JP2005244265A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、角度の異なる2つのプラテンに載置されたそれぞれのページを読み取ることができ、且つ安価でコンパクトな画像読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の画像読取装置は、2つのプラテンを別個の光で照射して、プラテンを照射した光を別個の撮像素子で受光するのではなく、同じ撮像素子で受光する。別個の光は進行方向が異なるので、それぞれが同じ撮像素子に受光されるように、画像読取装置は、別個の光の進行方向を揃えて同じ撮像素子に導くための導光手段を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の画像読取装置は、2つのプラテンを別個の光で照射して、プラテンを照射した光を別個の撮像素子で受光するのではなく、同じ撮像素子で受光する。別個の光は進行方向が異なるので、それぞれが同じ撮像素子に受光されるように、画像読取装置は、別個の光の進行方向を揃えて同じ撮像素子に導くための導光手段を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、スキャナ、ファクシミリ、複合機、複写機等の原稿を読み取る機能を備えた画像読取装置に関する。
平らなプラテンの画像読取装置に綴じ部分のあるブック原稿を載置すると、綴じ部分がプラテンと密着せずに、プラテンから浮き上がってしまう。そのため、プラテンが平らな画像読取装置でブック原稿の読み取りを行うと、綴じ部分の画像データが実際よりも黒ずんだり、縮小されたものとなる。
綴じ部分も正確に読み取ることができるように、図6に示すように、向きの異なる2つのプラテン700、800を持った画像読取装置600が、特開2000−165608号公報に記載されている。プラテン700、800が異なる向きを向いているので、ブック原稿601を水平状態となるまで開かなくても、ブック原稿601の綴じ部分をプラテン700、800に密着させることができる。
上記公報の画像読取装置600は、各プラテン700、800に載置された原稿を走査することができるように、各プラテン700、800に対してのスキャナユニット710、810を備えている。このスキャナユニット710、810は、各プラテン700、800の下方でプラテン700、800の副走査方向の全長分移動するフルレートキャリッジ711、811と、フルレートキャリッジ711、811の移動と連動して、フルレートキャリッジ711、811の半分の速度で移動するハーフレートキャリッジ712、812と、撮像素子713、813から構成される。
上記フルレートキャリッジ711、811は、プラテン700、800を照射することができる光源714、814と第1のミラー71、81を備えている。また、上記ハーフレートキャリッジ712、812は、第2のミラー72、82及び第3のミラー73、83を備えている。
上記プラテン700、800を走査する場合、上記公報の画像読取装置600は、光源714、814を発光させて、フルレートキャリッジ711、811を所定の速度で、ハーフレートキャリッジ712、812をフルレートキャリッジ711、811の半分の速度でフルレートキャリッジと同じ方向に移動させる。光源714、814から発せられた光は、プラテン700、800を照射して、第1のミラー71、81、第2のミラー72、82、第3のミラー73、83で反射して、別々の撮像素子713、813に受光される。
特開平2000−165608号公報
しかし、2つスキャナユニット710、810を備えると、画像読取装置600の製造コストが高くなり、また、2つのスキャナユニット710、810を収納するスペースを画像読取装置600内に確保しなければならないために、画像読取装置600が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、角度の異なる2つのプラテンに載置されたそれぞれの原稿を読み取ることができ、且つ安価でコンパクトな画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、2つのプラテンを別個の光で照射して、各プラテンを照射した光を別個の撮像素子で受光するのではなく、同じ撮像素子で受光する。別個の光を同じ撮像素子で受光するために、画像読取装置は、別個の光を、同じ撮像素子に導くための導光手段を備える。
上記導光手段は、例えば半透鏡のように、一方の光を通過させ、他方の光を反射させることで、異なる方向から来た2つの光の進行方向を同じ方向にして、それぞれの光を1つの撮像素子に導光するものである。又、導光手段は、半透鏡に代えて、一方の光源が発光しているときは、この光源から発せられた光と衝突しない位置に待機してこの光を通過させ、他方の光源が発光しているときは、この光を反射できる位置で待機するような、移動可能なものであってもよい。
以上のように、2つのプラテンを照射した光を同じ撮像素子で受光するために、従来のように2つのプラテンに対応する2つの撮像素子を必要としないので、画像形成装置を安価に、且つコンパクトにすることができる。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の画像読取装置100の外観図である。画像読取装置100は、前面に表示パネル103を具備した本体101と、この本体101の上面後方で回転自在に取り付けられた断面が略L字型のプラテンカバー112とを備える。上記本体101は、上面と側面とのコーナ部分102で連接された上面のプラテン200と側面のプラテン300を備える。このプラテン200、300は上記プラテンカバー112で開閉されるようになっている。
図1は本実施の形態の画像読取装置100の外観図である。画像読取装置100は、前面に表示パネル103を具備した本体101と、この本体101の上面後方で回転自在に取り付けられた断面が略L字型のプラテンカバー112とを備える。上記本体101は、上面と側面とのコーナ部分102で連接された上面のプラテン200と側面のプラテン300を備える。このプラテン200、300は上記プラテンカバー112で開閉されるようになっている。
図2にプラテン200、300周辺の断面図を示す。図2に示すように、ブック原稿601の奇数ページ607、偶数ページ606を画像読取装置100に読み取らせたい場合、ユーザは、ブック原稿601を開いて、綴じ部分をコーナ部分102に合わせて、奇数ページ607、偶数ページ606をプラテン200、300に載置する。ブック原稿601を載置すると、ユーザは、プラテンカバー112を閉じてブック原稿601に被せる。
プラテンカバー112を閉じると、ユーザは、表示パネル103の読取モード選択キー103aを押下する。読取モード選択キー103aが押下されると、上記画読取装置100に備えられた図3に示す表示制御手段331は、図4に示すように複数のキーが表示されるモード選択画面を表示パネル103に表示する。ユーザは、モード選択画面が表示されると、ブック原稿モードキー401を押下して、スタートキー402を押下する。ブック原稿モードキー401が押下されて、スタートキー402が押下されると、上記表示制御手段331は、ブック原稿モードでの読み取りを読取制御手段332に指示する。
ブック原稿モードでの読み取りが指示されると、上記読取制御手段332は、プラテン200とプラテン300に対して順番に読み取りを行う。本実施の形態では、読み取りが行われる順序は、プラテン200、プラテン300の順とする。
ブック原稿モードでの読み取が指示されると、上記読取制御手段332は、まず、プラテン200を照射するスキャナユニット210を制御する発光制御手段333にプラテン200の照射を指示する。本実施の形態の画像読取装置100は、スキャナユニット210と後述するスキャナユニット310との2つのスキャナユニットを備える。これらの2つのスキャナユニット210、310は、背景技術に記載したスキャナユニット710、810のようにフルレートキャリッジ211、311と、ハーフレートキャリッジ212、312を備えるが、撮像素子を備えていない。
プラテン200の照射が指示されると、上記発光制御手段333は、プラテン200に載置された奇数ページ607のサイズを検知する。上記発光制御手段333は、検知したサイズに基づいて、プラテン200の奇数ページ607が載置されている領域を算出する。奇数ページ607が載置されている領域を算出すると、上記発光制御手段333は、奇数ページ607のコーナ部102と反対側の端部の位置Paを算出する。位置Paを算出すると、上記発光制御手段333は、光源214を発光させた状態で、位置Paからコーナ部102に向ってフルレートキャリッジ211を移動させる。上記発光制御手段333は、フルレートキャリッジ211を移動させる際に、ハーフレートキャリッジ212をフルレートキャリッジ211の半分の速度で、フルレートキャリッジ211と同じ方向に移動させる。
上記光源214から発せられた光は、図2の実線で示すように、プラテン200に載置された奇数ページ607にて反射して、フルレートキャリッジ211の第1のミラー21、ハーフレートキャリッジ212の第2のミラー22、第3のミラー23で反射して、半透鏡で構成される導光手段Mを透過して、撮像素子Nに入射する。
このように導光手段Mには、上記ハーフレートキャリッジ212の第3のミラー23にて反射して、進行方向がプラテン300側となった光が透過するので、上記導光手段Mに第3のミラー23にて反射した光が透過できるように、上記導光手段Mは、ハーフレートキャリッジ212の移動範囲よりも、プラテン300側に設けられている。
フルレートキャリッジ211をコーナ部102まで移動させると、上記発光制御手段333は、プラテン200の照射が終了した旨を上記読取制御手段332に通知する。
上記発光制御手段333からプラテン200の照射が終了した旨が通知されると、上記読取制御手段332は、プラテン300を照射するスキャナユニット310を制御する発光制御手段334にプラテン300の照射を指示する。
プラテン300の照射が指示されると、上記発光制御手段334は、プラテン300に載置された偶数ページ606のサイズを検知する。上記発光制御手段334は、検知したサイズに基づいて、プラテン300の偶数ページ606が載置されている部分を算出する。偶数ページ606が載置されている部分を算出すると、上記発光制御手段334は、偶数ページ606のコーナ部102と反対側の端部の位置Pbを算出する。位置Pbを算出すると、上記発光制御手段334は、光源314を発光させた状態で、コーナ部102から位置Pbに向ってフルレートキャリッジ311を移動させる。フルレートキャリッジ311を移動させる際には、上記発光制御手段334は、ハーフレートキャリッジ312をフルレートキャリッジ311の半分の速度で、フルレートキャリッジ311と同じ方向に移動させる。
上記光源314から発せられた光は、図2の実線で示すように、プラテン300に載置された偶数ページ606にて反射して、フルレートキャリッジ311の第1のミラー31、ハーフレートキャリッジ312の第2のミラー32、第3のミラー33に導かれて、半透鏡の導光手段Mで反射して進行方向が撮像素子N向きに変更されて、撮像素子Nに入射する。
このように導光手段Mには、上記ハーフレートキャリッジ312の第3のミラー33にて反射して、進行方向がプラテン200側となった光が反射するので、上記導光手段Mに第3のミラー33にて反射した光を反射できるように、上記導光手段Mは、ハーフレートキャリッジ312の移動範囲よりも、プラテン200側に設けられている。
以上のように、向きの異なるプラテン200、300を照射したそれぞれの光の進行方向が異なっていても、導光手段Mが、それぞれの光の進行方向を一致させる。よって、異なるプラテン200、300を照射したそれぞれの光を、同じ撮像素子Nで受光することができる。
上記では、フルレートキャリッジ211を、位置Paからコーナ部102に向って移動させているが、フルレートキャリッジ211の移動方向は、コーナ部102から位置Paであってもよい。また、フルレートキャリッジ311を、コーナ部102から算出した位置Pbに向って移動させているが、フルレートキャリッジ311の移動方向は、算出した位置Pbからコーナ部102であってもよい。
また、図2では、プラテン200、300の向きが互いに90度異なっているが、向きの異なる角度は、90度に限定されるものではない。
(実施の形態2)
上記では導光手段Mに半透鏡を用いた場合について説明したが、導光手段Mは、半透鏡でなくてもよい。例えば、単なる鏡であっても良い。
上記では導光手段Mに半透鏡を用いた場合について説明したが、導光手段Mは、半透鏡でなくてもよい。例えば、単なる鏡であっても良い。
導光手段Mに鏡を用いる場合、画像読取装置100に、上記発光制御手段333、334が光源214、314を発光させているか否かに基づいて、光源214、314の発光状態を検知する導光制御手段335を備える。
上記導光制御手段335は、上記発光制御手段333によって光源214が発光していることを検知すると、図5に示すように、光源214の光路上から外れた待避位置に導光手段Mを移動させる。上記導光制御手段335は、光源214の発光が止んで、光源214が消灯したことを検知すると、上記導光手段Mを待避位置から元の位置に戻す。
このように、実施の形態1のように光源214から発せられた光を透過させる代わりに、本実施の形態では、導光手段Mが光源214から発せられた光と衝突しないような位置に移動して、光源214から発せられた光を通過させる。
100 画像処理装置
102 コーナ部
200、300 プラテン
214、314 光源
331 表示制御手段
332 読取制御手段
333、334 発光制御手段
335 導光制御手段
606 偶数ページ
607 奇数ページ
M 導光手段
N 撮像素子
102 コーナ部
200、300 プラテン
214、314 光源
331 表示制御手段
332 読取制御手段
333、334 発光制御手段
335 導光制御手段
606 偶数ページ
607 奇数ページ
M 導光手段
N 撮像素子
Claims (5)
- 互いに向きの異なる2つのプラテンを備える画像読取装置と、
上記2つのプラテンをそれぞれ照射する2つの光源と、
上記各光源から発せられて、上記プラテンを照射した光を受光する撮像素子とを備えたことを特徴とする画像読取装置。 - 一方のプラテンを照射した光を通過させ、他方のプラテンを照射した光を反射させて、それぞれの光を上記撮像素子に導く導光手段を備えた請求項1に記載の画像読取装置。
- 上記2つの光源の発光を制御する発光制御手段と、
少なくとも一方の上記光源の発光状態に基づいて、上記導光手段を、一方のプラテンを照射した光と衝突しない位置に待避させる導光制御手段を備えた請求項2に記載の画像読取装置。 - 上記導光手段は、半透鏡である請求項2に記載の画像読取装置。
- 上記各プラテンに沿って移動する2つのフルレートキャリッジと、上記各フルレートキャリッジの移動に伴って各プラテンに沿って移動する2つのハーフレートキャリッジとを備え、
上記導光手段は、上記各プラテンに沿って移動するハーフレートキャリッジの移動範囲より他のプラテン側に設けられた請求項2に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004047187A JP2005244265A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004047187A JP2005244265A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005244265A true JP2005244265A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35025587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004047187A Pending JP2005244265A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005244265A (ja) |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004047187A patent/JP2005244265A/ja active Pending
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