JP2005241723A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 定着ニップを出た用紙を分岐部材20により定着ローラ6側又は加圧ローラ10側の吸引部材12に導く。吸気装置13を作動させ、連通管14を介して吸引部材12の吸引口からエアを吸引し、用紙を吸着する。これにより、用紙は定着ベルト8又は加圧ローラ10に巻き付くことなく、用紙が確実に分離される。
【選択図】 図2
Description
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記分岐部材が、記録媒体を定着部材側に導く定着側部材と記録媒体を加圧部材側に導く加圧側部材とから構成され、該定着側部材と加圧側部材とが当接及び離間可能に設けられ、所定の厚さ以上の記録媒体を定着する場合に、当該分岐部材の定着側部材と加圧側部材とを離間させ、ニップ通過後の記録媒体が前記定着側部材と加圧側部材の間を通過可能なことを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、両面定着時に前記定着部材側吸着手段及び前記加圧部材側吸着手段が吸着動作を行なうことを提案する。
また、前記の課題を解決するため、本発明は、記録媒体の両面に画像を形成可能なことを提案する。
請求項4の構成により、分岐部材が吸着手段と一体的に形成されるので、部材の小型化及び低コスト化を図ることができる。
請求項9の構成により、両面定着時に定着部材側吸着手段及び加圧部材側吸着手段が吸着動作を行なうので、用紙両面の画像状態に関わらず定着部材あるいは加圧部材への用紙巻き付きを防ぐことができ、確実な分離を行なうことができる。
請求項14の構成により、トナー量が多く巻き付きを起こしやすい両面画像であっても確実な用紙の分離を行なうことができる。
図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示す断面構成図である。この図に示す画像形成装置は、いわゆるタンデム型のフルカラー装置であり、画像読み取り部を備えて複写装置として構成されたものである。本例のカラー複写装置は、給紙テーブル200の上に装置本体100を搭載し、その装置本体100の上にスキャナ300が配置されている。
図2は、本発明を適用した定着装置の第1実施例の要部構成を示すものである。この定着装置の基本構成について、図3を参照して先に説明する。なお、図1では、定着装置として第1実施例の定着装置11を搭載し、その基本構成だけを図示してあるが、後述する他の実施例の定着装置も搭載可能である。
ニップ出口直後の用紙先端は、紙種,先端部の画像状態,片面あるいは両面画像等の定着条件により様々な挙動をする。ある場合は定着ベルト側に巻き付こうとし、ある場合は加圧ローラ10側に巻き付こうとする。さらに、巻き付く際の用紙の挙動は様々であり、また、どちら側にも巻き付かない場合もある。このような用紙の挙動により、ニップ出口直後において用紙ジャムが発生する可能性がある。
この図に示すように、定着ベルト8を挟んで定着ローラ6と加圧ローラ10とが圧接されて形成される定着ニップ部を出た用紙Pは、分岐部材20により、定着ベルト8側の吸引部材12または加圧ローラ10側の吸引部材12の方へ導かれる。図では、定着ベルト8側に送られた用紙を実線で示し、加圧ローラ10側に送られた用紙を仮想線(一点鎖線)で示してある。分岐部材20により吸引部材12の方へ導かれた用紙は、吸引部材12の吸引口12aから吸引されるエアによって吸引され、定着ベルト8又は加圧ローラ10から確実に分離される。そして用紙は、剥離シート19と吸引部材12の間を通って下流側に搬送される。
用紙が厚紙の場合は剛性が大きいので、図2の第1実施例のような屈曲の大きい搬送経路を採ることは困難である。また厚紙は、定着ベルト8又は加圧ローラ10に巻き付くことなくニップを出た後ほぼ直線的に搬送される。そこで、本実施例では、定着ニップの出口直後に配置した分岐部材を、分割可能な分岐部材30とした。
図6,7は、分岐部材30の構成と動作を説明するものである。
図9に示す本第3実施例の定着装置41は、吸気装置13,13の連通管14,14に接続された吸引部材42,42の構成が異なること以外は、図5〜8で説明した前記第2実施例と同様である。したがって、重複する説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
図12に示す本第4実施例の定着装置51は、ベルト定着方式ではなく、ローラ定着方式の定着装置である。図に示すように、加圧ローラ10に圧接して定着ローラ50が設けてある。この定着ローラ50は、加圧ローラ10と同一のローラとし、フラットニップ形状とした。また、定着ローラ内部には熱源としてのハロゲンヒータを備えている。そして、定着ローラ50と加圧ローラ10に接触又は近接して、温度検知手段52,53が配置されている。この温度検知手段52,53で検知したローラ温度に基づいて、各ローラ内に配設したハロゲンランプの点灯を制御する。
図13に示すように、本第5実施例の定着装置61は、1つの吸気装置13に連通管14を介して接続された1つの吸引部材62を備えている。また、本例では、定着ニップの出口直後に分岐部材が設けられていない。これ以外の構成は図2の前記第1実施例と同様であるので、重複する説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
図15に示す本第6実施例の定着装置71は、分岐部材と吸引部材を一体化させた部材を備えること以外は図13の前記第5実施例と同様であるので、重複する説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
6 定着ローラ
7 加熱ローラ
8 定着ベルト
10 加圧ローラ
11,31,41,51,61,71 定着装置
12,62 吸引部材
13 吸気装置
14 連通管
15,16 ハロゲンヒータ
17 制御手段
18 操作部
19 剥離シート
20,30 分岐部材
21 先端検知部材
35 ソレノイド
42 吸引ローラ
42a 吸引口
50 定着ローラ
62a,62b 吸引口
72 分岐吸引部材
72a,72b 吸引口
Claims (14)
- 未定着トナー像を担持する記録媒体を、定着部材と加圧部材によって挟持搬送し、前記トナー像を加熱及び加圧することにより記録媒体に定着させる定着装置において、
定着直後に記録媒体が前記定着部材に沿って搬送された場合に定着部材から離れる方に記録媒体を吸着するとともに、記録媒体が前記加圧部材に沿って搬送された場合に加圧部材から離れる方に記録媒体を吸着する吸着手段を設けたことを特徴とする定着装置。 - 前記吸着手段が、記録媒体が前記定着部材に沿って搬送された場合に定着部材から離れる方に記録媒体を吸着する定着部材側吸着手段と、記録媒体が前記加圧部材に沿って搬送された場合に加圧部材から離れる方に記録媒体を吸着する加圧部材側吸着手段とから構成されることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
- 前記定着部材と前記加圧部材とが圧接されるニップの出口側近傍に配置され、前記ニップを通過した直後の記録媒体を前記吸着手段に沿って定着部材側または加圧部材側に導く分岐部材を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の定着装置。
- 前記分岐部材が前記吸着手段と一体的に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。
- 前記分岐部材が、記録媒体を定着部材側に導く定着側部材と記録媒体を加圧部材側に導く加圧側部材とから構成され、該定着側部材と加圧側部材とが当接及び離間可能に設けられ、
所定の厚さ以上の記録媒体を定着する場合に、当該分岐部材の定着側部材と加圧側部材とを離間させ、ニップ通過後の記録媒体が前記定着側部材と加圧側部材の間を通過可能なことを特徴とする、請求項3に記載の定着装置。 - 前記定着部材と前記吸着手段の対向部で前記吸着手段の記録媒体搬送方向下流側近傍に配置され、記録媒体を前記定着部材から剥離させる定着側剥離部材を前記定着部材に非接触に設けたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記加圧部材と前記吸着手段の対向部で前記吸着手段の記録媒体搬送方向下流側近傍に配置され、記録媒体を前記加圧部材から剥離させる加圧側剥離部材を前記加圧部材に非接触に設けたことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 片面定着時に前記定着部材側吸着手段のみが吸着動作を行なうことを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 両面定着時に前記定着部材側吸着手段及び前記加圧部材側吸着手段が吸着動作を行なうことを特徴とする、請求項2又は8に記載の定着装置。
- 記録媒体の先端部が前記吸着手段部を通過する時のみ、前記吸着手段による吸着動作を実行することを特徴とする、請求項1,8,9のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記吸着手段はエアを吸引することにより記録媒体を吸着するよう構成され、
当該吸着手段先端の記録媒体との当接部が回転可能に設けられ、該回転部には回転方向に複数個のエア吸引口が形成されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の定着装置。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 複数色のトナーを用いたカラー画像の形成が可能なことを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
- 記録媒体の両面に画像を形成可能なことを特徴とする、請求項12又は13に記載の画像形成装置。
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