JP2021053252A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】今までにない演出を提供可能な遊技機の提供。【解決手段】遊技機10では、所定の当否判定条件の成立に起因して当否判定が行われ、その当否判定で当りになると、大入賞口15が開放するラウンドが所定回数行われる大当り遊技が実行される。そして、遊技機10では、大当り遊技中の大入賞口15への遊技球の入球数が、予め設定された基準条件を満たした場合に特定演出が実行される。【選択図】図5

Description

本開示は、遊技機に関する。
特許文献1には、所定の当否判定条件の成立に起因して当否判定が行われ、その当否判定で当りになると、大入賞口が開放される大当り遊技が実行される遊技機が記載されている。
特開2017−047132号公報(段落[0058])
上述した従来の遊技機に対して、今までにない演出を提供可能な遊技機が求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、所定の当否判定条件の成立に起因して当否判定が行われ、前記当否判定で当りになると、大入賞口が開放するラウンドが所定回数行われる大当り遊技が実行される遊技機であって、前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球数が、予め設定された基準条件を満たした場合に特定演出を実行する演出実行手段を有する遊技機である。
請求項2の発明は、前記特定演出は、複数種類の結末から1つの結末が選択されるゲーム演出であり、前記ゲーム演出の結末に応じて遊技者に特典を付与可能な特典付与手段を有する、請求項1に記載の遊技機である。
請求項3の発明は、前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球に基づいて遊技者に払い出される賞球の数が表示されない一方で、前記特定演出が表示される表示部を備える、請求項1又は2に記載の遊技機である。
請求項4の発明は、前記表示部には、前記賞球数とは異なると共に、前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球の増加に伴って増加する獲得ポイント数が表示され、前記基準条件は、前記獲得ポイント数が予め定められた規定数に達したときに満たされる、請求項3に記載の遊技機である。
請求項5の発明は、前記特典付与手段は、前記特典として、表示部に表示される背景画像を変更する、請求項2に記載の遊技機である。
請求項6の発明は、前記特典付与手段は、前記特典として、楽曲を流す、請求項2に記載の遊技機である。
請求項7の発明は、前記当否判定条件の成立に起因して取得された判定情報を保留記憶する保留記憶手段を有し、前記特典付与手段は、前記特典として、前記保留記憶された前記判定情報に基づく前記当否判定の当りに対する信頼度を示唆する示唆演出を実行する、請求項2に記載の遊技機である。
請求項1の発明では、大入賞口への遊技球の入球数が基準条件を満たした場合に実行されるという、今までにない演出の提供が可能となる。また、大入賞口への入球数により特定演出が実行されるので、大当り遊技に対する趣向性を向上させることが可能となる。
請求項2の発明では、特定演出としてのゲーム演出の結末に応じて特典が付与可能となっているので、特定演出について遊技者の興味を引き付けることができる。
上記特典としては、表示部に表示される背景画像の変更が行われてもよいし(請求項5の発明)、楽曲が流されてもよいし(請求項6の発明)、保留記憶された判定情報に基づく当否判定の信頼度を示唆する示唆演出が実行されてもよい(請求項7の発明)。
請求項3の発明では、表示部において、賞球数が表示されない一方で、特定演出が実行される。これにより、遊技者の注意を、賞球数よりも特定演出に引き付けることが可能となる。その結果、大当り遊技中に大入賞口へ入球可能な遊技球の上限数が制限されて、賞球数が制限される場合等であっても、賞球数の物足りなさを感じさせ難くすることができる。
請求項4の発明では、表示部に、賞球数とは異なる獲得ポイント数が表示される。従って、賞球数から遊技者の注意をそらすことが可能となり、賞球数が少ない場合でも遊技者に物足りなさを感じさせ難くすることが可能となる。
第1実施形態に係る遊技機の正面図 特別図柄の変動表示と停止表示が行われているときの表示画面の正面図 大当りとなったときの表示画面の正面図 大当り遊技における表示画面の正面図 大当り遊技における表示画面の正面図 遊技機の電気的な構成を示すブロック図
[第1実施形態]
図1に示されるように、本実施形態の遊技機10は、パチンコ遊技機であって、前面枠10Zを前面に備え、その前面枠10Zの内側に設けられたガラス窓10Wを通して、図2に示す遊技盤11の前面に形成された遊技領域R1が視認可能になっている。
前面枠10Zのうちガラス窓10Wより下方には、上皿26と下皿27が上下2段にして設けられ、下皿27の右側には、発射ハンドル28が備えられている。そして、発射ハンドル28が回動操作されると、上皿26に収容された遊技球が遊技領域R1に向けて弾き出される。なお、前面枠10Zのうち、ガラス窓10Wの左右には、サイドランプ22,22が設けられていると共に、ガラス窓10Wの上方にはスピーカ(図示せず)が設けられている。
遊技領域R1には、例えば、液晶モジュールで構成された表示装置13が備えられている。表示装置13は、長方形状の表示画面13Gを前面に有し、その表示画面13Gが遊技領域R1における中央より若干上寄り位置に配置されている。表示画面13Gには、遊技に関する種々の演出が表示される。なお、上述した上皿26の上部には、表示画面13Gでの演出に伴って操作される演出用操作ボタン29が備えられている。
遊技領域R1のうち表示画面13Gの下方には、第1と第2の始動入賞部14A,14B及びアウト口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、表示画面13Gの右側には、始動ゲート18が設けられている。そして、始動ゲート18の下方に、大入賞口15が設けられている。また、遊技領域R1には、図示しない複数の一般入賞部が設けられている。なお、遊技領域R1には、第1と第2の始動入賞部14A,14B、大入賞口15や始動ゲート18等の役物以外に、遊技球の流下方向を変化させる障害釘や風車等が配置されている。
次に、上述した各役物の構成について詳説する。始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなしている。始動ゲート18を通過した遊技球は始動ゲート18に内蔵されたゲートセンサ73(図2参照)によって検出され、その検出信号に基づいて、普通図柄当否判定が行われる。普通図柄当否判定の判定結果は、普通図柄表示装置18X(図6参照)にて、変動表示された後に、停止表示される。
普通図柄表示装置18Xの変動表示中に始動ゲート18を遊技球が通過した場合、その通過に起因した普通図柄当否判定の判定情報は、所定の上限数(例えば、4個)まで保留記憶され、それらについての普通図柄表示装置18Xの変動表示が保留される。変動表示されていた普通図柄表示装置18Xの変動表示が終了して停止表示されると、所定の停止表示時間を経過後に、保留記憶に基づいて再び普通図柄表示装置18Xが変動表示される。なお、普通図柄の変動表示の保留記憶数は、図示しない普通図柄保留表示部にて表示される。
第1と第2の始動入賞部14A,14Bは、共に遊技盤11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂、ポケット構造をなしている。そして、各始動入賞部14A,14Bに入った遊技球は、遊技盤11に設けた図示しない貫通孔を通って、遊技盤11の裏側に回収される。
詳細には、上側に配置された第1の始動入賞部14Aは、遊技球が1つだけ入る開口幅を有している。また、下側に配置された第2の始動入賞部14Bは、第1の始動入賞部14Aの真下に配置され、その開口の左右両側には可動翼片14C,14Cが備えられている。両可動翼片14C,14Cは、通常は、起立状態となって第2の始動入賞部14Bへの遊技球の入球を規制する一方、上述した普通図柄当否判定が当りとなったときに、横倒しになって、遊技球を第2の始動入賞部14Bへ案内可能となる。
各始動入賞部14A,14Bに遊技球が入球すると、その遊技球は、それぞれ第1始動入賞部センサ71、第2始動入賞部センサ72(図2参照)によって検出され、その検出信号に基づいて、所定個数の遊技球が賞球として上皿26に払い出されると共に、特別図柄当否判定が行われる。
この特別図柄当否判定の判定結果は、特別図柄表示装置14X(図6参照)にて表示されると共に、表示装置13の表示画面13Gにおいて図柄の組み合わせで表示される。具体的には、表示画面13Gでは、特別図柄13A,13B,13Cが変動表示後に停止表示され、その停止表示されたときの特別図柄13A,13B,13Cの図柄組み合わせによって、判定結果が報知される判定報知演出が行われる。
より詳細には、液晶表示装置13には、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに停止表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「9」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている(図1参照)。そして、始動入賞部14A,14Bに遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロール表示され(図2(A)参照)、所定時間後に停止表示される(図2(B)及び図3(A)参照)。そして、当否判定結果が当り(以下、「大当り」という)の場合には、各特別図柄13A,13B,13Cが図1に示すように全て同じ図柄(ゾロ目)で停止表示され(図3(A)参照)、遊技が「大当り遊技」に移行する(図3(B)参照)。これに対し、当否判定結果が外れの場合には(図2(B)参照)、ゾロ目以外の組み合わせで停止表示され、「大当り遊技」ではない通常遊技が続く。
このように、本実施形態の遊技機10では、各始動入賞部14A,14Bへの遊技球の入球によって、それぞれ第1と第2の特別図柄当否判定を受ける当否判定権利が発生する。そして、当否判定権利に基づく特別図柄当否判定の結果が当りになったことを条件にして、大当り遊技が実行される。
大入賞口15は、横長矩形に形成されて、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。そして、「大当り遊技」が実行されると、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒されて大入賞口15が開放し、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。ここで、可動扉15Tが、開放されてから閉じるまでの動作を「ラウンド」と称すると、1回の大当り遊技は、所定回数のラウンドが実行されるまで継続する。1回のラウンドは、大入賞口15に所定個数の遊技球が入球した場合、又は、大入賞口15が開放してから所定時間経過した場合に終了する。大入賞口15に遊技球が入賞すると、例えば、1個の入賞につき所定個数の遊技球が賞球として上皿26に払い出される。
特別図柄13A,13B,13Cが変動表示中(図2(A)参照)又は大当り遊技の最中に第1の始動入賞部14Aに遊技球が入賞した場合、その入賞に起因した当否判定権(第1の当否判定権)の判定情報は、所定上限回数(本実施形態の例では、4回)分まで保留記憶され、その判定報知演出が保留される。図2に示されるように、当否判定権の保留数は、液晶表示装置13の下端部に位置する特別図柄保留表示部14Hに表示される(図2では、第1の当否判定権の保留数の表示の例が示されている)。特別図柄保留表示部14Hには、左端から保留された順に横一列に保留表示体14Zが並べて表示され、当否判定権の保留数が保留表示体14Zの個数により遊技者に報知される。そして、特別図柄13A,13B,13Cが停止表示(図2(B)参照)又は大当り遊技が終了すると、次の保留に基づいて再び特別図柄13A,13B,13Cが変動表示されると共に(図2(C)参照)、その保留に対応した左端の保留表示体14Zが消滅して、それより右側の保留表示体14Zが左側へと移動表示される。また、新たに当否判定権が発生すると、新たに出現した保留表示体14Zが既に表示されている最後尾の保留表示体14Zの右隣に加えて表示される。
なお、特別図柄13A,13B,13Cが変動表示中(図2(A)参照)又は大当り遊技の最中に第2の始動入賞部14Bに遊技球が入賞した場合にも、その入賞に起因した当否判定権(第2の当否判定権)の判定情報は、所定上限回数(本実施形態の例では、4回)分まで保留記憶され、その判定報知演出が保留される。この場合にも、第1の当否判定権の場合と同様に、第2の当否判定権の保留数は、例えば、液晶表示装置13の下端部に表示される。
また、本実施形態では、保留記憶された当否判定の当りに対する信頼度を示唆する示唆演出が実行可能になっている。示唆演出は、例えば、保留表示体14Zの態様(例えば色、形等)が、信頼度に応じて変化するようになっている。
なお、本実施形態の遊技機10では、大当り遊技後の遊技状態が、通常状態と、通常状態よりも特別図柄当否判定で当りとなり易い確変状態との何れかに設定される。本実施形態では、特別図柄当否判定の当りとして、確変付き大当りと確変無し大当りとが設けられ、確変付き大当りの場合には、その大当り遊技後の遊技状態が確変状態になり、確変無し大当りの場合には、その大当り遊技後の遊技状態が、通常状態となる。なお、遊技機10が電源投入されたときには、遊技状態は通常状態となっている。
ここで、本実施形態では、大当りとなると、大当り遊技中の大入賞口15への入球数が、表示画面13Gには表示されない(図3及び図4参照)。そして、入球数の代わりに、大当り遊技中の大入賞口15への入球数の増加に伴って増加する獲得ポイント数が表示される(図4及び図5参照)。この獲得ポイント数は、大入賞口15への入球数と同じであってもよいし(即ち、大入賞口15へ入球する度に1ポイント付与されてもよいし)、大入賞口15への入球数と異なっていてもよい(例えば、大入賞口15へ入球する度に複数ポイントずつ付与されてもよい)。なお、表示画面13Gにおいて、獲得ポイント数は、例えばメダルの数で表される。図3(B)、図3(C)及び図4(A)に示されるように、1つ目のラウンドが始まると、大入賞口15への入球数に応じて獲得ポイント数が増加する。そして、次のラウンドが開始されると(図4(B)参照)、例えば、1つ目のラウンドからの合計の獲得ポイントが表示される(図4(C)参照)。
そして、獲得ポイント数が、予め定められた規定数に達した場合に(図5(A)参照)、表示画面13Gにて後述の特定演出が実行される。本実施形態では、1回の大当り遊技中の合計の獲得ポイント数が上記規定数に達したときに、特定演出が行われる。具体的には、例えば、1回の大当りで10ラウンド行われ、獲得ポイント数が合計で100ポイントとなれば、特定演出が行われる。
なお、大入賞口15への入球数が所定の条件を満たすと、獲得ポイント数がさらに追加されてもよい。例えば、全ラウンドで所定数(例えば、5個)以上入球した場合にさらに所定ポイント(例えば30ポイント)追加されてもよいし、所定時間以内に所定数(例えば、50個)の入球があった場合に、さらに所定ポイント(例えば30ポイント)追加されてもよい。
このように、本実施形態の遊技機10では、表示画面13Gにおいて、大入賞口15の入球数を表示するのではなく、入球数とは異なる名称のもの(例えば、獲得ポイント数)を表示することで、賞球数から遊技者の注意をそらすことが可能となり、賞球数が少ない場合でも遊技者に物足りなさを感じさせ難くすることが可能となる。また、獲得ポイント数を賞球数とは異なる数とすれば、さらに賞球数から遊技者の注意をそらすことが可能となり、賞球数が少ない場合でも遊技者に物足りなさを一層感じさせ難くすることが可能となる。なお、獲得ポイント数をメダルの数で表す代わりに、アイテムやキャラクター等の他の演出要素の数で表してもよい。
上述の特定演出は、大当り遊技の全ラウンドが終了してから実行される(詳細には、特定演出は、全ラウンド終了後で大当りエンディングの開始前に実行される)。特定演出の実行の有無は、全ラウンドの終了時の獲得ポイント数に基づいて判断される。特定演出では、図5(B)に示されるように、まず、複数種類の特典から1つの特典が抽選されるゲーム演出が実行され、選び出された特典が遊技者に付与される(図5(C)参照)。このような特典は、例えば、大当り遊技のエンディングにおいて表示画面13Gの背景が通常とは異なるものに変更される特典であってもよいし、保留記憶された当否判定の信頼度を示唆する示唆演出が実行される特典であってもよい。後者の場合、示唆演出は、大当り遊技中に保留記憶されていた当否判定の中に当りとなる当否判定が存在する保留連を示唆する演出であってもよい。また、上述の特典としては、それまで流れていない新たな楽曲がスピーカから流れるものであってもよい。この場合、例えば、この新たな楽曲は、確変状態中又は大当りのラウンド中に流されてもよく、複数の楽曲の中の1つとして選択できるようになってもよい。また、上述の特典としては、変動回数限定の特殊ステージが追加される特典であってもよい。なお、図5(C)の例では、この特典として、大当り遊技のエンディングでの表示画面13Gの背景変更が選び出されたところが示されている。
なお、本実施形態の遊技機10の電気的な構成については、図6及び以下のようになっている。図6に示すように、符号50は、主制御基板50であって、CPU51AとRAM51B及びROM51C、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータとサブ制御基板52を結ぶ入出力回路を備えると共に、第1始動入賞センサ71、第2始動入賞センサ72、ゲートセンサ73、一般入賞センサ74、大入賞センサ15S等が接続された中継回路、及び、発射ハンドル28のタッチセンサ28Sや払出される賞球を検出する払出センサ等が接続された払出制御基板、と接続される入出力回路も備え、遊技に関わる主制御を行う。CPU51Aは、当否判定部、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、特別図柄当りや普通図柄当りに関する乱数等も生成し、制御信号をサブ制御基板52等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM51Bは、CPU51Aで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU51Aの作業領域を備える。ROM51Cには、CPU51Aが実行するメインプログラムや、制御データ等が書き込まれている他、特別図柄当り及び普通図柄当りの判定値や確変移行抽選の判定値が書き込まれている。
サブ制御基板52は、主制御基板50と同様に、CPU52AとRAM52B、ROM52C、複数のカウンタを備えたマイクロコンピュータ52Mを備える。また、サブ制御基板52は、マイクロコンピュータ52Mと主制御基板50を結ぶ入出力回路を備えると共に、表示制御基板54、ランプ制御回路、演出用操作部29等を結ぶ入出力回路を備えている。CPU52Aは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、制御信号を表示制御基板54及びランプ制御回路、音声制御回路等へ出力(送信)可能に構成されている。RAM52Bは、各種データの記憶領域とCPU52Aによる作業領域を有している。ROM52Cには、CPU52Aが実行するメインプログラムや、各種演出の制御データ等が記憶されている。
表示制御基板54は、表示装置13に設けられていて、サブ制御基板52からの制御信号に基づきCPUがROMから所定の表示制御データを読み出し、RAMの記憶領域で制御用データを生成してVDP(図示せず)に出力する。VDPは、CPUからの指令に基づいてROMから必要なデータを読み出し、表示画面13Gで表示する表示画像(特別図柄、大当り遊技演出を含む各種演出、及び確変遊技状態への移行の有無の表示画像等)のマップデータを作成し、VRAMに格納する。VRAMに格納記憶された画像データは、入出力回路に備えるD/A変換回路にてRGB信号に変換されて表示画面13Gに出力される。
なお、主制御基板50、サブ制御基板52、表示制御基板54及びその他の回路(音声制御回路、ランプ制御回路等)は、電源基板60からの電源供給を受けて作動する。本実施形態では、サブ制御基板52及び表示制御基板54が、特許請求の範囲に記載の「演出実行手段」に相当し、主制御基板50とサブ制御基板52と表示制御基板54が、特許請求の範囲に記載の「特典付与手段」に相当し、主制御基板50が、特許請求の範囲に記載の「保留記憶手段」に相当する。
上述のように、本実施形態の遊技機10では、獲得ポイント数が所定の規定数に達した場合に特定演出が実行される。言い換えれば、大当り遊技中の大入賞口15への入球数が予め設定された基準条件を満たした場合に、特定演出が行われることとなる。このように、本実施形態の遊技機10では、大入賞口15への遊技球の入球数が基準条件を満たした場合に実行されるという、今までにない演出の提供が可能となる。また、大入賞口への入球数により特定演出が実行されるので、大当り遊技に対する趣向性を向上させることが可能となる。
ここで、大入賞口15への入球により払い出される賞球数が少ないと、遊技者に物足りなさを感じさせることになり、趣向性の低下につながる虞がある。これに対し、本実施形態の遊技機10では、表示画面13Gにおいて、賞球数が表示されない一方で、特定演出が実行される。これにより、遊技者の注意を、賞球数よりも特定演出に引き付けることが可能となる。その結果、大当り遊技中に大入賞口15へ入球可能な遊技球の上限数が制限されて、賞球数が制限される場合等であっても、賞球数の物足りなさを感じさせ難くすることができる。さらに、表示画面13Gに、賞球数とは異なる獲得ポイント数を表示すれば、賞球数から遊技者の注意をそらすことが可能となり、賞球数が少ない場合でも遊技者に物足りなさを感じさせ難くすることが可能となる。また、本実施形態では、特定演出としてのゲーム演出の結末に応じて特典が付与可能となっているので、特定演出について遊技者の興味を引き付けることができる。その結果、賞球数よりも特定演出に遊技者の注意を持っていくことが可能となり、賞球数が少ない場合であっても、大当り遊技を楽しませることが可能となる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、規定数に達したときに特定演出が実行される獲得ポイント数が、1回の大当り遊技中の獲得ポイント数であったが、複数回の大当たり遊技に亘っての獲得ポイント数であってもよい。
(2)上記実施形態では、特定演出実行の条件が、大当り遊技における全ラウンドでの合計獲得ポイント数が規定数に達することであったが、予め定められたラウンドでの獲得ポイント数が規定数に達することであってもよい。
10 遊技機
13 表示装置
13G 表示画面
15 大入賞口
50 主制御基板
52 サブ制御基板

Claims (7)

  1. 所定の当否判定条件の成立に起因して当否判定が行われ、前記当否判定で当りになると、大入賞口が開放するラウンドが所定回数行われる大当り遊技が実行される遊技機であって、
    前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球数が、予め設定された基準条件を満たした場合に特定演出を実行する演出実行手段を有する遊技機。
  2. 前記特定演出は、複数種類の結末から1つの結末が選択されるゲーム演出であり、
    前記ゲーム演出の結末に応じて遊技者に特典を付与可能な特典付与手段を有する、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球に基づいて遊技者に払い出される賞球の数が表示されない一方で、前記特定演出が表示される表示部を備える、請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記表示部には、前記賞球数とは異なると共に、前記大当り遊技中の前記大入賞口への遊技球の入球の増加に伴って増加する獲得ポイント数が表示され、
    前記基準条件は、前記獲得ポイント数が予め定められた規定数に達したときに満たされる、請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記特典付与手段は、前記特典として、表示部に表示される背景画像を変更する、請求項2に記載の遊技機。
  6. 前記特典付与手段は、前記特典として、楽曲を流す、請求項2に記載の遊技機。
  7. 前記当否判定条件の成立に起因して取得された判定情報を保留記憶する保留記憶手段を有し、
    前記特典付与手段は、前記特典として、前記保留記憶された前記判定情報に基づく前記当否判定の当りに対する信頼度を示唆する示唆演出を実行する、請求項2に記載の遊技機。
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