JP2005245054A - ハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 単一の冷却ファンからの送風によって複数の高圧電装機器を冷却する際に冷却ファンを適切に作動させる。
【解決手段】 高圧電装部品の各温度(バッテリ温度TB、DC−DCコンバータTD、PDU温度TP)が、冷却ファンによる冷却の必要があると判定される判定閾値である各冷却要求温度(#TB2,#TD2,#TP2)以上に到達する可能性が有るか否かを判定し、冷却要求温度に到達する可能性が無いと判定された高圧電装部品を該高圧電装部品の温度上昇を促すようにして協調的に駆動制御し、冷却要求温度に到達する可能性が有ると判定された高圧電装部品と、可能性が無いと判定された高圧電装部品との相対的な温度状態の差異を低減する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、内燃機関及びモータ駆動によるハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置に関する。
従来、例えば、駆動源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも内燃機関またはモータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行するハイブリッド車両において、内燃機関のアイドル運転が停止されるアイドル停止が実行されるか否かを予測し、アイドル停止が実行されるより以前のタイミングで高圧電装機器(特に、高圧バッテリ)を冷却する冷却ファンの作動を停止する制御装置(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2001−103612号公報
ところで、上記従来技術に係る制御装置において、単一の冷却ファンからの送風によって複数の高圧電装機器を冷却する通風ダクトを設け、複数の高圧電装機器のうち少なくとも何れかひとつに対して冷却が必要であると判定した場合に冷却ファンを作動させるように設定すると、冷却に要するエネルギーを過剰に消費してしまう場合がある。つまり、例えばバッテリおよびインバータおよびDC―DCコンバータ等の複数の高圧電装機器はそれぞれの作動状態に応じて温度が異なり、しかも、冷却が必要であると判定される閾温度(冷却要求温度)が互いに異なる値に設定されていると、何れかひとつの高圧電装機器の温度が冷却要求温度を超えた状態であっても、他の高圧電装機器の温度は冷却要求温度未満となっている場合があり、この状態で冷却ファンが作動すると、冷却要求温度未満の高圧電装機器に対しては不必要な冷却が行われることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、単一の冷却ファンからの送風によって複数の高圧電装機器を冷却する際に冷却ファンを適切に作動させることが可能なハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置は、車両の動力源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも前記内燃機関または前記モータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行可能なハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置であって、前記高圧電装部品として、少なくとも、前記モータの作動状態を制御するモータ制御手段(例えば、実施の形態でのパワードライブユニット(PDU)14)と、前記モータ制御手段を介して前記モータと電気エネルギーの授受を行う蓄電装置(例えば、実施の形態での高圧バッテリ15)と、前記蓄電装置の端子電圧または前記モータの出力電圧を降圧して出力する変圧手段(例えば、実施の形態でのDC−DCコンバータ19)とを備え、前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段の各温度を検出する温度センサ(例えば、実施の形態でのバッテリ温度センサ23、PDU温度センサ24、DC−DCコンバータ温度センサ25)と、前記蓄電装置および前記モータ制御手段および前記変圧手段に冷却空気を送風する冷却ファン(例えば、実施の形態での冷却ファン36)と、前記温度センサにより検出される各温度と所定の冷却要求温度とを比較する比較手段(例えば、実施の形態でのステップS13,ステップS16,ステップS23,ステップS26,ステップS34,ステップS37,ステップS42,ステップS46)と、前記比較手段による比較結果に基づき前記冷却ファンを駆動制御する冷却ファン制御手段(例えば、実施の形態でのステップS14,ステップS17,ステップS24,ステップS27,ステップS35,ステップS38,ステップS43,ステップS47)と、少なくとも前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段のうち何れかひとつの温度が前記冷却要求温度に到達する可能性が有るか否かを、前記温度センサにより検出される各温度に基づき判定する到達可能性判定手段(例えば、実施の形態でのステップS04,ステップS06,ステップS08,ステップS11,ステップS21,ステップS31,ステップS32,ステップS40)と、前記到達可能性判定手段にて何れかひとつの温度が前記冷却要求温度に到達する可能性が有ると判定された場合に、可能性が無いと判定された前記高圧電装部品を、該高圧電装部品の温度上昇を促すようにして駆動制御する駆動制御手段(例えば、実施の形態でのステップS15,ステップS25,ステップS36,ステップS41,ステップS44,ステップS45)とを備えることを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、到達可能性判定手段は、例えばインバータ等のモータ制御手段と、高圧バッテリ等の蓄電装置と、DC−DCコンバータ等の変圧手段とに対して、これらの高圧電装部品の何れかひとつの高圧電装部品の温度が所定の冷却要求温度に到達する可能性が有るか否かを判定する。
この到達可能性判定手段の判定結果において、何れかひとつの高圧電装部品の温度が所定の冷却要求温度に到達する可能性が有ると判定された場合、駆動制御手段は、何れかひとつの高圧電装部品の温度が所定の冷却要求温度に到達するより以前のタイミングにおいて、到達可能性判定手段にて可能性が無いと判定された高圧電装部品を該高圧電装部品の温度上昇を促すようにして、いわば協調的に駆動制御する。つまり、相対的に温度が低い高圧電装部品に対して何れかのタイミングで適宜に実行される温度上昇を促す駆動制御を、相対的に温度が高い他の高圧電装部品の温度状態に応じて、いわば前倒し的に早期のタイミングで実行することにより、到達可能性判定手段にて可能性が無いと判定された高圧電装部品の温度を所定の冷却要求温度に向かい上昇させる。これにより、可能性が有ると判定された高圧電装部品と、可能性が無いと判定された高圧電装部品との相対的な温度状態の差異を低減することができる。この後、例えば、少なくとも何れかひとつの高圧電装部品の温度が所定の冷却要求温度を超えることで冷却ファンが作動させられる場合であっても、他の高圧電装部品の温度が冷却要求温度よりも過剰に低い温度のままで冷却ファンにより過剰な冷却が行われてしまうことを防止し、各高圧電装部品に対して適切かつ有効な冷却を行うことができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置では、前記冷却ファン制御手段は、前記温度センサにより検出される各温度のうち前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段の何れかひとつの温度が前記冷却要求温度以上である場合に前記冷却ファンを駆動し、前記駆動制御手段により駆動制御された前記高圧電装部品の温度が前記冷却要求温度未満である場合には前記冷却ファンの駆動を禁止することを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、到達可能性判定手段にて温度が所定の冷却要求温度に到達する可能性が無いと判定された高圧電装部品に対し、駆動制御手段により温度上昇を促すようにして駆動制御した以後であっても、温度が冷却要求温度未満である場合には冷却ファンの駆動を禁止することにより、各高圧電装部品に対して不必要な冷却が行われてしまうことを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置では、前記変圧手段の出力により充電される低圧バッテリ(例えば、実施の形態での12Vバッテリ18)を備え、前記駆動制御手段は、前記変圧手段により前記低圧バッテリを充電させることを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、変圧手段の温度上昇を促す駆動制御として、蓄電装置の端子電圧またはモータの出力電圧を降圧して低圧バッテリを充電することにより、変圧手段の温度上昇に要するエネルギーが無駄に消費されてしまうことを防止し、低圧バッテリに充電される電気エネルギーとして有効利用することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置では、前記駆動制御手段は、前記モータ制御手段により前記モータを駆動または回生作動させることによって前記蓄電装置を放電または充電させることを特徴とする。
上記構成のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、モータ制御手段の温度上昇を促す駆動制御として、モータを駆動させることにより、モータ駆動手段の温度上昇に要するエネルギーを燃費の向上に利用することができ、また、モータを回生作動させることにより、モータ駆動手段の温度上昇に要するエネルギーを高圧の蓄電装置に充電される電気エネルギーとして有効利用することができる。
請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、相対的に温度が高い高圧電装部品を冷却する冷却ファンを作動させる際に、他の高圧電装部品の温度が冷却要求温度よりも過剰に低い温度のままで冷却ファンにより過剰な冷却が行われてしまうことを防止し、各高圧電装部品に対して適切かつ有効な冷却を行うことができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、各高圧電装部品に対して不必要な冷却が行われてしまうことを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、変圧手段の温度上昇に要するエネルギーが無駄に消費されてしまうことを防止し、低圧バッテリに充電される電気エネルギーとして有効利用することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置によれば、モータ駆動手段の温度上昇に要するエネルギーが無駄に消費されてしまうことを防止することができる。
以下、本発明のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態に係るハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置10を搭載するパラレルハイブリッド車両1(以下、単に、ハイブリッド車両1と呼ぶ)は、例えば図1に示すように、内燃機関(ENG)11と、モータ(MOT)12と、トランスミッション(T/M)13とを直列に直結した構造のものである。内燃機関11およびモータ12の両方の駆動力は、例えばオートマチックトランスミッション(AT)あるいはマニュアルトランスミッション(MT)等のトランスミッション13から左右の駆動輪(前輪あるいは後輪)W,W間で駆動力を配分するディファレンシャル(図示略)を介して車両の駆動輪W,Wに伝達される。また、ハイブリッド車両1の減速時に駆動輪W側からモータ12側に駆動力が伝達されると、モータ12は発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。さらに、ハイブリッド車両1の運転状態に応じて、モータ12は内燃機関11の出力によって発電機として駆動され、発電エネルギーを発生するようになっている。
例えば3相(U相、V相、W相)のDCブラシレスモータ等からなるモータ12は、パワードライブユニット(PDU)14に接続されている。パワードライブユニット14は、トランジスタのスイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路を具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータを備えて構成されている。
パワードライブユニット14にはモータ12と電力(例えば、モータ12の駆動またはアシスト動作時にモータ12に供給される供給電力や回生動作時にモータ12から出力される回生電力)の授受を行う高圧系のニッケル−水素バッテリ(高圧バッテリ)15が接続されている。
そして、パワードライブユニット14は、制御装置16からの制御指令を受けてモータ12の駆動及び回生作動を制御する。例えばモータ12の駆動時には、制御装置16から出力されるトルク指令に基づき、高圧バッテリ15から出力される直流電力を3相交流電力に変換してモータ12へ供給する。一方、モータ12の回生動作時には、モータ12から出力される3相交流電力を直流電力に変換して高圧バッテリ15を充電する。
このパワードライブユニット14の電力変換動作は、制御装置16からPWMインバータの各スイッチング素子に入力されるパルス、つまりパルス幅変調(PWM)により各スイッチング素子をオン/オフ駆動させるためのパルスに応じて制御され、このパルスのデューティ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は予め制御装置16に記憶されている。
また、各種補機類からなる電気負荷17を駆動するための12Vバッテリ18は、DC−DCコンバータ19を介して、パワードライブユニット14および高圧バッテリ15に対して並列に接続されている。
制御装置16により電力変換動作が制御されるDC−DCコンバータ19は、例えば双方向のDC−DCコンバータであって、高圧バッテリ15の端子電圧(蓄電電圧VB)あるいはモータ12を回生作動または昇圧駆動した際のパワードライブユニット14の端子電圧を所定の電圧値まで降圧して12Vバッテリ18を充電すると共に、高圧バッテリ15の残容量(SOC:State Of Charge)が低下している場合には、12Vバッテリ18の端子電圧を昇圧して高圧バッテリ15を充電可能である。
制御装置16は、内燃機関11の運転状態や、パワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19の各電力変換動作や、電気負荷17の作動状態等を制御する。
このため、制御装置16には、例えばパワープラント(つまり内燃機関11およびモータ12)の状態を検出する各種のセンサ(例えば、内燃機関11の回転数を検出する回転数センサや、モータ12のロータの磁極位置(位相角)を検出する回転角センサ等)から出力される信号およびハイブリッド車両1の状態を検出する各種のセンサ(例えば、速度を検出する車速センサ等)から出力される信号に加えて、高圧バッテリ15の蓄電電圧VBを検出するバッテリ電圧センサ21から出力される信号と、高圧バッテリ15の充電電流および放電電流を検出するバッテリ電流センサ22から出力される信号と、高圧バッテリ15の温度(バッテリ温度)TBを検出するバッテリ温度センサ23から出力される信号と、パワードライブユニット14の温度(PDU温度)TPを検出するPDU温度センサ24から出力される信号と、DC−DCコンバータ19の温度(DC−DCコンバータ温度)TDを検出するDC−DCコンバータ温度センサ25から出力される信号とが入力されている。
例えば、制御装置16がパワードライブユニット14を制御して高圧バッテリ15を充電する際には、制御装置16は回転角センサの出力波形に基づいてPWMインバータへ送出するパルスの同期をとりつつ、PWMインバータによって所定の電圧値まで昇圧を行う。すなわち、制御装置16は、所定の電圧値を得るためのモータ12の回転数に応じたデューティのマップ(データ)等を予め記憶しており、制御装置16は、このマップ(データ)を参照して、PWMインバータの各スイッチング素子をオン/オフ駆動させるためのパルスのデューティを制御する。
また、制御装置16は、例えば電流積算法等により高圧バッテリ15の残容量を算出する。この電流積算法では、制御装置16は、電圧センサ21により検出される高圧バッテリ15の充電電流及び放電電流を所定期間毎に積算して積算充電量及び積算放電量を算出し、これらの積算充電量及び積算放電量を初期状態あるいは充放電開始直前の残容量に加算又は減算することで残容量を算出する。このとき、制御装置16は、例えばバッテリ温度TBによって変化する内部抵抗等に対する所定の補正処理や高圧バッテリ15の蓄電電圧VBに応じた所定の補正処理を行う。
この実施の形態に係る高圧電装冷却装置30は、吸気ダクト31と、バッテリーボックス32と、ヒートシンクケース33と、排気ダクト34と、外装ボックス35と、冷却ファン36とを備えて構成されている。
吸気ダクト31はシャッタ41によって開閉される冷却空気入口42を備えている。バッテリーボックス32は箱状に形成され、このバッテリーボックス32の上部開口32aは吸気ダクト31の下部開口31aに接続されている。バッテリーボックス32の内部には高圧バッテリ15が収容されるとともに、冷却空気が流通可能になっている。
また、ヒートシンクケース33は箱状に形成され、このヒートシンクケース33の上部開口33bは排気ダクト34の下部開口34aに接続されている。ヒートシンクケース33の内部にはヒートシンクが設けられるとともに冷却空気が流通可能になっており、ヒートシンクケース33の外面上にはパワードライブユニット14とDC−DCコンバータ19とが設置されている。
そして、バッテリーボックス32とヒートシンクケース33とパワードライブユニット14とDC−DCコンバータ19とは、外装ボックス35によって包囲されている。外装ボックス35は上部に開口35a,35bを備える箱状に形成されている。そして、一方の開口35aが吸気ダクト31の下部開口31aとバッテリーボックス32の上部開口32aとの接続部にシール状態に連結され、他方の開口35bが排気ダクト34の下部開口34aとヒートシンクケース33の上部開口33aとの接続部にシール状態に連結されることで、外装ボックス35は密閉されている。この外装ボックス35の内部空間は、バッテリーボックス32の下部開口32bと、ヒートシンクケース33の下部開口33bとを連通させている。
排気ダクト34は冷却空気出口43を備え、この冷却空気出口43に冷却ファン36が設けられている。また、冷却ファン36とシャッタ41とは連動して動作するようになっており、冷却ファン36を回転させるとシャッタ41が開き、冷却ファン36を停止させるとシャッタ41が閉じるようになっている。そして、バッテリーボックス32とヒートシンクケース33と外装ボックス35とは電装ボックス50を構成している。
このように構成された高圧電装冷却装置30では、冷却ファン36を回転させるとシャッタ41が開いて、冷却空気入口42から吸気ダクト31内に冷却空気が導入される。吸気ダクト31に導入された冷却空気は、吸気ダクト31からバッテリーボックス32を通って外装ボックス35内に排出される。そして、冷却空気はバッテリーボックス32内を通過するときに高圧バッテリ15と熱交換を行い、これにより高圧バッテリ15は冷却され、冷却空気は若干温度上昇して外装ボックス35内に排出されることとなる。
なお、高圧バッテリ15の管理温度は相対的に低く設定されているので、高圧バッテリ15の冷却による冷却空気の温度上昇は、パワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19を冷却するための温度としては十分に低い温度である。
外装ボックス35内に排出された冷却空気は、外装ボックス35内部が密閉状態であることから、ヒートシンクケース33内に導入される。すなわち、外装ボックス35の内部は、高圧バッテリ15を冷却した後の冷却空気をパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19に導く冷却空気通路51となる。
そして、ヒートシンクケース33内に導入された冷却空気は、ヒートシンクケース33内を流通して排気ダクト34へ排出され、さらに冷却空気出口41を介して冷却ファン36に吸引されて外部に排出される。
そして、冷却空気はヒートシンクケース33内を通過するときにヒートシンクと熱交換を行う。ヒートシンクにはヒートシンクケース33を介してパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19の熱が伝熱されるので、冷却空気とヒートシンクとの熱交換によってパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19が冷却されることとなる。
本実施形態によるハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置10は上記構成を備えており、次に、ハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置10の動作、特に、冷却ファン36を作動させて、高圧バッテリ15およびパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19を冷却する動作について説明する。
先ず、例えば図3に示すステップS01においては、高圧バッテリ15の温度(バッテリ温度)TBをバッテリ温度センサ23から取得する。
次に、ステップS02においては、パワードライブユニット14の温度(PDU温度)TPをPDU温度センサ24から取得する。
次に、ステップS03においては、DC−DCコンバータ19の温度(DC−DCコンバータ温度)TDをDC−DCコンバータ温度センサ25から取得する。
そして、ステップS04においては、取得したバッテリ温度TBが、所定の冷却要求予測温度#TB1以上か否かを判定する。なお、この冷却要求予測温度#TB1は、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上となる可能性があると判定するための判定閾値であって、例えば所定の冷却要求温度#TB2(例えば、40℃等)よりも所定温度(例えば、5℃等)だけ低い温度(つまり、#TB1=35℃)である。そして、冷却要求温度#TB2は、高圧バッテリ15を冷却する必要があると判定するための判定閾値であって、バッテリ温度TBが冷却要求温度#TB2よりも大きい場合には、冷却ファン36が作動するようになっている。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS05に進み、後述するバッテリ冷却要求処理を実行して、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS06に進む。
ステップS06においては、取得したDC−DCコンバータ温度TDが、所定の冷却要求予測温度#TD1以上か否かを判定する。なお、この冷却要求予測温度#TD1は、DC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上となる可能性があると判定するための判定閾値であって、例えば所定の冷却要求温度#TD2(例えば、60℃等)よりも所定温度(例えば、5℃等)だけ低い温度(つまり、#TD1=55℃)である。そして、冷却要求温度#TD2は、DC−DCコンバータ19を冷却する必要があると判定するための判定閾値であって、DC−DCコンバータ温度TDが冷却要求温度#TD2よりも大きい場合には、冷却ファン36が作動するようになっている。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS07に進み、後述するDC−DCコンバータ要求処理を実行して、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS08に進む。
ステップS08においては、取得したPDU温度TPが、所定の冷却要求予測温度#TP1以上か否かを判定する。なお、この冷却要求予測温度#TP1は、PDU温度TPが所定の冷却要求温度#TP2以上となる可能性があると判定するための判定閾値であって、例えば所定の冷却要求温度#TP2(例えば、75℃等)よりも所定温度(例えば、5℃等)だけ低い温度(つまり、#TP1=70℃)である。そして、冷却要求温度#TP2は、パワードライブユニット14を冷却する必要があると判定するための判定閾値であって、PDU温度TPが冷却要求温度#TP2よりも大きい場合には、冷却ファン36が作動するようになっている。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS09に進み、後述するPDU要求処理を実行して、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS05におけるバッテリ冷却要求処理について説明する。
先ず、例えば図4に示すステップS11においては、取得したDC−DCコンバータ温度TDが、所定の冷却要求予測温度#TD1以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS15に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS12に進む。
ステップS12においては、通常制御として、例えば車両の状態に応じてパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19の各電力変換動作や、電気負荷17の作動状態等を制御する。
そして、ステップS13においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS14に進み、冷却ファン36の作動を開始し、一連の処理を終了する。
また、ステップS15においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作により12Vバッテリ18の充電を開始あるいは促進し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS16においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS17に進み、冷却ファン36の作動を開始する。
そして、ステップS18においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作を停止し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御の実行を停止し、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS07におけるDC−DCコンバータ冷却要求処理について説明する。
先ず、例えば図5に示すステップS21においては、取得したバッテリ温度TBが、所定の冷却要求予測温度#TB1以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS25に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS22に進む。
ステップS22においては、通常制御として、例えば車両の状態に応じてパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19の各電力変換動作や、電気負荷17の作動状態等を制御する。
そして、ステップS23においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS24に進み、冷却ファン36の作動を開始し、一連の処理を終了する。
また、ステップS25においては、モータ12の駆動(例えば、内燃機関11の出力のアシスト)あるいは回生作動に対するパワードライブユニット14を介したモータ12と高圧バッテリ15との間の電気エネルギーの授受を開始あるいは促進し、高圧バッテリ15の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS26においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS27に進み、冷却ファン36の作動を開始し、一連の処理を終了する。
以下に、上述したステップS09におけるPDU冷却要求処理について説明する。
先ず、例えば図6に示すステップS31においては、取得したバッテリ温度TBが、所定の冷却要求予測温度#TB1以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS40に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS32に進む。
ステップS32においては、取得したDC−DCコンバータ温度TDが、所定の冷却要求予測温度#TD1以上か否かを判定する。
ステップS32の判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS36に進む。
一方、ステップS32の判定結果が「YES」の場合には、ステップS33に進む。
ステップS33においては、通常制御として、例えば車両の状態に応じてパワードライブユニット14およびDC−DCコンバータ19の各電力変換動作や、電気負荷17の作動状態等を制御する。
そして、ステップS34においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上またはPDU温度TPが所定の冷却要求温度#TP2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS35に進み、冷却ファン36の作動を開始し、一連の処理を終了する。
また、ステップS36においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作により12Vバッテリ18の充電を開始あるいは促進し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS37においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上またはPDU温度TPが所定の冷却要求温度#TP2以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS38に進み、冷却ファン36の作動を開始する。
そして、ステップS39においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作を停止し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御の実行を停止し、一連の処理を終了する。
また、ステップS40においては、取得したDC−DCコンバータ温度TDが、所定の冷却要求予測温度#TD1以上か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS44に進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS41に進む。
ステップS41においては、モータ12の駆動(例えば、内燃機関11の出力のアシスト)あるいは回生作動に対するパワードライブユニット14を介したモータ12と高圧バッテリ15との間の電気エネルギーの授受を開始あるいは促進し、高圧バッテリ15の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS42においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上またはPDU温度TPが所定の冷却要求温度#TP2か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS43に進み、冷却ファン36の作動を開始し、一連の処理を終了する。
また、ステップS44においては、モータ12の駆動(例えば、内燃機関11の出力のアシスト)あるいは回生作動に対するパワードライブユニット14を介したモータ12と高圧バッテリ15との間の電気エネルギーの授受を開始あるいは促進し、高圧バッテリ15の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS45においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作により12Vバッテリ18の充電を開始あるいは促進し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御を実行する。
そして、ステップS46においては、バッテリ温度TBが所定の冷却要求温度#TB2以上またはDC−DCコンバータ温度TDが所定の冷却要求温度#TD2以上またはPDU温度TPが所定の冷却要求温度#TP2か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS47に進み、冷却ファン36の作動を開始する。
そして、ステップS48においては、DC−DCコンバータ19の電力変換動作を停止し、DC−DCコンバータ19の温度上昇を促す制御の実行を停止し、一連の処理を終了する。
上述した実施形態によるハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置10によれば、単に高圧電装部品の各温度(バッテリ温度TB、DC−DCコンバータTD、PDU温度TP)が各冷却要求温度(#TB2,#TD2,#TP2)以上であるか否かの判定結果に応じて冷却ファン36を作動させる場合に比べて、冷却要求温度に到達する可能性が無いと判定された高圧電装部品を該高圧電装部品の温度上昇を促すようにして、いわば協調的に駆動制御することにより、冷却要求温度に到達する可能性が有ると判定された高圧電装部品と、可能性が無いと判定された高圧電装部品との相対的な温度状態の差異を低減することができる。これにより、少なくとも何れかひとつの高圧電装部品の温度が所定の冷却要求温度を超えることで冷却ファンが作動させられる場合であっても、他の高圧電装部品の温度が冷却要求温度よりも過剰に低い温度のままで冷却ファンにより過剰な冷却が行われてしまうことを防止し、各高圧電装部品に対して適切かつ有効な冷却を行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、ステップS04〜ステップS08に示すように、高圧電装部品の各温度(バッテリ温度TB、DC−DCコンバータTD、PDU温度TP)が各冷却要求温度(#TB2,#TD2,#TP2)以上となる可能性があるか否かを判定する処理を、順次、バッテリ温度TB、DC−DCコンバータTD、PDU温度TPに対して、つまり各冷却要求温度#TB2,#TD2,#TP2が、より低く設定されている高圧電装部品ほど、より早いタイミングで判定処理を行うようにしたが、これに限定されず、適宜の順序で判定処理を実行してもよい。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の構成図である。 本発明の一実施形態に係る高圧電装冷却装置の構成図である。 本発明の一実施形態に係るハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置の動作を示すフローチャートである。 図3に示すバッテリ冷却要求処理を示すフローチャートである。 図3に示すDC−DCコンバータ冷却要求処理を示すフローチャートである。 図3に示すPDU冷却要求処理を示すフローチャートである。
符号の説明
11 内燃機関
12 モータ
14 パワードライブユニット(モータ制御手段)
15 高圧バッテリ(蓄電装置)
18 12Vバッテリ(低圧バッテリ)
19 DC−DCコンバータ(変圧手段)
23 バッテリ温度センサ(温度センサ)
24 PDU温度センサ(温度センサ)
25 DC−DCコンバータ温度センサ(温度センサ)
36 冷却ファン
ステップS13,ステップS16,ステップS23,ステップS26,ステップS34,ステップS37,ステップS42,ステップS46 比較手段
ステップS14,ステップS17,ステップS24,ステップS27,ステップS35,ステップS38,ステップS43,ステップS47 冷却ファン制御手段
ステップS04,ステップS06,ステップS08,ステップS11,ステップS21,ステップS31,ステップS32,ステップS40 到達可能性判定手段
ステップS15,ステップS25,ステップS36,ステップS41,ステップS44,ステップS45 駆動制御手段

Claims (4)

  1. 車両の動力源としての内燃機関およびモータを備え、少なくとも前記内燃機関または前記モータの何れか一方の駆動力を駆動輪に伝達して走行可能なハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置であって、
    前記高圧電装部品として、少なくとも、前記モータの作動状態を制御するモータ制御手段と、前記モータ制御手段を介して前記モータと電気エネルギーの授受を行う蓄電装置と、前記蓄電装置の端子電圧または前記モータの出力電圧を降圧して出力する変圧手段とを備え、
    前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段の各温度を検出する温度センサと、
    前記蓄電装置および前記モータ制御手段および前記変圧手段に冷却空気を送風する冷却ファンと、
    前記温度センサにより検出される各温度と所定の冷却要求温度とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づき前記冷却ファンを駆動制御する冷却ファン制御手段と、
    少なくとも前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段のうち何れかひとつの温度が前記冷却要求温度に到達する可能性が有るか否かを、前記温度センサにより検出される各温度に基づき判定する到達可能性判定手段と、
    前記到達可能性判定手段にて何れかひとつの温度が前記冷却要求温度に到達する可能性が有ると判定された場合に、可能性が無いと判定された前記高圧電装部品を、該高圧電装部品の温度上昇を促すようにして駆動制御する駆動制御手段と
    を備えることを特徴とするハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置。
  2. 前記冷却ファン制御手段は、前記温度センサにより検出される各温度のうち前記モータ制御手段および前記蓄電装置および前記変圧手段の何れかひとつの温度が前記冷却要求温度以上である場合に前記冷却ファンを駆動し、前記駆動制御手段により駆動制御された前記高圧電装部品の温度が前記冷却要求温度未満である場合には前記冷却ファンの駆動を禁止することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置。
  3. 前記変圧手段の出力により充電される低圧バッテリを備え、
    前記駆動制御手段は、前記変圧手段により前記低圧バッテリを充電させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置。
  4. 前記駆動制御手段は、前記モータ制御手段により前記モータを駆動または回生作動させることによって前記蓄電装置を放電または充電させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の高圧電装部品の冷却制御装置。

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