JP2010000250A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Yasutaka Suzuki
康剛 鈴木
Takuro Naganawa
卓郎 永縄
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Abstract

【課題】2つの大入賞口を個別に開閉する扉を設け、且つ各扉の開放動作速度、及び閉止動作速度を異ならせた大入賞装置を用いて遊技内容に多様な変化をもたらすこと。
【解決手段】第1及び第2始動口への遊技球の入球を契機に、少なくとも大当たり乱数及び大当たり図柄乱数を含む遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段71と、大当たり乱数に基づいて、大当たりに当選したか否かの判定を行う大当たり判定手段72と、大当たり判定手段72により大当たりに当選したと判定したときに、大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄の判定を行う大当たり図柄判定手段73と、大当たり図柄判定手段73により判定された大当たり図柄に基づいて、大入賞装置の第1の扉又は第2の扉の何れかを選択する扉選択手段74と、を備えることで、大当たりの種類によって扉を使い分けるようにした。
【選択図】図12

Description

本発明はパチンコ遊技機に関わり、特に遊技盤面上に配置されて大当たり時に開放する大入賞装置の改良に関する。
パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に入賞装置(始動入賞装置、大入賞装置)、風車、画像表示器、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図っている。例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞するという始動条件の成立によって遊技盤中の画像表示器に表示される図柄が変動を開始し、特定の図柄(例えば「777」等の三つ揃い図柄)にて停止することで、特別遊技状態である大当り状態に移行するように構成されている。大当たり状態では、大入賞装置の大入賞口を開放状態とし、所定の条件に基づいてこの開放状態を所定回数繰り返すことにより多量の出球を放出する。
ところで、昨今のパチンコ遊技機における大当たり状態には幾つかの種類があり、例えば、一定期間大入賞口が開放状態となるか、もしくは大入賞口に遊技球が規定数入賞されるまでを一回の開放動作(この一回の開放動作を1ラウンドという)としたときに、大当り遊技として、例えば16ラウンド(16R)の開放動作を繰り返し、その大当り遊技終了後に特典遊技として確率変動遊技(以下、確変遊技と称する)と時間短縮遊技(以下、時短遊技と称する)の両方を付与した16R確変大当り、或いは、16Rの大当り遊技終了後に特典遊技として、所定期間(例えば100回)の時短遊技を付与した16R時短大当たりがある。
また、大入賞口の開放時間が、例えば0.4秒と極めて短く且つ大入賞口の開放回数が2回の2ラウンド(2R)大当り遊技状態終了後に、特典遊技として確変遊技と時短遊技の両方を付与した2R確変大当りや、2Rの大当り遊技状態終了後に特典遊技として時短遊技のみ付与した2R突時大当りがある。
なお、確変遊技とは、大当り遊技状態の当選確率が通常遊技状態より高い遊技状態(以下、高確率状態ということもある)である。また、時短遊技とは、電動チューリップなどの可動入賞装置の開放パターンを延長して始動条件の成立確率を高めた遊技状態である。
上記した2R確変大当りは、大入賞口の一回あたりの開放時間が極端に短く設定されているため、大当りによる出球は期待できないものの、大当り終了後には確率変動状態に移行している。このため、あたかも突然確率変動状態に当選したかのような感覚を遊技者に与えることができるため、「突確(突然確率変動)大当り」と呼ばれている。
以下、本明細書では、16R確変大当りを確変大当たり、16R時短大当りを通常大当たり、2R確変大当りを確変大当たりと表記する。
次に、特許文献1、2には、内部に設けた誘導室と連通する横長の大入賞口と、この大入賞口の下端縁に沿って設けた軸によって上下方向へ軸支されることにより大入賞口を開閉する開閉板と、開閉板を駆動するソレノイドを備えた大入賞装置が開示されている。大当たり状態では開閉板を前方へ傾倒させて大入賞口を開放し、遊技盤面を流下してきた遊技球を開閉板の裏面で受けて後方の誘導室に誘導する。その後、所定の遊技状態に移行した段階で開閉板を閉止する。
しかし、従来の大入賞口は単一の大入賞口に設けた単一の開閉板を開閉動作させるだけの単純な構成であったため、遊技者によって飽きられやすく、この点の改善が強く求められていた。
また、2つの大入賞口を遊技盤面上の異なった位置に離間配置すると共に、各大入賞口に設けた開閉板を個別に開閉するようにした大入賞装置も知られているが、開閉板の開放時間の長短と関係なく各開閉板を開放、閉止する各動作は同一速度で行われていたため、遊技内容の変化に乏しく、遊技者の興趣を著しく低下させる原因となっていた。即ち、通常の遊技状態から突然確率変動状態に移行する場合には、開閉板を出球を伴わずに短時間で開閉動作させる必要があるために開閉動作は迅速に行う必要がある。
一方、出球を伴う確変大当たりや通常大当たり状態にあっては、開閉板の開放動作、及び閉止動作は緩慢であっても差し支えないのにも拘わらず、突然確率変動状態に移行する場合と同様の迅速な開閉速度(例えば、0.4秒)で行われていた。このため、各開閉板の開閉動作が単調となり、変化に乏しい遊技内容となっていた。
実用新案第3063845号 特開2003−299804公報
従来の大入賞口を開閉する開閉板(扉)を有した大入賞装置にあっては、開閉板を備えた大入賞口を2箇所設けた場合であっても、開閉板の開放時間の長短に関係なく各開閉板が同じ速度で開閉動作するため、遊技内容の変化に乏しく、遊技者の興趣を低下させる原因となっていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、2つの大入賞口を個別に開閉する扉を設け、且つ各扉の開放動作速度、及び閉止動作速度を異ならせて遊技の進行に応じて使い分けることにより遊技内容に多様な変化をもたらすことを可能としたパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
即ち、本発明の第1の形態は、第1の入賞口、前後方向へ回動することにより該第1の入賞口を開閉する第1の扉、該第1の扉を開閉する第1の開閉機構、及び該第1の開閉機構を駆動する第1の駆動源を有した第1の扉開閉ユニットと、第2の入賞口、前後方向へ回動することにより該第2の入賞口を開閉する第2の扉、該第2の扉を開閉する第2の開閉機構、及び該第2の開閉機構を駆動する第2の駆動源を有した第2の扉開閉ユニットと、を有する大入賞装置を備えたパチンコ遊技機であって、遊技球の入球を契機に特別図柄の変動表示を開始させる権利を発生させる始動口と、前記始動口への前記遊技球の入球を契機に、少なくとも大当たり乱数及び大当たり図柄乱数を含む遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、前記大当たり乱数に基づいて、大当たりに当選したか否かの判定を行う大当たり判定手段と、前記大当たり判定手段により大当たりに当選したと判定したときに、前記大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄の判定を行う大当たり図柄判定手段と、前記大当たり図柄判定手段により判定された大当たり図柄に基づいて、前記大入賞装置の前記第1の扉又は前記第2の扉の何れかを選択する扉選択手段と、を備えるパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明の第2の形態は、前記第1の扉は、前記第1の開閉機構の動作とタイムラグなく開閉駆動される構成を備え、前記第2の扉は、前記第2の開閉機構の動作との間に所定のタイムラグを有して開放駆動される構成を備え、前記扉選択手段は、前記大当たり図柄が出球を伴う大当たり図柄のときは、前記第2の扉を選択し、前記大当たり図柄が出球を伴わない大当たり図柄のときは、前記第1の扉を選択する請求項1に記載のパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明の第3の形態は、前記第1の扉は直動により開閉し、前記第2の扉は自重によい開閉する請求項2に記載のパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明の第4の形態は、特別図柄を変動表示可能な特別図柄変動表示手段と、大当たり当選時は、前記大当たり図柄判定手段により判定された大当たり図柄を前記特別図柄として前記特別図柄変動表示手段に表示する表示制御を行い、大当たり非当選時は、ハズレ図柄を前記特別図柄として前記特別図柄変動表示手段に表示する表示制御を行う特別図柄変動表示制御手段と、をさらに備える請求項1乃至3の何れか一項に記載のパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明の第5の形態は、前記第1の扉は、下部に設けた回動軸を中心として前後方向へ回動する第1の扉本体と、該第1の扉本体の一側部から後方へ突出した側板から側方へ突出したピンと、を備え、前記第1の駆動源は、ソレノイド本体と、該ソレノイド本体から前後方向へ出没するプランジャと、を備えたソレノイドであり、前記第1の開閉機構は、前記ピンを緊密に且つ移動自在に嵌合する長穴を前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支される軸部を後部に有した回動部材を備え、前記プランジャの出没動作によって前記回動部材を前記軸部を中心として回動させることにより前記長穴内に嵌合された前記ピンを介して前記第1の扉本体を開閉させる請求項1乃至4の何れか一項に記載のパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明の第6の形態は、前記第2の扉は、下部に設けた回動軸を中心として前後方向へ回動する第2の扉本体と、該第2の扉本体の一側部から後方へ突出した側板から側方へ突出したピンと、を備え、前記第2の駆動源は、ソレノイド本体と、該ソレノイド本体から前後方向へ出没するプランジャと、を備えたソレノイドであり、前記第2の開閉機構は、前記ピンを非緊密状態で遊嵌する凹部を前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支される軸部を後部に有した回動部材を備え、前記プランジャの出没動作によって前記回動部材を前記軸部を中心として回動させることにより前記凹部内に嵌合された前記ピンを介して前記第2の扉本体を開閉させる構成を備え、前記ソレノイド本体のオフ時には、前記プランジャが突出方向へ弾性付勢されて前記回動部材の前部を下降させることにより、前記凹部の上部内壁により前記ピンを押し下げて前記扉本体を閉止位置に保持し、前記ソレノイド本体のオン時には、前記プランジャが後方へ退避して前記回動部材の前部を上昇させることにより前記凹部の下部内壁により前記ピンが初期的に上向きに押圧された後は自重により前記第2の扉本体は開放位置に移動する請求項1乃至5の何れか一項に記載のパチンコ遊技機を特徴とする。
本発明では、2つの大入賞口を個別に開閉する扉を設け、且つ各扉の開放動作速度、及び閉止動作速度を異ならせて、大当たりの種類によって使い分けるようにしたので、遊技内容に多様な変化をもたらすことができる。特に、2つの扉が近接配置した場合は、両扉が異なった挙動をすることによって遊技内容に変化をもたらすことが可能となる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る大入賞装置を備えたパチンコ遊技機の全体正面図である。
図1に示す本実施形態のパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には、後述する遊技演出用のチャンスボタンや十字キーなどの操作部18や、遊技球の購入ボタンや購入取り消しボタンなどが設けられている。
遊技盤3の裏面には、液晶画面、主制御基板とサブ制御基板等、遊技の進行、演出に関わる裏部品を組み付けた合成樹脂製の機構板(何れも図示せず)が開閉自在に装着されている。遊技盤3における遊技領域3aの周囲には、発射レバー5を操作することにより発射装置から発射された遊技球を遊技領域3aの上部に案内したり、アウト口15に案内したりする外レールR1、及び内レールR2が設けられている。
遊技盤3のほぼ中央部には、中央が開口したセンター部材7が配置される。センター部材7の内部には、画像表示器9が配置されている。画像表示器9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は、特別図柄に応じた画像が表示される。また、いわゆるリーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
センター部材7の上部中央に設けられた可動装飾体設置領域7aには、可動盤面部品である可動装飾体31が設けられている。可動装飾体31は、この例では遊技の進行に関与するギミックである黒ひげの顔部と胴体を象ったものである。
センター部材7の下方には、可変入賞装置11が設けられている。また、センター部材7の左側には、遊技盤の右下部に配置された普通図柄表示器8に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。さらに可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開放状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、上始動ポケット(上始動口)14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)17とを備えて構成される。上始動口14及び電チュー17の内部には、後述する特別図柄表示器(特別図柄変動表示手段)10の特別図柄を変動表示する権利を発生させる始動口スイッチ(SW)が設けられている。
また、画像表示器9の左側には、後述する普通図柄表示器8を作動させるためのゲート12が設けられている。ゲート12は、その内部にゲートスイッチ(SW)が設けられており、遊技球が通過したときに、所定時間作動して停止するようになっている。そして所定態様で停止したときに電チュー17が所定時間、開成動作するように構成されている。
遊技盤3には普通入賞口16やアウト口15等が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
遊技盤3の右側下方の遊技領域外には、特別図柄の変動と表示を行う特別図柄表示器10及び普通図柄の変動と表示を行う普通図柄表示器8が設けられている。特別図柄表示器10は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を静止させることにより大当たりに当選した否か表示するようにしている。
特別図柄表示器10の特別図柄が変動中に上始動口14または電チュー17に遊技球の入球が入球した場合は、当該入球によって得られる特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)をそれぞれ4個、最大8個留保可能に構成される。この保留球の留保数は、特別図柄保留ランプ10aの点灯又は点滅により表示するようにしている。
但し、本実施形態では、第1始動口である上始動口14の保留球と、第2始動口である電チュー17の保留球とが同時に記憶されている状態では、電チュー17に係る保留球を優先的に処理する。電チュー17に係る保留球を優先的に処理するのは、電チュー17は通常遊技状態においては上始動口14より入球し難く、逆に遊技者に有利な時短遊技状態においては、上始動口14より入球し易くなっている。従って、電チュー17の保留球を優先的に処理すれば、遊技者に有利な遊技状態のときに効率よく遊技を進行することができるからである。なお、本実施形態では、始動口として、第1始動口と第2始動口を設ける場合を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、始動口は第1始動口または第2始動口のいずれか一つでもよい。
またゲート12の普通図柄が変動中に遊技球がゲート12を通過した場合も、ゲート12の通過によって得られる普通図柄の変動表示を開始させる権利が最大4個留保される。この権利は普通図柄保留ランプ8aの点灯により表示される。
次に、図2乃至図10を用いて本実施形態のパチンコ遊技機に備えられている大入賞口13を含んだ大入賞装置20の構成について説明する。
図2、図3、図4、及び図5は、大入賞装置20の構成を示す正面図、斜視図、天板を除去した内部構成を示す斜視図、及び分解斜視図である。
大入賞装置20は、遊技盤面に設けた大入賞装置装着孔内に嵌合される略直方体状の装置本体21と、装置本体21の前部に固定された化粧板22と、を備えている。装置本体21を大入賞装置装着孔内に前方から嵌合して化粧板22を遊技盤面にネジ止めすることにより大入賞装置20は組み付けられる。
装置本体21の前面には、横並びに隣接配置された第1の入賞口25及び第2の入賞口40と、第1及び第2の入賞口25、40を夫々独立別個に開閉するために下端部を軸支された第1の扉26、及び第2の扉41が配置されている。
装置本体21の前面に配置された第1及び第2の扉26、41は、化粧板22の前面に設けた長方形状の開口22aから露出している。
第1の入賞口25と、前後方向へ回動することにより第1の入賞口25を開閉する第1の扉26と、第1の扉26を開閉する第1の開閉機構27と、第1の開閉機構27を駆動する第1の駆動源28は、第1の扉開閉ユニット29を構成している。
第1の入賞口25の側方に隣接配置された第2の入賞口40と、前後方向へ回動することにより第2の入賞口40を開閉する第2の扉41と、第2の扉41を開閉する第2の開閉機構42と、第2の開閉機構42を駆動する第2の駆動源43は、第2の扉開閉ユニット44を構成している。
図5の分解斜視図に示すように、第1の扉開閉ユニット29と、第2の扉開閉ユニット44は、下側のベース部材50に組み付けられると共に、上側のカバー部材60によって覆われている。ベース部材50上には、第1の扉開閉ユニット29、及び第2の扉開閉ユニット44の他に、電源供給基板51、各入賞口25、40に入った遊技球の通過を夫々検知してカウントするための右カウントスイッチ52及び左カウントスイッチ53、各扉の開閉を検知する磁気センサ54等が配置されている。
第1の扉開閉ユニット29は、第1の扉26を第1の開閉機構27の動作とタイムラグなく開閉駆動(直動)させる構成を備えており、第2の扉開閉ユニット44は、第2の扉41を第2の開閉機構42の動作との間に所定のタイムラグを有して開閉駆動させる構成を備えている。
このため、例えば出球のない2R確変大当たり(突確大当たり)の大当たり遊技状態発生時には第1の扉26を素早い動作により短い開放時間だけ開放させてから素早く閉止する一方で、出球のある7R、或いは15Rの大当たり遊技状態発生時には第2の扉41を緩慢な動作で開放させて長い時間開放し続け、閉止時にも緩慢な動作により閉止させることができる。従って、隣接配置した2つの扉26、41の開閉動作パターンを異ならせて対照的な印象を与え、遊技進行上の重要な変化をもたらすことができる。
上記の如き動作を実現するために本実施の形態に係る第1の扉開閉ユニット29と、第2の扉開閉ユニット44は、次の如き構成を備える。
まず、第1の扉開閉ユニット29を構成する第1の扉26は、下部に設けた回動軸26bを中心として前後方向へ回動する第1の扉本体26aと、第1の扉本体26aの一側部から後方へ突出した側板26cから側方へ突出したピン26dと、を備えている。回動軸26bはベース部材50に設けた軸支部により軸支されている。第1の駆動源28は、ソレノイド本体28bと、ソレノイド本体28bから前後方向へ出没するプランジャ28cと、プランジャに一体化されたスライダ28c`と、プランジャ28cを突出方向へ付勢するコイルバネ28dを備えたソレノイド28aである。ソレノイド28aは、図示しない制御手段からの制御信号によってオン、オフ制御され、オン時にはコイルバネ28dに抗してプランジャ28cを後方へ引っ込ませる。
第1の開閉機構27は、ピン26dを緊密に且つ移動自在に嵌合する長穴27bを前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支される軸部27cを後部に有した回動部材27aを備えている。軸部27cは、ベース部材50に設けた軸支部により軸支されている。プランジャ28cに一体化したスライダ28c`に設けたピン28eを回動部材27aに設けた切欠き27d内に嵌合することにより、プランジャ28cの出没による前後方向への駆動力が切欠き27dを介して回動部材27aに伝達されて、軸部27cを中心として回動部材を回動させる。ソレノイド28aのオンオフに伴うプランジャ28c(スライダ28c`)の出没動作によって回動部材27aを軸部27cを中心として回動させることにより、長穴27b内に嵌合されたピン26dを介して第1の扉本体26aを開閉させる。
図6及び図7は第1の扉開閉ユニット29の閉止状態及び開放状態を夫々示す斜視図であり、第1の扉26に設けたピン26dは、回動部材27aに設けた長穴27b内にほぼ緊密に嵌合しつつ長穴に沿って進退自在に構成されているため、回動部材27aの回動時における第1の扉本体26aの動作は、回動部材27aの動作との間にタイムラグがほとんどなく、素早い開閉動作となる。つまり、第1の扉26の開放動作、及び開閉動作は、全般に渡ってソレノイドからの駆動力に依存しており、自重による緩慢な動作によって開放する余地がない。なお、ここで「ほぼ緊密に嵌合」するとは、ピン外周と長穴27b内壁とが常時接触している状態を必ずしも意味せず、多少の余裕をもってピンが長穴内に嵌合している状態を含むものである。
図8及び図9は第2の扉開閉ユニット44の閉止状態及び開放状態を夫々示す斜視図であり、第2の扉41は下部に設けた回動軸41bを中心として前後方向へ回動する第2の扉本体41aと、第2の扉本体41aの一側部から後方へ突出した側板41cから側方へ突出したピン41dと、を備えている。回動軸41bはベース部材50に設けた軸支部によって軸支されている。第2の駆動源43は、ソレノイド本体43bと、ソレノイド本体43bから前後方向へ出没するプランジャ43cと、プランジャ43cを突出方向へ付勢するコイルバネ43dを備えたソレノイド43aである。ソレノイド43aは、図示しない制御手段からの制御信号によってオン、オフ制御され、オン時にはコイルバネ43dに抗してプランジャ43cを後方へ引っ込ませる。
第2の開閉機構42は、ピン41dを非緊密状態で遊嵌する凹部42bを前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支する軸部42cを後部に有した回動部材42aを備えている。軸部42cはベース部材50に設けた軸支部により軸支されている。プランジャ43cに一体化したスライダ43c`に設けたピン43eを回動部材42aに設けた切欠き42d内に嵌合することにより、プランジャ43cの出没による前後方向への駆動力が切欠き42dを介して回動部材42aに伝達されて、軸部42cを中心として回動部材を回動させる。ソレノイド43aのオンオフに伴うプランジャ43cの出没動作によって回動部材42aを軸部41bを中心として回動させることにより凹部42b内に嵌合されたピン41dを介して第2の扉本体41aを開閉させる構成を備えている。
凹部42bの開口径はピン41dの直径よりも大幅に大きく構成されているために、回動部材42aが回動した時の駆動力は、凹部42b内のピン41dに対して直ちには伝達されず、回動部材の回動動作とピンの動作との間にはタイムラグがある。
即ち、図8に示したソレノイド本体のオフ時には、プランジャが突出方向へ弾性付勢されて回動部材42aの前部を下降させることにより、凹部42bの上部内壁42b−1によりピン41dが押し下げられて扉本体41aを閉止位置に保持している。
ソレノイド本体がオンすることにより、第2の扉は図8の閉止状態から図9の開放状態に移行するが、プランジャ43cが後方へ退避して回動部材42aの前部を上昇させたとしてもピン41dに対して扉開放方向への駆動力は直ちには伝達されない。即ち、凹部の上部内壁42b−1と下部内壁42b−2との間には所要幅のギャップがあるため、ピン41dがこのギャップ内を相対的に通過するのに要する時間だけピン41dに対して駆動力は伝達されず、第2の扉本体41aは凹部42bの下部内壁42b−2がピン41dと接してこれを上方に押圧するまでは閉止状態を維持している。その後、凹部の下部内壁42b−2によってピン41dが初期的に上向きに押圧された後は自重により第2の扉本体41aは開放位置に移動する。即ち、凹部の下部内壁は第2の扉本体41aが図9に示した完全な開放状態に移行するまで継続してピンを押し続けるのではなく、ピン41dを初期的に押圧して第2の扉本体が開放する契機を与えるに過ぎない。第2の扉本体41aは、凹部の下部内壁42b−2によってピン41dを押圧されてバランスを崩された時点以降に自重により完全な開放位置まで達する。なお、本例では、第2の扉本体41の完全な開放位置は、図9に示したようにピン41dが凹部の上部内壁42b−1に当接することにより維持されている。
従って、回動部材42aの上方への回動動作は直ちにピン41dに伝達される訳ではなく、ピン41dが相対的に凹部42bのギャップ内を通過するのに要する時間だけのタイムラグを経て伝達開始され、ピンが上方に押圧された直後に第2の扉は自重により開放する。
第2の扉本体41を閉じる際には、開放時とは逆にソレノイド本体をオフすることによりコイルスプリング43dの付勢力によってプランジャ43cが突出するので、回動部材は図9の姿勢から図8の姿勢に移行する。図9の状態ではピン41dが凹部の上部内壁により完全な開放姿勢を維持しているが、回動部材42aの前部が図8の下降状態に移行する過程で凹部の上部内壁42b−1によりピン41dが押し下げられて閉止状態に移行する。
このように本実施の形態によれば、例えば扉の開放時間が短い大当たり遊技状態(確変大当たり)発生時には第1の扉26を素早い動作により短い開放時間だけ開放させてから素早く閉止する一方で、扉の開放時間が長い大当たり遊技状態発生時には第2の扉41を緩慢な動作で開放させて長い時間開放し続け、閉止時にも緩慢な動作により閉止させることができる。つまり、本実施形態の大入賞装置20では、出球を伴わない突確大当たりでは第1の扉26を直動により駆動し、出球を伴う確変大当たりや、通常大当たりでは第2の扉41を自重により駆動するようにしている。従って、隣接配置した2つの扉26、41の開閉動作パターンを異ならせて対照的な印象を与え、遊技進行上の重要な変化をもたらすことができる。
特に、本実施の形態においては2つの入賞口が隣接配置されているため、各入賞口を開閉させる扉が同一の速度にて開閉するとすれば、遊技内容が単調化して興趣を低下させる虞がある。本実施の形態では、各扉の開放時間の長短に応じて各扉の開放動作、閉止動作に要する時間を異ならせることによって遊技内容に変化をもたらすようにしている。
なお、本例では、第1の扉26と第2の扉41の各内側の回動軸は一本の共通の回動軸26bを使用しているが、一方の扉の開閉動作に他方の扉が連れられて開閉動作することを防止するために、別個の軸部材としてもよい。即ち、図10では第1の扉26は専用の内側回動軸26bにより軸支する一方で、第2の扉41は専用の内側回動軸41eにより軸支している。このため、一方の扉の開閉動作に他方の扉が連れられて動作することが無くなり、各扉の動作を独立別個のものとすることができる。
また、本実施形態では、第1の扉26の側方に第2の扉41が隣接配置されているが、第1の扉26と第2の扉41は別々の位置にあってもよい。
次に、本実施の形態のパチンコ遊技機の内部構成について説明する。
図11は本実施形態のパチンコ遊技機全体の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図11に示す遊技制御装置には、主制御基板として、遊技の進行を制御するメイン制御基板111が設けられている、また副(サブ)制御基板として、演出制御基板121、画像制御基板131、ランプ制御基板141、払出制御基板151等が設けられている。
メイン制御基板111は、メインCPU112、ROM113、及びRAM114を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。
メイン制御基板111には、上始動口14に設けられた第1始動口SW14a、電チュー17に設けられた第2始動口SW17a、電チュー17を開閉動作させるための電チューソレノイド17b、ゲート12に設けられたゲートSW12a、大入賞口13に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13aが接続されている。また、上記した大入賞口13を含む大入賞装置20の第1の扉26を開閉動作させるための第1の扉ソレノイド28a、大入賞装置20の第2の扉41を開閉動作させるための第2の扉ソレノイド43a、普通入賞口SW16a、特別図柄保留ランプ10a、普通図柄保留ランプ8a、特別図柄表示器10、普通図柄表示器8等が接続されている。また、メイン制御基板111には、演出制御基板121及び払出制御基板151が接続されている。
演出制御基板121は、CPU122、ROM123、RAM124、RTC(リアルタイムクロック)125を有し、遊技演出全体の制御を行う。このため、演出制御基板121には、画像制御基板131、ランプ制御基板141、及び演出ボタン104などが接続されている。
画像制御基板131は、CPU132、ROM133、RAM134を有し、演出制御部121の指示に基づいて画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板131には画像表示器9及びスピーカ105が接続されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144を有し、盤ランプ145や枠ランプ146、可動役物147等の制御を行う。
払出制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154を有し、遊技球を払い出す払出装置の払出駆動モータ155等の駆動制御を行う。
図12は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機の遊技制御基板の特徴的な機能ブロック図である。なお、以下に説明する機能ブロックはプログラムにより実現されるものである。
メイン制御基板111のROM113は、遊技データ抽選手段71、大当たり判定手段72、大当たり図柄判定手段73、扉選択手段74、及び、特別図柄変動表示制御手段75等を備えている。
遊技データ抽選手段71は、上始動口14または電チュー17への遊技球の入球を契機に、つまり第1始動口SW14a又は第2始動口SW17aの遊技球の通過を契機に、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、及びリーチ乱数等の遊技データを抽選により取得する。
大当たり判定手段72は、遊技データ抽選手段71により取得した遊技データに含まれる大当たり乱数に基づいて、大当たりに当選したか否かの判定を行う。
大当たり図柄判定手段73は、大当たり判定手段72により大当たりに当選したと判定したときに、遊技データ抽選手段71により取得した遊技データに含まれる大当たり図柄乱数に基づいて、大当たり図柄の判定を行う。
扉選択手段74は、大当たり図柄判定手段72により判定された大当たり図柄に基づいて、大入賞口13を構成する大入賞装置20の第1の扉26又は第2の扉41の何れかを選択する。例えば、扉選択手段74は、大当たり図柄が出球を伴う大当たり図柄のときは、第2の扉41を選択し、大当たり図柄が出球を伴わない大当たり図柄のときは、第1の扉26を選択する。
特別図柄変動表示制御手段75は、大当たりに当選時は、大当たり図柄判定手段73により判定された大当たり図柄を特別図柄として、特別図柄表示器10に表示する表示制御を行い、大当たりに非当選時は、ハズレ図柄を特別図柄として、特別図柄表示器10に表示する表示制御を行う。
なお、大当たり図柄判定手段において、大当たり図柄の判定を行う際は、上始動口14への遊技球の入球を契機に取得された大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄判定を行う場合と、電チュー17への遊技球の入球を契機に取得した大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄判定を行う場合では、突確大当たりに当選する割合を変えることが好ましい。これは突確大当りは、出球が殆ど期待できない大当りであるため、確変遊技状態のときに当選したとしても、遊技者にはメリットがないため、反って遊技者に不快感を与えるおそれがある。このため、本実施の形態では、確変遊技状態のときに入賞しやすい電チュー17の入球を契機に取得した大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄判定を行う際は、突確大当たりに当選しないようにするか、或いは上始動口14の入球を契機に取得した大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄判定を行う場合より当選する割合を極めて低く設定するようにしている。このように構成すると、確変遊技状態のときに遊技者にとってメリットのない突確大当たり殆ど当選することがないので、大当たりに当選したにも関わらず遊技者が不快感を与えるといったことがない。
突確大当たりに当選する割合の変更は、大当たり図柄判定時に使用するテーブルを変更するだけで容易に実現することができる。
図13は、特別図柄表示器に表示する特別図柄の一例を示した図であり、図13(a)は、通常大当たりに当選したときに特別図柄表示器10に表示される大当たり図柄の一例である。また図13(b)は確変大当たりに当選したときに特別図柄表示器10に表示される大当たり図柄の一例であり、図13(c)は突確大当たりに当選したときに特別図柄表示器10に表示される大当たり図柄の一例である。また、図13(d)は大当たりに当選しなかったときに特別図柄表示器10に表示されるハズレ図柄が示されている。
このように、本実施の形態のパチンコ遊技機では、例えば扉の開放時間が短く出球が無い確変大当たり時は、第1の扉26を素早い動作により短い開放時間だけ開放させてから素早く閉止する一方で、扉の開放時間が長く出球がある通常大当たり、或いは確変大当たり時は、第2の扉41を緩慢な動作で開放させて長い時間開放し続け、閉止時にも緩慢な動作により閉止させることができる。従って、隣接配置した2つの扉26、41の開閉動作パターンを異ならせて対照的な印象を与え、遊技進行上の重要な変化をもたらすことができる。
なお、本実施形態では、出球の無い2R大当たりの一例として、突確大当たりを例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、突時大当たり、或いはハズレの一種である小当たりなどにおいて、第1の扉26を開放するようにしてもよい。
また、近年の遊技機の中には、時短遊技を付与することなく確変遊技のみを付与した大当たり機能を備えたものがある。この確変遊技は、確変状態であることを遊技者に対して積極的に報知しないため、潜伏確変と呼ばれている。潜伏確変機能を備えた遊技機では、通常、潜伏確変の期待度が異なる複数の遊技モード(演出モード)を設けるなどして遊技モードと潜伏確変との間に関係性を持たせることで新たなゲーム性を実現している。しかし、潜伏確変大当たりに当選した場合は、突確大当たりと同様に、大入賞口の開閉動作(2R開閉動作)を伴うため、遊技者は遊技モードが移行する際に大入賞口の開閉動作に注目すれば、潜伏確変大当たりに当選したか否か判別することできる。このため、潜伏確変機能を備えた遊技機では、小当たり機能を設け、小当たりに当選したときも、潜伏確変と同様に、大入賞口の2R開閉動作と遊技モードの移行を行うことで、モード移行時に潜伏確変に当選しているか否かを容易に判定できないようにしていた。
しかしながら、潜伏確変機能と共に小当たり機能を設けた場合は、潜伏確変大当たり時に加えて小当たり時においても大入賞口の2R開閉動作が行われるため、モード移行を頻繁に行った場合は、これらの2R開閉動作時における大入賞口への入賞を無視することができなくなる。この結果、これまではカウントしていなかった2R開閉動作時の大入賞口への遊技球の入賞によって、出球率(打込球数に対する払出球数の割合)が予め想定していた出球率と異なってしまうおそれがあった。
そこで、この種の潜伏確変機能と小当たり機能を備えた遊技機を本実施形態のパチンコ遊技機により構成すれば、2R開閉動作時に大入賞口に遊技球が殆ど入賞しないようにできるので、モード移行を頻繁に行った場合でも、出球率を当初の想定範囲内に収めることができるという利点がある。
以下、これまで説明した本実施の形態のパチンコ遊技機の動作を実現するために遊技制御装置のメイン制御基板111が実行する処理の一例について説明する。なお、以下に説明する処理は、メイン制御基板111のメインCPU112がROM113に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
[タイマ割込処理]
図14はメインCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、割込処理として、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)を行った後、繰り返し初期値乱数の更新を行う(S10)を行う。
以下、メインCPUがタイマ割込処理において実行する各種処理について説明する。
[第1始動口SW処理]
図15はメインCPUが実行する第1始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、第1始動口SW14aがONであるか否かの判定を行い(S21)、第1始動口SW14aがONであると判定した場合は(S21:YES)、第1始動口SW14aの検知回数をカウントした第1始動口検知カウンタのカウント値U1が、U1<4であるか否かの判定を行う(S22)。カウント値U1が「4」より小さい場合は(S22:YES)、カウント値U1に「1」を加算する(S23)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S24)。この後、賞球3個コマンドをセットして(S25)、メイン処理に戻る。なお、ステップS22において、カウント値U1が「4」であると判定した場合は(S22:NO)、ステップS25に移行して、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS21において、第1始動口SW14aがONでないと判定した場合は(S21:NO)、そのままメイン処理に戻る。
[第2始動口SW処理]
図16はメインCPUが実行する第2始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、第2始動口SW17aがONであるか否かの判定を行い(S31)、第2始動口SW17aがONであると判定した場合は(S31:YES)、第2始動口SW17aの検知回数をカウントした第2始動口検知カウンタのカウント値U2が、U2<4であるか否かの判定を行う(S32)。カウント値U2が「4」より小さい場合は(S32:YES)、カウント値U2に「1」を加算する(S33)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S34)。この後、賞球3個コマンドをセットして(S35)、メイン処理に戻る。なお、ステップS32において、カウント値U2が「4」であると判定した場合は(S32:NO)、ステップS35に移行して、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS31において、第2始動口SW17aがONでないと判定した場合は(S31:NO)、そのままメイン処理に戻る。
[ゲートSW処理]
図17はメインCPUが実行するゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、ゲート12のゲートSW12aがONであるか否かの判定を行い(S41)、ゲートSW12aがONであると判定した場合は(S41:YES)、ゲートSW12aの検知回数をカウントしたゲートカウンタのカウント値Gが、G<4であるか否かの判定を行う(S42)。カウント値Gが「4」より小さい場合は(S42:YES)、カウント値Gに「1」を加算し(S43)、当たり乱数を取得してRAM114に格納して(S44)、メイン処理に戻る。なお、ゲートSW12aがONでない場合(S41:NO)、またはカウント値G<4の場合も(S42:NO)、メイン処理に戻る。
[特図変動処理]
図18はメインCPUが実行する特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たり中であるか否かの判定を行い(S51)、大当たり中でないと判定した場合は(S51:NO)、特別図柄表示器10の特別図柄が変動中であるか否かの判定を行う(S52)。特別図柄が変動中であると判定した場合は(S52:YES)、次に変動時間が終了したか否かの判定を行い(S53)、変動時間が終了したと判定した場合は(S53:YES)、特別図柄表示器10に対して変動停止コマンドをセットして(S54)、変動を停止させる(S55)。この後、変動時間をリセットし(S56)、後述する停止中処理(S57)を実行してメイン処理に戻る。
なお、ステップS51において、大当たり中であると判定した場合(S51:YES)、或いはステップS53において、変動時間が終了していないと判定した場合も(S53:NO)、メイン処理に戻る。
一方、ステップS52において、特別図柄が変動中でないと判定した場合は(S52:NO)、第2始動口SW17aの検知回数をカウントした第2始動口検知カウンタのカウント値U2が、U2≧1であるか否かの判定を行い(S58)、カウント値U2が≧1であると判定した場合は(S58:YES)、カウント値U2を「1」減算して(S59)、大当たり判定処理を実行する(S60)。
また、ステップS58において、カウント値U2が≧1でないと判定した場合は(S58:NO)、次に第1始動口SW14aの検知回数をカウントした第1始動口検知カウンタのカウント値U1が、U1≧1であるか否かの判定を行い(S61)、カウント値U1が≧1であると判定した場合は(S61:YES)、カウント値U1を「1」減算して(S62)、大当たり判定処理を実行する(S60)。
ステップS60において、大当たり判定処理を実行後は、変動パターン選択処理を実行し(S63)、対応する特別図柄表示器に変動開始コマンドをセットする(S64)。この後、特図表示器の変動を開始させ(S65)、変動時間の計測を開始して(S66)、メイン処理に戻る。なお、ステップS61において、カウント値U1が≧1でないと判定した場合は(S61:NO)、そのままメイン処理に戻る。
[大当たり判定処理]
図19はメインCPUが実行する大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、先ず大当たり乱数の判定を行う(S70)。そして続くステップS71において、大当たりであると判定した場合は(S71:YES)、次に大当たり図柄乱数の判定を行う(S72)。続くステップS73において、大当たり図柄乱数が確変図柄であるか否かの判定を行い、確変図柄であると判定した場合は(S73:YES)、続くステップS74において、大当たり図柄乱数が突確図柄であるか否かの判定を行う。ステップS74において、大当たり図柄乱数が突確図柄であると判定した場合は(S74:YES)、特別図柄として突確図柄をセットし(S77)、突確図柄でない場合は(S74:NO)、特別図柄として確変図柄をセットして(S76)、処理を終了する。
また、ステップS73において、大当たり図柄が確変図柄でないと判定した場合は(S73:NO)、特別図柄として通常図柄をセットして(S77)、処理を終了する。
またステップS71において、大当たり乱数により大当たりでないと判定した場合は(S71:NO)、次に小当たりであるか否かの判定を行い(S78)、小当たりであると判定した場合は(S78:YES)、特別図柄として小当たり図柄をセットし(S79)、小当たりでないと判定した場合は(S78:NO)特別図柄としてハズレ図柄をセットして(S80)、処理を終了する。
[変動パターン選択処理]
図20はメインCPUが実行する変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たり乱数から大当たりであるか否かの判定を行い(S81)、大当たりであると判定した場合は(S81:YES)、大当たり用テーブルをセットし(S82)、その後、変動パターン乱数を取得して格納する(S83)。
次に、取得した変動パターン乱数の判定を行い(S84)、大当たり用テーブルを用いて変動パターン乱数に応じた変動パターンをセットして(S85)、処理を終了する。
一方、ステップS81において、大当たりでないと判定した場合は(S81:NO)、次に、リーチ乱数の判定を行う(S86)。そして、続くステップS87において、リーチであるか否かの判定を行い(S87)、リーチであると判定した場合は(S87:YES)、リーチ用テーブルをセットして(S88)、ステップS83の処理に進む。
一方、ステップS87において、リーチでないと判定した場合は(S87:NO)、ハズレ用テーブルをセットして(S88)、ステップS83の処理に進む。
[停止中処理]
図21はメインCPUが実行する停止中処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、大当たりであるか否かの判定を行う(S91)。大当たりであると判定した場合は(S91:YES)、大当たりが確変大当たりであるか否かの判定を行い(S92)、確変大当たりであると判定した場合は(S92:YES)、確変遊技状態にセットする(S93)。この後、大当たり開始コマンドをセットし(S94)、大当たりを開始して(S95)、処理を終了する。
一方、ステップS92において、確変大当たりでないと判定した場合は(S92:NO)、時短遊技状態にセットする(S96)。この後、時短カウンタのカウント値Jを「100」にセットして(S97)、ステップS94の処理に進む。
また、ステップS91において、大当たりでないと判定した場合は(S91:NO)、次に時短カウンタJの値が「0」であるか否かの判定を行い(S98)、時短カウンタJの値が「0」であれば(S98:YES)、処理を終了し、時短カウンタJの値が「0」でなければ(S98:NO)、時短カウントJを「1」減算する(S99)。この後、再び時短カウント値Jが「0」であるか否かの判定を行い(S100)、時短カウント値Jが「0」であれば(S100:YES)、遊技状態を通常遊技状態にセットして(S101)、処理を終了する。またステップS100において時短カウント値Jが「0」でなければ(S100:NO)、通常遊技状態にセットすることなく処理を終了する。
[普通図柄処理]
図22はメインCPUが実行する普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、補助遊技中であるか否かの判定を行い(S111)、補助遊技中でなければ(S111:NO)、普通図柄が変動中であるか否かの判定を行う(S112)。普通図柄が変動中であると判定した場合は(S112:YES)、次に変動時間が終了したか否かの判定を行い(S113)、変動時間が終了したと判定した場合は(S113:YES)、変動を停止する(S114)。
次に、変動時間をリセットし(S115)、普通図柄の停止図柄が当たり図柄であるか否かの判定を行う(S116)。停止図柄が当たり図柄であると判定した場合は(S116:YES)、補助遊技を開始して(S117)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS113において、変動時間が終了していないと判定した場合、或いはステップS116において、停止図柄が当たり図柄でない場合はメイン処理に戻る。
一方、ステップS112において、普通図柄が変動中でないと判定した場合は(S112:NO)、ゲートSW12aのゲートカウンタのカウント値Gが、G≧1であるか否かの判定を行い(S118)、カウント値Gが≧1である場合は(S118:YES)、カウント値Gを「1」減算する(S119)。この後、普通図柄用の当たり乱数の判定を行い(S120)、当たり乱数が当たりであれば(S121:YES)、普通図柄表示器8に当たり図柄をセットし(S122)、そうでなければハズレ図柄をセットして(S123)する。
次に、確変/時短遊技状態であるか否かの判定を行い(S124)、確変/時短遊技状態であれば(S124:YES)、普通図柄表示器8の変動時間を3秒にセットし(S125)、確変/時短遊技状態でなければ(S124:NO)、普通図柄表示器8の変動時間を29秒にセットする(S126)。
この後、普通図柄表示器8の変動を開始させ(S127)、変動時間の計測を開始してメイン処理に戻る。なお、ステップS118において、カウント値Gが≧1でないと判定した場合は(S118:NO)、メイン処理に戻る。
[大入賞口処理(出球有り大当たり)]
図23はメインCPUが実行する大入賞口処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、出球有り大当たり中であるか否かの判定を行い(S131)、出球有り大当たり中であると判定した場合は(S131:YES)、大当たりのオープニング中であるか否かの判定を行う(S132)。大当たりのオープニング中であると判定した場合は(S132:YES)、オープニング時間を経過したか否かの判定を行う(S133)。オープニング時間を経過したと判定した場合は(S133:YES)、大当たりラウンド数をカウントするラウンドカウンタのカウント値Rに「1」を加算し(S134)、大入賞装置20の第2の扉41を開放する(S135)。
なお、ステップS131において、出球有り大当たりでないと判定した場合(S131:NO)、あるいはステップS133において、オープニング時間を経過していないと判定した場合は(S133:NO)、メイン処理に戻る。
次に、大入賞装置20の開放時間が経過したか否かの判定を行い(S136)、大入賞装置20の開放時間が経過していなければ(S136:NO)、大入賞装置20の1ラウンドあたりの入賞数をカウントする入賞カウンタのカウント値Cが「9」であるか否かの判定を行う(S137)。入賞カウンタのカウント値Cが「9」である場合は(S137:YES)、大入賞装置20の第2の扉41を閉口し(S138)、カウント値Cが「9」でない場合は(S137:NO)、メイン処理に戻る。
一方、大入賞装置20の開放時間が経過していた場合は(S136:YES)、入賞カウンタのカウント値Cのチェックすることなく、大入賞装置20の第2の扉41を閉口する(S138)。
大入賞装置20の第2の扉41を閉口後は、入賞カウンタのカウント値Cの値を「0」にして(S139)、大当たりラウンド回数が最終ラウンド(16R)であるか否かの判定を行う(S140)。大当たりラウンドが最終ラウンドである場合は(S140:YES)、エンディングを開始し(S141)、大当たりラウンドが最終ラウンドでない場合は(S140:NO)、メイン処理に戻る。
エンディング開始後は、ラウンドカウンタのカウント値Rを「0」にする(S142)。この後、エンディング時間が経過したか否かの判定を行い(S143)、エンディング時間を経過したと判定した場合は(S143:YES)、大当たりを終了して(S144)、メイン処理に戻る。
一方、エンディング時間を経過していないと判定した場合は(S143:NO)、大当たりを終了することなくメイン処理に戻る。
また、ステップS142において、大当たりのオープニング中でないと判定した場合は(S142:YES)、大入賞装置20の第2の扉41が作動中であるか否かの判定を行い(S145)、大入賞装置20の第2の扉41が作動中であれば(S145:YES)、ステップS146に移行する。また、大入賞装置20の第2の扉41が作動中でなければ(S145:NO)、次にインターバル中であるか否かの判定を行い(S146)、インターバル中でなければ(S146:NO)、ステップS143に移行する。
また、インターバル中であれば(S146:YES)、次にインターバル時間が経過したか否かの判定を行い(S147)、インターバル時間経過したと判定した場合は(S137:YES)、ステップS124に移行し、インターバル時間経過していないと判定した場合は(S147:NO)、メイン処理に戻る。
[大入賞口処理(出球無し大当たりor小当たり)]
図24はメインCPUが実行する大入賞口処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、2R当たり中であるか否かの判定を行い(S151)、2R当たり中であると判定した場合は(S151:YES)、大当たりのオープニング中であるか否かの判定を行う(S152)。大当たりのオープニング中であると判定した場合は(S152:YES)、オープニング時間を経過したか否かの判定を行う(S153)。オープニング時間を経過したと判定した場合は(S153:YES)、大当たりラウンド数をカウントするラウンドカウンタのカウント値Rに「1」を加算し(S154)、大入賞装置20の第1の扉26を開放する(S155)。
なお、ステップS151において、2R当たりでないと判定した場合(S151:NO)、あるいはステップS153において、オープニング時間を経過していないと判定した場合は(S153:NO)、メイン処理に戻る。
次に、大入賞装置20の開放時間が経過したか否かの判定を行い(S156)、大入賞装置20の開放時間が経過していれば(S156:YES)、大入賞装置20の第1の扉26を閉口し(S157)し、大入賞装置20の開放時間が経過していなければ(S156:NO)、メイン処理に戻る。
大入賞装置20の第1の扉26を閉口後は、大当たりラウンド回数が最終ラウンドであるか否かの判定を行う(S158)。大当たりラウンドが最終ラウンド(2R)である場合は(S158:YES)、エンディングを開始し(S159)、大当たりラウンドが最終ラウンドでない場合は(S158:NO)、メイン処理に戻る。
エンディング開始後は、ラウンドカウンタのカウント値Rを「0」にする(S160)。この後、エンディング時間が経過したか否かの判定を行い(S161)、エンディング時間を経過したと判定した場合は(S161:YES)、大当たりを終了して(S162)、メイン処理に戻る。
一方、エンディング時間を経過していないと判定した場合は(S162:NO)、大当たりを終了することなくメイン処理に戻る。
また、ステップS152において、大当たりのオープニング中でないと判定した場合は(S152:YES)、大入賞装置20の第1の扉26が作動中であるか否かの判定を行い(S163)、大入賞装置20の第1の扉26が作動中であれば(S163:YES)、ステップS156に移行する。また、大入賞装置20の第1の扉26が作動中でなければ(S163:NO)、次にインターバル中であるか否かの判定を行い(S164)、インターバル中でなければ(S164:NO)、ステップS161に移行する。
また、インターバル中であれば(S164:YES)、次にインターバル時間が経過したか否かの判定を行い(S165)、インターバル時間経過したと判定した場合は(S165:YES)、ステップS154に移行し、インターバル時間経過していないと判定した場合は(S165:NO)、メイン処理に戻る。
[電チュー処理]
図25はメインCPUが実行する電チュー処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、メインCPU112は、電チュー17が作動中である補助遊技中であるか否かの判定を行い(S171)、補助遊技中であれば(S171:YES)、次にオープニング中であるか否かの判定を行う(S172)。ここで、オープニング中であると判定した場合は(S172:YES)、オープニング時間が経過したか否かの判定を行い(S173)、オープニング時間経過していると判定した場合は(S173:YES)、次に確変/時短中であるか否かの判定を行う(S174)。そして、確変/時短中であれば(S174:YES)、電チュー17の開放時間を3.5秒にセットし(S175)、確変/時短中でなければ(S174:NO)、電チュー17の開放時間を0.2秒にセットする(S176)。この後、電チュー17を開放する(S177)。
次に、電チュー17の開放時間が経過したか否かの判定を行い(S178)、電チュー17の開放時間が経過したと判定した場合は(S178:YES)、電チュー17を閉口して(S179)、補助遊技を終了して(S180)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS172において、オープニング中でないと判定した場合は(S172:NO)、ステップS178に移行する。また、ステップS171において、補助遊技中でないと判定した場合(S171:NO)、ステップS173においてオープニング時間が経過していないと判定した場合(S173:NO)、或いはステップS178において電チュー17の開放時間が経過していないと判定した場合は(S178:NO)、メイン処理に戻る。
このような処理を遊技制御装置が実行することにより、上述した本実施形態のパチンコ遊技機の動作を実現することができる。
本発明の実施形態に係る大入賞装置を備えたパチンコ遊技機の全体正面図である。 本発明の大入賞装置の構成を示す正面図である。 本発明の大入賞装置の構成を示す斜視図である。 本発明の大入賞装置の構成を示す天板を除去した内部構成を示す斜視図である。 本発明の大入賞装置の構成を示す分解斜視図である。 第1の扉開閉ユニットの構成及び動作説明図である(ソレノイドオフ時)。 第1の扉開閉ユニットの構成及び動作説明図である(ソレノイドオン時)。 第2の扉開閉ユニットの構成及び動作説明図である(ソレノイドオフ時)。 第2の扉開閉ユニットの構成及び動作説明図である(ソレノイドオン時)。 本発明の他の実施形態を説明するための正面図である。 本実施形態のパチンコ遊技機全体の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態に係るパチンコ遊技機の遊技制御基板の特徴的な機能ブロック図である。 特別図柄表示器に表示する特別図柄の一例を示した図である。 メインCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する第1始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する第2始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行するゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する停止中処理を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する大入賞口処理(出球有り大当たり)の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する大入賞口処理(出球無し大当たり)の一例を示したフローチャートである。 メインCPUが実行する電チュー処理の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…パチンコ遊技機、3…遊技盤、3a…遊技領域、4…皿部、7…センター部材、7a…可動装飾体設置領域、8…普通図柄表示器、8a…普通図柄保留ランプ、9…画像表示器、10…特別図柄表示器、10a…特別図柄保留ランプ、11…可変入賞装置、12…ゲート、12a…ゲートSW、13…大入賞口、13a…大入賞口SW、14…上始動口、14a…始動口SW、15…アウト口、16…普通入賞口、16…普通入賞口、16a…普通入賞口SW、17…電チュー、17a…始動口SW、17b…電チューソレノイド、18…操作部、20…大入賞装置、21…装置本体、22…化粧板、22a…開口、25…第1の入賞口、26…第1の扉、26a…第1の扉本体、26b…回動軸、26c…側板、26d…ピン、26e…アーム、27…第1の開閉機構、27a…回動部材、27b…長穴、27c…軸部、28…第1の駆動源、28a…ソレノイド、28b…ソレノイド本体、28c…プランジャ、28c`…スライダ、28d…コイルバネ、28e…ピン、29…第1の扉開閉ユニット、31…可動装飾体、40…第2の入賞口、41…第2の扉、41a…第2の扉本体、41b…回動軸、41b…軸部、41c…側板、41d…ピン、42…第2の開閉機構、42a…回動部材、42b…凹部、42b−1…上部内壁、42b−2…下部内壁、42c…軸部、43…第2の駆動源、43a…ソレノイド、43b…ソレノイド本体、43c…プランジャ、43c`…スライダ、43d…コイルスプリング、43d…コイルバネ、43e…ピン、44…第2の扉開閉ユニット、50…ベース部材、51…電源供給基板、52…右カウントスイッチ、53…左カウントスイッチ、54…磁気センサ、55a…磁石、60…カバー部材、71…遊技データ抽選手段、72…判定手段、73…大当たり図柄判定手段、74…扉選択手段、75…特別図柄変動表示制御手段、111…メイン制御基板、112…メインCPU、113…ROM

Claims (6)

  1. 第1の入賞口、前後方向へ回動することにより該第1の入賞口を開閉する第1の扉、該第1の扉を開閉する第1の開閉機構、及び該第1の開閉機構を駆動する第1の駆動源を有した第1の扉開閉ユニットと、第2の入賞口、前後方向へ回動することにより該第2の入賞口を開閉する第2の扉、該第2の扉を開閉する第2の開閉機構、及び該第2の開閉機構を駆動する第2の駆動源を有した第2の扉開閉ユニットと、を有する大入賞装置を備えたパチンコ遊技機であって、
    遊技球の入球を契機に特別図柄の変動表示を開始させる権利を発生させる始動口と、
    前記始動口への前記遊技球の入球を契機に、少なくとも大当たり乱数及び大当たり図柄乱数を含む遊技データを抽選により取得する遊技データ抽選手段と、
    前記大当たり乱数に基づいて、大当たりに当選したか否かの判定を行う大当たり判定手段と、
    前記大当たり判定手段により大当たりに当選したと判定したときに、前記大当たり図柄乱数に基づいて大当たり図柄の判定を行う大当たり図柄判定手段と、
    前記大当たり図柄判定手段により判定された大当たり図柄に基づいて、前記大入賞装置の前記第1の扉又は前記第2の扉の何れかを選択する扉選択手段と、
    を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記第1の扉は、前記第1の開閉機構の動作とタイムラグなく開閉駆動される構成を備え、
    前記第2の扉は、前記第2の開閉機構の動作との間に所定のタイムラグを有して開放駆動される構成を備え、
    前記扉選択手段は、前記大当たり図柄が出球を伴う大当たり図柄のときは、前記第2の扉を選択し、前記大当たり図柄が出球を伴わない大当たり図柄のときは、前記第1の扉を選択することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記第1の扉は直動により開閉し、前記第2の扉は自重により開閉することを特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 特別図柄を変動表示可能な特別図柄変動表示手段と、
    大当たり当選時は、前記大当たり図柄判定手段により判定された大当たり図柄を前記特別図柄として前記特別図柄変動表示手段に表示する表示制御を行い、大当たり非当選時は、ハズレ図柄を前記特別図柄として前記特別図柄変動表示手段に表示する表示制御を行う特別図柄変動表示制御手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記第1の扉は、下部に設けた回動軸を中心として前後方向へ回動する第1の扉本体と、該第1の扉本体の一側部から後方へ突出した側板から側方へ突出したピンと、を備え、
    前記第1の駆動源は、ソレノイド本体と、該ソレノイド本体から前後方向へ出没するプランジャと、を備えたソレノイドであり、
    前記第1の開閉機構は、前記ピンを緊密に且つ移動自在に嵌合する長穴を前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支される軸部を後部に有した回動部材を備え、
    前記プランジャの出没動作によって前記回動部材を前記軸部を中心として回動させることにより前記長穴内に嵌合された前記ピンを介して前記第1の扉本体を開閉させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記第2の扉は、下部に設けた回動軸を中心として前後方向へ回動する第2の扉本体と、該第2の扉本体の一側部から後方へ突出した側板から側方へ突出したピンと、を備え、
    前記第2の駆動源は、ソレノイド本体と、該ソレノイド本体から前後方向へ出没するプランジャと、を備えたソレノイドであり、
    前記第2の開閉機構は、前記ピンを非緊密状態で遊嵌する凹部を前部に備え、且つ上下方向へ回動自在に軸支される軸部を後部に有した回動部材を備え、
    前記プランジャの出没動作によって前記回動部材を前記軸部を中心として回動させることにより前記凹部内に嵌合された前記ピンを介して前記第2の扉本体を開閉させる構成を備え、
    前記ソレノイド本体のオフ時には、前記プランジャが突出方向へ弾性付勢されて前記回動部材の前部を下降させることにより、前記凹部の上部内壁により前記ピンを押し下げて前記扉本体を閉止位置に保持し、
    前記ソレノイド本体のオン時には、前記プランジャが後方へ退避して前記回動部材の前部を上昇させることにより前記凹部の下部内壁により前記ピンが初期的に上向きに押圧された後は自重により前記第2の扉本体は開放位置に移動することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のパチンコ遊技機。
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