JP2005244805A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿がセットされたときに、ゴミの検知動作を行なうことで画像読取動作を短縮できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 原稿がブックリード用コンタクトガラス2に固定されると(ステップS400/YES)、走行体5によってゴミの検知が実行される(ステップS401)。ゴミが検知されると(ステップS402/YES)、警告音が発せられる(ステップS403)。なお、警告音が発せられると同時に、操作部にゴミを検知した旨を表示することも可能である。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS402/NO)、走行体5は白基準板3の読み取りを行い、画像読み取り動作に備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 原稿がブックリード用コンタクトガラス2に固定されると(ステップS400/YES)、走行体5によってゴミの検知が実行される(ステップS401)。ゴミが検知されると(ステップS402/YES)、警告音が発せられる(ステップS403)。なお、警告音が発せられると同時に、操作部にゴミを検知した旨を表示することも可能である。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS402/NO)、走行体5は白基準板3の読み取りを行い、画像読み取り動作に備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特にシートスルータイプの画像読取機能とブックリードタイプの画像読取機能とを持つ画像形成装置に関する。
画像形成装置には、コンタクトガラス上に置かれた原稿を露光走査ユニットが走査することにより読み取りを行うブックリードタイプとスキャナ部の露光走査ユニットが移動せずに原稿を移動させて読み取るシートスルータイプと呼ばれるものがある。
シートスルータイプの画像読取動作は、原稿がシートスルー用のコンタクトガラスと接触することなどにより、シートスルー用のコンタクトガラスが汚れることがある。コンタクトガラスに汚れがあると、その汚れは、読み取りデータに黒筋が発生する原因となる。特に、この汚れは、シートスルータイプの画像読取動作において発生し易い。
一般的に、コンタクトガラスの汚れを軽減する手段として、シェーディング補正が用いられている。シェーディング補正は、画像基準の補正処理後にシートスルー用コンタクトガラスの上面にある汚れ基準板を数ライン分読み取り、それにより汚れを検知し、汚れが検知された場合は読み取り動作を停止する。そして、汚れを検知した部分の画像を補正する。なお、汚れを検知したとき、ユーザにシートスルー用コンタクトガラスの清掃が促される。
特許文献1には、画像の読み取りを実行する前に、基準となる白画像を読み取り、白画像の読み取りによって得られたデータに基いてシェーディング補正を行い、ラインイメージセンサによって読み取られたデータと共にコンタクトガラスの汚れが検知された場合は、汚れを検出したことをユーザに警告し、ユーザに対して清掃を促すことが記載されている。
特開2001−257877号公報
しかしながら、上記の発明においては、以下に述べる問題点がある。
シートスルータイプの画像読み取り動作においては、生産性を向上させるのが1つの課題である。しかし、汚れを検知したときに読み取り動作を中断すると生産性が落ちてしまう。また、一般的にシートスルータイプの画像読み取り動作においては、生産性を向上させるため原稿の排紙と同時に原稿の給紙を行なっているが、汚れを検知して画像読み取りを中止すると、再度読み取り動作を行なうために原稿の差し戻しが必要となる。これを何度も繰り返すと、原稿が傷んでしまう可能性がある。
本発明は、ブックリードタイプの画像読取機能とシートスルータイプの画像読取機能の両方を有する画像形成装置において、コンタクトガラスの汚れを検知したときに適切な処理を行い、且つ効率良い画像の読み取りが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。特に、一枚目の原稿の読み取り動作を短時間で実行できる画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、原稿を読み取る露光走査ユニットが移動することにより画像を読み取る手段と、前記原稿が移動することにより前記露光走査ユニットが前記画像を読み取る手段とを有する画像形成装置において、前記原稿が原稿台又は原稿読み取り台に配置されたことを確認する確認手段と、前記確認手段によって前記原稿が原稿台又は読み取り台に配置されたことが確認されたとき、前記露光走査ユニットの汚れを検知する検知手段と、前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されなかったとき、基準の白画像を読み取る手段と、前記基準の白画像を読み取る手段によって読み取られたデータに基いて、前記露光走査ユニットの読取画素ごとに異常を検出する検出手段と、前記検出手段によって異常が検出されたとき、前記異常を前記データを用いて補正する異常画素補正手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されたとき、警告音を発する手段と、操作部に前記露光走査ユニットが汚れている旨を表示する手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されたとき、前記媒体の画像の読み取りを禁止する手段を有することを特徴とする。
本発明は、圧板を閉じたとき又は原稿が原稿台にセットされたときに、ゴミの検知動作を行なうことで画像読取動作を短縮することができる。特に、一枚目の原稿の読取に要する時間を短縮することができる。
圧板を閉じたとき又は原稿が原稿台にセットされたときに、ゴミの検知動作を行なうことで画像読取動作を短縮することができる。特に、一枚目の原稿の読取に要する時間を短縮することができる。また、ゴミを検知したときに、警告音を発したり、操作部にゴミが検知されたことを表示することによってミスコピーを防止することができる。
図1に本発明を適用した画像形成装置の構成例を示す。本発明を適用した画像形成装置は、画像形成動作を要求するアプリケーション部、アプリケーション部からの要求を受けて画像形成装置に設けられている各デバイスの動作を制御するコントローラ部、コントローラ部からの動作要求を受けて実際の画像形成動作を行なうデバイス部から構成されている。
コントローラ部には、画像データを貯えておくメモリやハードディスクなどの画像記憶装置を制御する画像記録制御部がある。デバイス部には、画像読取装置や画像出力装置が含まれた構成となっている。
操作部から画像の読み取りの開始が指示されると、アプリケーション部からコントローラ部に対して画像読み取り動作が要求される。画像読み取り動作要求を受けたコントローラ部は、画像読取装置に対して要求された読取動作を行なうための演算やレジスタセット等の準備を行なうことを指示する。さらに、コントローラ部は、画像読取装置によって読み取られた画像データを格納するためのメモリやハードディスク等を準備することを画像記録制御部に指示する。画像読取装置及び画像記録制御部は、画像の読み取り動作の準備が整った時点でコントローラ部に対して準備が完了したことを通知する。画像読取装置及び画像記録制御部からの通知を受け取ったコントローラ部は、画像読取装置に対して読み取り動作の開始を要求する。画像読取装置は、読み取り動作を実行し、読み取ったデータを画像記録装置に転送する。画像読取装置から画像記録装置へのデータの転送が完了すると、コントローラ部は、画像出力装置に画像の出力を要求する。コントローラ部から画像の出力を要求された画像出力装置は、画像記録装置に記録されデータをプリンタ、通信機器に出力する。
図2は、画像読取装置全体の概略図である。図3は、画像読取装置の白基準板付近の拡大図である。本発明を適用した画像読取装置は、シートスルー用コンタクトガラス1、ブックリード用コンタクトガラス2、白基準板3、走行体5、ゴミ検知基準6、ランプ7、ミラー8、CCD9、自動原稿搬送装置20、原稿台21、給紙コロ22、ガイドコロ23、排紙コロ24、及び原稿回収台25から構成される。
図2に示した画像読取装置は、走行体5をシートスルー読み取り位置P1に固定して原稿台21に設置された原稿を移動させることで画像を読み取るシートスルーモード、及びブックリード用コンタクトガラス2上の移動しない原稿の下を走行体5を低速で移動させることで原稿を読み取るブックリードモードで画像を読み取ることができる。
ブックリードモードでは、走行体5がブックリード用コンタクトガラス2の下を移動する途中に白基準板読取位置P2に達したときに、白基準板3を読み取ることによってシェーディング補正を行う。一方、シートスルーモードでは、原稿が読取位置を通過する前に走行体5を白基準板読取位置P2に移動させ、白基準板3を読み取ることによってシェーディング補正を行う。なお、白基準板3を読み取った走行体5は、シートスルー読取位置P1に戻り(以下、この走行体5の一連の動作をDFシェーディング動作とする)、シートスルー用コンタクトガラス1を通過する原稿を読み取る。
一般的に、ブックリードモードとシートスルーモードとで同じ白基準板を用いてシェーディング補正を行うことで、ブックリードモードとシートスルーモードのどちらで画像の読み取りを行なっても画質に差が生じないようにしている。なお、シートスルーモードで読み取りを行なわれているときに次の原稿の読み取りが要求された場合、原稿の読み取りが終了した直後に、次の原稿を読み取るためのDFシェーディング動作が実行される。原稿台21上に設置された複数の原稿を連続して読み取る場合は、2枚目以降の原稿の読み取りがコントローラ部から要求されたときに、直前の原稿読み取り動作終了後に行なわれたDFシェーディング動作によって得られたデータを利用してシェーディング補正が行なわれる。さらに、シートスルーモードにおいては、DFシェーディング動作終了後、ゴミ検知基準6の読み取りを行ない、シートスルー用コンタクトガラスにゴミや汚れが付着していることを検知することができる。
シートスルーモードにおける原稿の移動に関しては、一般的に転写紙のサイズを選択するため、まず給紙コロ22によって原稿を読み取り位置まで移動し(以下、給紙動作とする)、その後、読み取りが可能なタイミングで読み取りのための原稿の移動が行なわれる(以下、シートスルー動作とする)。シートスルー動作後、原稿は原稿回収台25へ排出される。なお、シートスルーモードの場合、読み取り効率を上げるため、読み取り原稿の変倍率などが変更されない場合は、直前の原稿が排紙される間に次の給紙動作が行なわれるのが一般的である。
先に述べたようにシートスルーモードでは、原稿が読取位置を通過する前にDFシェーディング動作及びゴミの検知を行なうことでシェーディング補正を行っている。ブックリードモードでは、画像読取動作の途中に白基準板を読み取ることでシェーディング補正が行なわれる。しかし、本発明を適用した画像形成装置においては、原稿が原稿台21に設置されたとき又は原稿が圧板(原稿をブックリード用コンタクトガラス2に固定するもの)によって固定されたときに、白基準板の読み取り及びゴミ検知が行なわれる。図4及び図5を用いて具体的な動作について説明する。
まず、ブックリードモードによって画像読取動作が行なわれる場合について説明する。原稿がブックリード用コンタクトガラス2に固定されると(ステップS400/YES)、走行体5によってゴミの検知が実行される(ステップS401)。ゴミが検知されると(ステップS402/YES)、警告音が発せられる(ステップS403)。なお、警告音が発せられると同時に、操作部にゴミを検知した旨を表示すること、及び画像読取動作を禁止することも可能である。一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS402/NO)、走行体5は白基準板3の読み取りを行い(ステップS404)、画像読み取り動作に備える。
次に、シートスルーモードで画像読取動作が行なわれる場合について説明する。原稿が原稿台21にセットされると(ステップS500/YES)、走行体5によってゴミの検知が実行される(ステップS501)。ゴミが検知されると(ステップS502/YES)、警告音が発せられる(ステップS503)。なお、ブックリードモードと同様に、警告音が発せられると同時に、操作部にゴミを検知した旨を表示すること、及び画像読取動作を禁止することも可能である。一方、一方、ゴミが検知されなかったときは(ステップS502/NO)、走行体5は白基準板3の読み取りを行い(ステップS504)、画像読み取り動作に備える。
1 シートスルー用コンタクトガラス
2 ブックリード用コンタクトガラス
3 白基準板
5 走行体
6 ゴミ検知基準
7 ランプ
8 ミラー
9 CCD
20 自動原稿搬送装置
21 原稿台
22 給紙コロ
23 ガイドコロ
24 排紙コロ
25 原稿回収台
2 ブックリード用コンタクトガラス
3 白基準板
5 走行体
6 ゴミ検知基準
7 ランプ
8 ミラー
9 CCD
20 自動原稿搬送装置
21 原稿台
22 給紙コロ
23 ガイドコロ
24 排紙コロ
25 原稿回収台
Claims (3)
- 原稿を読み取る露光走査ユニットが移動することにより画像を読み取る手段と、前記原稿が移動することにより前記露光走査ユニットが前記画像を読み取る手段とを有する画像形成装置において、
前記原稿が原稿台又は原稿読み取り台に配置されたことを確認する確認手段と、
前記確認手段によって前記原稿が原稿台又は読み取り台に配置されたことが確認されたとき、前記露光走査ユニットの汚れを検知する検知手段と、
前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されなかったとき、
基準の白画像を読み取る手段と、
前記基準の白画像を読み取る手段によって読み取られたデータに基いて、前記露光走査ユニットの読取画素ごとに異常を検出する検出手段と、
前記検出手段によって異常が検出されたとき、前記異常を前記データを用いて補正する異常画素補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されたとき、警告音を発する手段と、
操作部に前記露光走査ユニットが汚れている旨を表示する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記検知手段によって前記露光走査ユニットの汚れが検知されたとき、前記媒体の画像の読み取りを禁止する手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004054433A JP2005244805A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004054433A JP2005244805A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005244805A true JP2005244805A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35026014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004054433A Pending JP2005244805A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005244805A (ja) |
-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004054433A patent/JP2005244805A/ja active Pending
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