JP4550494B2 - Xyステージ装置 - Google Patents

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本発明は、露光機のステージとして用いられるXYステージ装置に関し、特に対象物を載置するステージ部材を高速に移動させ、かつ高精度に位置決めすることができるXYステージ装置に関する。
図5は、従来のXYステージ装置の構成を概略的に示す図である。
図5に示すように、従来のXYステージは、平坦な上面を有するベース10、可動ステージ20、及びリニアモータ30を備える。
このベース10の上面に、可動ステージ20を移動可能に支持するアクチュエータとして、この面内で相直交するXY軸のX軸に平行にX軸リニアガイド11が配置されると共に、Y軸に平行にY軸リニアガイド12が配置されている。可動ステージ20は、X軸リニアガイド11及びY軸リニアガイド12によって、ベース10の上面に対して一定間隔(数10μm程度)を空けて浮上している。
可動ステージ20は、X軸リニアガイド11に案内されてX軸方向に移動すると共に、Y軸リニアガイド12に案内されてY軸方向に移動する。このように、X軸及びY軸リニアガイド11、12の組み合わせによって、可動ステージ20がXY平面に沿って移動する(例えば、特許文献1参照)。
このような従来のXYステージ装置では、可動ステージ20を移動させるためのアクチュエータとして、上述のようなリニアガイドを用いたものの他に、可動ステージ20の裏面にエアーベアリングパッドを用いたものもあった。
特開平09−074734号公報
従来のXYステージ装置には下記のような課題があった。
ベース10の上面は、平坦であることが要求されるため、花崗岩(グラナイト)製の石定盤が用いられ、また、処理対象基板(ワーク)の大面積に伴い、大型のステッパ装置のステージとして用いられるため、可動ステージ20のXY方向のストローク分の大面積が要求される。
しかしながら、石定盤を陸送する際には、一般道路の輸送可能幅による制約がある。処理対象基板の長辺が1.8mまたは2.0m以上の長さを有する場合には、対応石定盤の幅として「2.9m+α」の幅、または「3.7m+α」の幅が必要となるため、日本国内における一般道路の輸送可能幅である「2.9m」を超えてしまい、輸送が困難になっていた。
従って、本発明は、大面積基板に対応する大きさを有すると共に、陸送可能な定盤片に分割できる定盤を有することにより、容易に陸送でき、輸送コストを安価に抑えることができるXYステージ装置を提供することを課題とする。
本発明のXYステージ装置は、所定の長さ、幅及び厚さを有し、平坦な上面を有する定盤と、前記定盤の上面上で少なくとも3つ以上のエアーベアリングパッドによって移動可能に構成される可動ステージとを備えるXYステージ装置であって、前記定盤は、幅方向に対して分割された定盤片の接合体であると共に、前記エアーベアリングパッドの各々は、前記可動ステージの移動時に前記定盤片同士の接合部を跨がないように、移動範囲が1つの前記定盤片内に限定されて配設される。
また、前記定盤片は、陸送可能な2.9m以下の幅を有する。
また、前記定盤片は、接合部側において固定支持手段によって支持されると共に、非接合部側では、可動支持手段によって支持される。
さらに、前記エアーベアリングパッドは、球面軸受を介して可動ステージに取り付けられている。
本発明のXYステージ装置は、所定の長さ、幅及び厚さを有し、平坦な上面を有する定盤と、前記定盤の上面上で少なくとも3つ以上のエアーベアリングパッドによって移動可能に構成される可動ステージとを備えるXYステージ装置であって、前記定盤は、幅方向に対して分割された定盤片の接合体であると共に、前記エアーベアリングパッドの各々は、前記可動ステージの移動時に前記定盤片同士の接合部を跨がないように、移動範囲が1つの前記定盤片内に限定されて配設されるので、大型の定盤であっても、定盤片に分解すれば容易に輸送することができる。
また、前記定盤片は、陸送可能な2.9m以下の幅を有するので、長辺の長さが1.8mまたは2.0mを超えるような基板あるいはそれ以上のサイズの基板に対応する大きさの定盤であっても、定盤片に分割することにより、容易に陸送でき、輸送コストを安価に抑えることができる。
また、前記定盤片は、接合部側において固定支持手段によって支持されると共に、非接合部側では、可動支持手段によって支持されるので、定盤片に熱膨張が生じても、非接合部側で吸収することにより、定盤の上面へのゆがみの発生を抑制することができる。
さらに、前記エアーベアリングパッドは、球面軸受を介して可動ステージに取り付けられているので、相接合される定盤片の上面が同一面内になくても、スムーズな可動ステージの移動を提供することができる。
図1は、本発明のXYステージ装置の構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、本発明のXYステージ装置は、分割型の石定盤100を備える。石定盤100は、例えば長辺が1.8mや2.0m以上の大面積の処理対象基板の処理に対応できる所定の長さ、幅及び厚さを有し、平坦な上面100aを有する定盤であり、幅方向に対して分割された定盤片である第1石定盤片101と第2石定盤片102との接合体である。
また、第1石定盤片101及び第2石定盤片102は、日本国内における陸送に対応すべく、陸送可能な2.9m以下の幅を有するように構成されている。
また、石定盤100は、花崗岩(グラナイト)製またはセラミック製であり、石定盤支持台110の上に支持手段を介して設置される。石定盤支持台110は、石定盤100の重量に耐えられる構造を有することが必要であり、例えば鋳物製の支持台とすることができる。
また、支持手段としては、接合部側101a及び102aでは固定支持手段である支持棒120によって支持されると共に、非接合部側101b及び102bでは、可動支持手段である球状ベアリング130によって支持される。
従って、第1石定盤片101と第2石定盤片102に熱膨張が生じても(特に第1石定盤片101と第2石定盤片102との熱膨張の度合いが異なるような場合でも)、第1石定盤片101と第2石定盤片102の接合部100bにずれが生じず、かつ、熱膨張により第1石定盤片101及び第2石定盤片102の上面に歪みが生じないように構成されている。
また、石定盤100の上面100a上には、可動ステージ20が配設されている。
この可動ステージ20を駆動するアクチュエータとしてはエアーベアリングパッド200を用いている。
図1に示すXYステージ装置は、可動ステージ20の下面側にエアーベアリングパッド200を4つ備える。石定盤100は二分割式であるため、各エアーベアリングパッド200は、可動ステージ20が移動しても、第1石定盤片101と第2石定盤片102の接合部100bを跨ぐことがないように配設されている。
従って、図1において、実線で示す可動ステージ20と、破線で示す可動ステージ20とは、共に移動量が最大の位置にある場合を示すが、各エアーベアリングパッド200は、接合部100bを跨がずに移動している。
また、エアーベアリングパッド200は、図2に示すように球面軸受け210を介して可動ステージ20に取り付けられている。このエアーベアリングパッド200は、石定盤100の上面100aに接する面に開口された多数の細孔(図示せず)を有しており、この細孔から圧縮空気を石定盤100の上面100aに向けて噴射することにより、可動ステージ20を石定盤100の上面100aで浮上させるものである。
従って、第1石定盤片101の上面と第2石定盤片102の上面とが同一面内にない場合、あるいは、厳密に平行でない場合でも、エアーベアリングパッド200が接合部100bを跨ぐことがないので、可動ステージ20の動作に悪影響は生じない。
以上、本発明のXYステージ装置によれば、石定盤100が陸送可能な複数の部片(第1石定盤片101及び第2石定盤片102)に分割されているので、陸送可能でありながら、長辺の長さが1.8mや2.0mを超えるような基板あるいはそれ以上のサイズの基板に対して容易に対応することができる。
さらに、分割式にしたことにより、従来よりも定盤を容易に作成することができる。
また、以上の説明では、石定盤100が二分割式の場合について説明したが、本発明のXYステージ装置は、このような携帯のものに限られるではなく、エアーベアリングパッド等の可動ステージ20を移動させるためのアクチュエータが石定盤100の接合部100bを跨がないものであれば、石定盤の分割の仕方は他の方法であってもよく、分割数も三つ以上であってもよい。
また、アクチュエータの数は3つ以上あればよく、可動ステージ20の下面側における配置も石定盤100の接合部100bを跨がないような配置であればどのような配置の仕方でも構わない。
従って、図1(a)に示す石定盤100の分割パターン及びアクチュエータの配置パターン以外の例としては、図3及び図4に示すようなパターンが考えられる。
図3では、石定盤の分割パターンは三分割であり、可動ステージ20の下面側におけるアクチュエータの配置パターンは、3つのエアーベアリングパッド200のうちの2つを可動ステージ20の裏面の四隅のうちの相隣接する2つに、残りの1つを、相対向する2つの隅の中央に配置したものである。
図4では、石定盤の分割パターンは四分割であり、可動ステージ20の下面側におけるアクチュエータの配置パターンは、4つのエアーベアリングパッド200を可動ステージ20の四隅に均等に配置したものである。
これら図3及び図4に示す石定盤100の分割パターン及びアクチュエータの配置パターンの場合でも、可動ステージ20が移動してもエアーベアリングパッド200が石定盤100の接合部100bを跨ぐことはないので、図1に示すXYステージ装置と同様の効果を得ることができる。
本発明のXYステージ装置の構成を概略的に示す図である。 本発明のXYステージ装置の要部の構成を拡大して示す図である。 本発明の他の形態に係るXYステージ装置における石定盤の分割パターン及びエアーベアリングパッドの配置パターンを概略的に示す図である。 本発明のさらに他の形態に係るXYステージ装置における石定盤の分割パターン及びエアーベアリングパッドの配置パターンを概略的に示す図である。 従来のXYステージ装置の構成を概略的に示す図である。
符号の説明
100 石定盤、100a 上面、100b 接合部、101 石定盤片、101a 接合部側、101b 非接合部側、102 石定盤片、110 石定盤支持台、120 支持棒、130 球状ベアリング、200 エアーベアリングパッド。

Claims (4)

  1. 所定の長さ、幅及び厚さを有し、平坦な上面を有する定盤と、
    前記定盤の上面上で少なくとも3つ以上のエアーベアリングパッドによって移動可能に構成される可動ステージとを備えるXYステージ装置であって
    前記定盤は、幅方向に対して分割された定盤片の接合体であると共に、
    前記エアーベアリングパッドの各々は、前記可動ステージの移動時に前記定盤片同士の接合部を跨がないように、移動範囲が1つの前記定盤片内に限定されて配設されることを特徴とするXYステージ装置。
  2. 前記定盤片は、陸送可能な2.9m以下の幅を有することを特徴とする請求項1記載のXYステージ装置。
  3. 前記定盤片は、接合部側において固定支持手段によって支持されると共に、非接合部側では、可動支持手段によって支持されることを特徴とする請求項1または2に記載のXYステージ装置。
  4. 前記エアーベアリングパッドは、球面軸受を介して可動ステージに取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項記載のXYステージ装置。
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