腿下部が低密度部であり、その他の部分が高密度部であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項において、高密度部の密度Dが40〜80kg/mであり、低密度部の密度Dが高密度部の密度Dの40〜95%であり、高密度部の硬度H及び低密度部の硬度Hが150〜300Nであることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項において、低密度部と高密度部を直径30mmの円盤よりなる加圧子で押圧したときの荷重(N)−撓み(mm)曲線において、荷重50〜100Nの同一荷重負荷時における低密度部の傾きが高密度部の1.05倍以上であることを特徴とする車両用シートクッションパッド。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の車両用シートクッションパッドを備えてなる車両用シート。
  14. ポリオール成分配合液とイソシアネート成分とを混合してなるウレタン配合原液を発泡成形することにより製造された車両用シートバックパッドであって、
    少なくとも背もたれ部が密度Dで硬度Hの高密度部、
    少なくともサイド土手部が密度Dで硬度Hの低密度部(ただし、D>DかつH≒Hである)とされた車両用シートバックパッドにおいて、
    該高密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合の硬度がHXAであるウレタン配合原液Aを、硬度がHとなるように密度を調整してDとなるように発泡させてなり、
    該低密度部は、ある密度Dとなるように発泡した場合に、硬度HXAよりも高い硬度HXBを示すウレタン配合原液Bを、硬度がH(≒H)となるように調整して密度をDとなるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  15. 請求項14において、ウレタン配合原液Bのイソシアネートインデックスを上げて硬度Hとなるように、密度を調整してDB’(ただし、D>D>DB’)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  16. 請求項14において、ウレタン配合原液Aのイソシアネートインデックスを下げて硬度Hとなるように、密度を調整してDA’(ただし、DA’>D>D)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  17. 請求項15において、ウレタン配合原液Aのイソシアネートインデックスを下げて硬度Hとなるように、密度を調整してDA’(ただし、DA’>D>D>DB’)となるように発泡させてなることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  18. 請求項14ないし17のいずれか1項において、硬度HXBは硬度HXAの1.1倍以上であることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  19. 請求項14ないし18のいずれか1項において、サイド土手部が低密度部であり、その他の部分が高密度部であることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  20. 請求項14ないし18のいずれか1項において、サイド土手部と上端部及び/又は下端部が低密度部であり、背もたれ部が高密度部であることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  21. 請求項14ないし20のいずれか1項において、高密度部の密度Dが30〜65kg/mであり、低密度部の密度Dが高密度部の密度Dの40〜95%であり、高密度部の硬度H及び低密度部の硬度Hが50〜200Nであることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  22. 請求項14ないし21のいずれか1項において、低密度部と高密度部を直径30mmの円盤よりなる加圧子で押圧したときの荷重(N)−撓み(mm)曲線において、荷重50〜100Nの同一荷重負荷時における低密度部の傾きが高密度部の1.05倍以上であることを特徴とする車両用シートバックパッド。
  23. 請求項14ないし22のいずれか1項に記載の車両用シートバックパッドを備えてなる車両用シート。
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