JP2005241763A - 液晶注入装置 - Google Patents

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Hideki Okamoto
英樹 岡本
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Abstract

【課題】液晶セルの液晶注入口以外の場所に液晶が付着しない液晶注入装置を提供する。
【解決手段】真空排気系およびNガス導入系を結合した真空チャンバ1内に、多数の液晶セル2を配置した液晶セル集合基板3を液晶セル2を下側にして保持する保持機構6と、液晶4を収容する液晶皿5を保持する保持具7とを固着する。そして、前記液晶皿5内に、液晶セル集合基板3上の各液晶注入口の中心軸上に位置する貫通孔を有し、その中に針9を挿入した針保持台8を載置する。この真空チャンバ1を真空状態にした後、針保持台8を下部に配設した昇降機構11によって上昇させ、前記液晶注入口に針9の先端を密着させ、この状態で大気圧に戻し、液晶皿5内の液晶4を針9を介して液晶セル2内に液晶4を注入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリコン基板あるいはガラス基板に多数の液晶セルを配置した液晶セル集合基板の各液晶セルに、同時に液晶を注入することができる液晶注入装置に関する。
従来の液晶注入装置の構成例を図8(a)に示す。真空バルブV1、N導入バルブV2は装置の稼動当初閉、真空ポンプP1は常時動作状態に置かれる。多数の液晶セル20が配置されたシリコン基板21を保持具22に、液晶皿23を液晶皿昇降機構24にセットし、液晶皿23には液晶4を必要量だけ供給しておく。液晶注入に当たっては、先ず、真空バルブV1を開け、真空チャンバ25を真空引きし、所定圧力になるかまたは所定時間を経過したところで図8(b)に示すように液晶皿昇降機構24により液晶皿23を上昇させ、液晶セル20に液晶4を接液させる。そして、真空バルブV1を閉、N導入バルブV2を開にして、真空チャンバ25を大気圧に戻す。この状態で真空になった液晶セル20の中へ液晶4が注入され始める。液晶注入が完了するまでの所定時間、この大気圧状態を維持する。所定時間が経過した時点で、液晶皿昇降機構24により液晶皿23を下降させ、液晶セル20から液晶4を引き離し、液晶注入工程を終了する。
特開2003−29276号公報
従来の液晶注入装置は、上記のように構成されているが、シリコン基板及びその上に形成された液晶セルに液晶が付着するため、液晶注入後に液晶セルを始め余分な所に付着した液晶を洗浄する必要がある。この液晶を取り除く作業によって生産性が低下し、液晶の使用量が多くなるという問題がある。
上記の目的を達成するために本発明の液晶注入装置は、多数の液晶セルを配置した液晶セル集合基板と液晶を収容した液晶皿が装填される真空チャンバと、前記液晶セル集合基板及び液晶皿を保持する保持機構と、前記液晶皿内に載置され、前記液晶セルの各液晶注入口に合わせて針を配設した針保持台と、該針保持台を支持して昇降させる昇降機構と、前記真空チャンバ内を真空引きする真空排気系と、前記真空チャンバに不活性ガスを導入して大気圧に戻す不活性ガス導入系とを備え、前記真空チャンバ内を真空引きした後、前記針保持台を昇降機構により上昇させ、前記液晶注入口と針先を密着した状態で、大気圧に戻して液晶セルに液晶を注入するようにした。
本発明の液晶注入装置は、上記のように構成されており、液晶セルの各液晶注入口付近以外には液晶が付着せず、液晶セル集合体の洗浄が不要になり、液晶注入工程が大幅に省力化される。
本発明の液晶注入装置は、液晶セルの液晶注入口に密着した針先から液晶が注入されるため、液晶注入口以外の場所に液晶が付着しなくなり、これによって液晶セルの洗浄を行なうセル洗浄工程を省略できるので、製造工程の短縮と低コスト化が可能になる。
以下、本発明の液晶注入装置の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、実施例による液晶注入装置の構成を示す断面図、図2は、実施例に係わる液晶セル集合基板の側面図(a)と平面図(b)、図3は、実施例に係わる液晶セルの平面図(a)とそのA−A断面図(b)である。
本発明の液晶注入装置は、図1に示すようなシリコン基板3a上に複数の液晶セル2を配置した液晶セル集合基板3と液晶4を収容した液晶皿5を装填して、前記液晶セル2に液晶4を注入する真空チャンバ1を備えている。前記液晶セル集合基板3は、図2に示すようなシリコン基板3a上に液晶セル2を一定間隔ごとに複数個配置して構築したものである。また、前記液晶セル2は、詳しくは図3に示すようにシリコン基板3a、透明電極2a、配向膜2bからなる下部積層部とガラス基板2c、RGBカラーフィルタ2d、透明電極2e、配向膜2fからなる上部積層部との間に空隙部2gを形成し、その周囲を封止材で封止したもので、その上部積層部の一部を貫通して液晶注入口2hが設けられている。なお、バックライト付きの液晶パネルを構築する場合には、前記シリコン基板3aに代わってガラス基板2cが用いられる。
前記真空チャンバ1には、収容された液晶セル集合基板3を所定位置に保持する保持機構6と、同じく収容された液晶皿5を所定位置に保持する保持具7とが内壁に固着され、外部の真空ポンプP1と真空バルブV1からなる真空排気系とNガス源(図示省略)とNガスを導入するためのN導入バルブV2からなるNガス導入系とが側面にそれぞれ接続されている。
そして、前記液晶皿5内には、前記各液晶セル2の液晶注入口2hに密着して液晶4を注入するための針9を保持する針保持台8が載置されている。この針保持台8は、図4に示すようなベース部材8aに針9を固着したものである。
また、前記針保持台8は、図1に示すように真空チャンバ1の下部に設置された昇降機構11によって駆動される昇降軸11aに固着支持されて昇降する。その上位ストップ位置と下位ストップ位置は、昇降軸11aに取り付けられた上位、下位位置センサ(図示省略)によって予め決められており、上位ストップ位置においては、前記針9の先端は、前記液晶注入口2hに密着し、下位ストップ位置においては、針保持台8は液晶皿5底部に載置される。
以下に、本液晶注入装置による液晶注入の操作手順を図1を参照しながら以下に説明する。先ず動作開始前の準備として、真空バルブV1、N導入バルブV2を共に閉、真空ポンプP1を動作状態にする。次に、昇降機構11を操作して針保持台8を下位ストップ位置、すなわち液晶皿5の底部に定着させ、適量の液晶4を補給する。続いて真空チャンバ1に液晶セル集合基板3を液晶セル2が下側になるようにして保持機構6に搭載し、アクチュエータ12を駆動して液晶セル集合基板3を押さえて保持する。
次に、真空バルブV1を開いて真空チャンバ1内を真空にするため排気し、液晶セル2の空隙部2g及び液晶皿5に収容された液晶4のガス抜きを行なう。そして、真空チャンバ1の内圧が所定の真空圧(または負圧)に到達あるいは所定時間を経過した後、図5に示すように液晶皿5を昇降機構11によって上位ストップ位置まで上昇させる。これにより針9の先端は、液晶セル2の液晶注入口2hに密着する。
各針9の先端が対応する液晶注入口2hにそれぞれ密着した状態で、真空バルブV1を閉じ、N導入バルブV2を開き、N源よりNガスを導入して真空チャンバ1内を大気圧の状態に戻す。すると、液晶皿5内の液晶4は液晶注入口2hから液晶セル2の前記空隙部2gに注入される。この状態を所定時間維持することにより液晶4が液晶セル2内に充満し、液晶注入が完了する。液晶注入終了後、真空チャンバ1から液晶セル集合基板3を取り出し、液晶注入口2hを封止剤で封止し、必要なサイズにカットして各液晶パネルに仕上げる。
上記の説明のように本発明の液晶注入装置は、針9で液晶セル集合基板3に搭載した液晶セル2の各液晶注入口2hに密着して液晶4を注入するので、液晶注入口2h以外に液晶4が付着せず、このため付着した液晶4の除去作業の減少化と液晶使用量の少量化が可能になり、それに伴いコストが削減される。
図6は、図4に示した針9の他の実施例を示したものである。この針9Aは、針9の先端にゴム材を使用したゴムリング9aを固着するとともに、他端を前記針保持台8に挿入固着したものである。前記ゴムリング9aの先端は、針9Aの先端よりも突出しており、前記昇降機構11により針保持台8を上昇させて液晶セル2の液晶注入口2hに押し当てることにより、ゴムの弾力性を利用してより密着させるとことができ、真空状態を充分維持しながら液晶注入を行なうことができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、請求項内容の範囲内において各種の変形実施が可能である。例えば図7に示すような針保持台8Aを用いることもできる。すなわち、前記針9にリング9bを固着した針9Bをスプリング10に通してからベース部材8aの貫通孔8bに挿入し、その下端に抜止め用のリング9cを固着する。これによって針9Bに先端向きの力が付勢されるので、前記液晶セル2に無理な力をかけずに針9Bを密着させることができる。
本発明の液晶注入装置の構成を示す断面図である。 実施例に係わる液晶集合基板の側面図(a)と平面図(b)である。 実施例に係わる液晶セルの平面図(a)とA−A断面図(b)である。 実施例に係わる針保持台の構成を示す断面図である。 他の実施例による針保持台の構成を示す断面図である。 他の実施例による針の構成図である。 他の実施例による針保持台の構成図である。 従来の液晶注入装置による液晶注入方法を示す図である。
符号の説明
1 真空チャンバ
2 液晶セル
2a 透明電極
2b 配向膜
2c ガラス基板
2d RGBカラーフィルタ
2e 透明電極
2f 配向膜
2g 空隙部
2h 液晶注入口
3 液晶セル集合基板
3a シリコン基板
4 液晶
5 液晶皿
6 保持機構
7 保持具
8 針保持台
8A 針保持台
8a ベース部材
8b 貫通孔
9、9A、9B 針
9a ゴムリング
9b、9c リング
10 スプリング
11a 昇降軸
11 昇降機構
12 アクチュエータ
20 液晶セル
21 シリコン基板
22 保持具
23 液晶皿
24 液晶皿昇降機構
25 真空チャンバ
P1 真空ポンプ
V1 真空バルブ
V2 N導入バルブ

Claims (1)

  1. 多数の液晶セルを配置した液晶セル集合基板と液晶を収容した液晶皿が装填される真空チャンバと、前記液晶セル集合基板及び液晶皿を保持する保持機構と、前記液晶皿内に載置され、前記液晶セルの各液晶注入口に合わせて針を配設した針保持台と、該針保持台を支持して昇降させる昇降機構と、前記真空チャンバ内を真空引きする真空排気系と、前記真空チャンバに不活性ガスを導入して大気圧に戻す不活性ガス導入系とを備え、前記真空チャンバ内を真空引きした後、前記針保持台を昇降機構により上昇させ、前記液晶注入口と針先を密着した状態で、大気圧に戻して液晶セルに液晶を注入するようにしたことを特徴とする液晶注入装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113406819A (zh) * 2021-05-21 2021-09-17 合肥飞豪通信科技有限公司 一种超高清液晶面板对位压合机构

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