JP2005244756A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 原稿の裏面に画像がある場合にのみ、自動的に両面の画像を読み取る画像読取装置を提供する。
【解決手段】 自動原稿読取装置の原稿搬送路に原稿を搬送させながら、原稿の表面の画像を読み取る表面読取部4と、自動原稿読取装置の原稿搬送路に原稿を搬送させながら、原稿の裏面の画像を読み取る裏面読取部5と、裏面読取部5が裏面の画像を読み取るより前に、裏面に画像があるか否かを検知する画像有無検知センサ部17及び画像有無判定部73と、裏面に画像があると検知された場合には裏面読取部5を起動し、裏面に画像がないと検知された場合には裏面読取部5を起動しないよう裏面読取部5を制御する読取制御部74とを画像読取装置1に備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置に関する。
従来、デジタル複写機等の画像読取装置には、原稿を一度給送するたけでその両面の画像を読み取ることができる両面読取装置がある。例えば下記特許文献1には、第1の読取センサと第2の読取センサにより読み取られた原稿の画像データを順次画像メモリに蓄積し、その各読取データから原稿の各面の画像の有無を検出し、その検出結果に応じて、原稿載置台にセットされた複数枚の原稿が片面原稿か、両面原稿か、片面原稿と両面原稿の混載か、及び画像を有する面の向きを判断し、その判断結果に応じて用紙への画像形成順序を制御するようにした画像形成装置が記載されている。
特開2002−229391号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、オペレータによりセットされた原稿の片面のみに画像がある場合には、両面共が読み取られてしまうか、或いは、片面読取を行う指示をオペレータが画像読取装置に対して行う必要があった。また、上記特許文献1に記載の技術においては、両面を読み取った後に片面のみの印刷を行うか、両面の印刷を行うかを判定するので、片面にしか画像がない場合には、不必要な読み取りを行わなければならなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、原稿の裏面に画像がある場合にのみ、自動的に両面の画像を読み取る画像読取装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る画像読取装置は、原稿載置台に載置された原稿を自動的に給紙する原稿給紙手段と、前記原稿給紙手段の原稿搬送路に前記原稿を搬送させながら、前記原稿の一方面の画像を読み取る第1の読取手段と、前記原稿給紙手段の原稿搬送路に前記原稿を搬送させながら、前記原稿の反対面の画像を読み取る第2の読取手段と、前記第2の読取手段が前記反対面の画像を読み取るより前に、前記反対面に画像があるか否かを検知する検知手段と、前記検知手段により前記反対面に画像があることが検知された場合には前記第2の読取手段を起動し、前記反対面に画像がないことが検知された場合には前記第2の読取手段を起動しないように前記第2の読取手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る画像読取装置は、請求項1に記載の画像読取装置であって、前記検知手段は、前記反対面の一部の領域である画像検知領域に、画像があるか否かを検知することを特徴とする。
請求項3に係る画像読取装置は、請求項2に記載の画像読取装置であって、前記画像検知領域は、前記反対面の外周部の所定幅の領域を除いた領域内にあることを特徴とする。
請求項4に係る画像読取装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置であって、前記検知手段の検知位置と前記第2の読取手段の読取位置との間の原稿搬送路の長さは、前記原稿の原稿搬送方向の長さより長いことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、原稿載置台に載置された原稿が原稿給紙手段により自動的に給紙され、原稿の一方面の画像が、原稿給紙手段の原稿搬送路を搬送されながら第1の読取手段により読み取られる。また、原稿の反対面に画像があるか否かが検知手段により検知され、反対面に画像があると検知された場合には制御手段により第2の読取手段が起動されて、原稿の反対面の画像が、原稿給紙手段の原稿搬送路を搬送されながら第2の読取手段により読み取られる。反対面に画像がないと検知された場合には制御手段により第2の読取手段が起動されない。従って、原稿の反対面に画像がない場合には、反対面の画像の読み取りを行わないため、無駄な読み取りを行わなくすることができると共に、不必要なメモリ消費を行わないようにすることができる。また、第2の読取手段を起動するか否かを自動的に行うため、オペレータの作業が軽減されると共に、作業ミスを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、原稿の反対面の一部の領域である画像検知領域に、画像があるか否かが検知手段により検知されるので、原稿搬送方向と垂直な方向(幅方向)全体を検知するにはセンサを幅方向に複数並べて画像検知を行う必要がある場合でも、一部の領域を検知するのであればより少ない数のセンサを設置すればよく、安価に画像検知を行うことができる。また、原稿搬送方向(長さ方向)の一部を検知するようにすると、検知処理をより少なくでき、より高速に画像検知を行うことができる。また、原稿の原稿長さ方向の前方の一部を画像検知するようにすると、検知手段の検知位置と第2の読取手段の読取位置との間の原稿搬送路の長さが比較的短い場合(例えば、原稿の長さより短い場合)でも、必ず画像検知が終了してから反対面の画像の読み取りが行われることとなり、画像検知結果を確実に読み取り制御に反映させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、反対面の外周部の所定幅の領域を除いた領域内に画像検知領域があるので、マージン領域として使用されることの多い、原稿面の外周部の領域を除いた、画像が検知される可能性がより高い領域を画像検知するので、より効率よく画像検知が行える。
請求項4に記載の発明によれば、検知手段の検知位置と第2の読取手段の読取位置との間の原稿搬送路の長さが、原稿の原稿搬送方向の長さよりも長いので、必ず画像検知が終了してから反対面の画像の読み取りが行われることとなり、画像検知結果を確実に読み取り制御に反映させることができる。
以下、本発明の一実施形態による画像読取装置であるデジタル複合機について図面を参照しながら説明する。デジタル複合機1はコピー、ファクシミリ、スキャナ等の機能を兼ね備えた装置である。
図1は、デジタル複合機1の画像読取機構付近の機械的構成を示す側面外略図である。原稿載置台11は原稿12を積載して載置するための台である。原稿搬送用ローラ群13は原稿12を1枚ずつ原稿搬送路14に沿って搬送する機構である。原稿載置台11から給紙された原稿12は原稿搬送路14を通って搬送され、排出トレイ15に排出される。原稿検知センサ16は、原稿載置台11に原稿12が載置されているか否かを検知するもので、例えば、原稿12の重みを感じ取ることにより原稿12を検知する。
画像有無検知センサ17は、原稿搬送路14を搬送中の原稿の裏面(原稿載置台11に原稿12を載置したときの上面を表面とし、下面を裏面とする。)の画像を、画像有無検知センサ17の位置において読み取るもので、例えば、原稿12に光を照射し、光学センサにより原稿12からの反射光の強さを読み取る。画像有無検知センサ17は、画像の有無のみを判定するためのものであるので、精細な画素精度を持つものである必要はない。画像有無検知センサ17は、原稿幅(原稿搬送方向に垂直な方向の原稿の幅)全域を検知するものである必要はなく、コスト削減のために原稿幅の一部、例えば真中の2cm幅を検知するものであってもよい。このとき、画像有無検知センサ17は、検知幅内の最小値を出力するものとする。
レジストセンサ18は、原稿搬送路14を搬送中の原稿12の搬送方向の先端を、レジストセンサ18の位置において検知するものである。表面読取センサ19は、原稿搬送路14を搬送中の原稿12の表面の画像を、表面読取センサ19の位置において読み取るものである。裏面読取センサ20は、原稿搬送路14を搬送中の原稿12の裏面の画像を、裏面読取センサ20の位置において読み取るものである。
このとき、画像有無検知センサ17と裏面読取センサ20との間の原稿搬送路14の距離Lは、画像有無検知センサ17による画像有無検知が終了してから、原稿が裏面読取センサ20に到達するように、十分な距離を設ける必要がある。十分な距離とは、例えば原稿の原稿搬送方向の長さ、又は画像有無検知を行う領域(画像検知領域)の原稿搬送方向の始点・終点間の距離である。
図2は、デジタル複合機1の本発明に係る機能の構成を示すブロック図である。デジタル複合機1は操作パネル部2、原稿検知センサ部16、原稿搬送機構部3、画像有無検知センサ部17、表面読取部4、裏面読取部5、画像メモリ部6、レジストセンサ部18及び制御部7を備える。制御部7は、スタート要求表示部71、開始制御部72、画像有無判定部73、読取制御部74及び終了制御部75を備える。デジタル複合機1はこの他にコピー機能のための画像形成部、ファクシミリ機能及びスキャナ機能のための画像データ送信部等を備えるが、本実施形態においては、画像読込機能に焦点を合わせて説明を行うので、ここでは、図示しない。
操作パネル部2は、デジタル複合機1に対する操作指示をユーザが入力するため、及びデジタル複合機1からのメッセージ等を表示するためのもので、メッセージ等を表示するためのディスプレイと、スタートボタン等の操作ボタンからなる。操作パネル部2はスタート要求表示部71からスタート要求表示開始指示を受信した場合に、ユーザに対してスタートボタンの押下を促すメッセージ、例えば「コピーを行うにはスタートボタンを押してください。」というメッセージをディスプレイに表示する。スタート要求表示部71からスタート要求表示終了指示を受信した場合、及びスタートボタンの押下を受け付けた場合に、上記のメッセージの表示を終了する。また、スタートボタンの押下を受け付けた場合には、開始指示を開始制御部72に送信する。
原稿検知センサ部16は、図1に示す原稿検知センサ16で、原稿が載置されている場合は、スタート要求表示部71、開始制御部72及び終了制御部75に原稿検知信号をオン状態で出力する。原稿が載置されていない場合は、スタート要求表示部71、開始制御部72及び終了制御部75に原稿検知信号をオフ状態で出力する。
原稿搬送機構部3は、図1に示す原稿搬送用ローラ群13及びその駆動装置(図示せず)で、開始制御部72の制御により原稿の搬送(ローラの回転)動作を開始し、終了制御部75の制御により原稿の搬送(ローラの回転)動作を終了する。
画像有無検知センサ部17は、図1に示す画像有無検知センサ17で、上述した反射光の強さを表す光強度信号を画像有無判定部73に出力する。画像有無検知センサ部17は、開始制御部72からの制御により検知動作を開始し、終了制御部75の制御により検知動作を終了する。
表面読取部4は、図1に示す表面読取センサ19を備えるもので、表面読取センサ19が読み取った画像情報をデジタル画像データとして画像メモリ部6に格納する。表面読取部4は、読取制御部74から読取指示を受信した場合に原稿1枚分の画像を読み取る。また、表面読取部4は、原稿の読み取りが終了した(原稿が表面読取センサ19の位置を通過し終わった)ことを検知して読取終了信号を終了制御部75に送信して画像読取を終了する。
裏面読取部5は、図1に示す裏面読取センサ20を備えるもので、裏面読取センサ20が読み取った画像情報をデジタル画像データとして画像メモリ部6に格納する。裏面読取部5は、読取制御部74の読取指示を受信した場合に原稿1枚分の画像を読み取る。
画像メモリ部6は、表面読取部4及び裏面読取部5の読み取った画像のデジタル画像データを格納するもので、例えばRAMである。レジストセンサ部18は、図1に示すレジストセンサ18で、原稿搬送路14を搬送されてきた原稿の先端を検知した場合に、読取制御部74に先端検知信号を出力する。
制御部7は、デジタル複合機1全体の制御を行うもので、CPU、及びCPUで動作するプログラムを格納するROM等からなる。スタート要求表示部71は、原稿検知センサ部16から原稿検知信号がオン状態になったときに、操作パネル部2にスタート要求表示開始指示を送信し、原稿検知信号がオフ状態になったときに、操作パネル部2にスタート要求表示終了指示を送信する。開始制御部72は、操作パネル部2から開始指示を受信した場合に、原稿搬送機構部3及び画像有無検知センサ部17の動作を開始させる。
画像有無判定部73は、画像有無検知センサ部17から入力される光強度信号を解析して、各原稿の裏面に画像があるかないかを判定する。画像有無判定部73は、その判定結果を読取制御部74に送信する。ここで、図3を参照して画像有無検知センサ部17の出力する光強度信号の強度と画像有無判定について説明する。図3は、画像有無検知センサ部17の出力(光強度)を縦軸に示すグラフである。線171は、反射光がない場合の光強度を示すもので、光強度の最低値であり、原稿がない場合に相当する。原稿到達前及び原稿通過後にはこの値が光強度信号として出力される。線172は、画像のない原稿がある場合の光強度を示すもので、これは、最大の反射光がある場合に相当し、光強度の最高値である。領域173は、原稿に画像があると判定する光強度の範囲を示すもので、この範囲内の値の光強度信号が入力された場合に画像有無判定部73は原稿に画像があると判定する。領域173の最高値には線172の値より若干低い値、最低値には線171の値より若干高い値が設定されている。これは、原稿に画像がある場合と、原稿がない場合又は原稿に画像がない場合を明確に区別するためで、領域173の最高値及び最低値には例えばデジタル複合機1の製造者が経験から求めた値を用いる。また、光強度信号が線171の値から領域173の最低値以上の値に切り替わったときに原稿の先端が画像有無検知センサ17の位置に到達したと判定する。
読取制御部74は、レジストセンサ部18から先端検知信号を受信した場合に、画像有無判定部73から受信した判定結果をチェックして、画像有りの判定結果を受信した場合には、表面読取部4及び裏面読取部5に読取指示を送信することにより表面読取部4及び裏面読取部5の両方に読取を指示する。画像無しの判定結果を受信した場合には、表面読取部4に読取指示を送信することにより表面読取部4のみに読取を指示する。
終了制御部75は、原稿検知センサ部16からの原稿検知信号がオフ状態のときに、表面読取部4から読取終了信号を受信した場合、原稿搬送機構部3及び画像有無検知センサ部17の動作を終了させる。
次に、本発明に係るデジタル複合機1の処理の流れについて図4を参照しながら説明する。図4は、デジタル複合機1の画像読取に関する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、スタート要求表示部71は、原稿検知センサ部16から入力されている原稿検知信号がオン状態か否か(原稿が載置されているか否か)をチェックし、オン状態になるまでチェックを繰り返す(ステップS1でNO)。原稿検知信号がオン状態である場合には(ステップS1でYES)、ステップS3へ進む。ステップS3では、スタート要求表示部71は、操作パネル部2にスタート要求開始指示を送信する。操作パネル部2はこれを受けてディスプレイにスタートボタンの押下を要求するメッセージ(スタート要求)を表示する。
ステップS5では、操作パネル部2は、スタートボタンが押下されたか否かをチェックし、スタートボタンの押下を受け付けなかった場合には(ステップS5でNO)、ステップS3に戻りスタート要求の表示とスタートボタン押下のチェックを繰り返す。スタートボタンの押下を受け付けた場合には(ステップS5でYES)、操作パネル部2は開始制御部72へ開始指示を送信してステップS7へ進む。ステップS7では、開始制御部72は、操作パネル部2から開始指示を受信したことを受けて、原稿搬送機構部3及び画像有無検知センサ部17の動作を開始させる。これにより原稿の搬送が開始されると共に画像検知が開始される。
ステップS9では、画像有無判定部73は、画像有無検知センサ部17から入力される光強度信号を解析し、原稿の先端が検出されるまで原稿の先端の検出チェックを繰り返す(ステップS9でNO)。原稿の先端が検出された場合には(ステップS9でYES)、ステップS11へ進む。ステップS11では、画像有無判定部73は、原稿の先端から所定距離範囲にある所定の画像検知領域について画像の有無を解析し、当該原稿(の裏面)に画像があると判定した場合には(ステップS11でYES)、その判定結果を読取制御部74に送信し、ステップS13へ進む。当該原稿(の裏面)に画像がないと判定した場合には(ステップS11でNO)、その判定結果を読取制御部74に送信し、ステップS15へ進む。
ステップS13では、読取制御部74は、レジストセンサ部18から先端検知信号が入力された場合に、表面読取部4及び裏面読取部5に読取指示を送信し、両面(表面と裏面の両方)の読み取りを行わせる。ステップS15では、読取制御部74は、レジストセンサ部18から先端検知信号が入力された場合に、表面読取部4に読取指示を送信し、表面のみの読み取りを行わせる。ステップS17では、表面読取部4は、当該原稿(1枚分)の読み取りを終了した場合に、読取終了信号を終了制御部75に送信する。ステップS19では、終了制御部75は、読取終了信号を受信したときに原稿検知センサ部16から入力される原稿検知信号がオン状態であるか否かをチェックする。オン状態である場合には(ステップS19でYES)、ステップS9に戻り、次の原稿に対する画像の読み取りを行う。原稿検知信号がオフ状態である場合には(ステップS19でNO)、次の原稿がなく、当該原稿の読み取りも終了したということなので、ステップS21へ進む。ステップS21では、終了制御部75は、原稿搬送機構部3及び画像有無検知センサ部17の動作を終了させる。
このように本実施形態によれば、原稿の裏面の画像の有無を原稿を読み取る前に検知し、原稿の裏面に画像があることが検知された場合には両面を読み取り、原稿の裏面に画像がないことが検知された場合には表面のみを読み取るので、原稿の裏面に画像がある場合にのみ、自動的に両面の画像を読み取る画像読取装置を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。本実施形態においては、デジタル複合機を画像読取装置の例に用いたが、原稿から画像を読み取る機構を備える装置であれば、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ装置等何でもよい。
本実施形態においては、画像有無検知センサを原稿の裏面側にのみ設置し、表面の画像は必ず読み取るようにしたが、画像有無検知センサを原稿の表面側にも設置し、画像が検知されたほうの面のみ(表面のみ、裏面のみ又は両面)を読み取るようにしてもよい。
図5は原稿面の画像検知領域を示す図で、図5(a)は幅方向の画像検知領域を示す図で、図5(b)は長さ方向の画像検知領域を示す図である。矢印121は原稿搬送方向を示す。原稿全面122について画像を検知しない場合、画像検知領域は、通常余白に使用される原稿外周部のマージン領域123を除いた領域内であることが好ましい。画像検知領域を更に小さくする場合には、原稿搬送方向に垂直な方向(幅方向)に関しては、真中あたり(領域124)、或いは読込面に対面して(マージン領域(例えば左端3cm)123を除いた)左側の所定幅(例えば2cm)の領域125が望ましい。これは、絵画像については、真中あたり、文字については、マージン領域を除いた左端あたりに存在する可能性が高いからである。更に原稿の前後方向が混載されている場合を考慮すると右側の所定幅(例えば2cm)の領域126を加えてもよい。幅方向の画像検知領域については、画像有無検知センサの設置位置(領域位置)、並びに設置幅又は設置数(領域幅)により決定することができる。
また、原稿搬送方向(長さ方向)に関しては、真中あたり(領域127)、或いはマージン領域(例えば原稿先端から後方に3cm)を除いた先頭部の所定長さ(例えば2cm)の領域128、又はマージン領域(例えば原稿末端から前方に3cm)を除いた末尾部の所定長さ(例えば2cm)の領域129が望ましい。これは、絵画像については、真中あたり、文字については、先頭又は末尾(原稿が前後反対の場合)あたりに存在する可能性が高いからである。長さ方向の画像検知領域については、例えば、画像有無判定部において画像検知処理を行う期間、又は画像有無検知センサをオンにする期間により決定することができる。
本発明の一実施形態における画像読取装置の画像読取機構付近の機械抵抗性を示す側面外略図である。 本発明の一実施形態における画像読取装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における画像有無検知センサ部の出力例を示すグラフである。 本発明の一実施形態における画像読取装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における画像検知領域を示す図で、図5(a)は幅方向の画像検知領域、図5(b)は長さ方向の画像検知領域を示すものである。
符号の説明
1 デジタル複合機(画像読取装置)
11 原稿載置台
12 原稿
14 原稿搬送路
17 画像有無検知センサ,画像有無検知センサ部(検知手段)
19 表面読取センサ(第1の読取手段)
20 裏面読取センサ(第2の読取手段)
3 原稿搬送機構部(原稿給紙手段)
4 表面読取部(第1の読取手段)
5 裏面読取部(第2の読取手段)
74 読取制御部(制御手段)

Claims (4)

  1. 原稿載置台に載置された原稿を自動的に給紙する原稿給紙手段と、
    前記原稿給紙手段の原稿搬送路に前記原稿を搬送させながら、前記原稿の一方面の画像を読み取る第1の読取手段と、
    前記原稿給紙手段の原稿搬送路に前記原稿を搬送させながら、前記原稿の反対面の画像を読み取る第2の読取手段と、
    前記第2の読取手段が前記反対面の画像を読み取るより前に、前記反対面に画像があるか否かを検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記反対面に画像があることが検知された場合には前記第2の読取手段を起動し、前記反対面に画像がないことが検知された場合には前記第2の読取手段を起動しないように前記第2の読取手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記検知手段は、前記反対面の一部の領域である画像検知領域に、画像があるか否かを検知することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像検知領域は、前記反対面の外周部の所定幅の領域を除いた領域内にあることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記検知手段の検知位置と前記第2の読取手段の読取位置との間の原稿搬送路の長さは、前記原稿の原稿搬送方向の長さより長いことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。
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