JP2005240825A - 静圧気体直動軸受機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型にすることができる上に、軽量の可動体であってもこれを安定に位置決めすることができる静圧気体直動軸受機構を提供すること。
【解決手段】 可動体2の移動を案内すると共に可動体2を案内方向Xに移動自在に支持するように可動体2に対して隙間3をもって案内部材4が配されており、案内方向Xに長く伸びた案内部材4は、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容する斜交面6及び7と、斜交面6及び7の間に可動体2の荷重方向Yに対して交差、本例では直交する中間支持面8とを有しており、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容するように可動体2の荷重方向Yに対して斜交する斜交面6及び7は、可動体2の荷重方向Yに対して互いに等しい角度θをもって逆に斜交している。
【選択図】図1

Description

本発明は、可動体を案内部材に対して移動自在に保持する静圧気体直動軸受機構に関する。
特開平11−153137号公報
静圧気体直動軸受機構、特に、多孔質金属焼結体を用いた多孔質静圧気体直動軸受機構は、すぐれた高速安定性と高い負荷容量並びに極めて小さい移動抵抗をもつ軸受機構として知られていると共にこれら優れた利点のために多くの分野に用いられている。斯かる多孔質静圧気体直動軸受機構においては、微小の隙間、例えば5μm程度の隙間もって可動体を案内部材に対して移動自在に保持する。
静圧気体直動軸受機構において可動体を案内部材に対して移動自在に保持する場合、可動体の案内部材からの離反を防止して可動体と案内部材との間の微小の隙間を維持するために、可動体により案内部材を包み込み又は案内部材により可動体を包み込み、案内部材又は可動体の上下、左右から隙間に向かって高圧空気を噴出させる。
ところで、上下、左右から隙間に高圧空気を噴出させるためには、案内部材又は可動体に多くの高圧空気供給路を設けることになる結果、案内部材又は可動体を小型にすることが困難である。これに対処すべく、荷重を支持するためにのみ隙間に向かって高圧空気を噴出させるようにすると、荷重の変動で容易く隙間が変動する上に、可動体の保持が不安定となり、可動体の位置決めを精度よく行い得ない虞がある。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、小型にすることができる上に、軽量の可動体であってもこれを安定に位置決めすることができる静圧気体直動軸受機構を提供することにある。
本発明の第一の態様の静圧気体直動軸受機構では、可動体の移動を案内すると共に可動体を案内方向に移動自在に支持するように可動体に対して隙間をもって案内部材が配されており、案内部材は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内すると共に可動体の荷重を受容する一対の案内支持面を有しており、可動体は、案内部材の一対の案内支持面に隙間をもって対面する被案内支持面を有しており、一対の被案内支持面を一対の案内支持面から離反させるように高圧空気供給手段から隙間に高圧空気が供給されるようになっていると共に一対の被案内支持面を一対の案内支持面に接近させるように空気吸引手段によって隙間の空気が吸引されるようになっている。
第一の態様の静圧気体直動軸受機構によれば、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内すると共に可動体の荷重を受容する一対の案内支持面を案内部材が有し、可動体が案内部材の一対の案内支持面に隙間をもって対面する被案内支持面を有し、しかも、高圧空気供給手段からの高圧空気が供給される隙間の空気が空気吸引手段によって吸引されるようになっているために、例えば可動体により案内部材を包み込んで上下、左右から隙間に高圧空気を噴出させる必要がなく、而して、可動体又は案内部材の内部の高圧空気供給路を簡単化できる結果、可動体又は案内部材を小型にでき、しかも、隙間からの空気吸引手段による空気の吸引で可動体の案内部材からの離反を防止できる結果、荷重が変動する場合でも隙間の変動がなく隙間の間隔を一定に維持でき、軽量の可動体であってもこれを安定に位置決めすることができる。
好ましい例では本発明の第二の態様の静圧気体直動軸受機構のように、各案内支持面は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内すると共に可動体の荷重を受容するように可動体の荷重方向に対して斜交する斜交面を有しており、各被案内支持面は、案内部材の対応の斜交面に隙間をもって対面すると共に当該斜交面に対応して可動体の荷重方向に対して斜交している斜交面を有しており、この場合、両案内支持面の斜交面は、本発明の第三の態様の静圧気体直動軸受機構のように、可動体の荷重方向に対して互いに逆に斜交しているとよく、ここで、両案内支持面の斜交面は、本発明の第四の態様の静圧気体直動軸受機構のように、荷重方向に対して互いに等しい角度をもって斜交していてもよい。
他の好ましい例では本発明の第五の態様の静圧気体直動軸受機構のように、各案内支持面は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内するように可動体の荷重方向に対して平行な平行面と、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の荷重を受容するように可動体の荷重方向に対して直交又は斜交する交差面とを有しており、各被案内支持面は、案内部材の対応の平行面に隙間をもって対面すると共に当該平行面に平行な平行面と、案内部材の対応の交差面に隙間をもって対面すると共に当該交差面に平行な交差面とを具備している。
本発明の好ましい例ではその第六の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有すると共に当該多数の開口を介して高圧空気供給手段からの高圧空気を隙間に供給する高圧空気供給用多孔面を具備しており、この場合、本発明の第七の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方には、高圧空気供給用多孔面を有すると共に多数の高圧空気供給用細孔を内部に有した高圧空気供給用の多孔質金属焼結層が設けられており、高圧空気供給手段は、多孔質金属焼結層の多数の高圧空気供給用細孔を介して高圧空気供給用多孔面の多数の開口に高圧空気を供給するようになっているとよく、ここで、高圧空気供給用多孔面は、本発明の第八の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備しているとよい。
本発明の他の好ましい例ではその第九の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する開口面を有する空気吸引用凹所を具備しており、空気吸引手段は、空気吸引用凹所の開口面を介して隙間の空気を吸引するようになっており、この場合、空気吸引用凹所の開口面は、本発明の第十の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内方向に長く伸びた細長開口面を具備しているとよい。
案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、本発明の第十一の態様の静圧気体直動軸受機構のように、隙間に開口する多数の開口を有する空気吸引用多孔面を具備しており、空気吸引手段は、空気吸引用多孔面の多数の開口を介して隙間の空気を吸引するようになっていてもよく、この場合、本発明の第十二の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方には、空気吸引用多孔面を有すると共に多数の空気吸引用細孔を有した空気吸引用の多孔質金属焼結層が設けられており、空気吸引手段は、空気吸引用の多孔質金属焼結層の多数の空気吸引用細孔を介して空気吸引用多孔面の多数の開口から隙間の空気を吸引するようになっているとよく、第十一又は第十二の態様の静圧気体直動軸受機構では、空気吸引用多孔面は、本発明の第十三の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備しているとよい。
案内部材は、本発明の第十四の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内支持面の間に可動体の荷重方向に対して交差する中間支持面を有していてもよく、この場合、可動体は、中間支持面に隙間をもって対面すると共に当該中間支持面に相補的な形状の中間支持面を有しているとよい。
第十四の態様の静圧気体直動軸受機構においても、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、本発明の第十五の態様の静圧気体直動軸受機構のように、隙間に開口する多数の開口を有すると共に当該多数の開口を介して高圧空気供給手段からの高圧空気を隙間に供給する高圧空気供給用多孔面を具備していてもよく、ここで、本発明の第十六の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方には、高圧空気供給用多孔面を有すると共に多数の高圧空気供給用細孔を内部に有した高圧空気供給用の多孔質金属焼結層が設けられており、高圧空気供給手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の多孔質金属焼結層の多数の高圧空気供給用細孔を介して隙間に高圧空気を供給するようになっていても、本発明の第十七の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の高圧空気供給用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備していてもよく、更には本発明の第十八の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する開口面を有する空気吸引用凹所を有しており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用凹所の開口面を介して隙間の空気を吸引するようになっていてもよく、ここで、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用凹所の開口面は、本発明の第十九の態様の静圧気体直動軸受機構のように、案内方向に長く伸びた細長開口面を具備していてもよく、更にまた本発明の第二十の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有する空気吸引用多孔面を具備しており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面の多数の開口を介して隙間の空気を吸引するようになっていてもよく、この場合、本発明の第二十一の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方には、空気吸引用多孔面を有すると共に多数の空気吸引用細孔を有した空気吸引用の多孔質金属焼結層が設けられており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の多孔質金属焼結層の多数の空気吸引用細孔を介して中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面の多数の開口から隙間の空気を吸引するようになっていてもよく、本発明の第二十二の態様の静圧気体直動軸受機構のように、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備していてもよい。
本発明において、多孔質金属焼結層としては金属粉末と無機質粉末とを混合、焼結してなるものを好ましい一例として挙げることができ、ここで、金属粉末は、少なくとも錫、燐及び銅を含んでおり、更には、ニッケル及びマンガンのうちの少なくとも一方を含んでいるとよく、無機質粉末は、黒鉛、窒化ホウ素、フッ化黒鉛、フッ化カルシウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素及び炭化ケイ素のうちの少なくとも一つを含んでいるとよいが、本発明はこれらに限定されない。
可動体としては、工作機械の工具ヘッドを担持する基台等のものでもよいが、工具ヘッド自体であってもよい。
本発明によれば、小型にすることができる上に、軽量の可動体であってもこれを安定に位置決めすることができる静圧気体直動軸受機構を提供することができる。
次に本発明及びそれを実施するための最良の形態を図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されないのである。
図1から図3に示す本例の静圧気体直動軸受機構1においては、可動体2の移動を案内すると共に可動体2を案内方向Xに移動自在に支持するように可動体2に対して隙間3をもって案内部材4が配されている。
案内方向Xに長く伸びた案内部材4は、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容する一対の案内支持面を構成する斜交面6及び7と、斜交面6及び7の間に可動体2の荷重方向Yに対して交差、本例では直交する中間支持面8とを有しており、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容するように可動体2の荷重方向Yに対して斜交する斜交面6及び7は、可動体2の荷重方向Yに対して互いに等しい角度θをもって逆に斜交しており、而して、案内部材4には斜交面6及び7並びに中間支持面8によって突面が形成されている。
案内部材4上に案内方向Xに移動自在に載置された可動体2は、案内部材4の斜交面6及び7に隙間3をもって対面する被案内支持面を構成する斜交面11及び12と、中間支持面8に隙間3をもって対面すると共に当該中間支持面8に相補的な形状の中間被支持面13とを有しており、斜交面11は、案内部材4の対応の斜交面6に対応して可動体2の荷重方向Yに対して角度θをもって斜交しており、斜交面12もまた、案内部材4の対応の斜交面7に対応して可動体2の荷重方向Yに対して角度θをもって斜交しており、中間被支持面13は、可動体2の荷重方向Yに対して直交しており、而して、可動体2には、斜交面6及び7並びに中間支持面8による突面に相補的な凹面が斜交面11及び12並びに中間被支持面13によって形成されている。
斜交面11及び12の夫々は、隙間3に開口する多数の開口14を有すると共に多数の開口14を介して高圧空気供給手段15からの高圧空気を隙間3に供給する高圧空気供給用多孔面を構成すると共に案内方向Xに長く伸びた複数の細長多孔面16と、隙間3に開口する開口面としての細長開口面17を有する複数の空気吸引用凹所18とを具備しており、案内方向Xに長く伸びた細長開口面17を有する空気吸引用凹所18は、斜交面11及び12の夫々において、案内部材4の案内方向に長く伸びた細長多孔面16の間に配されている。
斜交面11及び12の夫々には、細長多孔面16を有すると共に多数の高圧空気供給用細孔を内部に有した高圧空気供給用の多孔質金属焼結層21が細長多孔面16を露出させた状態で可動体2に埋め込まれて設けられており、多孔質金属焼結層21は金属粉末と無機質粉末とを混合、焼結してなる。
可動体2の内部には、多孔質金属焼結層21の夫々の裏面(細長多孔面16とは反対の面)22に高圧空気を導く高圧空気供給路23と、各空気吸引用凹所18から空気を吸引する空気吸引路24とが形成されており、高圧空気供給手段15としての高圧空気供給路23は、一端26では各裏面22に開口していると共に他端27では可動体2の一方の側面28で開口しており、他端27の夫々は、可撓性の配管を介して高圧空気発生源、例えば空気圧縮ポンプに接続されており、空気吸引手段31としての空気吸引路24は、一端32では各空気吸引用凹所18に開口しており、他端33では可動体2の側面28で開口しており、他端33は、可撓性の配管を介して空気吸引源、例えば空気吸引ポンプに接続されており、こうして、高圧空気供給手段15は、多孔質金属焼結層21の多数の高圧空気供給用細孔を介して細長多孔面16の多数の開口14に高圧空気を供給するようになっており、空気吸引手段31は、空気吸引用凹所18の開口面17を介して隙間3の空気を吸引するようになっている
空気圧縮ポンプからの高圧空気は、可撓性の配管及び高圧空気供給路23を介して裏面22に導かれ、裏面22に導かれた高圧空気は、各多孔質金属焼結層21の内部の高圧空気供給用細孔を介して細長多孔面16の開口14から隙間3に供給される一方、空気吸引ポンプに作動により隙間3の空気は、細長開口面17及び空気吸引用凹所18を介して空気吸引路24に吸引され、空気吸引路24に吸引された空気は、可撓性の配管を介して空気吸引ポンプに吸引される。而して、静圧気体直動軸受機構1においては、一対の斜交面11及び12並びに中間被支持面13を一対の斜交面6及び7並びに中間支持面8から離反させるように高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15から隙間3に高圧空気が供給されるようになっていると共に一対の斜交面11及び12並びに中間被支持面13を一対の斜交面6及び7並びに中間支持面8に接近させるように空気吸引路24を含む空気吸引手段31によって隙間3の空気が吸引されるようになっている。
静圧気体直動軸受機構1においては、可動体2は、隙間3に供給される高圧空気によって例えば5μmの隙間3をもって案内部材4から浮き上がって案内部材4によって案内方向Xに移動自在に支持される結果、案内方向Xに低抵抗をもって移動することができ、しかも、隙間3の空気の吸引によって案内部材4に引き寄せられて案内部材4から過剰に浮き上がることなしに案内方向Xに移動することができる。即ち、可動体2は、浮上力と引き寄せ力の均衡の下で案内方向Xに移動自在に案内部材4に支持される。
以上の静圧気体直動軸受機構1によれば、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容する一対の斜交面6及び7を案内部材4が有し、可動体2が案内部材4の一対の斜交面6及び7に隙間3をもって対面する斜交面11及び12を有し、しかも、高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15から高圧空気が供給される隙間3から空気吸引路24を含む空気吸引手段31によって空気が吸引されるようになっているために、例えば可動体2により案内部材4を包み込んで上下、左右から隙間に高圧空気を噴出させる必要がなく、而して、可動体2の内部の高圧空気供給路23を簡単化できる結果、可動体2を小型にでき、しかも、隙間3からの空気吸引手段31による空気の吸引で可動体2の案内部材4からの離反を防止できる結果、荷重が変動する場合でも隙間3の変動がなく隙間3の間隔を一定に維持でき、軽量の可動体2であってもこれを安定に位置決めすることができる上に、可動体2を案内部材4に対して容易に装着、取り外すことができて、組立、点検、修理、保守等を極めて容易に行い得る。
以上の例では、斜交面6及び7並びに中間支持面8からなる突面を案内部材4に形成する一方、斯かる突面に相補的な形状であると共に斜交面11及び12並びに中間被支持面13からなる凹面を可動体2に形成したが、これに代えて、図4に示すように、斜交面6及び7並びに中間支持面8からなる凹面を案内部材4に形成する一方、斯かる凹面に相補的な形状であると共に斜交面11及び12並びに中間被支持面13からなる突面を可動体2に形成し、斜交面11及び12に、細長多孔面16及び細長開口面17を設けてもよい。
また上記の例では、可動体2に細長多孔面16及び細長開口面17を設けたが、これに代えて、図5及び図6に示すように、案内部材4の斜交面6及び7に、多数の開口14を有する細長多孔面16及び細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を設けると共に、細長多孔面16の多数の開口14に高圧空気を供給する高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15及び空気吸引用凹所18の空気を吸引する空気吸引路24を含む空気吸引手段31を案内部材4に設けてもよく、この場合、細長多孔面16及び細長開口面17を可動体2の可動範囲の全長に亘って設けるとよい。図5及び図6の例は、斜交面6及び7並びに中間支持面8によって突面が形成される一方、斜交面11及び12並びに中間被支持面13によって凹面が形成される場合であるが、図4の例のように、斜交面6及び7並びに中間支持面8によって凹面が形成される一方、斜交面11及び12並びに中間被支持面13によって突面が形成される場合でも、図5及び図6の例のように、案内部材4の斜交面6及び7に、多数の開口14を有する細長多孔面16及び細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を設けると共に、細長多孔面16の多数の開口14に高圧空気を供給する高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15及び空気吸引用凹所18の空気を吸引する空気吸引路24を含む空気吸引手段31を案内部材4に設けてもよい。図5及び図6の例では、空気圧縮ポンプと高圧空気供給路23とを接続する配管及び空気吸引ポンプと空気吸引路24とを接続する配管の夫々を可動体2の移動と共に引き摺ることがないので可動体2をより抵抗なしに移動させることができる上に、配管を可撓性にする必要がなく、しかも、繰り返し曲げによる配管の劣化を防止できる。
更に図7に示すように、可動体2の斜交面11及び12に、多数の開口14を有する細長多孔面16を設けると共に細長多孔面16の多数の開口14に高圧空気を供給する高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15を可動部材2内に設ける一方、案内部材4の斜交面6及び7に細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を設けると共に空気吸引用凹所18の空気を吸引する空気吸引路24を含む空気吸引手段31を案内部材4内に設けてもよく、またこれとは逆に図示しないが可動部材2の斜交面11及び12に細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を設けると共に空気吸引用凹所18の空気を吸引する空気吸引路24を含む空気吸引手段31を可動体2内に設ける一方、案内部材4の斜交面6及び7に多数の開口14を有する細長多孔面16を設けると共に細長多孔面16の多数の開口14に高圧空気を供給する高圧空気供給路23を含む高圧空気供給手段15を案内部材4内に設けてもよい。また図7に示す例を斜交面6及び7並びに中間支持面8によって凹面が形成される一方、斜交面11及び12並びに中間被支持面13によって突面が形成される静圧気体直動軸受機構に適用してもよい。
前記の例では、案内部材4の斜交面6及び7又は可動体2の斜交面11及び12に細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を設けたが、これに代えて又はこれと共に、図8に示すように、隙間3に開口する細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を中間被支持面13に設けてもよく、またこれに代えて、隙間3に開口する細長開口面17を有する空気吸引用凹所18を中間支持面8に設けてもよく、斯かる中間支持面8又は中間被支持面13への空気吸引用凹所18の設置を斜交面6及び7並びに中間支持面8によって凹面が形成される一方、斜交面11及び12並びに中間被支持面13によって突面が形成される静圧気体直動軸受機構に適用してもよい。また中間支持面8及び中間被支持面13の少なくとも一方に、細長開口面17を有する空気吸引用凹所18と共に又はこれに代えて隙間3に開口する多数の開口14を有する細長多孔面16を設けてもよい。
更にまた上記の例では、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内すると共に可動体2の荷重を受容する一対の案内支持面を斜交面6及び7で構成し、案内部材4の斜交面6及び7に隙間3をもって対面する被案内支持面を斜交面11及び12で構成したが、図9に示すように、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の移動を案内するように、可動体2の荷重方向Yに対して平行な一対の平行面41と、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の荷重を受容するように、可動体2の荷重方向Yに対して直交する一対の直交面42とを有した一対の案内支持面とを案内部材4に設けてもよく、この場合、一対の直交面42と同様に、隙間3に供給される高圧空気を介して可動体2の荷重を受容するように、可動体2の荷重方向Yに対して直交すると共に一対の平行面41の間に配された中間支持面43を同じく案内部材4に設け、案内部材4の対応の平行面41に隙間3をもって対面すると共に当該平行面41に平行な平行面44と、案内部材4の対応の直交面42に隙間3をもって対面すると共に直交面42に平行な直交面45とを具備した一対の被案内支持面と、案内部材4の中間支持面43に隙間3をもって対面すると共に中間支持面45に平行な中間被支持面46とを可動体2に設けると共に、高圧空気供給手段15からの高圧空気を隙間3に供給する細長多孔面16と、隙間3から空気を吸引手段31を介して吸引する細長開口面17とを直交面45の夫々に、高圧空気供給手段15からの高圧空気を隙間3に供給する細長多孔面16を平行面44の夫々設けるとよい。図9に示す例では、一対の平行面41及び中間支持面43でもって凸面を形成し、一対の平行面44及び中間被支持面46でもって凹面を形成したが、これとは逆に、一対の平行面41及び中間支持面43でもって凹面を形成し、一対の平行面44及び中間被支持面46でもって凸面を形成してもよく、前述の例と同様に、中間支持面43及び中間被支持面46のうちの少なくとも一方に、細長多孔面16及び細長開口面17のうちの少なくとも一方を一個又は複数個設けてもよく、また可動体2の荷重方向Yに対して直交又は斜交する交差面として、各直交面45に代えて斜交面6及び7と同様の斜交面としてもよい。
図10に示す例は、二対の斜交面6及び7を案内方向Xに対して直交する方向に並んで案内部材4に設け、同じく各対の斜交面6及び7に対応した二対の斜交面11及び12を可動体2に設けた静圧気体直動軸受機構であって、この例の場合もまた、各斜交面6及び7に細長多孔面16と細長開口面17とを設けて、供給される高圧空気によって例えば5μmの隙間3をもって可動体2を浮き上がらせて案内部材4によって案内方向Xに移動自在に支持するとよい。
上記のいずれの例でも、細長開口面17を介して隙間3の空気を吸引するようにしたが、空気吸引用凹所18に多孔質金属焼結層21と同様の多数の空気吸引用細孔を有した空気吸引用の多孔質金属焼結層をその多孔面を露出させて形成し、細長多孔面16と同様の斯かる多孔質金属焼結層の細長多孔面からなる空気吸引用多孔面を介して隙間3の空気を吸引するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の好ましい一例の部分側面図である。 図1の例に示すII−II線矢視断面図である。 図1に示す可動体の底面図である。 本発明の実施の形態の好ましい他の例の断面図である。 本発明の実施の形態の好ましい他の例の断面図である。 図5に示す案内部材の平面図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の断面図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の断面図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の断面図である。 本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の断面図である。
符号の説明
1 静圧気体直動軸受機構
2 可動体
3 隙間
4 案内部材
6、7、11、12 斜交面

Claims (22)

  1. 可動体の移動を案内すると共に可動体を案内方向に移動自在に支持するように可動体に対して隙間をもって案内部材が配されており、案内部材は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内すると共に可動体の荷重を受容する一対の案内支持面を有しており、可動体は、案内部材の一対の案内支持面に隙間をもって対面する被案内支持面を有しており、一対の被案内支持面を一対の案内支持面から離反させるように高圧空気供給手段から隙間に高圧空気が供給されるようになっていると共に一対の被案内支持面を一対の案内支持面に接近させるように空気吸引手段によって隙間の空気が吸引されるようになっている静圧気体直動軸受機構。
  2. 各案内支持面は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内すると共に可動体の荷重を受容するように可動体の荷重方向に対して斜交する斜交面を有しており、各被案内支持面は、案内部材の対応の斜交面に隙間をもって対面すると共に当該斜交面に対応して可動体の荷重方向に対して斜交している斜交面を有している請求項1に記載の静圧気体直動軸受機構。
  3. 両案内支持面の斜交面は可動体の荷重方向に対して互いに逆に斜交している請求項2に記載の静圧気体直動軸受機構。
  4. 両案内支持面の斜交面は荷重方向に対して互いに等しい角度をもって斜交している請求項3に記載の静圧気体直動軸受機構。
  5. 各案内支持面は、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の移動を案内するように可動体の荷重方向に対して平行な平行面と、隙間に供給される高圧空気を介して可動体の荷重を受容するように可動体の荷重方向に対して直交又は斜交する交差面とを有しており、各被案内支持面は、案内部材の対応の平行面に隙間をもって対面すると共に当該平行面に平行な平行面と、案内部材の対応の交差面に隙間をもって対面すると共に当該交差面に平行な交差面とを具備している請求項2に記載の静圧気体直動軸受機構。
  6. 案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有すると共に当該多数の開口を介して高圧空気供給手段からの高圧空気を隙間に供給する高圧空気供給用多孔面を具備している請求項1から5のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  7. 案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方には、高圧空気供給用多孔面を有すると共に多数の高圧空気供給用細孔を内部に有した高圧空気供給用の多孔質金属焼結層が設けられており、高圧空気供給手段は、多孔質金属焼結層の多数の高圧空気供給用細孔を介して高圧空気供給用多孔面の多数の開口に高圧空気を供給するようになっている請求項6に記載の静圧気体直動軸受機構。
  8. 高圧空気供給用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備している請求項6又は7に記載の静圧気体直動軸受機構。
  9. 案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する開口面を有する空気吸引用凹所を具備しており、空気吸引手段は、空気吸引用凹所の開口面を介して隙間の空気を吸引するようになっている請求項1から8のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  10. 空気吸引用凹所の開口面は、案内方向に長く伸びた細長開口面を具備している請求項9に記載の静圧気体直動軸受機構。
  11. 案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有する空気吸引用多孔面を具備しており、空気吸引手段は、空気吸引用多孔面の多数の開口を介して隙間の空気を吸引するようになっている請求項1から10のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  12. 案内支持面及び被案内支持面のうちの少なくとも一方には、空気吸引用多孔面を有すると共に多数の空気吸引用細孔を有した空気吸引用の多孔質金属焼結層が設けられており、空気吸引手段は、空気吸引用の多孔質金属焼結層の多数の空気吸引用細孔を介して空気吸引用多孔面の多数の開口から隙間の空気を吸引するようになっている請求項11に記載の静圧気体直動軸受機構。
  13. 空気吸引用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備している請求項11又は12に記載の静圧気体直動軸受機構。
  14. 案内部材は、案内支持面の間に可動体の荷重方向に対して交差する中間支持面を具備しており、可動体は、中間支持面に隙間をもって対面すると共に当該中間支持面に相補的な形状の中間被支持面を有している請求項1から13のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  15. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有すると共に当該多数の開口を介して高圧空気供給手段からの高圧空気を隙間に供給する高圧空気供給用多孔面を具備している請求項14に記載の静圧気体直動軸受機構。
  16. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方には、高圧空気供給用多孔面を有すると共に多数の高圧空気供給用細孔を内部に有した高圧空気供給用の多孔質金属焼結層が設けられており、高圧空気供給手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の多孔質金属焼結層の多数の高圧空気供給用細孔を介して中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の高圧空気供給用多孔面の多数の開口に高圧空気を供給するようになっている請求項15に記載の静圧気体直動軸受機構。
  17. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の高圧空気供給用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備している請求項15又は16に記載の静圧気体直動軸受機構。
  18. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する開口面を有する空気吸引用凹所を具備しており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用凹所の開口面を介して隙間の空気を吸引するようになっている請求項14から17のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  19. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用凹所の開口面は、案内方向に長く伸びた細長開口面を具備している請求項18に記載の静圧気体直動軸受機構。
  20. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方は、隙間に開口する多数の開口を有する空気吸引用多孔面を具備しており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面の多数の開口を介して隙間の空気を吸引するようになっている請求項14から19のいずれか一項に記載の静圧気体直動軸受機構。
  21. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方には、空気吸引用多孔面を有すると共に多数の空気吸引用細孔を有した空気吸引用の多孔質金属焼結層が設けられており、空気吸引手段は、中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の多孔質金属焼結層の多数の空気吸引用細孔を介して中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面の多数の開口から隙間の空気を吸引するようになっている請求項20に記載の静圧気体直動軸受機構。
  22. 中間支持面及び中間被支持面のうちの少なくとも一方の空気吸引用多孔面は、案内方向に長く伸びた細長多孔面を具備している請求項20又は21に記載の静圧気体直動軸受機構。
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