JP2005242017A - 液晶表示パネル及び液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
表示領域の大きさを変えることなく小型化可能な液晶表示パネル及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る液晶表示パネルは、液晶表示ドライバ13が実装されたガラス基板12を備えた液晶表示パネルであって、液晶表示ドライバ13の一辺側に電極群18が形成され、当該電極群18は、それぞれ配線群15を介して端子群14と接続されており、電極群18のうち、電源系電極141は、略中央に配置されているものである。さらに、本発明に係る液晶表示パネルは、このような液晶表示パネル1を備えたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液晶表示パネル及び液晶表示装置に関する。
従来から、液晶表示装置、プラズマディスプレイ装置等の表示装置が開発されてきた。液晶表示装置は、CRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイに比べて、消費電力が少なく、軽量であるという優れた特徴を有している。
近年、周辺技術の進歩と相まって、低消費電力・軽量という特徴によって、液晶表示装置の商品力が高まり、さまざまな製品に応用されている。例えば、液晶表示装置は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯用の電子機器における表示装置として用いられている。
液晶表示装置には、液晶を制御して駆動する駆動回路を搭載したICチップ、いわゆる液晶表示ドライバが実装されている。この液晶表示ドライバの実装方法として、液晶表示パネルを構成するガラス基板上にICチップなどを直接搭載する方法が知られている。このような実装方法は、ICチップがガラス基板の上に直接搭載されることから、COG(Chip On Glass)方式と呼ばれている。COG方式によってICチップが実装された液晶表示パネルの一例が、特許文献1に開示されている。
図5に、ICチップがCOG方式によって実装された液晶表示パネルの外観の一例が示されている。図5に示すように、液晶表示パネルのガラス基板901上に、略矩形状のICチップ902が搭載されている。ガラス基板901には、種々の端子がICチップ902の長辺に略平行に形成されている。図5においては、一例として、VDD端子やVSS端子はICチップ902に電源電圧を供給するための端子、D0端子、・・・、D7端子はICチップ902に表示データを入力するための端子、CLS端子はICチップ902内部のクロックを制御するための端子である。VDD端子やVSS端子等の電源系端子903は、電源系配線904によってICチップ902の電極パット905に接続されている。電源電圧は、電源系配線904を介して電源系端子903から電極パット905に供給され、ICチップ902が駆動する。
電源系配線904は、電源系端子903がガラス基板901に配列された全端子の端付近に形成されていることがあり、電極パット905から電源系端子903まで引き回されている。さらに、電源系配線904は、例えばITO(Indium Tin Oxide:透明導電膜)により形成された配線である。そのため、各ITO配線904(以下、電源系配線904をITO配線904と呼ぶことがある)において抵抗成分が発生する。電源系配線904の引き回し距離が長い場合には、この電源系配線904における抵抗成分は、特に大きくなる。これによって、電源系端子903に印加された電源電圧が降下するので、ICチップ902の動作が不安定となり、液晶表示に不具合が発生する。
そこで、電源系配線904の抵抗値を小さくする(例えば、50オーム以下に抑える)ために、電源系配線904の幅を大きくする等の対策がなされている。図5においては、斜線部分が太くなるように、電源系配線904が形成されている。電源系配線904がX方向、Y方向、これらを合成した方向に長く引き回されたレイアウトとなるので、ICチップ902と端子の配列箇所との間(図5において幅L1で表される間隙)に、電源系配線904の幅を大きくするためのスペースが必要となる。それゆえ、このためのスペースがガラス基板901の外形をY方向に小さくする場合であっても必要があるから、表示領域の大きさを変えることなく液晶表示パネルの画面を小型化することが困難である。なお、本明細書においては、X方向とは端子の配列方向つまりICチップの長手方向、Y方向とはX方向に略垂直な方向つまり端子からICチップ902を見る方向を示している。
特開平8−122806号公報
このように、従来の液晶表示パネルにおいては、ICチップと各端子との間に、ICチップや電源系端子が実装されるガラス基板を小さくするにも限界があるため、表示領域の大きさを変えることなく小型化することが困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、表示領域の大きさを変えることなく小型化可能な液晶表示パネル及び液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示パネルは、液晶表示ドライバが実装された実装基板と、当該実装基板に、離間した状態で対向する対向基板と、当該実装基板及び対向基板に挟持された液晶とを備えた液晶表示パネルであって、前記液晶表示ドライバの一辺側にデータ信号用電極及び電源系電極を含む多数の電極が形成され、当該多数の電極は、それぞれ配線を介して外部接続用端子と接続されており、前記多数の電極のうち、前記電源系電極は、略中央に配置されているものである。
さらに、前記電源系電極と接続された配線は、略直線状に配設されている。
このような構成においては、電源系電極に接続された配線の長さを短くすることができるので、配線間の抵抗値を低減することができる。これによって、配線間の抵抗値が大きくなることなく、表示領域の大きさを変えることなく液晶表示パネルを小型化することができる。
好適には、前記液晶表示ドライバは、長辺に前記電極が形成された略矩形状の形状を有し、前記電源系電極と、前記外部接続用端子とを接続する配線は、当該長辺に対して略垂直に形成される。
さらに、前記電源系電極と接続された配線の配列方向に対する幅は、前記その他の電極と接続された配線の配列方向に対する幅よりも大きい。この場合には、配線の幅を大きくすることができるので、配線間の抵抗をより低減することができる。
好適には、前記電源系電極は、電源電圧を印加するための電源電圧用電極又は前記電源電圧の基準電圧を印加するための基準電圧用電極である。
また、前記電源系電極を、昇圧の基準となる昇圧基準電圧を印加するための昇圧基準電圧用電極、前記昇圧前の電圧を印加するための昇圧前電圧用電極又は前記昇圧後の電圧を取り出すための昇圧後電圧用電極とすることができる
本発明に係る液晶表示装置は、このような液晶表示パネルを備えたものである。これによって、液晶表示装置が搭載された本体機器が小型化された場合であっても、液晶表画面の大きさを変えることなく小型化することができる。
本発明によれば、表示領域の大きさを変えることなく小型化可能な液晶表示パネル及び液晶表示装置を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
まず、図1を用いて、本発明に係る液晶表示パネルの全体構成について説明する。図1は、この液晶表示パネルの一構成例を示す概略斜視図である。図1において、1は液晶表示パネル、11,12はガラス基板、13は液晶表示ドライバ、14は端子群、15,16,17は配線群である。
図1に示されるように、液晶表示パネル1は、前面側(視認側)のガラス基板11と背面側のガラス基板12との間において、図示しない液晶を挟持している。液晶表示ドライバ13は、これら一対のガラス基板11,12のうち、背面側のガラス基板12上に設けられ、背面側のガラス基板12の突設された非表示領域120上に実装されている。また、液晶表示ドライバ13は、背面側のガラス基板12の非表示領域120にフェイスダウンによって固着され、端子群14、配線群15によって背面側のガラス基板12に接着されている。
端子群14は、配線群15のそれぞれに電気的に接続されている。配線群15は、ITO等の透明導電膜によって形成された配線から構成されている。これら配線群15のそれぞれは、図示しないが、液晶表示ドライバ13の電極パッドに設けられた金バンプ等の電極に異方性導電材等により接続されている。これによって、液晶表示ドライバ13は、背面側のガラス基板12上の端子群14、配線群15,16,17と電気的に接続される。
また、図示しないが、前面側のガラス基板11にはコモン電極が形成され、背面側のガラス基板12にはセグメント電極が形成されている。これらのコモン電極、セグメント電極はそれぞれ、配線群16,17によって、後述する液晶表示ドライバ13内に内蔵されているコモンドライバ、セグメントドライバに接続されている。これによって、液晶表示ドライバ13は、マトリクス状に配列されたX方向及びY方向の各表示電極のスイッチングを制御する。
続いて、図2を用いて、本発明に係る液晶表示パネル1の外観構成について詳細に説明する。図2は、液晶表示パネル1の外観構成の一例を示す平面図である。ここでは特に、液晶表示ドライバ13の電源に関連した端子の配置構成、及びこれに接続された配線の構成について説明する。図2において、141は電源系端子、151は電源系配線、18は電極群、181は電極である。
また、背面側のガラス基板12上に配列された端子群14については、後に詳述する。さらに、図2においては、電源系端子141は、VDD端子、VSS端子、VSS2端子、VRS端子、VOUT端子のいずれかであり、これらの各端子についても後述する。また、電源系配線151は、電源系端子141に接続された配線である。
図2に示すように、液晶表示ドライバ13は、上面視略矩形状の形状を有し、その長辺が背面側のガラス基板12の外縁に略平行となるように固着されている。液晶表示ドライバ13の電極181は、電源系配線151に接続され、さらには、この電源系配線151を介して電源系端子141に接続されている。この電極181は、電源系端子141、電源系配線151を介して液晶表示ドライバ13に駆動電圧を供給する電源に接続された電極であるから、以下においては、この電極181を電源系電極181と略す。
液晶表示ドライバ13の一長辺に、多数の電極から構成された電極群18が配列されている。これら電極群18のうちで、電源系電極181は、その配列の略中央に配置されている。電源系端子141は、これら液晶表示ドライバ13の電源系電極181に対向するような位置に配設されている。電源系配線151は、電源系端子141と電源系電極181とを略直線状に接続している。換言すれば、電源系配線151は、電源系端子141と電源系電極181とを略最短距離で接続している。従って、電源系端子141は、電源系電極181から延在する、液晶表示ドライバ13の長辺に略垂直な線上に配置されている。
電源系端子141は、背面側のガラス基板12上に配列された端子群14の中で、略中央の配列されている。そのため、各電源系端子141は、互いに電気的には切断された状態で、隣り合った位置に配置されている。それにともない、電源系配線151もまた、隣り合った位置に配設されている。また、これら電源系端子141、電源系配線151が隣り合うが、液晶表示ドライバ13の電源系電極181は隣り合わなくてもよい。例えば、電源系配線151の形状を、配線群15の他の配線群に比べて幅広な形状とすることができる。つまり、電源系配線151の形状は、他の配線によりも、液晶表示ドライバ13の長辺に略平行な方向に広い形状を有することができる。この場合には、電源系配線151が隣り合うが、電源系電極181が隣り合うとは限らず、これは端子群14、配線群15の設計レイアウトによって決めることができる。
次に、図3を用いて、液晶表示ドライバ13の内部構成について説明する。図3は、液晶表示ドライバ13の内部構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、液晶表示ドライバ13は、MPUインタフェース31、メモリ32、発振回路33、表示タイミング発生回路34、液晶駆動回路35、電源回路36を備えている。
MPUインタフェース31は、本体システムのMPUとの間で行われるデータの入出力、MPUのシステムバスへの接続等を制御する。MPUインタフェース31は、パラレルインタフェース、もしくはシリアルインタフェースとして選択的に動作を行う。
D0〜D7端子は、表示データの入出力端子である。具体的には、MPUインタフェース31がパラレルインタフェースとして動作するとき、D0〜D7端子は、8ビット双方向性データバスとして機能する。MPUインタフェース31がシリアルインタフェースとして動作するとき、D7(SI)端子を介してデータ転送が行われる。また、MPUインタフェース31は、本体システムのMPUとのデータ転送において、バスホルダ311を介したパイプライン処理を行う。
CS1端子、CS2端子は、チップセレクト端子であり、パラレルインタフェース、若しくはシリアルインタフェースを選択するための入力端子である。なお、図中で端子CS1には上付きのバー(―)が付されているが、本明細書中では省略している。また、以下これと同様に、図中では付されている他の上付きのバー(―)も省略する。
A0端子は、D0〜D7端子に入力されるデータ/コマンドを区別するための入力端子である。RD(E)端子、WR(R/W)端子には、表示データの読み出し/書き込み、コマンドの書き込みを識別する制御信号が入力される。P/S端子は、パラレルデータ入力、若しくはシリアルデータ入力の切り替え端子である。コマンドデコーダ312は、データ/コマンドにおいてコマンドが指定された場合に、そのコマンドを読み込む。ステイタス313は、MPUインタフェース31が動作中であることを出力する。また、RES端子は、MPUインタフェース31のリセット動作を行うための入力端子である。
メモリ32は、表示データRAM321、ページアドレス回路322、カラムアドレス回路323、表示データラッチ回路324、ラインアドレス回路325、I/Oバッファ回路326を備えている。
表示データRAM321は、表示用のドットデータを記憶するRAMである。ページアドレス回路322は、表示データRAM321のページアドレスを指定する回路である。カラムアドレス回路323は、表示データRAM321のカラム側のアドレスを指定する回路である。
表示データラッチ回路324は、表示データRAM321から液晶駆動回路35に出力される表示データを一時記憶するラッチ回路である。ラインアドレス回路325は、表示データRAM321のラインアドレスを指定する回路である。I/Oバッファ回路326は、MPUインタフェース31と表示データRAM321との間のバッファ回路である。
発振回路33は、表示クロックを発生する発振器である。この表示クロックの有効/無効を選択する選択信号が、入力端子であるCLS端子から入力される。
表示タイミング発生回路34は、表示クロックからメモリ32のラインアドレス回路325、表示データラッチ回路324へのタイミング信号を発生させる。この表示クロックに基づいて、表示データは、表示データラッチ回路324にラッチされ、液晶駆動回路35に出力される。この液晶表示のタイミングをとるための各種信号は、FRS端子、SYNC端子、FR端子、CL端子、DOF端子を介して入出力される。また、M/S端子は、当該液晶表示ドライバ13のマスタ/スレーブ動作を選択する端子である。
液晶駆動回路35は、セグメントドライバ351、コモンドライバ352、シフトレジスタ353、インジケータ用コモンドライバ354を備えている。
セグメントドライバ351は、SEG0〜SEG167端子から走査信号を出力してY方向に配列された液晶制御用のスイッチング素子を制御する。コモンドライバ352は、COM0〜COM63端子から表示データを出力してX方向に配列された液晶制御用のスイッチング素子を制御する。このとき、シフトレジスタ353は、コモンドライバ352に走査信号を順次出力し、これによってCOM0〜COM63端子から表示データが出力される。また、インジケータ用コモンドライバ354は、COMS端子からインジケータ信号を出力する。
電源回路36は、昇圧回路361、バイアス回路362を備えている。図4に、この電源回路36の一構成例が示されている。電源回路36の電源系端子VDDは、システム本体のMPUにおける電源系端子VCC(図示せず)に接続されている。また、電源VSS端子は、システムの基準電源に接続され、例えばグランド(GND)に接続されて0Vに設定されている。
図示しない電源系端子VCCに電源電圧が供給されると、電源系端子VDD、VSS間に電源電圧が印加され、液晶表示ドライバ13が駆動状態となる。電源回路36において、図4に示すように、昇圧回路361、バイアス回路362の双方に電源電圧が供給される。また、昇圧回路361には、昇圧用の基準電圧が電源系端子VSS2に印加されている。
電源系端子VDDから電源電圧が供給されると、昇圧回路361は、電源系端子VSS2に印加された昇圧用の基準電圧に基づいて、電源電圧の昇圧を行う。具体的には、昇圧回路361において、電源系端子VDD,VSS2間に印加された電圧が2倍、3倍、4倍等、所定数倍だけ昇圧される。
昇圧回路361において昇圧された電源電圧は、電源系端子VOUT,VSS間の電圧として取り出され、これらの電源系端子VOUT,VSSを介してバイアス回路362に供給される。また、昇圧回路361は、CAP1+端子、CAP1−端子、CAP2+端子、CAP2−端子、CAP3−端子の各端子を介して、昇圧の程度を変更することができる構成を有する。さらに、電源回路36に電圧調整回路を設け、IRS端子、HPM端子を介して、この取り出された昇圧後の電圧を調整することも可能である。
バイアス回路362に供給された昇圧後の電源電圧は、V1〜V5端子を介して、液晶駆動回路35に供給される。このとき、バイアス回路362は、昇圧後の電源電圧を、抵抗分割した後に、ヴォルテージフォロアによってインピーダンス変換して多段階の電圧として印加することができる。
以上のように、本発明に係る液晶表示パネル1によれば、液晶表示ドライバ13の電源系電極181は、配列された電極群18の略中央に配置されている。この場合には、VDD端子、VSS端子、VSS2端子等の電源系端子141を端子群14の略中央に配置することができる。さらに、電源系端子141は、液晶表示ドライバ13の電源系電極181の略直線状に接続されているので、電源系配線151の距離を最短とすることができる。
それゆえ、電源系配線151を引き回して形成するのと同様に、あるいはそれ以上に電源系配線151(図2における斜線部分)の抵抗値を低減することができる。これによって、ガラス基板12のY方向のサイズを小さくすることが可能となり、背面側のガラス基板12の大きさのみを変え、表示領域の大きさを変えることなく液晶表示パネル1を小型化することができる。したがって、小型の携帯用端末に最適に液晶表示パネル1を実現することができる。実際、図5に示された従来の配線のY方向の配設幅L1が3.3mmであったのに対し、図2に示された本発明における配線群15のY方向の配設幅L2を2.8mmに改善することができた。
さらに、本発明に係る液晶表示パネル1においては、電源系電極181を隣り合うように配置することによって、電源系配線151を隣り合うように配設することができる。これによって、電源系配線151を幅広に形成することが可能となるので、電源系配線151(図2における斜線部分)の抵抗値をより低減することができる。したがって、液晶表示パネル1を小型化した場合であっても、この抵抗成分によって生じる電圧降下を確実に防止することができ、液晶表示の不具合を回避することができる。
また、本発明に係る液晶表示パネル1の液晶表示ドライバ13は、昇圧回路361によって電源電圧を昇圧する電源回路36を備えている。これによって、液晶表示ドライバ13は、低消費電力によって駆動することができ、小型の携帯用端末に適している。このような低消費電力によって駆動可能な液晶表示ドライバ13においては、上記効果は特に顕著となる。具体的には、この場合には、基準電圧が低い電源電圧が電源系配線151において電圧降下した場合、液晶表示ドライバ13の駆動が不安定になりやすく、液晶表示の不具合が多発する。さらに、電源回路36の昇圧回路361においては、この電圧降下分を含めて昇圧するので、電源系配線151の電圧降下が顕著に生じてしまう。したがって、低電力で駆動する液晶表示ドライバ13においては、上記電圧降下の防止という効果は顕著となる。
本発明に係る液晶表示パネルの全体構成の一例を示す概略斜視図である。 本発明に係る液晶表示パネルの一例を示す外観平面図である。 本発明に係る液晶表示パネルに実装される液晶表示ドライバの内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る液晶表示パネルに実装される液晶表示ドライバの電源回路の一例を示すブロック図である。 従来の液晶表示パネルの一例を示す外観平面図である。
符号の説明
1…液晶表示パネル、11…ガラス基板(前面側)、12…ガラス基板(背面側)、
13…液晶表示ドライバ、14…端子群、15,16,17…配線群
141…電源系端子、151…電源系配線、18…電極群、181…電極
31…MPUインタフェース、32…メモリ、33…発振回路、
34…表示タイミング発生回路、35…液晶駆動回路、36…電源回路

Claims (7)

  1. 液晶表示ドライバが実装された実装基板と、
    当該実装基板に、離間した状態で対向する対向基板と、
    当該実装基板及び対向基板に挟持された液晶とを備えた液晶表示パネルであって、
    前記液晶表示ドライバの一辺側にデータ信号用電極及び電源系電極を含む多数の電極が形成され、
    当該多数の電極は、それぞれ配線を介して外部接続用端子と接続されており、
    前記多数の電極のうち、前記電源系電極は、略中央に配置されている液晶表示パネル。
  2. 前記電源系電極と接続された配線は、略直線状に配設されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示パネル。
  3. 前記液晶表示ドライバは、長辺に前記電極が形成された略矩形状の形状を有し、
    前記電源系電極と、前記外部接続用端子とを接続する配線は、当該長辺に対して略垂直に形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示パネル。
  4. 前記電源系電極と接続された配線の配列方向に対する幅は、前記その他の電極と接続された配線の配列方向に対する幅よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶表示パネル。
  5. 前記電源系電極は、電源電圧を印加するための電源電圧用電極又は前記電源電圧の基準電圧を印加するための基準電圧用電極であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の液晶表示パネル。
  6. 前記電源系電極は、昇圧の基準となる昇圧基準電圧を印加するための昇圧基準電圧用電極、前記昇圧前の電圧を印加するための昇圧前電圧用電極又は前記昇圧後の電圧を取り出すための昇圧後電圧用電極であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶表示パネル。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の液晶表示パネルを備えた液晶表示装置。
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