JP2005245863A - ウエットシート積層体 - Google Patents

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Kunihiro Tabuchi
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Abstract

【課題】大きなシートを用いながら積層体としてはコンパクトなウエットシート積層体を提供する。
【解決手段】右側シート1と左側シート2を交互に積重ねた積層体であって、右側シート1は、Z形に折り畳んで、上シート部11と中シート部12と下シート部13が重なった折畳み部10を有しており、上シート部11の左端は、左方向に延びた第1延長部11aと、第1延長部11aを更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部11bを有しており、左側シート2は、S型に折り畳んで、上シート部21と中シート部22と下シート部23が重なった折畳み部20を有しており、上シート部21の右端は、右方向に延びた第1延長部21aと、第1延長部21aを更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部21bを有しており、左・右シートの第1延長部11a,21aおよび第2延長部11b,21bの長さは、いずれも積層体の全幅Wの約1/2である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウエットシート積層体に関する。ウエットシートとは洗浄液などの液体を含ませた不織布や紙などのシートをいい、便器などを清掃するための厚みのある清掃用シートや、赤ちゃんのお尻を拭いたり、油の付いた手から油を拭い取ったりするための薄い拭き取り用ティッシュなどがある。これらのウエットシートは、湿っているからこそ汚れや油を良く落とすことができるので、洗浄液などが乾燥しないように、密封可能な容器に収納されて使用される。しかるに、容器に収納されたウエットシート集積物は、身の回りで使用されるものであるため、できるだけコンパクトであることが望まれるが、シートそのものは大きいことが使用時の便宜からは好ましい。本発明は、このような軟性ウエットシート積層体に関する。
ウエットシート積層体に関しては、つぎの従来例1がある。
図4に示す従来例1は、(A)図に示すように、右側シート100と左側シート110に分け、左右にずらせて積重ねたものである。なお、分かりやすくするため、(A)図でのみ、右側シートを太線で示し、左側シートを点線で示している。前記右側シート100は、Z形に折り畳むと共に、上シート部101の左端を左側に延ばし、延ばした長さは、積層体の全幅の約1/2である。中シート部102と下シート部103の幅は、積層体の全幅の約1/2である。前記左側シート110は左右対称に折り畳むもので、S形に折り畳むと共に、上シート部111の右端を右側に延ばし、延ばした長さは、積層体の全幅の約1/2である。中シート部112と下シート部113の幅は、積層体の全幅の約1/2である。
このような折り方をした場合、重なり厚さが積層体の全幅で同じとなるため、積層体は中高にならない。しかしながら、幅方向の寸法は必ずしもコンパクトではない。換言すれば、積層体の幅の割にはシート寸法が大きくない。
特願平6−23774
本発明は上記事情に鑑み、従来技術よりも、積層体の幅寸法が小さくてコンパクトであり、しかもシートそのものは大きいものを使用できるウエットシート積層体を提供することを目的とする。
第1発明のウエットシート積層体は、右側シートと左側シートを交互に積重ねた積層体であって、前記右側シートは、Z形に折り畳んで、上シート部と中シート部と下シート部が重なった折畳み部を有しており、前記上シート部の左端は、左方向に延びた第1延長部と、該第1延長部を更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部を有しており、前記左側シートは、S型に折り畳んで、上シート部と中シート部と下シート部が重なった折畳み部を有しており、前記上シート部の右端は、右方向に延びた第1延長部と、該第1延長部を更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部を有しており、前記左・右シートの両折畳み部の幅は、いずれも積層体の全幅の約1/2であり、前記左・右シートの第1延長部および第2延長部の長さは、いずれも積層体の全幅の約1/2であることを特徴とする。
第2発明のウエットシート積層体は、第1発明において、前記右側シートと前記左側シートは、前記右側シートの第2延長部が、前記左側シートの中シート部と下シート部との間に差し込まれ、前記左側シートの第2延長部が、前記右側シートの中シート部と下シート部との間に差し込まれていることを特徴とする。
第3発明のウエットシート積層体は、第1発明において、前記右側シートと前記左側シートは、前記右側シートの折畳み部が前記左側シートの第1延長部と第2延長部の間に差し込まれ、前記左側シートの折畳み部が前記右側シートの第1延長部と第2延長部の間に差し込まれていることを特徴とする。
第1発明によれば、左・右両シートとも第2延長部を有しているので、第1延長部までの幅しかない従来例と比べてシート幅が大きくなっており、広い面積を有するので使い勝手がよい。また、シート幅が大きいにも拘らず、第2延長部は第1延長部に重なるよう折畳んでいるので、積層体の全幅は大きくなっていない。換言すれば、シート幅を従来例と同じにすれば、積層体の全幅を狭くしてコンパクトにできる。
第2発明によれば、一方のシートの下シート部と他方のシートの第2延長部が重なっているので、両者の間に適度な摩擦力があり、1枚目のシートを取出したとき、2枚目のシートの第2延長部が引きずり出されるので、2枚目シートの頭出しが確実に行なえると共に、摩擦力が過大でないので2枚目のシート全体を引きずり出す不都合を防止できる。
第3発明によれば、一方のシートの上シート部と他方のシートの第2延長部が重なっているので、両者の間に適度な摩擦力があり、1枚目のシートを取出したとき、2枚目のシートの第2延長部が引きずり出されるので、2枚目シートの頭出しが確実に行なえると共に、摩擦力が過大でないので2枚目のシート全体を引きずり出す不都合を防止できる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明のウエットシート積層体を構成する右側シートと左側シートの斜視図である。図2は本発明の一実施形態に係るウエットシート積層体の積層状態の説明図である。図3は本発明の他の実施形態に係るウエットシート積層体の積層状態の説明図である。なお、図2および図3においては、分かりやすくするため、右側シート1を太線で示し、左側シート2を点線で示している。
本実施形態のウエットシート積層体Aは、図1に示す右側シート1と左側シート2を交互に積重ねて積層体に構成するものである。
前記右側シート1は、基本形態が、アルファベットのZ字形に似たZ形に折り畳んだもので、これに後述する第1延長部11aと第2延長部11bが付加されたものである。したがって、1枚のシートがZ形に折り畳まれることにより、三つの部分に分けられるが、それぞれは上シート部11と中シート部12と下シート部13となっている。これらの上シート部11と中シート部12と下シート部13が重なった部分は、折畳み部10という。
前記上シート部11の左端は、左方向に延びた第1延長部11aを有している。この第1延長部11aの長さは、折畳み部10と同幅、すなわち、積層体の全幅の約1/2である。また、前記第1延長部11aはさらに延びて、第2延長部11bとなっており、前記第1延長部11aの上面に折り返されている。この第2延長部11bの長さも、折畳み部10と同幅、すなわち、積層体の全幅の約1/2である。
前記左側シート2は、基本形態が、アルファベットのS字形に似たS型に折り畳んだもので、これに後述する第1延長部21aと第2延長部21bが付加されたものである。したがって、1枚のシートがS形に折り畳まれることにより、三つの部分に分けられ、それぞれを上シート部21,中シート部22,下シート部23という。これらの上シート部21と中シート部22と下シート部23が重なった部分は、折畳み部20という。
前記上シート部21の右端は、右方向に延びた第1延長部21aを有している。この第1延長部21aの長さは、折畳み部20と同幅、すなわち、積層体の全幅の約1/2である。また、前記第1延長部21aはさらに延びて、第2延長部21bとなっており、前記第1延長部21aの上面に折り返されている。この第2延長部21bの長さも、折畳み部と同幅、すなわち、積層体の全幅の約1/2である。
前記右側シート1と前記左側シート2は、図2に示すように、互いに差し込まれて、積重ねられる。すなわち、前記右側シート1の第2延長部11bは、前記左側シート2の中シート部22と下シート部23との間に差し込まれ、前記左側シート2の第2延長部21bは、前記右側シート1の中シート部12と下シート部13との間に差し込まれている。前記左右シート1,2の両折畳み部10,20の幅は、互いに同一で、積層体の全幅Wの約1/2である。なお、3は収納袋を示し、この中には多数枚の各シート1,2が収納される。
本実施形態のシート積層体は、図4の従来例と比べると、第2延長部11b,21bを有する点で異なっており、他の構成は同様である。要するに、第2延長部11b,21bの長さだけ幅広のシートを用いる点に特徴がある。このことは、積層体の全幅を従来例と同じにするなら、より幅広のウエットシートを使用でき、同幅のウエットシートなら積層体の全幅を狭くして、よりコンパクトな積層体にできることを意味している。
図3の実施形態は、図2の実施形態に比べ差込み形態が変わったものであるが、それ以外の基本構成は、図2の実施形態と変わることはない。要するに、前記右側シート1の折畳み部10が前記左側シート2の第1延長部21aと第2延長部21bの間に差し込まれ、前記左側シート2の折畳み部20が前記右側シートの第1延長部11aと第2延長部11bの間に差し込まれている。この実施形態においても、収納袋3内に多数枚の各シート1,2が収納される。そして、積層体の全幅Wを従来例と同じにするなら、より幅広のウエットシートを使用でき、同幅のウエットシートなら積層体の全幅Wを狭くして、よりコンパクトな積層体にできるものである。
上記に示した図2および図3のいずれの実施形態においても、1枚目のシートと2枚目のシートの重なり部分は、第2延長部11b,21bの長さ部分である。よって、摩擦力が過大でもなく過小でもないので、両者の間に適度な摩擦力があり、1枚目のシートを取出したとき、2枚目のシートの第2延長部が引きずり出されるので、2枚目シートの頭出しが確実に行なえると共に、摩擦力が過大でないので2枚目のシート全体を引きずり出す不都合を防止できる。
本発明におけるウエットシート積層体は、左右各シートの折畳み形状に特徴があるもので、その材質や大きさは、任意に選択できるものである。したがって、シート材質としては公知のものを何ら制限なく用いることができ、大きさも制限なく大小様々のものを用いることができる。
本発明のウエットシート積層体を構成する右側シートと左側シートの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るウエットシート積層体の積層状態の説明図である。 本発明の他の実施形態に係るウエットシート積層体の積層状態の説明図である。 従来例1のウエットシート積層体の概略説明図である。
符号の説明
1 右側シート
2 左側シート
11 上シート部
12 中シート部
13 下シート部
11a 第1延長部
11b 第2延長部
21 上シート部
22 中シート部
23 下シート部
21a 第1延長部
21b 第2延長部

Claims (3)

  1. 右側シートと左側シートを交互に積重ねた積層体であって、
    前記右側シートは、Z形に折り畳んで、上シート部と中シート部と下シート部が重なった折畳み部を有しており、
    前記上シート部の左端は、左方向に延びた第1延長部と、該第1延長部を更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部を有しており、
    前記左側シートは、S型に折り畳んで、上シート部と中シート部と下シート部が重なった折畳み部を有しており、
    前記上シート部の右端は、右方向に延びた第1延長部と、該第1延長部を更に延長して上面側に折り畳んだ第2延長部を有しており、
    前記左・右シートの両折畳み部の幅は、いずれも積層体の全幅の約1/2であり、
    前記左・右シートの第1延長部および第2延長部の長さは、いずれも積層体の全幅の約1/2である
    ことを特徴とするウエットシート積層体。
  2. 前記右側シートと前記左側シートは、前記右側シートの第2延長部が、前記左側シートの中シート部と下シート部との間に差し込まれ、前記左側シートの第2延長部が、前記右側シートの中シート部と下シート部との間に差し込まれている
    ことを特徴とする請求項1記載のウエットシート積層体。
  3. 前記右側シートと前記左側シートは、前記右側シートの折畳み部が前記左側シートの第1延長部と第2延長部の間に差し込まれ、前記左側シートの折畳み部が前記右側シートの第1延長部と第2延長部の間に差し込まれている
    ことを特徴とする請求項1記載のウエットシート積層体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006296856A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Kishi Seisakusho:Kk シート状物の積層体
JP2011019553A (ja) * 2009-07-13 2011-02-03 Fukuyoo Kosan Kk シート積層体及びシート包装体

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