JP2005241502A - 液面検出装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置を提供するものである。
【解決手段】 液面の変動によって摺動接点5が摺動する導電材料からなる固定電極3と、この固定電極3に複数のリード3aによって接続される抵抗体4とを絶縁基板2上に備え、複数のリード3a間の固定電極3をレーザートリミングによって切断し、複数の各リード3aに対応する分割された固定電極3を設けたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は液面検出装置およびその製造方法に関するもので、特に、液面の変動によって摺動接点が固定電極上を摺動する液面検出装置およびその製造方法に関するものである。
従来の液面検出装置は、絶縁基板上に抵抗材料からなる抵抗体が設けられ、この抵抗体に沿って導電性材料からなる固定電極が複数個設けられ、この複数の固定電極上を摺動する摺動接点を備えていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−242001号公報(図1参照)
従来の液面検出装置の抵抗体や固定電極は、それぞれスクリーン印刷によって形成されていた。固定電極は、燃料が満タンから空までの間を、所定数の段階、(例えば、25段階など)で分割して検出できるように、複数個形成されている。また、固定電極の数が同じであっても、タンク形状の違いによって、ある固定電極から隣の固定電極の切り替わりの角度が異なっているために、固定電極を形成するための印刷版を機種毎に作成していたので、コストを削減することができなかったという問題があった。
そこで、本発明は、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置およびその製造方法を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、液面の変動によって摺動接点が摺動する導電材料からなる固定電極と、この固定電極に複数のリードによって接続される抵抗体とを絶縁基板上に備え、前記複数のリード間の固定電極を切断し前記複数の各リードに対応する分割された固定電極を設けたものである。
また、前記固定電極が銀を含む合金である。
また、前記固定電極を導電性の保護層で覆ったものである。
また、絶縁基板に複数のリードを備えた固定電極を形成する工程と、前記複数のリードに接続する抵抗体を形成する工程と、前記複数のリード間の固定電極を切断し前記複数のリード毎に固定電極を分割する工程とからなるものである。
以上、本発明により、初期の目的を達成することができ、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置およびその製造方法を提供することができる。
本発明の液面検出装置1は、液面の変動によって摺動接点5が摺動する導電材料からなる固定電極3と、この固定電極3に複数のリード3aによって接続される抵抗体4とを絶縁基板2上に備え、複数のリード3a間の固定電極3をトリミングによって切断し複数の各リード3aに対応する分割された固定電極3を設けたものである。このように構成したことにより、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、固定電極3が銀を含む合金である。このように構成したことにより、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、固定電極3を導電性の保護層8で覆ったものである。このように構成したことにより、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置を提供することができる。また、抵抗体によって摺動路を保護することが可能な液面検出装置を提供することができる。
また、本発明の液面検出装置の製造方法は、絶縁基板2に複数のリード3aを備えた固定電極3を形成する工程と、複数のリード3aに接続する抵抗体4を形成する工程と、複数のリード3a間の固定電極3をトリミングによって切断し、複数のリード3a毎に固定電極3を分割する工程とからなるものである。このように構成したことにより、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施例を添付図面とともに説明する。なお、本実施例では、自動車などの車両の液面検出装置に適用した場合に基づいて説明する。
液面検出装置1は、前記車両の燃料タンク内に装備されるものであり、前記燃料タンク内のガソリンなどの液体燃料に浮く図示しないフロートと、このフロートをその一端で保持するとともに他端で回転可能に支持される図示しないフロートアームとを備えている。
また、この液面検出装置1は、セラミックなどの絶縁基板2と、この絶縁基板2上に設けられる複数の固定電極3と、この複数の固定電極3が各リード3aによって接続する抵抗体4と、固定電極3上を摺動する摺動接点5とから構成されている。なお、摺動接点5を保持する摺動子6は前記フロートアームと連結されており、摺動接点5は前記フロートアームの動きに伴い複数の固定電極3上を摺動するものである。複数の固定電極3によって、摺動路3bが形成されている。各固定電極3は、リード3a間をレーザートリミングなどによって切断してある。図1中の3cで示す部分が、トリミングによって切断した部分である。なお、レーザートリミング以外では、サンドブラスト法があるが、サンドブラスト法では切断後に洗浄を行う必要があるが、レーザートリミングでは切断後に洗浄などの工程が必要ないので、レーザートリミングの方が好ましい。
そして、この液面検出装置1は、前記ガソリンの変動に伴い前記フロートが変動することで、前記フロートの変動が前記フロートアーム、摺動子6、各摺動接点5に伝達され、複数の固定電極3の中から任意の固定電極3に接触することで、接触した固定電極3に対応した抵抗体4の抵抗値を出力するものである。
なお、7は、図示しないリード線などの導電部材が図示しない半田によって接続される接続ランドであり、液面検出装置1は前記導電部材によって図示しない計器に抵抗値を出力する。
固定電極3はトリミングによって複数個に分割形成される前は、一つにまとまった固定電極を形成していた。固定電極3(リード3aを含む)の材料は、少なくとも、銀(Ag)と、パラジウム(Pd)と、ガラス成分とから構成されている。ガラス成分としては、硼珪酸鉛ガラスや酸化ビスマスなどである。固定電極3は、その電極材料である上記の銀(Ag)、パラジウム(Pd)及びガラス成分とを、溶剤にてペースト状とし、このペースト状の電極材料をスクリーン印刷などの手段によって、絶縁基板2上に形成後、乾燥、焼成の各工程を経て、単一の固定電極3が形成される。その後、トリミングによって、図1に示すように、複数個に分割される。
抵抗体4は、少なくとも酸化ルテニウム(RuO2)を含む材料から構成されている。
抵抗体4は、複数に分割形成された固定電極3に跨った状態で接続されており、固定電極3上に焼成されている。また、接続ランド7にも接続している。抵抗体4は、固定電極3と同様に、スクリーン印刷などの手段によって、形成後、乾燥、焼成の各工程を経て形成される。
摺動接点5は、銅(Cu)・ニッケル(Ni)・亜鉛(Zn)からなる合金である洋白からなる突起物を摺動子6に加締めにより取付固定している。
摺動接点5は、燃料の液面に浮く図示しないフロートの変動によって固定電極3上を摺動するものである。
次に、本発明の液面検出装置の製造方法について説明する。
第1の工程は、絶縁基板2に複数のリード3aを備えた固定電極3を前述したスクリーン印刷などによって形成する。ついで、第2の工程で、複数のリード3aに接続する抵抗体4を前述したスクリーン印刷などによって形成する。この状態を図2で示してある。
第3の工程で、第1、第2の工程で形成した固定電極3と抵抗体4とを乾燥、焼成などの従来周知の工程で硬化させる。
第4の工程で、複数のリード3a間の固定電極3をトリミングによって切断し、複数のリード3a毎に固定電極3を分割する。これら各工程を完了すると、図1で示す液面検出装置1が完成する。
このように構成したことによって分割した固定電極3の個数が同一であれば、機種によって、リード3a間の固定電極3をトリミングで切断する位置を変更することによって、ある固定電極3から隣の固定電極3の切り替わりの角度を変更することができるので、固定電極3の印刷版を共通化することができ、コストを削減することができる。また、別の効果として、固定電極3をトリミングによって分割するので、従来のように、印刷版で固定電極3を形成する場合に比べて、固定電極3の印刷のずれ等がなく、精度の向上が図れる。
本発明の第2実施例として、固定電極3を導電性の保護層8で覆ったものである。なお、保護層8は、少なくとも摺動接点5が摺動する部分に形成されていればよい。
この保護層8は硬質の導電性を有する材質で、本実施例では、少なくとも酸化ルテニウム(RuO2)を含む材料から構成されている。また、保護層8は抵抗体4よりも抵抗値が低くなるように設定されている。
この保護層8も抵抗体4と同様に、スクリーン印刷などによって形成されるものである。また、この保護層8を形成する工程は、固定電極3を形成する工程の後であればよく、抵抗体4を形成する工程の前でもよいし、後で形成してもよい。
このように、保護層8で固定電極3を覆うことで、ガソリンなどの燃料中に含まれる硫黄分によって、銀3が硫化して、硫化銀を生成することを防止することができる。また、保護層7は耐摩耗性が高く、固定電極3の摩耗や、固定電極3の摩耗による固定電極3間の短絡を防止することができる。
以上のように構成することにより、摺動路を形成する固定電極の印刷版を共通化し、コストを削減することが可能な液面検出装置を提供することができる。また、抵抗体によって摺動路を保護することが可能な液面検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施例の正面図。 同実施例のトリミング前の正面図。
符号の説明
1 液面検出装置
2 絶縁基板
3 固定電極
3a リード
3c 切断部分
4 抵抗体
5 摺動接点
8 保護層

Claims (4)

  1. 液面の変動によって摺動接点が摺動する導電材料からなる固定電極と、この固定電極に複数のリードによって接続される抵抗体とを絶縁基板上に備え、前記複数のリード間の固定電極を切断し前記複数の各リードに対応する分割された固定電極を設けたことを特徴とする液面検出装置。
  2. 前記固定電極が銀を含む合金であることを特徴とする請求項1記載の液面検出装置。
  3. 前記固定電極を導電性の保護層で覆ったことを特徴とする請求項1または2に記載の液面検出装置。
  4. 絶縁基板に複数のリードを備えた固定電極を形成する工程と、前記複数のリードに接続する抵抗体を形成する工程と、前記複数のリード間の固定電極を切断し前記複数のリード毎に固定電極を分割する工程とからなる液面検出装置の製造方法。
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