JP2005245717A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示手段に、抽選結果に応じた演出表示を円滑に表示することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 抽選手段での抽選結果に基づいて発生される遊技状態に応じて、複数の部分演出表示を表示装置120に表示する表示制御部20は、複数の部分演出表示の中のいずれかの部分演出表示の表示装置120への表示が終了した時、次の部分演出表示を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示手段を有する遊技機に係り、特に、表示手段を用いて演出表示を行う技術に関する。
遊技機、例えば、第1種パチンコ機では、遊技盤に設けられている始動入賞口に遊技球が入賞すると抽選を行い、この抽選の結果が当たりであれば、いわゆる「大当たり遊技」が実行される。「大当たり遊技」では、遊技盤に設けられている大入賞口(可変入賞装置)を開閉する大入賞口開閉部材が開制御され、遊技者が遊技盤に発射させた遊技球が大入賞口に入賞可能な状態となる。そして、遊技球が大入賞口に入賞すると、大入賞口に対応する数の賞球が払い出される。これによって、遊技者は、「大当たり遊技」時には、通常の遊技時と比較して多くの賞球を獲得することができる。
「大当たり遊技」では大入賞口が開制御されるため、遊技者は、「大当たり遊技」が実行されるか否か、すなわち、抽選の結果が当たりであるか否かについて非常に興味がある。そこで、抽選の結果が当たりであるか否かは、抽選図柄を用いて表示手段に表示される。
また、このような遊技機では、抽選の結果が、抽選の結果が当たりとなる確率が通常遊技時よりも高い「確率変動遊技」(一般的に、「確変遊技」と称呼されている)が実行される当たり(以下、「確変当たり」という)であった場合、まず、「大当たり遊技」が実行され、「大当たり遊技」が終了した後に、更に、「確変遊技」が所定の期間実行される。
「確変遊技」では抽選確率が高くなるため、遊技者は「確変当たり」であるか否か、すなわち、抽選の結果が当たりであるか否かについても非常に興味がある。
そこで、「確変遊技」が行われるか否か、すなわち、抽選の結果が「確変当たり」であるか否かを、抽選結果を表示手段に表示する際に、キャラクタ等を用いて表示手段に表示する遊技機が提案されている。(特許文献1参照)
特開2002−28315号公報
従来の遊技機は、「確変遊技」が実行されること、すなわち、抽選結果が「確変当たり」であることを、抽選結果が当たりであるか否かを表示手段に表示する際に報知しているため、演出効果が低い。そこで、「確変遊技」に対する遊技者の期待感を高め、また、演出効果を高めるために、「確変遊技」が実行されること、すなわち、「確変当たり」であることを大当たり遊技中に報知することが考えられる。例えば、大当たり遊技中に、前記した大入賞口に所定個数の遊技球が入賞した時に、大当たり演出表示を表示している表示手段に、「確変当たり」の報知情報を表示する。
このように、大当たり遊技中に、大入賞口に所定個数の遊技球が入賞した時に「確変当たり」の報知情報を表示手段に表示することにより、遊技者は、大当たり遊技中における遊技によって「確変遊技」の権利を獲得した、すなわち「確変昇格」したような満足感が得られ、「確変遊技」に対する遊技者の期待感が高まるとともに、演出効果が高まる。
しかしながら、「確変当たり」の報知情報の表示手段への報知条件として、大当たり遊技中に大入賞口に所定個数の遊技球が入賞したことを用いる場合、表示手段に表示されている大当たり演出表示が分断される(例えば、キャラクタが連続して動作している途中で「確変当たり」の報知情報が表示され、キャラクタの連続する動作が中断される)ことがある。このように大当たり演出表示が分断されると、大当たり演出表示の効果が低下する。
そこで、本発明は、係る点に鑑み、表示手段に、大当たり演出表示等の抽選結果に応じた演出表示を円滑に表示しながら、「確変当たり」等の所定の表示情報を表示することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、請求項に記載の発明が構成される。
(請求項1に記載の発明)
請求項1に記載の遊技機は、少なくとも、抽選手段、表示手段、表示制御手段を備えている。
本発明の「抽選手段」は、抽選条件の成立に起因して抽選を行う。この「抽選条件」は、予め遊技機に設定されている抽選条件を広く包含する。典型的には、遊技機がいわゆる第1種パチンコ機の場合では、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入球した場合が抽選条件が成立した場合とされている。
なお、この抽選では、例えば、遊技者に特典が付与される特定遊技の実行に係る抽選、すなわち特定遊技を実行するか否かの抽選が行われる。ここでいう特典が付与される特定遊技とは、遊技者にとって有利な状態となる種々の遊技、すなわち、「大当たり遊技」、「確変遊技」、「時短遊技」等を全て包含する。なお、抽選結果が「確変当たり」であれば、上記従来の技術で記載したとおり、通常、大当たり遊技が開始され、大当たり遊技が終了した後に、更に「確変遊技」が所定の期間行われることとなる。
また、「抽選」としては、一般的に、抽選条件の成立に起因して乱数を読み取り、読み取った乱数の値を判定し、この判定結果を抽選結果とする方法が用いられているが、抽選は他の方法で行われてもよい。
本発明の「表示制御手段」は、抽選手段による抽選結果に基づいて特定遊技状態が発生した場合に、少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示を表示手段に表示する。
この「特定遊技状態」とは、前述した抽選結果で「特定遊技」を実行することに当選したことが判別された状態、「特定遊技」が実行されている状態等を広く包含する。
「表示手段」としては種々の表示装置を広く包含し、遊技機では、例えば、液晶表示器が多用されている。表示手段は、前記した抽選結果を示す所定の図柄の組み合わせを表示する図柄表示装置と兼用である場合、演出表示専用である場合等を含む。表示手段に表示される演出表示の表示方法としては種々の態様が含まれるが、キャラクタ等を用いて連続的な動画等の演出表示(アニメーション表示)を行う態様が多用されている。
また、個々の「部分演出表示」は、例えば、連続的な動画が表示される構成となっている。
また、「前後複数の部分演出表示」の「前後」とは、表示される時間の前後関係を示す。
そして、「前後複数の部分演出表示」とは、“異なる種類”の部分演出表示が複数ある場合、“実質的に同等の種類”の部分演出表示で表示時間が異なる部分演出表示(例えば、標準表示パターンの部分演出表示と、短縮表示パターンの部分演出表示)が複数ある場合、両方を備えている場合等を広く包含する。また、前後複数の部分演出表示を選択して、連続して順次表示することで、さらに連続的な動画が表示される構成であるのが好ましい。この場合には、演出表示が中断されても不自然ではない動画の区切りで部分演出表示が開始及び終了するように構成するとよい。
また、ここで、“異なる種類”及び“実質的に同等の種類”とは、表示を見た人がこのように感じることができれば足りる。例えば、所定のキャラクタが横方向に移動する表示と縦方向に移動する表示とを“異なる種類”の部分演出表示とし、横方向の移動距離が長いあるいは移動速度が遅い場合の表示(例えば、標準表示パターンの部分演出表示)と、横方向の移動距離が短いあるいは移動速度が速い場合の表示(例えば、短縮表示パターンの部分演出表示)は“実質的に同等の種類”の部分演出表示とする。
さらに、本発明の「表示制御手段」は、前後複数の部分演出表示の中で、先に表示される部分演出表示の表示が終了する際に所定の遊技事象が成立していれば、所定の表示情報を表示手段に表示した後に、後で表示される部分演出表示を表示手段に表示する。
この「所定の遊技事象の成立」とは、上記した抽選結果に応じた連続的な動画の演出表示とは無関係のタイミングで成立する遊技事象を広く包含する。典型的には、遊技機の遊技盤に設けられている大入賞口等の可変入賞装置に遊技球が設定個数入球した場合等に、所定の遊技事象が成立したことを判別する。
また、「所定の遊技情報が成立していれば」とは、所定の表示情報を表示する直前の部分演出表示が終了した時点で、既に「所定の遊技事象」が成立していればよく、この部分演出表示の表示終了以前に成立していた場合も好適に包含される。
また、「所定の表示情報」は、遊技者へ何らかの報知を行う表示情報、演出のための表示情報等を全て包含する。
すなわち、「所定の遊技事象が成立していれば、所定の表示情報を表示手段に表示」する態様としては、種々の成立する遊技事象の種類や表示情報の種類が用いられる態様を含むが、典型的には、大当たり遊技の演出表示(抽選結果に基づいて特定遊技状態が発生した場合に、少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示を表示手段に表示)している際に、大入賞口に所定個数の遊技球が入球した場合に(所定の遊技事象が成立していれば)、「確変当たり報知情報」(所定の表示情報)を表示手段に表示する態様を示す。
また、「先に表示される部分演出表示の表示が終了する際に」とは、先に表示させる部分演出表示の表示が終了してからである場合、終了した瞬間である場合、終了する直前である場合等の、終了する際の前後所定時間内である場合を全て包含する。すなわち、所定の遊技事象が成立しているか否かの判別は、先に表示される部分演出表示の表示が終了されてからではなくてもよく、先に表示される部分演出表示が未だ表示されている際に行われても良い。
なお、本発明の「遊技機」としては、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等で演出表示を行う遊技機を全て包含するが、第1種パチンコ機が典型的なものである。
本発明の遊技機によれば、前記した所定の表示情報は、先に表示される部分演出表示が終了した時に表示され、その後、後で表示される部分演出表示が表示される。これにより、所定の表示情報を表示することで演出表示の動画の動きが不自然に分断されることなく、また、動画の表示が円滑に再開される。
本発明によれば、表示手段を用いて連続的な動画等の演出表示を円滑に表示しながら所定の表示情報を表示することができる。
発明を実施するために最良の形態
(第1の実施の形態)
以下に、本発明を実施するための最良の形態の一例につき、図1〜図13を参照しつつ説明する。本実施の形態では、本発明を遊技機のひとつであるパチンコ機に適用したものである。本実施の形態では、抽選結果が「確変当たり」であった場合に、大当たり遊技中に、4つの部分演出表示により構成される大当たり演出表示を表示手段に表示し、また、最初の部分演出表示が終了した条件と、大当たり遊技の実行時に開制御される大入賞口に“所定個数”の遊技球が入球(入賞)した条件とにより、抽選結果が「確変当たり」であったこと、すなわち、「確変当たり報知情報」を表示する。
なお、“所定個数”としては、大入賞口が開制御されてから大入賞口に遊技球が上限個数入賞したことにより閉制御される場合、上限個数以下の個数が設定される。本実施の形態では、上限個数として10個、“所定個数”として5個(≦10個)が設定されている。
図1には、本実施の形態のパチンコ機100の正面図を、図2には、パチンコ機100の制御系のブロック図を示す。図3には、パチンコ機100の主制御部が実行する、「確変当たり報知情報」を表示する処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。また、図4〜図7は、大当たり遊技中の演出表示の途中で「確変当たり報知情報」が表示されるタイミングを示すタイミングチャート図である。また、図8〜図13には、パチンコ機100の表示手段に表示される大当たり演出表示、及び「確変当たり報知情報」の表示の例を示す。
まず、図1を用いて、本実施の形態のパチンコ機100の概略構成を説明する。
パチンコ機100の遊技盤面111には、液晶表示器等の表示装置120、始動入賞口130、大入賞口140、発射ハンドル170等が適宜の位置に配置されている。
始動入賞口130に入賞した遊技球(パチンコ球)は、始動口センサ131(併せて、図2参照)によって検出される。
本実施の形態のパチンコ機100の表示装置120が、本発明の「表示手段」に対応する要素である。また、大入賞口140が、本発明の「可変入賞装置」に対応する要素である。
大入賞口140には、遊技球が大入賞口140に入賞可能な開位置と遊技球が大入賞口140に入賞不可能な閉位置に開閉制御される蓋状の大入賞口開閉部材150が設けられている。大入賞口開閉部材150は、大入賞口開閉部材駆動部50(併せて、図2参照)によって開閉制御される。
大入賞口開閉部材150は、始動入賞口130に遊技球が入球した場合に行われる抽選の結果が当たりとなって「大当たり遊技」状態を発生させる場合に開制御される。大入賞口開閉部材150は、例えば、開制御されてから所定期間経過した時点(例えば、30秒経過後)または予め設定された上限個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口140に入球した時点で閉制御される(開制御されてから閉制御されるまでを「ラウンド」という)。なお、総ラウンド数が所定数(例えば、15ラウンド)に達するまでは、ラウンド中に遊技球が大入賞口140の特別領域(特に図示していない。)を通過すると次のラウンドに進むことができる。
また、大入賞口140に入球した遊技球は、大入賞口センサ141(併せて、図2参照)によって検出される。
また、表示装置120には、図柄を変動表示する図柄表示部121が設けられている。
図柄表示部121には、始動入賞口130に遊技球が入賞したことに起因して、すなわち、抽選条件の成立に起因して行われる抽選によって得られる抽選結果に応じた図柄が変動表示される。また、抽選の結果が当たりとなって「大当たり遊技」状態を発生させる場合、大当たり遊技中には、キャラクタ等を動画表示する大当たり演出表示が成される。
さらに、本実施の形態では、図柄表示部121には、抽選結果が「確変当たり」であったこと(確変を引いたか否か)、すなわち、「確変当たり報知情報」が表示される。
発射ハンドル(発射手段)170は、遊技球を遊技盤面に発射させる際に用いられる。
そして、本実施の形態のパチンコ機100の制御系は、図2に示すように、主制御部(メイン制御部)10を主体として構成されている。主制御部10には、特に図示していないが、処理回路(CPU)、記憶回路(ROMやRAM等)、入力インターフェイス回路や出力インターフェイス回路等が設けられている。
そして、主制御部10には、種々の入力信号が入力される。例えば、始動口センサ131、大入賞口センサ141等からの検出信号が適宜入力される。
また、主制御部10は、入力信号や記憶回路に記憶されている制御プログラム等に基づいて、コマンド信号や制御信号を出力する。例えば、表示装置120の表示を制御する表示制御部20、賞球の払い出しを実行する賞球装置160を制御する賞球制御部60等にコマンド信号を出力し、大入賞口開閉部材150を駆動する大入賞口開閉部材駆動部(例えば、ソレノイド)50等に制御信号を出力する。
なお、本実施の形態の表示制御部20が、本発明の「表示制御手段」に対応する。
このような構成を有する本実施の形態のパチンコ機100の動作の概要を以下に説明する。
発射ハンドル170によって遊技盤111に射出された遊技球は、遊技盤111に設けられた釘や風車等によって流下態様が変更されながら遊技盤面を流下していく。
遊技球が始動入賞口130に入球すると、当該遊技球が始動口センサ131によって検出される。これにより、始動口センサ131からの検出信号が主制御部10に送られる。
主制御部10は、始動口センサ131からの検出信号が入力されると、賞球制御部60にコマンド信号を出力し、始動入賞口130に対応する数の賞球を賞球装置160から払い出させる。同時に、主制御部10は抽選を行い、抽選の結果に応じた変動パターン及び停止図柄を示すコマンド信号を表示制御部20に出力する。表示制御部20は、主制御部10から入力されたコマンド信号に対応する変動パターンを表示した後、停止図柄を表示する。
抽選結果が「確変当たり」である場合、まず、パチンコ機100は、「大当たり遊技」状態となる。
すなわち、主制御部10は、大入賞口開閉部材駆動部50に制御信号を出力し、大入賞口開閉部材150を開制御して大入賞口140を開放する。大入賞口140に遊技球が入球すると、当該遊技球が大入賞口センサ141によって検出される。これにより、大入賞口センサ141からの検出信号が主制御部10と表示制御部20に送られる。以降、本明細書では、大入賞口140に入球した遊技球を入賞球と称呼する。
なお、前述したように、大当たり遊技は、「大当たり遊技」が開始されてから(大入賞口開閉部材150が開制御されてから)大入賞口140への入賞個数が10個(「予め設定された上限個数」)になった時点、又は「大当たり遊技」が開始されてから30秒経過した時点で1ラウンドが終了し、大入賞口開閉部材150が閉制御される。
また、本実施の形態の「大当たり遊技」状態は、本発明の「特定遊技状態」に対応する。
大当たり遊技状態では、表示制御部20は、表示装置120で、大当り遊技中の演出表示(大当たり演出表示)として連続的な動画の演出表示、ここではキャラクタのアニメーション表示を行う。そして、大当たり演出表示の途中の所定のタイミングで、「確変当たり」であることを報知する(「確変当たり報知情報」の表示)。以下、図3に示すフローチャート図を主に用いて、表示制御部20が実行するこの表示制御処理について説明する。
なお、本実施の形態では、大当たり演出表示は、4種類(A,B,C,D)の部分演出表示に分割されている。
部分演出表示Aとして、第1,第2の2種類の部分演出表示パターン(部分表示情報)A(1),A(2)が設けられている。第1の部分演出表示パターンA(1)は、部分演出表示Aを、標準の表示時間(第1の表示時間)で表示し、第2の部分演出表示パターンA(2)は、部分表示Aを、標準の表示時間(第1の表示時間)より短い短縮表示時間(第2の表示時間)で表示する。また、部分演出表示B,C,Dとして、それぞれ、第1〜第3の部分演出表示パターンB(1)〜B(3),第1〜第3の部分演出表示パターンC(1)〜C(3),第1〜第3の部分演出表示パターンD(1)〜D(3)の3種類の表示パターンが設けられている。第1の部分演出表示パターンB(1),C(1),D(1)は、部分演出表示B〜Dを標準の表示時間(第1の表示時間)で表示し、第2の部分演出表示パターンB(2),C(2),D(2)は、部分演出表示B〜Dを標準の表示時間(第1の表示時間)より短い短縮表示時間(第2の表示時間)で表示し、第3の部分演出表示パターンB(3),C(3),D(3)は、第2の表示時間より短い短縮表示時間(第3の表示時間)で表示する。
部分演出表示A〜Dは、大当たり遊技中の各ランドで表示される。例えば、各ラウンドの開始毎に、部分演出表示A〜Dが、A→B→C→Dの順に表示される。
なお、本実施の形態の「部分演出表示A〜D」が、本発明の「前後複数部分に分割された部分演出表示」に対応する。また、第1の部分演出表示パターンA(1)が、本発明の「第1の表示時間を有する第1の部分演出表示」に対応し、第2の部分演出表示パターンA(2)が、本発明の「第2の表示時間を有する第2の部分演出表示」に対応する。
本実施の形態では、第1の部分演出表示パターンA(1)〜D(1)の表示時間(第1の表示時間)をta1(秒)、第2の部分演出表示パターンA(2)〜D(2)の表示時間(第2の表示時間)をta2(秒)、第3の部分演出表示パターンB(3)〜D(3)の表示時間(第3の表示時間)をta3(秒)(ta1(秒)>ta2(秒)>ta3(秒))に設定している。
なお、部分演出表示パターンA(1)〜D(1)、A(2)〜D(2)、B(3)〜D(3)の表示時間は、任意に設定することができる。
ここで、図8に示すように、部分演出表示パターンA(1)では、キャラクタNが1階を往復している。部分演出表示パターンA(1)終了時には、キャラクタNは、ハシゴH1の下に到達する。また、図11に示すように、部分演出表示パターンB(1)では、部分演出表示パターンB(1)開始時にはキャラクタNはハシゴH1の下からハシゴH1を上ることを開始し、部分演出表示パターンB(1)終了時にはキャラクタNはハシゴH1の上、すなわち2階に到達する。また、図12に示すように、部分演出表示パターンC(1)では、キャラクタNが2階を往復している。部分演出表示パターンC(1)終了時には、キャラクタNは、ハシゴH2の下に到達する。また、図13に示すように、部分演出表示パターンD(1)では、部分演出表示パターンD(1)開始時にはキャラクタNはハシゴH2の下からハシゴH2を上ることを開始し、部分演出表示パターンD(1)終了時にはキャラクタNはハシゴH2の上、すなわち屋上に到達する。
また、部分演出表示パターンA(2),B(2),C(2),D(2)は、各部分演出表示パターンA(1),B(1),C(1),D(1)の短縮パターンであり、例えば、キャラクタが移動する速さが速いパターン、あるいは、往復移動距離が短いパターンが用いられる。部分演出表示パターン示B(3),C(3),D(3)は、さらに、部分演出表示B(2),C(2),D(2)の短縮パターンである。しかしながら、いずれの短縮パターンの部分演出表示も標準パターンの部分演出表示(部分演出表示A(1),B(1),C(1),D(1))と同じ演出表示を行うように設定されている。例えば、開始時および終了時のキャラクタNの位置及び動作が同様の表示態様に設定されている。
これにより、いずれの部分演出表示の部分演出表示パターンが選択されても、部分演出表示A→部分演出表示B→部分演出表示C→部分演出表示Dの順に順次部分演出表示が成されれば、キャラクタNは連続的に動作するように表示される。
これらの、各部分演出表示パターン(A(1),A(2),B(1)〜B(3),C(1)〜C(3),D(1)〜D(3))を表示するための各部分演出表示情報は、表示制御部20の記憶素子に予め記憶されていて、表示制御部20は、選択した部分演出表示情報を記憶素子から適宜のタイミングで読み出して表示装置120に表示させる。
本実施の形態の表示制御部20の記憶素子が、本発明の「記憶手段」に対応する。
図3に示すように、まず、表示制御部20は、ステップS10で、表示装置120に部分演出表示パターンA(1)を表示させる(併せて、図8参照)。図8に示すように、表示装置120の図柄表示部121には、1階と2階と屋上がある建物内部が表示され、1階と2階及び2階と屋上間にはハシゴH1,H2が表示されている。部分演出表示パターンA(1)では、人間のキャラクタNが1階を(図8において左右方向に)往復している。なお、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了した時には、キャラクタNはハシゴH1の下に到達している。
ここで、本実施の形態では、部分演出表示パターンA(1)の表示時間ta1(秒)は、大当たり遊技状態が開始してから、大入賞口140に入賞球が5個(予め設定された上限個数(本実施の形態では、10個)以下の所定個数)入賞するまでの平均的な時間よりも若干(所定時間)短い時間に設定されている。すなわち、部分演出表示パターンA(1)が1回表示された時点では、大入賞口140への入賞個数が5個に達していない(所定の遊技事象が成立していない)可能性もあるが、達している可能性(所定の遊技事象が成立している)もあり、そして、達しているとしても、大入賞口140への入賞個数が5個に達してからそれほど時間が経過していない(部分演出表示A(1)の表示終了前後の所定時間内で、大入賞口140への入賞個数が5個に達する。)状況となるように、部分演出表示パターンA(1)の表示時間ta1(秒)が設定されている。
表示制御部20は、ステップS10の処理を実行したら、ステップS12の処理に進む。
ステップS12では、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了されたか否かが判別される。部分演出表示パターンA(1)の表示が終了されていれば(ステップS12のYes)、表示制御部20はステップS14の処理に進む。一方、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了されていなければ(ステップS12のNo)、表示制御部20はステップS10の処理に戻る。
ステップS14では、大入賞口140に入賞した入賞球が5個以上であるか否かを判別する。大入賞口140への入賞球が5個未満であれば(ステップS14のNo)、表示制御部20はステップS16の処理に進む。5個以上であれば(ステップS14のYes)、表示制御部20はステップS22の処理に進む。
ここで、表示制御部20は、入賞球の個数を、大入賞口センサ141から表示制御部20に送信される検出信号をカウントして算出することができる。なお、大入賞口センサ141からの検出信号を主制御部10に送信し、表示制御部20は、主制御部10を介して入賞球の個数データを受信するように構成されていてもよい。
ステップS16では、表示装置120に部分演出表示パターンA(2)を表示させる(併せて、図9参照)。そして、表示装置120は、ステップS18の処理に進む。
図9に示すように、部分演出表示パターンA(2)では、キャラクタNが1階を(図8において左右方向に)、図8に示す部分演出表示パターンA(1)での往復移動距離よりも短い往復移動距離の間で、往復している。なお、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了した時点でも、キャラクタNはハシゴH1の下に到達している。
なお、部分演出表示パターンA(2)として、部分演出表示パターンA(1)と同じ往復移動距離を、部分演出表示パターンA(1)の移動時間より短い時間で移動するパターンを用いることもできる。
ステップS18では、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されたか否かが判別される。部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されていれば(ステップS18のYes)、表示制御部20はステップS20の処理に進む。一方、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されていなければ(ステップS18のNo)、表示制御部20はステップS16の処理に戻る。
ステップS20では、再び大入賞口140に入賞した入賞球が5個以上であるか否かを判別する。5個未満であれば(ステップS20のNo)、表示制御部20はステップS16の処理に戻る。5個以上であれば(ステップS20のYes)、表示制御部20はステップS22の処理に進む。
ステップS22では、表示装置120に「確変当たり報知情報」が表示される(併せて、図10参照)。すなわち、表示制御部20は、大当たり演出表示の途中で大当たり演出表示を中断して「確変当たり報知情報」を表示する。そして、表示制御部20はステップS24の処理に進む。
ステップS24では、表示制御部20は、現在の入賞個数に基づいて、部分演出表示B,C,Dのいずれの部分演出表示パターンで表示するかを選択する。この、部分演出表示を選択する動作については、詳細を後述する。そして、表示制御部20は、ステップS26の処理に進む。
ステップS26では、再び、大当たり演出表示に切り替えられ、ステップ26で選択された、部分演出表示B,C,Dの部分演出表示パターンが表示される。そして、表示制御部20は、ステップS28の処理に進む。
ステップS28では、大入賞口140に入賞した入賞球が10個に達したか否かを判別する。10個未満であれば(ステップS28のNo)、表示制御部20はステップS30の処理に進む。10個に達していれば(ステップS28のYes)、表示制御部20はリターンする。
ステップS30では、表示制御部20は、部分演出表示パターンA(1)の表示を開始してから30秒経過しているか否かを判別する。30秒経過していなければ(ステップS30のNo)、表示制御部20はステップS26の処理に戻る。30秒に達していれば(ステップS30のYes)、表示制御部20はリターンする。
なお、始動口センサ131、及び入賞個数を判別する表示制御手段20が実行するプログラムのステップS14,S20が本発明の「判別手段」に対応する。また、ステップS24が「部分演出表示情報選択手段」に対応する。
ここで、前述したステップS24で、各部分演出表示B,C,Dを表示する部分演出表示パターンを選択する動作の詳細を説明する。
パチンコ機100では、表示装置120で大当たり演出表示中の部分演出表示Aの部分演出表示パターンA(1)を表示した後に入賞個数が5個であれば、そこで、「確変当たり報知情報」の表示を行う。この場合、図4に示すように、大当たり演出表示が開始されてからta1(秒)経過後に、「確変当たり報知情報」が表示される。ここで、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了した時に入賞個数が5個であり、大入賞口140に遊技球があと5個(残入賞個数)入賞すると1ラウンドが終了するため(大当たり演出表示の残表示時間は、[遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間×5個]に対応する時間)、再び大当たり演出表示に戻る際に、部分演出表示パターンB(1),部分演出表示パターンC(1),部分演出表示パターンD(1)を表示することが選択され、各部分演出表示パターンが表示された後に大当たり演出表示が終了する。
また、パチンコ機100では、表示装置120で大当たり当り演出表示中の部分演出表示Aの部分分演出表示パターンA(1)を表示した後に入賞個数が未だ5個未満であれば、部分演出表示パターンA(1)の短縮パターンである部分演出表示パターンA(2)を表示する。そして、部分演出表示パターンA(2)を表示した後に入賞個数を判別し、入賞個数が5個以上になるまで部分演出表示パターンA(2)の表示を繰り返す。そして、図5に示すように、例えば、部分演出表示パターンA(2)を1回表示終了後に入賞個数が5個に達していれば、そこで、「確変当たり報知情報」の表示を行う。この場合、大当たり演出表示が開始されてから{ta1(秒)+ta2(秒)}経過後に、「確変当たり報知情報」の表示が行われる。ここで、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了した時に入賞玉数が5個であり、大入賞口140に遊技球があと5個入賞すると1ラウンドが終了するため、再び大当たり演出表示に戻る際に、部分演出表示パターンB(1),部分演出表示パターンC(1),部分演出表示情報D(1)を表示することが選択され、各部分演出表示情報が表示された後に大当たり演出表示が終了する。
また、パチンコ機100では、図6に示すように、表示装置120で大当たり演出表示中に部分演出表示Aの部分演出表示パターンA(1)を表示した後に入賞個数が既に7個であれば、そこで、「確変当たり報知情報」の表示を行う。ここで、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了した時に入賞玉数が7個であり、大入賞口140に遊技球があと3個(残入賞個数)入賞すると1ラウンドが終了するため(大当たり演出表示の残表示時間は、[遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間×3個]に対応する時間)、1ラウンドの演出表示終了までの時間が短いことが判別され、部分演出表示パターンA(1)を表示した後に、表示時間が短い部分演出表示パターンB(2),部分演出表示パターンC(2),部分演出表示パターンD(2)を表示することが選択され、各部分演出表示パターンが表示された後に大当たり演出表示が終了する。
また、パチンコ機100では、図7に示すように、表示装置120で当り演出表示中の部分演出表示Aの部分演出表示パターンA(1)を表示した後に入賞個数が既に9個であれば、そこで、部分演出表示パターンの表示を行う。ここで、部分演出表示パターンA(1)の表示が終了した時に入賞個数が既に9個であり、大入賞口140に遊技球があと1個(残入賞個数)入賞すると1ラウンドが終了するため(大当たり演出表示の残表示時間は、[遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間×1個]に対応する時間)、1ラウンドの表示終了までの時間が特に短いことが判別され、部分演出表示パターンA(1)を表示した後に、表示時間がさらに短い部分演出表示パターンB(3),部分演出表示パターンC(3),部分演出表示パターンD(3)を表示することが選択され、各部分演出表示パターンが表示された後に大当たり演出表示が終了する。
このように、一般的に、大当たり遊技の1ラウンド、すなわち大当たり演出表示は入賞個数が10個になった時点で終了されるので、「確変当たり報知情報」を表示した際の入賞個数に基づいて大当たり演出表示の残表示時間を予測し、各部分演出表示B,C,Dとして残表示時間に対応する表示時間を有する部分演出表示パターンを選択する。
また、残表示時間に対応して各部分演出表示B,C,Dとして部分演出表示パターンを選択する方法としては、種々の選択方法を用いることができる。例えば、表示時間を短くする場合の優先順位が設定されていて(例えば、D→C→B)、1ラウンドの演出表示終了までの時間が短いことが判別された場合には、優先順位が高い部分演出表示(例えば、D)から表示時間が短いパターンのものに切り替えるようにしてもよい。
なお、図3にその処理を示す本実施の形態のように、大当たり演出表示の途中、入賞個数が10個となった場合や大当たり演出表示開始時から30秒経過した場合には中断されるようにしてもよいが、中断される可能性が少ないように部分演出表示B〜Dの各部分演出表示パターンの表示時間を設定するのが好ましい。
また、部分演出表示B〜Dが表示された時点で、入賞個数が10個になっておらず、なおかつ大当たり演出表示開始時から30秒経過していない場合には、例えば、部分演出表示Dの部分演出表示パターンD(3)がいずれかの条件が成立するまで繰り返し表示され、いずれかの条件が成立したら大当たり演出表示を終了するようにしてもよい。
本実施の形態のパチンコ機100を用いれば、このようにして、大当たり演出表示は、キャラクタNが1階を往復動してハシゴH1の下に到達(以上、部分演出表示A)→「確変当たり報知情報」の表示→キャラクタNがハシゴH1を上って2階に到達(以上、部分演出表示B)→2階を往復動してハシゴH2の下に到達(以上、部分演出表示C)→ハシゴH2を上って屋上に到達(以上、部分演出表示D)という表示態様で連続的な動画が分断されることなく、「確変当たり報知情報」の表示が行われる。
また、部分演出表示Aの表示終了時に、所定の遊技事象の成立(大入賞口140の入賞個数が5個以上となること)に基づいて表示装置120に表示される「確変昇格表示情報」を表示するため、大当たり遊技の演出表示を見ている遊技者が違和感を感じ難い。
また、入賞個数が10個に達したら大当たり演出表示が終了することが設定されている場合には、部分演出表示Aを表示していた時間(繰り返して表示した場合も含む。)に入賞球が多数発生すると「確変当たり報知情報」の表示に切り替えられた後に大当たり演出表示が終了するまでの時間(残表示時間)が短くなる。本実施の形態の遊技機によれば、この場合、演出表示が終了するまでの時間(残表示時間)に基づいて、前記大当たり演出表示が終了するまでの表示態様が決定される(部分演出表示B,C,Dの中から、所定の表示時間を有する部分演出表示パターンを選択される)。これにより、大当たり演出表示終了時に、連続的な動画が不自然に終了される可能性が低減される。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を図14,15を参照しつつ説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した4つの部分演出表示(A,B,C,D)で構成される大当たり演出表示のうち、最初に表示する部分演出表示Aとして部分演出表示パターンA(2)を用いる場合について説明する。
図14には、表示制御部20が実行する「確変当たり報知情報」を表示する処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。また、図15には、大当たり遊技中の演出表示の途中で「確変当たり報知情報」が表示されるタイミングを示すタイミングチャート図を示す。
図14に示すように、まず、表示制御部20は、ステップS10aで、表示装置120に部分演出表示Aの部分演出表示パターンA(2)を表示させる。前記したように部分演出表示パターンA(2)を1回表示するのに要する時間はta2(秒)である。そして、表示制御部20は、ステップS12aの処理に進む。
ステップS12aでは、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されたか否かが判別される。部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されていれば(ステップS12aのYes)、表示制御部20はステップS20の処理に進む。一方、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了されていなければ(ステップS12aのNo)、表示制御部20はステップS10の処理に戻る。図14に示す、本実施の形態のステップS20以降の処理は、図3に示した第1の実施の形態のステップS14以降の処理と同じであるので、説明を省略する。
このようにして、第2の実施の形態では、図15に示すように、表示装置120で大当り演出表示中の部分演出表示パターンA(2)の表示が終了する毎に入賞個数が5個以上になっているか否かを判別する。そして、5個以上になったことが判別されたら「確変当たり報知情報」の表示を行う。図15に示す場合では、部分演出表示パターンA(2)の表示が4回終了した時点で入賞個数が5個以上になっていることを判別して「確変当たり報知情報」の表示を行っている。
本実施の形態のパチンコ機100を用いれば、入賞個数が5個になった時点から「確変当たり報知情報」を表示するまでの平均時間を短くすることができるので、タイムリーな「確変当たり報知情報」の表示を行うことができる。また、入賞個数が5個になったことを迅速に判別することができるので、大当たり演出表示途中で入賞個数が10個になり、大当たり演出表示が途中で終了するのを防止することができる。さらに、表示時間の長い部分演出表示パターンA(1)を記憶しておく必要がないので、表示情報を記憶するのに必要なメモリ容量を低減することができる。
また、本実施の形態では、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了する毎に所定の遊技事象が成立したか否かをステップS20(併せて、図14参照)で判別したが、大当たり演出表示が開始されてからの部分演出表示パターンA(2)の表示が設定回数終了するまでは、所定の遊技事象が成立したか否かを判別せず、その後、部分演出表示パターンA(2)の表示が終了する毎に所定の遊技事象が成立したか否かを判別するようにしてもよい。例えば、最初の3回は所定の遊技事象が成立したか否かを判別しなくてもよい。この際、所定の遊技事象が成立したか否かを大当たり遊技が開始されてから大入賞口140に遊技球が5個入賞したか否かで判別する場合には、部分演出表示パターンA(2)が3回表示される時間(=部分演出表示パターンA(2)の表示時間ta1(秒)×3)は、大当たり遊技が開始されてから大入賞口140に遊技球が5個入賞するまでの時間よりも若干(所定時間)短い時間に設定されている。
これによれば、表示制御部20は、不要に所定の遊技事象が成立したか否かの判別を繰り返す可能性が低減されるので、表示制御部20の制御プログラムの処理時間が短縮化できる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を図16,17を参照しつつ説明する。
第1の実施の形態では、「確変当たり報知情報」が表示された時点で、次から表示する部分演出表示(部分演出表示B,C,D)の部分演出表示パターンを全て決定したが、本実施の形態では、部分演出表示Bもしくは部分演出表示Cもしくは部分演出表示Dを表示する毎に、大当たり演出表示が終了するまでの時間(残表示時間)に応じて、次に表示する部分演出表示の部分演出表示パターンの中から適切な表示時間を有する部分演出表示パターンを選択する場合について説明する。
図16には、表示制御部20が実行する「確変当たり報知情報」を表示した後の大当たり演出表示を構成する部分演出表示を表示する処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。また、図17は、「確変当たり報知情報」を表示した後の大当たり演出表示の表示態様を示すタイミングチャート図である。
図16に示すように、表示制御部20は、ステップS22で第1の実施の形態と同様に「確変当たり報知情報」を表示する。ステップS22よりも前の処理は、図3に示す第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
なお、本実施の形態では、大当たり演出表示は、大入賞項140の入賞個数が10個になった時点で1ラウンドが終了することとし、部分演出表示Aを表示中には1〜5個、部分演出表示Bを表示中には6〜7個、部分演出表示Cを表示中には8個、部分演出表示Dを表示中には9〜10個の入賞球があることを標準とし、これに基づいて部分演出表示B,C,Dの部分演出表示パターンを選択する。
ステップS40の処理では、表示制御部20は、部分演出表示Bの部分演出表示パターンB(1),B(2)の中から、現在の入賞個数に対応する(残表示時間に対応する)表示時時間を有する部分演出表示パターンを選択する。入賞個数が6個未満であれば部分演出表示パターンB(1)を、入賞個数が6個以上であれば部分演出表示パターンB(2)を選択する。そして、ステップS42に進む。
ステップS42では、ステップS40で選択した部分演出表示パターンB(1)もしくは部分演出表示パターンB(2)が表示装置120に表示する。そして、表示制御部20は、ステップS44の処理に進む。
ステップS44では、表示制御部20は、部分演出表示Bの表示が終了したか否か判別する。終了していなければ(ステップS44のNo)、表示制御部20は、ステップS42の処理に戻る。終了していれば(ステップS44のYes)、ステップS46の処理に進む。
そして、ステップS46の処理で、表示制御部20は、部分演出表示Cの部分演出表示パターンC(1),C(2)の中から、現在の入賞個数に対応する(残表示時間に対応する)表示時間を有する部分演出表示パターンを選択する。入賞個数が8個未満であれば部分演出表示パターンC(1)を、入賞個数が8個以上であれば部分演出表示パターンC(2)を選択する。そして、ステップS48に進む。
ステップS48では、ステップS46で選択した部分演出表示パターンC(1)もしくは部分演出表示パターンC(2)が表示装置120に表示される。そして、表示制御部20は、ステップS50の処理に進む。
ステップS50では、表示制御部20は、部分演出表示Cの表示が終了したか否か判別する。終了していなければ(ステップS50のNo)、表示制御部20は、ステップS48の処理に戻る。終了していれば(ステップS50のYes)、ステップS52の処理に進む。
そして、ステップS52の処理で、表示制御部20は、部分演出表示Dの部分演出表示パターンD(1),D(2)の中から、現在の入賞個数に対応する(残表示時間に対応する)表示時間を有する部分演出表示パターンを選択する。入賞個数が9個未満であれば部分演出表示パターンD(1)を、入賞個数が9個以上であれば部分演出表示パターンD(2)を選択する。そして、ステップS54に進む。
ステップS54では、ステップS52で選択した部分演出表示パターンD(1)もしくは部分演出表示パターンD(2)が表示装置120に表示される。そして、表示制御部20は、ステップS56の処理に進む。
ステップS56では、表示制御部20は、部分演出表示Dの表示が終了したか否か判別する。終了していなければ(ステップS56のNo)、表示制御部20は、ステップS54の処理に戻る。終了していれば(ステップS56のYes)、表示制御部20はリターンする。
このようにして、第3の実施の形態では、図17に示すように、表示装置120で大当り演出表示中の部分演出表示パターンA(1)を1回表示した後に入賞個数が5個以上になっていれば、そこで、「確変当たり報知情報」の表示を行う。そして、部分演出表示パターンA(1)を表示した後に入賞個数を判別して5個であれば6個未満なので、次は部分演出表示B(1)を表示する。そして、部分演出表示B(1)を表示した後に入賞個数を判別して未だ5個であれば(部分演出表示B(1)を表示している間の入賞個数が“0”であった。)8個未満なので、次は部分演出表示C(1)を表示する。そして、部分演出表示C(1)を表示した後に入賞個数を判別して9個であれば(部分演出表示C(1)を表示している間の入賞個数が“4”であった。)9個以上なので、次は部分演出表示D(2)を表示する。
本実施の形態のパチンコ機100を用いれば、「確変当たり報知情報」を表示した後、大当たり演出表示の残表示時間に対応して、大当たり演出表示を構成する部分部表示の中から適切な部分演出表示パターンを選択している。特に、本実施の形態では、「確変当たり報知情報」を表示した後、各部分演出表示を表示する時の入賞個数に基づいて、各部分演出表示の部分演出表示パターンの中から適切な表示時間を有する部分演出表示パターンを選択している。これにより、大当たり演出表示が終了する時期(残表示時間)を正確に判別することができてより適切な部分演出表示パターンを選択することができ、大当たり演出表示が途中で終了するのを防止することができる。
本発明は、第1及び第2の実施の形態で説明した構成に限定されることなく、種々の変更、追加、削除が可能である。
実施の形態では、請求項中の「所定の表示情報」が「確変当たり報知情報」である場合を例にとって説明したが、いずれの情報を「所定の表示情報」とするかは、実施の形態に限定されるものではない。
また、実施の形態では、入賞個数が5個になった際に所定の遊技事象が成立したことを判別する場合について説明したが、所定の遊技事象の成立は、大当たり演出表示の表示内容と無関係な事象であればよい。
また、「確変当たり報知情報」の表示後の部分演出表示は、1種類の部分演出表示を繰り返して表示してもよい。この部分演出表示を表示時間が短縮されたパターンの部分演出表示パターン情報(例えば、部分演出表示パターンB(3))を用いて表示すれば、大当たり演出表示が途中で終了し、終了時に連続的な動画等の表示が不自然に分断される可能性を一層低減することができる。
また、実施の形態では、「確変当たり報知情報」は図10に示すように表示手段に「確変!」と表示される静止画である場合について説明したが、動画で表示してもよい。
また、実施の形態では、「確変当たり報知情報」の表示後の部分演出表示B,C,Dの表示パターン全てを選択したが、部分演出表示B,C,Dのうち少なくとも1つの部分演出表示の表示時間が可変となっていて、「確変当たり報知情報」の表示後の大当たり演出表示終了までの表示時間を変更できる構成となっていればよい。
また、実施の形態では、「確変当たり報知情報」の表示後の部分演出表示B,C,Dの表示パターンは、「確変当たり報知情報」の表示時の入賞個数に基づいて選択したが、大当たり演出の開始から終了までの時間が予め設定されていて、大当たり演出表示の開始から「確変当たり報知情報」の表示時までの時間に基づいて選択してもよい。また、「確変当たり報知情報」の表示後の残表示時間は、「確変当たり報知情報」の表示時の入賞個数に基づいて算出した時間、もしくは、予め設定されている大当たり演出の開始から終了までの時間に基づいて算出した時間のうち短い方を選択してもよい。
また、実施の形態では、部分演出表示Aと部分演出表示Bの間に「確変当たり報知情報」を表示したが、部分演出表示Bの開始に併せて(部分演出表示Bとともに)「確変当たり報知情報」を表示してもよい。これによれば、所定の表示情報として部分演出表示Bの開始部分の表示と適合しているものが表示される(例えば、部分演出表示Bに付加して表示される)ため、突如、演出表示から所定の表示情報の表示へと切り替わるものではなく違和感が低減する。
また、実施の形態では、図8〜13に示すように、大当たり演出表示で、キャラクタNが表示画面の中を移動する表示を行ったが、大当たり演出表示は、このようにキャラクタNの次の表示態様が容易に予測可能なものではなくてもよい。例えば、先に表示される部分演出表示で、表示装置120に表示されているドアが開かれ、後に表示される部分演出表示で、ドアの奥の部屋が表示されるような演出表示になっていてもよい。
これによれば、先に表示される部分演出表示と後に表示される部分演出表示の間で「確変当たり報知情報」が表示され、一時演出表示が中断されることで、次の演出表示に対する遊技者の興味が高められる。
また、「所定の表示情報」は、大当たり演出表示中に複数回表示されるように構成してもよい。例えば、大当たり演出表示中に報知情報(所定の表示情報)が3回表示されるものの、そのうち2回は遊技者に期待感は持たせるが遊技者が「確変当たり」を認識できない内容(ガセの内容)を表示し、そのうち1回は遊技者が「確変当たり」を認識できる内容を表示する(「確変当たり報知情報」を表示する)。この場合、3回のうちいずれで、「確変当たり」を認識できる内容を表示するかは可変に設定されているのが一層好ましい。
また、実施の形態では、大当たり遊技1ラウンド中に、後で表示される部分演出表示(部分演出表示B,C,D)が表示される際に、大当たり演出表示の残表示時間(St(秒)とする。)を、1ラウンド中に大入賞口140に入賞する遊技球の上限個数(10個)と、その時点での遊技球の入賞個数(n(個)とする。)と、大入賞口140への遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間(sa(秒)とする。)とから、以下のように算出する場合について説明した。
St(秒)=残入賞個数[10(個)−n(個)]×sa(秒)
この大当たり演出表示の残表示時間(St(秒))の算出方法は、他の方法でもよい。
例えば、1ラウンド中に大入賞口140に入賞する遊技球の上限個数(10個)の遊技球の大入賞口140への平均的な入賞時間(sb(秒)とする。)が設定されている場合には、以下のように算出してもよい。
St(秒)=[{10(個)−n(個)}/10(個)]×sb(秒)
大当たり演出表示の残表示時間(St(秒))の算出方法は、上記した算出方法に限定されるものではない。
また、本発明は、以下のように構成することもできる。
(態様1)
「抽選条件の成立に起因して抽選を行う抽選手段と、表示手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて特定遊技状態が発生した場合に、少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記複数部分に分割された部分演出表示の中で、先に表示される部分演出表示の表示が終了する際に所定の遊技事象が成立していれば、所定の表示情報を前記表示手段に表示した後に、後で表示される部分演出表示を前記表示手段に表示する遊技機。」
本態様の遊技機によれば、所定の表示情報は先に表示される部分演出表示が終了した時に表示され、その後、後で表示される部分演出表示が表示される。これにより、所定の表示情報を表示することで演出表示の動画の動きが不自然に分断されることなく、また、動画の表示が円滑に再開される。
(態様2)
「抽選条件の成立に起因して抽選を行う抽選手段と、表示手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて特定遊技状態が発生した場合に、少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記複数部分に分割された部分演出表示の中で、先に表示される部分演出表示の表示が終了する際に所定の遊技事象が成立していれば、所定の表示情報を、後で表示される部分演出表示とともに前記表示手段に表示する遊技機。」
本態様の遊技機によれば、所定の表示情報として後で表示される部分演出表示の開始部分の表示と適合しているものを表示するため、突如、演出表示から所定の表示情報の表示へと切り替わるものではなく違和感が低減する。
(態様3)
「抽選条件の成立に起因して抽選を行う抽選手段と、表示手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて特定遊技状態が発生した場合に、少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記複数部分に分割された部分演出表示の中で、先に表示される部分演出表示の表示が終了する際に所定の遊技事象が成立していれば、所定の表示情報を前記表示手段に表示し、所定の遊技事象が成立していなければ、前記先に表示される部分演出表示を前記表示手段に繰り返し表示する遊技機。」
本態様の遊技機によれば、所定の表示情報を表示するタイミングを固定することができる(例えば、キャラクタがハシゴを上る動作をする前等)ので、遊技者は所定の表示情報を容易に視認することができる。
(態様4)
「態様3に記載の遊技機であって、前記先に表示される部分演出表示として、第1の表示時間を有する第1の部分演出表示と、前記第1の表示時間よりも短い第2の表示時間を有する第2の部分演出表示とが設けられ、前記表示制御手段は、前記先に表示される部分演出表示を前記表示手段に表示する時には、先ず前記第1の部分演出表示を表示し、繰り返し前記表示手段に表示する時には、前記第2の部分演出表示を表示する遊技機。
本態様の遊技機では、先に表示される部分演出表示が終了する際に、表示手段に所定の表示情報が表示されるが、これは、所定の遊技事象の成立からあまり時間が経過していない方がタイムリーであり好ましい。そこで、本態様の遊技機によれば、所定の遊技事象の成立から所定の表示情報が表示されるまでの時間を短縮することができ、タイムリーに所定の表示情報を表示することができる。
(態様5)
「態様1〜4のいずれかに記載の遊技機であって、前記先に表示される部分演出表示は、前記特定遊技状態の発生後、前記所定の遊技事象が発生するまでの平均時間よりも早くに表示が終了するように設定されている遊技機。」
そこで、本態様の遊技機によれば、先に表示される部分演出表示が終了する前後で所定の遊技事象が成立する可能性が高く、これによって、所定の遊技事象の成立から所定の表示情報が表示される時間が長くなることを防止することができる。また、このように所定の遊技事象が成立したことを迅速に判別することができるので、特定遊技状態の演出表示が途中で終了するのを防止することができる。
(態様6)
「態様1〜5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記後で表示される部分演出表示として表示時間が異なる複数種類の部分演出表示が設けられ、
前記表示制御手段は、後で表示される部分演出表示を表示する場合には、複数種類の後で表示される部分演出表示の中から、その時点での残表示時間に対応する表示時間の部分演出表示を表示手段に表示する遊技機。」
遊技機に、特定遊技状態が発生すると開制御され、予め設定された上限個数の遊技球が入賞すると閉制御される可変入賞装置が設けられている場合には、本発明の「その時点での残表示時間」は、例えば、可変入賞装置が閉制御されるまでの予測時間として、その時点での遊技球の入賞個数と、遊技球の平均的入賞時間等に基づいて算出される。また、遊技球の入賞数に関連のない「総表示時間」(例えば、30秒)が予め設定されおり、特定の遊技状態の開始時から「その時点」までの経過時間を「総表示時間」から減じた時間を残表示時間としてもよい。
本態様の遊技機によれば、演出表示の終了までの残表示時間に対応する表示時間を有する部分演出表示を選択するので、全ての部分演出表示を表示させることができる。
(態様7)
「態様6に記載の遊技機であって、
前記特定遊技状態が発生すると開制御され、予め設定された上限個数の遊技球が入賞すると閉制御される可変入賞装置を備え、
前記残表示時間は、前記上限個数と、後で表示される部分演出表示を表示する時点での前記可変入賞装置への入賞個数と、前記可変入賞装置への遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間とに基づいて算出される遊技機。」
この「予め設定された上限個数」とは、特定遊技状態が発生して可変入賞装置を開制御し、その後、可変入賞装置を閉制御するために満たされる条件であればよく、特定遊技状態中に、上限個数以上の遊技球が入賞してもよい。
また、「前記可変入賞装置への遊技球の1個当たりの平均的な入賞時間」は、予め設定された上限個数の遊技球が前記可変入賞装置に入賞する平均的な時間を、上限個数で除算して算出するようにしてもよい。
本態様の遊技機によれば、遊技機に対応する総表示時間を容易に設定することができる。
(態様8)
「態様1〜7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記特定遊技状態が発生すると開制御され、予め設定された上限個数の遊技球が入賞すると閉制御される可変入賞装置を備え、
前記所定の遊技事象は、前記可変入賞装置に前記上限個数以下の所定数の遊技球が入賞したことである遊技機。」
本態様の遊技機によれば、遊技者の遊技の結果によって、表示手段に所定の表示情報が表示されるので、遊技者の遊技に対する興趣が高まる。
(態様9)
「態様1〜8のいずれかに記載の遊技機であって、前記先に表示される部分演出表示は、前記少なくとも前後複数部分に分割された部分演出表示の中で前記表示手段に最初に表示される部分演出表示である遊技機。」
本態様の遊技機を用いれば、最初の部分演出表示が表示された後に所定の表示情報が表示されるので、遊技者は所定の表示情報を視認し易い。また、所定の表示情報が表示された後に、演出表示の終了までの予測時間に基づいて、演出表示が終了するまでに表示する部分演出表示が選択される場合には、表示制御手段の部分演出表示情報の選択に関する自由度が高い。
第1の実施の形態のパチンコ機100の遊技盤の全体構成を示す。 パチンコ機100全体の制御系のブロック図を示す。 パチンコ機100の表示制御部20が実行する、「確変当たり報知情報」を表示する処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。 部分演出表示A(1)が表示された後の入賞個数が5個であり、この際に「確変当たり報知情報」が表示されることを示すタイミングチャート図である。 部分演出表示A(1)が表示された後の入賞個数が4個であり、さらに、部分演出表示A(2)が表示された後に「確変当たり報知情報」が表示されることを示すタイミングチャート図である。 部分演出表示A(1)が表示された後の入賞個数が7個であり、この際に「確変当たり報知情報」が表示されることを示すタイミングチャート図である。 部分演出表示A(1)が表示された後の入賞個数が9個であり、この際に「確変当たり報知情報」が表示されることを示すタイミングチャート図である。 パチンコ機100の表示装置120に表示される大当たり演出表示のうち、部分演出表示A(1)の表示例を示す。 パチンコ機100の表示装置120に表示される大当たり演出表示のうち、部分演出表示A(2)の表示例を示す。 パチンコ機100の表示装置120に表示される「確変当たり報知情報」の表示例を示す。 パチンコ機100の表示装置120に表示される大当たり演出表示のうち、部分演出表示B(1)の表示例を示す。 パチンコ機100の表示装置120に表示される大当たり演出表示のうち、部分演出表示C(1)の表示例を示す。 パチンコ機100の表示装置120に表示される大当たり演出表示のうち、部分演出表示D(1)の表示例を示す。 第2の実施の形態のパチンコ機の表示制御部が実行する、「確変当たり報知情報」を表示する処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。 第2の実施の形態で、大当たり遊技中の演出表示の途中で「「確変当たり報知情報」が表示されるタイミングを示すタイミングチャート図である。 第3の実施の形態のパチンコ機の表示制御部が実行する、「確変当たり報知情報」を表示した後の表示制御処理の各ステップを示すフローチャート図を示す。 第3の実施の形態で、大当たり遊技中の演出表示の途中で「確変当たり報知情報」が表示された後、部分演出表示B,C,Dが表示されることを示すタイミングチャート図である。
符号の説明
10 主制御部
20 表示制御部
50 大入賞口開閉部材駆動部
100 パチンコ機
111 遊技盤面
120 表示装置
130 始動入賞口
131 始動口センサ
140 大入賞口(可変入賞口装置)
141 大入賞口センサ
150 大入賞口開閉部材

Claims (1)

  1. 抽選条件の成立に起因して抽選を行う抽選手段と、表示手段と、前記抽選手段による抽選結果に基づいて発生される遊技状態に応じて、複数の部分演出表示を前記表示手段に表示する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記複数の部分演出表示の中のいずれかの部分演出表示が終了した時、次の部分演出表示を表示する遊技機。
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