JP2005244433A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エラーモード検出部310は、通信エラーが発生したときに通信エラーの形態であるエラーモードを検出する。演算参照テーブル320は、エラーモードと補正すべき通信特性との対応関係を記憶する。補正値演算部300は、検出されたエラーモードでの通信エラーの再発生を抑制するために、演算参照テーブル320を参照することにより、検出されたエラーモードに対応する通信特性に対する補正値を演算する。補正値テーブル330は、演算された補正値を、通信エラーが発生した通信先に対応づけて記憶する。補正値設定部340は、通信開始時に、補正値テーブル330を参照することにより、通信を開始した通信先に対応する補正値があれば、当該補正値に対応する通信特性を設定する。
【選択図】 図3
Description
図1は、本発明の一実施形態によるファクシミリ装置の内部構成を概略的に示す側面図である。このファクシミリ装置は、ファクシミリ機能に加えて、コピー機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能等の多機能を兼ね備えた複合機1として構成されている。複合機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを有している。
図3は、ファクシミリコントローラ102の機能に基づく内部構成を示すブロック図である。ファクシミリコントローラ102は、補正値演算部300、エラーモード検出部310、演算参照テーブル320、補正値テーブル330、補正値設定部340及び通信先情報取得部350を備えている。エラーモード検出部310は、通信エラーが発生したときに、通信エラーの形態であるエラーモードを検出する。エラーモードには、ファクシミリコントローラ102の機能として検出されるものと、モデム172によって検出されるものとが含まれる。エラーモード検出部310は、これら双方のエラーモードを検出するものであり、ファクシミリコントローラ102とモデム172の双方に属する。ファクシミリコントローラ102としてのコンピュータ及びモデム172は、エラーモードに予め対応づけられた識別符号であるエラーコードの形態で、検出したエラーモードを出力する。ファクシミリコントローラ102及びモデム172が、エラーモードを検出し、対応するエラーコードを出力する技術自体は、ファクシミリ装置の分野において従来周知であるので、その詳細な説明を略する。
図5は、複合機1がファクシミリ機能に基づいて、画像データを送信する場合に、G3規格に従って行う伝送制御手順を示すシーケンス図である。G3規格は、ITU−T勧告に基づくファクシミリ装置の規格の一つであり、ファクシミリ装置において現在最も広く採用されているものである。図5において、受信側は、送信側からのCNG信号(呼出音)を受信すると、送信側にCED信号(被呼端末識別信号)を送信した後、NSF・CSI・DIS信号(各識別信号)を送信する。送信側は、これらの信号を検出すると、TSI信号とともに、DCS信号を送信して、通信モードを選択する。
図6は、複合機1がファクシミリ装置として機能し、かつ送信側として機能する場合の動作手順を示すフローチャートである。処理が始まると、ユーザは原稿をスキャナ部120へセットする(S1)。次に、ユーザは操作キー部192を操作することにより、通信先のファクシミリ番号を入力する(S2)。次に、ユーザは操作キー部192のうち、ファクシミリ送信開始を指示するスタートキーを押下する(S3)。
図8は、複合機1がファクシミリ装置として機能し、かつ送信側として機能する場合の動作手順の別の例を示すフローチャートである。図8の動作手順は、ステップS9の後にステップS31〜S33が実行される点、及びステップS10の後にステップS40が実行される点において、図6の動作手順とは異なっている。ステップS40では、補正値演算部300は、今回の通信先に対応づけられた制御変数kを0に初期化する。続くステップS11では、補正値演算テーブル322は、補正値演算部300が演算した補正値とともに制御変数k(=0)を、通信先と対応づけて記憶する。
ファクシミリコントローラ102は、図8の動作手順を以下のように一部変形して実行しても良い。ステップS40では、補正値演算部300は、演算参照テーブル320を参照することにより、エラーモード検出部310が出力するエラーコードに対応する通信特性を選択し、今回の通信先及び選択した通信特性に対応づけられた制御変数kを0に初期化する。続くステップS11では、補正値演算テーブル322は、補正値演算部300が演算した補正値とともに制御変数k(=0)を、通信先に対応づけて記憶する。それにより、補正値演算テーブル322は、制御変数kを通信先及び通信特性毎に個別に保持することとなる。補正値演算部300は、ステップS9の後にステップS31〜S34を制御変数k毎すなわち通信特性毎に個別に実行する。補正値演算部300は、更にステップS40の後においても、ステップS40で初期化されなかった制御変数k毎にステップS31〜S34と同一の処理を個別に実行する。
上記実施の形態では、ファクシミリ装置として、ファクシミリ機能を有する複合機1を例示した。しかしながら、本発明のファクシミリ装置は、複合機に限らず、ファクシミリ専用機はもちろん、ファクシミリ機能を有する装置一般を広く包含するものである。
図7及び図9では、補正値が5段階の値を取る例を示したが、これは言うまでもなく一例であって、例えば1段階の値のみを取ってもよい。優先順位が付された複数の通信特性に対する補正値が、いずれも1段階の値のみを取り得る場合には、補正値演算部300は、優先順位第1位の通信特性について補正値が既に設定されておれば、優先順位第2位の通信特性を選択することとなる。優先順位第2位の通信特性についても補正値が既に設定されておれば、補正値演算部300は、優先順位第3位の通信特性について補正値を設定することとなる。このように、優先順位が付された複数の通信特性の間で、対応するエラーモードが検出される度に、補正値が優先順位に従って順に設定されることとなる。
310 エラーモード検出部 320 演算参照テーブル
321 エラー原因テーブル 322 補正値演算テーブル
330 補正値テーブル 340 補正値設定部
A〜G エラーコード(エラーモード)
Claims (6)
- 通信エラーが発生したときに当該通信エラーの形態であるエラーモードを検出するエラーモード検出部と、
前記エラーモード検出部が検出したエラーモードでの通信エラーの再発生を抑制するために、予め定められた複数の通信特性から何れか一つ又はそれ以上を選択し、選択した通信特性に対する補正値を演算する補正値演算部と、
前記補正値演算部が演算した前記補正値を、通信エラーが発生した通信先に対応づけて記憶する補正値テーブルと、
通信開始時に、前記補正値テーブルが、通信を開始した通信先に対応して記憶する補正値が有れば、当該補正値に、対応する通信特性を設定する補正値設定部とを備えるファクシミリ装置。 - 前記複数の通信特性を、2以上のエラーモードに対応づけて記憶する演算参照テーブルを更に備え、
前記補正値演算部は、前記演算参照テーブルを参照することにより通信特性を選択する請求項1記載のファクシミリ装置。 - 前記演算参照テーブルは、前記複数の通信特性の少なくとも一部として、同一のエラーモードに対応づけられた少なくとも2つの通信特性を含んでおり、当該少なくとも2つの通信特性に対応づけて優先順位を更に記憶しており、
前記補正値演算部は、前記演算参照テーブルを参照することにより、選択すべき通信特性が前記少なくとも2つの通信特性に該当する場合に、対応する補正値が限界に達していない通信特性の中で前記優先順位が最も高いものを選択する請求項2記載のファクシミリ装置。 - 前記演算参照テーブルは、
前記2以上のエラーモードに対応づけて少なくとも2つの通信エラーの原因を記憶するエラー原因テーブルと、
前記少なくとも2つの通信エラーの原因に対応づけて、前記補正値演算部が選択すべき前記複数の通信特性を記憶する補正値演算テーブルとを備える請求項2又は3記載のファクシミリ装置。 - 前記補正値演算部は、同一の通信先について、通信エラーが予め定められた通信回数まで連続して検出されなかった場合に、前記補正値テーブルが前記同一の通信先に対応づけて記憶する補正値が有れば、当該補正値を解消する方向へ変更する請求項1乃至4の何れかに記載のファクシミリ装置。
- 前記補正値演算部は、前記演算参照テーブルを参照することにより、前記複数の通信特性のうち、対応するエラーモードの全てが同一の通信先について予め定められた通信回数まで連続して検出されない通信特性があった場合に、前記補正値テーブルが前記同一の通信先に対応づけて当該通信特性について記憶する補正値が有れば、当該補正値を解消する方向へ変更する請求項2乃至4の何れかに記載のファクシミリ装置。
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