JP2005245855A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前面扉が開放されているときには入賞口への入賞を無効とすることができるようにした弾球遊技機を提供する。
【解決手段】 扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号がCPU33に入力されると入賞無効部36が作動する。入賞無効部36は、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が途絶えたとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときまで、入賞口に遊技球が入賞したことを示す入賞信号を無効とし、当たり決定部35及び払出制御装置46を作動させる制御処理を禁止することを示す信号をCPU33に送信する。CPU33は、入賞無効部36から送信された信号に応答して、入賞信号を無効とし、入賞に基づく制御処理を行わない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるものであって、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ機などの弾球遊技機に関するものである。
本明細書中では弾球遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明する。また、遊技盤の遊技領域に設けられた入賞口に遊技球が入ることを入賞として説明する。
パチンコ店などの遊技場で使用されるパチンコ機は、遊技球が打ち出される遊技領域を有する遊技盤に入賞口が設けられ、遊技領域に打ち出された遊技球が入賞口のいずれかに入賞すると、入賞した入賞口がいずれであるかに応じて所定の個数の遊技球が賞球として払い出される。一般に、遊技球には一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得した遊技球を種々の景品に交換することができる。このため、遊技者は遊技球を大量に獲得するということを主な目的としている。遊技盤の前面側はガラス越しに遊技領域を視認可能にする前面扉によって覆われている。前面扉は開き位置と閉じ位置とで回動自在に取り付けられており、閉じ位置ではロックされる。これにより、不正に前面扉が開放されることを防止している。このようなパチンコ機は、遊技場に設置されている状態で、且つ前面扉が閉じられてロック状態となっているときには、何人も本体基部の内部に配設された遊技盤や制御装置などには触れることができないようになっている。
また、パチンコ機の一種としてデジパチタイプと呼ばれるパチンコ機が知られている。デジパチタイプのパチンコ機では、特定の入賞口(始動入賞口)に遊技球が入賞することを契機として抽選(乱数の抽出)を行い、抽選に当選(抽出した乱数が所定の値で合った場合)した場合に「大当たり」と称される遊技者に有利な遊技状態に移行される。「大当たり」状態では、遊技領域に設けられたアタッカと呼ばれる扉が、アタッカの奥に設けられた入賞口を開放する位置と閉じる位置との間で回動される。アタッカは、例えば30秒開放されるか又は遊技球がアタッカの奥に設けられた入賞口に10個入賞するまで開放され続ける。このようなパチンコ機の殆どは、アタッカの奥に設けられた入賞口が、遊技球が入賞すると賞球の払い出しのみが行われる非継続入賞口と、遊技球が入賞するとアタッカを再度開放する権利が得られる継続入賞口とに区画されている。「大当たり」状態は、アタッカが、例えば15回開放されると終了する。「大当たり」状態に移行されると通常状態よりも遊技球を獲得しやすくなるため、遊技者は遊技球を獲得するうえで通常状態よりも有利になり、遊技者は「大当たり」状態に移行されることへの期待を抱きながら遊技を行うことが殆どである。
しかしながら、上記のような弾球遊技機であっては、特別な道具等を用いてロックを解除したり抉じ開けるなどして前面扉を開放し、入賞口に遊技球を直接投入することによって不正に賞球を獲得したり、「大当たり」状態に移行するか否かを決定する抽選を不正に作動させるといったことが行われることがあった。
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、前面扉が開放されているときには入賞口への入賞を無効とすることができるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の弾球遊技機は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤の前面に開閉自在に設けられる前面扉と、前記遊技領域に形成された入賞口と、前記入賞口に遊技球が入賞したことを検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段が遊技球の入賞を検知したことを契機として遊技上の特典を付与する制御処理を行う制御手段とを備えたものであって、前記前面扉が開放されたことを検知する扉開放検知手段と、前記扉開放検知手段によって前記前面扉の開放が検知されている間は、前記入賞検知手段の検知を無効とする入賞無効手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、前記入賞無効手段の作動状態を解除する解除手段を備えることが好適である。
本発明の弾球遊技機は、前面扉が開放されたことを検知する扉開放検知手段と、扉開放検知手段によって前面扉の開放が検知されている間は、入賞検知手段の検知を無効とする入賞無効手段とを備えたので、前面扉が開放されているときには入賞口への入賞を無効とすることができ、正規の方法とは異なる方法で前面扉を開放して入賞口に遊技球を入賞させることなどの不正行為を防止でき、これにより、遊技場の利益の損失を防止できる。
また、入賞無効手段の作動状態を解除する解除手段を備えることで、遊技場の管理者などが、弾球遊技機の調整を行う際などに入賞無効手段の作動状態を適宜に解除することができる。
図1にパチンコ機10の外観を示し、先ず、パチンコ機10の遊技の流れの概略を説明する。パチンコ機10では、通常状態及び「大当たり」状態の2つの遊技モードが設けられている。始動入賞口13に遊技球が入賞すると、当たり又はハズレのいずれかを抽選により決定する当たり決定抽選が行われ、当たり決定抽選で当たりに当選すると通常状態から「大当たり」状態に移行される。「大当たり」状態では、通常状態で閉じられた状態となっている大入賞口(特定の入賞口)17が開放される。1回の「大当たり」状態では大入賞口17が15回を上限に開放され、大入賞口17の1回の開放につき例えば30秒経過するまで又は遊技球が10個入賞するまで開放され続けるように設定されている。詳しくは図示しないが、大入賞口17は非継続入賞口と継続入賞口とに区画されており、大入賞口17が開放された回数が14回目までは、継続入賞口に遊技球が入賞すると、次回も大入賞口17が開放される。
次に、パチンコ機10の構成を説明する。パチンコ機10の遊技盤11の遊技盤面11aには図柄表示装置12が組み込まれている。また、遊技盤面11aには、始動入賞口13、通常入賞口14、アタッカ15、アウト口16が設けられ、さらに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。
また、パチンコ機10には発射ハンドル10aが設けられており、発射ハンドル10aが操作されると、遊技球は発射制御装置によって一個ずつ遊技盤面11a上の遊技領域に打ち出され、始動入賞口13又は通常入賞口14のいずれかに入賞するか、あるいは、ハズレ扱いとなるアウト口16に入る。
アタッカ15の奥には大入賞口17が設けられており、アタッカ15は大入賞口17を開放する開放位置と大入賞口17を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常状態では、アタッカ15は閉じ位置に位置しており、「大当たり」状態に移行されると、アタッカ15が開放位置に回動して大入賞口17が開放される。
図柄表示装置12には液晶パネル18が組み込まれている。液晶パネル18には3個の図柄が表示される。始動入賞口13に遊技球が入賞すると液晶パネル18に表示されている各図柄が変動表示される。液晶パネル18上では、3個の図柄を組み合わせた入賞有効ラインが設定されており、変動表示されている図柄が停止表示されたときの入賞有効ライン上の図柄の組み合わせによって当たり決定抽選の結果が表示される。入賞有効ライン上に特定図柄が揃うと当たりとなって通常状態から「大当たり」状態に移行される。「大当たり」状態では、大入賞口17に遊技球が入賞した個数や大入賞口17が開放された回数などが遊技の状況に応じて変化するように表示される。なお、変動表示を行う図柄の数、図柄の種類は適宜数にしてよい。
始動入賞口13、通常入賞口14、大入賞口17に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口ごとに割り当てられた個数の遊技球が払い出し口20から受け皿21に払い出される。
図2に示すように、パチンコ機10の前面側には、遊技領域11aを視認可能にするガラス窓22aを有する前面扉22が遊技盤11の前面側に位置するように設けられている。前面扉22は、遊技領域11aを外部に露呈する開き位置(図2に示す位置)と、遊技領域11aを覆う閉じ位置(図1に示す位置)との間で回動自在に取り付けられている。前面扉22が閉じ位置に位置するときには、前面扉22の内周面と対面するように設けられた一対のフック23が前面扉22に係止して前面扉22が回動不能にロックされる。また、パチンコ機10には、前面扉22の軸側と反対側の端部に位置するように、シリンダ24が設けられている。シリンダ24に鍵25を差し込んで回転させると、フック23がスライドしてフック23と前面扉22との係止が解除され、前面扉22を開き位置に回動させることが可能になる。
前面扉22を開放したときに露呈される部位に、前面扉22の開閉を検知する扉開放センサ(扉開放検知手段)26が前面扉22の内周面と対面するように設けられれている。扉開放センサ26は、前面扉22の内周面によって押圧されることによってON又はOFFに切り替わるスイッチである。なお、扉開放センサ26は、前面扉22の開放を検知するものであれば良く、例えば前面扉22の内周面に反応する反射型フォトセンサ等、適宜のものを用いれば良い。
遊技盤11の遊技盤面上で遊技領域11a以外の部分であって、前面扉22を開放したときに露呈される部位に、解除ボタン(解除手段)27が設けられている。解除ボタン27は、押下されることによってON又はOFFに切り替わるスイッチであり、前面扉22が閉じられているときには押下することが不能となる。なお、解除ボタン27は、鍵25による操作によって前面扉22のロックを解除し、前面扉22を大きく開放しなければ押下できない位置に配設することが好ましく、例えば前面扉22の回動軸の近傍に配設することによって、不特定者が前面扉22を隙間が生じる程度に抉じ開けても解除ボタン27を押下することができなるなる。
次に図3を用いてパチンコ機10の電気的構成について説明する。パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU(制御手段)33によって管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、当たり決定部35、入賞無効部(入賞無効手段)36が設けられている。CPU33は、メモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがって、パチンコ機10の動作を制御して遊技を行うことを可能にするための処理を実行する。当たり決定部35及び入賞無効部36もCPU33によってその動作が制御される。
当たり決定部35は乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たりか否かを決定するための当たり決定テーブルを備えている。当たり決定部35は、始動入賞口13で入賞が発生したことを契機に作動される。当たり決定部35が作動されて、乱数サンプリング回路で乱数値のサンプリングが行われると、サンプリングされた乱数値が当たり決定テーブルと照合される。これにより、「大当たり」状態に移行させるか否かが抽選により決定される。
CPU33には、扉開放センサ26及び解除ボタン27、並びに入賞検知手段である始動口センサ39、大入賞口センサ40及び通常入賞口センサ41、並びに払出口センサ42、が接続されており、これらからの信号が入力される。また、CPU33には、図柄表示制御装置43、ランプ制御装置44、音声制御装置45、払出制御装置46、可動物制御装置47が接続されており、CPU33は遊技の状況に応じて、副制御部31の各制御装置43〜45及び主制御部30の各制御装置46,47を作動する。さらに、主制御部30内には発射制御装置48が設けられている。
始動口センサ39は始動入賞口13、大入賞口センサ40は大入賞口17、通常入賞口センサ41は通常入賞口14に遊技球が入賞したか否かを検知するものであり、これらのセンサは、遊技球が金属製であれば磁気センサを用いるなど、適宜ものを用いれば良い。。払出口センサ42は払い出し口20から遊技球が払い出されたか否かを検知する。これらのセンサ39〜41は入賞した遊技球(入賞球)を検知すると、CPU33に入賞信号を送信する。
図柄表示制御装置43は、図柄表示装置12で図柄を表示するための表示データが格納されているメモリと、該メモリから表示データを読み出して図柄表示装置12の駆動を制御するCPUを備えている。該CPUは表示データに基づく図柄を液晶パネル18に変動表示及び停止表示する。また、表示データには「大当たり」状態で表示する画像のデータも含まれており、「大当たり」状態中にも遊技の状況に応じた画像が液晶パネル18から表示される。
ランプ制御装置44では、遊技盤面上のランプやパチンコ機10の枠に設けられたランプなど、パチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置45はサウンドメモリを備えており、図柄の変動表示を行っているときや「大当たり」状態へ移行したときなどに、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してパチンコ機10の枠に設けられたスピーカーなどに音楽や音声などを出力させる。
払出制御装置46は、入賞無効部36が作動していない状態において、始動口センサ39、大入賞口センサ40、通常入賞口センサ41のいずれかのセンサによって遊技球が入賞したことが検出されると作動される。払出制御装置46はメモリを備えており、該メモリは各入賞口ごとの遊技球1個の入賞に対する配当球の個数を記憶している。いずれかの入賞口で入賞が発生すると払出制御装置46は払い出し用の遊技球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数の遊技球の払い出しを行う。
可動物制御装置47はアタッカ15に連結されており、CPU33によって作動されると、アタッカ15を大入賞口17を開放する位置と大入賞口17を閉じる位置との間で回動させる。また、可動物制御装置47は、遊技盤11の遊技盤面11a上に設けられた可動物の動作を制御する。
発射制御装置48は発射ハンドル10aに連結されており、発射ハンドル10aが操作されると、発射ハンドル10aで調節された遊技球の打ち出しの強さに応じて、遊技球を一定時間ごとに発射する。
入賞無効部36は、前面扉22の開放を検知したことを示す信号が扉開放センサ26からCPU33に入力されると作動する。入賞無効部36が作動している期間に、始動口センサ39、大入賞口センサ40又は通常入賞口センサ41が遊技球を検知してCPU33に入賞信号を送信した場合、入賞無効部36はこの入賞信号を無効とし、当たり決定部35及び払出制御装置46を作動させる制御処理を禁止することを示す信号をCPU33に送信する。CPU33は、入賞無効部36から送信された信号に応答して、入賞信号を無効とし、入賞に基づく制御処理を行わない。入賞無効部36は、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が途絶えたとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときに作動を停止する。
次に、上記のように構成されたパチンコ機の作用について図4のフローチャートを用いて説明する。パチンコ機10では先ず通常状態での遊技が行われる。遊技者が発射ハンドル10aを操作し、遊技盤11の遊技盤面11a上に遊技球が打ち出されると、打ち出された遊技球は、始動入賞口13又は通常入賞口14のいずれかに入賞するか、アウト口16に入る。
始動入賞口13に遊技球が入賞すると、始動口センサ39で遊技球が検出されたことを示す入賞信号がCPU33に入力される。このとき、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号がCPU33に入力されると入賞無効部36が作動する。入賞無効部36は、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が途絶えたとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときまで、入賞信号を無効とし、払出制御装置46及び当たり決定部35を作動させる制御処理を禁止することを示す信号をCPU33に送信する。CPU33は、入賞無効部36から送信された信号に応答して、入賞信号を無効とし、入賞に基づく制御処理を行わない。扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が入力されていないとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときには、CPU33は、入賞信号に応答して払出制御装置46及び当たり決定部35を作動する制御処理を行う。払出制御装置46は、始動入賞口13の入賞に対する賞球として予め設定された個数の遊技球の払い出しを行う。当たり決定部35は、当たり決定抽選を行って当たりか否かを決定する。
通常入賞口14に遊技球が入賞すると、通常入賞口センサ41で遊技球が検出されたことを示す入賞信号がCPU33に入力される。このとき、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号がCPU33に入力されると入賞無効部36が作動する。入賞無効部36は、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が途絶えたとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときまで、入賞信号を無効とし、払出制御装置46を作動させる制御処理を禁止することを示す信号をCPU33に送信する。CPU33は、入賞無効部36から送信された信号に応答して、入賞信号を無効とし、入賞に基づく制御処理を行わない。扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が入力されていないとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときには、CPU33は、入賞信号に応答して払出制御装置46を作動する制御処理を行う。払出制御装置46は、通常入賞口14の入賞に対する賞球として予め設定された個数の遊技球の払い出しを行う。
当たり決定部35で抽選が行われると、CPU33は入賞有効ライン上に停止表示させる図柄の組み合わせを決定し、この組み合わせを示す信号を図柄表示制御装置43に入力する。これに応答して、図柄表示制御装置43のCPUはメモリから図柄の表示データを読み出して液晶パネル18での図柄の変動表示を開始させる。
当たり決定部35で当たりが決定された場合、図柄表示制御装置43によって、特定図柄が入賞有効ライン上に揃うように図柄の停止表示が行われて当たりが表示され、通常状態から「大当たり」状態に移行される。
「大当たり」状態では、CPU33は可動物制御装置47を作動する。可動物制御装置47は、アタッカ15を閉じ位置と開放位置との間で可動する。アタッカ15が開放位置に位置するときは、大入賞口17が開放されるので、大入賞口17に遊技球を入賞させることが可能になる。「大当たり」状態では、大入賞口17の継続入賞口に遊技球が入賞したことを条件に、大入賞口17が15回を上限に開放される。大入賞口17は、1回の開放につき例えば30秒経過するまで又は遊技球が10個入賞するまで開放され続ける。また、「大当たり」状態に移行されると、図柄表示制御装置43は「大当たり」状態で遊技の状況に応じた画像を液晶パネル18に表示させる。
「大当たり」状態において、大入賞口17に遊技球が入賞すると、大入賞口センサ40で遊技球が検出されたことを示す入賞信号がCPU33に入力される。このとき、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号がCPU33に入力されると入賞無効部36が作動する。入賞無効部36は、扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が途絶えたとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときまで、入賞信号を無効とし、払出制御装置46を作動させる制御処理を禁止することを示す信号をCPU33に送信する。CPU33は、入賞無効部36から送信された信号に応答して、入賞信号を無効とし、入賞に基づく制御処理を行わない。扉開放センサ26が前面扉22の開放を検知したことを示す信号が入力されていないとき、又は解除ボタン27が押下された信号が入力されたときには、CPU33は、入賞信号に応答して払出制御装置46を作動する制御処理を行う。払出制御装置46は、大入賞口17の入賞に対する賞球として予め設定された個数の遊技球の払い出しを行う。
「大当たり」状態が終了すると再び通常状態に移行され、以上の処理が繰り返し行われる。
上記実施形態では、解除手段として解除ボタン27を設けたが、遊技場の管理者が任意に動作させられるものであれば解除手段の形態はこれに限られず、また、例えば特定の鍵を用いて回転させたり、ダイヤルを用いて暗号をセットするなどといった特定者のみが動作させられるものであれば、不特定者による解除手段に対する不正行為を防止することができる。
前面扉が閉じ位置に位置する状態のパチンコ機の斜視図である。 前面扉が開き位置に位置する状態のパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の電気的構成の要部を示す機能ブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機
11 遊技盤
11a 遊技領域
22 前面扉
26 扉開放センサ(扉開放検知手段)
27 解除ボタン(解除手段)
33 CPU(制御手段)
36 入賞無効部(入賞無効手段)
39 始動口センサ(入賞検知手段)
40 大入賞口センサ(入賞検知手段)
41 通常入賞口センサ(入賞検知手段)

Claims (2)

  1. 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤の前面に開閉自在に設けられる前面扉と、前記遊技領域に形成された入賞口と、前記入賞口に遊技球が入賞したことを検知する入賞検知手段と、前記入賞検知手段が遊技球の入賞を検知したことを契機として遊技上の特典を付与する制御処理を行う制御手段とを備えた弾球遊技機において、
    前記前面扉が開放されたことを検知する扉開放検知手段と、
    前記扉開放検知手段によって前記前面扉の開放が検知されている間は、前記入賞検知手段の検知を無効とする入賞無効手段とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記入賞無効手段の作動状態を解除する解除手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
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